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国際特許分類[G21G1/10]の内容

国際特許分類[G21G1/10]に分類される特許

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【課題】陽子による部材の放射化を低減するためのターゲット、該ターゲットに陽子を衝突させて低エネルギーの中性子、特に医療用の中性子を発生させるための中性子発生方法及び装置を提供する。
【解決手段】陽子による部材の放射化を低減させるためにリチウム材料及び非金属材料を複合して成る新規のターゲットを用いる。有害な速中性子が殆ど含まれていない中性子を発生させるために照射陽子として2MeV以上4MeV以下の範囲にある陽子を用いる。そしてまた、加速器として、小型の線形加速器を用いる。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子線の照射中におけるRI製造量の測定精度の向上を図ることが可能なRI製造装置及びRI製造方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子線の照射中にRI製造部3で発生した中性子線の線量を測定する中性子線量測定手段9を備える構成とし、荷電粒子線の照射中のRI製造部3内のRI製造量を測定する。荷電粒子線の照射中に中性子線の線量を測定することで、従前と比較して、精度良くRI製造量を測定することができる。また、RI製造装置1では、中性子線量測定手段9によって測定された測定結果に基づいて、加速器2による荷電粒子線の照射を制御する制御手段12を備える構成とし、荷電粒子線の照射中に中性子線の線量を測定してRI製造量を把握した上で荷電粒子線の照射を調節する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも、陽子による放射化能の低減、及び有害且つ放射化能の高い速中性子の低減が可能であり、且つターゲット材料の熱問題や水素脆化の問題を根本的に解決することが可能な中性子発生用ターゲットを提供する。
【解決手段】本発明の複合型ターゲットは、陽子を衝突させて中性子を発生させるためのターゲットが、ベリリウム及び非金属材料を複合して成る複合型ターゲットであり、該ベリリウムが、陽子線の進行方向に対して垂直な平面積以上の表面積を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】自己シールド内に配置された機器のメンテナンスの際に、放射化されたターゲットからの被爆のおそれを低減することができ、放射線の減衰のための待機時間を短縮することが可能なRI製造装置を提供する。
【解決手段】荷電粒子を加速させる加速器2と、荷電粒子ビームが照射されるターゲット3と、これらの加速器2及びターゲット3を取り囲んで放射線を遮蔽する自己シールド6とを有するRI製造装置1であって、自己シールド6と加速器2との間にターゲット3を取り囲んで放射線を遮蔽するターゲットシールド7,8を備える構成とする。自己シールド6を開放した場合でも、ターゲット3からの放射線はターゲットシールド7,8によって遮蔽されるため、ターゲット3以外の機器をメンテナンスする際には、放射線の減衰を待たずに作業を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】原子炉や加速器など大型装置を利用することなく簡便に核反応を誘起する装置を提供する。
【解決手段】照射部材の電離が可能なエネルギーのレーザ光線を照射部材に瞬間的に照射(ステップS1)して高エネルギー粒子を発生させ(ステップS2)、この高エネルギー粒子をターゲット材に照射(ステップS3)して核反応を誘起する(ステップS4)ので、原子炉や加速器と異なり取り扱いが容易で、低コストで核反応を誘起することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】冷却能力の向上を図ることが可能なターゲット及びターゲット装置を提供すること。
【解決手段】ターゲット液体Lを収容する収容部に連通し、ターゲット液体から蒸発した蒸気を収容するバッファ部42を備える構成とする。バッファ部42は、収容部41aに近い第1の幅部Wよりも収容部41から遠い第2の幅部Wの方が大きい構成であるので、幅方向の外側にバッファ部42を広げることで、バッファ部壁面42aの表面積を拡大させることができる。これにより、バッファ部壁面42aの表面積を拡大して、ターゲット液体から蒸発した蒸気Vの凝縮熱伝達を有効活用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームの照射準備と照射、及び製造した放射性核種の移送と回収を行うことのできる放射性核種製造装置を提供する。
【解決手段】ターゲット物質を収めるための容器Cを着脱自在に固定できる固定部21aを有する容器固定手段2と、容器固定手段2に向けて加速器から輸送されてきた荷電粒子ビームを照射するビーム照射手段3と、容器固定手段2を保持してビーム照射手段3と着脱自在に進退させる進退手段4と、進退手段4と離間した位置に設けられ、容器Cを格納して当該容器C内の放射性核種を回収する回収手段5と、進退手段4と回収手段5との間に設けられ、進退手段4が進出してビーム照射手段3から脱離した容器固定手段2の固定部21aに対して容器Cの着脱を行い、固定部21aから脱離した容器Cを固定部21aと回収手段5との間で移送する着脱移送手段6と、回収手段5を加熱する加熱手段7とを備える。 (もっと読む)


本発明は、加速粒子ビームを利用して第1の放射性同位体および第2の放射性同位体を生成する方法であって、加速粒子ビームが第1の母材に向けられ、粒子ビームと第1の母材との間の相互作用に基づく第1の核反応によって第1の放射性同位体が生成され、前記粒子ビームは減速され、続いて第2の母材に向けられ、粒子ビームと第2の母材との間の相互作用に基づく第2の核反応によって第2の放射性同位体が生成される、方法に関する。第1の核反応を引き起こすための実効断面積は、第1の粒子エネルギーに第1のピークを有し、第2の核反応を引き起こすための実効断面積は、第1の粒子エネルギーより低い第2の粒子エネルギーに第2にピークを有する。本発明はまた、加速ユニットと、第1の母材を有する第1の照射ターゲットと、第2の母材を有し、照射経路の方向において上流に配置される第2の照射ターゲットと、を備える対応する装置に関する。
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本発明では、99mTcを作るための方法であって、以下の段階:100Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液(11、21、31)を提供する段階と、100Mo−モリブデン酸イオンが照射を受けたときに100Mo(p,2n)99mTc核反応を誘発するのに適したエネルギーを有する陽子ビーム(15)を提供する段階と、前記溶液に前記陽子ビーム(15)を照射し、100Mo(p,2n)99mTc核反応を誘発する段階と、前記溶液から前記99mTcを抽出するための抽出方法を適用する段階と、を含む方法が提供される。また、前記抽出方法は、より具体的にはメチルエチルケトンを使用する溶媒抽出方法であることが望ましい。
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【課題】ターゲットを密封して保持でき、荷電粒子ビームの照射中の発熱による態の変化に対する補償があり、かつ、密封構造を破らなくても、容易に内部に生成した放射性核種を回収でき、自動かつ遠隔的に生成核種を高効率で回収可能なターゲット保持構造を提供する。
【解決手段】本発明に関わるターゲット保持構造は、ターゲットtに荷電粒子ビームを照射して放射性核種を製造するためのターゲット保持構造であって、タ−ゲットtを集積させて収容する収容部1hが形成される保持容器1を備えている。 (もっと読む)


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