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国際特許分類[H01B12/16]の内容

国際特許分類[H01B12/16]に分類される特許

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【課題】超伝導ケーブルにおける冷却運転により、ケーブルコアに生じる収縮に基づく損傷を発生させない構造の超伝導ケーブルを提供する。
【解決手段】低温保持装置(波形チューブ2、4、超断熱材3、シース6)内に配置されている、室温で、超伝導を示す柔軟なケーブルコア1を有する超伝導ケーブルであって、ケーブルコアが低温保持装置内で波形又はラセン形状ではめ込まれていて、冷却運転時に生じる収縮長さを補償するための過剰の長さが形成されていることを特徴とする、超伝導ケーブル。ケーブルコアの外周には熱膨張が低いインバー製の2本のワイヤー5が互いに逆方向に巻きつけられて、その交差点を結合して網目が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 冷媒と共に輸送される異物を除去可能な直流超電導ケーブルの接続構造を提供する。
【解決手段】 超電導ケーブルから引き出したケーブルコア10に具える超電導導体11と、超電導導体11に接続される常温側導体引出部(スリーブ12,リード部13,ジョイント部14,ブッシング15)と、これらの接続箇所が収納される終端接続箱20とを具える。終端接続箱20は、冷媒が充填される冷媒槽21と、冷媒槽21の外周を覆うように配置される真空槽22とを具える。冷媒槽21には、箱21内に冷媒を供給する供給路23、箱21から冷媒を排出する排出路24が接続され、これら供給路23,排出路24により冷媒が流通される。供給路23には、ろ過手段1を具え、冷媒と共に輸送される異物fを除去する。 (もっと読む)


【課題】 着磁性能に優れた酸化物超伝導磁石材料及び良好に着磁された酸化物超伝導磁石システムを提供する。
【解決手段】 補強リング100の内周面の突起部101まで超伝導体200をはめ込むことにより固定するとともに、沸騰した冷媒を速やかに超伝導体間の隙間から外へ放出するためには、補強リング100の側面に円形の開口部(穴)102をギャップに対応する位置に多数設ける。 (もっと読む)


【課題】 超電導ケーブル用の冷却装置において、万一の短絡等の事故で電力用ケーブルに臨界値を超える電流が生じたときに、過電流で冷却用液体が昇温し、熱膨張することにより冷却用液体あるいはその流路内の圧力が過度に上昇し、外周にある断熱管等に永久歪を生じさせることを防止する。
【解決手段】 超電導ケーブルを臨界温度以下に保持するための液体中に、液体膨張吸収用容器を有していることを特徴とする超電導ケーブル用冷却装置。超電導ケーブルを臨界温度以下に保持するための液体の境界壁に、該液体が事故による発熱で膨張して過度に圧力が上昇することを防止するため、液体膨張吸収用構造を有していることを特徴とする超電導ケーブル用冷却装置。 (もっと読む)


【課題】 分岐線路の構築に好適で、系統別に冷却管理システムを構築し易い超電導ケーブルの中間接続構造、及びこの中間接続構造を具える超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】 本発明中間接続構造は、超電導導体10を有するケーブルコア11を具える第一超電導ケーブル1と、超電導導体20を有するコア21を具える第二超電導ケーブル2とをY字状の導体接続部30により一括して接続する構成である。各ケーブルコア11,21の端部と導体接続部30とは、接続箱40に収納される。接続箱40には、超電導導体10,20を冷却する冷媒が充填される冷媒槽41を有している。更に、この冷媒槽41内に区画壁42を具えて、第一超電導ケーブル側の冷媒領域43と、第二超電導ケーブル側の冷媒領域44とを分離している。 (もっと読む)


【課題】 冷却時の常電導線材の収縮分を簡易な構成にて吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】 本発明超電導ケーブルは、超電導層(超電導導体層12、超電導シールド層16)と、この超電導層の内側および外側の少なくとも一方に配される常電導層(常電導導体層11、常電導シールド層17)とを有する超電導ケーブルである。この常電導層の内側に応力緩和層を有し、応力緩和層11により、冷媒の冷却に伴う常電導層の径方向への収縮分を吸収するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 冷却時の超電導線材の収縮分を簡易な構成にて吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】 本発明超電導ケーブルは、螺旋状に巻回されて超電導層(導体層13、帰路導体17)を構成する超電導線材と、超電導層の内側に設けられた応力緩和層(内側応力緩和層12、絶縁層兼外側応力緩和層16)と、応力緩和層よりも内側に設けられたケーブル構成部材(フォーマ11)とを有するケーブルである。応力緩和層により、冷媒による超電導線材の冷却に伴う超電導層の径方向への収縮分を吸収するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 超電導導体を効率よく冷却すると共に、十分な絶縁強度を具える超電導ケーブル、及びこのケーブルに利用する冷媒の温度制御方法を提供する。
【解決手段】 断熱管15内に超電導材料からなる超電導導体1を具えるケーブルコア10を収納した超電導ケーブルである。ケーブルコア10は、超電導導体1の外周に低熱伝導管2Aを具え、低熱伝導管2Aの内外で用途が異なる冷媒が充填される。低熱伝導管2A内には、超電導導体1を超電導状態に維持するために冷却する導体用冷媒11が充填され、断熱管15内には、超電導導体1の電気絶縁を行う絶縁用冷媒12が充填される。 (もっと読む)


【課題】公知バックアップ冷却装置の全体サイズおよび複雑性を減少することによって、しかも装置の投資費用および動力消費を低減することによって、公知バックアップ冷却装置の問題を解決すること。
【解決手段】バックアップ冷却が、単独バックアップ冷却剤貯蔵容器を用いて、多冷却ループを備えた極低温冷却装置に与えられる。バックアップ冷却剤貯蔵容器は、少なくとも1つの冷却ループに対して流体連通状態にあり、冷却ループが互いに対して流体連通状態にある。各冷却ループは、冷却ユニットに対して流体連通状態にある。ループの1つからの損失冷却剤がある場合、冷却剤(例えば、液体窒素)が他方のループから冷却剤を損失したループに移送され、バックアップ冷却剤貯蔵容器がバックアップ冷却剤を装置に放出する。 (もっと読む)


【課題】 外部からのケーブルへの侵入熱を低減してエネルギー消費効率に優れる超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】 液体水素1が輸送される流体用断熱管2と、この流体用断熱管2内に収納される超電導ケーブル10と、液体水素1とケーブル10の冷媒との間で熱交換を行う熱交換手段30とを具える超電導ケーブル線路である。超電導ケーブル10は、ケーブル用断熱管11内にケーブルコア12を具え、流体用断熱管2に収納されることで、ケーブル10の外周が低温環境となると共に、断熱管11,12との二重の断熱構造となる。従って、本発明線路は、超電導ケーブル10への侵入熱が低減されると共に、液体水素1により冷媒が冷却されるため、冷媒を冷却するエネルギーを低減できる。 (もっと読む)


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