説明

国際特許分類[H01G9/055]の内容

国際特許分類[H01G9/055]に分類される特許

1 - 10 / 233


【課題】漏れ電流を抑制することができ電解質に接した場合の電気的な短絡が抑制され、高い静電容量を有する電極構造体とその製造方法、それを備えたコンデンサを提供する。
【解決手段】バルブ金属を含む誘電体前駆物質を含みバルブ金属含有粒子を予め含まない出発材料から第1被覆層と、バルブ金属含有粒子を予め含む出発材料から第2被覆層とをアルミニウム材の表面上に形成し、炭素を含まない還元性雰囲気中で加熱し、酸化して、電極構造体が製造される。電極構造体は、アルミニウム材の表面上にバルブ金属を含み導電性部分を有する第1被覆層と、バルブ金属を含み導電性部分を有する分散粒子を含む第2被覆層と、アルミニウム材と第1被覆層との間にアルミニウムと酸素を含む介在層とを備える。第1被覆層の表面の少なくとも一部が内部よりも酸化された誘電体を含み、第2被覆層の分散粒子の最外表面の少なくとも一部が内部よりも酸化された誘電体を含む。 (もっと読む)


【課題】拡面処理される箔、とくに電解コンデンサ用電極に用いられる箔のピット形成位置を高密度に配列させ、単位体積当たりの拡面率の大きい、箔及びその製造方法を煩雑な装置を用いることなく安価に提供する。
【解決手段】所定の開口を有するマスクを作製し、この予め作製されたマスクを箔の少なくとも一面に設置して密着させ、該マスクの開口部で箔をエッチングし、箔にピットを形成することにより、箔に拡面処理を施すことを特徴とする、拡面処理された箔の製造方法、およびその方法により製造された箔。 (もっと読む)


【課題】従来の電解コンデンサ用アルミニウム材の製造法において、アルミニウム材表面層を洗浄により溶解させる際に、アルミニウム材表層の溶け方が不均質であるため最終焼鈍後のアルミニウム材のエッチング特性が不十分であるという問題点を解決する。
【解決手段】
アルミニウム材に冷間圧延、中間焼鈍、仕上げ冷間圧延、最終焼鈍を順次実施して電解コンデンサ電極用アルミニウム材を製造するに際し、前記中間焼鈍を酸化性雰囲気中で行い、かつ中間焼鈍より後であって仕上げ冷間圧延前の工程においてアルミニウム材表面層を洗浄により除去する。 (もっと読む)


【課題】従来の電解コンデンサ用アルミニウム材の製造法において、アルミニウム材表面層を洗浄により溶解させる際に、アルミニウム材表層の溶け方が不均質であるため最終焼鈍後のアルミニウム材のエッチング特性が不十分であるという問題点を解決する。
【解決手段】
アルミニウム材に冷間圧延、中間焼鈍、仕上げ冷間圧延、最終焼鈍を順次実施して電解コンデンサ電極用アルミニウム材を製造するに際し、前記中間焼鈍を酸化性雰囲気中で行い、かつ仕上げ冷間圧延後であって最終焼鈍より前の工程においてアルミニウム材表面層を洗浄により除去する。 (もっと読む)


【課題】エッチング処理が不要で、且つ、静電容量の体積効率及び折り曲げ強度が改善された、アルミニウム電解コンデンサ用電極材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム及びアルミニウム合金の少なくとも1種の粉末の焼結体及び前記焼結体を支持するアルミニウム箔基材を構成要素として含むアルミニウム電解コンデンサ用電極材であって、
(1)前記粉末は、平均粒径D50が0.5〜100μmであり、
(2)前記焼結体は、前記アルミニウム箔基材の片面又は両面に形成されており、前記焼結体の合計厚さは10〜1000μmであり、
(3)前記焼結体は、空孔率が35〜49体積%であり、
(4)前記焼結体は、前記アルミニウム及びアルミニウム合金の少なくとも1種の粉末を含む組成物からなる皮膜を圧延処理した後に焼結することにより得られる、
ことを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ用電極材。 (もっと読む)


【課題】未エッチングに起因する点状光沢斑の発生を抑制することができ、静電容量が高い電解コンデンサ電極用アルミニウム箔およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】高純度のアルミニウム材料を圧延することにより広幅のコイル材10に形成し、そのコイル材10の状態で焼鈍を行った後に、その焼鈍後のコイル材10を所定幅にスリットすることにより電解コンデンサ電極用アルミニウム箔20を製造することとした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、陽極箔の静電容量を向上し、漏れ電流を低減した電解コンデンサ用陽極箔を提供することを目的とするものである。
【解決手段】アルミニウム箔10の表面に誘電体酸化皮膜層11が形成された電解コンデンサ用陽極箔であって、前記誘電体酸化皮膜層11が、アルミニウム箔の表面から順に酸化アルミニウム皮膜12、酸化アルミニウムよりも誘電率の高い高誘電率酸化皮膜13、リン酸根を含む酸化アルミニウム皮膜14を形成した電解コンデンサ用陽極箔とすることにより、静電容量を向上し、漏れ電流を低減した電解コンデンサ用陽極箔を提供することができる。また、電解コンデンサ用陽極箔をアルミ電解コンデンサに用いることにより、コンデンサ特性(静電容量、漏れ電流、ESR)を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】
従来の電解コンデンサ電極用アルミニウム材において、アルミニウム材のエッチング特性が不十分であるという問題点を解決し、エッチング特性に優れた電解コンデンサ電極用アルミニウム材、電解コンデンサ用電極材ならびにアルミニウム電解コンデンサを提供する。
【解決手段】
Pb含有量が0.3質量ppm以上2.5質量ppm以下であり、所定の条件での評価用エッチング後のアルミニウム材の所定の方法にて測定したLab系における明度指数(L値)が、前処理時間が30秒の場合25以上56以下あるいは前処理時間が45秒の場合27以上58以下の少なくともいずれかを満足する値とする。 (もっと読む)


【課題】酸、アルカリなどの腐食性条件下においても優れた耐食性を有するアルミニウム材を提供する。
【解決手段】マグネシウム含有量が1重量%以上8重量%以下、ケイ素含有量が0.0001重量%以上0.02重量%以下、鉄含有量が0.0001重量%以上0.03重量%以下であり、アルミニウム、マグネシウム、ケイ素、鉄以外の元素の含有量が、それぞれ0.005重量%以下であり、かつ、アルミニウム、マグネシウム以外の元素の含有量の合計が、0.1重量%以下であるアルミニウム合金を表面処理してなるアルミニウム材。該アルミニウム材は、酸、アルカリなどの腐食性条件下においても優れた耐食性を有すため、建築材料、自動車材料、電池、キャパシタなどの蓄電デバイス材料、燃料電池用セパレータや筐体などとして好適に使用できる。 (もっと読む)


【課題】電解コンデンサの漏れ電流を低減する事を目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため本発明の電極箔(陽極箔2)は、アルミニウム箔の粗面化された表面に、水溶液を用いた置換メッキにより厚み3nm以上10nm以下のジルコニウム層を形成し、その後アルミニウム箔を化成して、ジルコニウム層よりも厚く、かつジルコニウムを含有する酸化アルミニウム皮膜3を形成したものである。これにより本発明は、酸化アルミニウム皮膜3に微量のジルコニウムが比較的均一に含有され、皮膜の結晶構造により電解コンデンサ1の漏れ電流を低減できる。 (もっと読む)


1 - 10 / 233