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国際特許分類[H01L39/20]の内容

国際特許分類[H01L39/20]に分類される特許

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【課題】超電導スイッチの構造強度を保ちつつ、超電導スイッチのON状態(超電導状態)/OFF状態(常電導状態)を切り替える際の、超電導膜とヒータとの間の熱効率が高い超電導スイッチを提供する。
【解決手段】超電導スイッチ1は、基板7と、通電により発熱するヒータ6と、導電性膜4と、前記導電性膜4に蒸着されたMgB2膜3とを備えている。この基板7の一の面に前記ヒータ6,前記導電性膜4,前記MgB2膜3の順で積層する。 (もっと読む)


【課題】 永久電流モードを高温超電導磁石において実現する、高温超電導磁石用永久電流スイッチを提供する。
【解決手段】 励磁用直流電源1に接続された高温超電導磁石2と並列に接続される高温超電導磁石用永久電流スイッチにおいて、永久電流スイッチ4を構成する高温超電導線3の近傍に常電導電磁石5を配置し、この常電導電磁石5に交流電源5Cを接続して交流電流を流すことにより、前記高温超電導線3に渦電流による発熱と磁場の両方を発生させて臨界温度に到達しない小さい熱負荷でも、外部磁場が加わることにより、前記高温超電導磁石2の常電導転移を発生させる。 (もっと読む)


【課題】コイルの発生磁場を低く抑えることが可能な永久電流スイッチを提供する。
【解決手段】この永久電流スイッチ5のコイル6は、巻枠20と、この巻枠20の周囲に超電導線材がソレノイド状に巻付けられることにより形成される通電体30とを含んでいる。通電体30は、コイル6の径方向に積層される複数の通電層31〜36を有するとともに、径方向内側から数えて奇数番目の通電層である奇数層の超電導線材を流れる電気の向きと径方向内側から数えて偶数番目の通電層である偶数層の超電導線材を流れる電気の向きとが互いに逆向きになるように形成されている。そして、全ての通電層が同じ軸方向長さをもつように超電導線材を巻回したときに比べて各奇数層の内側空間の体積の総和と各偶数層の内側空間の体積の総和との差が小さくなるように、偶数層の軸方向長さがその内側に隣接する奇数層の軸方向長さよりも短くなっている。 (もっと読む)


【課題】4.2K,2T以下の低磁場領域で使用することが可能な超電導線,接続部構造及び接続方法を提供すること、及び超電導線を使用した、信頼性の高い装置を提供することにある。
【解決手段】本願発明の超電導線材は、超電導金属フィラメントを有し、常電導体の金属マトリックス内に超電導金属フィラメントが複数本埋め込まれており、かつ各超電導フィラメントに250℃〜500℃においてSnと反応しない金属よりなるバリア層を用いることを特徴とする。バリア層は、Ta,Moまたはこれらの合金がよく、バリア層の厚さとしては、0.01μm〜1μmであることが好ましい。 (もっと読む)


磁気共鳴画像(MRI)装置内の磁石を試験し或いは電源を入れるとき、抵抗モードと超電導モードとの間で巻線(12)を切り換えるスイッチ(10)が設けられる。スイッチ(10)は、ボビン(14)の周りに巻回される巻線(12)を収容するハウジング(26)と、巻線(12)を冷却する冷媒を収容する内部冷媒キャビティ(16)とを含む。バッフル(20)が内部冷却キャビティ(16)を外部冷媒貯槽(18)から分離する。バッフルは、巻線を冷却するよう内部キャビティ(16)内への液体冷媒の流入を許容する小さい孔を有する。高温で、内部キャビティ(16)内の冷媒は気化し、巻線にその温度及び抵抗を更に増大させる。巻線(12)への熱の還元後、巻線は十分に冷却し、液体冷媒の流入を許容し、それによって、巻線(12)に超電導動作モードを回復する。
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【課題】本発明は、緊急遮断が可能な高温超電導永久電流スイッチを提供する超電導マグネットを得ることにある。
【解決手段】本発明にかかる超電導マグネット10は、永久電流スイッチ2を加熱する第1のヒーター4と、超電導シールド3を加熱する第2のヒーター5とを具備し、永久電流スイッチ2が、臨界電流値の経験磁場角度への依存性を有する超電導線材6で巻回され、かつ超電導コイル1と永久電流スイッチとの間に、超電導コイルの発生する磁束が貫くように超電導磁気シールド3が配置され、第1および第2のヒーター4,5によって、永久電流スイッチの温度および経験磁場が増加するように構成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
永久電流スイッチの信頼性を高めるために超電導臨界温度の高い超電導材料を適用した場合、永久電流スイッチのON/OFFを切り替えるためのヒータ加熱量が増加し、大量の液体ヘリウムが蒸発する。
【解決手段】
超電導線を無誘導状態となるように巻いた巻線部と、前記巻線部の周囲に設置された加熱用ヒータと、前記巻線部の周囲に設置され、前記巻線部との間に隙間を設けた容器と、前記巻線部と前記容器との間の隙間に設置された対流防止体によって永久電流スイッチを構成する。 (もっと読む)


【課題】超電導線の一部が常電導転移してクエンチが発生する問題が解決された超電導素子を提案する。
【解決手段】図1に示す永久電流スイッチ(PCS)10において、その超電導線11は硬化した有機高分子13を含むが、当該有機高分子は未硬化時における25℃での粘度が200mPa・S以下の硬化性有機高分子を含浸させて後、それを60℃以下で硬化してものであって、25℃における曲げ弾性率が3GPa以下で、且つ25℃から77Kに急冷する熱衝撃によってもクラック発生がないものである。 (もっと読む)


【課題】配線部分を含めた全体の抵抗値を低減させた半導体スイッチ及び永久電流スイッチシステムを提供する。
【解決手段】第1電流配線10及び第2電流配線20を常電導材配線50(断面5×0.5mmの銅線)及びそれに並列配置された超電導材配線60(Bi2223高温超電導線)で構成する。また、制御配線30は、常電導材配線50と同じ銅線である。MOS−FET40は、常温におけるオン抵抗1.8mΩ、液体窒素温度におけるオン抵抗0.5mΩのMOS−FETである。MOS−FET40のS端子42を第1電流配線10に、また、D端子44を第2電流配線20に各々ハンダ付けで接続する。この際、S端子42の端部及びD端子44の端部が各々第1電流配線10及び第2電流配線20を構成する常電導材配線50と超電導材配線60の両方に接触するように接続する。同様に、G端子46を制御配線30にハンダ付けで接続する。 (もっと読む)


【課題】
そこで、本発明の目的は、温度マージンが高い、熱的に安定で、超電導状態と常電導状態との切り替え動作が確実である永久電流スイッチを提供することにある。
【解決手段】
本発明の永久電流スイッチは、コイル状の超電導線とヒータ線とを有し、ヒータ線によって、超電導線の超電導状態と常電導状態とを切り替える永久電流スイッチにおいて、超電導線が、外側に高抵抗金属、内側に二ホウ化マグネシウム超電導部を有し、高抵抗金属と二ホウ化マグネシウム超電導部との間の層に超電導金属を形成して作製された二ホウ化マグネシウム超電導線であり、超電導線から導かれる口出し線と配線用超電導線とが超電導接続された超電導接続部を有することを特徴とする。 (もっと読む)


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