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国際特許分類[H01M4/32]の内容

国際特許分類[H01M4/32]に分類される特許

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【課題】繰り返しの充放電にも容量が低下しにくく、高率放電特性に優れた電池用電極基板および電池用電極を提供する。
【解決手段】合成樹脂からなる芯部2と、この芯部2を構成する樹脂よりも軟化温度が低い合成樹脂で被覆した被覆部3とを有する繊維で構成された基材1の表面にニッケルを被覆した電池用電極基板である。この電極基板は、基材の繊維の交点が熱処理により融着されている。また、繊維交点のX-X断面に占める被覆部の割合が、交点以外の位置での繊維断面(Y-Y断面)に占める被覆部の割合よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】充放電サイクル特性に優れるアルカリ電池用ニッケル極及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のニッケル極は、繊維の大部分が一方向に配向している不織布にニッケルめっきを施して集電体を作製し、この集電体に活物質を充填した電極基材を不織布の繊維方向に沿ってロール加圧して成る。本発明のニッケル極は、電極基材をロール加圧した際、ニッケル極の伸びが抑制され、またニッケル極の厚みの減少率が大きくなる。厚みの減少率が大きくなることで、ニッケル極の活物質の充填密度が高くなると共に、ニッケル極の膨張が抑制され、このニッケル極を電池に用いた際、膨潤を効果的に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】所望の厚みと容量を備えると共に、充放電に伴う電池性能の劣化を抑制することができるアルカリ電池用ニッケル電極およびその製造方法を提供する
【解決手段】不織布の繊維表面にニッケルを被覆した電極基板に活物質を充填した後、加圧成形し、さらに80℃以上130℃以下で5分以上60分以下の熱処理を施して電極とする。前記加圧成形は、加圧成形後の電極の厚みをtとしたとき、2.3t以下の厚みの電極基板を用いて行う。活物質を充填後の電極基板を圧縮する割合を規定することにより、電極基板の厚さを、十分な量の活物質を充填可能な厚さとすることができると共に、充填した活物質が電極基板から剥離し難くできる。また、加圧成形後に所定の熱処理を施すことにより、ニッケル電極を圧縮された状態で固化させることができる。 (もっと読む)


【課題】機械的強度や柔軟性に優れるとともに、正極活物質の充填密度を高くすることが可能であり、その結果、電池の高容量化を達成できる電池用電極基板、この電池用電極基板より形成される電池用電極、及び該電池用電極を用いたアルカリ二次電池を提供する。
【解決手段】織布又は不織布、及びこれらを構成する繊維を被覆するニッケルからなる電池用電極基板であって、前記織布又は不織布の目付量が15g/m以上、60g/m以下であり、かつ前記織布又は不織布の厚さが1.3mm以上、3.0mm以下であることを特徴とする電池用電極基板、この電池用電極基板より形成される電池用電極、及び該電池用電極を用いたアルカリ二次電池。 (もっと読む)


【課題】希土類化合物を増量することなくアルカリ蓄電池の常温および高温での電池容量を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池用正極合剤ペーストは、水酸化ニッケル粉末を活物質とし、希土類化合物を含み、希土類化合物の平均粒子径を50〜200nmとしたことを特徴とする。希土類化合物の平均粒子径を50〜200nmまで小さくすると、金属コバルトやコバルト酸化物の中で希土類酸化物がより均一に存在できるので、導電剤の酸化反応を阻害しにくくなる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、現在広く普及している発泡状ニッケル集電体を用いたニッケル極よりニッケル量を減少させることにより低廉化を可能にし、同時に、発泡状ニッケルを集電体としたニッケル極と同等かそれ以上の充放電特性及び寿命を発揮するニッケル極を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の製造方法は、アルカリ二次電池用のニッケル極の製造方法であって、
1)ポリオレフィン系樹脂繊維を含有する不織布にニッケルめっき処理をすることにより得られた多孔性ニッケル集電体中に、活物質ペーストを充填する第1工程、2)前記ポリオレフィン系樹脂繊維の融点以上である100〜150℃で乾燥させることにより、前記ポリオレフィン系樹脂繊維を融解状態とする第2工程、及び3)前記融解状態のまま、多孔性ニッケル集電体を、ローラ部が加熱されたローラプレス機により加圧する第3工程、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でありながら、高い出力を達成することができる電池を提供すること。
【解決手段】正極集電体と1、電解質溶液を有する正極側セル5と、略蛇腹状のセパレータ4と、電解質溶液を有する負極側セル6と、負極集電体2とをこの順序で配置する。正極側セル5内にセパレータ4に接する正極活物質を含有する略蛇腹状の成形体7を配し、負極側セル6内にセパレータ4に接する負極活物質を含有する略蛇腹状の成形体8を配している。 (もっと読む)


【課題】増粘剤自体を増量することなくアルカリ蓄電池の正極合剤ペーストの粘性を向上させて沈降を抑制する。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池用正極合剤ペーストの製造方法は、水酸化ニッケル粉末を活物質とし、水を溶媒とし、単糖類を含む直鎖と飽和6員環構造を含む側鎖とからなる糖質とセルロース誘導体とを増粘剤として用い、水酸化ニッケル粉末を混練する第1の工程と、第1の工程の混練物とセルロース誘導体とを混練する第2の工程とからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 樹脂繊維からなる樹脂骨格を含む正極基板を有し、集電性が良好な電池用正極、及びその製造方法、並びに、樹脂繊維からなる樹脂骨格を含む正極基板を有する正極の集電性が良好な電池、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の正極121(電池用正極)は、樹脂繊維121bからなる樹脂骨格121fと、樹脂骨格121fを被覆する金属被覆層121cとを備え、複数の孔が三次元に連結した空隙部Kを有する正極基板121kを有している。正極基板121kは、樹脂骨格121fを構成する樹脂繊維121bが所定の方向に配向している。正極リード121rは、正極基板121kの周縁のうち樹脂繊維121bの配向方向Yと交差する交差周縁(第1辺121m)を含む交差周縁部(第1端部121t)に接合されている。 (もっと読む)


【課題】正極合剤の充填密度が高く、良好なサイクル特性を有しながら、充電受け入れ性が確保されたアルカリ蓄電池用正極を提供する。
【解決手段】アルカリ蓄電池用正極としての正極板3は、容器1内に負極板4及びアルカリ電解液とともに収容される。正極板3は、3次元網目状の骨格を有する金属体と、金属体に3.0g/cm以上の充填密度にて充填された正極合剤とを備える。正極合剤は、水酸化ニッケルを主成分として含む活物質粒子14と、アルカリ水溶液に対して略安定な化合物からなる耐アルカリ粒子15と、耐アルカリ粒子15の表面の少なくとも一部を覆い、コバルトの平均価数が2価よりも大のコバルト化合物及びコバルト化合物内に分布するアルカリカチオンを含む導電性の被覆層16と、金属体に活物質粒子14及び耐アルカリ粒子15を付着させるための結着剤とを含有する。 (もっと読む)


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