説明

国際特許分類[H01M4/32]の内容

国際特許分類[H01M4/32]に分類される特許

71 - 80 / 173


【課題】電池特性を維持しつつ、活物質の脱落による短絡の虞を排除した二次電池用電極を提供する。
【解決手段】本発明の二次電池用電極は、三次元金属多孔体と、活物質と結着剤とを含む合剤とからなり、三次元金属多孔体に合剤を充填した二次電池用電極であって、第1の充填部と、この第1の充填部よりも結着剤の含有量が多くかつ厚み方向における結着剤の分布が略均一な第2の充填部と、合剤を充填しない非充填部とからなり、第2の充填部の少なくとも一方を非充填部に隣接させ、この非充填部が端辺の少なくとも1つを構成するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルカリ蓄電池の逆充電耐久性を向上することを目的とする。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池は、コバルトを含む被覆層を備える水酸化ニッケル粒子と、コバルト酸リチウム粒子とを含む正極板を用いる。コバルトを含む被覆層を備える水酸化ニッケル粒子としては、被覆層のコバルトの平均酸化数が2を超えたものを用い、コバルト酸リチウム粒子としては、Cu−Kαを用いた粉末X線回折における(101)面のピークの半値幅(2θ)が0.15°以下の結晶性の高いものを用いる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、空隙率が高く、かつ引っ張り強度の大きい電池用電極基板を提供し、もって電池容量が大きく、電池電圧の高い電池を提供することを課題とする。
【解決手段】樹脂からなる不織布の繊維表面にニッケルを含む金属を被覆した電池用電極基板であって、その空隙率が90%以上98%以下であり、なおかつ基板の引っ張り強度が長手方向20N/cm以上、幅方向10N/cm以上であることを特徴とする電池用電極基板である。前記被覆されたニッケルを含有した金属量の目付量は、150〜350g/m2であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】小孔径(最大孔径が30μm程度)の細孔を有するニッケル焼結基板を用いても、ブリスターの発生を抑制するとともに低抵抗化を可能し、高出力化を達成したアルカリ蓄電池を提供できるようにする。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池は、多孔性ニッケル焼結基板に水酸化ニッケルを主成分とする正極活物質が充填されたニッケル正極板10aと、負極と、セパレータとからなる電極群をアルカリ電解液とともに外装缶内に備えている。そして、多孔性ニッケル焼結基板11は半径が7.6μm以上の細孔の体積率累計が15.5%以下であるとともに、正極活物質は多孔性ニッケル焼結基板の芯体12側から表面側に向けて充填密度が低減するように充填されている。 (もっと読む)


【課題】電池容量が高く、かつ、繰り返しの充放電にも電池容量が低下し難い電池を製造することができる電池用電極基板を提供する。
【解決手段】樹脂からなる織布または不織布でできた基材の表面に金属を被覆した電池用電極基板である。この電池用電極基板は、基材の単位体積あたりの表面積(比表面積)が、0.15m2/cm3以下であり、金属の目付量が、150〜250g/m2である。この電池用電極基板に活物質を充填することにより、電池容量が高く、かつ、繰り返しの充放電にも電池容量が低下し難い電池をとすることができる電池用電極を製造できる。 (もっと読む)


【課題】多孔性ニッケル焼結基板の表面に、緻密で導電性の高いコバルト酸化物層を形成し、焼結基板の耐酸化性を向上させて導電性を確保し、寿命性能の優れたアルカリ蓄電池用水酸化ニッケル電極を安定に提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池用ニッケル正極の製造方法は、多孔性ニッケル焼結基板を硝酸コバルト水溶液中に浸漬した後で乾燥する第1の工程と、第1の工程を経た多孔性ニッケル焼結基板をアルカリ水溶液中に浸漬することにより硝酸コバルトを水酸化コバルトに変える第2の工程と、第2の工程を経た多孔性ニッケル焼結基板をスチーム加熱することにより水酸化コバルトをコバルト酸化物に変える第3の工程と、第3の工程を経た多孔性ニッケル焼結基板を酸性ニッケル塩含浸液に浸漬してニッケル塩を定着させる第4の工程とを含み、第1の工程において硝酸コバルト水溶液中にアルカリカチオンを含ませることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ニッケル正極中に金属コバルトを添加した場合に生ずる、放置後の電池電圧の低下を抑制する。
【解決手段】水酸化ニッケルを主とする活物質と金属コバルトと酸化抑制剤を含むニッケル正極を用いたことを特徴とする。ニッケル正極中に酸化抑制剤を添加することにより、正極中の金属コバルトとオキシ水酸化コバルト等との反応を抑制し、前記反応に由来する放置後の電池電圧の低下を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】活物質の充填サイクルでの中間乾燥工程において、湿度や温度が経時的に変動しても中間乾燥工程の終了時に多孔性焼結基板の乾燥状態が適切な状態となるような乾燥方法を提供する。
【解決手段】多孔性焼結基板を硝酸ニッケルおよび硝酸コバルトからなる硝酸塩を主体とする水溶液(含浸液)に浸漬して該硝酸塩を前記多孔性焼結基板に含浸する含浸工程と、前記水溶液に浸漬された多孔性焼結基板を加熱して乾燥する中間乾燥工程と、前記中間乾燥された多孔性焼結基板をアルカリ溶液中に浸漬するアルカリ浸漬工程とからなる充填サイクルを有するアルカリ蓄電池の製造方法において、前記含浸工程で多孔性焼結基板内に保持した含浸液に含まれる硝酸塩の6水塩相当の質量に対し、前記中間乾燥工程の後に多孔性焼結基板内に保持される前記硝酸塩の質量が1.0〜1.3倍の範囲となるように乾燥する。 (もっと読む)


【課題】電解液の注液から封口までの時間の長短にかかわらず、セパレータ内へのコバルト酸化物の再析出を抑制し、高い電池性能を有するニッケル−カドミウム二次電池の製造方法を提供する。
【解決手段】外装缶1の内方に電極体を収納するステップと、電極体が収納された外装缶1の内方に電解液を注入するステップと、電解液が注入された外装缶1を封口体5を用い、外装缶1の開口側端部をカシメ加工することで封口するステップとを経て、Ni−Cd電池10を形成する。ここで、電極体を構成するニッケル正極板は、活物質にコバルト化合物を有し、カドミウム負極板は、活物質が酸化カドミウム状態の未化成カドミウム負極板である。そして、電解液をするステップを実行した後、封口するステップを実行するまでの間、電極体および電解液が収納された状態の外装体1を5[℃]以下の温度雰囲気下で保管する。 (もっと読む)


【課題】高次水酸化ニッケルを含む正極と、高い耐アルカリ性を有する希土類−Mg−Ni系の水素吸蔵合金とを含む負極とを組み合わせながら、水素吸蔵合金の酸化が防止された高性能のニッケル水素二次電池の提供。
【解決手段】ニッケル水素二次電池の正極(24)は、ニッケルの平均価数が2価を超えている高次水酸化ニッケルを含有する正極活物質粒子(36)を含み、負極(26)は、一般式:R1−wMgNiAlyTにて表される組成を有する水素吸蔵合金を含有する水素吸蔵合金粒子(40)と、アルカリ電解液と反応して水素を発生させる水素発生金属を含有する水素発生金属粒子(42)とを含む。式中、R及びTは、La,Ce等よりなる群又はV,Nb等よりなる群から選ばれる元素をそれぞれ表し、添字w,x,y,zは、0<w≦0.15,3.2≦x+y+z≦4.2,0≦y≦0.30,0≦z≦0.1で示される範囲にある。 (もっと読む)


71 - 80 / 173