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国際特許分類[H01M4/88]の内容

国際特許分類[H01M4/88]に分類される特許

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【課題】触媒粒子の凝集を抑制してカーボンナノホーンの表面に高い分散状態で担持させることができるカーボンナノホーン集合体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】直径0.7nmを超える物質を通過させない孔3であって該孔を構成する炭素原子2のうち隣接しない炭素原子2,2間の最短距離dが0.24nm以上0.70nm以下の孔3を表面に有する多数のカーボンナノホーン1からなるカーボンナノホーン集合体によって、上記課題を解決する。こうしたカーボンナノホーン集合体は、過酸化水素水中で50℃から80℃の温度範囲で加熱することにより製造できる。このカーボンナノホーン集合体に燃料電池用として好ましい触媒粒子を担持すれば、触媒粒子の粒径を3nm以下と微細化でき、触媒能に優れた燃料電池用触媒とすることができる。 (もっと読む)


【課題】熱圧着工程におけるガス拡散層の接合不良及び剥離を防止する燃料電池用膜・電極接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】固体高分子電解質膜と、当該固体高分子電解質膜の両面に配置された高分子電解質を有する触媒層、及びガス拡散層とが重なりあった膜・電極積層体を、熱圧着することによって膜・電極接合体へと変換する燃料電池用膜・電極接合体の製造方法であって、前記膜・電極積層体の面方向に対して垂直に荷重を付与せず、後工程である熱圧着工程における熱圧着温度を超える温度である加熱温度を付与し、前記膜・電極積層体の前記固体高分子電解質膜を収縮させる加熱工程と、前記加熱工程の後に、前記膜・電極積層体の面方向に対して垂直に荷重を付与し、且つ、熱圧着温度を付与する熱圧着工程を有することを特徴とする、燃料電池用膜・電極接合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】構造の複雑化を抑制しつつ、低コストで発電性能の高い燃料電池を提供する。
【解決手段】アノード極とカソード極と、アノード極とカソード極との間に配置された電解質膜を備える燃料電池において、電解質膜を、水素イオンを伝導するプロトン交換膜と、水酸化物イオンを伝導するアニオン交換膜と、プロトン交換膜とアニオン交換膜との間に配置された多孔質膜とを備える構造とする。あるいは、他の燃料電池として、電解質膜を、水素イオンを伝導するプロトン交換膜と、プロトン交換膜に接して配置された多孔質膜とを備える構造とする。この場合、カソード極は、触媒粒子と、水酸化物イオン伝導性を有する電解質溶液とを混合した溶液を、多孔質膜の、プロトン交換膜と接する面とは反対側の面側に塗布したものとする。 (もっと読む)


【課題】 金属支持体の酸化を抑制しつつ電解質中の酸素不足を抑制することができる燃料電池の製造方法および燃料電池用支持体の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る燃料電池(100)の製造方法は、ガス透過性を有する金属支持体(10)上に酸化物電極の構成金属または酸化物電解質の構成金属からなる保護層(20)を配置する第1配置工程と、保護層上に酸化物電解質(30)を配置する第2配置工程と、酸化雰囲気において酸化物電解質および保護層を焼成する焼成工程と、を含むことを特徴とするものである。本発明に係る燃料電池の製造方法によれば、保護層が配置された後に焼成工程が行われることから、金属支持体の酸化が抑制される。また、焼成工程において酸化雰囲気を用いることができることから、酸化物電解質中の酸素不足を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】空気及び水分の透過性に優れる上、金属触媒の単位質量当りの活性が高い固体高分子型燃料電池用電極の製造方法を提供する。
【解決手段】導電性多孔質支持体と、該導電性多孔質支持体上に配設された炭素繊維と、該炭素繊維上に担持された金属触媒とを具える固体高分子型燃料電池用電極の製造方法であって、(i)導電性多孔質支持体上において、芳香環を有する化合物を電解酸化重合してフィブリル状ポリマーを生成させる工程と、(ii)該フィブリル状ポリマーを焼成して導電性多孔質支持体上に炭素繊維を生成させる工程と、(iii)該炭素繊維上に金属触媒を担持する工程とを含み、前記電解酸化重合工程(i)を複数回行い、その少なくとも1回の電解酸化重合工程(i)の重合条件が他の電解酸化重合工程(i)の重合条件と異なることを特徴とする固体高分子型燃料電池用電極の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】従来以上に基材に熱負荷をかけずに、エネルギ効率良く焼成し、安価に製造することができる拡散層形成部材の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも導電性粒子21及び疎水性粒子22を含む粒子を繊維状の基材10の表面に配置することにより、燃料電池用の拡散層を形成した部材を製造する方法であって、前記方法は、前記粒子と、界面活性剤が溶解した揮発性溶液23と、を混合してペースト材20を製造し、該ペースト材20を冷凍させる工程と、該冷凍させたペースト材20を基材10の表面に配置し、ペースト材20を加熱して基材10に粒子を含浸させる工程と、含浸した基材10を焼成する工程と、を少なくとも含んでなる。 (もっと読む)


【課題】十分な導電性を有し、かつ、十分な電極面積を有し、イオン交換樹脂型アクチュエータ等の電極に好適に用いることのできる電極用組成物の作製方法、この作製方法を用いたアクチュエータ層の作製方法及び電極用組成物を提供する。
【解決手段】電極用組成物は、イオン交換樹脂の分散溶液に金属イオンを含む溶液を混合することにより、イオン交換樹脂に金属イオンを吸着させ、イオン交換樹脂に吸着した金属イオンを、還元剤を用いて前記分散溶液中で還元させ、イオン交換樹脂中に金属微粒子を生成し、この分散溶液をペースト状電極用組成物とする。作製された電極用組成物を、イオン交換樹脂膜の両面に塗布することにより、電極を作製し、アクチュエータ層を作製する。 (もっと読む)


【課題】形状がポテト形である特色を持つ、新規なグラファイト粒子、又はグラファイトを主成分とする粒子とその製造方法を提供する。
【解決手段】ポテト形状の変形されたグラファイト粒子群は、内部に不純物を含み、表面には低い割合で一つ乃至複数の不純物を含むか全く含まず、表面の不純物のレベルは、天然のグラファイトに存在するものと同様である。又、変形されたグラファイトを主成分とする粒子群は、金属の沈着物及び/又は炭酸の沈着物で被覆されたグラファイトのプリズム形の粒子群から成るものであり、吸湿剤及び/又は酸素捕集剤として有用であり、循環過程に於ける性能故に、負極の製作に有用である。負極は、充電できる電気化学式発電機用の負極の製作に用いるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、発電に利用される触媒表面積を増大させるとともに、電極の形状安定性,膜−電極間の接合性を良好に保つためのプロトン伝導性樹脂組成ならびに電極構造を提供するものである。
【解決手段】
本発明の燃料電池は、燃料極または空気極の少なくとも一方の電極中に2種以上のプロトン伝導性樹脂が含まれ、電子伝導体に接するプロトン伝導性樹脂の化学組成とその外側に形成されるプロトン伝導性樹脂の化学組成が異なることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高電流域から低電流域に渡って燃料電池の性能を向上させることが可能な固体高分子型燃料電池用電極を提供する。
【解決手段】導電性多孔質支持体と、該導電性多孔質支持体上に形成された炭素繊維層と、該炭素繊維層を構成する炭素繊維上に担持された金属触媒と、前記炭素繊維層内に含浸されたイオン導電性ポリマーとを具え、前記金属触媒及び前記イオン導電性ポリマーが前記炭素繊維層の表面側に偏在していることを特徴とする固体高分子型燃料電池用電極である。 (もっと読む)


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