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国際特許分類[H01M6/08]の内容

国際特許分類[H01M6/08]に分類される特許

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【課題】保存後においても正極ペレットの崩壊が少なく、優れた放電性能を有するとともに、薄型の電池ケースを用いても変形が抑制されたアルカリ乾電池を提供する。
【解決手段】アルカリ乾電池は、有底円筒形の電池ケースと、電池ケースの内面に接し、二酸化マンガン粉末および黒鉛粉末を含む中空円筒形の正極と、正極の中空部内に配された負極と、正極と負極との間に配されたセパレータと、アルカリ電解液と、を具備し、前記電池ケースの厚みが、0.1mm以上0.18mm未満であり、電池ケースの中心軸に対して垂直な正極の断面画像を、中心軸に沿って、0.4mm間隔で撮影したとき、得られる全ての断面画像の数に対して、クラックが観察されない断面画像の数の割合が、91%以上97%以下である。 (もっと読む)


【課題】未放電状態や過放電後における水素ガス発生を抑制し、耐漏液特性に優れたアルカリ電池を提供する。
【解決手段】有底円筒状の電池ケース1内に中空円筒状の正極2と、亜鉛を活物質とする負極3と、前記正極2と前記負極3との間に配置されたセパレータ4と、アルカリ電解液とを収容したアルカリ電池において、前記負極3の前記正極2に対する理論放電容量比が0.9以上1.1以下であり、前記負極3はカーボンブラック粉末を前記亜鉛に対して0.1重量%以上1.5重量%以下含んでいる。 (もっと読む)


【課題】アルカリ電池における負極集電子と負極ゲルとの接触不安定性に起因する問題を、コストアップを招くことなく解決する。
【解決手段】底部を下方とした有底円筒状の電池缶2内に、環状の正極合剤3と、有底円筒状のセパレーター4と、セパレーターの内側に配置される負極ゲル5とが収納され、電池缶開口に負極端子板7が略円盤状に一体的に成形された樹脂からなる封口ガスケット10aを介して嵌着されているアルカリ電池1であって、封口ガスケットは、円盤中心にて上下方向に中空円筒状に突設されているボス部11と、ボス部に対して縮径された中空円筒状で、ボス部と同軸となるように下方に延長する被覆部15とを備え、棒状の負極集電子6が、ボス部と被覆部の中空筒内12に圧入されて下方に突出して負極ゲル中に挿入され、負極ゲルの上面51は、ボス部の下端14よりも下方にあり、被覆部は、少なくとも、負極ゲルの上面にまで延長している。 (もっと読む)


【課題】放電性能を向上させるために正極容量に対する負極の容量比を増大させても、過放電時のガスの発生を抑制することができるアルカリ電池を提供する。
【解決手段】正極活物質を環状に成形した正極合剤3と、当該正極合剤の中空部に亜鉛合金を負極活物質として含む負極ゲル5がセパレーター4を介して配置されてなるアルカリ電池1であって、正極合剤と負極ゲルの少なくも一方にリチウム塩が添加されている。より好ましくは、正極合剤に、リチウム塩が1.0mmol/Ah以上、10.0mmol/Ah以下添加されているアルカリ電池、負極ゲルにリチウム塩が0.8mmol/Ah以上、8.0mmol/Ah以下添加されているアルカリ電池、および正極の理論容量に対する負極の理論容量の比(負極の理論容量/正極の理論容量)が1.2以上、1.3以下であるアルカリ電池とすることである。 (もっと読む)


【課題】アルカリ乾電池が過放電状態となると、耐漏液性が低下する場合がある。
【解決手段】負極集電体6は、亜鉛を不動態化させる第1の金属を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】ばらつきが少ない優れた強負荷放電特性を有するアルカリ電池の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)二酸化マンガン粉末、黒鉛粉末、および第1のアルカリ電解液を混合して正極合剤を得る工程、(2)正極合剤を中空円筒形の正極ペレットに成型する工程、(3)有底円筒形の電池ケース1内に正極ペレットを挿入して、中空円筒形の正極2を構成する工程、(4)正極2の中空部にセパレータ4を配置する工程、(5)セパレータ4内に第2のアルカリ電解液を注入し、正極2およびセパレータ4にアルカリ電解液を含浸させる工程、(6)セパレータ4内に負極3を充填する工程、および(7)電池ケース1の開口部を封口する工程を含み、工程(1)〜(4)における正極合剤、正極ペレット、または正極2のうちいずれかの含水率を測定し、その含水率に応じて工程(5)における第2のアルカリ電解液の注入量を定める。 (もっと読む)


【解決手段】ブレンド亜鉛粉体を用いた化学セルが開示される。ブレンド亜鉛粉体は、第1の亜鉛粉体の選択された部分及び第2の亜鉛粉体の選択された部分を含む。好ましい実施形態において、第1及び第2の粉体は、これらの粒径分布の範囲に基づいて分けられる。粗度及び長短度などの粒体特性を用いて、ブレンド亜鉛粉体を形成するために組み合わされる双方の粉体のグループを選択する。
【効果】このブレンド亜鉛粉体により、バッテリ製造業者は亜鉛のコストを最小にしながらセルの作動時間を最大にすることができるようになる。 (もっと読む)


【課題】アルカリ乾電池において、誤って電池を逆接続した場合や過充電した場合に発生するガスの抑制と漏液の抑制とを図り、電池の安全性を確保できるようにすることを目的とする。
【解決手段】有底筒状の正極缶体に、中空円筒状の正極合剤と、正極合剤の中空部分に配置された負極合剤と、正極と負極との間に配置されたセパレータと、アルカリ電解液と、を収容したアルカリ乾電池であって、正極合剤の外周面の少なくとも一部に高抵抗部を有する。 (もっと読む)


【課題】乾電池内部の圧力が上昇した際に、乾電池内部で効率的にアルカリ性電解液全体を中和させることができるアルカリ乾電池を提供する。
【解決手段】アルカリ乾電池において、正極活物質を有する正極と、ゲル状化されたアルカリ性の電解液と負極活物質とを有するゲル状負極と、前記ゲル状負極内に含有され、前記電解液を中和可能な成分を有する芯材を内包し、表面に所定以上の圧力がかかると前記芯材を放出可能なマイクロカプセルと、を備え、前記マイクロカプセルは、曲率が異なる箇所を有する表面形状である構成とする。 (もっと読む)


【課題】アルカリ乾電池を直列に配置して落下させると、アルカリ乾電池が液漏れする場合があった。
【解決手段】アルカリ乾電池では、電池ケース1の開口端11は樹脂封口体5を介して負極端子板7により封止されている。電池ケース1の封止端12の肩部12bと負極端子板7の中央平板部7aとは同一の材料からなり、電池ケース1の肩部12bの厚みは0.2mm以上0.4mm以下であり、電池ケース1の肩部12bの厚みをTp[mm]とし負極端子板7の中央平板部7aの厚みをTn[mm]としたとき、1.0≦(Tn/Tp)≦2.0を満たしている。 (もっと読む)


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