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国際特許分類[H05G1/54]の内容

国際特許分類[H05G1/54]に分類される特許

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【課題】中間電極と集束電極又は電子源との間で放電が発生した場合に、放電電流を低減することにより、この放電が引き金となって発生する2次放電を防止し、高耐圧化された放射線管及びそれを用いた放射線発生装置を提供する。
【解決手段】電子銃構造体5が接続された陰極2と、ターゲット12が設けられた陽極3と、の間に、絶縁性の管状側壁4が電子銃構造体5を囲んで配置された放射線管であって、管状側壁4には、管状側壁4の中心軸方向の中間部に電位規定部材13が設けられ、電位規定部材13は、電気抵抗部材14又はインダクタ15を介して電位規定手段と電気的に接続され、陰極2の電位よりも大きく、かつ陽極3の電位よりも小さい電位に規定されることを特徴とする放射線管。 (もっと読む)


【課題】X線管のブッシングにおいて、レセプタクルとプラグの間での部分放電を防止するとともに、陰極および絶縁体の過熱を防止する。
【解決手段】ブッシングを有する陰極と、陽極とを備えるX線管であって、ブッシングは、フィラメント206が先端部に接続されたプラグ202と、プラグ202が挿入されるレセプタクル201と、絶縁性流体を注入する流体流入口218と、絶縁性流体を排出する流体排出口219と、絶縁性流体を流体流入口218からプラグ202の先端部まで到達させる流体流入流路216と、絶縁性流体をプラグ202の先端部から流体排出口219まで到達させる流体排出流路217を備える。流体流入流路216と流体排出流路217は、プラグ202とレセプタクル201との間に形成され、プラグ202の先端部で接続されている。さらに、ブッシングに絶縁性流体を循環させる絶縁性流体循環装置220を備える。 (もっと読む)


【課題】 X線の放射を長期に亘って継続できるX線管装置を提供する。
【解決手段】 X線管装置は、フィラメント16a及び電子集束部を含んだ陰極16と、陽極11と、真空外囲器15とを有したX線管1と、X線管収納容器2と、絶縁油3と、フィラメントに並列に接続されたNTC特性を示すサーミスタ10と、を備えている。 (もっと読む)


X線生成装置(2)において、焦点スポット(21)の温度が決定されうる。さらに、負荷条件が決定される。これはX線生成装置(2)の計画される動作手順を考慮に入れてもよい。X線生成装置の焦点スポットは、次いで、少なくとも部分的に前記負荷条件に基づいて、自動的にサイズ変更できる。
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三つの回路を備える放電モジュールであり、第一の回路はX線の制御回路と測定回路(1)、第二の回路は第一の回路に対して独立した、直列のスイッチ間に電圧を配分する回路(2)、第三の回路は連続トリガ回路またはスイッチのスレーブ回路およびスイッチによる他の主放電回路から成るチャージの短絡回路(3)である;この構成によれば、予測不能な要素による悪影響を受けないこと、短絡電流がスイッチのゲート電流に制限されないこと、スイッチの残留電圧が減少されることにより、より良好な放射線管理を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】グリッド電極を接地電位に設定する場合においても、電子ビームの焦点形成に対して電圧変動の影響を抑制する。
【解決手段】カソード電極15、グリッド電極17、フォーカス電極18およびX線を放出する陽極ターゲット14を有するX線管と、前記陽極ターゲットに印加する管電圧を生成する管電圧発生部19と、前記フォーカス電極に印加するフォーカス電圧を生成するフォーカス電圧発生部23と、前記カソード電極および前記グリッド電極間に印加するバイアス電圧を生成するバイアス電圧発生部20と、前記フォーカス電圧を分圧してカソード電圧を生成し、このカソード電圧を前記バイアス電圧発生部20が生成する前記バイアス電圧と合成して前記カソード電極15に印加する分圧部とを具備する。 (もっと読む)


【課題】X線管内の高電圧過渡現象からのバイアス回路の保護およびスピット保護を行うシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】アノードアセンブリ(20、40)から離間されたカソードアセンブリ(18、38)を有するX線管真空筺体(16、36)と、カソードアセンブリ(18、38)からアノードアセンブリ(20、40)上の焦点への電子ビームを制御するための複数のバイアス回路からの複数のバイアス電圧を供給するX線管真空筺体(16、36)に結合された高電圧発生装置(14、34)と、X線発生システム(10、30)内で複数のバイアス回路の保護のための高圧発生装置(14、34)とX線管真空筺体(16、36)との間に結合された高電圧過渡抑制およびスピット保護の回路アセンブリ(100、200)とを備えたX線発生システム(10、30)。 (もっと読む)


【課題】本発明は、絶縁物に生じる帯電電位の分布状況や帯電電位の時間的経緯を検出して、この帯電電位の発生に起因した放電現象と絶縁破壊を未然に防止し得るX線管球を提供する。
【解決手段】本発明のX線管球は、X線管球の内部に備えられた絶縁部に生じる帯電電位を計測する計測プローブをこの絶縁部の外側に配置し、この計測プローブを絶縁部の外面に沿って移動させる移動装置を設け、計測プローブにより絶縁部に生じる帯電電位を計測して計測された帯電電位に基づいて絶縁部に収容した高圧の電極に印加する電圧を調節可能とするように構成した。 (もっと読む)


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