説明

はんだ付け方法及びはんだ付け装置

【課題】 はんだ表面にしわが発生することを防止する。
【解決手段】 はんだ溶融温度よりも低い温度であってかつ大気圧よりも低い圧力の加熱チャンバー2において、はんだと、このはんだが接合される被はんだ付け部とを有する処理物6に、水素ラジカルを照射する。加熱チャンバー2を大気圧またはその近傍圧力の還元性雰囲気または不活性雰囲気として、はんだ溶融温度以上の温度に処理物を加熱板4によって加熱する。大気圧またはその近傍圧力の還元性雰囲気または不活性雰囲気にある冷却チャンバー24において、冷却装置30によって被処理物6を冷却する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、はんだ付け方法及びはんだ付け装置に関し、特に、リフローはんだ付けに関する。
【背景技術】
【0002】
リフローはんだ付け技術には、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。このはんだ付け技術では、真空室内に133Paの圧力となるように水素ガスを導入した状態で、マイクロ波を発生させて、水素ラジカルを発生させる。この状態において、基板とはんだとからなる処理物をはんだの融点温度以上の温度に加熱し、この加熱状態を所定時間継続した後、マイクロ波の発生を停止することによって水素雰囲気とし、処理物を冷却する。加熱は、ヒータを備えた支持台上に処理物を配置した状態で行い、冷却は、この支持台に冷却装置を接触させることによって行う。
【0003】
【特許文献1】特開2004−114074号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このリフローはんだ付け技術によって基板上にはんだバンプを形成すると、はんだバンプの表面に微細なしわが発生することが判った。これは、冷却速度に起因するものである。はんだ、例えばSn−Ag溶融はんだを冷却すると、初晶であるβ−Snのデンドライト(樹枝状結晶)が発生し、成長する。このSnデンドライトが成長することにより、溶融しているはんだ内の銀が濃化し、共晶組成に達し、瞬間に凝固する。このSnのデンドライトがバンプの表面に形成されると、しわができる。このしわの発生を防止するには、冷却速度を非常に高速として、デンドライトの成長を抑制して、はんだバンプの表面にデンドライトが表面に達するまでに固化させるか、非常に低速で冷却して、発生した初晶を消滅させる必要がある。しかし、非常に低速で冷却することは、はんだ付けの効率から好ましくない。
【0005】
本発明は、はんだ表面にしわが発生することを防止するはんだ付け方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるはんだ付け方法では、はんだ溶融温度よりも低い温度であって、かつ大気圧よりも低い圧力、例えば10乃至1000Paの圧力範囲で、はんだと、このはんだが接合される被はんだ付け部とを有する処理物に、遊離基ガスを照射する。はんだとしては、例えばSn−Agはんだを使用することができる。遊離基ガスとしては、例えば水素ガスをプラズマ化した水素ラジカルを使用することができる。この過程に続いて、大気圧またはその近傍圧力の還元性雰囲気または不活性雰囲気において、はんだ溶融温度以上の温度に前記処理物を昇温させ、その後に、このはんだ溶融温度以上の一定温度に保持する。還元性雰囲気は、例えば水素ガスを満たすことによって実現することができ、不活性雰囲気は、例えば窒素ガス等の不活性ガスを満たすことによって行うことができる。この過程に続いて、同じ条件で処理物を冷却する。
【0007】
このはんだ付け方法によれば、遊離基ガスの照射によって、はんだや非はんだ付け部の表面に付着している酸化物が除去され、その後に昇温及び温度保持が行われる。この昇温及び温度保持は、加熱手段から処理物への直接伝導の他に、加熱手段と処理物との間に介在する気体の対流による対流伝導によっても行われる。この圧力が大気圧またはこれに近い圧力であるので、この対流伝導が、大気圧よりも低い圧力下で行われている場合よりも良好に行われ、急速に昇温することができる。なお、大気圧またはその近傍の圧力下で加熱を行うと、溶融固化されたはんだの表面が良好でない可能性があるが、加熱前に遊離基ガスによって酸化物を除去しているので、表面を良好にすることができる。また、冷却も直接伝導の冷却の他に対流伝導によっても行われ、しかも、冷却時の圧力が大気圧またはそれに近い圧力であるので、冷却時の対流伝導も良好に行われる。その結果、急速に処理物を冷却することができ、固化したはんだの表面にしわが生じることを防止できる。
【0008】
昇温及び温度保持は、加熱手段を前記処理物に直接に接触させることによって行った上に、冷却過程は、冷却手段を前記処理物に直接に接触させることによって行うこともできる。このように構成すると、直接加熱と対流加熱とが同時に行われ、急速に加熱することができ、冷却手段が処理物に接触することによる直接冷却と、上述した対流による冷却とが同時に行われ、より急速に処理物を冷却することができる。
【0009】
さらに、被はんだ付け部は、電極を有する基板とすることができる。この場合、前記はんだは、はんだバンプとする。このはんだバンプが電極上に配置される。更に、冷却手段は、前記基板よりも大きい冷却ブロックを有し、この冷却ブロックが、電極を形成している前記基板の面とは反対側の面に直接に接触する。
【0010】
このように構成すると、冷却は、基板を通じてその基板上の電極に接触しているはんだの内部から行われる。従って、はんだの表面が冷却される前に、その内部から冷却することができ、固化したはんだの表面にしわがよることを防止できる。
【0011】
本発明によるはんだ付け装置は、加熱チャンバーを有している。加熱チャンバーは内部に加熱手段を有し、この加熱手段は、はんだと、このはんだが接合される被はんだ付け部とを有する処理物に直接に接触して加熱する。この加熱は、はんだの溶融温度以上に処理物の温度を上昇させ、このはんだの溶融温度以上の温度を保持するように行われる。このはんだ付け装置は、冷却チャンバーも有している。この冷却チャンバーは、内部に冷却手段を有し、この冷却手段は、前記処理物に直接に接触して冷却する。この加熱チャンバーと冷却チャンバーとは連設することが望ましい。前記加熱チャンバーと前記冷却チャンバーとの間で前記処理物を移送するように移送手段が設けられている。移送手段は、冷却手段の一部を兼ねることができる。前記加熱手段における加熱時に前記加熱チャンバー内をほぼ大気圧の還元性または不活性ガス雰囲気とし、前記冷却手段における冷却時に前記冷却チャンバー内をほぼ大気圧の還元性又は不活性ガス雰囲気とする圧力設定手段が設けられている。この圧力設定手段は、加熱チャンバーと冷却チャンバーとに個別に設けることもできるし、共通に設けることもできる。また、加熱チャンバーには、加熱前に処理物の酸化物を除去するために遊離基ガスの供給手段を設けることもできる。
【0012】
このように構成すると、処理物は加熱手段に直接に接触することによる直接伝導と、ほぼ大気圧の還元性又は不活性ガス雰囲気下での対流伝導とによって加熱されるので、急速な加熱が行え、また処理物は冷却手段に直接に接触することによる直接伝導と、ほぼ大気圧の還元性又は不活性ガス雰囲気下での対流伝導とによって冷却されるので、急速な冷却が行える。従って、溶融後の冷却されたはんだの表面にしわが発生することがない。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、本発明によれば、固化されたはんだの表面にしわが発生することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の1実施形態のはんだ付け方法に使用するはんだ付け装置は、図1に示すように、加熱チャンバー2を有している。加熱チャンバー2の内部には、急速に昇温及び冷却が可能な加熱手段、例えば内部にヒータ(図示せず)を有する平板状の加熱板4が配置されている。この加熱板4上に処理物6が配置されている。処理物6は、図2に示すように、例えば被はんだ付け部、具体的には基板、より詳しくはウエハー6aと、このウエハー6aの上面上に形成されている電極6b上に配置されたはんだ、例えばはんだボール6cとからなる。加熱板4は、処理物6が配置された状態で、処理物6よりも充分に大きい大きさに形成されている。電極6b上にはんだボール6cを半田付けするために、このはんだ付け装置が使用される。はんだボール6cは、例えばSn−Agはんだからなるものである。
【0015】
ウエハー6aは、図1に示すように、加熱チャンバー2内に設けた昇降装置8のピン8aをウエハー6aの下面に接触させることによって支持されている。ピン8aが降下した状態で、加熱板4上にウエハー6aの下面が接触して、ウエハー6aが加熱板4に載せられて、直接に加熱される。
【0016】
加熱チャンバー2内での加熱条件を整えるために、加熱チャンバー2には、排気手段、例えば真空ポンプ14が取り付けられている。真空ポンプ14によって加熱チャンバー2内が排気される。また、加熱チャンバー2内を所定の不活性ガス、例えば窒素ガスで満たすために、不活性ガス供給源、例えば窒素ガス源16も加熱チャンバー2に取り付けられている。これら真空ポンプ14及び窒素ガス源16が加熱チャンバー用の圧力設定手段を構成している。
【0017】
また、加熱条件を整えるために、遊離基ガス、例えば水素ラジカルを加熱チャンバー2内に供給する遊離基ガス供給手段が加熱チャンバー2には設けられている。例えば、遊離基ガスの元となるガスの供給源、例えば水素ガス源18と、この水素ガスを遊離化、即ちプラズマ化するためのマイクロ波発生装置20とが加熱チャンバー2には設けられている。マイクロ波発生装置20は、処理物6のはんだボール6cと対向するように加熱チャンバー2の上方に取り付けられ、このマイクロ波発生装置20からのマイクロ波に晒されるように水素ガスを供給するように水素ガス源18が設けられている。
【0018】
このはんだ付け装置では、加熱チャンバー2によって加熱された処理物6は、加熱チャンバー2の他方の端部に設けた出口22から、加熱チャンバー2に連設して設けられている冷却チャンバー24に供給される。冷却チャンバー24の加熱チャンバー2と接している端部には、加熱チャンバー2の出口22と対向して出入り口26が設けられ、これら出口22と出入り口26との間にはゲートバルブ28が設けられている。このゲートバルブ28は、処理物6を冷却チャンバー24と加熱チャンバー2との間で移送する際に開かれ、その後に閉じられる。ゲートバルブ28が閉じられている状態で、加熱チャンバー2は気密状態となる。
【0019】
この冷却チャンバー24内には、冷却手段、例えば冷却装置30が配置されている。この冷却装置30は、移送手段、例えばアーム32を有している。このアーム32は、ブロック状に形成され、ピン8aを上昇させることによって処理物6を加熱板4から持ち上げた状態で、ウエハー6aの下面に、出入り口26、出口22を通過して進入する。このアーム32は処理物6をすくいとった後、冷却チャンバー24へ後退して、冷却装置30上に載せる。なお、アーム32自体も処理物6を冷却する機能を有している。冷却装置は、液冷、例えば水冷の冷却装置である。図2に示すようにアーム32は、その上に処理物6が載置された状態で、処理物6よりも大きく形成されている。
【0020】
冷却チャンバー24における冷却条件を整えるために、冷却チャンバー24には、冷却チャンバー24内を排気する排気手段、例えば真空ポンプ34が取り付けられている。この真空状態において、冷却チャンバー24内に不活性ガス、例えば窒素ガスを供給するために、不活性ガス源、例えば窒素ガス源36が冷却チャンバー24に設けられている。これら真空ポンプ34及び窒素ガス源36が、冷却チャンバー24用の圧力設定手段を構成している。
【0021】
なお、加熱チャンバー2用に真空ポンプ14を、冷却チャンバー24用に真空ポンプ34を設けたが、1台の真空ポンプを両チャンバー2、24に共通に使用することもできる。同様に、加熱チャンバー2用に窒素ガス源16を、冷却チャンバー24用に窒素ガス源36をそれぞれ設けたが、1台の窒素ガス源を両チャンバー2、24に共通に使用することもできる。即ち、圧力設定手段を加熱チャンバー2及び冷却チャンバー24に共通に設けることもできる。
【0022】
冷却チャンバー24において冷却された処理物6は、冷却チャンバー24の加熱チャンバー2と反対側の端部に設けた出入り口38から外部に取り出される。出入り口38にはゲートバルブ40が設けられている。通常には、このゲートバルブ40は閉じられている。ゲートバルブ40、28を閉じた状態において、冷却チャンバー24は気密状態とされる。はんだ付けされる処理物6は、この出入り口38から冷却チャンバー24内に搬入される。
【0023】
このはんだ付け装置を使用した本発明によるはんだ付け方法では、まず、ゲートバルブ40を開いて、搬送アーム32上に処理物6を配置する。次に、ゲートバルブ40を閉じて、冷却チャンバー24内を真空排気する。このとき、加熱チャンバー2も予め真空排気しておく。続いて、ゲートバルブ28を開き、搬送アーム32を加熱チャンバー2内に進行させ、加熱チャンバー2内の上昇させたピン8a上に処理物6を配置する。続いて、搬送アーム32を後退させ、ゲートバルブ28を閉じた後、ピン8aを下降させ、処理物6をはんだ溶融温度よりも低い温度に予め温度が制御されている加熱板4の上に配置する。この温度は、室温よりも高いことが望ましい。この配置と前後して、水素ガス源18から水素ガスを加熱チャンバー2内に供給して、加熱チャンバー2内の圧力を図3に示すように例えば133Paとする。この状態において、マイクロ波発生装置20を動作させて、水素ガスをプラズマ化して、遊離基ガス、例えば水素ラジカルを発生させ、これを処理物6に照射する。これによって、処理物6のはんだ6cの表面の酸化物が除去される。
【0024】
次に、水素ガスの供給を停止し、排気した後に、窒素ガスを窒素ガス源16から加熱チャンバー2内に導入し、加熱チャンバー2内の圧力をほぼ大気圧とする。続いて、加熱板4の温度をはんだ溶融温度以上に上昇させる。加熱板4に直接に処理物6のウエハー6aの下面が接触し、かつ処理物6と加熱版4との間に窒素ガスが介在しているので、直接伝導と対流伝導とにより、処理物6は、図3に示すように急速に加熱が行われる。この加熱状態が所定時間継続して行われる。
【0025】
一方、冷却チャンバー24においては、窒素ガス源36から窒素ガスが導入され、冷却チャンバー24内の圧力は、加熱チャンバー2の圧力と同じほぼ大気圧とされている。
【0026】
はんだボール6cが完全に溶融すると、昇降装置8によってピン8aが上昇させられ、処理物6が加熱板4から離れるように上昇する。このとき、加熱板4のヒータへの通電も終了する。
【0027】
この状態において、ゲートバルブ28が開かれ、アーム32が加熱チャンバー2内に進行して、処理物6のウエハー6aの下面に接触し、処理物6を支持した状態で後退し、冷却チャンバー24内の冷却装置30上に戻る。アーム32が進行する状態で既にアーム32の冷却は行われており、しかも、図2に実線で示すように直接にアーム32が処理物6に接触しているので、直接伝導によって急速に冷却が行われる。しかも、この冷却は、窒素雰囲気がほぼ大気圧であるので、図2に破線で示すように対流によっても行われ、さらに急速に冷却される。
【0028】
このように急速に冷却が行われるので、溶融はんだ中でのデンドライトの成長を抑制することができ、はんだバンプの表面にデンドライトが達するまでにはんだが固化され、固化されたはんだの表面にしわが発生することはない。
【0029】
なお、はんだの固化が完了すると、ゲートバルブ40を開いて、処理物6が冷却チャンバー24から取り出される。
【0030】
上記の実施の形態では、加熱チャンバー2と冷却チャンバー24とを別個に設けたが、1つのチャンバー内において加熱と冷却とを行うこともできる。また、上記の実施の形態では、加熱及び冷却を窒素ガス雰囲気中で行ったが、窒素ガス以外の不活性ガス雰囲気中で行うこともできるし、還元性雰囲気、例えば水素ガス雰囲気中で行うこともできる。また、水素プラズマの発生は、133Paの圧力下で行ったが、10乃至1000Paの圧力下で行うことができる。上記の実施の形態では、加熱チャンバー2に処理物を搬入する際、冷却チャンバーを通って加熱チャンバー2に搬入したが、例えば加熱チャンバーの冷却チャンバー24と反対側の端部に入り口を設け、この入り口から処理物6を搬入するようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の1実施形態によるはんだ付け方法に使用するはんだ付け装置の概略図である。
【図2】図1のはんだ付け装置における冷却過程を示す図である。
【図3】図1のはんだ付け装置における温度及び圧力プロファイル図である。
【符号の説明】
【0032】
2 加熱チャンバー
4 加熱板
6 処理物
24 冷却チャンバー
30 冷却装置


【特許請求の範囲】
【請求項1】
はんだ溶融温度よりも低い温度であってかつ大気圧よりも低い圧力で、はんだと、このはんだが接合される被はんだ付け部とを有する処理物に、遊離基ガスを照射する照射過程と、
この過程に続いて、大気圧またはその近傍圧力の還元性雰囲気または不活性雰囲気において、前記はんだ溶融温度以上の温度に前記処理物を加熱する加熱過程と、
この過程に続いて、大気圧またはその近傍圧力の還元性雰囲気または不活性雰囲気において、前記処理物を冷却する冷却過程とを、
具備するはんだ付け方法。
【請求項2】
請求項1記載のはんだ付け方法において、前記加熱過程は、加熱手段を前記処理物に直接に接触させることによって行い、前記冷却過程は、冷却手段を前記処理物に直接に接触させることによって行うはんだ付け方法。
【請求項3】
請求項2記載のはんだ付け方向において、前記被はんだ付け部は、電極を有する基板であって、前記はんだは、はんだバンプであって、このはんだバンプが前記電極上に配置され、前記冷却手段は、前記基板よりも大きい冷却ブロックを有し、この冷却ブロックが、前記電極を形成している前記基板の面とは反対側の面に直接に接触するはんだ付け方法。
【請求項4】
はんだと、このはんだが接合される被はんだ付け部とを有する処理物に直接に接触して加熱する加熱手段を、内部に有する加熱チャンバーと、
前記処理物に直接に接触して冷却する冷却手段を、内部に有する冷却チャンバーと、
前記加熱チャンバーと前記冷却チャンバーとの間で前記処理物を移送する移送手段と、
前記加熱手段における加熱時に前記加熱チャンバー内をほぼ大気圧の還元性または不活性ガス雰囲気とし、前記冷却手段における冷却時に前記冷却チャンバー内をほぼ大気圧の還元性又は不活性ガス雰囲気とする圧力設定手段とを、
具備するはんだ付け装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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