説明

もやし類の精製方法及び精製装置

【課題】
アルファルファもやしなどのもやし類に対して十分な精製作用を行わせることができる構造簡単なもやし類の精製方法と装置を提供する。
【解決手段】
溢水排水部41を有する貯水槽40と、その貯水槽40の内面との間に間隔を保って同貯水槽40内に収納され底部に多孔部51及び側部の少なくとも一部に多孔部52を形成した精製容器50とを有するもやし類精製水槽30、そのもやし類精製水槽30に分散状態で精製すべきもやし類を供給するもやし類のほぐし供給装置5、及び前記もやし類精製水槽30に対して斜め上方から給水する給水装置70を有するもやし類の精製装置である。給水装置70はピン73の回りに給水の供給角度が変化される構成となっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、収穫された各種のもやし、細断された野菜、ベビーリーフ、その他細かい野菜類(これらを総称して本発明ではもやし類という)に付着している、又は混じっている滓、殻、細かい根部分や切り屑などを分離してもやし類を精製するもやし類の精製方法及び精製装置に関する。
【背景技術】
【0002】
収穫したもやしなど、もやし類には、原料種子の殻や滓、それに細かい根部分や切り屑などの不要物が含まれており、収穫されたもやし類から、これらの不要物を除去して精製することが必要である。この目的で本出願人はこれまで種々の形式のもやし類の精製技術を提供して来た。その一例として、精製すべきもやし類を浮遊状態にして水流によって移動させる水槽と、その水槽の水面に半没状態に支持された下方を凸面にした多孔体とを採用し、この多孔体に上下運動を含む揺動運動を与え、水槽の水面に浮遊している不要物を多孔体の内側に流入させて分離し、その不要物を水と共に吸水管によって吸引して排出するように構成した精製装置がある(特許文献1)。
【0003】
この精製技術は一般のもやし類に対する精製技術としては優れた精製性能を発揮するが、いわゆるアルファルファもやしなどのように細かくて、重量が軽い上、互いに絡み易く、滓、殻、根部分との重量差が小さいもやし類にとっては精製機能が十分でない場合がある。
そこで本出願人は、水槽の水面下に底部が浸漬された状態の多孔質容器に精製すべきもやしを入れ、その多孔質容器内に上方から噴水を当てて搬送させ、噴水によって、多孔質容器内のもやしに含まれていた根、殻、滓などを多孔質容器の外へ流出させることによりもやしを精製するようにした、アルファルファもやしなどの細小もやしの精製に適した精製技術を提供した(特許文献2)。
このもやし精製技術は、アルファルファもやしなどの細小もやしの精製にとって有用であるが、多数個の多孔質容器を移動させる構成と、その多孔質容器にもやしを入れ、精製処理したあと多孔質容器からもやしを取り出すという機構を必要とするなど構成が大きくなりがちであり、設置スペースなどの面で制約を受けることがある。
【特許文献1】特開平10−057035号公報
【特許文献2】特開2002−315556号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、アルファルファもやしなどの細かくて、もやし同士がお互いに絡んで塊り状になってしまうもやし類に対し、従来のもやし類の精製装置の精製性能が低いという問題点、及び構成が大掛かりになって設置スペースに制約を受けるという問題点を解消し、アルファルファもやしのような細かくて互いに絡み易いもやし類に対して十分な精製作用を行わせることができるもやし類の精製方法及びこの精製方法を行わせるのに好適で構造簡単なもやし類の精製装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は前記した課題を解決するもやし類の精製方法として、底部及び側部の少なくとも一部に多孔部が形成され下部を水中に沈めた状態にした精製容器内に精製すべきもやし類を分散状態にして供給するとともに、同もやし類が供給された前記精製容器内に斜め上方から給水を与え、前記精製すべきもやし類から不要物を離脱させて前記多孔部から前記精製容器外に水流によって排出させて分離するようにしたもやし類の精製方法を提供する。
本発明によるもやし類の精製方法においては、前記給水の供給角度を変化させるのが好ましい。
【0006】
また、本発明は前記した課題を解決するもやし類の精製装置として、溢水排水部を有する貯水槽と、同貯水槽の内面の少なくとも一部との間に間隔を保って同貯水槽内に収納され底部及び側部の少なくとも一部に多孔部を形成した精製容器とを有するもやし類精製水槽部、同もやし類精製容器に分散状態で精製すべきもやし類を供給するもやし類の分散供給部、及び前記もやし類精製水槽部に対して斜め上方から給水する給水部を有するもやし類の精製装置を提供する。
本発明によるもやし類の精製装置では、前記給水部は給水の供給角度を変化させる構成とするのが好ましい。また、本発明によるもやし類の精製装置では、前記もやし類精製水槽部を、それぞれが前記した貯水槽と前記した精製容器を有し移動可能に構成された複数個のもやし類精製水槽により構成し、その複数個のもやし類精製水槽を使ってもやし類の精製を順次行うと共に、精製を終えたもやし類精製水槽では内部の精製済みもやし類に対して殺菌操作及び漂白操作の少なくともいずれか1つを行えるようにした構成とすることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によるもやし類の精製方法では、下部を水中に沈めた精製容器内に分散状態にして供給されたもやし類に対して斜め上方から給水が当てられるので、精製容器内の水中に分散状態となっているもやし類には給水によって動揺が与えられ、もやし類に付着又は混じっていた滓、殻、細かい根部分や切り屑などの不要物がもやし類から離脱されて水中に分離状態で浮遊する。水中でもやし類から分離されて浮遊状態となった不要物のうち軽いものは浮上して、斜め上方からの給水によって生じる精製容器内の水流によって精製容器の側部に運ばれ、精製容器の側部に形成されている多孔部から精製容器の外の水中に水流と共に排出される。また、もやし類から分離された重い不要物は沈降して精製容器の底部に形成されている多孔部から精製容器の外の水中に排出される。このようにして、細くて互いに絡み易いアルファルファもやしであっても、精製容器内で分散状態とされて不要物を離脱させられ、精製容器内にもやし本体を残し、滓、殻、細かい根部分や切り屑などの不要物は多孔部から精製容器外に排出されて良好な精製作用が行われる。
本発明のもやし類の精製方法において、精製容器に斜め上方から与えられる給水の供給角度を上下方向、左右方向の少なくともいずれか一方に変化させると、精製容器内に分散状態で供給されているもやし類は、方向が変化する給水によって、動揺が与えられることによってもやし類に付着している不要物の離脱が促進され、精製効果を一層高めることができる。
【0008】
本発明によるもやし類の精製装置は、前記したように貯水槽と精製容器を具えたもやし類精製水槽部、もやし類の分散供給部及び給水部を有しており、これによれば前記した特徴をもつ本発明によるもやし類の精製方法を実施することができる。
本発明によるもやし類の精製装置において、もやし類精製水槽部を移動可能な複数個のもやし類精製水槽で構成し、その複数個のもやし類精製水槽によってもやし類の精製を順次行うようにすると共に、精製を終えたもやし類精製水槽では精製済みもやし類に対する殺菌操作や漂白操作を行えるように構成したものでは、1台の精製装置によって、精製操作に加えて、殺菌や漂白操作を併せ施して最終商品までの処理を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明によるもやし類の精製方法及び精製装置を添付図面に示した実施例により具体的に説明する。図示した装置は、収穫されたアルファルファもやしから、根、殻、滓などの不要物を分離除去して精製する装置である。図1において、1は斜めに立ち上がった掻き揚げコンベアで、この掻き揚げコンベア1は多数の直立した針状体2を設けたエンドレスなコンベアによって構成され、右下に配設された図示していないもやし溜から精製すべきアルファルファもやしを搬送して来る。掻き揚げコンベア1はカバー3で覆われている。掻き揚げコンベア1で持ち上げられて来たアルファルファもやしは、その上端部からホッパー4を経て分散された状態で落下される。
【0010】
5はほぐし供給装置で、ホッパー4を経て落下されて来るもやしをばらばらの状態にほぐす作用を行う。このほぐし供給装置5は2つのコンベア10、20で構成されている。コンベア10、20は、それぞれ両端部で反転して走行するエンドレスコンベアであり、両コンベア10、20は互いに異なる速度で走行する。両コンベア10、20は構成が実質的に同じなので、構成をコンベア10について説明する。コンベア10は、互いに紙面に垂直方向に間隔を保って2つずつ配設された計4つのスプロケット11、12の周りにエンドレスに掛け渡された2本のチェーン13と、この2本のチェーン13に両端部を取付けられた多数個のコンベア板15とによってエンドレスなコンベアとして構成されている。コンベア板15の外表面には多数の針状体14が直立して設けられている。コンベア20には、コンベア10と対応する部分に20台にした符号を付してあり、その説明を省略する。ほぐし供給装置5を上方から見た平面図が図2である。
互いに速度差を以って走行されるよう構成されているコンベア10と20の走行速度は、精製すべきもやし類の種類、形状、寸法、形態に応じて適宜な値を選定する。
【0011】
コンベア10と20は、図1に見られるように、側方から見て上方でお互いに離れているが、下方で近接して各コンベア10、20の針状体14、24が互いに入り込んだ状態になるように配置されている。コンベア10、20は、矢印で示されているように、互いに向き合う走行路が同じ下向きに走行するように構成されている。
図1において、30はもやし類精製水槽で、ほぐし装置5の下方に配置されている。もやし類精製水槽30は、貯水槽40と、その貯水槽40の中に収納される精製容器50を有している。もやし類精製水槽30の構造が図3、図4に示してある。図1、図3及び図4に見られるように、貯水槽40は4角形の箱型の水槽で、前面の上部に溢水排水部41と前面底部に排水部42が設けられている。溢水排水部41は排水レベルを調整可能に構成され、また、排水部42は開閉弁付きとなっており、貯水槽40の底部から適宜のタイミングで排水することができる構成となっている。貯水槽40の底にはキャスター43が取付けられており、移動自由であると共に、キャスター止めによって静置可能な構成となっている。
【0012】
貯水槽40に収容されている精製容器50の構造が図5に示してある。精製容器50は左右の側壁は平行であるが前後の側壁が底部に向けてすぼまされた形状になっている。精製容器50には、底部の全面に多孔部51と、前面及び左右両側の側壁の上部分に多孔部52が形成されている。この多孔部51、52を形成する孔の大きさとその数は、精製すべきもやしの形状、性状などに応じて適宜選定する。精製容器50の後壁53側からは後記するように給水が行われ、後壁側に向けには水流を生じさせないので、後壁53には多孔部が形成されていない。
【0013】
貯水槽40の後壁には水平に伸びる回転軸44が回転可能に軸受けされており、その回転軸44には、精製容器50の後壁53が固定されており、精製容器50は回転軸44の回転によって図3に仮想線で示すように回転軸44回りに回動されて転倒するように構成されている。回転軸44の一端にはアーム45の一端が取付けられている。また、貯水槽40にはエアシリンダ60が1端61で枢着されており、そのエアシリンダ60の他端62がアーム45の先端に枢着されている。これによって、エアシリンダ60が伸張されるとアーム45が回転されて回転軸44を回転させるので、回転軸44に取付けられている精製容器50は図3に仮想線で示すように回転軸44回りに転倒され中の精製済みもやしを排出可能である。以上説明した構成のもやし類精製水槽30を複数個有している。
【0014】
図1で70は給水装置で、給水管71と、この給水管71から出る給水をもやし類精製水槽30に向けて導く導水部材72を有しており、導水部材72はピン73の回りに図の仮想線のように上下方向に回動可能に支持されており、図示していない適宜の駆動手段でピン73回りに揺動され、給水管71からの給水の向きを変えて精製水槽30に導く。
【0015】
図示したもやし類の精製装置は以上説明した構成となっており、以下にその作動について説明する。収穫されて精製すべきアルファルファもやしは、掻き揚げコンベア1によってほぼ一定の供給量ずつ持ち上げられてホッパー4を経てほぐし供給装置5に投入される。
ほぐし供給装置5では、互いに異なる速度で走行しているコンベア10、20の間に形成された走行路内で、一部が互いに入り込んでいる針状体14、24による引きちぎり作用によって塊状になっているもやしも解かれてほぐされ下方に置かれたもやし類精製水槽30へと落下される。もやし類精製水槽30に落下されたアルファルファもやしは精製容器50内の水中で給水装置70から供給される水に当たって更に解きほぐされると共に、もやしは全般的に給水の流れによって攪拌を受け、もやしに付着又は混合していた不要物は水中に離脱される。もやしから離脱された不要物は、水中を浮遊し、軽いものは浮上して、大部分が給水による精製容器50内の水流に乗って精製容器50の前壁側と左右壁側に導かれ多孔部52を通して精製容器50の外に排出され、貯水槽40の溢水排出部41から水と共に排出される。一方、重い不要物は精製容器50の底部に沈降し、底面の多孔部51を通して貯水槽40へと排出され、排水部42から排水と共に外部に適宜排出される。
【0016】
こうして精製容器50内では、アルファルファもやしから不要物が離脱、分離され貯水槽40を経て外部へ排出され、もやしは精製される。不要物を分離されて精製されたアルファルファもやしは、キャスター43の回転止めを開放して所定位置に移動される。その後、他のもやし類精製水槽30が図1の位置に移動され、次の精製操作が行われる。
もやしの精製を終えたもやし類精製水槽30は、適宜の場所に移動された後、貯水槽40内の水を排水部42から排出させた後、必要に応じて殺菌処理液や漂白液を入れて滅菌処理や漂白処理を行う。その後、図示していないバルブを操作してエアシリンダ60に圧縮エアを送り図3に示してあるようにエアシリンダ60を伸長させることによって、精製容器50が転倒され、内部の精製もやしが取り出される。
【0017】
以上、本発明によるもやし類の精製装置を、図示した実施例によるもやしの精製装置に基づいて具体的に説明したが、本発明はこの実施例に何ら限定されないことはいうまでもない。例えば、図示した実施例では精製するもやし類としてアルファルファもやしを対象としているが、本発明は他のもやし類の精製に広く適用できる。
また、本発明は図示された構造に制限されるものではなく、種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。例えば前記した実施例では、精製容器50に対して精製すべきもやしを分散状態で供給するのに、多数の針状体14、24を立設して走行速度が互いに異なる2つのコンベア10、20で構成されたほぐし供給装置5を用いているが、精製すべきもやし類を分散状態にしてもやし類精製水槽に供給できるものであれば、図示したものに限らず他の適宜の分散供給装置を採用してよい。また、もやし類精製水槽も図示した構造のものに限らず、底部及び側部の少なくとも一部に多孔部が形成され下部を水中に沈めた状態にして精製すべきもやし類を受け入れる精製容器を有し、給水装置からの給水を受け入れうる構成のものであれば、他の適宜の構造のものを採用してよい。
【0018】
また、図示した装置では、もやし類精製水槽をキャスター付きの移動可能な構造にしたものを複数個用いて、それら複数個のもやし類精製水槽を順次に使用して、精製後のもやし類に対する滅菌処理や漂白処理を行う工程までを含めて効率的にもやし類の精製を行えるように構成しているが、本発明は1個のもやし類精製水槽を用いてもやし類の精製を行うようにしてもよい。
また、精製容器50における多孔部の設置も図示した態様に限定されないことは言うまでもない。
更に、図示した実施例では、もやし類精製水槽内には撹拌手段などを設けていないが、精製するもやし類の種類によっては適宜の機械式撹拌手段やエアバブリング手段などを採用して精製すべき水槽内のもやし類に撹拌や動揺を与え、不要物の離脱、分離が促進されるように構成してもよい。また、図示した装置ではもやし類精製水槽に対し供給される給水は供給方向を上下方向に変化されるようにしてあるが、給水の供給方向は左右方向に変化させてもよいし、上下、左右両方向に変化させるようにしてもよい。更に、給水の流速や水量を変化させ、或いは給水を間欠的に行わせ、又はこれらを適宜組み合わせて行わせることによって精製容器50内のもやし類に対して与えられる動揺を変化させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施例によるもやし類の精製装置の全体構成を示す側面図。
【図2】図1に示されたほぐし供給装置5の平面図。
【図3】図1の精製装置におけるもやし類精製水槽を示す側面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】もやし類精製水槽における精製容器を断面で示す側面図。
【符号の説明】
【0020】
1 掻き揚げコンベア
2 針状体
3 カバー
4 ホッパー
5 ほぐし供給装置
10 コンベア
11 スプロケット
12 スプロケット
13 チェーン
14 針状体
15 コンベア板
20 コンベア
21 スプロケット
22 スプロケット
23 チェーン
24 針状体
25 コンベア板
30 もやし類精製水槽
40 貯水槽
41 溢水排出部
42 排水部
43 キャスター
44 回転軸
45 アーム
50 精製容器
51 多孔部
52 多孔部
53 後壁
60 エアシリンダ
61 エアシリンダ60の1端
62 エアシリンダ60の他端
70 給水装置
71 給水管
72 導水部材
73 ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底部及び側部の少なくとも一部に多孔部が形成され下部を水中に沈めた状態にした精製容器内に精製すべきもやし類を分散状態にして供給するとともに、同もやし類が供給された前記精製容器内に斜め上方から給水を与え、前記精製すべきもやし類から不要物を分離させて前記多孔部から前記精製容器外に水流と共に排出させることを特徴とするもやし類の精製方法。
【請求項2】
前記給水の供給角度を変化させることを特徴とする請求項1に記載のもやし類の精製方法。
【請求項3】
溢水排水部を有する貯水槽と、同貯水槽の内面の少なくとも一部との間に間隔を保って同貯水槽内に収納され底部及び側部の少なくとも一部に多孔部を形成した精製容器とを有するもやし類精製水槽部、同もやし類精製容器に分散状態で精製すべきもやし類を供給する分散供給部、及び前記もやし類精製水槽部に対して斜め上方から給水する給水部を有することを特徴とするもやし類の精製装置。
【請求項4】
前記給水部は給水角度を変化させる構成となっていることを特徴とする請求項3に記載のもやし類の精製装置。
【請求項5】
前記もやし類精製水槽部が、それぞれ前記貯水槽と前記精製容器を有し移動可能に構成された複数個のもやし類精製水槽により構成され、その複数個のもやし類精製水槽によってもやし類の精製を順次行うと共に、精製を終えたもやし類精製水槽では内部の精製済みもやし類に対して殺菌操作及び漂白操作の少なくともいずれか1つを行えるように構成したことを特徴とする請求項3又は4に記載のもやし類の精製装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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