説明

アイカバー付きマスク

【課題】マスク及びアイカバーの交換にかかるコストを抑止でき、着用場所に応じた態様でマスクを適宜着用できるアイカバー付きマスクを提供すること。
【解決手段】口や鼻を被覆するシート部4、及びシート部4の左右両端部から夫々延びて掛けられる一対の掛け部5,5から成るマスク2に、目を被覆するアイカバー3が取付けられるアイカバー付きマスク1において、アイカバー3とシート部4とに、互いに着脱自在に係合する係合部8,8及び係合部6,6が夫々設けられることで、マスク2及びアイカバー3のうちいずれか一方が使用できない状態になっても、他方の状態に関わらず、一方のみを交換することができるため、マスク2及びアイカバー3の交換にかかるコストを抑止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、口や鼻を被覆するシート部、及びシート部の左右両端部から夫々延びて耳若しくは頭に掛けられる一対の掛け部から成るマスクに、目を被覆するアイカバーが取付けられるアイカバー付きマスクに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のアイカバー付きマスクは、シート部の左右両端部に掛け部が設けられたマスクと、シート部に固定に接着されているアイカバーと、を備えており、このアイカバー付きマスクにより、飛散した飛沫などが口や目の中に入ることで感染することが防止される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】登録実用新案第3022363号公報(第6頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のアイカバー付きマスクにあっては、アイカバーがシート部に固定に接着されているため、マスクまたはアイカバーのうち一方が使用できなくなると、他方の状態に関わらず、両方を交換しなければならなく、マスク及びアイカバーの交換にかかるコストが嵩むといった問題がある。また、アイカバーがシート部に固定に接着されているため、例えば、眼鏡を装着している場合や、人同士が比較的離間している等によりアイカバーの必要性が比較的低い場所においても、マスクとともにアイカバーを着用しなければならないという不具合が生じていた。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、マスク及びアイカバーの交換にかかるコストを抑止でき、着用場所に応じた態様でマスクを適宜着用できるアイカバー付きマスクを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明のアイカバー付きマスクは、
口や鼻を被覆するシート部、及び該シート部の左右両端部から夫々延びて耳若しくは頭に掛けられる一対の掛け部から成るマスクに、目を被覆するアイカバーが取付けられるアイカバー付きマスクであって、
前記アイカバーと前記シート部とに、互いに着脱自在に係合する係合部が夫々設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、アイカバーとシート部とに、互いに着脱自在に係合する係合部が夫々設けられていることで、例えば、眼鏡の装着若しくはマスクの着用場所等、状況に応じてマスクのみの使用もできるばかりか、マスク及びアイカバーのうちいずれか一方が使用できない状態になっても、他方の状態に関わらず、一方のみを交換することができるため、交換にかかるコストを抑止できる。
【0007】
本発明のアイカバー付きマスクは、
前記アイカバーは、顔面に沿って撓曲可能な撓曲部材から構成されており、
前記アイカバーの係合部は、該アイカバーの左右両端部に夫々設けられているとともに、
前記シート部の係合部は、該シート部の左右両端部における前記一対の掛け部が延びる延設位置を含むその近傍位置に夫々設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、アイカバーの係合部が左右両端部に夫々設けられているとともに、シート部の係合部が、一対の掛け部が延びる延設位置を含むその近傍位置に夫々設けられているため、一対の掛け部を耳若しくは頭に掛けてマスクを装着することで、撓曲部材から構成されたアイカバーの左右両端部が耳若しくは頭側に夫々引っ張られて撓曲し、アイカバーの左右両端に亘って顔面に近接した状態で装着されるため、顔面の上下左右方向からの飛沫等の進入を極力回避できる。
【0008】
本発明のアイカバー付きマスクは、
前記アイカバーの係合部と前記シート部の係合部とは、互いに対し回動可能に枢着されていることを特徴としている。
この特徴によれば、両係合部を互いに対し回動することで、アイカバーとシート部とが両係合部を介して回動できることになり、アイカバー若しくはシート部の装着位置を、装着者の頭骨形状や他の装着物に応じて適宜調整できる。
【0009】
本発明のアイカバー付きマスクは、
前記アイカバーの左右両端部は、該アイカバーの中央部に対し、夫々後方に折曲して構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、アイカバーの左右両端部は、中央部に対し夫々後方に折曲していることで、アイカバーの左右両端部がより顔面に近接して装着されることになり、顔面の左右方向からの飛沫等の進入を確実に回避できる。
【0010】
本発明のアイカバー付きマスクは、
前記アイカバーの下端部には、該アイカバーの中央に向かって上方に凹設され、鼻先との当接を回避する凹設部が形成されており、
前記アイカバーの係合部と前記シート部の係合部とは、前記凹設部が前記シート部の上端部よりも下方に配置される位置に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、アイカバーとシート部の係合部同士を係合することで、アイカバーの下端部に鼻先との当接を回避する凹設部が、シート部の上端部よりも下方に配置されるため、凹設部とシート部の上端部とに上下方向の隙間が生じることなく、飛沫等の進入を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施例におけるアイカバー付きマスクを装着した状態を示す斜視図である。
【図2】図1と同じく側面図である。
【図3】アイカバー付きマスクを示す背面図である。
【図4】(a)は、マスクの突出部を示す説明図あり、(b)は、アイカバーの折曲部の下端部を示す説明図である。
【図5】図1と同じく平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明に係るアイカバー付きマスクを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
【実施例】
【0013】
実施例に係るアイカバー付きマスクにつき、図1から図5を参照して説明する。以下、図2の紙面左側及び図5の紙面下側をアイカバー付きマスクの正面側(前方側)として説明する。
【0014】
先ず図1の符号1は、本発明の適用されたウィルス等を含む飛沫感染防止用のアイカバー付きマスクである。このアイカバー付きマスク1は、ウィルス等を含む飛沫が口腔や鼻孔の中に入ることを防止するマスク2に、同じく飛沫が目の中に入ることを防止するアイカバー3が取付けられることで構成されている。
【0015】
図1及び図3に示されるように、マスク2は、口や鼻を被覆するシート部4と、このシート部4の左右両端部から延びて耳に掛けられる一対の耳掛け部5,5と、から成る。
【0016】
図3及び図5に示されるように、掛け部としての耳掛け部5,5は、紐状に形成されており、ゴム等の弾性部材からなる。この耳掛け部5,5の一端部5a,5aは、シート部4の左右両端部の上端部(後述の突出部4c,4c)に夫々取付けられているとともに、他端部5b,5bは、シート部4の左右両端部の下端部に夫々取付けられている。尚、掛け部として、前記した耳掛け部5,5に替えて、例えば、シート部の左右両端部から夫々延びた2本の紐の両端を後頭部で結んで取付ける頭掛け部、若しくはシート部の左右両端部に夫々端部が取付けられた環状の紐を後頭部で張設して取付ける頭掛け部を採用してもよい。
【0017】
シート部4の材質は、強度、肌触り、通気性、及びフィルタ性等を考慮した化学繊維等から成る不織布で構成されている。図3に示されるように、シート部4の下部には、上下方向に折込まれた折込部4aが形成されており、シート部4を上下方向に引いたときに、折込部4aが上下方向に伸長し、シート部4全体が前方に膨らんだ状態に広げられるようになっている。このため、口がシート部4と当接することがなく、呼吸を楽にできる(図1参照)。
【0018】
シート部4の左右両端部における折込部4aの上方位置には、シート部4の中央側における一端部のみが固着されるシート片7,7が夫々設けられており、装着されたマスク2を取外す際、シート片7,7の他端部を摘むことで、手指が外気に触れたシート片7,7の前面等に触れることなく、マスク2を取外すことができるようになっている。
【0019】
シート部4の上端部における中央部は、上方に湾曲する湾曲部4bとして形成されており、この上端部の左右両端部には、上方に突出する突出部4c、4cが夫々形成されている。この突出部4c,4cには、アイカバー3を着脱自在に取付けるための係合部6,6(図5一点鎖線囲い部G参照)が設けられている。具体的には、係合部6,6は、一対の耳掛け部5,5の一端部5a,5aがシート部4に取付けられる位置、すなわちシート部4の左右両端部における一対の耳掛け部5,5が延びる延設位置に設けられている。
【0020】
図4(a)に示されるように、夫々の係合部6は、内方に貫通孔6dが形成された円形形状を成しており、貫通孔6dの外方側の外周部6aは、周方向に略等間隔に形成された複数のスリット孔6cを備えている。
【0021】
複数のスリット孔のうち図示上下のスリット孔6c,6cは、耳掛け部5が挿通される。具体的には、耳掛け部5の一端部5aは、図示上側のスリット孔6cに図示紙面手前側から図示紙面奥側に向かって挿通され、次に図示上側のスリット孔6c挿通された一端部5aが、スリット孔6cに図示紙面奥側から図示紙面手前側に向かって挿通される。この挿通の後、一端部5aと、耳掛け部5における図示上側のスリット孔6cに挿通されていない箇所と、を一体的に突出部4cに取付けることで、係合部6がシート部4に対して固定される。
【0022】
図3〜図5に示されるように、アイカバー3は、顔面に沿って撓曲可能な撓曲部材であって、この撓曲部材の材質は、ポリカーボネート等の合成樹脂である。また、アイカバー3の左右両端部は、アイカバー3の中央部3aに対し後方に折曲する折曲部3b,3bとして形成されている。
【0023】
このように、折曲部3b,3bは、中央部3aに対し夫々後方に折曲していることで、折曲部3b,3bがより顔面に近接して装着されることになり、顔面の左右方向からの飛沫等の進入を確実に回避できる。特に、アイカバー3の材質は合成樹脂であるため、所定の箇所に線状の折り目を付けることにより、容易に折曲部を形成できる。
【0024】
尚、本実施例では、折曲部3b,3bが、中央部3aに対し夫々後方に折曲しているアイカバー3を適用しているが、これに限らず、例えば、左右両端部から中央部に向かって前方に湾曲するアイカバーを適用してもよく、このような構成でも上記と同様の効果が得られる。
【0025】
図1(b)に示されるように、折曲部3b,3bの下端部には、係合部6,6と着脱自在に係合する係合部8,8が設けられている。図4(b)に示されるように、夫々の係合部8は、貫通孔6dと嵌合する膨出部8aを有している(図5一点鎖線囲い部G参照)。
【0026】
また、図5に示されるように、膨出部8aは、貫通孔6dに対して回動可能に嵌合されるようになっている。すなわち、アイカバー3の係合部8,8とシート部4の係合部6,6とは、互いに対し回動可能に枢着されている。このため、図2に示されるように、アイカバー3とマスク2のシート部4とは、両係合部を介して回動できる(図示一点鎖線参照)。よって、アイカバー3とシート部4とを相対回動することで、アイカバー3若しくはシート部4の装着位置を、装着者の頭骨形状や他の装着物に応じて適宜調整することができる。例えば、アイカバー3をシート部4に対し前方に回動し、目に対し離間させることで、他の装着物として眼鏡を掛けた人が、当該眼鏡を掛けた状態のままアイカバー付きマスク1を装着することも可能である。
【0027】
前述したように、シート部4の係合部6,6は、このシート部4における一対の耳掛け部5、5が延びる延設位置に夫々設けられており、このシート部4の係合部6,6に係合するように、アイカバー3の係合部8,8が折曲部3b,3bの下端部に夫々設けられているため、一対の耳掛け部5、5を耳に夫々掛けてマスク2を装着することで、図5に示されるように、撓曲部材から構成されるアイカバー3の折曲部3b,3bが耳側に夫々引っ張られて撓曲し、アイカバー3の折曲部3b,3bに亘って顔面に近接した状態で装着されるため、顔面の上下左右方向から飛沫等が目に進入することを極力回避することができる。
【0028】
特に、一対の耳掛け部5、5、が耳側、つまり後方に夫々引っ張られることで、膨出部8aが貫通孔6dに貫通する方向、すなわちアイカバー3の係合部8,8とシート部4の係合部6,6とが係合する係合方向を示す仮想の係合軸F,Fが夫々略左右方向を向いた状態になり、この状態でアイカバー3の係合部8,8及びシート部4の係合部6,6が位置決めされる。
【0029】
このように、アイカバー3の係合部8,8とシート部4の係合部6,6との係合方向が略左右方向を向いた状態で位置決めされることで、アイカバー3とマスク2のシート部4とは、両係合部を介して確実に前後方向に回動することができる(図2参照)。
【0030】
更に、前述したように、アイカバー3の折曲部3b,3bは、中央部3aに対し夫々後方に折曲し、且つ、アイカバー3は、顔面に沿って撓曲可能な撓曲部材から構成されているため、アイカバー3の中央部3aを折曲部3b,3bよりも前方に配置してアイカバーを装着することができ、中央部3aが、目に対する近接位置を維持し、目に当接してしまうことを回避することができる。
【0031】
尚、本実施例では、シート部4の係合部6,6は、このシート部4における一対の耳掛け部5、5が延びる延設位置に夫々設けられているが、これに限らず、例えば、シート部の係合部は、シート部における一対の耳掛け部が延びる延設位置の近傍位置に設けられてもよく、このような構成でも上記と同様の効果を奏する。特に、シート部4の係合部6,6は、耳掛け部5、5が延びる延設位置の延長線上に設けると、耳掛け部5、5の引張りによる張力を効果的に利用して係合部6,6を位置決めできる。
【0032】
図3に示されるように、中央部3aの下端部には、アイカバー3の中央に向かって上方に凹設され、鼻先との当接を回避する凹設部3cが形成されている。この凹設部3cが前述のシート部4の湾曲部4bよりも下方に配置されるように、シート部4の係合部6,6は、延設位置に夫々設けられているとともに、アイカバー3の係合部8,8は、折曲部3b,3bの下端部に夫々設けられている。
【0033】
このように、アイカバー3の係合部8,8とシート部4の係合部6,6とを係合することで、中央部3aの下端部に鼻先との当接を回避する凹設部3cが、シート部4の湾曲部4bよりも下方に配置されるため、凹設部3cとシート部4の湾曲部4bとに上下方向の隙間が生じることなく、飛沫等の進入を回避できる。
【0034】
以上に説明したように、実施例のアイカバー付きマスク1において、アイカバー3とシート部4とに、互いに着脱自在に係合するアイカバー3の係合部8,8及びシート部4の係合部6,6が夫々設けられることで、例えば、眼鏡の装着等、状況に応じてマスクのみの使用もできるばかりか、マスク2及びアイカバー3のうちいずれか一方が使用できない状態になっても、他方の状態に関わらず、一方のみを交換することができるため、交換にかかるコストを抑止できる。また、アイカバー付きマスク1の着用場所に応じてアイカバー3を適宜着脱してもよく、例えば人同士が比較的離間している広い空間の場所においては、アイカバー3を取外したマスク2のみの態様で着用でき、混雑した電車内など人同士が密集した狭い空間の場所においては、当該マスク2にアイカバー3を取付けた態様で着用することで、目を介した飛沫の進入を回避できる。更に、アイカバー付きマスク1の使用後、アイカバー3をマスク2から取外して、例えば、アイカバー3をマスク2に重ね、これら重ねたアイカバー3及びマスク2を収納袋等にコンパクトに収納することで、使用後のアイカバー付きマスク1の携帯が容易である。特に、アイカバー3とマスク2とは、収納時には略同等の平面積に形成されるため、アイカバー3をマスク2に重ねることで収納面積を抑えることができる。
【0035】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0036】
例えば、前記実施例では、アイカバー付きマスク1はウィルス等を含む飛沫感染防止用として適用されているが、アイカバー付きマスクの用途はこれに限らず、アイカバー付きマスクは花粉対策用や化学実験用として適用されてもよい。
【0037】
また、前記実施例では、マスク2は、シート部4と、このシート部4と別体の一対の耳掛け部5,5と、から成っているが、マスクの構造はこれに限らず、例えば、シート部と耳掛け部とが一体に構成されたマスクであってもよい。
【0038】
また、前記実施例では、アイカバー3の左右両端部である折曲部3b,3bに係合部8,8が設けられるとともに、シート部4の左右両端部に形成された突出部4c,4cに係合部6,6が設けられているが、係合部8,8及び係合部6,6の係合位置や係合数はこれに限らず、例えば、アイカバーの中央部の下部とシート部の湾曲部の近傍と、に係合部が夫々一つずつ設けられてもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 アイカバー付きマスク
2 マスク
3 アイカバー
3a 中央部
3b,3b 折曲部(左右両端部)
3c 凹設部
4 シート部
4b 湾曲部(シート部の上端部)
5,5 耳掛け部(掛け部)
6,6 係合部
8,8 係合部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
口や鼻を被覆するシート部、及び該シート部の左右両端部から夫々延びて耳若しくは頭に掛けられる一対の掛け部から成るマスクに、目を被覆するアイカバーが取付けられるアイカバー付きマスクであって、
前記アイカバーと前記シート部とに、互いに着脱自在に係合する係合部が夫々設けられていることを特徴とするアイカバー付きマスク。
【請求項2】
前記アイカバーは、顔面に沿って撓曲可能な撓曲部材から構成されており、
前記アイカバーの係合部は、該アイカバーの左右両端部に夫々設けられているとともに、
前記シート部の係合部は、該シート部の左右両端部における前記一対の掛け部が延びる延設位置を含むその近傍位置に夫々設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアイカバー付きマスク。
【請求項3】
前記アイカバーの係合部と前記シート部の係合部とは、互いに対し回動可能に枢着されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアイカバー付きマスク。
【請求項4】
前記アイカバーの左右両端部は、該アイカバーの中央部に対し、夫々後方に折曲して構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のアイカバー付きマスク。
【請求項5】
前記アイカバーの下端部には、該アイカバーの中央に向かって上方に凹設され、鼻先との当接を回避する凹設部が形成されており、
前記アイカバーの係合部と前記シート部の係合部とは、前記凹設部が前記シート部の上端部よりも下方に配置される位置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のアイカバー付きマスク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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