説明

アテローム硬化性病変に結合するペプチド

【課題】本発明は、哺乳動物のアテローム硬化性病変に選択的に結合するペプチドを提供することを目的とする。本発明はまた、生体分子に結合することができるペプチドのin vivoでの同定のための方法、ならびにそのような結合成分の標的を同定するための方法を提供することも目的とする。さらに本発明は、アテローム硬化性病変に関係している病状を診断または処置するための方法もまた提供する。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明は、特定の配列を有する単離ポリペプチドを提供する。また、上記方法には、それぞれレポーター分子または治療薬に結合させたペプチドを、哺乳動物に投与することが含まれる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ストリンジェントな条件下で、下記単離核酸にハイブリダイズすることができる単離核酸であって、前記ストリンジェントなハイブリダイゼーション条件に、6×SSC中、55℃でのハイブリダイゼーションが含まれる、単離核酸:
配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号90、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号106、配列番号108、配列番号110、配列番号112、配列番号114、配列番号116、配列番号118、配列番号120、配列番号122、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号166、配列番号168、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、配列番号178、配列番号180、配列番号182、配列番号184、配列番号186、配列番号188、配列番号190、配列番号192、配列番号194、配列番号196、配列番号198、配列番号200、配列番号202、配列番号204、配列番号206、配列番号208、配列番号210、配列番号212、配列番号214、配列番号216、配列番号218、配列番号220、配列番号222、配列番号224、配列番号226、配列番号228、配列番号230、配列番号232、配列番号234、配列番号236、配列番号238、配列番号240、配列番号242、配列番号244、配列番号246、配列番号248、配列番号250、配列番号252、配列番号254、配列番号256、配列番号258、配列番号260、配列番号262、配列番号264、配列番号266、配列番号268、配列番号270、配列番号272、配列番号274、配列番号276、配列番号278、配列番号280、配列番号282、配列番号284、配列番号286、配列番号288、配列番号290、配列番号292、配列番号294、配列番号296、配列番号298、配列番号300、配列番号302、配列番号304、配列番号306、配列番号308、配列番号310、配列番号312、配列番号314、配列番号316、配列番号318、配列番号320、配列番号322、配列番号324、配列番号326、配列番号328、配列番号330、配列番号332、配列番号334、配列番号336、配列番号338、配列番号340、配列番号342、配列番号344、配列番号346、配列番号348、配列番号350、配列番号352、配列番号354、配列番号356、配列番号358、配列番号360、配列番号362、配列番号364、配列番号366、配列番号368、配列番号370、配列番号372、配列番号374、配列番号376、配列番号378、配列番号380、配列番号382、配列番号384、配列番号386、配列番号388、配列番号390、配列番号392、配列番号394、配列番号396、配列番号398、配列番号400、配列番号402、配列番号404、配列番号406、配列番号408、配列番号410、配列番号412、配列番号414、配列番号416、配列番号418、配列番号420、配列番号422、配列番号424、配列番号426、配列番号428、配列番号430、配列番号432、配列番号434、配列番号436、配列番号438、配列番号440、配列番号442、配列番号444、配列番号446、配列番号448、配列番号450、配列番号452、配列番号454、配列番号456、配列番号458、配列番号460、配列番号462、配列番号464、配列番号468、配列番号470、配列番号472または配列番号474を含むペプチドをコードしている単離核酸であって、ここで前記コードされるペプチドは哺乳動物のアテローム硬化性病変に結合することができる。
【請求項2】
哺乳動物の血管組織に結合することができるペプチドを同定する方法であって、以下の、
(a)哺乳動物の血管組織を通して、ファージディスプレイライブラリーを循環させること、
(b)哺乳動物の血管組織に選択的に接着する第一選択ファージを単離すること、および
(c)前記第一選択ファージ上に提示されるペプチドを同定すること、
を含む方法であり、前記ペプチドが哺乳動物の血管組織に結合することができる、方法。
【請求項3】
さらに、
(d)哺乳動物の血管組織に選択的に接着するファージの第一集団を提供するために、前記第一選択ファージを増幅させること、
(e)哺乳動物の血管組織を通して、前記ファージの第一集団を循環させること、
(f)哺乳動物の血管組織に選択的に接着する第二選択ファージを単離すること、および
(g)前記第二選択ファージ上に提示されたペプチドを同定すること、
を含む方法であって、前記ペプチドが哺乳動物の血管組織に結合することができる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
哺乳動物のアテローム硬化性病変に結合することができるペプチドを同定する方法であって、以下の、
(a)哺乳動物の血管組織を通して、ファージディスプレイライブラリーを循環させること、
(b)哺乳動物のアテローム硬化性病変に選択的に接着する第一選択ファージを単離すること、および
(c)前記第一選択ファージ上に提示されるペプチドを同定すること、
を含み、前記ペプチドが哺乳動物のアテローム硬化性病変に結合することができる、方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法であって、さらに、
(d)哺乳動物のアテローム硬化性病変に選択的に接着するファージの集団を提供するために、前記第一選択ファージを増幅させること、
(e)哺乳動物の血管組織を通して、前記ファージの集団を循環させること、および
(f)哺乳動物のアテローム硬化性病変に選択的に接着する第二選択ファージを単離すること、および
(g)前記第二選択ファージ上に提示されるペプチドを同定すること、
を含む方法であり、前記ペプチドが哺乳動物のアテローム硬化性病変に結合することができる方法。
【請求項6】
ペプチドによって結合されるタンパク質を同定する方法であって、以下の、
(a)哺乳動物の血管組織からタンパク質の混合物を得ること、
(b)哺乳動物の血管組織に結合することができるペプチドと、前記タンパク質混合物を接触させること、および
(c)前記ペプチドに結合するタンパク質を同定すること、
を含む方法。
【請求項7】
ペプチドによって結合されるタンパク質を同定する方法であって、以下の、
(a)哺乳動物の少なくとも1つのアテローム硬化性病変から、タンパク質混合物を得ること、
(b)哺乳動物のアテローム硬化性病変に結合することができるペプチドと、前記タンパク質混合物を接触させること、および
(c)前記ペプチドに結合するタンパク質を同定すること、
を含む方法。
【請求項8】
タンパク質の混合物を、このタンパク質の混合物をペプチドと接触させる前に分離する、請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
ペプチドが、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号90、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号106、配列番号108、配列番号110、配列番号112、配列番号114、配列番号116、配列番号118、配列番号120、配列番号122、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号166、配列番号168、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、配列番号178、配列番号180、配列番号182、配列番号184、配列番号186、配列番号188、配列番号190、配列番号192、配列番号194、配列番号196、配列番号198、配列番号200、配列番号202、配列番号204、配列番号206、配列番号208、配列番号210、配列番号212、配列番号214、配列番号216、配列番号218、配列番号220、配列番号222、配列番号224、配列番号226、配列番号228、配列番号230、配列番号232、配列番号234、配列番号236、配列番号238、配列番号240、配列番号242、配列番号244、配列番号246、配列番号248、配列番号250、配列番号252、配列番号254、配列番号256、配列番号258、配列番号260、配列番号262、配列番号264、配列番号266、配列番号268、配列番号270、配列番号272、配列番号274、配列番号276、配列番号278、配列番号280、配列番号282、配列番号284、配列番号286、配列番号288、配列番号290、配列番号292、配列番号294、配列番号296、配列番号298、配列番号300、配列番号302、配列番号304、配列番号306、配列番号308、配列番号310、配列番号312、配列番号314、配列番号316、配列番号318、配列番号320、配列番号322、配列番号324、配列番号326、配列番号328、配列番号330、配列番号332、配列番号334、配列番号336、配列番号338、配列番号340、配列番号342、配列番号344、配列番号346、配列番号348、配列番号350、配列番号352、配列番号354、配列番号356、配列番号358、配列番号360、配列番号362、配列番号364、配列番号366、配列番号368、配列番号370、配列番号372、配列番号374、配列番号376、配列番号378、配列番号380、配列番号382、配列番号384、配列番号386、配列番号388、配列番号390、配列番号392、配列番号394、配列番号396、配列番号398、配列番号400、配列番号402、配列番号404、配列番号406、配列番号408、配列番号410、配列番号412、配列番号414、配列番号416、配列番号418、配列番号420、配列番号422、配列番号424、配列番号426、配列番号428、配列番号430、配列番号432、配列番号434、配列番号436、配列番号438、配列番号440、配列番号442、配列番号444、配列番号446、配列番号448、配列番号450、配列番号452、配列番号454、配列番号456、配列番号458、配列番号460、配列番号462、配列番号464、配列番号468、配列番号470、配列番号472または配列番号474を含む、請求項6または7に記載の方法。
【請求項10】
ペプチドが、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号336、配列番号344または配列番号464を含む、請求項6または7に記載の方法。
【請求項11】
哺乳動物のアテローム硬化性病変の重篤度を同定するための医薬であって、哺乳動物のアテローム硬化性病変に結合することができるペプチドとレポーター分子の結合体を含む医薬。
【請求項12】
ペプチドが、特異的な標的生体分子を介して、哺乳動物内のアテローム硬化性病変に結合することができる、請求項11に記載の医薬。
【請求項13】
ペプチド結合が、アテローム硬化性病変における標的生体分子の、量、局在化、形、密度または相対的分布の視覚化を可能にする、請求項12に記載の医薬。
【請求項14】
ペプチドが、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号90、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号106、配列番号108、配列番号110、配列番号112、配列番号114、配列番号116、配列番号118、配列番号120、配列番号122、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号166、配列番号168、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、配列番号178、配列番号180、配列番号182、配列番号184、配列番号186、配列番号188、配列番号190、配列番号192、配列番号194、配列番号196、配列番号198、配列番号200、配列番号202、配列番号204、配列番号206、配列番号208、配列番号210、配列番号212、配列番号214、配列番号216、配列番号218、配列番号220、配列番号222、配列番号224、配列番号226、配列番号228、配列番号230、配列番号232、配列番号234、配列番号236、配列番号238、配列番号240、配列番号242、配列番号244、配列番号246、配列番号248、配列番号250、配列番号252、配列番号254、配列番号256、配列番号258、配列番号260、配列番号262、配列番号264、配列番号266、配列番号268、配列番号270、配列番号272、配列番号274、配列番号276、配列番号278、配列番号280、配列番号282、配列番号284、配列番号286、配列番号288、配列番号290、配列番号292、配列番号294、配列番号296、配列番号298、配列番号300、配列番号302、配列番号304、配列番号306、配列番号308、配列番号310、配列番号312、配列番号314、配列番号316、配列番号318、配列番号320、配列番号322、配列番号324、配列番号326、配列番号328、配列番号330、配列番号332、配列番号334、配列番号336、配列番号338、配列番号340、配列番号342、配列番号344、配列番号346、配列番号348、配列番号350、配列番号352、配列番号354、配列番号356、配列番号358、配列番号360、配列番号362、配列番号364、配列番号366、配列番号368、配列番号370、配列番号372、配列番号374、配列番号376、配列番号378、配列番号380、配列番号382、配列番号384、配列番号386、配列番号388、配列番号390、配列番号392、配列番号394、配列番号396、配列番号398、配列番号400、配列番号402、配列番号404、配列番号406、配列番号408、配列番号410、配列番号412、配列番号414、配列番号416、配列番号418、配列番号420、配列番号422、配列番号424、配列番号426、配列番号428、配列番号430、配列番号432、配列番号434、配列番号436、配列番号438、配列番号440、配列番号442、配列番号444、配列番号446、配列番号448、配列番号450、配列番号452、配列番号454、配列番号456、配列番号458、配列番号460、配列番号462、配列番号464、配列番号468、配列番号470、配列番号472または配列番号474を含む、請求項11に記載の医薬。
【請求項15】
ペプチドが、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号336、配列番号344または配列番号464を含む、請求項11に記載の医薬。
【請求項16】
治療有効量の治療薬に結合させたペプチドを含む、哺乳動物のアテローム性動脈硬化症を処置するための医薬であって、前記ペプチドが、哺乳動物内のアテローム硬化性病変に結合することができ、前記治療薬が、アテローム硬化性病変の大きさを減少させるかまたはそれを制御することができる、医薬。
【請求項17】
アテローム性動脈硬化症が、卒中、狭心症、血栓症、心筋梗塞、虚血性心疾患、末梢性動脈疾患、鬱血性心不全、網膜症、神経障害、ネフロパシー、プラーク破裂、バルーン血管形成後の再狭窄、ステント挿入後の再狭窄、移植片導入後の硬化症、または間欠性跛行を引き起こす、請求項16に記載の医薬。
【請求項18】
アテローム性動脈硬化症が、糖尿病に関連する、請求項16に記載の医薬。
【請求項19】
糖尿病が、虚血性心疾患、末梢性動脈疾患、鬱血性心不全、網膜症、神経障害、ネフロパシー、または血栓症を導く、請求項18に記載の医薬。
【請求項20】
治療薬が、ストレプトキナーゼ、組織プラスミノーゲン活性化因子、プラスミンおよびウロキナーゼ、組織因子プロテアーゼ阻害剤、ネマトーダから抽出した抗凝固タンパク質、メタロプロテイナーゼ阻害剤、または抗炎症剤である、請求項16に記載の医薬。
【請求項21】
治療薬が、リポソーム内に存在する、請求項20に記載の医薬。
【請求項22】
治療薬が、
(a)HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、サイロミメティック、フィブレート、およびペルオキシソーム増殖因子活性化レセプター(PPAR)からなる群より選択される、哺乳動物の血清中の脂質濃度を調節することができる薬剤、
(b)哺乳動物において酸化プロセスを調節することができる薬剤、
(c)PPAR−アルファ、PPAR−ガンマ、PPAR−デルタ、DPP−IVの改変形態、およびグルココルチコイドレセプターの改変形態からなる群より選択される、インスリン抵抗性またはグルコース代謝を調節することができる薬剤、
(d)内皮細胞または平滑筋細胞のレセプター、接着分子、またはインテグリンの発現を調節することができる薬剤、
(e)哺乳動物の血管における、内皮細胞または平滑筋細胞の増殖を調節することができる薬剤、
(f)ケモカインレセプター、RAGEレセプター、toll様レセプター、アンジオテンシンレセプター、TGFレセプター、インターロイキンレセプター、TNFレセプター、C−反応性タンパク質レセプター、およびNF−kbを活性化することができるレセプターからなる群より選択される、炎症関連レセプターを調節することができる薬剤、
(g)内皮細胞、血管平滑筋細胞、リンパ球、単球または好中球の増殖、アポトーシスまたは壊死を調節することができる薬剤、
(h)コラーゲン、エラスチンおよびプロテオグリカンからなる群より選択される、細胞外マトリックスタンパク質の産出、分解、または架橋を調節することができる薬剤、
(i)哺乳動物の血管内での細胞の活性化、分泌または脂質負荷を調節することができる薬剤、
(j)哺乳動物の血管内での樹状細胞の活性化または増殖を調節することができる薬剤、
(k)哺乳動物の血管壁での血小板の活性化または接着を調節することができる薬剤、
(l)タンパク質治療薬をコードしている核酸からなる薬剤で、アテローム硬化性病変に罹患している哺乳動物に有効であるin vivo活性を有している、タンパク質治療薬、
である、請求項16の医薬。
【請求項23】
哺乳動物における心臓麻痺を予防するための医薬であって、治療薬に結合させた、治療有効量のペプチドを投与することを含み、ここでペプチドは哺乳動物のアテローム硬化性病変に結合することができ、治療薬により心臓麻痺を予防することができる、医薬。
【請求項24】
治療薬が、ストレプトキナーゼ、組織プラスミノーゲン活性化因子、プラスミンおよびウロキナーゼ、組織因子プロテアーゼ阻害剤、ネマトーダから抽出した抗凝固タンパク質、メタロプロテイナーゼ阻害剤、または抗炎症剤である、請求項23に記載の医薬。
【請求項25】
治療薬が、
(a)HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、サイロミメティック、フィブレート、およびペルオキシソーム増殖因子活性化レセプター(PPAR)からなる群より選択される、哺乳動物の血清中の脂質濃度を調節することができる薬剤、
(b)哺乳動物における酸化プロセスを調節することができる薬剤、
(c)PPAR−アルファ、PPAR−ガンマ、PPAR−デルタ、DPP−IVの改変形態、およびグルココルチコイドレセプターの改変形態からなる群より選択される、哺乳動物におけるインスリン抵抗性またはグルコース代謝を調節することができる薬剤、
(d)内皮細胞または平滑筋細胞レセプター、接着分子またはインテグリンの発現を調節することができる薬剤、
(e)哺乳動物の血管における、内皮細胞または平滑筋細胞の増殖を調節することができる薬剤、
(f)ケモカインレセプター、RAGEレセプター、toll様レセプター、アンジオテンシンレセプター、TGFレセプター、インターロイキンレセプター、TNFレセプター、C−反応性タンパク質レセプター、およびNF−kbを活性化することができるレセプターからなる群より選択される、炎症関連レセプターを調節することができる薬剤、
(g)内皮細胞、血管平滑筋細胞、リンパ球、単球または好中球の増殖、アポトーシスまたは壊死を調節することができる薬剤、
(h)コラーゲン、エラスチンおよびプロテオグリカンからなる群より選択される、細胞外マトリックスタンパク質の産出、分解、または架橋を調節することができる薬剤、
(i)哺乳動物の血管内での細胞の活性化、分泌または脂質負荷を調節することができる薬剤、
(j)哺乳動物の血管内での樹状細胞の活性化または増殖を調節することができる薬剤、
(k)哺乳動物の血管壁での血小板の活性化または接着を調節することができる薬剤、
(l)タンパク質治療薬をコードしている核酸からなる薬剤で、アテローム硬化性病変に罹患している哺乳動物に有効であるin vivo活性を有している、タンパク質治療薬、
である、請求項23に記載の医薬。
【請求項26】
治療薬が、リポソーム中に存在する、請求項23に記載の医薬。
【請求項27】
ペプチドが、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号90、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号106、配列番号108、配列番号110、配列番号112、配列番号114、配列番号116、配列番号118、配列番号120、配列番号122、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号166、配列番号168、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、配列番号178、配列番号180、配列番号182、配列番号184、配列番号186、配列番号188、配列番号190、配列番号192、配列番号194、配列番号196、配列番号198、配列番号200、配列番号202、配列番号204、配列番号206、配列番号208、配列番号210、配列番号212、配列番号214、配列番号216、配列番号218、配列番号220、配列番号222、配列番号224、配列番号226、配列番号228、配列番号230、配列番号232、配列番号234、配列番号236、配列番号238、配列番号240、配列番号242、配列番号244、配列番号246、配列番号248、配列番号250、配列番号252、配列番号254、配列番号256、配列番号258、配列番号260、配列番号262、配列番号264、配列番号266、配列番号268、配列番号270、配列番号272、配列番号274、配列番号276、配列番号278、配列番号280、配列番号282、配列番号284、配列番号286、配列番号288、配列番号290、配列番号292、配列番号294、配列番号296、配列番号298、配列番号300、配列番号302、配列番号304、配列番号306、配列番号308、配列番号310、配列番号312、配列番号314、配列番号316、配列番号318、配列番号320、配列番号322、配列番号324、配列番号326、配列番号328、配列番号330、配列番号332、配列番号334、配列番号336、配列番号338、配列番号340、配列番号342、配列番号344、配列番号346、配列番号348、配列番号350、配列番号352、配列番号354、配列番号356、配列番号358、配列番号360、配列番号362、配列番号364、配列番号366、配列番号368、配列番号370、配列番号372、配列番号374、配列番号376、配列番号378、配列番号380、配列番号382、配列番号384、配列番号386、配列番号388、配列番号390、配列番号392、配列番号394、配列番号396、配列番号398、配列番号400、配列番号402、配列番号404、配列番号406、配列番号408、配列番号410、配列番号412、配列番号414、配列番号416、配列番号418、配列番号420、配列番号422、配列番号424、配列番号426、配列番号428、配列番号430、配列番号432、配列番号434、配列番号436、配列番号438、配列番号440、配列番号442、配列番号444、配列番号446、配列番号448、配列番号450、配列番号452、配列番号454、配列番号456、配列番号458、配列番号460、配列番号462、配列番号464、配列番号468、配列番号470、配列番号472または配列番号474を含む、請求項16または23に記載の医薬。
【請求項28】
ペプチドが、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号336、配列番号344または配列番号464を含む、請求項16または23に記載の医薬。
【請求項29】
治療薬が、HMG−CoAレダクターゼインヒビター、フィブレート、サイロミメティック、DPP−IV阻害剤、PPARアルファアゴニスト、PPARガンマアゴニストまたはPPARデルタアゴニストである、請求項16または23に記載の医薬。
【請求項30】
サイロミメティック化合物が、式I
【化1】

であって、式中、
W1はO、S、S(O)またはS(O)2であり、
X1は、−SR4、−S(O)R4、−S(O)2R4、または−S(O)2NR5R6であるか、またはX1は、−C(O)NR5R6であり、ただしこの場合は、−C(O)NR5R6が、3’−、4’−または5’−位に位置し、
Y1がOまたはH2であり、
Z1が、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、必要に応じて置換されたアルコキシ、アラルコキシ、アシルオキシまたはアルコキシカルボニルオキシであり、
R1は、ヒドロキシ、必要に応じて置換されたアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アラルコキシ、シクロアルコキシ、ヘテロアラルコキシまたは−NR5R6であり、
R2は水素、ハロゲンまたはアルキルであり、
R3はハロゲンまたはアルキルであり、
R4は、必要に応じて置換されたアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはヘテロアリールであり、
R5、R6およびR7は独立して、水素、必要に応じて置換されたアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアラルキルであるか、あるいはR5およびR6は結合して、O、S、S(O)、S(O)2によって任意に遮られたアルキレンであるか、またはこれらが結合している窒素原子とともに、5〜7員環を形成するように結合するNR7であり、
R8は、水素、ハロゲン、トリフルオロメチル、低級アルキルまたはシクロアルキルであり、
nはゼロまたは1〜4の整数を表す
化合物およびその薬学的に許容される塩である、請求項29に記載の医薬。
【請求項31】
サイロミメティック化合物が、式II
【化2】

であって、式中、
R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−6アルキル、トリフルオロメチル、−CN、−OCF3、または−OC1−6アルキルであり、
R4は、R5が、フルオロでない場合に、R4が−S(O)2NR9R10、−C(O)NR9R10、−(C1−6アルキル)−NR9R10、−NR9C(O)R10、−NR9C(O)NR9R10、−NR9S(O)2R10、−(C1−6アルキル)−OR11、−OR11または−S(O)aR12という条件で、水素、官能基Zから独立して選択される1〜3つの置換基で必要に応じて置換されたC1−12アルキル、C2−12アルケニル、ハロゲン、−CN、アリール、ヘテロアリール、C3−10シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、−S(O)2NR9R10、−C(O)NR9R10、−(C1−6アルキル)−NR9R10、−NR9C(O)R10、−NR9C(O)NR9R10、−NR9S(O)2R10、−(C1−6アルキル)−OR11、−OR11または−S(O)aR12であり、
またはR3およびR4は、ともに、式−(CH2b−または、−Q−(CH2c−および−(CH2j−Q−(CH2k−からなる群より選択される複素環Aを形成してよく、式中QはO、SまたはNR17であり、前記炭素環Aおよび前記複素環Aはそれぞれ独立して、C1−4アルキル、ハライドまたはオキソから独立して選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換され、
R5はフルオロ、ヒドロキシ、C1−4アルコキシまたはOC(O)R9であり、
またはR4およびR5は、ともに、−CR9=CR10、−NH−、−N=CR9−NH−、−CR9=CH−O−および−CR9=CH−S−からなる群より選択される、複素環Bを形成してよく、
R6は、水素、ハロゲン、C1−4アルキルまたはトリフルオロメチルであり、
R7は、水素またはC1−6アルキルであり、
R8は−OR9または−NR19R20であり、
それぞれの存在について、R9およびR10は、独立して、(A)水素、(B)官能基Vから独立して選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されているC1-12アルキル、(C)C2-12アルケニル、(D)C1-6アルキル、C2-5アルキニル、C3-10シクロアルキル、−CN、−NR13R14、オキソ、−OR18、−COOR18またはXおよびYによって必要に応じて置換されているアリールから独立して選択される、1つ以上の置換基で必要に応じて置換されているC3-10シクロアルキル、(E)XおよびYによって必要に応じて置換されているアリール、または(F)XおよびYによって必要に応じて置換されているhetであり、
またはそれぞれの存在についてR9およびR10は、ともに、−O−、−NR13−および−Sからなる群より選択される第二のヘテロ官能基を任意にさらに含む、そして、C1−5アルキル、オキソ、−NR13R14、−OR18、−C(O)2R18、−CN、−C(O)R9、XおよびYによって必要に応じて置換されているアリール、XおよびYによって必要に応じて置換されているhet、C5-6スピロシクロアルキルから独立して選択される1つ以上の置換基でさらに必要に応じて置換された複素環C、部分的に、および完全に飽和した、および不飽和5、6、7、および8員環である炭素環からなる群より選択される炭素環Bを形成し、前記炭素環Bが、部分的に、および完全に飽和した、および不飽和の、5、6、7、および8員環である炭素環から選択される炭素環Cに融合されている任意の二環官能基も含まれ、
R11は、官能基Vから独立して選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されたC1-12アルキル、C2-12アルケニル、C3-10シクロアルキル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、モノフルオロメチル、XおよびYによって必要に応じて置換されたアリール、XおよびYによって必要に応じて置換されたhet、−C(O)NR9R10または−C(O)R9であり、
R12は、官能基Vから独立して選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されたC1-12アルキル、C2-12アルケニル、C3-10シクロアルキル、XおよびYによって必要に応じて置換されたアリール、XおよびYによって必要に応じて置換されたhetであり、
R13およびR14は、それぞれの存在について独立して、水素、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、−(C1-6アルキル)−C1-6アルコキシ、XおよびYによって必要に応じて置換されたアリール、XおよびYによって必要に応じて置換されたhet、XおよびYによって必要に応じて置換された−(C1-4アルキル)−アリール、XおよびYによって必要に応じて置換された−(C1-4アルキル)−ヘテロシクロ、−(C1-4アルキル)−ヒドロキシ、−(C1-4アルキル)−ハロ、−(C1-4アルキル)−ポリ−ハロ、−(C1-4アルキル)−CONR15R16、またはC3-10シクロアルキルであり、
R15およびR16は、それぞれの存在について独立して、水素、C1-6アルキル、C3-10シクロアルキルまたはXおよびYによって必要に応じて置換されたアリールであり、
R17は、水素、アルキル、C1-6アルキル、−COR9または−SO2R9であり、
R18は、水素、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、−(C1-6アルキル)−C1-6アルコキシ、XおよびYによって必要に応じて置換されたアリール、XおよびYによって必要に応じて置換されたhet、XおよびYによって必要に応じて置換された−(C1-4アルキル)−アリール、XおよびYによって必要に応じて置換された−(C1-4アルキル)−ヘテロサイクル、−(C1-4アルキル)−ヒドロキシ、−(C1-4アルキル)−ハロ、−(C1-4アルキル)−ポリ−ハロ、−(C1-4アルキル)−CONR15R16、−(C1-4アルキル)−(C1-4アルコキシ)またはC3-10シクロアルキルであり、
R19は、水素またはC1-6アルキルであり、
R20は、水素またはC1-6アルキルであり、
Wは、O、S(O)d、CH2、またはNR9であり、
官能基Zは、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、ハロゲン、−CF3、−OCF3、ヒドロキシ、オキソ、−CN、アリール、ヘテロアリール、C3-10シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、−S(O)aR12、−S(O)2NR9R10、−C(O)R9R10、および−NR9R10であり、
官能基Vは、ハロゲン、−NR13R14、−OCF3、−OR9、オキソ、トリフルオロメチル、−CN、C3-10シクロアルキル、XおよびYによって必要に応じて置換されたアリール、およびXおよびYによって必要に応じて置換されたhetであり、
それぞれ存在する場合、hetは、N、OおよびSからなる群より独立して選択される1〜4つのヘテロ原子を含む、4、5、6、7、および8員環である部分的および完全に飽和した、および不飽和の複素環からなる群より選択される複素環Dであり、また、前記複素環Dが、ベンゼン環、またはN、OおよびSからなる群より独立して選択される1〜4つのヘテロ原子を含む、4、5、6、7、および8員環である部分的および完全に飽和した、および不飽和の複素環からなる基より選択した複素環Eに融合される、任意の二環官能基を含み、
XおよびYは、それぞれ存在する場合に、独立して、(A)水素、(B)ハロゲン、(C)トリフルオロメチル、(D)−OCF3、(E)−CN、(F)ハロゲン、−OCF3、−CF3およびフェニルからなる群より独立して選択される、1つまたはそれ以上の置換基によって、必要に応じて置換されたC1-6アルキル、(G)C1-6アルコキシ、(H)ハロゲン、−OCF3、−CF3、C1-4アルキル、およびC1-4アルコキシからなる群より独立して選択される、1つまたはそれ以上の置換基によって、必要に応じて置換されたアリール、(I)−C(O)2R13、(J)−C(O)NR13R14、(K)−C(O)R13、(L)−NR13C(O)NR13R14、および(M)−NR13C(O)R14であり、または同様に変化して存在する場合に、XおよびYは、一緒に、(a)式−(CH2e−の炭素環D、または(b)−O(CH2fO−、(CH2gNH−および−CH=CHNH−からなる群より選択される複素環Fを形成し、
aおよびdはそれぞれ独立して、0、1または2であり、
bは、3、4、5、6または7であり、
c、f、g、jおよびkはそれぞれ独立して、2、3、4、5または6であり、そして
eは、3、4、5、6または7である、
請求項29に記載の医薬。
【請求項32】
サイロミメティック化合物が、式III
【化3】

であって、式中、
Rwはヒドロキシ、エステル化ヒドロキシ、またはエーテル化ヒドロキシであり、
R1はハロゲン、トリフルオロメチル、または低級アルキルであり、
R2はハロゲン、トリフルオロメチル、または低級アルキルであり、
R3はハロゲン、トリフルオロメチル、低級アルキル、アリール、アリール−低級アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキル−低級アルキルであり、またはR3はラジカル
【化4】

であり、
式中R8は水素、低級アルキル、アリール、シクロアルキル、アリール−低級アルキルまたはシクロアルキル−低級アルキルであり、R9はヒドロキシまたはアシルオキシであり、R10は、水素または低級アルキルを表し、またはR9およびR10はともにオキソを表し、R4は水素、ハロゲン、トリフルオロメチルまたは低級アルキルであり、
X2は−−NR7であり、
W2はOまたはSであり、
R5およびR6はともに、オキソを表し、
R7は水素または低級アルキルを表し、
Z2は、カルボキシル、薬学的に許容されるエステルとして、または薬学的に許容されるアミドとして誘導されたカルボキシルを表す、
化合物、あるいは薬学的に許容されるその塩である、請求項29に記載の医薬。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【公開番号】特開2009−50275(P2009−50275A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−274389(P2008−274389)
【出願日】平成20年10月24日(2008.10.24)
【分割の表示】特願2003−519094(P2003−519094)の分割
【原出願日】平成14年8月9日(2002.8.9)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【出願人】(593052785)ザ スクリップス リサーチ インスティテュート (91)
【Fターム(参考)】