説明

アルカリ性スフィンゴミエリナーゼを検出するための分析方法およびかかる方法に使用するキット

【課題】アルカリ性スフィンゴミエリナーゼの存在についての診断方法を提供する。
【解決手段】患者の便におけるアルカリ性スフィンゴミエリナーゼ(SMase)の存在を評価するための蛍光定量的分析方法およびかかる方法に使用されるキット。アルカリ性SMaseは大腸癌などの重篤な病状のマーカーである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルカリ性スフィンゴミエリナーゼの存在の評価を必要とする患者の便または体液におけるアルカリ性スフィンゴミエリナーゼの存在を評価するための分析方法に関する。本発明はまた、かかる分析方法を実施するためのキットにも関する。
【0002】
より具体的には、本発明の方法は、アルカリ性スフィンゴミエリナーゼの検出のためのインビトロでの蛍光定量的方法であり、アルカリ性スフィンゴミエリナーゼは以下に詳細に記載するように、大腸癌や家族性大腸ポリープ症などの、重篤な病状のマーカーである。
【背景技術】
【0003】
酵素、スフィンゴミエリナーゼ(スフィンゴミエリンホスホジエステラーゼ、SMase)は、スフィンゴミエリンのセラミドとコリンリン酸塩への加水分解を触媒する。
【0004】
3種類のSMase(酸性、中性およびアルカリ性)が今日までに同定されており、これらは以下のようないくつかのアイソフォームとして存在する:
−リソソーム酸性SMase(A−SMase);
−細胞基質Zn2+−依存性酸性SMase;
−膜中性マグネシウム−依存性SMase(N−SMase);
−細胞基質マグネシウム−非依存性N−SMase;および、
−アルカリ性SMase。
【0005】
SMaseは広範な生理的および病理的プロセスにおいて役割を果たしていることが示されており、これらプロセスには以下が含まれる:エンドサイトーシスされたSMのリソソームによる加水分解、セラミドにより媒介される細胞のシグナル伝達、アテローム発生、最終分化、細胞周期の停止、アポトーシス、炎症、および真核生物のストレス応答の調節。
【0006】
それぞれリソソームおよび膜結合酵素として細胞中に存在する酸性および中性SMaseとは対照的に、アルカリ性SMaseは組織差および種差を示す。ヒトにおいては、アルカリ性SMaseは腸粘膜および胆汁中にみられる。アルカリ性SMaseは、十二指腸にて出現し、腸内、特に空腸の遠位部分で高レベルに達し、そして結腸および直腸においてはかなりの量が存在する。このSMaseは至適アルカリ性pH9.0を示し、Mg2+−非依存性、胆汁酸塩−依存性そしてトリプシン耐性である。
【0007】
アルカリ性SMaseの病理学的な重要性が最近認識されるようになったため。主に以下の理由による数々の研究が促進された。
【0008】
第一に、この酵素は、ミルク、卵、肉および魚にかなりの量存在する食餌性スフィンゴミエリンの加水分解を担っている可能性がある。第二に、この酵素はコレステロールの吸収を調節している可能性がある。第三に、腸管にアルカリ性SMaseが存在すること、および該酵素の検出量が結腸直腸癌において選択的に減少していることは、この酵素が腸の発癌において役割を果たしていることを示唆する。というのは、生理的条件下では、この酵素はアポトーシスを刺激し、腸粘膜を発癌から保護するからである。
【0009】
以前の研究により、生理的条件下では、アルカリ性SMaseは胆汁酸塩により、腸粘膜から管腔へと解離するということも示された。しかし、胆汁酸塩濃度が異常に高い病理的条件下では、胆汁酸塩によるアルカリ性SMaseの解離が酵素の生合成より過剰となり、その結果粘膜におけるアルカリ性SMase活性が低レベルとなり、大便または体液、即ち胆汁への該酵素の排出が異常に多くなる。その結果、正常の基準値を超える便または体液中へのアルカリ性SMaseの排出過剰は、結腸直腸癌および家族性大腸ポリープ症についての診断マーカーとして有用であると考えられる。したがって、腸管の上記病状を患っている可能性のある患者の便または体液中のアルカリ性SMaseを検出するための信頼できるアッセイが必要となる。
【0010】
さらに、細菌株(例えば、ストレプトコッカス・ターモフィラス(Streptococcus termophilus)、乳酸桿菌(Lactobacilli))のなかには高ベルのSMaseを含むものがあり、アルカリ性SMaseの評価により、プロバイオティクスおよび/またはプロバイオティクスに基づく産物による処理後の該細菌の数の変化を評価する方法が提供される。
【0011】
アルカリ性SMaseのアッセイ方法は以前から知られている。SMaseの活性は、インビボでSMの放射性前駆体により細胞を標識し、標識産物のレベルを測定することにより、あるいはインビトロで放射標識されたSMまたは色素生産性のSMのアナログあるいは中性SMの色素および蛍光誘導体を用いることにより、判定することができる。
【0012】
これらの既知の一般に用いられているアッセイは完全には満足のいくものではなかった。というのは、これらアッセイは放射性アッセイであるため非常に危険である可能性があり、蛍光定量的アッセイよりも感度が低いためである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明の目的は、既知の方法の欠点を克服する、結腸直腸癌や家族性大腸ポリープ症、または胆嚢または肝疾患を患っている可能性のある患者の便または体液中のアルカリ性SMaseの信頼できる安価なアッセイを提供することである。
【0014】
本発明のさらなる目的は、上記アッセイに使用するための分析用キットを提供することである。
【0015】
本発明の別の目的は、様々な健康状態における、あるいは疾患または薬剤あるいはプロバイオティクスまたは食物サプリメントによる処置後の、細菌コロニー形成を評価することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明の蛍光定量的、間接的アッセイ方法は、以下の反応の連続に基づく。
【0017】
大便またはその他の体液中に存在するアルカリ性SMaseの作用により、スフィンゴミエリンが加水分解されてセラミドとコリンリン酸になり、コリンリン酸はアルカリホスファターゼの作用により加水分解されてコリンが生じる。コリンオキシダーゼの存在下で、コリンから過酸化水素(H)が生じる。
【0018】
後者の化合物を、西洋わさびペルオキシダーゼの存在下で、Hに対する高感度の蛍光発生プローブである10−アセチル−3.7−ジヒドロキシフェノキサジン(以下、アンプレックス・レッド・試薬(Amplex Red Reagent)と称する)と反応させると、強い蛍光性の化合物であるレゾルフィン(resorufin)が生じる。蛍光は、蛍光測定(fluorocount)マイクロプレート蛍光光度計により、530−560nmの励起、590nmの蛍光検出にて測定される。
【0019】
上記の連続する反応および蛍光検出手段に基づき、本発明のアルカリ性SMaseをアッセイする方法は、便について記載する以下の工程を含む。しかし、当業者にとって該方法を適宜常套の改変により胆汁などの体液に適用することが容易であることは明白である。
1)患者の便の試料を収集し、それを乾燥する工程;
2)乾燥させた試料から約3−4グラムを計量し、それを20mlのホモゲニゼーション・バッファー(0.25M スクロース、0.15M KCl、50mM KHPO含有、pH7.4)に懸濁する工程;
3)試料を4000rpm、+4℃で60分間遠心分離する工程;
4)上清を回収し、4000rpm、+4℃で15分間再び遠心分離する工程;
5)標準としてウシ血清アルブミンを用いてピアス・プロテイン・アッセイ(Pierce Protein Assay)により上清中のタンパク質含量を測定し、各試料についてタンパク質濃度範囲32mg/mlから40mg/mlを用い、そしてピペットにより25μlの各試料をウェルに移す工程;
6)25μlの各試料に、65μlのアッセイ・バッファー(50mM Tris/HCl、2mM EDTA、0.15M NaCl含有、pH9.0)および10μlの29μMスフィンゴミエリンを添加し、そしてアッセイ・バッファーに3mMの濃度で胆汁酸塩(TC、TDC、GC、GCDC)を添加する工程;
7)37℃で1時間インキュベートする工程;
8)ピペットにより100μlの各標準(以下を参照)および10μlのスフィンゴミエリン(29μM)を取り、試料と同様に37℃で1時間インキュベートする工程;
9)1時間後、100μlの反応バッファー(50mM Tris/HCl、pH7.4、10mM β−グリセロリン酸、750μM ATP、5mM EDTA、5mM EGTA、100μMアンプレックスレッド、8U/mlアルカリホスファターゼ、0.2U/mlコリンオキシダーゼ、2U/ml西洋わさびペルオキシダーゼ含有)を添加する工程;
10)反応物を1時間以上、37℃で光から保護してインキュベートする工程;
11)蛍光マイクロプレート・リーダーにおいて励起範囲530−560nmおよび発光検出590nmにて蛍光を測定する工程;
12)各点について、バックグラウンドの蛍光をスフィンゴミエリナーゼ非含有コントロールからの値を差し引くことにより補正する工程。
【0020】
本発明はまた、上記の方法にしたがって患者の便または体液中のアルカリ性スフィンゴミエリナーゼを検出するためのキットにも関し、該キットは別々に以下の試薬の試料を含有する試験管を含む:
a)便または体液中のアルカリ性スフィンゴミエリナーゼによって、コリンリン酸へと加水分解されるべきスフィンゴミエリン;
b)コリンリン酸からコリンへの加水分解を触媒するアルカリホスファターゼ;
c)コリンを過酸化水素へと酸化するコリンオキシダーゼ;
d)過酸化水素とe)との反応を補助するための西洋わさびペルオキシダーゼ
e)その蛍光が便または体液に存在するアルカリ性SMaseのマーカーとなる蛍光化合物レゾルフィンをもたらす、アンプラー・レッド試薬(Ampler Red Reagent(10−アセチル−3.7−ジヒドロキシフェノキサジン));および、
f)濃度標準として用いる凍結乾燥した細菌スフィンゴミエリナーゼ。
【0021】
本発明の分析方法を好適に実施するためには、上記キットの要素に加えて、以下のさらなる材料および装置が必要である:
スクロース;
塩化カリウム(KCl);
一塩基性リン酸カリウム(KHPO);
Trizma塩基;
EDTA;
塩化ナトリウム;
タウロコール酸(TC);
タウロデオキシコール酸(TDC);
グリココール酸(GC);
グリコケノ(Glycocheno)デオキシコール酸(GCDC);
β−グリセロリン酸;
ATP二ナトリウム塩;
EGTA;
BCAタンパク質アッセイ試薬;
ウシ血清アルブミン;
冷却遠心機;
550−562nmにて測定可能なマイクロプレート・リーダー、および、
蛍光測定マイクロプレート蛍光光度計。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】蛍光アッセイを用いたスフィンゴミエリナーゼの検出。各反応物は特定のアッセイバッファー中の示された量の細菌スフィンゴミエリナーゼを含有していた。反応物は37℃で1時間インキュベートした。蛍光は励起530nm、蛍光検出590nmにて蛍光マイクロプレートリーダーにより測定した。
【発明を実施するための形態】
【0023】
SMase活性の定量を行うには、以下の手段をとるべきである。
【0024】
検量線作成
キットにSMaseの標準調製物を与える。これは、pH9で作用するタイプのSMaseを含有する細菌抽出物からなる。以下の操作を行う。
SMase検量線の作成:濃度標準を希釈して段階希釈を作成する。
SMase標準を1mlのアッセイ・バッファー(pH9.0)により再構成する;この再構成により96mU/mlのストック溶液を作成する。
0.500mlのアッセイ・バッファーをピペットにより各試験管に移す。ストック溶液を用いて限界希釈を作成する。各試験管を次の工程へ移す前によく混合する。未希釈の標準を高濃度標準(96mU/ml)とし、検量線は以下の濃度の点を含むようにする(mU/ml):96−48−24−12−6−3。バッファーはゼロ標準とする(0mU/ml)。
【0025】
典型的検量線
図1に単に一例としての検量線を示す。検量線はアッセイする試料の各セットについて作成すべきである。
【0026】
結果の計算
各標準と試料についての二連の読みを平均し、平均ゼロ標準蛍光を差し引く。
標準活性(mU/ml)に対して標準蛍光をプロットして最適曲線を引く。各試料のSMase活性を決定するために、まずy−軸上の蛍光値をみつけ、検量線まで水平線を引く。交差点において、x−軸まで垂直線を引き、対応するSMas活性を読み取る。
【0027】
記載した方法によりインビトロでのSMase活性のアッセイが可能となる;これは、有機試料におけるアルカリ性SMaseを検出する目的で開発された。
【0028】
アルカリ性SMaseを特異的にアッセイするためであるが、該方法は酸性および中性SMase活性を検出する条件を用いる。具体的には:
−ホモゲニゼーション・バッファーは中性のpHであるが、中性SMaseを排除するためにプロテアーゼおよびホスファターゼ・インヒビターを含まない。というのは中性SMaseはプロテアーゼおよびホスファターゼの活性に対して高感度であり、そのためこれらの酵素により阻害されるからである;
−ホモゲニゼーション・バッファーは、Mg依存性中性SMase活性を阻害するためにMgClを含まない;
−反応バッファーはβ−グリセロリン酸およびATPを含むため、中性pHでなお活性である酸性SMaseを妨げるために、この反応バッファーにおいて中性SMaseを阻害するための高濃度のEDTAとEGTAが存在する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の工程を含む患者の便におけるアルカリ性スフィンゴミエリナーゼの検出方法:
1)患者から得た患者の便試料を乾燥する工程;
2)乾燥させた試料から3−4グラムを計量し、それを20mlのホモゲニゼーション・バッファー(0.25M スクロース、0.15M KCl、50mM KHPO含有、pH7.4)に懸濁する工程;
3)試料を4000rpm、+4℃で60分間遠心分離する工程;
4)上清を回収し、4000rpm、+4℃で15分間再び遠心分離する工程;
5)標準としてウシ血清アルブミンを用いてピアス・プロテイン・アッセイにより上清中のタンパク質含量を測定し、各試料についてタンパク質濃度範囲32mg/mlから40mg/mlを用い、そしてピペットにより25μlの各試料をウェルに移す工程;
6)25μlの各試料に、65μlのアッセイ・バッファー(50mM Tris/HCl、2mM EDTA、0.15M NaCl含有、pH9.0)および10μlの29μMスフィンゴミエリンを添加し、そしてアッセイ・バッファーに3mMの濃度で胆汁酸塩(TC、TDC、GC、GCDC)を添加する工程;
7)37℃で1時間インキュベートする工程;
8)ピペットにより100μlの各標準凍結乾燥細菌スフィンゴミエリナーゼおよび10μlのスフィンゴミエリン(29μM)を取り、試料と同様に37℃で1時間インキュベートする工程;
9)1時間後、100μlの反応バッファー(50mM Tris/HCl、pH7.4、10mM β−グリセロリン酸、750μM ATP、5mM EDTA、5mM EGTA、100μMアンプレックスレッド、8U/mlアルカリホスファターゼ、0.2U/mlコリンオキシダーゼ、2U/ml西洋わさびペルオキシダーゼ含有)を添加する工程;
10)反応物を1時間以上、37℃で光から保護してインキュベートする工程;
11)蛍光マイクロプレート・リーダーにおいて励起範囲530−560nmおよび発光検出590nmにて蛍光を測定する工程;
12)各点について、バックグラウンドの蛍光をスフィンゴミエリナーゼ非含有コントロールから得た値を差し引くことにより補正する工程。
【請求項2】
患者から得た体液に対して行う、請求項1の方法。
【請求項3】
以下の試薬の試料を別々に含有する試験管を含む、患者の便または体液におけるアルカリ性スフィンゴミエリナーゼを検出するためのキット:
a)便または体液中に存在する、アルカリ性スフィンゴミエリナーゼによってコリンリン酸へと加水分解されるべきスフィンゴミエリン;
b)コリンリン酸からコリンへの加水分解を触媒するアルカリホスファターゼ;
c)コリンを過酸化水素へと酸化するコリンオキシダーゼ;
d)過酸化水素とe)との反応を補助するための西洋わさびペルオキシダーゼ
e)その蛍光が便または体液に存在するアルカリ性SMaseのマーカーとなる蛍光化合物レゾルフィンをもたらす、アンプレックス・レッド試薬((10−アセチル−3.7−ジヒドロキシフェノキサジン));および、
f)濃度標準として用いる凍結乾燥した細菌スフィンゴミエリナーゼ。
【請求項4】
以下の工程を含む患者からの生物学的材料におけるアルカリ性スフィンゴミエリナーゼの検出方法:
1)患者から得た生物学的材料の試料をホモゲニゼーション・バッファー(0.24−0.26M スクロース、0.14−0.16M KCl、45−55mM KHPO含有、pH7.4に調整)に懸濁する工程;
2)試料を少なくとも1回遠心分離して上清を回収する工程;
3)上清中のタンパク質含量を測定する工程;
4)上清の試料に、アッセイ・バッファー(44−55mM Tris/HCl、1.9−2.2mM EDTA、0.14−0.16M NaCl含有、pH8.9−9.1)および28−30μMスフィンゴミエリンおよびアッセイ・バッファー(2.9−3.1mMの濃度の胆汁酸塩(TC、TDC、GC、GCDC)含有)を添加する工程;
5)アッセイ混合物を37℃で1時間インキュベートする工程;
6)工程5)からの試料と、28−31μMのスフィンゴミエリンを混合し、37℃で1時間インキュベートする工程;
7)反応バッファー(45−55mM Tris/HCl、pH7.3−7.5、9−11mM β−グリセロリン酸、745−755μM ATP、4−6mM EDTA、4−6mM EGTA、95−105μMアンプレックスレッド試薬、7−9U/mlアルカリホスファターゼ、0.1−0.3U/mlコリンオキシダーゼおよび1.5−2.5U/ml西洋わさびペルオキシダーゼ含有)を添加する工程;
8)反応混合物を少なくとも1時間、37℃で光から保護してインキュベートする工程;
9)励起範囲530−560nmおよび発光検出590nmにて蛍光を測定する工程。
【請求項5】
各試料について、蛍光の読みをスフィンゴミエリナーゼ非含有コントロールから得た値を差し引くことによりバックグラウンドの蛍光について補正する、請求項4の方法。
【請求項6】
ピアス・プロテイン・アッセイによりタンパク質含量を測定する請求項4または5の方法。
【請求項7】
以下を含む患者から得た生物学的試料におけるアルカリ性スフィンゴミエリナーゼを検出するためのキット:
a)スフィンゴミエリン
b)アルカリホスファターゼ,
c)コリンオキシダーゼ,
d)西洋わさびペルオキシダーゼ,
e)アンプレックス・レッド試薬
f)凍結乾燥した細菌スフィンゴミエリナーゼ。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2009−195239(P2009−195239A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−104135(P2009−104135)
【出願日】平成21年4月22日(2009.4.22)
【分割の表示】特願2003−556548(P2003−556548)の分割
【原出願日】平成14年12月19日(2002.12.19)
【出願人】(503220679)アクティアル・ファルマセウティカ・ソシエダデ・ポル・クオタス・デ・レスポンサビリダデ・リミターダ (10)
【Fターム(参考)】