説明

イベントシークエンサー

本発明は、系の状態を特定の指標を用いて効率よく意味のある分析をするためのツールを提供する。ある系由来の指標の時系列データについて、ある特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出し、これを用いて系の状態を記述するイベントディスクリプタを生成することによって、解決される。従って、本発明は、少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタを生成する方法であって:(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、(C)該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する工程と、を包含する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタを生成する方法であって:
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する工程と、
を包含する、方法。
【請求項2】
前記系は、生物学的系である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記系は、生物体、臓器、組織、細胞群、細胞および細胞内器官からなる群より選択される、生物の部分である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記系は、細胞である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記系は、社会科学的組織である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記系は、経済学的系である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記指標は、自然科学的指標、技術的指標、社会科学的指標および人文科学的指標からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記指標は、分化状態、外来因子に対する応答、細胞周期、増殖状態、アポトーシス状態、環境変化に対する応答および加齢状態からなる群より選択される少なくとも1つの状態に関するものである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記指標は、遺伝子発現レベル、遺伝子転写レベル、遺伝子の翻訳後修飾レベル、細胞内に存在する化学物質レベル、細胞内イオンレベル、細胞サイズ、生化学的プロセスレベルおよび生物物理学的プロセスレベルからなる群より選択される少なくとも1つの指標を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記指標は、遺伝子発現レベルおよび遺伝子転写レベルからなる群より選択される少なくとも1つの指標を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記指標は、遺伝子転写レベルを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記特徴的挙動は、前記時系列データと所定の値との一致、その絶対値変化速度の特定の変化量または無変化;該時系列データの1階微分値と所定の値との一致、その絶対値変化速度の特定の変化量または無変化;該時系列データの2階微分値と所定の値との一致、その絶対値変化速度の特定の変化量または無変化;該時系列データの符号の変化;該時系列データの1階微分値の符号の変化;該時系列データの2階微分値の符号の変化;該時系列データと、他の指標の時系列データとの一致;該時系列データの1階微分値と、他の指標の時系列データの1階微分値との一致;該時系列データの2階微分値と、他の指標の時系列データの2階微分値との一致;該時系列データと、他の指標の時系列データとの符号の一致;該時系列データの1階微分値と、他の指標の時系列データの1階微分値との符号の一致;該時系列データの2階微分値と、他の指標の時系列データの2階微分値との符号の一致;該時系列データと、該指標の別の時系列データとの一致;該時系列データの1階微分値と、該指標の別の時系列データの1階微分値との一致;および該時系列データの2階微分値と、該指標の別の時系列データの2階微分値との一致からなる群より選択される少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記特徴的挙動は、前記時系列データの1階微分値の符号の変化である、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記時系列データは、連続データまたは不連続データである、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記時系列データは、相対時間または絶対時間で記述される、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記時系列データは、観測開始時点を基準(0)として表される、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記時系列データは、相対レベルまたは絶対レベルで表現される、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記時系列データは、遺伝子発現レベルのデータであり、該遺伝子発現レベルは、蛍光タンパク質の発現レベルである、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記時系列データは、正規化されたデータである、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記イベントタイミングは、時点または時幅で表現される、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記イベントタイミングは、12時間以内の時点のずれまたは時幅にある、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記イベントタイミングは、1時間以内の時点のずれまたは時幅にある、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記時系列データを数学処理する工程をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記数学処理は、正規化、一次微分、二次微分、三次微分、線形近似、非線形近似、移動平均、ノイズフィルター、フーリエ変換、高速フーリエ変換および主成分分析からなる群より選択される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記イベントタイミングは、時系列データの生データに基づいて求められる、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記イベントタイミングは、時系列データの一次微分に基づいて求められる、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
前記イベントタイミングは、時系列データの二次微分に基づいて求められる、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記イベントタイミングは、複数の時系列データにおける単位時間ごとの増減の一致に基づいて求められる、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
前記単位時間は、各々同一または異なる長さである、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記イベントタイミングは、前記指標の増加、減少または不変によって表される、請求項1に記載の方法。
【請求項31】
前記イベントタイミングは、(時間t,前記指標の増減(+、−または0))という表現法によって表される、請求項1に記載の方法。
【請求項32】
前記時間tは、時点または時幅で示される、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記イベントディスクリプタは、時点順にイベントタイミングに関する文字を並べることによって記述される、請求項1に記載の方法。
【請求項34】
前記イベントディスクリプタは、時点順に、イベントタイミングに関する記述が核酸1文字表記であるA、T、GまたはCを用いて記述される、請求項1に記載の方法。
【請求項35】
前記指標の増加または減少は、一階微分値の符号が変化する点、二階微分値の符号が変化する点、生データの値が実験系において有意に変化したと認識できる場合を指標とすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項36】
前記指標の増加または減少は、正規化した前記時系列データにおいて、一階微分値の符号が変化する点、二階微分値の符号が変化する点、生データの値が実験系において有意に変化したと認識できる場合を指標とすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項37】
前記指標として少なくとも2種類の指標を用い、前記イベントタイミングとして、少なくとも1点において、該指標の増減が増加または減少の挙動が少なくとも2種類の指標において一致するものが選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項38】
前記特徴的挙動として、1階微分値の符号変化および2階微分値の符号変化を用い、前記イベントディスクリプタとして、1階微分値の符号変化に対応する第1文字および2階微分値の符号変化に対応する第2文字を、時点順に文字列として表記することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項39】
前記特徴的挙動として、1階微分値の符号変化および2階微分値の符号変化を用い、前記イベントディスクリプタとして、1階微分値の符号変化に対応する第1文字および2階微分値の符号変化に対応する第2文字ならびに符号変化のない時間について他の文字に対応する第3文字を、時点順に文字列として表記することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項40】
前記特徴的挙動として、生データの符号変化を用い、前記イベントディスクリプタとして、生データの増加に対応する第1文字および生データの減少に対応する第2文字を、時点順に文字列として表記することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項41】
前記特徴的挙動として、生データの符号変化を用い、前記イベントディスクリプタとして、生データの増加に対応する第1文字および生データの減少に対応する第2文字ならびに増減のない時間について他の文字に対応する第3文字を、時点順に文字列として表記することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項42】
前記イベントディスクリプタは、電波、磁波、音、光、色、画像、数字および文字からなる群より選択される表記により記述される、請求項1に記載の方法。
【請求項43】
前記イベントディスクリプタは、文字で表記される、請求項1に記載の方法。
【請求項44】
前記イベントディスクリプタを、記録媒体に記録する工程をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項45】
少なくとも1つの系を、該系に関するイベントディスクリプタを用いて分析する方法であって、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する工程と、
(D)少なくとも1つの該イベントディスクリプタを解析する工程と、
を包含する、方法。
【請求項46】
前記解析は、アルゴリズムを使用する、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記アルゴリズムは、自己組織化マップ、クラスター分析、遺伝的アルゴリズム、アライメント解析、自然言語処理における構文解析からなる群より選択されるアルゴリズムを含む、請求項45に記載の方法。
【請求項48】
前記アルゴリズムは、遺伝的アルゴリズムを含む、請求項45に記載の方法。
【請求項49】
前記系は、生物学的系である、請求項45に記載の方法。
【請求項50】
前記系は、細胞である、請求項45に記載の方法。
【請求項51】
系における第1の指標と第2の指標との関係を分析する方法であって:
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の指標に関する第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の指標に関する第2のイベントディスクリプタを生成する工程;および
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1および第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、方法。
【請求項52】
前記工程(C)における比較が、前記第1および第2のイベントディスクリプタにおいて、挙動が一致する一致イベントタイミングの生成によって行われる、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
第1の系由来の指標と第2の系由来の指標との関係を分析する方法であって:
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の指標に関する第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の指標に関する第2のイベントディスクリプタを生成する工程;および
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1および第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、方法。
【請求項54】
ある系由来の第1の時点の指標と第2の時点の指標との関係を分析する方法であって:
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の時点における、第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の時点における、第2のイベントディスクリプタを生成する工程;
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1および第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、方法。
【請求項55】
第1の特徴的挙動および第2の特徴的挙動を用いて得られるイベントディスクリプタを用いて、ある系由来の指標を分析する方法であって:
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の特徴的挙動を用いて得られる、第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の特徴的挙動を用いて得られる、第2のイベントディスクリプタを生成する工程;
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1のイベントディスクリプタおよび第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、方法。
【請求項56】
前記比較において、前記第1のイベントディスクリプタのイベントタイミングと、前記第2のイベントディスクリプタのイベントタイミングとにおいて、時点が一致するイベントタイミングを抽出する工程を包含する、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
系に関するディスクリプタを作成するシステムであって、
i)系に関する少なくとも1つの指標を経時的にモニターするモニター手段と、
ii)該モニター手段から得られた信号から該系の時系列データを生成し、該時系列データを計算処理してイベントディスクリプタを生成するディスクリプタ生成手段と
を備えるシステムであって、
該ディスクリプタ生成手段は、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供し、そして
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する、
システム。
【請求項58】
前記系は細胞であり、前記システムは、該細胞に対して一定の環境を保つことができる支持体をさらに備える、請求項57に記載のシステム。
【請求項59】
前記モニター手段は、光学顕微鏡、蛍光顕微鏡、レーザー光源を用いた読取装置、表面プラズモン共鳴(SPR)イメージング、電気信号、化学的または生化学的マーカーのいずれかあるいは複数種を用いる手段に起因する信号の読取装置、CCDカメラ、オートラジオグラフィー、MRIおよびセンサーからなる群より選択される、請求項57に記載のシステム。
【請求項60】
前記モニター手段は、信号を出力する手段を備える、請求項57に記載のシステム。
【請求項61】
前記ディスクリプタ生成手段は、前記時系列データを生成する手段と、前記計算処理を行って前記ディスクリプタを生成する手段とを別々に備える、請求項57に記載のシステム。
【請求項62】
前記ディスクリプタ生成手段は、前記(A)〜(C)の工程を実行することを命令するプログラムが実装されたコンピュータを含む、請求項57に記載のシステム。
【請求項63】
前記ディスクリプタを表示する表示手段をさらに備える、請求項57に記載のシステム。
【請求項64】
前記表示手段は、電波、磁波、音、光、色、画像、数字および文字からなる群より選択されるを表示する機能を有する、請求項63に記載のシステム。
【請求項65】
前記表示手段は、文字表示機能を有する、請求項63に記載のシステム。
【請求項66】
前記イベントディスクリプタを記録媒体に記録するための記録手段をさらに備える、請求項57に記載のシステム。
【請求項67】
系を記述するためのイベントディスクリプタであって、 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして含む、イベントディスクリプタ。
【請求項68】
請求項1に記載の方法によって生成される、イベントディスクリプタ。
【請求項69】
系に関するディスクリプタを用いて該系を分析するシステムであって、
i)系に関する少なくとも1つの指標を経時的にモニターするモニター手段と、
ii)該モニター手段から得られた信号から該系の時系列データを生成し、該時系列データを計算処理してイベントディスクリプタを生成するディスクリプタ生成手段と
iii)該ディスクリプタ生成手段を分析する分析手段と
を備えるシステムであって、
該ディスクリプタ生成手段は、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供し、そして
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する、
を備える、
システム。
【請求項70】
該分析手段は、少なくとも1つのイベントディスクリプタをアルゴリズム解析する機能を有する、請求項69に記載のシステム。
【請求項71】
少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタのシークエンスを用いて系を分析する方法であって、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングをシークエンスとして記述するイベントディスクリプタを生成する工程と、
(D)該シークエンスを解析する工程と、
を包含する、方法。
【請求項72】
前記シークエンスの解析は、遺伝的アルゴリズムを用いる、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタのシークエンスを用いて系を分析するシステムであって、
i)系に関する少なくとも1つの指標を経時的にモニターするモニター手段と、
ii)該モニター手段から得られた信号から該系の時系列データを生成し、該時系列データを計算処理してイベントディスクリプタを生成するディスクリプタ生成手段と
iii)該シークエンスを解析する手段と、
を備えるシステムであって、
該ディスクリプタ生成手段は、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供し、そして
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する、
システム。
【請求項74】
前記シークエンスの解析は、遺伝的アルゴリズムを用いる、請求項73に記載のシステム。
【請求項75】
少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタを生成する方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、該方法は:
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する工程と、
を包含する、
プログラム。
【請求項76】
少なくとも1つの系を、該系に関するイベントディスクリプタを用いて分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、該方法は、
であって、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する工程と、
(D)少なくとも1つの該イベントディスクリプタを解析する工程と、
を包含する、
プログラム。
【請求項77】
系における第1の指標と第2の指標との関係を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、該方法は、
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の指標に関する第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の指標に関する第2のイベントディスクリプタを生成する工程;および
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1および第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、
プログラム。
【請求項78】
第1の系由来の指標と第2の系由来の指標との関係を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、該方法は、
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の指標に関する第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の指標に関する第2のイベントディスクリプタを生成する工程;および
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1および第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、
プログラム。
【請求項79】
第1の特徴的挙動および第2の特徴的挙動を用いて得られるイベントディスクリプタを用いて、ある系由来の指標を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、該方法は、
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の特徴的挙動を用いて得られる、第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の特徴的挙動を用いて得られる、第2のイベントディスクリプタを生成する工程;
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1のイベントディスクリプタおよび第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、
プログラム。
【請求項80】
少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタのシークエンスを用いて系を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、該方法は、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングをシークエンスとして記述するイベントディスクリプタを生成する工程と、
(D)該シークエンスを解析する工程
を包含する、
プログラム。
【請求項81】
少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタを生成する方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録する記録媒体であって、該方法は:
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する工程と、
を包含する、
記録媒体。
【請求項82】
少なくとも1つの系を、該系に関するイベントディスクリプタを用いて分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録する記録媒体であって、該方法は、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングにより記述されるイベントディスクリプタを生成する工程と、
(D)少なくとも1つの該イベントディスクリプタを解析する工程と、
を包含する、
記録媒体。
【請求項83】
系における第1の指標と第2の指標との関係を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録する記録媒体であって、該方法は、
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の指標に関する第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の指標に関する第2のイベントディスクリプタを生成する工程;および
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1および第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、
記録媒体。
【請求項84】
第1の系由来の指標と第2の系由来の指標との関係を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録する記録媒体であって、該方法は、
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の指標に関する第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の指標に関する第2のイベントディスクリプタを生成する工程;および
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1および第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、
記録媒体。
【請求項85】
第1の特徴的挙動および第2の特徴的挙動を用いて得られるイベントディスクリプタを用いて、ある系由来の指標を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録する記録媒体であって、該方法は、
(A) 請求項1に記載の方法を用いて、第1の特徴的挙動を用いて得られる、第1のイベントディスクリプタを生成する工程;
(B) 請求項1に記載の方法を用いて、第2の特徴的挙動を用いて得られる、第2のイベントディスクリプタを生成する工程;
(C) 該工程(A)および(B)において得られた第1のイベントディスクリプタおよび第2のイベントディスクリプタを比較する工程、
を包含する、
記録媒体。
【請求項86】
少なくとも1つの系に関するイベントディスクリプタのシークエンスを用いて系を分析する方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録する記録媒体であって、該方法は、
(A) 少なくとも1つの系由来の少なくとも1つの指標の時系列データを得る工程と、
(B) 該指標に関し、少なくとも1つの特徴的挙動を提供する工程と、
(C) 該時系列データにおいて、該特徴的挙動を有する部分をイベントタイミングとして抽出して、該イベントタイミングをシークエンスとして記述するイベントディスクリプタを生成する工程と、
(D)該シークエンスを解析する工程
を包含する、
記録媒体。

【図14C】
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【図17】
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【図24】
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【図28】
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【図35】
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【図38B】
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【図38C】
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【図39−1】
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【図39−2】
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【図39−3】
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【図39−4】
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【図39−5】
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【図39−6】
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【図39−7】
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【図39−8】
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【図39−9】
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【図39−10】
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【図39−11】
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【図39−12】
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【図39−13】
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【図39−14】
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【図39−15】
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【図39−16】
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【図39−17】
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【図39−18】
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【図39−19】
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【図39−20】
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【図39−21】
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【図39−22】
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【図39−23】
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【図39−24】
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【図39−25】
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【図39−26】
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【図39−27】
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【図39−28】
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【図39−29】
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【図39−30】
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【図39−31】
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【図39−32】
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【図39−33】
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【図39−34】
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【図39−35】
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【図39−36】
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【図39−37】
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【図39−38】
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【図39−39】
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【図39−40】
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【図39−41】
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【図39−42】
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【図39−43】
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【図39−44】
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【図39−45】
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【図39−46】
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【図39−47】
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【図39−48】
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【図39−49】
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【図39−50】
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【図39−51】
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【図39−52】
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【図39−53】
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【図39−54】
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【図39−55】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図13C】
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【図14】
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【図14D】
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【図15】
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【図16】
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【図16C】
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【図16D】
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【図18A】
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【図18B】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図36】
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【図37】
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【図38A】
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【図38D】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【国際公開番号】WO2005/073890
【国際公開日】平成17年8月11日(2005.8.11)
【発行日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−517497(P2005−517497)
【国際出願番号】PCT/JP2005/001151
【国際出願日】平成17年1月27日(2005.1.27)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
【出願人】(301021533)独立行政法人産業技術総合研究所 (6,529)
【出願人】(505380692)株式会社サイトパスファインダー (11)
【Fターム(参考)】