説明

カップホルダー用ソケット

【課題】車載装備のカップホルダーは、主に丸形容器収納のものが多く、飲料用紙パックなどの角形容器やマグカップなどの異形容器を収納するには困難であった。本発明は、この課題を解消した。
【解決手段】ソケット本体1の上部 枡2は角形容器を収納できるサイズとなっている。
マグカップ収納には、枡2 本体の枠面3に切込み4が四方にあり、マグカップの取っ手が収納障害となるのを防いだ。また枡2の底部5には丸形容器も収納できるように丸形容器の径以上の底部穴6を開けた。
ソケット本体1の下部 円筒7は既存カップホルダー9に装着(収納)されるサイズのものとした。
上部 枡2と下部 円筒7は底部穴6と円筒の上部8の部分で接合されている。異形ソケット本体1は上部 枡2と下部 円筒7で構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車載装備のカップホルダーが丸形容器収納専用であった場合、角形容器(飲料用紙パック等)や異形容器(マグカップ等)の収納ができない。 丸形容器の上部に角形・異形容器を収納できる部分を取付け、上下一体型のソケットとして既存カップホルダーに装着させることにより収納できるものとした。
【背景技術】
【0002】
丸形容器専用のカップホルダーでは角形容器(飲料用紙パック等)や異形容器(マグカップ等)の収納ができなかった。
【0003】
【特許文献1】
【特許文献2】
【非特許文献1】
【非特許文献2】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車載装備のカップホルダーは、主に丸形容器収納のものが多く、飲料用紙パックなどの角形容器やマグカップなどの異形容器を収納するには困難であった。
本発明は、この課題を解消した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ソケット本体1の上部 枡2は角形容器を収納できるサイズとなっている。
マグカップ収納には、枡2 本体の枠面3に切込み4が四方にあり、マグカップの取っ手が収納障害となるのを防いだ。また枡2の底部5には丸形容器も収納できるように丸形容器の径以上の穴6を開けた。
ソケット本体1の下部 円筒7は既存カップホルダー9に装着(収納)されるサイズのものとした。
上部 枡2と下部 円筒7は底部穴6と円筒の上部8の部分で接合されている。ソケット本体1は上部 枡2と下部 円筒7で構成されている。
【発明の効果】
【0006】
カップホルダーには丸形容器のみを収納目的としたものが多く、異形容器に対しては利用できなかった。カップホルダーにソケット本体を装着するだけで既存カップホルダーの利用範囲を広めた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
(イ)ソケット本体1は上部 枡2と下部 円筒7で構成されている。
(ロ)上部 枡2は角形容器を収納できるサイズであり、マグカップの場合、取っ手が収納障害にならないように枡2本体の枠面3の四方に切込み4がある。丸形容器も収納できるように枡2の底部5には丸形容器の径以上の底部穴6を開けている。
(ハ)下部 円筒7は既存カップホルダー9に装着(収納)されるサイズのものとした。
【実施例】
【0008】
【産業上の利用可能性】
【0009】
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】ソケットの断面図である。
【図2】ソケットの上面図である。
【図3】ソケットの利用状況を示す全体図である。
【0011】
【符号の説明】
1 ソケット本体
2 枡
3 枠面
4 切込み
5 底部
6 底部穴
7 円筒
8 上部
9 既存カップホルダー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車載されている丸形容器専用の既存カップホルダーに装着させ、丸形容器のみならず異形容器の収納もできるカップホルダー用のソケットである。
ソケットの容器収納部分は角形容器収納のため角形(枡)容器となり、枠面四方の切込みにより、マグカップの取っ手部分も収納できる。
ソケットの底面には丸形容器用の穴があり、既存カップホルダーに装着したままでも丸形容器を収納できる。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−131287(P2007−131287A)
【公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−355395(P2005−355395)
【出願日】平成17年11月9日(2005.11.9)
【出願人】(505454487)
【Fターム(参考)】