説明

カラーフィルタ用サーマルヘッド及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法

【課題】 本発明は、複数の色の着色層をカラーフィルタの基板に確実に密着形成することができるカラーフィルタ用サーマルヘッド及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、共通電極4と個別電極5とに接続形成された発熱体3を有し、この発熱体3でカラーフィルタ9の着色層11を形成するサーマルヘッド1であって、発熱体3の発熱によりインクリボン6の異なる色のインク層8をカラーフィルタ9の透明基板10上に熱転写することで、透明基板10上に複数の異なる色の着色層11を所定のピッチ寸法(P2)で形成可能になっており、発熱体3は、1つの色の着色層3に対応する部分が突出形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクリボンのインク層を熱転写してカラーフィルタの着色層を形成可能なカラーフィルタ用サーマルヘッド及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のカラーフィルタ用サーマルヘッド及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法として、特許文献1には、R、G、Bの各色のインク層がフィルムシートの長手方向に順番に形成されているインクリボンを、サーマルヘッドでR、G、B各色のインク層を順次加熱し、透明基板上に所定パターンの着色層を熱転写形成するカラーフィルタの製造方法が開示されている。
このような特許文献1に記載のサーマルヘッド21は、図6に示すように、基板22の発熱体形成面22aが平坦状に形成され、この平坦状の発熱体形成面22aに、R、G、Bの色の着色層に対応して複数の発熱体23R、23G、23Bが所定のピッチ寸法で繰り返し形成されている。
【0003】
前記発熱体23は、共通電極24と個別電極25とに接続形成され、個別電極25に通電することで発熱体23が発熱するようになっている。
また、インクリボン26は、図7に示すように、長尺上のフィルムシート27と、このフィルムシート27の長手方向にR、G、Bの複数の色からなるインク層28が順番に繰り返し形成されている。
また、カラーフィルタ29は、ガラス等の透明基板30上に、インクリボン26のインク層28がサーマルヘッド21で熱転写されて、R(31R)、G(31G)、B(31B)の複数の色の着色層31がストライプ状に形成されている。
【0004】
このような、従来のサーマルヘッドを用いたカラーフィルタの製造方法を図7に基づいて説明すると、まず、カラーフィルタ29の透明基板30上にインクリボン26のR(レッド)の色のインク層を位置合わせする。
その後、サーマルヘッド21を図示下方に降下させてインクリボン26を透明基板30に圧接すると共に、発熱体23Rを発熱させて、透明基板30を紙面と直交する方向に移動させることで、透明基板30上にRの色の着色層31Rが所定寸法の間隔Cを挟んで熱転写形成される。
【0005】
その後、所定寸法の間隔C部分には、最初に形成した着色層31Rに隣りあってG(グリーン)の色の着色層31Gを熱転写形成し、この着色層31Gに隣りあってB(ブルー)の色の着色層31Bを熱転写形成する。
このことにより、透明基板30上にR、G、Bの複数の着色層31を有するカラーフィルタ29が製造される。
【特許文献1】特開平8−146213号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、前述したような従来のカラーフィルタ用サーマルヘッド及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法は、サーマルヘッド21のそれぞれの発熱体23R、23G、23Bが平坦状に形成されているので、Rの色の着色層31Rを形成後に、Gの色の着色層31Gと、Bの色の着色層31Bとを形成する時に、Rの色の着色層31Rの段差が邪魔となり、Gの色のインク層28G、及びBの色のインク層28Bを透明基板30上に確実に密着させることができず、それぞれの着色層31G、31Bの透明基板30に対する密着力が弱くなる問題があった。
特に、最後のBの色の着色層31Bを形成時は、先に形成した着色層31Gと31Rとの段差が邪魔となって、着色層31Bを透明基板30に確実に密着形成するのが難しかった。
このような従来のカラーフィルタ29を、例えば液晶表示装置等に組み込んだ場合、Bの色の着色層31Bが剥離するおそれがあった。
本発明は、前述したような課題を解決するためになされたもので、複数の色の着色層をカラーフィルタの基板に確実に密着形成することができるカラーフィルタ用サーマルヘッド及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するための第1の手段として本発明のカラーフィルタ用サーマルヘッドは、共通電極と個別電極とに接続形成された発熱体を有するサーマルヘッドであって、前記発熱体の発熱によりインクリボンの異なる色のインク層をカラーフィルタの透明基板上に熱転写することで、前記透明基板上に異なる色の着色層を所定のピッチ寸法で複数形成可能になっており、前記発熱体は、1つの色の前記着色層に対応する部分が突出形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記透明基板上には、一次色からn次色の異なる色の前記着色層を一群とした着色層郡が繰り返し形成され、前記発熱体は、複数の前記着色層郡の中の同じ色の着色層に対応する部分がそれぞれ突出形成されて櫛歯状になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記発熱体の突出高さは、前記インクリボンのインク層の厚さと同等以上に形成されていることを特徴とする。
【0008】
また、前記課題を解決するための第4の手段として本発明のカラーフィルタの製造方法として、サーマルヘッドの発熱体の発熱によりインクリボンの異なる色のインク層を熱転写して、カラーフィルタの透明基板上に異なる色の着色層を所定のピッチ寸法で複数形成するカラーフィルタの製造方法であって、前記サーマルヘッドは、1つの色の前記着色層に対応する部分の前記発熱体が突出形成され、この突出形成された前記発熱体で、前記インクリボンの前記インク層を異なる色ごとに順番に前記透明基板上に熱転写して、前記着色層をそれぞれ形成するようにしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第5の手段として、前記透明基板上には、一次色からn次色の異なる色の着色層を一群とした着色層郡が繰り返し形成され、第1の工程で、前記突出形成した前記発熱体で前記着色層郡の中の前記一次色の着色層をそれぞれ形成し、その後第2の工程で、前記発熱体で前記n次色の着色層をそれぞれ形成するようにしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第6の手段として、前記着色層は、前記一次色がRの色からなると共に、前記n次色が少なくともG(二次色)、B(三次色)の色からなり、前記第2の工程で前記Gの色の着色層を形成する時は、前記一次色の着色層を形成した時に位置する前記サーマルヘッド、あるいは前記透明基板を、前記ピッチ寸法と同寸法ピッチ方向に位置ズレさせ、前記Bの色の着色層を形成する時は、前記Gの色の着色層を形成した時の前記サーマルヘッド、あるいは前記透明基板を前記位置ズレさせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、発熱体の発熱によりインクリボンの異なる色のインク層をカラーフィルタの透明基板上に熱転写することで、透明基板上に異なる色の着色層を所定のピッチ寸法で複数形成可能になっており、発熱体は、1つの色の着色層に対応する部分が突出形成されているので、先に形成した着色層に隣り合って形成する異なる色の着色層を透明基板に確実に密着させて形成できる。
また、透明基板上には、一次色からn次色の異なる色の着色層を一群とした着色層郡が繰り返し形成され、発熱体は、複数の着色層郡の中の同じ色の着色層に対応する部分がそれぞれ突出形成されて櫛歯状になっているので、複数の着色層郡の中の同じ色の着色層を同時に形成でき、カラーフィルタの製造効率が良い。
また、発熱体の突出高さは、インクリボンのインク層の厚さと同等以上に形成されているので、更に確実に着色層を透明基板に密着させることができる。
【0010】
また、本発明のカラーフィルタの製造方法におけるサーマルヘッドは、1つの色の着色層に対応する部分の発熱体が突出形成され、この突出形成された発熱体で、インクリボンのインク層を異なる色ごとに順番に透明基板上に熱転写して、着色層をそれぞれ形成するようにしたので、着色層を透明基板に確実に密着させて形成することができる。
また、透明基板上には、一次色からn次色の異なる色の着色層を一群とした着色層郡が繰り返し形成され、第1の工程で、突出形成した発熱体で着色層郡の中の一次色の着色層をそれぞれ形成し、その後第2の工程で、発熱体でn次色の着色層をそれぞれ形成するようにしたので、異なる色の着色層のそれぞれを透明基板に確実に密着形成できる。
また、着色層は、一次色がRの色からなると共に、n次色が少なくともG(二次色)、B(三次色)の色からなり、第2の工程でGの色の着色層を形成する時は、一次色の着色層を形成した時のサーマルヘッド、あるいは透明基板を、ピッチ寸法と同寸法ピッチ方向に位置ズレさせ、Bの色の着色層を形成する時は、Gの色の着色層を形成した時のサーマルヘッド、あるいは透明基板を位置ズレさせるので、1つのサーマルヘッドで着色層を形成でき、カラーフィルタの製造効率が良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に、本発明のカラーフィルタ用サーマルヘッド及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法を図面に基づいて説明する。図1は本発明のカラーフィルタ用サーマルヘッドの側面図と平面図であり、図2〜図5は本発明のカラーフィルタの製造方法を説明する要部断面図である。
【0012】
まず、本発明のカラーフィルタ用サーマルヘッド1は、図1に示すように、ヘッド基板2の表面に、突出部2aが複数突出形成されている。前記突出部2aの端面には抵抗体からなる発熱体3が形成され、発熱体3を含む突出部2aは、高さHで形成されている。また、発熱体3は幅寸法Dで形成されている。
前記突出部2aの高さHは、後述するインクリボン6のインク層8の厚さと同等以上に形成されていると共に、発熱体3の幅寸法Dは、後述する着色層11とほぼ同等に形成されている。
また、突出形成した複数の発熱体3は、それぞれが第1のピッチ寸法P1で、等間隔に形成されている。
前記発熱体3は、図1Bに示すように、共通電極4と個別電極5とに接続形成され、個別電極5に所定電圧を通電することで、発熱するようになっている。
【0013】
また、インクリボン6は、図3、図4に示すように、フィルム状で長尺状の基材7を有し、この基材7の一方の面には、長手方向(紙面に対して垂直方向)に、例えばR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の異なる色のインク層8が所定長さで繰り返し複数形成されている。
また、サーマルヘッド1でインクリボン6のインク層8を熱転写する側のカラーフィルタ9は、図5に示すように、ガラス等の透明基板10上に、サーマルヘッド1でインクリボン6の異なる色のインク層8がストライプ状に熱転写されて、異なる色の着色層11が複数形成されている。前記複数の色の着色層11は、膜厚が0.5〜1μmに形成され、サーマルヘッド1の発熱体3の突出部2aの高さHは、0.5〜2μmに形成されている。
即ち、サーマルヘッド1の発熱体3の突出高さは、インクリボン6のインク層8の厚さと同等以上に形成されている。
【0014】
また、透明基板10上の着色層11は、図5に示すように、少なくともRの色の一次色の着色層11Rと、Gの色の2次色の着色層11Gと、Bの色の3次色の着色層11Bとが、それぞれ第2のピッチ寸法P2で等間隔に形成されている。
即ち、透明基板10上には、一次色からn次色の異なる色の着色層11R〜11nを一群とした着色層郡が繰り返し複数形成されている。
【0015】
このような、本発明のカラーフィルタ用サーマルヘッド1を用いたカラーフィルタ9の製造方法を図2〜図5に基づいて説明する。まず、透明な透明基板10上にインクリボン6のRの色のインク層8Rを位置させると共に、Rの色の一次色の着色層11Rを形成する部分に、サーマルヘッド1の発熱体3を位置合わせする。
その後、サーマルヘッド1を降下させてインクリボン6を透明基板10に圧接すると共に、発熱体3を発熱させてサーマルヘッド1、または透明基板10を紙面と直交する方向に移動させる第1の工程で、透明基板10上に一次色の着色層11Rが第1のピッチP1で複数熱転写形成される。
【0016】
次に、図3に示すように、透明基板10上に、インクリボン6のGの色のインク層8Gを位置させると共に、サーマルヘッド1を図示右方向に第2のピッチ寸法P2に相当する量ずらす。
そして、第2の工程でサーマルヘッド1により、先に形成した一次色の着色層11Rから第2のピッチ寸法P2離れた位置に、二次色の着色層11Gを熱転写形成する。次に、図4に示すように、透明基板10上に、インクリボン6のBの色のインク層8Bを位置させと共に、サーマルヘッド1を図示右方向に第2のピッチ寸法P2ずらす。
【0017】
そして、二次色の着色層11Gを形成する時と同様の動作で、サーマルヘッド1により、二次色の着色層11Gから第2のピッチ寸法P2離れた位置に、三次色の着色層11Bを熱転写形成する。
このことにより図5に示すように、透明基板10上には、第2のピッチ寸法P2で等間隔の位置に、一次色の着色層11R、二次色の着色層11G、三次色の着色層11Bが形成され、この3色の着色層11R、11G、11Bを一群とした着色層郡が、透明基板10の幅方向(図示左右方向)に繰り返し複数形成されてカラーフィルタ9が製造される。
【0018】
このように製造されたカラーフィルタ9は、サーマルヘッド1の突出形成した発熱体3で、インクリボン6の異なる色のインク層8を熱転写して透明基板10上に異なる色の着色層11を複数形成しているので、先に形成している隣の着色層11の段差に影響されることなく、異なる色の着色層11を透明基板10に確実に密着形成することができる。
そのために、カラーフィルタ9を、例えば液晶表示装置等に組み込んだ場合、着色層11が剥離することが無い高品質な液晶表示装置とすることができる。
【0019】
尚、本発明の実施の形態では、突出形成された発熱体3で、インクリボン6のインク層8を異なる色ごとに順番に熱転写して、透明基板10上に着色層11をそれぞれ形成することで説明したが、一次色の着色層11Rは、従来の技術で説明したサーマルヘッド21を用いて、平坦状の発熱体23で形成しても良い。
また、着色層11をR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色で説明したが、K(黒)を加えた4色でも良い。
また、第1の工程後に、サーマルヘッド1を図示右方向に第2のピッチ寸法P2に相当する量ずらすことで説明したが、透明基板9を図示左方向に第2のピッチ寸法P2に相当する量ずらすようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明のカラーフィルタ用サーマルヘッドの側面図と平面図である。
【図2】本発明のカラーフィルタの製造方法を説明する要部断面図である。
【図3】本発明のカラーフィルタの製造方法を説明する要部断面図である。
【図4】本発明のカラーフィルタの製造方法を説明する要部断面図である。
【図5】本発明のカラーフィルタの製造方法を説明する要部断面図である。
【図6】従来のカラーフィルタ用サーマルヘッドの側面図と平面図である。
【図7】従来のカラーフィルタの製造方法を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
【0021】
1 サーマルヘッド
2 ヘッド基板
2a 突出部
3 発熱体
4 共通電極
5 個別電極
6 インクリボン
7 基材
8 インク層
9 カラーフィルタ
10 透明基板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
共通電極と個別電極とに接続形成された発熱体を有するサーマルヘッドであって、前記発熱体の発熱によりインクリボンの異なる色のインク層をカラーフィルタの透明基板上に熱転写することで、前記透明基板上に異なる色の着色層を所定のピッチ寸法で複数形成可能になっており、前記発熱体は、1つの色の前記着色層に対応する部分が突出形成されていることを特徴とするカラーフィルタ用サーマルヘッド。
【請求項2】
前記透明基板上には、一次色からn次色の異なる色の前記着色層を一群とした着色層郡が繰り返し形成され、前記発熱体は、複数の前記着色層郡の中の同じ色の着色層に対応する部分がそれぞれ突出形成されて櫛歯状になっていることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ用サーマルヘッド。
【請求項3】
前記発熱体の突出高さは、前記インクリボンのインク層の厚さと同等以上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用サーマルヘッド。
【請求項4】
サーマルヘッドの発熱体の発熱によりインクリボンの異なる色のインク層を熱転写して、カラーフィルタの透明基板上に異なる色の着色層を所定のピッチ寸法で複数形成するカラーフィルタの製造方法であって、前記サーマルヘッドは、1つの色の前記着色層に対応する部分の前記発熱体が突出形成され、この突出形成された前記発熱体で、前記インクリボンの前記インク層を異なる色ごとに順番に前記透明基板上に熱転写して、前記着色層をそれぞれ形成するようにしたことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
【請求項5】
前記透明基板上には、一次色からn次色の異なる色の着色層を一群とした着色層郡が繰り返し形成され、第1の工程で、前記突出形成した前記発熱体で前記着色層郡の中の前記一次色の着色層をそれぞれ形成し、その後第2の工程で、前記発熱体で前記n次色の着色層をそれぞれ形成するようにしたことを特徴とする請求項4記載のカラーフィルタの製造方法。
【請求項6】
前記着色層は、前記一次色がRの色からなると共に、前記n次色が少なくともG(二次色)、B(三次色)の色からなり、前記第2の工程で前記Gの色の着色層を形成する時は、前記一次色の着色層を形成した時に位置する前記サーマルヘッド、あるいは前記透明基板を、前記ピッチ寸法と同寸法ピッチ方向に位置ズレさせ、前記Bの色の着色層を形成する時は、前記Gの色の着色層を形成した時の前記サーマルヘッド、あるいは前記透明基板を前記位置ズレさせることを特徴とする請求項5記載のカラーフィルタの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−130901(P2007−130901A)
【公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−326534(P2005−326534)
【出願日】平成17年11月10日(2005.11.10)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】