説明

カルシュームを活用した特殊コーティング技術

【課題】自動車産業界で防錆鋼鈑が広く使用されて参りました。電気メッキ設備やそれらに携わる排水設備による水質汚染や、車両重量の軽量化対策なども色々な観点から限界が来てる昨今。このカルシュームをコーティング技術で、特別な電気メッキ設備や、排水の汚染問題などが殆ど無くなり、従来の技術と比較し環境汚染問題が大幅に改善する事が出きるます。
【解決手段】本発明は、防錆鋼鈑がもたらす電気メッキ設備による水質汚染などの環境破壊の問題点などを大幅に減少。このカルシュームを含んだ水溶液を図2−10〜19へ示す鉄板を始めとする各部へ、コーティング.蒸着.はめ込み.塗込む処理などを施す事で、鉄板の場合は素材を薄く、電気メッキの工程が無くなる事でメッキがもたらす排水設備による水質汚染が限りなく少なくなり、又、錆びにくく軽量かつ丈夫にする事が可能。その他にガラスやタイヤなども耐久性、対光性が増す事などが可能になる手段です。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本来、カルシュウームは大変に安定した物質で、これらを例えばゴミ処理するには、埋めたて又はかなりの高温で焼き尽くす以外に方法は無く、カルシュームの再利用はかなり高いハードルが要求されて参りました。しかしこの技術を応用する事で、常温でカルシュームが分解される事により、カルシュームの組成を壊さず人間の手で再利用をする事が可能な技術分野です。
【背景技術】
【0002】
人間の手(爪も皮膚と同じ組成の為に安全)などが触れても全く無害です。カルシュームだけに反応する事から人畜無害です。水溶液を入れる容器は鉄.プラスティックなどでもOK。カルシューム質の以外で有ればOK。よって背景技術して、容器の材質の選択が容易に出き、特別に高度な技術要求を必要とせず、一般の方が取扱う事が可能な技術です。
【0003】
従来の方法は貝殻などを砕くか、又は、すり潰す程度でした。これ以上の良策も無く殆どがポイ捨て又は土中へ埋立てる程度でした。この技術を応用する事で地球環境改善に適した技術です。しかも自然界の材料を限りなく生かしている事から地球規模の環境衛生改善改質に適した発明です。
【非特許文献1】様々な資料を調査致しました。そして特許庁のデーターベースを色々と検索致しましたが、類似性の特許等は見つかりませんでした。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまでの自動車産業界は防錆鋼鈑が広く使用されて参りました。そして、この鋼鈑がもたらす電気メッキ設備やそれらに携わる排水の水質汚染の問題や、車両重量の軽量化対策など色々な観点から見て限界が来てる昨今。このカルシュームをコーティングする技術を採用する事で、特別な電気メッキ設備や、排水設備による汚染問題などが殆ど無くなります。よって従来の技術と比較して設備費や環境汚染問題が大幅に改善される事を期待が可能な発明です。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、防錆鋼鈑がもたらす電気メッキ設備による、水質汚染などの環境破壊の問題点などを大幅に減少する事を大きな課題とします。そしてこのカルシュームを含んだ図1−9の水溶液を図2−10〜19へ表す鉄板(ボデー)を始めとする各部へ、カルシュームをコーティング.蒸着.はめ込み.塗込む処理などを施す事で、鉄板の場合は素材を薄くでき、電気メッキの工程も無くなる事でメッキの処理工程がもたらす排水設備による水質汚染などが限りなく少なくなり、又、錆びにくく軽量かつ丈夫にする事が可能。その他にガラスやタイヤなども耐久性、対光性が増す事などが可能となる手段です。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、図2−10〜19へ表す鉄板(ボデー)を始めとする各部へ、カルシュームをコーティング.蒸着.はめ込み.塗込む処理などを施す事で、鉄板の素材を薄く更には、耐久性.対光性が増し自然環境に適した(自然界の材料から成る)素材を活用する事で、人間にそして、地球に優しい物作り効果を重要視した発明で、これまで、町や都会に溢れ出た貝殻や魚の骨、蟹の甲羅などは環境美化に大きなマイナスでした。一般家庭の生活廃棄物や漁港.旅館.ホテルから出る産業廃棄物にこの技術を活用する事で、社会的規模で環境福祉改善の効果が期待されます。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明で一番大切な事は、町や都会、そして漁港などから出る産業廃棄物として貝殻、魚の骨、蟹の甲羅など、処分が困難な廃棄物を、図1−5の水溶液で一挙に溶かし、環境美化に貢献。自動車などの各部へ、溶けたカルシュームをコーティング.蒸着.はめ込み.塗込む処理などを施す事で再利用に活用。そして、広く社会へ貢献する事が可能です。
【実施例1】
【0008】
本発明の実施例1として、図2−10〜19の自動車などのボデーやその他ガラスや、タイヤなどの各部へカルシュームをコーティング.蒸着.はめ込み.塗込む処理などを施す事で産業廃棄物として嫌われてきた貝殻.魚の骨.蟹の甲羅などを日常生活へ活用。(追記として、船舶の船底をコーティングする事で、従来のペンキの塗装が不用に成ります。)
【産業上の利用可能性】
【0009】
本発明の産業上の利用可能性として、自動車の各部へカルシュームをコーティング.蒸着.はめ込み.塗込む処理などを施す事で、今まではポイ捨てのゴミが一般社会へ再利用する事が考えられます。そして、このデザインがもたらす可能性は大変に大きく、自動車関連の以外でも活用度は十分に期待が出来ます。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】 本発明の説明図 貝殻.魚の骨カルシュームを溶かすステップ説明図。 図1−a 貝殻などを容器(水槽)へ入れたところのイメージ図 図1−b 貝殻などが少し溶け始めたイメージ図 図1−c 貝殻などが更に溶け続けてるイメージ図 図1−d 貝殻などが殆ど溶けたイメージ図 図1−e 貝殻などが完全に溶けてくなったイメージ図
【図2】 本発明の自動車の側面より見た図面。各部個所へ、貝殻など溶けたカルシュームの水溶液をコーティング.蒸着はめ込み.又は塗込みなどの処理を施します。
【符号の説明】
(図1)
1−アワビの貝殻の部
2−大アサリの貝殻の部
3−魚の骨の部
4−容器(水槽)の部
5−水道水50%:ライドライム50%の水溶液の部
6−貝殻などが少し溶け始めたイメージ図の部
7−貝殻などが更に溶け続けてるイメージ図の部
8−貝殻などが殆ど溶けたイメージ図の部
9−貝殻などが完全に溶けて無くなったイメージ図の部
(図2)
10−ヘッドライトの部
11−フロントガラスの部
12−助手座席左側の窓ガラスの部
13−後部座席左側の窓ガラスの部
14−天井の鉄板ボデーの部
15−リヤーガラスの部
16−テールライトの部
17−タイヤの部
18−タイヤホイール板の部
19−車体の鉄板ボデーの部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
図1−1〜3の貝殻や魚の骨などを、又、この他に蟹の甲羅などを、図1−4の容器(水槽)へ図1−5の水溶液(水道水50%:特殊水溶液ライドライム50%)1:1の希釈度で作成した水溶液に漬かる事で、数時間程度したすことにより、カルシューム成分が固体から水溶性の組成へ変化、この時、一部は気体へ変化します。そしてこのカルシュームを溶かす水溶液の技術を応用し、例えば料理店の廃棄物処理がもたらす自然環境破壊の改善や、船舶などの船底へ付いたフジツボや牡蠣その他の貝などが及ぼす、船舶の航行速度の劣化という大きな問題をこの水溶液に漬ける事で、フジツボなどを綺麗に取除く事が可能です。更にこの水溶液を、例えば自動車などに使用される鉄板の防錆効果を高める為に、この水溶液に含まれるカルシューム質などを鉄板へ特殊コーティング.蒸着.はめ込み.塗付けその他の処理を施す事で、従来に無い防錆効果が高められます。更に従来と比較して防錆処理コーティングの厚さ分だけでも鉄板を薄くする事が可能。塗装塗料の中へ混ぜる事で、強度.耐蝕性.耐光性などが増す事でトータル的に考えて、貝殻や魚の骨などをポイ捨てするのでは無く、地球環境福祉を交えた自動車産業、そして、数々の工業界へ貢献が可能な発明です。{この水溶液ライドライムは人畜や、自然界に優しい素材から出来ております。}
【請求項2】
図2は自動車の説明を致しました。カルシューム水溶液を採用する事で一般家庭や土地建物、その他、様々な工業界への展開が可能です。例えば涼しさ.温かさを求める産業界などは全人類の共通の課題が有ります。自然環境調和と環境改善を目指す企業や産業界で、衣類の生地の厚さを改良したり又は、材料の組成が持つ、従来から活用されて来た様々な分化慣習の素材を、この水溶液に含まれるカルシューム質などをコーティングする事で、薄く軽く、そして、涼しさと温かさとが調和した素材の開発などが可能な発明です。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−51480(P2006−51480A)
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−257729(P2004−257729)
【出願日】平成16年8月10日(2004.8.10)
【出願人】(501185718)
【Fターム(参考)】