説明

カーブミラーのワイパー

【課題】道路に設置されているカーブミラーには汚れがひどいものや寒い日の朝など霜がついていて、カーブミラーの役目を果たしていないものが見受けられ、事故につながる可能性がある。カーブミラーの表面をワイパーにて払拭することにより本来の役目を果たすことが出来る。
本発明はカーブミラーの汚れやくもりを除くためのワイパーを提供する。
【解決手段】ソーラーパネルから取り込んだ電気を溜めるための充電器を設け、充電器につないだタイマーを設け、タイマーで設定した時刻に信号を送り上部に設けた水槽から散水口を経てカーブミラーの表面に水を流しワイパーを左右させミラーの汚れ霜(くもり)を取り除くカーブミラーのワイパー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、見通しの悪いカーブに設置されているカーブミラーのワイパーである。
【背景技術】
【0002】
従来設置されているカーブミラーは埃等で汚れ役目を果たせないミラーをワイパーで見やすくするものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
カーブミラーの中には埃で汚れていたり、寒くなると霜などでくもってしまいミラーの役目を果たせないものも少なくない。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、カーブミラーの屋根部にソーラーパネルを設置、太陽光を取り込み充電器に蓄電する。蓄電の必要性としてはソーラーシステムは太陽の光(天候)に左右されるため蓄電し動作を不変のものとすることが好ましい為である。
【0005】
充電器から出力された電気をデジタル表示のタイマーにつなぎ本体(ワイパーの稼働)を操作するための時刻を設定する。時刻は設定は一日に4〜5回。カーブミラーの設置条件により設定回数は異なる。
【0006】
タイマーに設定された時刻に充電器から信号が送られ、上部に設置された水槽から一定量(50cc)の水がミラー面に放水される。
【0007】
水槽より放水された後ワイパーのモーター部に信号が送られワイパーが作動される(1回に3往復)
【0008】
水槽部には雨水をためることで資源の再利用につながる。屋外に設置のためゴミが入りやすいが、水槽上部には小石・砂を敷きフィルターの役目を果たすようにする。
【0009】
季節や寒冷地では水槽内の水温が下がってしまうので、水槽下部にサーモスタットを設置し常に一定温度(15℃)を保つ事を可能にする。
【発明の効果】
【0010】
従来汚れたままであったミラーを本発明によりよく見える状態を可能にし事故を未然に防ぐ対策となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】 本発明の裏面図
【図2】 本発明の側面図
【図3】 本発明の正面図
【図4】 本発明の上から見た図
【図5】 本発明のタイマーの拡大図
【図6】 本発明のワイパーの図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下本発明の実施の形態を説明する。
(1)のソーラーパネルから(2)の充電器に電気を溜める。(3)のタイマーに時間の設定をし、時間になると(4)の水槽から(5)の散水口を通り水が放水されミラーの表面を流れ(6)のワイパーが作動しミラーをきれいに払拭する。
【符号の説明】
【0013】
(1)ソーラー(6W) (2)充電器(バッテリー12V) (3)タイマー(24Hデジタル表示) (4)水槽(2l) (5)散水口(1回50cc) (6)ワイパーブレード(タイヤのゴム製) (6A)ワイパーのモーター (6B)ワイパーリング (6C)ワイパーアーム (7)サーモスタット(水温15℃) (8)タイマーのデジタル表示部 (9)タイマーセットボタン (10)時刻セットボタン (11)リセットボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カーブミラーの表面にゴム製(タイヤのゴム)のワイパーを装着し屋根部分にソーラー( 6W)と裏面に充電器(バッテリー12V)・水槽(2l)・散水口・タイマー(24Hデジタル表示)を取り付けソーラーで太陽光を取り込み充電器に溜めた電気でタイマーにセットされた設定時刻に信号が送られ上部の水槽に溜めておいた水が散水口を通り出され(50cc)ワイパーが(1回に3往復)カーブミラーの表面を拭いて見えやすくする。
【請求項2】
水槽の水は雨水を利用し寒冷地や冬期にはサーモスタット(水温15℃)にて温度を保ち水槽から放水した際に霜などを解凍してからワイパーを作動させミラーの汚れを取るためのカーブミラーのワイパー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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