ギョウザ早包器

【課題】本発明は、長方形の板状の盤に数個の窪みや折り込むためのツメとして凹凸部の凸起を設け、ギョウザを一度に数個作れるように工夫したギョウザ早包器を提供する。
【解決手段】長方形の板状の盤（１）にギョウザの皮大の円状のギョウザの皮置部（２）を設け、その円の中央にむけてゆるやかに深くなる窪みを設け、円の外周の対局部分に半円に折ったときのはずれ止になる凹凸部のつめ（３）を設け、長方形の板状の盤（１）の中央に折り代（４）を設けたことを特徴としたギョウザ早包器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、長方形の板状の盤に数個の窪みや折り込むためのツメとして凹凸部の凸起を設け、ギョウザを一度に数個作れるように工夫したギョウザ早包器に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、ギョウザ包みの作業は、相当な熟練した技術が必要とされ、なおかつ、大変手間がかかるため、ギョウザ作りを楽しみ、なおかつ、ギョウザ作りの効率をあげるのは、なかなかむずかしいことであった。
このため、ギョウザが好きな人は、家庭で、ギョウザを楽しむのに、精々店頭で既製品のギョウザを買って、加工して、食べていた。
【先行技術文献】
【０００３】
【特許文献】
【特許文献】登録実用新案第３０６７３２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
そのために、次のような問題点がある。
（イ）いままでは、スピード良く作れる器具がないため、手包みで時間をかけて作ることしかできなかった。
（ロ）そのため、家族の多い家庭や食べ盛りの子供のいる家庭は、数多くつくるのが大変な労力であった。
（ハ）作る大変さを思うと、おいしいギョウザでも、よっぽどメニューに困ったときにしか作る気になれない、と思われていた。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
長方形の板状の盤（１）にギョウザの皮大の円状のギョウザの皮置部（２）を設け、その円の中央にむけてゆるやかに深くなる窪みを設け、円の外周の対局部分に半円に折ったときのはずれ止になる凹凸部のつめ（３）を設け、長方形の板状の盤（１）の中央に折り代（４）を設ける。
本発明は、以上のような構成よりなるギョウザ早包器。
【発明の効果】
【０００６】
一度に数個のギョウザが包めるため具材を用意すれば、だれにでも容易に包むことができる。
本発明により、家庭でも、ギョウザを作るときの包み作業が簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
長方形の板状の盤（１）にギョウザの皮大の円状のギョウザの皮置部（２）を設ける。
その円の中央にむけてゆるやかに深くなる窪みを設ける。
円の外周の対局部分に半円に折ったときのはずれ止になる凹凸部のつめ（３）を設ける。
長方形の板状の盤（１）の中央を薄くした折り代（４）を設ける。
本発明は、以上のような構成よりなるギョウザ早包器である。
本発明を使用するときは、長方形の板状の盤の上にギョウザの皮を置く。
数個の円を並べて設ける。
円の中央に向けてゆるやかに深くなる窪みを設け、円の対局に皮をくっつき易くするための凹凸部を設ける。
半分に折ったときに具材がこぼれださないようにしっかりくっつくことを特徴とした。
最も手早く作るには肉や刻んだ野菜や調味料を一緒にビニール袋に入れてまんべんなく揉んで混ぜ合わせる。
具材の入った袋の一方の角を切り取り、ここから盤の上に並べた皮の中央に適量絞りだす。
円の中に皮を置き中央の窪みのところに具材をのせて向こうに折る。
皮の外回りに水か、水溶き片栗粉をつけて盤を半分に折り曲げる。
このとき、少し力を加える。
このとき、円周をかるくおさえると凹凸部がくっつきギョウザの形態になる。
これで、１度に数個ができあがるので繰り返し作っていく。
【符号の説明】
【０００９】
１板状の盤
２ギョウザの皮置部
３つめ
４折り代

【特許請求の範囲】
【請求項１】
長方形の板状の盤（１）にギョウザの皮大の円状のギョウザの皮置部（２）を設け、その円の中央にむけてゆるやかに深くなる窪みを設け、円の外周の対局部分に半円に折ったときのはずれ止になる凹凸部のつめ（３）を設け、長方形の板状の盤（１）の中央に折り代（４）を設けたことを特徴とするギョウザ早包器。

【図１】