クラミジア感染症に対するワクチン
Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される1つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチド、を含む安全かつ有効な量の免疫原性組成物を投与することによりクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼感染症を治療または予防する方法。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される1つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチド、を含む安全かつ有効な量の免疫原性組成物を投与することによりクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)の眼感染症を治療または予防する方法。
【請求項2】
クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)の眼感染症の治療または予防に使用するための、Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される1つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチド、を含む免疫原性組成物。
【請求項3】
クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)の眼感染症を治療または予防するための免疫原性組成物の製造における、Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される1つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチド、の使用。
【請求項4】
前記免疫原性組成物が、Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される2つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチドを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項5】
前記免疫原性組成物が眼に投与される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項6】
前記免疫原性組成物が眼以外に投与される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項7】
前記免疫原性組成物がCt-089を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項8】
前記免疫原性組成物がCt-858を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項9】
前記免疫原性組成物がCt-875を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項10】
前記免疫原性組成物がCt-858およびCt-875を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項11】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875を含む、請求項10に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項12】
前記免疫原性組成物が、製薬上許容される希釈剤または担体をさらに含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項13】
前記免疫原性組成物がアジュバントをさらに含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項14】
前記アジュバントがTh1応答の選択的刺激剤である、請求項13に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項15】
前記アジュバントが、3D-MPL、QS21、または3D-MPLとQS21との組合せを含む、請求項14に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項16】
前記アジュバントが水中油型エマルジョンをさらに含む、請求項15に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項17】
前記アジュバントがリポソームをさらに含む、請求項15に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項18】
2つ以上の前記タンパク質もしくは前記免疫原性断片が、融合タンパク質を形成するように連結されているか、または前記タンパク質もしくは前記免疫原性断片をコードする1つもしくは複数のポリヌクレオチドが2つ以上の前記タンパク質もしくは前記免疫原性断片よりなる融合体をコードする、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項19】
前記免疫原性組成物が、クラミジアポリペプチドもしくはその免疫原性断片の以下の組合せの1つまたはそれらをコードするポリヌクレオチドを含み、ただし、該組合せがすべて、Ct-858成分およびCt-875成分を含むものとする、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
1.Swib、Momp、PmpDpd、Ct-858、PmpGpd、およびCt-875のうちの5つ
2.PmpDpd、Ct-858、Ct-0875、Swibのうちの3つ
3.Momp、PmpDpd、Ct-858、Ct-622、Ct-875、およびSwibのうちの5つ
4.Momp、PmpDpd、Ct-858、PmpGpd、Ct-622、およびCt-875のうちの5つ
5.Ct-858、Ct-875、Ct-622、およびCt-089のうちの3つ
6.PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Ct-089のうちの3つ
7.Momp、PmpD、Ct-858、PmpGpd、およびCt-875のうちの4つ
【請求項20】
前記免疫原性組成物が、クラミジアポリペプチドもしくはその免疫原性断片の以下の組合せの1つまたはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
1a.Momp、PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Swib、Ct-089
2a.PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Swib、Ct-089
3a.Momp、PmpDpd、Ct-858、Ct-622、Ct-875、Swib、Ct-089
4a.Momp、PmpDpd、Ct-858、PmpGpd、Ct-622、Ct-875、Ct-089
5a.Ct-858、Ct-875
6a.Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-089
7a.Momp、Ct-858、Ct-875
8a.Momp、PmpD、Ct-858、PmpGpd、Ct-875、Ct-089
9a.PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Ct-089
【請求項21】
前記免疫原性組成物が、Momp、Ct-089、Ct-858、Swib、およびPmpDpdポリペプチドもしくはそれらの免疫原性断片またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項22】
第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型によるクラミジア眼感染症を治療または予防するための免疫原性組成物の製造における、Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択されかつ第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型に由来する、1つ以上のクラミジアタンパク質、その免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドの使用。
【請求項23】
Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択されかつ第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型に由来する、1つ以上のクラミジアタンパク質、その免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む免疫原性組成物を投与することを含む、第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型によるクラミジア眼感染症を治療または予防する方法。
【請求項24】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択される1つのタンパク質、その免疫原性断片、またはそれをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項22および23のいずれかに記載の使用または方法。
【請求項25】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択される2つのタンパク質、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項22〜24のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項26】
前記免疫原性組成物が、Ct-089およびCt-858、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項25に記載の使用または方法。
【請求項27】
前記免疫原性組成物が、Ct-089およびCt-875、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項26に記載の使用または方法。
【請求項28】
前記免疫原性組成物が、Ct-858およびCt-875、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項25に記載の使用または方法。
【請求項29】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項22〜28のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項30】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型A、B、Ba、C、D、Da、E、F、G、H、I、Ia、J、Ja、K、L1、L2、およびL3よりなるリストから選択される、請求項22〜29のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項31】
前記クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型がクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼性血清型から選択される、請求項22〜30のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項32】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼性血清型A、B、Ba、およびCから選択される、請求項31に記載の使用または方法。
【請求項33】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼・生殖器性血清型から選択される、請求項22〜30のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項34】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼・生殖器性血清型D、Da、E、F、G、H、I、Ia、J、Ja、およびKから選択される、請求項33に記載の使用または方法。
【請求項35】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型がクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)LGV血清型から選択される、請求項22〜30のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項36】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)LGV血清型L1、L2、およびL3から選択される、請求項35に記載の使用または方法。
【請求項37】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、大多数の他のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型と高レベルの配列同一性を有するクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型であるように選択される、請求項22〜36のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項38】
前記クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、大多数の一般的なクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型と高レベルの配列同一性を有するクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型であるように選択される、請求項22〜37のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項39】
前記第1および第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、同一の疾患状態と関連付けられるクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型である、請求項22〜38のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項40】
前記第1および第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、異なる疾患状態と関連付けられるクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型である、請求項22〜38のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項41】
前記免疫原性組成物が1つ以上の追加の抗原を含む、請求項22〜40のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項42】
前記1つ以上の追加の抗原がクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)抗原である、請求項41に記載の使用または方法。
【請求項43】
前記1つ以上の追加の抗原が、Momp、Ct-622、PmpGpd、およびPmpDpdよりなるリストから選択される、請求項41または42のいずれかに記載の使用または方法。
【請求項44】
前記免疫原性組成物がアジュバントをさらに含む、請求項22〜43のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項45】
前記アジュバントがTh1応答の選択的刺激剤である、請求項44に記載の使用または方法。
【請求項46】
前記アジュバントが、3D-MPL、QS21、または3D-MPLとQS21との組合せを含む、請求項45に記載の使用または方法。
【請求項47】
前記アジュバントが水中油型エマルジョンをさらに含む、請求項46に記載の使用または方法。
【請求項48】
前記アジュバントがリポソームをさらに含む、請求項46に記載の使用または方法。
【請求項1】
Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される1つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチド、を含む安全かつ有効な量の免疫原性組成物を投与することによりクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)の眼感染症を治療または予防する方法。
【請求項2】
クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)の眼感染症の治療または予防に使用するための、Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される1つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチド、を含む免疫原性組成物。
【請求項3】
クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)の眼感染症を治療または予防するための免疫原性組成物の製造における、Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される1つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチド、の使用。
【請求項4】
前記免疫原性組成物が、Swib、Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-622、Ct-089、PmpGのパッセンジャードメイン(PmpGpd)、およびPmpDのパッセンジャードメイン(PmpDpd)よりなるリストから選択される2つ以上のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)タンパク質、その免疫原性断片、または該タンパク質もしくは該断片をコードするポリヌクレオチドを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項5】
前記免疫原性組成物が眼に投与される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項6】
前記免疫原性組成物が眼以外に投与される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項7】
前記免疫原性組成物がCt-089を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項8】
前記免疫原性組成物がCt-858を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項9】
前記免疫原性組成物がCt-875を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項10】
前記免疫原性組成物がCt-858およびCt-875を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項11】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875を含む、請求項10に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項12】
前記免疫原性組成物が、製薬上許容される希釈剤または担体をさらに含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項13】
前記免疫原性組成物がアジュバントをさらに含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項14】
前記アジュバントがTh1応答の選択的刺激剤である、請求項13に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項15】
前記アジュバントが、3D-MPL、QS21、または3D-MPLとQS21との組合せを含む、請求項14に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項16】
前記アジュバントが水中油型エマルジョンをさらに含む、請求項15に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項17】
前記アジュバントがリポソームをさらに含む、請求項15に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項18】
2つ以上の前記タンパク質もしくは前記免疫原性断片が、融合タンパク質を形成するように連結されているか、または前記タンパク質もしくは前記免疫原性断片をコードする1つもしくは複数のポリヌクレオチドが2つ以上の前記タンパク質もしくは前記免疫原性断片よりなる融合体をコードする、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項19】
前記免疫原性組成物が、クラミジアポリペプチドもしくはその免疫原性断片の以下の組合せの1つまたはそれらをコードするポリヌクレオチドを含み、ただし、該組合せがすべて、Ct-858成分およびCt-875成分を含むものとする、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
1.Swib、Momp、PmpDpd、Ct-858、PmpGpd、およびCt-875のうちの5つ
2.PmpDpd、Ct-858、Ct-0875、Swibのうちの3つ
3.Momp、PmpDpd、Ct-858、Ct-622、Ct-875、およびSwibのうちの5つ
4.Momp、PmpDpd、Ct-858、PmpGpd、Ct-622、およびCt-875のうちの5つ
5.Ct-858、Ct-875、Ct-622、およびCt-089のうちの3つ
6.PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Ct-089のうちの3つ
7.Momp、PmpD、Ct-858、PmpGpd、およびCt-875のうちの4つ
【請求項20】
前記免疫原性組成物が、クラミジアポリペプチドもしくはその免疫原性断片の以下の組合せの1つまたはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
1a.Momp、PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Swib、Ct-089
2a.PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Swib、Ct-089
3a.Momp、PmpDpd、Ct-858、Ct-622、Ct-875、Swib、Ct-089
4a.Momp、PmpDpd、Ct-858、PmpGpd、Ct-622、Ct-875、Ct-089
5a.Ct-858、Ct-875
6a.Momp、Ct-858、Ct-875、Ct-089
7a.Momp、Ct-858、Ct-875
8a.Momp、PmpD、Ct-858、PmpGpd、Ct-875、Ct-089
9a.PmpDpd、Ct-858、Ct-875、Ct-089
【請求項21】
前記免疫原性組成物が、Momp、Ct-089、Ct-858、Swib、およびPmpDpdポリペプチドもしくはそれらの免疫原性断片またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法、組成物、または使用。
【請求項22】
第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型によるクラミジア眼感染症を治療または予防するための免疫原性組成物の製造における、Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択されかつ第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型に由来する、1つ以上のクラミジアタンパク質、その免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドの使用。
【請求項23】
Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択されかつ第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型に由来する、1つ以上のクラミジアタンパク質、その免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む免疫原性組成物を投与することを含む、第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型によるクラミジア眼感染症を治療または予防する方法。
【請求項24】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択される1つのタンパク質、その免疫原性断片、またはそれをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項22および23のいずれかに記載の使用または方法。
【請求項25】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875よりなるリストから選択される2つのタンパク質、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項22〜24のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項26】
前記免疫原性組成物が、Ct-089およびCt-858、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項25に記載の使用または方法。
【請求項27】
前記免疫原性組成物が、Ct-089およびCt-875、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項26に記載の使用または方法。
【請求項28】
前記免疫原性組成物が、Ct-858およびCt-875、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項25に記載の使用または方法。
【請求項29】
前記免疫原性組成物が、Ct-089、Ct-858、およびCt-875、それらの免疫原性断片、またはそれらをコードするポリヌクレオチドを含む、請求項22〜28のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項30】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型A、B、Ba、C、D、Da、E、F、G、H、I、Ia、J、Ja、K、L1、L2、およびL3よりなるリストから選択される、請求項22〜29のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項31】
前記クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型がクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼性血清型から選択される、請求項22〜30のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項32】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼性血清型A、B、Ba、およびCから選択される、請求項31に記載の使用または方法。
【請求項33】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼・生殖器性血清型から選択される、請求項22〜30のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項34】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)眼・生殖器性血清型D、Da、E、F、G、H、I、Ia、J、Ja、およびKから選択される、請求項33に記載の使用または方法。
【請求項35】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型がクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)LGV血清型から選択される、請求項22〜30のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項36】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)LGV血清型L1、L2、およびL3から選択される、請求項35に記載の使用または方法。
【請求項37】
前記第1のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、大多数の他のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型と高レベルの配列同一性を有するクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型であるように選択される、請求項22〜36のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項38】
前記クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、大多数の一般的なクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型と高レベルの配列同一性を有するクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型であるように選択される、請求項22〜37のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項39】
前記第1および第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、同一の疾患状態と関連付けられるクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型である、請求項22〜38のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項40】
前記第1および第2のクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型が、異なる疾患状態と関連付けられるクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)血清型である、請求項22〜38のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項41】
前記免疫原性組成物が1つ以上の追加の抗原を含む、請求項22〜40のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項42】
前記1つ以上の追加の抗原がクラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)抗原である、請求項41に記載の使用または方法。
【請求項43】
前記1つ以上の追加の抗原が、Momp、Ct-622、PmpGpd、およびPmpDpdよりなるリストから選択される、請求項41または42のいずれかに記載の使用または方法。
【請求項44】
前記免疫原性組成物がアジュバントをさらに含む、請求項22〜43のいずれか1項に記載の使用または方法。
【請求項45】
前記アジュバントがTh1応答の選択的刺激剤である、請求項44に記載の使用または方法。
【請求項46】
前記アジュバントが、3D-MPL、QS21、または3D-MPLとQS21との組合せを含む、請求項45に記載の使用または方法。
【請求項47】
前記アジュバントが水中油型エマルジョンをさらに含む、請求項46に記載の使用または方法。
【請求項48】
前記アジュバントがリポソームをさらに含む、請求項46に記載の使用または方法。
【図1a】
【図1b】
【図1c】
【図2a】
【図2b】
【図2c】
【図2d】
【図3a】
【図3b】
【図3c】
【図3d】
【図4】
【図5】
【図6】
【図1b】
【図1c】
【図2a】
【図2b】
【図2c】
【図2d】
【図3a】
【図3b】
【図3c】
【図3d】
【図4】
【図5】
【図6】
【公表番号】特表2010−505795(P2010−505795A)
【公表日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−530876(P2009−530876)
【出願日】平成19年10月3日(2007.10.3)
【国際出願番号】PCT/EP2007/060500
【国際公開番号】WO2008/040757
【国際公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【出願人】(305060279)グラクソスミスクライン バイオロジカルズ ソシエテ アノニム (169)
【出願人】(397069329)コリクサ コーポレイション (38)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年10月3日(2007.10.3)
【国際出願番号】PCT/EP2007/060500
【国際公開番号】WO2008/040757
【国際公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【出願人】(305060279)グラクソスミスクライン バイオロジカルズ ソシエテ アノニム (169)
【出願人】(397069329)コリクサ コーポレイション (38)
【Fターム(参考)】
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