説明

クランプ装置

【課題】クランプ装置があまりにも速く開放されるか、或いは閉鎖される危険を最小化する。
【解決手段】紡績機或いはねん糸機のスピンドルにおける糸用クランプ装置4に関し、移動可能なクランプ要素と固定クランプ要素の間にクランプ隙間が形成されるように力を備えるばね力に対して球状遠心力要素9によって作用し、クランプ装置4が遠心力要素9を配列案内するように使用される半径方向に延びている半シェル13、15を有し、移動可能なクランプ要素6の半シェル15の水平に関して傾斜されているリンク20は、移動可能なクランプ要素6から上スピンドル部1の縦軸線の方向に進出して、移動可能なクランプ要素がソケット要素7から移動可能なクランプ要素6の半シェル15の方向に進出する場合とは異なった傾斜角度を有するように形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、固定クランプ要素と、ばね力によって固定クランプ要素に押圧され得る軸方向移動可能なクランプ要素とから成り、上スピンドル部に配列されている紡績機或いはねん糸機のスピンドルにおける糸用クランプ装置に関し、移動可能なクランプ要素と固定クランプ要素の間にクランプ隙間が形成されるように、移動可能なクランプ要素が固定クランプ要素から離れて軸方向において移動可能なクランプ要素を間隔させる力を備えるばね力に対して球状遠心力要素によって作用でき、クランプ装置が遠心力要素を配列案内するように使用される半径方向に延びている半シェルを有し、それぞれ半シェルが移動可能なクランプ要素に配列されて、それぞれ対応半シェルが固定的に配列されたソケット要素に配列されていて、移動可能なクランプ要素の半シェルが水平に関して傾斜されているリンクを形成されて、ソケット要素の対応半シェルが水平に関して実質的に平行であるリンクを形成されている。
【背景技術】
【0002】
前記タイプの遠心力により作動されたクランプ装置はドイツ特許出願公開第102006022484号明細書(特許文献1)から知られていて、下巻付け領域の緩みが360°以下である。ドッフィングに先立つ確実なクランプ或いはドッフィング後の糸の吹き飛ばしに先立つ確実な突き通しを達成するために、クランプ装置が遠心力によって作動される。特許文献1に述べられた如く、移動可能なクランプ要素の半シェルのリンクが水平に関して傾斜を有する。遠心力によって作動されるクランプ装置のリンクの傾斜の選択角度は限定回転速度でクランプ装置が開放或いは閉鎖して糸を放出して糸を吹き飛ばすか、或いは糸をクランプすることを決定する。
【0003】
限定回転速度の領域におけるクランプ装置の開放とクランプ装置の閉鎖の間の移行が比較的狭いので、クランプ装置がスピンドルの迅速な走行中にあまりにも速く開放し、このことが確実な突き通しを危険にする。クランプ装置を閉鎖させるときに同じことが加えられ、というのは、クランプ装置がスピンドルの減速中にあまりにも速く閉鎖し、糸がクランプされないか、或いはドッフィング処理中に糸を保持するのに単に不十分であるからである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】ドイツ特許出願公開第102006022484号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明の課題は、クランプ装置があまりにも速く開放されるか、或いは閉鎖される危険が最小化されるように、クランプ装置を開発させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、請求項1の特徴部分、即ち移動可能なクランプ要素(6)から上スピンドル部(1)の縦軸線の方向に進出して、移動可能なクランプ要素がソケット要素(7)から移動可能なクランプ要素(6)の半シェル(15)の方向に進出する場合とは異なった傾斜角度を有することを特徴とするクランプ装置によって発明により達成される。
【0007】
このタイプのクランプ装置の有益な構成が従属請求項の主題である。
【0008】
請求項1によって、移動可能なクランプ要素の半シェルの水平に関して傾斜を有するリンクは、移動可能なクランプ要素の半シェルを上スピンドル部の長手方向に進出して、移動可能なクランプ要素が移動可能なクランプ要素の半シェルの方向においてソケット要素から進出するのとは異なった傾斜角度を有するように構成されることが提案されている。水平に関して傾斜されるリンクのコースにおける異なった傾斜角度が開放回転速度と閉鎖回転速度との間のヒステリシスの増加を導かれる。言い換えると、間隔が回転速度範囲間に調整されていて、この回転速度でクランプ要素が開放し、回転速度範囲でクランプ要素が閉鎖する。水平に関して傾斜されるリンクのコースにおける異なった傾斜角度によると、クランプ隙間を緩めるクランプ装置の開放が高回転速度に移動され得る。スピンドルの迅速な走行が確実な突き通しと迅速な膨張の形成のために有益であるから、水平に関して傾斜されたリンクのコースにおける傾斜角度の適切な組合せによって、クランプ装置がクランプ隙間を単に緩めて回転速度を達成させ、その回転速度は突き通しが生じて完成された回転速度以上であり、クランプ糸を吹き飛ばすために、達成され得る。逆に、水平に関して傾斜されたリンクの発明による構成は、クランプ装置の閉鎖時点がスピンドルが停止する直前に低回転速度に移動される事実を生じて、糸をクランプ隙間へ供給する延長時間窓とドッフィング処理前の糸の確実なクランプが形成される。
【0009】
この目的のために、移動可能なクランプ要素の半シェルの水平に関して傾斜を有するリンクは、半径方向に彎曲されたコースを有する。ヒステリシスの増加がリンクのコースにおいて異なった半径の曲率から生じる。
【0010】
交互的に、移動可能なクランプ要素の半シェルの水平に関して傾斜を有するリンクは、各場合には、半シェルから進んで上スピンドル部の縦軸線の方向に延びている第一部分と、ソケット要素から進んで移動可能なクランプ要素の半シェルの方向に延びている第二部分とに分割されて、第一部分と第二部分が異なった傾斜角度を有する。
【0011】
この場合には第一部分の傾斜が第二部分の傾斜より小さい。スピンドルの加速中に第二部分の大きな傾斜角度は、クランプ装置が単に高回転速度で開放されるように、それぞれの半シェルが遠心力要素の移動可能なクランプ要素に到達することを遅延させる。糸が先行技術に比較してクランプ隙間に長く保持される。逆に、第一部分の小さい隙間は、スピンドルの減速において、遠心力要素が時間遅延によりそれぞれ対応半シェルをソケット要素に到達する事実を生じて、クランプ要素に置かれた糸をクランプするクランプ要素の閉鎖が低回転速度に移動される。
【0012】
第一部分の傾斜が好ましくは25°と35°の間にある。
【0013】
第二部分の傾斜が特に45°と65°の間にある。
【0014】
粘性減衰媒体が有益にクランプ装置に配列されている。これは、オイル或いはグリース、特にシリコンオイル或いはグリースであり、その減衰性のために、クランプ装置或いは遠心力要素の運動経過の追加的影響に貢献させる。
【0015】
粘性減衰媒体がここでクランプ装置の中間空間に配列され得て、移動可能なクランプ要素と固定クランプ要素の間に形成されている。それ故に、全体としてクランプ装置の運動経過が影響される。
【0016】
同様に、粘性減衰媒体が半シェルに配列されている。この態様では、減衰媒体が狙った方法で遠心力要素の運動経過に作用する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】上スピンドル部の斜視部分図を示す。
【図2】クランプ位置におけるこの発明のクランプ装置の断面図を示す。
【図3】開放位置におけるクランプ装置の断面図を示す。
【図4】クランプ位置におけるクランプ装置の第二実施例の断面図を示す。
【図5】開放位置におけるクランプ装置の第二実施例の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0018】
この発明は、図面に示された実施例によってさらに詳細に説明される。
【実施例】
【0019】
図1は繊維機のスピンドル、特に紡績ねん糸スピンドルの上スピンドル部1を示す。上スピンドル部1は示されていないチューブを受けるように使用される金属から形成された軸を有し、この軸に糸が巻かれてコップ(円錐状巻糸)に成る。このために、上スピンドル部1には示されていない紡績リングが配列されて、上スピンドル部1を同心円状に取り囲み、リング移行器が紡績リングに循環し、糸をチューブに偏向させて糸をチューブ上に巻く。上スピンドル部1には駆動ワーブ2が配列されて、その駆動ワーブによって上スピンドル部1が繊維機の作動中に駆動され得る。
【0020】
駆動ワーブ2は、生産されたコップのドッフィング中に糸をクランプするためにこの発明によるクランプ装置4を固定するように使用される。クランプ装置4が遠心力によって作動されて、二つの位置、糸が図2に示されるようにクランプされるクランプ位置と糸が図3に示されるように供給されるるか、或いは放出されて、吹き飛ばされる開放位置を作用する。
【0021】
図2は、クランプ装置の断面図においてこの発明によるクランプ装置4を示す。縦軸線に関して回転対称的に構成されたクランプ装置4が固定クランプ要素5とこれに対して移動できるクランプ要素6とを有する。固定クランプ要素5には、環状突起17が移動可能なクランプ要素6に面する下側面に配列されている。図2に示される如く、突起17は、クランプ装置4が閉鎖位置にあるときに、移動可能なクランプ要素6の圧力面18に静止する。圧力面18が好ましくは上スピンドル部1に面する内側と、上スピンドル部1から遠い移動可能なクランプ要素6の外側とで円錐である。クランプ位置では、クランプ要素5、6の圧力面18と突起17が互いに押圧されて、開放位置では、クランプ隙間16が図3に示されるように、二つのクランプ要素5、6の間に形成される。クランプ装置4が多部品であり、固定クランプ要素5と軸方向移動可能なクランプ要素6とのほかに、ソケット要素7から成り、クランプ装置4の組立て位置では、ソケット要素が駆動ワーブ2のフランジ形成肩10に支持され得てクランプ装置4を軸方向に固定させる。ソケット要素7は駆動ワーブ2のぎざぎざ3に係止してクランプ装置4の回転を防止する。駆動ワーブ2の取付け部分14に押圧されたクランプ要素5がクランプ装置4を軸方向に固定させる。
【0022】
さらに、クランプ装置4が圧縮ばね8と特に球として構成されている複数の遠心力要素9とから成り、互いに関して角度的にずれて上スピンドル部1の周辺に一様に分布されていて、クランプ装置4においてクランプ隙間16から離れて間隔をおいて配列されている。
【0023】
ソケット要素7は遠心力要素9を受けて案内するように使用される。このために、実質的に円筒状ソケット要素7が上スピンドル部1の縦軸線と共軸方向にあり、遠心力要素9の数に一致する貫通孔12の数を備えている壁11を有する。駆動ワーブ2から離れて壁11の側面に配列されているのは、半シェル13であり、この半シェルは貫通孔12から進出して、上スピンドル部1の縦軸線に関して半径方向外方に延びている。この場合に半シェル13が貫通孔12を軸方向に結合させる。
【0024】
遠心力要素9を視覚的完全に取り囲むために、軸方向移動可能なクランプ要素6が半径方向に傾斜された方向に延びて且つ半シェル13と一致する半シェル15を有する。遠心力要素9を受けるように使用される半シェル13、15が球状遠心力要素9の形状によって且つその寸法に適合されて形成されている。
【0025】
クランプ装置4における遠心力要素9の案内はリンク状ガイドによって達成される。このために、各場合の移動可能なクランプ要素6の半シェル15が水平に関して傾斜されたリンク20を有し、ソケット要素7の半シェル13が半径方向に延びているリンク19を有し、球状遠心力要素9が半径方向に移動され得る。
【0026】
移動可能なクランプ要素6の水平に関して傾斜されているリンク20が第一部分21と第二部分22に分割されている。この場合の第一部分21と第二部分22は異なった傾斜角度を有する。移動可能なクランプ要素6の壁から進出して、スピンドル1の縦軸線の方向に延びている第一部分21の傾斜角度は、ソケット要素7に面する移動可能なクランプ要素6の側面から進出して、半シェル13の方向に延びている第二部分22の傾斜角度より小さい。第一部分21の傾斜角度は好ましくは25°と35°の間にあり、一方、第二部分が特に45°と65°の間の傾斜角度を有する。クランプ装置4の周辺方向に対称的に配列される半シェル15のそれぞれのリンク20の部分21と部分22はいつもクランプ装置4の内部に傾斜することを回避するように遠心力要素9の運動経過の同時案内と影響を達成させる同じ傾斜角度を有する。
【0027】
圧縮ばね8はソケット要素7とソケット要素7を取り囲む移動可能なクランプ要素6とに支持され、固定クランプ要素5の方向に移動可能なクランプ要素6を押圧する。クランプ装置4のクランプ位置と開放位置の間の移行が第一部分21と第二部分22の選択された傾斜角度の函数として変化する回転速度に達成することを生じる。第二部分22のより大きな傾斜は、スピンドルの加速により遅延される遠心力要素によって移動可能なクランプ要素6の半シェル13の到達を導く。クランプ隙間16の糸のクランプ中にクランプ要素5、6に作用するばね力を克服するのに必要とした遠心力は単に例えば約8000l/minの範囲である速く開放回転速度に達成される。これは、突き通しが完了された回転速度以上である。結果として、確実な突き通しと糸膨張の迅速な形成に必要としたスピンドルの迅速な走行は、クランプされた糸があまりにも速く吹き飛ばされることを生じない。
【0028】
逆に、第二部分22に比較された第一部分21の小さい傾斜は、ドッフィング処理を開始するスピンドルの減速とそれと関連した糸のクランプにより遠心力要素9がその運動経過に関して影響される事実を導かれ、それで、特殊な回転速度が開放回転速度以下の長い路に到達されるときに、遠心力要素が移動可能なクランプ要素6のそれぞれの半シェル13のその位置を去る。運動経過の発明による影響は開放回転速度と閉鎖回転速度の間のヒステリシスの増加を生じる。それ故に、圧縮ばね8のばね力のために、遠心力により生じてクランプ装置4の閉鎖を防止する逆力が、例えば約2500l/min−4000l/minの範囲内である回転速度まで維持される。スピンドルが停止した後にクランプ装置4が閉鎖位置にとどまる。開放回転速度は紡績機で処理される材料が有する材料性質に依存し、言い換えると、開放回転速度が処理精糸の時より処理粗糸の時では遅い。第一部分21の傾斜と第二部分22の傾斜は処理される糸に適合される開放回転速度を達成するように一致して選択される。開放回転速度がクランプ装置4の閉鎖回転速度の少なくとも二倍である。
【0029】
さらに、クランプ装置4の開放回転速度と閉鎖回転速度の間のヒステリシスの影響がそれ以上の構造的措置によって追加的に影響され得る。このために、遠心力要素9の質量が変化し、圧縮ばね8のばね定数が変化する。同様に、例えばオイル或いはグリース、特にシリコンオイル或いはシリコングリースのようなリンクの減衰媒体の使用は、ヒステリシスの影響に貢献させる遠心力要素9の運動結果の遅延を達成する。
【0030】
閉鎖位置或いは開放位置におけるクランプ装置4の交互的実施例は、図4と図5に示されている。クランプ装置4の第二実施例は、第一実施例とは、移動可能なクランプ要素6の水平に関して傾斜されるリンク20が半径方向に彎曲されたコース23を有するので、移動可能なクランプ要素6の半シェル15から上スピンドル部1の縦軸線の方向に進出して、クランプ要素がソケット要素7から移動可能なクランプ要素6の半シェル15の方向に進める場合とは異なった傾斜角度を有することを相違している。第一実施例に既に述べたのと同じ方法におけるリンク20の半径方向に彎曲されたコース23が遠心力要素9の運動結果の影響を生じるので、開放回転速度と閉鎖回転速度の間のヒステリシスが増加される。
【符号の説明】
【0031】
1.....上スピンドル部
2.....駆動ワーブ
3.....ぎざぎざ
4.....クランプ装置
5.....固定クランプ要素
6.....移動可能なクランプ要素
7.....ソケット要素
8.....圧縮ばね
9.....遠心力要素
10....フランジ形成肩
11....壁
12....貫通孔
13、15....半シェル
16....ランプ隙間
17....ソケット要素
19、20....リンク
21....第一部分
22....第二部分
23....半径方向に彎曲されたコース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定クランプ要素(5)と、ばね力によって固定クランプ要素(5)に押圧され得る軸方向移動可能なクランプ要素(6)とから成り、上スピンドル部(1)に配列されていて、移動可能なクランプ要素と固定クランプ要素の間にクランプ隙間が形成されるように、移動可能なクランプ要素(6)が固定クランプ要素(5)から離れて軸方向において移動可能なクランプ要素(6)を間隔させてクランプ隙間(16)が移動可能なクランプ要素と固定クランプ要素の間に形成される力を備えるばね力に対して球状遠心力要素(9)によって作用でき、クランプ装置(4)が遠心力要素(9)を配列案内するように使用される半径方向に延びている半シェル(13、15)を有し、それぞれ半シェル(15)が移動可能なクランプ要素(6)に配列されて、それぞれ対応半シェル(13)が固定的に配列されたソケット要素(7)に配列されていて、移動可能なクランプ要素(6)の半シェル(15)が水平に関して傾斜されているリンク(20)を形成されて、ソケット要素(7)の対応半シェル(13)が水平に関して実質的に平行であるリンク(19)を形成されている紡績機或いはねん糸機のスピンドルにおける糸用クランプ装置(4)において、 移動可能なクランプ要素(6)から上スピンドル部(1)の縦軸線の方向に進出して、移動可能なクランプ要素がソケット要素(7)から移動可能なクランプ要素(6)の半シェル(15)の方向に進出する場合とは異なった傾斜角度を有することを特徴とするクランプ装置。
【請求項2】
移動可能なクランプ要素(6)の半シェル(15)の水平に関して傾斜されているリンク(20)が半径方向彎曲されたコース(23)を有することを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置(4)。
【請求項3】
移動可能なクランプ要素(6)の半シェル(15)の水平に関して傾斜されているリンク(20)は、上スピンドル部(1)の縦軸線の方向に半シェル(15)から進出して延びている第一部分(21)と、半シェル(15)の方向にソケット要素(7)から進出して延びている第二部分(22)とに分割されていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置(4)。
【請求項4】
第一部分(21)の傾斜が第二部分(22)の傾斜より小さいことを特徴とする請求項3に記載のクランプ装置(4)。
【請求項5】
第一部分(21)の傾斜が25°と35°の間にあることを特徴とする請求項3或いは4に記載のクランプ装置(4)。
【請求項6】
第二部分(22)の傾斜が45°と65°の間にあることを特徴とする請求項3或いは4に記載のクランプ装置(4)。
【請求項7】
粘性減衰媒体がクランプ装置(4)に配列されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のクランプ装置(4)。
【請求項8】
粘性減衰媒体が移動可能なクランプ要素と固定クランプ要素(5、6)の間に形成されているクランプ装置(4)の中間空間に配列されていることを特徴とする請求項7に記載のクランプ装置(4)。
【請求項9】
粘性減衰媒体が半シェル(13、15)に配列されていることを特徴とする請求項7に記載のクランプ装置(4)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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