説明

クリップ用鉗子

【課題】 クリップ用鉗子による脳動脈瘤へのクリップの装着を正確に行う。
【解決手段】 クリップ4を挟み持つクリップ把持部と、クリップ把持部を開閉操作する取っ手部とを具備したクリップ用鉗子において、クリップの柄部4aが嵌り込む溝11がそれぞれ形成された一対の保持片10a,10bがクリップ把持部に支点ピン12を介し回動可能に取り付けられ、取っ手部を持つ手の操作により一対の保持片を一体で回動させクリップを首振り動作させる首振り操作手段が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用のクリップを操作して脳動脈瘤等を挟むためのクリップ用鉗子に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば脳動脈瘤に対する処置は、頭に穴を空け、種々の処置具により脳動脈瘤までたどり着いた後、クリップ用鉗子で脳動脈瘤用クリップを把持して患部にアプローチし、クリップを解放して脳動脈瘤を挟み込むことにより行われる。
【0003】
ところが、従来の通常のクリップ用鉗子はクリップを静止状態で保持するようになっているので、複雑に入り組んだ脳内患部ヘアプローチするには脳動脈瘤の位置、姿勢等に応じて鉗子の先端で保持したクリップを術者が指で向きを変え、或いはクリップを他の種類のものと交換し、その都度鉗子を脳内に入れたり出したりしなければならない。その為、患部へのクリップの装着作業が煩雑となり、またクリップと鉗子をそれぞれ多種類用意しなければならないなどの問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、クリップ用鉗子でクリップを把持したまま手元操作によりクリップを首振り動作させることにより脳内患部ヘ容易にアプローチすることができる手段について特願2003−420509において提案したが、このクリップ用鉗子はクリップを把持し難いという問題がある。また、クリップに首振り動作させるのが面倒であるという問題がある。
【0005】
したがって、本発明は上記不具合を解消することができるクリップ用鉗子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、クリップを挟み持つクリップ把持部と、クリップ把持部を開閉操作する取っ手部とを具備したクリップ用鉗子において、クリップ(4)の柄部(4a)が嵌り込む溝(11)がそれぞれ形成された一対の保持片(10a,10b)がクリップ把持部に支点ピン(12)を介し回動可能に取り付けられ、取っ手部を持つ手の操作により一対の保持片(10a,10b)を一体で回動させクリップ(4)を首振り動作させる首振り操作手段が設けられたクリップ用鉗子を採用する。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のクリップ用鉗子において、首振り操作手段が、取っ手部に取り付けられたトリガー(13)と、一対の保持片(10a,10b)の各々に一端が固着された一対の首振り用レバー(18a,18b)と、首振り用レバー(18a,18b)の他端に一端がそれぞれ連結された一対の開閉用レバー(19a,19b)と、一対の開閉用レバー(19a,19b)の他端をトリガー(13)に連結する連接棒(17)とを含んでおり、トリガー(13)を引くと連接棒(17)、一対の開閉用レバー(19a,19b)及び首振り用レバー(18a,18b)を介して一対の保持片(10a,10b)が一体で回動しクリップ(4)を首振り動作させるようにしたクリップ用鉗子を採用する。
【0008】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のクリップ用鉗子において、トリガー(13)から保持片(10a,10b)に至る伝動系を一定の姿勢に保持する弾性部材(24)が所定箇所に設けられたクリップ用鉗子を採用する。
【0009】
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のクリップ用鉗子において、取っ手部に指当て(25,26)が取り付けられたクリップ用鉗子を採用する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、クリップを挟み持つクリップ把持部と、クリップ把持部を開閉操作する取っ手部とを具備したクリップ用鉗子において、クリップの柄部が嵌り込む溝がそれぞれ形成された一対の保持片がクリップ把持部に支点ピンを介し回動可能に取り付けられ、取っ手部を持つ手の操作により一対の保持片を一体で回動させクリップを首振り動作させる首振り操作手段が設けられたことから、クリップを保持片の溝に食い込ませることによりしっかり把持することができる。また、一対の保持片が一体で回動するようになっているので、一旦装着したクリップを外したり、付け替えたりする場合に、双方の保持片の溝同士の向きを常に一致させることができる。従って、一旦装着したクリップを正確に挟んで患部から取り外すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0012】
図7に示すように、このクリップ用鉗子1は頭部2に開けた穴3から頭蓋内に挿入してクリップ4を脳動脈瘤5等の患部へと搬送するための器具である。
【0013】
クリップ4は、図3、図4および図7に例示するように、柄部4aと挟み部4bとを有し、柄部4aにはバネ4cが一体的に形成される。図3(A)に示すようにクリップ4は解放状態ではバネ4cの付勢力によって挟み部4bを閉じているが、同図(B)に示すように柄部4aが押圧されると挟み部4bが開くようになっている。この実施の形態で使用されるクリップ4は脳動脈瘤5を挟むための小型軽量クリップであり、生体親和性の高い例えばチタン合金、コバルト基合金等の材料で作られる。クリップは図示例のもの以外に各種用意されるが、いずれのクリップにもこのクリップ用鉗子1で把持することが出来る柄部4aが設けられる。
【0014】
図1(A)(B)及び図2に示すように、クリップ用鉗子1は、二本のレバー部材1a,1bを中間で鋏様に交差させ、交差部において縦向きの枢軸6により回動自在に連結した構成とされる。そして、連結された二本のレバー部材1a,1bにおける枢軸6を境に前側がクリップ4を挟み持つクリップ把持部とされ、後側がクリップ把持部を開閉操作する取っ手部とされる。
【0015】
クリップ把持部におけるレバー部材1a,1bの対向箇所には、クリップ4の柄部4aを挿入するための凹部7が形成される。
【0016】
取っ手部におけるレバー部材1a,1bには、湾曲する板バネ8a,8bがそれぞれ固定される。両板バネ8a,8bはレバー部材1a,1bの後方に伸び、後端同士が連結される。両板バネ8a,8bのバネ作用により、両レバー部材1a,1bは拡開方向に常時付勢され、そのため図1(A)に示すように、取っ手部に力を加えない状態ではクリップ把持部が開状態を保つ。そして、取っ手部に握力を加えると、図1(B)に示すように、クリップ把持部が閉じる。その際、図3(A)に示すように、クリップ把持部内にクリップ4の柄部4aを差し込んでおくと、同図(B)に示すように、クリップ把持部がクリップ4の柄部4aを押圧するので挟み部4bが拡開する。
【0017】
取っ手部におけるレバー部材1a,1bの内側には、図1(A)に示すように、係止具が設けられる。係止具は各レバー部材1a,1b側から突出するフック状の係止片9a,9bを備える。取っ手部に握力を加えて図1(B)に示すようにクリップ把持部を閉状態にする際に係止片9a,9b同士を係合させると、クリップ把持部が閉状態を保持する。従って、図3(A)のごとくクリップ把持部にクリップ4の柄部4aを挿入したうえで取っ手部を握り図1(B)のごとく係止具の係止片9a,9b同士を係合させると、取っ手部から握力を解除しても係止具の係合力によりクリップ4は図3のごとくその挟み部4bを開いたまま鉗子1に保持される。
【0018】
図3(A)(B)及び図4に示すように、このクリップ用鉗子1のクリップ把持部には、クリップ4をしっかりと把持するためにクリップ4の柄部4aが嵌り込む溝11が設けられる。具体的には、一対の保持片10a,10bがクリップ把持部に支点ピン12を介し回動可能に取り付けられ、クリップ4の柄部4aが嵌り込む溝11が一対の保持片10a,10bにそれぞれ形成される。
【0019】
このクリップ用鉗子1には、取っ手部を持つ手の操作により一対の保持片10a,10bを一体で回動させクリップ把持部に対してクリップ4を首振り動作させる首振り操作手段が設けられる。
【0020】
図1乃至図5に示すように、この首振り操作手段は、上記支点ピン12と、取っ手部に取り付けられた操作部と、操作部の動きを保持片10a,10bに支点ピン12を中心とした回転動作として伝達し保持片10a,10bを介してクリップ4をクリップ把持部上で回動させる伝動装置とを備える。
【0021】
操作部は、図2及び図5に示すように、トリガー13として形成され、取っ手部である二本のレバー部材1a,1bのうち、一方のレバー部材1aの側面にブラケット14を介して取り付けられる。ブラケット14はレバー部材1aに固定ネジ15で固定され、レバー部材1aから垂下するフォーク部14aを備える。このフォーク部14aにトリガー13が支持ピン16でクリップ用鉗子1の前後方向に回動可能に支持される。トリガー13の上端には、後述する伝動装置の連接棒17を拘束する係合溝13aがクリップ用鉗子1の前後方向に伸びるように形成される。
【0022】
伝動装置は、図1乃至図5に示すように、一対の保持片10a,10bの各々に前端が固着された一対の首振り用レバー18a,18bと、首振り用レバー18a,18bの後端に前端がそれぞれ連結された一対の開閉用レバー19a,19bと、一対の開閉用レバー19a,19bの双方の後端をまとめてトリガー13に連結する連接棒17とを含んでいる。
【0023】
一対の首振り用レバー18a,18bは、図3及び図4に示すように、それらの前端が上記レバー部材1a,1bの先端部における凹部7内に上記支点ピン12を介して連結され、支点ピン12を支点にしてクリップ用鉗子1の上下方向に回動可能である。この一対の首振り用レバー18a,18bの対向面上に上記保持片10a,10bが固定される。一対の保持片10a,10bはそれらの溝11が同じ向きに伸びるように固定される。図示例では保持片10a,10bが支点ピン12上からずれているが、保持片10a,10bを支点ピン12の軸線上に置くことも可能であり、また支点ピン12からより遠くに配置することも可能である。
【0024】
一対の開閉用レバー19a,19bは、図3及び図4に示すように、それらの前端が首振り用レバー18a,18bの後端にそれぞれ連結ピン20を介して連結される。連結ピン20はクリップ用鉗子1の略左右方向に伸びることから、図4に示すように開閉用レバー19a,19bは首振り用レバー18a,18bと共にクリップ用鉗子1の上下方向に屈伸運動可能である。また、一対の開閉用レバー19a,19bの後端はクリップ用鉗子1の上下方向に伸びる軸ピン21で連結される。このため図3(A)(B)に示すように、レバー部材1a,1bの開閉動作に伴い、開閉用レバー19a,19bは首振り用レバー18a,18bと共に開閉動作可能となる。
【0025】
連接棒17は、図1及び図2に示すように、レバー部材1aに沿うようにクリップ用鉗子1の前後方向に伸び、その前端が図3及び図4に示すように上記軸ピン21を介して一対の開閉用レバー19a,19bの後端に連結される。また、図2及び図5に示すように、連接棒17の中途には細径部17aが形成され、この細径部17aがトリガー13の上端の係合溝13a内にクリアランスを生じるように嵌り込む。これにより、トリガー13をクリップ用鉗子1の後方側に引くと、連接棒17が前方側に押し出され、図4に示すように開閉用レバー19a,19bを介して一対の首振り用レバー18a,18bが支点ピン12を支点にして上方に同時に回動する。この結果、保持片10a,10b間で挟まれたクリップ4が実線位置から二点鎖線位置へと上向きに首を振り傾斜する。
【0026】
連接棒17は、図1及び図2に示すように、トリガー13よりさらに後方に伸び、図2及び図6に示すごとくレバー部材1aに固定された筒体22内に入り込む。筒体22内にはスライダ23が挿入され、このスライダ23に連接棒17の後端が連結される。筒体22内には弾性部材である圧縮コイルバネ24が挿入され、この圧縮コイルバネ24が筒体22の前壁とスライダ23との間に介在し、スライダ23が筒体22の後壁に当たるまで連接棒17をクリップ用鉗子1の後方側に常時付勢する。これにより、図2に示すように、トリガー13を解放した状態ではトリガー13から保持片10a,10bに至る伝動系が一定の姿勢に保持される。
【0027】
その他、図1及び図2に示すように、クリップ用鉗子のレバー部材1a,1bにおける取っ手部には必要に応じて指当て25,26が取り付けられる。各指当て25,26は取付ネジ25a,26aを緩めてレバー部材1a,1b上でスライドさせたり傾斜させたりすることで所望の位置及び姿勢にセットすることができる。術者が指当て25,26に指を添えることでクリップ用鉗子1が術者の掌中に望ましい位置及び姿勢で保持される。
【0028】
次に、上記構成のクリップ用鉗子の作用について説明する。
【0029】
脳動脈瘤5にクリップ4を装着する手術を例にとって説明すると、図7(A)に示すように、術者により患者の頭部2に穴3が穿設される。
【0030】
また、術者によりクリップ用鉗子1のクリップ把持部に脳動脈瘤用のクリップ4が取り付けられる。
【0031】
術者は図1(A)の状態にあるクリップ用鉗子1のクリップ把持部に図3(A)のごとくクリップ4の柄部4aを挿入し、次いで鉗子1の取っ手部を握って押圧する。これにより、図3(B)の如くクリップ把持部の保持片10a,10bがクリップ4の柄部4aを押圧し、クリップ4の挟み部4bを拡開させる。クリップ4の柄部4aは保持片10a,10bの溝11内に嵌り込み、クリップ把持部にしっかりと保持される。
【0032】
また、図2のごとく係止具の係合片9a,9bを係合操作することにより、術者が取っ手部から押圧力を解除してもクリップ把持部は図3(B)に示すクリップ4を拡開した状態で保持する。
【0033】
次に、術者は図7(A)のごとく鉗子1を頭部2の穴3から脳内に挿入し、クリップ4を脳動脈瘤5に接近させる。そして、鉗子1の取っ手部を握る手の指で図2中トリガー13を後方に引く。トリガー13の引き量に応じてクリップ用鉗子1の先端でクリップ4が所望角度首を振るごとく傾斜し停止する。これにより、脳動脈瘤5の位置、姿勢等に応じてクリップ4の向きを変え、クリップ4の挟み部4b内に脳動脈瘤5を導入する。
【0034】
そこで、術者が鉗子1の取っ手部を強く握って係止片9a,9bの係合を解除し、取っ手部に加える力を緩めると、鉗子1が板バネ8a,8bの復元作用で図1及び図3(A)の如く拡開し、クリップ4がその挟み部4bを閉じて図7(B)に示すごとく脳動脈瘤5をクリッピングし閉鎖する。
【0035】
その後、鉗子1が術者により頭部2の穴3から抜き取られ、クリッピングの処置が終了する。
【0036】
また、クリップ4の種類、位置等が不適当で交換、取り外し等を必要とする場合は、再びクリップ用鉗子を図1に示す解放状態にして頭部2の穴3から脳内に挿入し、トリガー13を引いて保持部10a,10bを所望の向きにセットし、クリップ用鉗子1の取っ手部を握って押圧する。この場合、一対の保持片10a,10bの溝11同士は同じ向きに保たれているので、クリップ4の柄部4aの両側は両溝11内に正確に嵌り込みしっかりと保持される。これにより、図3(B)の如くクリップ4の挟み部4bが拡開し、クリップ4が脳動脈瘤5から分離可能となる。
【0037】
その後、新たなクリップを上記と同様な操作によってクリップ用鉗子に取り付けて再び脳内に挿入し、脳動脈瘤5をクリッピングし閉鎖する。
【0038】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば上記実施の形態では患者の頭部の施術について説明したが他の部位の施術についても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明に係るクリップ用鉗子を示す平面図であり、(A)は解放状態、(B)は押圧状態をそれぞれ示す。
【図2】クリップ用鉗子の正面図である。
【図3】クリップ用鉗子のクリップ把持部の拡大平面図であり、(A)はクリップ押圧前を示し、(B)はクリップ押圧後を示す。
【図4】クリップ用鉗子のクリップ把持部の首振り動作を説明する部分切欠正面図である。
【図5】図2中、V−V線矢視断面図である。
【図6】図2中、連接棒の後端部の周辺構造を示す部分切欠断面図である。
【図7】(A)はクリップ用鉗子によりクリップを頭部内に挿入する説明図、(B)は脳動脈瘤にクリップを装着した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0040】
1…クリップ用鉗子
4…クリップ
4a…柄部
10a,10b…保持片
11…溝
12…支点ピン
13…トリガー
17…連接棒
18a,18b…首振り用レバー
19a,19b…開閉用レバー
24…圧縮コイルバネ
25,26…指当て

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クリップを挟み持つクリップ把持部と、クリップ把持部を開閉操作する取っ手部とを具備したクリップ用鉗子において、クリップの柄部が嵌り込む溝がそれぞれ形成された一対の保持片がクリップ把持部に支点ピンを介し回動可能に取り付けられ、取っ手部を持つ手の操作により一対の保持片を一体で回動させクリップを首振り動作させる首振り操作手段が設けられたことを特徴とするクリップ用鉗子。
【請求項2】
請求項1に記載のクリップ用鉗子において、首振り操作手段が、取っ手部に取り付けられたトリガーと、一対の保持片の各々に一端が固着された一対の首振り用レバーと、首振り用レバーの他端に一端がそれぞれ連結された一対の開閉用レバーと、一対の開閉用レバーの他端をトリガーに連結する連接棒とを含んでおり、トリガーを引くと連接棒、一対の開閉用レバー及び首振り用レバーを介して一対の保持片が一体で回動しクリップを首振り動作させるようにしたことを特徴とするクリップ用鉗子。
【請求項3】
請求項2に記載のクリップ用鉗子において、トリガーから保持片に至る伝動系を一定の姿勢に保持する弾性部材が所定箇所に設けられたことを特徴とするクリップ用鉗子。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のクリップ用鉗子において、取っ手部に指当てが取り付けられたことを特徴とするクリップ用鉗子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−304968(P2006−304968A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−129943(P2005−129943)
【出願日】平成17年4月27日(2005.4.27)
【出願人】(000193612)瑞穂医科工業株式会社 (53)
【Fターム(参考)】