説明

クロック情報及びデータ情報を含む信号を受信する受信器、並びにクロック埋め込みインターフェース方法

【課題】クロック情報及びデータ情報を含む信号を受信する受信器、並びにクロック埋め込みインターフェース方法を提供する。
【解決手段】クロック情報及びデータ情報を含む差動信号対を受信するにおいて、差動信号対の共通電圧レベルの変化を利用してクロック信号及びデータを復元できる、クロック情報及びデータ情報を含む信号を受信する受信器及びクロック埋め込みインターフェース方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、受信器に係り、特に、クロック情報及びデータ情報を含む信号を受信する受信器、並びにクロック埋め込みインターフェース方法に関する。
【背景技術】
【0002】
データとクロック信号とを送受信するための方法として、前記データと前記クロック信号とを別途のラインを介して送受信する方法、及び前記データの情報と前記クロック信号の情報とを含む信号を、1本のラインを介して送受信する方法などがある。従来、前記データの情報と前記クロック信号の情報とを含む信号を、1本のラインを介して送受信するために、前記信号のうち、前記クロック信号の情報を意味する部分と、前記データの情報を意味する部分とに振幅差をおいて伝送した。例えば、前記信号のうち、前記クロック情報を示す部分は、振幅を大きくして伝送し、前記データ情報を示す部分は、振幅を小さくして伝送した後、クロック信号及びデータを復元した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許出願公開第2009−015537号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、差動信号対の共通電圧レベルの変化を利用してクロック信号及びデータを復元する受信器、前記受信器を含むシステム装置及びディスプレイ装置を提供するところにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、前記差動信号対の共通電圧レベルの変化を利用してクロック信号及びデータを復元するクロック埋め込みインターフェース方法を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を達成するための本発明の技術的思想による一実施形態による受信器は、受信された差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、基準電圧とを比較した結果を利用し、クロック信号を生成するクロック信号生成部、及び前記クロック信号に応答し、前記差動信号対からデータを生成するデータ生成部を具備できる。前記差動信号対は、第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有することができる。
前記クロック信号生成部は、前記差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、前記基準電圧とを比較して基準クロック信号を出力する比較器、及び前記基準クロック信号を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号発生器を具備できる。
【0006】
前記課題を達成するための本発明の技術的思想による他の一実施形態によるシステム装置は、第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対を送信する送信器、及び前記差動信号対を受信し、前記差動信号対を利用してクロック信号及びデータを生成する受信器を具備できる。
【0007】
前記課題を達成するための本発明の技術的思想による他の一実施形態によるディスプレイ装置は、複数の画素領域を含むパネル、前記パネルのソースラインを駆動するソース・ドライバ、第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対を前記ソース・ドライバに伝送するコントローラを具備し、前記ソース・ドライバは、前記差動信号対を受信し、前記差動信号対を利用してクロック信号及びデータを生成できる。
前記ソース・ドライバは、前記差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、前記基準電圧とを比較した結果を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号生成部、及び前記クロック信号に応答し、前記差動信号対から前記データを生成するデータ生成部を具備できる。
【0008】
前記課題を達成するための本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器は、受信された第1差動信号対のうち1つの信号と、受信された第2差動信号対のうち1つの信号とを比較した結果を利用し、クロック信号を生成するクロック信号生成部、前記クロック信号に応答し、前記第1差動信号対から第1データを生成する第1データ生成部、及び前記クロック信号に応答し、前記第2差動信号対から第2データを生成する第2データ生成部を具備できる。前記第1差動信号対は、第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することができる。
【0009】
前記課題を達成するための本発明の技術的思想による他の一実施形態によるシステム装置は、第1差動信号対及び第2差動信号対を送信する送信器、及び前記第1差動信号対及び第2差動信号対を受信し、前記受信された第1差動信号対及び第2差動信号対を利用し、クロック信号、第1データ及び第2データを生成する受信器を具備し、前記第1差動信号対は、第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することができる。
【0010】
前記課題を達成するための本発明の技術的思想による他の一実施形態によるディスプレイ装置は、複数の画素領域を含むパネル、前記パネルのソースラインを駆動するソース・ドライバ、及び第1差動信号対及び第2差動信号対を前記ソース・ドライバに伝送するコントローラを具備し、前記ソース・ドライバは、前記第1差動信号対及び第2差動信号対を受信し、前記第1差動信号対及び第2差動信号対を利用し、クロック信号、第1データ及び第2データを生成し、前記第1差動信号対は、第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することができる。
前記ソース・ドライバは、前記第1差動信号対のうち1つの信号と、前記第2差動信号対のうち1つの信号とを比較した結果を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号生成部、前記クロック信号に応答し、前記第1差動信号対から前記第1データを生成する第1データ生成部、及び前記クロック信号に応答し、前記第2差動信号対から前記第2データを生成する第2データ生成部を具備できる。
【0011】
前記他の課題を達成するための本発明の技術的思想による一実施形態によるクロック埋め込みインターフェース方法は、第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対を送信する段階、前記差動信号対を受信する段階、及び前記差動信号対を利用してクロック信号及びデータを生成する段階を含みうる。
【0012】
前記他の課題を達成するための本発明の技術的思想による一実施形態によるクロック埋め込みインターフェース方法は第1差動信号対及び第2差動信号対を送信する段階、前記第1差動信号対及び第2差動信号対を受信する段階、及び前記第1差動信号対及び第2差動信号対を利用し、クロック信号、第1データ及び第2データを生成する段階を含み、前記第1差動信号対は、第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の技術的思想による一実施形態によるシステム装置のブロック図である。
【図2】本発明の技術的思想による一実施形態による受信器のブロック図である。
【図3】本発明の技術的思想による一実施形態によるクロック埋め込みインターフェース方法のフローチャートである。
【図4】図2のクロック信号発生器の一実施形態を図示した図面である。
【図5A】図2のクロック信号発生器が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図5B】図2のクロック信号発生器が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図6】図2のクロック信号発生器の他の一実施形態を図示した図面である。
【図7A】図2のクロック信号発生器が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図7B】図2のクロック信号発生器が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図8】本発明の技術的思想による他の一実施形態によるシステム装置のブロック図である。
【図9】本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器のブロック図である。
【図10】本発明の技術的思想による他の一実施形態によるクロック埋め込みインターフェース方法のフローチャートである。
【図11A】図9のクロック信号発生器が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図11B】図9のクロック信号発生器が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図12A】図9のクロック信号発生器が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図12B】図9のクロック信号発生器が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器の信号の波形図である。
【図13】本発明の技術的思想による一実施形態によるディスプレイ装置のブロック図である。
【図14A】図13のソース・ドライバの一実施形態を図示したブロック図である。
【図14B】図13のソース・ドライバの他の一実施形態を図示したブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明、本発明の動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する添付図面及び図面に記載された内容を参照せねばならない。
以下、添付した図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施形態について説明することによって、本発明について詳細に説明する。各図面に提示された同じ参照符号は、同じ部材を示す。
【0015】
図1は、本発明の技術的思想による一実施形態によるシステム装置100のブロック図である。
図1を参照すれば、システム装置100は、送信器(transmitter)110及び受信器(receiver)120を具備できる。送信器110は、第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対INP,INNを送信できる。差動信号対INP,INNは、クロック情報及びデータ情報を含んでいる。前記第1区間長と前記第2区間長は、同一でありえる。例えば、前記第1区間及び第2区間は、それぞれ1つのデータパケット長の1/n(nは偶数)の長さでありうる。受信器120では、差動信号対INP,INNを受信し、受信された差動信号対INP,INNを利用してクロック信号及びデータを生成できる。受信器120の構成及び受信された差動信号対INP,INNを利用し、受信器120でクロック信号及びデータを生成する方法については、以下でさらに詳細に説明する。
【0016】
図2は、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器120のブロック図である。
図2を参照すれば、受信器120は、クロック信号生成部210及びデータ生成部250を具備できる。クロック信号生成部210は、受信された差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPの電圧レベルと、基準電圧Vrefとを比較した結果を利用し、クロック信号CLKを生成できる。クロック信号生成部210は、第1比較器220及びクロック信号発生器230を含むことができる。第1比較器220は、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPの電圧レベルと、基準電圧Vrefとを比較し、基準クロック信号CLKRを生成して出力できる。クロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを利用し、クロック信号CLKを生成できる。クロック信号発生器230は、位相同期ループ(PLL:phase locked loop)または遅延同期ループ(DLL:delay locked loop)でありうる。クロック信号発生器230がPLLである場合は、図4ないし図5Bと関連して、さらに詳細に説明する。また、クロック信号発生器230がDLLである場合は、図6ないし図7Bと関連して、さらに詳細に説明する。
【0017】
データ生成部250は、クロック信号生成部210で生成されたクロック信号CLKを受信し、クロック信号CLKに応答して、受信された差動信号対INP,INNからデータDATAを生成できる。データ生成部250は、第2比較器260及びデータ発生器270を具備できる。第2比較器260は、受信された差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPと、残りの信号INNとを比較し、基準データDATARを出力できる。データ発生器270は、クロック信号生成部210からクロック信号CLKを受信し、クロック信号CLKに応答し、基準データDATARからデータDATAを生成して出力できる。例えば、受信された差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPと残りの信号INNとを比較して発生させた基準データDATARが直列データである場合、データ変換部270は、クロック信号CLKに応答して、直列データである基準データDATARを並列データに変換して出力できる。
【0018】
図2の受信器120は、図1のシステム装置100の受信器120でありうる。
【0019】
図3は、本発明の技術的思想による一実施形態によるクロック埋め込みインターフェース(clock embedded interface)方法のフローチャートである。
図1ないし図3を参照すれば、受信器120は、送信器110で送信した差動信号対INP,INNを受信する(S310)。第1比較器220は、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPの電圧レベルと、基準電圧Vrefとを比較し、基準クロック信号CLKRを出力する(S320)。クロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを利用し、クロック信号CLKを生成する(S330)。第2比較器260は、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPと、残りの信号INNとを比較し、基準データDATARを出力する(S340)。データ発生器270は、クロック信号CLKに応答し、基準データDATARからデータDATAを生成する(S350)。
【0020】
図4は、図2のクロック信号発生器230の一実施形態を図示した図面である。
すなわち、図4では、図2のクロック信号発生器230がPLLである場合について図示している。クロック信号発生器230は、位相周波数検出器(PFD:phase frequency detector)410、電荷ポンプ及びループフィルタ(CP/LP:charge pump/loop filter)420、電圧制御発振器(VCO:voltage controlled oscillator)430及び分周器(DIV:divider)440を具備できる。
【0021】
位相周波数検出器410は、基準クロック信号CLKR及び分周クロック信号CLKDを比較し、その位相差を検出して出力する。電荷ポンプ及びループフィルタ420は、位相周波数検出器410の出力信号を電圧信号に変換し、電圧制御発振器VCOを制御するための制御電圧信号Vctrlとして出力する。電圧制御発振器430は、制御電圧信号Vctrlに応答し、所定の周波数を有するクロック信号CLKを出力する。分周器DIV440は、電圧制御発振器430から出力するクロック信号CLKを分周し、分周クロック信号CLKDとして出力する。ただし、クロック信号発生器230がPLLである場合を仮定しても、必ずしも本発明のクロック信号発生器230が、図4の構成要素だけを含むものではなく、以下で説明する図5のクロック信号CLKを生成できるならば、図4の構成要素に他の構成要素をさらに含んでも、本発明の権利範囲に含まれる。
【0022】
図5Aは、図2のクロック信号発生器230が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器120の信号の波形図である。
図1ないし図5Aを参照すれば、受信器120は、図5Aに図示されているような差動信号対INP,INNを、送信器110から受信する。差動信号対INP,INNは、第1区間t1で基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有し、第2区間t2で基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有する。また、差動信号対INP,INNの共通電圧レベル(common voltage level)Vcommonが第1区間t1で基準電圧Vrefより大きく、第2区間t2で基準電圧Vrefより小さい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではなく、差動信号対INP,INNは、第1区間t1で基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有し、第2区間t2で基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有する場合にも、本発明と同じ効果を得ることができる。図5Aの場合、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが同じ場合について図示しているが、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが異なることもある。また、図5Aでは、第1区間t1及び第2区間t2を合わせて1つのデータパケット長であると図示しているが、前記1つのデータパケットは、n個(nは偶数)の区間に分けられもする。前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合は、図5Bに図示されている。
【0023】
第1比較器220は、第1入力端(+)に、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが印加され、第2入力端(−)に、基準電圧Vrefが印加される。第1区間t1では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間t1で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間t2で論理ロー状態を有する。図4のようなPLL形態のクロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを周波数変換したクロック信号CLKを発生させて出力する。図5Aの場合には、1つのデータパケットが32ビットである場合について図示しているので、クロック信号発生器230は、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとが32回示されるように、基準クロック信号CLKRの周波数を変更し、クロック信号CLKとして出力する。ただし、必要によって、図4の分周器440の分周比を調節することにより、クロック信号CLKの周波数を任意に調節することもできる。
【0024】
第2比較器260は、第1入力端(+)に、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INNが印加され、第2入力端(−)に差動信号対INP,INNのうち、残りの信号INPが印加される。この場合、第2比較器260から出力する基準データDATARは、直列データになって、データ発生器270は、クロック信号CLKに応答し、直列データである基準データDATARを並列データであるデータDATAに変換して出力できる。データ発生器270は、クロック信号CLKの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、データDATAを生成できる。
【0025】
図5Bは、図2のクロック信号発生器230が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器120の信号の波形図である。
図5Aと図5Bとを参照すれば、図5Aでは、前記1つのデータパケット長が第1区間t1及び第2区間t2に分けられた場合を図示しており、図5Bは、前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合について図示している。
【0026】
図1ないし図5Bを参照すれば、受信器120は、図5Bに図示されているような差動信号対INP,INNを送信器110から受信する。差動信号対INP,INNは、第1区間t1及び第3区間t3で基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有し、第2区間t2及び第4区間t4で基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有する。また、差動信号対INP,INNの共通電圧レベルVcommonが、第1区間t1及び第3区間t3で基準電圧Vrefより大きく、第2区間t2及び第4区間t4で基準電圧Vrefより小さい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではないことは、図5Aで説明した通りである。
【0027】
第1比較器220は、第1入力端(+)に、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが印加され、第2入力端(−)に基準電圧Vrefが印加される。第1区間t1及び第3区間t3では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間t1及び第3区間t3で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2及び第4区間t4では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間t2及び第4区間t4で論理ロー状態を有する。図4のようなPLL形態のクロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを周波数変換したクロック信号CLKを発生させて出力する。図5Bの場合には、図5Aと同一に、1つのデータパケットが32ビットである場合について図示しているので、クロック信号発生器230は、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとが32回示されるように、基準クロック信号CLKRの周波数を変更し、クロック信号CLKとして出力する。ただし、必要によって、図4の分周器440の分周比を調節することにより、クロック信号CLKの周波数を任意に調節することもできる。
【0028】
データ信号発生部250の動作は、図5Aで説明したところと類似しているので、以下、詳細な説明は省略する。
【0029】
図6は、図2のクロック信号発生器230の他の一実施形態を図示した図面である。
すなわち、図6では、図2のクロック信号発生器230がDLLである場合について図示している。クロック信号発生器230は、位相検出部610、遅延制御部620及び遅延部630を具備できる。位相検出部610は、基準クロック信号CLKRとクロック信号CLKとを比較し、その位相差を検出して出力する。遅延制御部620は、位相検出部610の出力信号に応答し、遅延部630を制御するための制御信号CONを出力する。遅延部630は、制御信号CONに応答し、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延し、クロック信号CLKとして出力する。遅延部630は、複数の遅延端(図示せず)を具備でき、前記遅延端は、インバータまたはフリップフロップを含むことができる。ただし、クロック信号発生器230がDLLである場合を仮定したとしても、必ずしも本発明のクロック信号発生器230が図6の構成要素だけを含むものではなく、以下で説明する図7のクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15を生成できるならば、図6の構成要素に他の構成要素をさらに含んでも、本発明の権利範囲に含まれる。
【0030】
図7Aは、図2のクロック信号発生器230が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器120の信号の波形図である。
図1ないし図3、図6及び図7Aを参照すれば、受信器120は、図7Aに図示されているような差動信号対INP,INNを送信器110から受信する。差動信号対INP,INNは、第1区間t1で基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有し、第2区間t2で基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有する。また、差動信号対INP,INNの共通電圧レベルVcommonが第1区間t1で基準電圧Vrefより大きく、第2区間t2で基準電圧Vrefより小さい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではなく、差動信号対INP,INNは、第1区間t1で基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有し、第2区間t2で基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有する場合にも、本発明と同じ効果を得ることができる。図7Aの場合、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが同じ場合について図示しているが、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが異なることもある。また、図7Aでは、第1区間t1及び第2区間t2を合わせて1つのデータパケット長であると図示しているが、前記1つのデータパケットは、n個(nは偶数)の区間に分けられもする。前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合は、図7Bに図示されている。
【0031】
第1比較器220は、第1入力端(+)に、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが印加され、第2入力端(−)に基準電圧Vrefが印加される。第1区間t1では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間で論理ロー状態を有する。図6のようなDLL形態のクロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLKを発生させて出力する。図7Aの場合には、1つのデータパケットが32ビットであり、第1区間t1と第2区間t2とが同じ長さである場合について図示しているので、クロック信号発生器230は、16個のクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15を発生させて出力する。すなわち、クロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLK0を出力し、クロック信号CLK0を所定時間遅延させたクロック信号CLK1を出力する。同じ方法で、クロック信号発生器230は、所定時間遅延されたクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15を順次に出力する。ただし、1つのデータパケットで個数が変更される場合、クロック信号発生器230は、前記遅延程度を調節し、異なる個数のクロック信号を発生させることもできる。
【0032】
第2比較器260は、第1入力端(+)に、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INNが印加され、第2入力端(−)に、差動信号対INP,INNのうち、残りの信号INPが印加される。この場合、第2比較器260から出力する基準データDATARは、直列データになって、データ発生器270は、クロック信号CLKに応答して、直列データである基準データDATARを、並列データであるデータDATAに変換して出力できる。データ発生器270は、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、データDATAを生成できる。すなわち、データ発生器270は、第1区間t1では、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち上がりエッジに応答して、データDATAを発生させ、第2区間t2では、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち下がりエッジに応答して、データDATAを生成できる。
【0033】
図7Bは、図2のクロック信号発生器230が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器120の信号の波形図である。
図7Aと図7Bとを参照すれば、図7Aでは、前記1つのデータパケット長が第1区間t1及び第2区間t2に分けられた場合を図示しており、図7Bは、前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合について図示している。
【0034】
図1ないし図3、図6及び図7Bを参照すれば、受信器120は、図7Bに図示されているような差動信号対INP,INNを送信器110から受信する。差動信号対INP,INNは、第1区間t1及び第3区間t3で基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有し、第2区間t2及び第4区間t4で基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有する。また、差動信号対INP,INNの共通電圧レベルVcommonが第1区間t1及び第3区間t3で基準電圧Vrefより大きく、第2区間t2及び第4区間t4で基準電圧Vrefより小さい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではないことは、図7Aで説明した通りである。
【0035】
第1比較器220は、第1入力端(+)に、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが印加され、第2入力端(−)に基準電圧Vrefが印加される。第1区間t1及び第3区間t3では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間t1及び第3区間t3で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2及び第4区間t4では、差動信号対INP,INNのうち、1つの信号INPが基準電圧Vrefより小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間t2及び第4区間t4で論理ロー状態を有する。図6のようなDLL形態のクロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLKを発生させて出力する。図7Bの場合には、1つのデータパケットが32ビットであり、第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4が同じ長さである場合について図示しているので、クロック信号発生器230は、8個のクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK7を発生させて出力する。すなわち、クロック信号発生器230は、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLK0を出力し、クロック信号CLK0を所定時間遅延させたクロック信号CLK1を出力する。同じ方法で、クロック信号発生器230は、所定時間遅延されたクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK7を順次に出力する。図7Bの場合には、前記1つのパケットが4個の区間に分けられているので、図7Aのクロック信号の個数の半分である個数のクロック信号でデータを生成できる。すなわち、受信器120で、図7Bのような差動信号対INP,INNを受信する場合、図7Aの場合に比べ、遅延部630の前記遅延端の個数を半分にすることができる。
【0036】
データ信号発生部250の動作は、図7Aで説明したところと類似しているので、以下、詳細な説明は省略する。
【0037】
図8は、本発明の技術的思想による他の一実施形態によるシステム装置800のブロック図である。
図8を参照すれば、システム装置800は、送信器810及び受信器820を具備できる。送信器810は、第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する第1差動信号対INP1,INN1を送信できる。そして、送信器810は、第1区間で基準電圧より小さい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より大きい電圧レベルを有する第2差動信号対INP2,INN2を送信できる。第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2は、それぞれクロック情報及びデータ情報を含んでいる。前記第1区間長と前記第2区間長は、同一でありえる。例えば、前記第1区間及び第2区間は、それぞれ1つのデータパケット長の1/n(nは偶数)の長さでありうる。
【0038】
受信器820では、第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を受信し、受信された第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を利用し、クロック信号、第1データ及び第2データを生成できる。受信器820の構成、受信された第1差動信号対INP1,INN1、及び第2差動信号対INP2,INN2を利用し、受信器820でクロック信号、第1データ及び第2データを生成する方法については、以下でさらに詳細に説明する。
【0039】
図9は、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器820のブロック図である。
図8及び図9を参照すれば、受信器820は、クロック信号生成部910、第1データ生成部940及び第2データ生成部970を具備できる。クロック信号生成部910は、受信された第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1の電圧レベルと、受信された第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2の電圧レベルとを比較した結果を利用し、クロック信号CLKを生成できる。クロック信号生成部910は、第1比較器920及びクロック信号発生器930を含むことができる。第1比較器920は、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1の電圧レベルと、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2の電圧レベルとを比較し、基準クロック信号CLKRを生成して出力できる。クロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを利用してクロック信号CLKを生成できる。クロック信号発生器930は、PLLまたはDLLでありうる。クロック信号発生器930がPLLである場合は、図11A及び図11Bと関連してさらに詳細に説明する。また、クロック信号発生器930がDLLである場合は、図12A及び図12Bと関連してさらに詳細に説明する。
【0040】
第1データ生成部940は、クロック信号生成部910で生成されたクロック信号CLKを受信し、クロック信号CLKに応答して、受信された第1差動信号対INP1,INN1から第1データDATA1を生成できる。第1データ生成部940は、第2比較器950及び第1データ発生器960を具備できる。第2比較器950は、受信された第1差動信号対INP1,INN1のうち1つの信号INP1と、残りの信号INN1とを比較し、第1基準データDATAR1を出力できる。第1データ発生器960は、クロック信号生成部910からクロック信号CLKを受信し、クロック信号CLKに応答して、第1基準データDATAR1から第1データDATA1を生成して出力できる。例えば、受信された第1差動信号対INP1,INN1のうち1つの信号INP1と、残りの信号INN1とを比較して発生させた第1基準データDATAR1が直列データである場合、第1データ発生器960は、クロック信号CLKに応答して、直列データである第1基準データDATARを並列データに変換して出力できる。
【0041】
第2データ生成部970は、クロック信号生成部910で生成されたクロック信号CLKを受信し、クロック信号CLKに応答して、受信された第2差動信号対INP2,INN2から第2データDATA2を生成できる。第2データ生成部970は、第3比較器980及び第2データ発生器990を具備できる。第3比較器980は、受信された第2差動信号対INP2,INN2のうち1つの信号INP2と、残りの信号INN2とを比較し、第2基準データDATAR2を出力できる。第2データ発生器990は、クロック信号生成部910からクロック信号CLKを受信し、クロック信号CLKに応答して、第2基準データDATAR2から第2データDATA2を生成して出力できる。例えば、受信された第2差動信号対INP2,INN2のうち1つの信号INP2と、残りの信号INN2とを比較して発生させた第2基準データDATAR2が直列データである場合、第2データ発生器990は、クロック信号CLKに応答して、直列データである第2基準データDATARを並列データに変換して出力できる。
【0042】
図9の受信器820は、図8のシステム装置800の受信器820でありうる。
【0043】
図10は、本発明の技術的思想による他の一実施形態によるクロック埋め込みインターフェース方法のフローチャートである。
図8ないし図10を参照すれば、受信器820は、送信器810から送信した第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を受信する(S1010)。第1比較器920は、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1の電圧レベルと、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2の電圧レベルとを比較し、基準クロック信号CLKRを出力する(S1020)。クロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを利用し、クロック信号CLKを生成する(S1030)。第2比較器950は、第1差動信号対INP1,INN1のうち1つの信号INP1と、残りの信号INN1とを比較し、第1基準データDATAR1を出力する(S1040)。第1データ発生器960は、クロック信号CLKに応答して、第1基準データDATAR1から第1データDATA1を生成する(S1050)。第3比較器980は、第2差動信号対INP2,INN2のうち1つの信号INP2と、残りの信号INN2とを比較し、第2基準データDATAR2を出力する(S1060)。第2データ発生器990は、クロック信号CLKに応答して、第2基準データDATAR2から第2データDATA2を生成する(S1070)。
【0044】
図11Aは、図9のクロック信号発生器930が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器820の信号の波形図である。すなわち、図11Aは、図9のクロック信号発生器930が図4のようにPLLを含んでいる場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器820の信号の波形図を図示している。
【0045】
図4、図8ないし図11Aを参照すれば、受信器820は、図11Aに図示されているような第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を送信器810から受信する。第1差動信号対INP1,INN1は、第1区間t1で第2差動信号対INP2,INN2より小さい電圧レベルを有し、第2区間t2で第2差動信号対INP2,INN2より大きい電圧レベルを有する。また、第1差動信号対INP1,INN1の第1共通電圧レベルVcommon1が第1区間t1で第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より小さく、第2区間t2で第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より大きい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではなく、第1差動信号対INP1,INN1は、第1区間t1で第2差動信号対INP2,INN2より大きい電圧レベルを有し、第2区間t2で第2差動信号対INP2,INN2より小さい電圧レベルを有する場合にも、本発明と同じ効果を得ることができる。図11Aの場合、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが同じ場合について図示しているが、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが異なることもある。また、図11Aでは、第1区間t1及び第2区間t2を合わせて1つのデータパケット長であると図示しているが、前記1つのデータパケットは、n個(nは偶数)の区間に分けられもする。前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合は、図11Bに図示されている。
【0046】
第1比較器920は、第1入力端(+)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2が印加され、第2入力端(−)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1が印加される。第1区間t1では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2より小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間t1で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2より大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間t2で論理ロー状態を有する。図4のようなPLL形態のクロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを周波数変換したクロック信号CLKを発生させて出力する。図11Aの場合には、1つのデータパケットが32ビットである場合について図示しているので、クロック信号発生器930は、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとが32回示されるように、基準クロック信号CLKRの周波数を変更してクロック信号CLKとして出力する。ただし、必要によって、図4の分周器440の分周比を調節することにより、クロック信号CLKの周波数を任意に調節することもできる。
【0047】
第2比較器950は、第1入力端(+)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1が印加され、第2入力端(−)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、残りの信号INN1またはINP1が印加される。この場合、第2比較器950から出力される第1基準データDATAR1は、直列データになって、第1データ発生器960は、クロック信号CLKに応答して、直列データである第1基準データDATAR1を並列データの第1データDATA1に変換して出力できる。第1データ発生器960は、クロック信号CLKの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、第1データDATA1を生成できる。
【0048】
第3比較器980は、第1入力端(+)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2が印加され、第2入力端(−)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、残りの信号INN2またはINP2が印加される。この場合、第3比較器980から出力される第2基準データDATAR2は、直列データになって、第2データ発生器990は、クロック信号CLKに応答して、直列データである第2基準データDATAR2を並列データの第2データDATA2に変換して出力できる。第2データ発生器990は、クロック信号CLKの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、第2データDATA2を生成できる。
【0049】
図11Bは、図9のクロック信号発生器930が図4のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器820の信号の波形図である。すなわち、図11Bは、図9のクロック信号発生器930が図4のようにPLLを含んでいる場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器820の信号の波形図を図示している。
図11Aと図11Bを参照すれば、図11Aでは、前記1つのデータパケット長が第1区間t1及び第2区間t2に分けられた場合を図示しており、図11Bは、前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合について図示している。
【0050】
図4、図8ないし図11Bを参照すれば、受信器820は、図11Bに図示されているような第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を送信器810から受信する。第1差動信号対INP1,INN1は、第1区間t1及び第3区間t3で、第2差動信号対INP2,INN2より小さい電圧レベルを有し、第2区間t2及び第4区間t4で、第2差動信号対INP2,INN2より大きい電圧レベルを有する。また、第1差動信号対INP1,INN1の第1共通電圧レベルVcommon1が第1区間t1及び第3区間t3で、第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より小さく、第2区間t2及び第4区間t4で、第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より大きい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではないことは、図11Aで説明した通りである。
【0051】
第1比較器920は、第1入力端(+)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2が印加され、第2入力端(−)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1が印加される。第1区間t1及び第3区間t3では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2より小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間t1及び第3区間t3で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2及び第4区間t4では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INP1またはINN1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INP2またはINN2より大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間t2及び第4区間t4で論理ロー状態を有する。図4のようなPLL形態のクロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを周波数変換したクロック信号CLKを発生させて出力する。図11Bの場合には、図11Aと同一に、1つのデータパケットが32ビットである場合について図示しているので、クロック信号発生器930は、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとが32回示されるように、基準クロック信号CLKRの周波数を変更してクロック信号CLKとして出力する。ただし、必要によって、図4の分周器440の分周比を調節することにより、クロック信号CLKの周波数を任意に調節することもできる。
【0052】
第1データ信号発生部940及び第2データ信号発生部970の動作は、図11Aで説明したところと類似しているので、以下、詳細な説明は省略する。
【0053】
図12Aは、図9のクロック信号発生器930が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器820の信号の波形図である。すなわち、図12Aは、図9のクロック信号発生器930が図6のようにDLLを含んでいる場合、本発明の技術的思想による一実施形態による受信器820の信号の波形図を図示している。
【0054】
図6、図8ないし図10及び図12Aを参照すれば、受信器820は、図12Aに図示されているような第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を送信器810から受信する。第1差動信号対INP1,INN1は、第1区間t1で第2差動信号対INP2,INN2より小さい電圧レベルを有し、第2区間t2で第2差動信号対INP2,INN2より大きい電圧レベルを有する。また、第1差動信号対INP1,INN1の第1共通電圧レベルVcommon1が第1区間t1で第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より小さく、第2区間t2で第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より大きい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではなく、第1差動信号対INP1,INN1は、第1区間t1で第2差動信号対INP2,INN2より大きい電圧レベルを有し、第2区間t2で第2差動信号対INP2,INN2より小さい電圧レベルを有する場合にも、本発明と同じ効果を得ることができる。図12Aの場合、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが同じ場合について図示しているが、第1区間t1の長さと第2区間t2の長さとが異なることもある。また、図12Aでは、第1区間t1及び第2区間t2を合わせて1つのデータパケット長であると図示しているが、前記1つのデータパケットは、n個(nは偶数)の区間に分けられもする。前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合は、図12Bに図示されている。
【0055】
第1比較器920は、第1入力端(+)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INN2またはINP2が印加され、第2入力端(−)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INN1またはINP1が印加される。第1区間t1では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INN1またはINP1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INN2またはINP2より小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INN1またはINP1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INN2またはINP2より大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間で論理ロー状態を有する。図6のようなDLL形態のクロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLKを発生させて出力する。図12Aの場合には、1つのデータパケットが32ビットであり、第1区間t1と第2区間t2とが同じ長さである場合について図示しているので、クロック信号発生器930は、16個のクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15を発生させて出力する。すなわち、クロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLK0を出力し、クロック信号CLK0を所定時間遅延させたクロック信号CLK1を出力する。同じ方法で、クロック信号発生器930は、所定時間遅延されたクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15を順次に出力する。ただし、1つのデータパケットで個数が変更される場合、クロック信号発生器930は、前記遅延程度を調節し、異なる個数のクロック信号を発生させることもできる。
【0056】
第2比較器950は、第1入力端(+)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INN1またはINP1が印加され、第2入力端(−)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、残りの信号INP1またはINN1が印加される。この場合、第2比較器950から出力される第1基準データDATAR1は、直列データになって、第1データ発生器960は、クロック信号CLKに応答して、直列データである第1基準データDATAR1を並列データの第1データDATA1に変換して出力できる。第1データ発生器960は、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、第1データDATA1を生成できる。すなわち、第1データ発生器960は、第1区間t1では、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち上がりエッジに応答して第1データDATA1を生成し、第2区間t2では、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち下がりエッジに応答して第1データDATA1を生成できる。
【0057】
第3比較器980は、第1入力端(+)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INN2またはINP2が印加され、第2入力端(−)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、残りの信号INP2またはINN2が印加される。この場合、第3比較器980から出力される第2基準データDATAR2は、直列データになって、第2データ発生器990は、クロック信号CLKに応答して、直列データである第2基準データDATAR2を並列データの第2データDATA2に変換して出力できる。第2データ発生器990は、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答して第2データDATA1を生成できる。すなわち、第2データ発生器990は、第1区間t1では、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち上がりエッジに応答して第2データDATA2を生成し、第2区間t2では、クロック信号CLK0,CLK1,…,CLK15の立ち下がりエッジに応答して第2データDATA2を生成できる。
【0058】
図12Bは、図9のクロック信号発生器930が図6のように具現された場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器820の信号の波形図である。すなわち、図12Bは、図9のクロック信号発生器930が図6のようにDLLを含んでいる場合、本発明の技術的思想による他の一実施形態による受信器820の信号の波形図を図示している。
図12Aと図12Bとを参照すれば、図12Aでは、前記1つのデータパケット長が第1区間t1及び第2区間t2に分けられた場合を図示しており、図12Bは、前記1つのデータパケット長が第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4に分けられた場合について図示している。
【0059】
図6、図8ないし図10及び図12Bを参照すれば、受信器820は、図12Bに図示されているような第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を送信器810から受信する。第1差動信号対INP1,INN1は、第1区間t1及び第3区間t3で、第2差動信号対INP2,INN2より小さい電圧レベルを有し、第2区間t2及び第4区間t4で、第2差動信号対INP2,INN2より大きい電圧レベルを有する。また、第1差動信号対INP1,INN1の第1共通電圧レベルVcommon1が第1区間t1及び第3区間t3で、第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より小さく、第2区間t2及び第4区間t4で、第2差動信号対INP2,INN2の第2共通電圧レベルVcommon2より大きい。ただし、本発明がこの場合に限定されるものではないことは、図12Aで説明した通りである。
【0060】
第1比較器920は、第1入力端(+)に、第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INN2またはINP2が印加され、第2入力端(−)に、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INN1またはINP1が印加される。第1区間t1及び第3区間t3では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INN1またはINP1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INN2またはINP2より小さい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第1区間t1及び第3区間t3で論理ハイ状態を有する。また、第2区間t2及び第4区間t4では、第1差動信号対INP1,INN1のうち、1つの信号INN1またはINP1が第2差動信号対INP2,INN2のうち、1つの信号INN2またはINP2より大きい電圧レベルを有するので、基準クロック信号CLKRは、第2区間t2及び第4区間t4で論理ロー状態を有する。図6のようなDLL形態のクロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを受信し、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLKを発生させて出力する。図12Bの場合には、1つのデータパケットが32ビットであり、第1区間ないし第4区間t1,t2,t3,t4が同じ長さである場合について図示しているので、クロック信号発生器930は、8個のクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK7を発生させて出力する。すなわち、クロック信号発生器930は、基準クロック信号CLKRを所定時間遅延させたクロック信号CLK0を出力し、クロック信号CLK0を所定時間遅延させたクロック信号CLK1を出力する。同じ方法で、クロック信号発生器930は、所定時間遅延されたクロック信号CLK0,CLK1,…,CLK7を順次に出力する。図12Bの場合には、前記1つのパケットが4個の区間に分けられているので、図12Aのクロック信号の個数の半分である個数のクロック信号でデータを生成できる。すなわち、受信器820で、図12Bのような第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を受信する場合、図12Aの場合に比べ、遅延部630の前記遅延端の個数を半分にすることができる。
【0061】
第1データ発生部940及び第2データ発生部970の動作は、図12Aで説明したところと類似しているので、以下、詳細な説明は省略する。
【0062】
図13は、本発明の技術的思想による一実施形態によるディスプレイ装置1300のブロック図である。
図13を参照すれば、ディスプレイ装置1300は、パネル1310、ソース・ドライバ1320、ゲート・ドライバ1330及びコントローラ1340を具備できる。パネル1310は、複数の画素領域を含むことができる。パネル1310には、複数のゲートラインG1,G2,…,Gn及びソースラインS1,S2,…,Snがマトリックス状に交差して配され、前記交差点は、前記画素領域と定義される。
コントローラ1340は、ソース・ドライバ1320及びゲート・ドライバ1330を制御できる。コントローラ1340は、外部システム(図示せず)から複数の制御信号及びデータ信号を受信する。コントローラ1340は、前記受信された制御信号及びデータ信号に応答し、ゲート制御信号GC及びソース制御信号SCを生成し、ゲート制御信号GCをゲート・ドライバ1330に出力し、ソース制御信号SCをソース・ドライバ1320に出力する。本発明の技術的思想による一実施形態によるコントローラ1340は、以上で説明したような差動信号対をソース制御信号SCとしてソース・ドライバ1320に伝送する。例えば、コントローラ1340は、図1の送信器110または図8の送信器810のような動作を行える。
ゲート・ドライバ1330は、ゲート制御信号GCに応答し、ゲートラインG1,G2,…,Gnを介してゲート駆動信号を順次にパネル1310に供給する。また、ソース・ドライバ1320は、ゲートラインG1,G2,…,Gnそれぞれが順次に選択されるたびに、ソース制御信号SCに応答し、所定の階調電圧をソースラインS1,S2,…,Snのうち、1本のソースラインを介してパネル1310に供給する。本発明の技術的思想による一実施形態によるソース・ドライバ1320の動作については、図14A及び図14Bを参照しつつさらに詳細に説明する。
【0063】
図14Aは、図13のソース・ドライバ1320の一実施形態を図示したブロック図である。
図2、図13及び図14Aを参照すれば、ソース・ドライバ1320は、受信器120、シフト・レジスタ1410、サンプル・ラッチ部1420、ホールド・ラッチ部1430、レベル・シフタ1440、デコーダ1450及び出力バッファ1460を具備できる。
【0064】
受信器120は、図2の受信器120と類似した構成を有している。すなわち、受信器120は、第1比較器220とクロック信号発生器230とを含むクロック信号生成部210、及び第2比較器260とデータ発生器270とを含むデータ生成部250を具備できる。図13のソース制御信号SCは、2つの差動信号対INP,INNを含むことができる。すなわち、ソース制御信号SCは、第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対INP,INNを含むことができる。受信器120の構成及び動作については、図1ないし図7Bで詳細に説明したので、以下、詳細な説明は省略する。
【0065】
シフト・レジスタ1410は、コントローラ1340から入力されたスタートパルス信号をシフトする。サンプル・ラッチ部1420は、シフト・レジスタ1410から出力される出力信号SR1,SR2,…,SRmに応答し、受信器120を介して受信されたデータDATAをサンプリングする。ホールド・ラッチ部1430は、前記サンプリングされたデータを水平スキャン期間(horizontal scan time)の間保存する。ホールド・ラッチ部1430は、低電圧で駆動され、デコーダ1450は、高電圧で駆動されるので、レベル・シフタ1440は、ホールド・ラッチ部1430に保存された前記データの電圧レベルを変換し、デコーダ1450に出力する。デコーダ1450は、前記電圧レベル変換されたデータに基づいて、階調電圧のうち、1つの階調電圧を出力バッファ1460に出力する。出力バッファ1460は、前記受信された階調電圧をソースラインS1,S2,…,Smのうち、対応するソースラインに出力する。
【0066】
図14Bは、図13のソース・ドライバ1320の他の一実施形態を図示したブロック図である。
図9、図13ないし図14Bを参照すれば、ソース・ドライバ1320は、受信器820、シフト・レジスタ1410、サンプル・ラッチ部1420、ホールド・ラッチ部1430、レベル・シフタ1440、デコーダ1450及び出力バッファ1460を具備できる。
【0067】
受信器820は、図9の受信器820と同じ構成を有している。すなわち、受信器820は、第1比較器920とクロック信号発生器930とを含むクロック信号生成部910、第2比較器950と第1データ発生器960とを含む第1データ生成部940、及び第3比較器980と第2データ発生器990とを含む第2データ生成部970を具備できる。図13のソース制御信号SCは、図8の第1差動信号対INP1,INN1及び第2差動信号対INP2,INN2を含むことができる。前述の通り、第1差動信号対INP1,INN1は、第1区間で第2差動信号対INP2,INN2より小さい電圧レベルを有し、第2区間で第2差動信号対INP2,INN2より大きい電圧レベルを有することができる。受信器820の構成及び動作については、図8ないし図12Bで詳細に説明したので、以下、詳細な説明は省略する。
【0068】
図14Bのシフト・レジスタ1410、サンプル・ラッチ部1420、ホールド・ラッチ部1430、レベル・シフタ1440、デコーダ1450及び出力バッファ1460は、図14Aのシフト・レジスタ1410、サンプル・ラッチ部1420、ホールド・ラッチ部1430、レベル・シフタ1440、デコーダ1450及び出力バッファ1460と類似した機能を行うので、以下、詳細な説明は省略する。
【0069】
以下、入力信号対に応答して動作するデータ復旧回路を含む本発明の他の一実施形態による受信器について説明する。データ復旧回路120の一実施形態は、図2に図示されている。データ復旧回路120は、クロック生成部210及びデータ生成部250を具備できる。クロック生成部210は、入力信号対の第1入力信号(例えば、INP)と基準電圧Vrefとの比較結果に応答し、復旧されたクロック信号CLKを生成できる。データ生成部250は、復旧されたクロック信号CLKに応答して動作できる。データ生成部250は、前記入力信号対の第1入力信号(例えば、INP)と前記入力信号対の第2入力信号(例えば、INN)との比較結果に応答し、基準データストリームDATARを生成できる。図2に図示されているように、データ生成部250はまた、復旧されたクロック信号CLKを利用し、基準データストリームDATARから復旧されたデータストリームDATAを抽出できる。データ発生器270から行われる前記抽出は、従来に利用される技術を利用できる。図4及び図6に図示されているように、クロック生成部230に含まれたクロック発生器230は、例えば、PLLまたはDLLでありうる。クロック生成部210はまた、前記入力信号対の第1入力信号INP及び基準電圧Vrefから、基準クロック信号CLKRを生成する第1比較器220を具備できる。データ生成部250は、入力信号対INP,INNから基準データストリームDATARを生成する第2比較器260を具備できる。図5Aに図示されているように、基準電圧Vrefは、固定された大きさを有し、入力信号対INP,INNは、第1比較器220によって生成された基準クロック信号CLKRの周波数と同じ周波数を有する周期的な共通電圧レベルVcommonで表現されうる。
【0070】
本発明の他の実施形態による受信器820は、図8及び図9に図示されている。受信器820は、第1入力信号対INP1,INN1及び第2入力信号対INP2,INN2に応答して動作するデータ復旧回路を含むことができる。前記データ復旧回路は、クロック生成部910、第1データ生成部940及び第2データ生成部970を具備できる。クロック生成部910は、第1入力信号対の第1入力信号(例えば、INP1)と、第2入力信号対の第1入力信号(例えば、INP2)との比較結果に応答して、復旧されたクロック信号CLKを生成できる。第1データ生成部940は、復旧されたクロック信号CLKに応答して動作しうる。第1データ生成部940は、第1入力信号対の第1入力信号INP1と、第1入力信号対の第2入力信号INN1との比較結果に応答して、第1基準データストリームDATAR1を生成できる。第2データ生成部970は、復旧されたクロック信号CLKに応答して動作できる。第2データ生成部970は、第2入力信号対の第1入力信号INP2と、第2入力信号対の第2入力信号INN2との比較結果に応答して、第2基準データストリームDATAR2を生成できる。図11Aに図示されているように、第1入力信号対のうち第1入力信号は、第1周波数を有する第1共通電圧レベルVcommon1で表現され、第2入力信号対のうち第1入力信号(例えば、INP2)は、第1周波数を有する第2共通電圧レベルVcommon2で表現されうる。第1共通電圧レベルVcommon1及び第2共通電圧レベルVcommon2は、互いに180°の位相差を有することができる。
【0071】
以上、図面と明細書とで最適の実施形態を開示した。ここで、特定の用語が使われたが、それらは単に本発明について説明するための目的で使われたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使われたものではない。従って、本技術分野の当業者であるならば、それらから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解することが可能であろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想により決まるものある。
【符号の説明】
【0072】
100,800 システム装置
110,810 送信器
120,820 受信器
210,910 クロック信号生成部
220,920 第1比較器
230,930 クロック信号発生器
250 データ生成部
260,950 第2比較器
270 データ発生器
410 位相周波数検出器
420 電荷ポンプ及びループフィルタ
430 電圧制御発振器
440 分周器
610 位相検出部
620 遅延制御部
630 遅延部
940 第1データ生成部
960 第1データ発生器
970 第2データ生成部
980 第3比較器
990 第2データ発生器
1300 ディスプレイ装置
1310 パネル
1320 ソース・ドライバ
1330 ゲート・ドライバ
1340 コントローラ
1410 シフト・レジスタ
1420 サンプル・ラッチ部
1430 ホールド・ラッチ部
1440 レベル・シフタ
1450 デコーダ
1460 出力バッファ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力信号対に応答して動作するデータ復旧回路を具備し、
前記データ復旧回路は、
前記入力信号対のうち、第1入力信号と、基準電圧とを比較した結果を利用して復旧されたクロック信号を生成するクロック生成部と、
前記復旧されたクロック信号に応答して動作し、前記入力信号対の第1入力信号と前記入力信号対の第2入力信号とを比較した結果に応答して基準データストリームを発生させるデータ生成部とを具備することを特徴とする受信器。
【請求項2】
前記データ生成部は、
前記基準データストリームから復旧されたデータストリームを抽出するために、前記復旧されたクロック信号を利用することを特徴とする請求項1に記載の受信器。
【請求項3】
前記クロック生成部は、
位相同期ループまたは遅延同期ループから構成されたクロック発生器を具備することを特徴とする請求項1に記載の受信器。
【請求項4】
前記クロック発生器は、
前記入力信号対の第1入力信号及び前記基準電圧から基準クロック信号を生成する第1比較器を具備し、
前記クロック発生器は、前記基準クロック信号に応答して動作することを特徴とする請求項3に記載の受信器。
【請求項5】
前記データ生成部は、
前記入力信号対から前記基準データストリームを生成する第2比較器を具備することを特徴とする請求項4に記載の受信器。
【請求項6】
前記基準電圧は固定された大きさを有し、
前記入力信号対のそれぞれの入力信号は、前記基準クロック信号の周波数と同じ周波数を有する周期的な共通電圧レベルを有し、
前記第1比較器は、前記入力信号対の第1入力信号から前記周期的な共通電圧レベルに応答し、前記基準クロック信号を生成することを特徴とする請求項4に記載の受信器。
【請求項7】
前記復旧されたクロック信号の周波数は、
前記基準クロック信号のN(Nは自然数)倍の周波数を有することを特徴とする請求項4に記載の受信器。
【請求項8】
第1入力信号対及び第2入力信号対に応答して動作するデータ復旧回路を具備し、
前記データ復旧回路は、
前記第1入力信号対の第1入力信号と前記第2入力信号対の第1入力信号とを比較した結果を利用して復旧されたクロック信号を生成するクロック生成部と、
前記復旧されたクロック信号に応答して動作し、前記第1入力信号対の第1入力信号と前記第1入力信号対の第2入力信号とを比較した結果に応答して、第1基準データストリームを発生させる第1データ生成部と、
前記復旧されたクロック信号に応答して動作し、前記第2入力信号対の第1入力信号と前記第2入力信号対の第2入力信号とを比較した結果に応答して、第2基準データストリームを発生させる第2データ生成部とを具備することを特徴とする受信器。
【請求項9】
前記基準電圧は、固定された大きさを有し、
前記第1入力信号対の第1入力信号は、第1周波数を有する第1共通電圧レベルを有し、
前記第2入力信号対の第1入力信号は、前記第1周波数を有する第2共通電圧レベルを有し、
前記第1共通電圧レベル及び第2共通電圧レベルは、互いに180°の位相差を有する周期的な信号であることを特徴とする請求項8に記載の受信器。
【請求項10】
前記復旧されたクロック信号の周波数は、
前記第1周波数のN(Nは自然数)倍の周波数を有することを特徴とする請求項9に記載の受信器。
【請求項11】
受信された差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、基準電圧とを比較した結果を利用し、クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記差動信号対からデータを生成するデータ生成部とを具備し、
前記差動信号対は、
第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有することを特徴とする受信器。
【請求項12】
前記クロック信号生成部は、
前記差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、前記基準電圧とを比較し、基準クロック信号を出力する第1比較器と、
前記基準クロック信号を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号発生器とを具備することを特徴とする請求項11に記載の受信器。
【請求項13】
前記クロック信号発生器は、
位相同期ループまたは遅延同期ループを具備することを特徴とする請求項12に記載の受信器。
【請求項14】
前記データ生成部は、
前記差動信号対のうち1つの信号と、残りの信号とを比較して基準データを出力する第2比較器と、
前記クロック信号に応答し、前記基準データから前記データを生成するデータ発生器とを具備することを特徴とする請求項11に記載の受信器。
【請求項15】
前記データ発生器は、
前記クロック信号に応答して直列データである前記基準データを、並列データである前記データに変換することを特徴とする請求項14に記載の受信器。
【請求項16】
前記データ生成部は、
前記クロック信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、前記データを生成することを特徴とする請求項11に記載の受信器。
【請求項17】
前記差動信号対は、
前記第1区間長と前記第2区間長とが同じであることを特徴とする請求項11に記載の受信器。
【請求項18】
第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対を送信する送信器と、
前記差動信号対を受信し、前記差動信号対を利用してクロック信号及びデータを生成する受信器とを具備することを特徴とするシステム装置。
【請求項19】
前記受信器は、
前記差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、前記基準電圧とを比較した結果を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記差動信号対から前記データを生成するデータ生成部とを具備することを特徴とする請求項18に記載のシステム装置。
【請求項20】
複数の画素領域を含むパネルと、
前記パネルのソースラインを駆動するソース・ドライバと、
第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対を、前記ソース・ドライバに伝送するコントローラとを具備し、
前記ソース・ドライバは、
前記差動信号対を受信し、前記差動信号対を利用してクロック信号及びデータを生成することを特徴とするディスプレイ装置。
【請求項21】
前記ソース・ドライバは、
前記差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、前記基準電圧とを比較した結果を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記差動信号対から前記データを生成するデータ生成部とを具備することを特徴とする請求項20に記載のディスプレイ装置。
【請求項22】
第1区間で基準電圧より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記基準電圧より小さい電圧レベルを有する差動信号対を受信する段階と、
前記差動信号対を利用してクロック信号及びデータを生成する段階とを含むことを特徴とするクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項23】
前記クロック信号及びデータを生成する段階は、
前記差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、前記基準電圧とを比較し、基準クロック信号を出力する段階と、
前記基準クロック信号を利用し、前記クロック信号を生成する段階とを含むことを特徴とする請求項22に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項24】
前記クロック信号を生成する段階は、
位相同期ループまたは遅延同期ループを利用し、前記クロック信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項23に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項25】
前記クロック信号及びデータを生成する段階は、
前記差動信号対のうち1つの信号と、残りの信号とを比較して基準データを出力する段階と、
前記クロック信号に応答し、前記基準データから前記データを生成する段階とを含むことを特徴とする請求項22に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項26】
前記データを生成する段階は、
前記クロック信号に応答して直列データである前記基準データを、並列データである前記データに変換する段階であることを特徴とする請求項25に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項27】
前記クロック信号及びデータを生成する段階は、
前記クロック信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、前記データを生成する段階を含むことを特徴とする請求項22に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項28】
受信された第1差動信号対のうち1つの信号と、受信された第2差動信号対のうち1つの信号とを比較した結果を利用し、クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記第1差動信号対から第1データを生成する第1データ生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記第2差動信号対から第2データを生成する第2データ生成部とを具備し、
前記第1差動信号対は、
第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することを特徴とする受信器。
【請求項29】
前記クロック信号生成部は、
前記第1差動信号対のうち1つの信号と、前記第2差動信号対のうち1つの信号とを比較して基準クロック信号を出力する比較器と、
前記基準クロック信号を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号発生器とを具備することを特徴とする請求項28に記載の受信器。
【請求項30】
前記クロック信号発生器は、
位相同期ループまたは遅延同期ループを具備することを特徴とする請求項29に記載の受信器。
【請求項31】
前記第1データ生成部は、
前記第1差動信号対のうち1つの信号と、残りの信号とを比較して第1基準データを出力する第1比較器と、
前記クロック信号に応答し、前記第1基準データから前記第1データを生成する第1データ発生器とを具備することを特徴とする請求項28に記載の受信器。
【請求項32】
前記第1データ発生器は、
前記クロック信号に応答して直列データである前記第1基準データを、並列データである前記第1データに変換することを特徴とする請求項31に記載の受信器。
【請求項33】
前記第2データ生成部は、
前記第2差動信号対のうち1つの信号と、残りの信号とを比較して第2基準データを出力する第2比較器と、
前記クロック信号に応答し、前記第2基準データから前記第2データを生成する第2データ発生器とを具備することを特徴とする請求項28に記載の受信器。
【請求項34】
前記第2データ発生器は、
前記クロック信号に応答して直列データである前記第2基準データを、並列データである前記第2データに変換することを特徴とする請求項33に記載の受信器。
【請求項35】
前記第1データ生成部は、
前記クロック信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、前記第1データを生成し、
前記第2データ生成部は、
前記クロック信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、前記第2データを生成することを特徴とする請求項28に記載の受信器。
【請求項36】
前記第1差動信号対及び第2差動信号対は、
前記第1区間長と前記第2区間長とが同じであることを特徴とする請求項28に記載の受信器。
【請求項37】
第1差動信号対及び第2差動信号対を送信する送信器と、
前記第1差動信号対及び第2差動信号対を受信し、前記受信された第1差動信号対及び第2差動信号対を利用し、クロック信号、第1データ及び第2データを生成する受信器とを具備し、
前記第1差動信号対は、
第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することを特徴とするシステム装置。
【請求項38】
前記受信器は、
前記受信された第1差動信号対のうち1つの信号と、前記受信された第2差動信号対のうち1つの信号とを比較した結果を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記第1差動信号対から前記第1データを生成する第1データ生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記第2差動信号対から前記第2データを生成する第2データ生成部とを具備することを特徴とする請求項37に記載のシステム装置。
【請求項39】
複数の画素領域を含むパネルと、
前記パネルのソースラインを駆動するソース・ドライバと、
第1差動信号対及び第2差動信号対を前記ソース・ドライバに伝送するコントローラとを具備し、
前記ソース・ドライバは、
前記第1差動信号対及び第2差動信号対を受信し、前記第1差動信号対及び第2差動信号対を利用し、クロック信号、第1データ及び第2データを生成し、
前記第1差動信号対は、
第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することを特徴とするディスプレイ装置。
【請求項40】
前記ソース・ドライバは、
前記第1差動信号対のうち1つの信号と、前記第2差動信号対のうち1つの信号とを比較した結果を利用し、前記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記第1差動信号対から前記第1データを生成する第1データ生成部と、
前記クロック信号に応答し、前記第2差動信号対から前記第2データを生成する第2データ生成部とを具備することを特徴とする請求項39に記載のディスプレイ装置。
【請求項41】
第1差動信号対及び第2差動信号対を受信する段階と、
前記第1差動信号対及び第2差動信号対を利用し、クロック信号、第1データ及び第2データを生成する段階とを含み、
前記第1差動信号対は、
第1区間で前記第2差動信号対より大きい電圧レベルを有し、第2区間で前記第2差動信号対より小さい電圧レベルを有することを特徴とするクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項42】
前記クロック信号、第1データ及び第2データを生成する段階は、
前記第1差動信号対のうち1つの信号の電圧レベルと、前記第2差動信号対のうち1つの信号とを比較して基準クロック信号を出力する段階と、
前記基準クロック信号を利用し、前記クロック信号を生成する段階とを含むことを特徴とする請求項41に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項43】
前記クロック信号を生成する段階は、
位相同期ループまたは遅延同期ループを利用し、前記クロック信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項42に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項44】
前記クロック信号、第1データ及び第2データを生成する段階は、
前記第1差動信号対のうち1つの信号と、残りの信号とを比較して第1基準データを出力する段階と、
前記クロック信号に応答し、前記第1基準データから前記第1データを生成する段階と、
前記第2差動信号対のうち1つの信号と、残りの信号とを比較して第2基準データを出力する段階と、
前記クロック信号に応答し、前記第2基準データから前記第2データを生成する段階とを含むことを特徴とする請求項41に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項45】
前記第1データを生成する段階は、
前記クロック信号に応答して直列データである前記第1基準データを、並列データである前記第1データに変換する段階であり、
前記第2データを生成する段階は、
前記クロック信号に応答して直列データである前記第2基準データを、並列データである前記第2データに変換する段階であることを特徴とする請求項44に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。
【請求項46】
前記クロック信号、第1データ及び第2データを生成する段階は、
前記クロック信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、前記第1データを生成する段階と、
前記クロック信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答し、前記第2データを生成する段階とを含むことを特徴とする請求項41に記載のクロック埋め込みインターフェース方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12A】
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【図12B】
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【公開番号】特開2011−61785(P2011−61785A)
【公開日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−198849(P2010−198849)
【出願日】平成22年9月6日(2010.9.6)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do 442−742(KR)
【Fターム(参考)】