説明

ケーキ

【課題】従来のケーキにおいては、アルギン酸やカルシウムを含む食品以外で、血糖値の上昇を抑制することができる食品がなかったという課題があった。
【解決手段】ケーキの材料として、キシリトールと、蜂蜜と、難消化性デキストリンと、抹茶と、桑の葉と、生地黄と、玉竹とを含有するようにした。また、ニンニク、生地黄、抹茶、山薬、朝鮮人参、玉竹、およびヨクイニンを含有するようにした。さらに、小麦粉、ベーキングパウダ、バター、卵、黒豆、えんどう豆、大豆、トウモロコシ、山薬、ローズマリー、レモン、粗塩を含有するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、血糖値の上昇の抑制を図るケーキ等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、糖尿病などの生活習慣病に対する効果や効能を有する食品が脚光を浴びている。例えば、このような食品としては、例えば、血糖値の上昇の抑制を図るために、アルギン酸およびカルシウムを含有する食品等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第2673992号明細書(第1頁、第1図等)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、一般に、食品においては、味や食感、栄養等を変化させるために、さまざまな材料を、配合率を変えて配合することが多く、上記の特許文献1に記載されているアルギン酸やカルシウム以外の材料を利用することも必要となってきている。従って、血糖値の上昇を抑制することが可能な食品として、上記のようなアルギン酸やカルシウムを含まない食品も望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明のケーキは、キシリトールと、蜂蜜とを含有するケーキである。
【0005】
かかる構成により、キシリトールにより、血糖値を上昇させずに、ケーキに甘さを加えることができるとともに、蜂蜜により、キシリトールによって発生するケーキのぱさつきをなくして、血糖値の上昇を抑えた、優れた食感を有するケーキを提供することができる。
【0006】
また、本発明のケーキは、前記ケーキにおいて、焼成前の状態で、前記キシリトール100に対して、前記蜂蜜を20〜60の割合で含有するケーキである。
【0007】
かかる構成により、ぱさつきをなくした優れた食感を有するケーキを提供することができる。
【0008】
また、本発明のケーキは、前記ケーキにおいて、桑の葉と、抹茶と、難消化性デキストリンとを含有するケーキである。
【0009】
かかる構成により、血糖値の上昇を抑制することができる。さらに、砂糖を含む飲料とともに、このケーキを摂取した場合においても、その飲料中の砂糖による血糖値上昇も抑えることができる。
【0010】
また、本発明のケーキは、前記ケーキにおいて、焼成前の状態で、前記桑の葉を0.05〜0.3%、前記抹茶を0.5〜2.0%含有するケーキである。
【0011】
かかる構成により、抹茶の風味を残しつつ、抹茶や桑の葉の苦みを抑えることができる。
【0012】
また、本発明のケーキは、前記ケーキにおいて、前記難消化性デキストリンを1.5〜2.8%含有するケーキである。
【0013】
かかる構成により、ケーキの成分である小麦粉による血糖値の上昇を抑えることができる。
【0014】
また、本発明のケーキは、前記ケーキにおいて、生地黄、および玉竹をさらに含有するケーキである。
【0015】
かかる構成により、血糖値の上昇をおさえることができるとともに、生地黄、および玉竹をケーキの成分として焼成することにより、生地黄、および玉竹のにおいを感じさせなくすることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によるケーキによれば、血糖値の上昇を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、ケーキの実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0018】
(実施の形態)
本実施の形態のケーキは、キシリトールと、蜂蜜とを含有する。また、桑の葉と、抹茶と、難消化性デキストリンとを含有する。さらに、生地黄、玉竹を含有するものである。
【0019】
キシリトールは、甘味料であるが、ブドウ等やショ糖等とは異なり、血糖値を上昇させない効果を有している。キシリトールは、インスリンに影響されることなくエネルギー源になる。このキシリトールが、ケーキに甘さを与えている。キシリトールの含有量は、ケーキを焼成する前の状態で、材料全体の重量の8%〜17%であることが好ましい。
【0020】
蜂蜜は、甘味料である。ここでは特に、ケーキの食感の改善、具体的には、キシリトールによるケーキのぱさつきを抑えるために添加されている。キシリトールは通常、虫歯の原因にならない甘味料として広く知られてはいるが、ケーキ等に利用されていなかった。しかしながら、本願発明者らの研究の結果、キシリトールをケーキに加えた場合、ケーキの食感がぱさつきが発生することが判別した。このようなぱさつきを抑えるために、蜂蜜を加えるようにした。蜂蜜を加えることで、ケーキのぱさつきを抑えることができる。なお、このようなぱさつく食感を改善する効果を十分に得るためには、ケーキを焼成する前の状態で、キシリトールを100に対して蜂蜜を20〜60の割合で含有するように、蜂蜜の量を調整することが好ましい。
【0021】
難消化性デキストリンは、マルトースの摂取による血糖値の上昇を防ぐ。マルトースは、小麦粉の分解により生成されるため、ケーキの成分である小麦粉の分解による血糖値の上昇を防ぐことができる。難消化性デキストリンは、複数のグルコースが連結した構成を有し、例えば、加熱処理したデンプンをアミラーゼで加水分解し、未分解物より難消化性成分を分取することで得られる。
【0022】
桑の葉は、砂糖を分解する酵素であるスクラーゼの働きを阻害して、砂糖の吸収を阻害し、砂糖の摂取による血糖値の上昇を防ぐ。ただし、桑の葉は粉砕してケーキの生地に加えることとなるため、桑の葉の量が多いとケーキ本来の口当たりを損ねる。このため、血糖値を下げる効果とケーキの食感とのバランスを考慮すると、桑の葉の含有率は、ケーキを焼成する前の状態で、材料全体の0.05〜0.3%であることが好適である。
【0023】
抹茶は、緑茶の粉末である。抹茶は糖質を分解する酵素であるα−グルコシターゼの働きを阻害して、グルコースの吸収を阻害し、糖質の摂取による血糖値の上昇を防ぐ。抹茶は、薬膳食品の1つとして知られている。ここで、「薬膳」とは、東洋の自然観や全体観を背景に、生薬や食品がもっている薬効や特性、味覚などを組み合わせて調理した伝統的な栄養食であり、中国の漢方料理の一種である。ただし、抹茶は苦みがあり、量が多いとケーキの味を損ねるため、血糖値を下げる効果とケーキの味とのバランスを考慮すると、抹茶の含有率は、ケーキを焼成する前の状態で、材料全体の0.5〜2.0%であることが好適である。
【0024】
生地黄は、ゴマノハグサ科のカイケイジオウの塊状根を乾燥したものである。生地黄は、薬膳食品の1つとして知られており、中医学では糖尿病に良いとされている。
【0025】
玉竹は、ユリ科のアマドコロの根茎を乾燥し、粉末にしたものである。玉竹は、薬膳食品の1つとして知られており、中医学では糖尿病に良いとされている。
【0026】
生地黄および玉竹は独特のにおいが強いものであるが、ケーキの材料に加えて焼成することで、そのにおいが気にならなくなるようにすることができる。
【0027】
本実施の形態にかかるケーキは、上述した材料を含むケーキの材料を、混ぜ合わせて焼成することにより製造される。
【0028】
(実施例1)
以下、ケーキの具体例について説明する。
図1は、本実施の形態に係るケーキの材料およびその配合を示す図である。「ケーキ材料」はケーキ本体の材料である。「シロップ材料」とは、焼成後のケーキに塗布するものである。このシロップを塗り込むのは、しっとり感と、味覚を向上させるためと、腐敗を防止するためである。なお、このシロップは省略することも可能である。「配合」は、各材料の配合量であり、ここでは、9本分のケーキの配合量を示している。従って、各ケーキの配合は、上記の配合量を9等分した値となる。ただし、この配合はあくまでも一例であり、味や食感等に応じて適宜、調整可能である。また、上述した材料以外の材料については、適宜追加や変更が可能である。また、ケーキ1本あたりの大きさも、適宜変更可能である。
以下、材料および製造方法について説明する。
【0029】
まず、豆類、すなわち、乾燥黒豆100g、乾燥えんどう豆100g、乾燥大豆100gを柔らかくなるまで煮る。これらの煮汁は、あわせて45ml残しておく。
【0030】
また、玉竹(乾燥したもの)20g、乾燥トウモロコシ200g、および乾燥ヨクイニン80gも軟らかく煮ておく。
【0031】
次に、バター700gとキシリトール500gとを混ぜ合わせて、撹拌する。ここに蜂蜜200gと難消化性デキストリン100gを加え、さらに撹拌する。
【0032】
次に撹拌した材料に、卵800gを少しずつ加えて混ぜ合わせて第一混合物を得る。なお、卵の量は約14個分であればよく、およその重量に換算すると700gから800gの範囲であればよい。
【0033】
つぎに、小麦粉800g、ベーキングパウダ36g、桑の葉(粉末)10g、抹茶60g、山薬(粉末)20g、ニンニク(粉末)2g、生地黄(粉末)4g、朝鮮人参(すり下ろしたもの)20g、ローズマリー(乾燥して粉砕したもの)1gをふるいにかけ、上記の第一混合物に軽くまぜあわせる。なお、山薬とは、山芋のことである。
【0034】
さらに、上述した軟らかく煮ておいた豆類と、煮汁45ccと、レモンの皮および汁を1個分と、粗塩5gとを加え、9等分して、9つの焼型に入れる。焼型は、例えば、幅約8cm、長さ約17.5cm、高さ約6cmであるパウンドケーキ型等が利用可能である。
【0035】
つぎに、165度のオーブンで、約40分焼き上げる。
【0036】
焼き上がったものを型から取り出し、熱いうちに、シロップ材料である水120mlと、キシリトール80gと、ブランデー400mlとを混ぜ合わせたものを塗り込むことで、ケーキが完成する。
【0037】
このようにして作製されたケーキは、キシリトールが入っていることにより、甘さは十分である。また、強いにおいがある生地黄や玉竹が加えられているが、他の材料との組み合わせによってにおいが感じられなくなっており、非常に食べやすい。また、抹茶による苦みも不快なものではなく、適度であり、ケーキとしての味を引き立てている。また、桑の葉を加えたことによるケーキ本来の口当たりの変化も特に感じられない。
【0038】
(実施例2)
難消化性デキストリンの投与が、マルトースによる血糖値上昇に与える効果を調べるための、ラットを用いた実験結果について説明する。この実験は、いわゆるラット門脈カテーテル留置法を用いて行われた。ラット門脈カテーテル留置法とは、ラットの、胃に試料注入用カテーテル(ビニールチューブ:内径0.5mm,外径1.0mm)を、また、門脈に採血用カテーテル(ポリエチレンチューブ:内径0.28mm,外径0.61mm)を留置し、これらのカテーテルの一端を、皮下を通して背部に出しておく。そして、試料注入用カテーテルから糖質を投与し、門脈血中グルコース濃度を上げた後、血糖値に対する効果を調べたい試料を、試料注入用カテーテルから投与し、投与後の門脈血を採血用カテーテルから採血して血糖値を測定する方法である。
【0039】
ここでは、試料注入用カテーテルから10%難消化性デキストリン水溶液を、ラット1kgに対し、1時間あたり11.25ml(以下、このような単位をml/kg/hrと表記する)で持続的に投与した状態において、1回だけ5%マルトース水溶液をラット1kgに対し3.5ml(以下、このような単位をml/kgと表記する)投与した場合の、採血用カテーテルから採血した血中の血糖値との関係を調べた。
【0040】
図2は、マルトースを投与した時点からの経過時間と、血糖値の増加量との関係を示すグラフである。なお、ここでは、比較対象として、難消化性デキストリン水溶液の代わりに、水を持続的に投与しているラットについての実験結果を示している。図中黒丸は、難消化性デキストリン水溶液を投与している場合の結果を示し、白丸は、水を投与している場合の結果を示す。
【0041】
図2に示すように、難消化性デキストリンが投与されている場合、難消化性デキストリンが投与されていない場合に比べて、マルトースの投与による血糖値の上昇を抑えることができる。小麦粉が体内で分解されるとマルトースが生成されることから、難消化性デキストリンを小麦粉とともに摂取することで、小麦粉を摂取しても、血糖値の上昇を抑えることができることがわかる。
【0042】
(実施例3)
難消化性デキストリンの投与が、スクロースによる血糖値上昇に与える効果を調べるための、ラットを用いた実験結果について説明する。この実験は上記と同様に、ラット門脈カテーテル留置法により行われた。
【0043】
ここでは、試料注入用カテーテルから10%難消化性デキストリン水溶液を、ラットに11.25ml/kg/hrで持続的に投与した状態において、1回だけ10%スクロース水溶液を3.5ml/kg投与した場合の、採血用カテーテルから採血した血中の血糖値との関係を調べた。
【0044】
図3は、スクロースを投与した時点からの経過時間と、血糖値の増加量との関係を示すグラフである。なお、ここでは、比較対象として、難消化性デキストリン水溶液の代わりに、水を持続的に投与しているラットについての実験結果を示している。図中黒丸は、難消化性デキストリン水溶液を投与している場合の結果を示し、白丸は、水を投与している場合の結果を示す。
【0045】
図3に示すように、難消化性デキストリンが投与されている場合、難消化性デキストリンが投与されていない場合に比べて、スクロースによる血糖値の上昇を抑えることができる。
【0046】
(実施例4)
抹茶の投与が、スクロースによる血糖値上昇に与える効果を調べるための、ラットを用いた実験結果について説明する。この実験は上記と同様に、ラット門脈カテーテル留置法により行われた。
【0047】
ここでは、試料注入用カテーテルから15%スクロース水溶液を、11.25ml/kg/hrで持続的に投与した状態において、1回だけ10%抹茶懸濁液を、抹茶の総質量が0.72g/kgとなるように投与した場合の、採血用カテーテルから採血した血中の血糖値との関係を調べた。
【0048】
図4は、抹茶を投与した時点からの経過時間と、血糖値との関係を示すグラフである。図4に示すように、抹茶の投与により、スクロースによる血糖値の上昇を抑えることができる。
【0049】
(実施例5)
桑の葉の投与が、スクロースによる血糖値上昇に与える効果を調べるための、ラットを用いた実験結果について説明する。この実験は上記と同様に、ラット門脈カテーテル留置法により行われた。
【0050】
ここでは、試料注入用カテーテルから15%スクロース水溶液を、11.25ml/kg/hrで持続的に投与した状態において、1回だけ10%桑の葉懸濁液を、桑の葉の総質量が0.24g/kgとなるよう投与した場合の、採血用カテーテルから採血した血中の血糖値との関係を調べた。
【0051】
図5は、桑の葉を投与した時点からの経過時間と、血糖値との関係を示すグラフである。図5に示すように、桑の葉の投与により、スクロースによる血糖値の上昇を抑えることができる。
【0052】
(効果)
以上のように、本実施の形態によれば、キシリトールと蜂蜜を加えたことにより、キシリトールにより、血糖値を上昇させずに、ケーキに甘さを加えることができるとともに、蜂蜜により、キシリトールによって発生するケーキのぱさつきをなくして、血糖値の上昇を抑えるとともに、優れた食感を有するケーキを提供することが可能となる。
【0053】
また、本実施の形態によれば、難消化性デキストリンと抹茶と桑の葉とを加えたことにより、スクロースの摂取による血糖値上昇を抑制することが可能となる。通常、ケーキは、コーヒーや紅茶等の飲料とともに摂取されることが多く、このようなコーヒーや紅茶等の飲料には、甘味料として砂糖、すなわちスクロースが加えられることが多い。このため、ケーキとともに、砂糖を加えたコーヒーや紅茶を摂取すると、さらなる血糖値の上昇が考えられる。しかしながら、本実施の形態によれば、ケーキにスクロースの摂取による血糖値上昇を抑制する難消化性デキストリンと抹茶と桑の葉とを加えたことにより、ケーキとともに摂取する飲料に含まれる砂糖による、血糖値上昇も抑えることが可能となる。
【0054】
また、本実施の形態によれば、薬膳食品のうち生地黄や玉竹等、特に血糖降下作用を有するものを用いていることにより、血糖値の上昇を抑制することができるとともに、これらをケーキの材料に加えることで、生地黄と玉竹等のもつ強いにおいを抑えて、摂取しやすくすることができる。
【0055】
また、本実施の形態にかかるケーキに含まれるニンニク、生地黄、抹茶、山薬、朝鮮人参、玉竹、およびヨクイニンは、中医学的に消渇の症、すなわち糖尿病、に効能を有するとされる薬膳食品である。このようなニンニク、生地黄、抹茶、山薬、朝鮮人参、玉竹、およびヨクイニンを、上述した薬膳食品を配合する際に考慮される五味、五性、および五臓のバランスを調整して配合していることにより、主に有効成分だけを組み合わせた血糖値を下げる医薬品等とは異なり、穏やかに血糖値の上昇を抑えることができる。また、ケーキ自身が薬膳食品となるため、家庭でも手軽に薬膳食品を摂取することが可能となる。
【0056】
また、本実施の形態において説明したケーキの材料の一部として、乾燥した材料を用いているが、生の原料を利用するようにしても良いし、可能であれば、エキスだけを抽出して配合するようにしても良い。
【0057】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0058】
以上のように、本発明にかかるケーキは、血糖値の上昇を抑制するケーキとして適しており、味や食感を保ちつつ血糖値の上昇を抑制可能なケーキ等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本実施の形態1に係るケーキの配合を示す図
【図2】同ケーキの材料についての実験結果を示す図
【図3】同ケーキの材料についての実験結果を示す図
【図4】同ケーキの材料についての実験結果を示す図
【図5】同ケーキの材料についての実験結果を示す図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キシリトールと、蜂蜜とを含有するケーキ。
【請求項2】
焼成前の状態で、前記キシリトール100に対して、前記蜂蜜を20〜60の割合で含有する請求項1記載のケーキ。
【請求項3】
桑の葉と、抹茶と、難消化性デキストリンとを含有するケーキ。
【請求項4】
焼成前の状態で、前記桑の葉を0.05〜0.3%、前記抹茶を0.5〜2.0%含有する請求項3記載のケーキ。
【請求項5】
前記難消化性デキストリンを1.5〜2.8%含有する請求項3または請求項4記載のケーキ。
【請求項6】
生地黄、および玉竹をさらに含有する請求項1から請求項5いずれか記載のケーキ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−267618(P2007−267618A)
【公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−94159(P2006−94159)
【出願日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【出願人】(599125249)学校法人武庫川学院 (24)
【出願人】(506108608)NPOけいはんな薬膳研究所 (1)
【Fターム(参考)】