説明

コネクタガイド

【課題】回路基板に実装でき、そして、その中にコネクタを受け入れることができる開口部を備えた、ガイドフレームを提供する。
【解決手段】第1柱状部、第2柱状部305と、下部横梁部品、上部横梁部品307とで長方形のガイドフレーム300を形成し、且つコネクを所定の場所に配置するのに役立つ第1保持部材330、第2保持部材開口部340を備える。第1保持部材および第2保持部材開口部は、コネクタ上の係合部材と結合するように構成される。またガイドフレーム300は、フランジ312を備える。フランジは、上部横梁部品から外側に延在し、相手側のコネクタプラグと相互に作用するように使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本出願は、2009年9月9日に出願された国際出願第PCT/US09/56314号の国内段階であり、2008年9月9日に出願された米国特許仮出願第61/095,450号、2008年11月3日に出願された仮出願第61/110,748号、2008年11月24日に出願された仮出願第61/117,470号、2009年2月18日に出願された仮出願第61/153,579号、2009年4月20日に出願された仮出願第61/170,956号、2009年4月20日に出願された仮出願第61/171,037号、2009年4月20日に出願された仮出願第61/171,066号に対する優先権を主張するもので、すべての仮出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、一般に、データ伝送に適したコネクタに関する。より具体的には、高密度コネクタ構成に適した入出力(I/O)コネクタに適合して使用されるガイドフレームに関する。
【背景技術】
【0003】
近年の通信の発達の中で比較的変わらない一態様として、性能を上げたいという要求が挙げられる。同様に、物をより小型にしたい(例えば、密度を上げたい)という変わらない要望もある。これらの要望は、データ通信に使用されているI/Oコネクタに多少の問題を引き起こす。(データレートを上げるのに役立つ)より高い周波の使用は、(例えば、クロストークを最小化するため)コネクタ内の信号端子間の十分な電気的分離を必要とする。しかし、(例えば、端子配置をより高密度にする)コネクタの小型化は、端子間の距離を縮め、電気的分離を減少させる傾向にあり、これが信号劣化の原因となることがある。
【0004】
性能を上げたいという要望に加え、製造を改善させたいという要求もある。例えば、信号伝達周波数を増加させるとき、端子位置の許容誤差だけでなく、端子の物理的特性がより重要となる。それ故、高密度、高性能のコネクタを提供しながら、より製造を容易にするコネクタ設計の改良は、高く評価される。
【0005】
I/Oコネクタは、内装用及び外付け用の両方で使用される。外付け用では、電子デバイスと接続するために、コネクタは、プラグコネクタへのポートを提供する。内装用では、I/Oプラグ型コネクタは、内部の電子システムとともに接続するために使用される。かかる内装用では、頻繁に、コネクタは電子デバイスの内部で回路基板上に提供され、プラグコネクタは電子デバイスへ接続するために使用される。プラグコネクタが、相手側のコネクタに嵌合された状態を確実に維持するために、コネクタガイド又はガイドフレームが提供される。回路基板に実装されたコネクタへのケーブルの接続に関するよく知られている問題としては、ケーブルの重量及び移動が回路基板へのコネクタの取り付け点を緩ませる傾向があり、これにより、信号経路が断たれ、回路基板が故障する。つまり、1つ又は複数のコネクタ用の改良された内部ガイドが、特定の人々には高く評価される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
ガイドフレームは、回路基板上に実装するように構成することができる。ガイドフレームは、コネクタを中に受け入れる開口部を有する。ガイドフレームは、連結用には、複数の個別の開口部を有してもよい。ガイドフレームは、使用時にガイドフレームが回路基板と結合できるように、ねじ又は他の締結部材を受け入れるよう構成された2つ以上の柱状部を含むことができる。柱状部は、上部横梁部品及び下部横梁部品で継合することができる。一実施形態においては、下部横梁部品は、コネクタのハウジング部と係合するように構成することができる。また、上部横梁部品は、ハウジング部と係合するように構成することができ、嵌合プラグコネクタの保持ラッチと係合するために開口部を含んでもよい。
【0007】
一連の下記の発明を実施するための形態を通して、図面を参照し、図中同様の参照番号は同様の部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】コネクタの一実施形態の斜視図である。
【図2】図1のコネクタの前面斜視図である。
【図3】コネクタ内に収容された端子アセンブリを示す、横転しているコネクタの斜視図である。
【図4】図1のコネクタの前面立面図である。
【図5】ガイド部材の一実施形態の斜視図である。
【図6】コネクタがガイド部材内の開口部の中に配置された図5で示したガイド部材の斜視図である。
【図7】図6に示したガイド部材の別の斜視図である。
【図8】ハウジングと結合したガイド部材の一実施形態の斜視図である。
【図9】ガイド部材の一実施形態の斜視図である。
【図9A】図9のガイド部材の前面立面図である。
【図10】図9の線10−10に沿った、図9の断面図である。
【図11】個別のガイド開口部に4つのコネクタが配置された、連結ガイド部材の斜視図である。
【図12】1つのコネクタが挿嵌された連結ガイド部材を示している。
【図13】図12に示した連結ガイド部材の別の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
必要に応じて、詳細な実施形態が本明細書で開示される。しかし、開示する実施形態は例示的なものに過ぎず、図に示す特徴は様々な形態で具体化されてよいことを理解すべきである。それ故、本明細書で開示する特定の詳細は、限定的なものとして解釈されず、単に特許請求の範囲の根拠として、及び、図に示した特徴を実質的に任意の適切な方法で様々に用いるために当業者に教示する代表的な根拠として解釈される。この方法は、本明細書に開示する様々な特徴を、本明細書で明示的に開示されない恐れのある特徴と組み合わせて使用することを含む。
【0010】
図1は、コネクタ100を示している。コネクタ100は絶縁ハウジング101を有し、ハウジングは、2つの第1及び第2(又は前方及び後方)内部係合部品、すなわちパーツ102、103を有するように図に示される。ハウジング101は、図1に示すように、幅広本体部104を有し、本体部は、それぞれ106及び105で示された、対向する前面及び後面の間に延在する。嵌合部107は、細長突出部108の形状を取り、前面106から前方に突出し、嵌合面109で終わる。嵌合面109は、1つ以上の回路カードを受け入れるスロット110を有してもよく、スロットは、嵌合面109に横方向に構成される。図1には、2つのかかるスロット110が示されている。
【0011】
図2及び図3に示すように、ハウジング101は、中空内側部112を有し、中空内側部は、絶縁コネクタウエハ115の形状を取る複数の端子アセンブリを受け入れる。かかるウエハ115のそれぞれは、複数の導電端子116を含み、ウエハの1つの端部118に沿ってハウジング101から外部へ突出した尾部117、及び、端子を受け入れる空洞125の内側に広がる接触部119を有し、端子を受け取る空洞は、コネクタ嵌合面109に形成される。図に示す実施形態では、2つの端部118、120は互いに隣接する。
【0012】
端子アセンブリは、端子尾部117がハウジング101の底部を通って外側に延在し、端子接触部119がフレーム115の端部120からハウジング突出部108内に延在する方法で、ハウジング101内にブロックとしてともに保持される。接触部は、フレーム115内に端子の対として配置され、それぞれの対は、カードを受け入れるスロット110のうちの1つの対向する面の中及び上に収容される(図2及び図3)。接触部119は、構造上片持ちであり、回路カードがその中に挿嵌された際にスロット110から離れるように偏向する接触梁の機能を果たす。接触部119のこの上下方向の偏向に適合するために、ハウジング101の突出部108は、端子を受け入れる空洞125を有し、端子を受け取る空洞は、それぞれのスロット110の中心線の上下に、予め選択された垂直距離だけ延在する。好ましくは、下記でさらに説明されるように、部分124の両端は、線「D」に沿い、線「D」は、偏向点「P」と近接、又は最も好ましくは「P」と実質的に一致する。
【0013】
図1に戻り、ハウジング101は、不規則な嵌合線126に沿って嵌合されたハウジングの2つの部品102、103を有し、不規則な嵌合線は、ハウジング101の前方から後方へと延在する通路に沿って、ハウジング101の側面を通って上方へ延在する。この不規則な嵌合線は、ハウジングの成形を容易にし、これは「Two−Piece Thin Wall Housing」の名称で、2008年12月12日に出願された、米国仮出願番号第61/122,102号に、より詳細に説明されており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。2つのハウジング部品102、103は、この不規則でかつ直線ではない嵌合線126に沿って、ともに連結又は互いに係合する。
【0014】
この不規則な形状を用いて、一対のレール128とチャンネル129が、2つのハウジング部品102、103内に定められ、レール128は、チャンネル129に嵌め込まれる。また、外部リブ131が、ハウジング後部103の外側面上に形成されてもよく、これらのリブ131は、レール128を補強するためだけではなく、以下でより詳細に説明されるように、ガイドフレーム内にコネクタサブアセンブリ100を配置する手段を提供するために、レール128と水平に並ぶことが好ましい。
【0015】
次に、図5、図6及び図8を見ると、ガイドフレーム300が、回路基板301に実装されて示される。このガイドフレーム300は、シュラウドと呼ぶこともでき、一般にルーターやサーバーなどの、電子部品内で回路基板上に実装される。また、ガイドフレーム300は、嵌合プラグコネクタをコネクタサブアセンブリ100との係合へと導く働きをする。
【0016】
このガイドフレーム300は、樹脂などの誘電材料から成形することができ、1つ以上の金属の補強部材をその内部の選択された位置に含んでもよい。ガイドフレーム300は、フレーム302を含み、フレームは、1つ以上の中空内側開口部を画定するために継合された、多数の柱状部及び横梁部品を有する。図に示すように、ガイドフレームは、フレーム302を形成するために継合された、第1及び第2柱状部304、305、下部横梁部品306及び上部横梁部品307を備え、フレームは長方形を提供し、この長方形はガイドフレーム300を貫いて延在する1つ以上の開口部310を画定する。それぞれのかかる開口部310は、フレーム302がハウジング101の突出部108を囲むような方法でその内部に個別のコネクタ100を受け入れるように構成することができる。図に示すように、第1及び第2柱状部304、305は、それぞれ、開口部310の後方に延在する後部304’、305’を有する。代わりに、柱状部及び横梁部品は、ほぼ類似した開口部310の端部を構成するように、同じ厚さにすることもできる。
【0017】
ガイドフレーム300は、フランジ312を備えてもよく、フランジは、第1横梁部品307から前方及び水平に外側へ延在する。このフランジ312は、相手側のプラグコネクタと相互に作用するように使用することができ、2つのショルダ316によって部分的に画定された横向きスロット314を備えてもよい。2つのショルダは、頂壁307の前面317に沿って相互に離間する。このスロット314は、サブアセンブリ100との適切な嵌合を確実なものとするため、(図に示されていない)相手側の嵌合コネクタ上でキーを受け入れるように、極性を持って構成することができる。フランジ312は、1つ以上のノッチ318も備えてもよく、ノッチは、フランジ312の前端部319付近に配置することができる。多数のノッチが提供される場合、ノッチは、ガイドフレームのフランジ312の横方向に、離間することができる。ノッチは(上面から底面などの)フランジの第1面から第2面に延在することができるか、又は、フランジを通して一部の間隔に延在する凹部を提供することができる。ノッチ318は、相手側の嵌合プラグコネクタ上に形成された、対応する係合部材によって係合されるように配置することができる。ガイドフレーム300は、図7、図9及び図9Aに示すように、単一のコネクタサブアセンブリ100と係合するように形成されてもよく、又は、図5、図8及び図11から図13に示すように、多数のコネクタサブアセンブリ100と係合するように構成された連結構造を有してもよい。
【0018】
ガイドフレーム300は、内部ガイドフレーム300内でコネクタサブアセンブリ100を所定の場所に配置するのに役立つように、図に示す第1及び第2保持部材330、340などの、1つ以上の保持部材を含むことができる。保持部材は、開口部の1つ以上の側面上に配置することができ、2つ提供される場合は、使用時に遭遇する可能性のある力を分散させるのに役立つように、ガイドフレーム開口部310の対向する側面上に配置されてもよい。図に示すように、第1保持部材330は、開口部310内で下方に広がり、端部330aと基部330bを有する。端部及び基部は、角のある形状を共に作り出し、角のある形状は、逆の角のある形状と蟻継ぎすることができる。同様に、第2保持部材340も、端部341a及び基部341bを有し、端部及び基部は、(第1保持部材330と比べて角が逆の)角のある形状を形成するだけでなく、切子部342を備える。切子部342は、(一実施形態では、図に示された5つの面のように、4つ以上の)複数の平面343を有し、平面は、角を持って互いに対して配置され、六角形の半分又は八角形の半分の一般的な形を形成する。これらの平面343は、ガイドフレーム300内でコネクタを所定の場所で保持するのに役立つように、コネクタ100の相手側の対応する面と隣接するように提供することができる。図に示すように、これらの2つの保持部材330、340は、ガイドフレーム300に印加される力の処理に役立つように、共通の縦軸に沿って互いに一列に並べることができるが、かかる一列化は要件ではない。
【0019】
ガイドフレーム300を係合するために、サブアセンブリ100のハウジング101は、適した数の第1及び第2係合部材150、152を含むことができる。例えば、2つの保持部材が提供される場合には、2つの係合部材が有益である。係合部材の実施形態は、図1及び図2に示された実施形態から理解することができる。図に示すように、係合部材は、突出部108の、対向する上面及び底面153、154上に位置する。第1係合部材150は、凹部155が、突出部108の上面153上に配置された2つのショルダ部156間に横方向に延在するように、2つの対向する端部157によって画定された凹部155の形状を取ることができる。端部157は、ハウジング101の前面から見た際(図4)、すべての端部157が蟻継ぎ構成で保持部材を係合するように、角を付けることができる。
【0020】
同様に、ハウジング101は、凹部160の形状の第2係合部材152も備え、凹部は、ハウジング突出部108の底面154上に配置される。この凹部160は、共通する縦軸RAに沿って、上方の凹部155と一列に並べることができる(図4)。凹部160は、2つの異なる区分161、162を有する。第1区分161は、図2に示すように、各々隣接して配置された複数の平面163を有する(すなわち、多面的である)。平面163は、八角形の半分の開口部(図3)を構成するように相互に接続され、コネクタ100がガイドフレーム300へ完全に挿嵌された際に、内部ガイドフレーム300の、底部保持部材340の向かい合った平面343と隣接する。これらの平面163、343は、ガイドフレーム300に対するハウジング101の回転を防ぐのに役立つ。第1及び第2保持部材330、340は形状が似ており、どちらも角を付けられ、端部側がより広くなっており、配向が逆の蟻継ぎ接合が可能なように配向されていることが確認できる。製造をより容易にするために逆の配向が画定されており、これは有益であるが、この逆転は要件ではないことに注意すべきである。
【0021】
ハウジング101の第2係合部材152は、横方向のスロット165の形状を取る上部区分162を更に含み、スロットは、下部区分161とつながる。図2及び図4に示すように、このスロット165は、蟻継ぎの構成をとり、上部凹部156と比較して逆の、すなわち下端部より上端部のほうが広いものとなる。2つの脚部、すなわち縦のレール166は、下部凹部152の側面に配置して提供されてもよく、レールは、下部係合部材152の成形に構造上の支持を提供する働きをし、かつ、第2横梁部品306内に構成された2つのチャンネル350内に突出してもよい。ハウジング101を支承する、内部ショルダ351などの、追加係合点が、ガイドフレーム300上に提供されてもよい。ガイド開口部310内にコネクタ100を固定するために使用可能な他の特徴としては、ハウジングがガイド開口部310に挿嵌される際に、ハウジング101を支承する1つ以上の縦方向のクラッシュリブ370が挙げられる。クラッシュリブ370は、1つの側面上に配置することができ、使用時、挿嵌工程の間に変形する。しかし、力をより均一にするために、開口部の対向する側面上にクラッシュリブを配置することは、一定の利益があることが見出されている。
【0022】
ハウジング101の前面106は、ガイドフレーム内にハウジング101の位置を固定するために、保持部材330の内側の面と接触をする停止面を提供する。下方保持部材340の多数の平面343も、この機能を援助する。内部ガイドフレーム300の保持部材及びハウジングの係合部材は、ガイドフレームとコネクタサブアセンブリをともに確実に係合する手段を形成するために、協働することが確認できる。
【0023】
図11から図13は、1×4組織化ガイド400を示しており、連結ガイドは、単一のコネクタ100にそれぞれ適応する4つの開口部402を有する。この実施形態では、上記の実施形態のように、開口部のうちのいくつかが、回路基板にとりつけることができる2つの柱状部によって画定されるが、代わりに、第1横梁部品406及び第2横梁部品408によって柱状部に結合された、壁404を含む。図に示すように、フランジ410は、ガイド400の全幅を超えて延在し、それぞれの開口部402に組み込まれる。フランジ410は、相手側のプラグコネクタ(図に示されていない)による係合のために、内部に配置された(上記したように、穴であってもよい)ノッチ412を備える。2つのかかるフランジ開口部412が、それぞれのガイド開口部402に対して整列して示されているが、フランジ410上のノッチの数は、ガイドフレームと共に使用されるプラグコネクタの係合構造に依存すると理解すべきである。
【0024】
理解できるように、図に示した特徴は、その内部に内部コネクタが挿嵌され得る構造を提供するだけではなく、相手側のプラグコネクタを係合し、かつ相手側のコネクタと対向する適切な嵌合位置にプラグコネクタを配向する手段を有したフレームを提供することによって、電子デバイス内の所定の場所に、内部コネクタ及びプラグコネクタの両方を固定する方法を提供する。したがって、本発明のガイドフレーム及びガイド部材は、プラグとコネクタの両方の位置を固定する働きをする双方向ガイドとみなされてもよい。
【0025】
本明細書で個別に開示又は特許請求した、本明細書で開示した特徴の組み合わせを含み、これらの特徴の追加の組み合わせも明示的に含む、圧縮コネクタアセンブリ及び/若しくはその構成要素の多くの種々の変形及び修正、又は、これに代えて他のタイプのコンタクトアレイコネクタなどのような、当業者に容易に明らかになるであろう、図に示された上記実施形態の多くの修正形態が存在することが理解される。材料及び形状においても、多くの可能な変形形態が存在する。これらの修正形態及び/又は組み合わせは、本発明に関する技術分野の範囲内にあり、下記の特許請求の範囲の範囲内にあることを意図する。従来通り、請求項の単一の要素の使用は、こうした要素の一以上を包括することが意図されることに注意されたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
離間し、締結具で回路基板に固定されるように構成された第1及び第2柱状部と、
上部横梁部品と、
前記第1及び第2柱状部、前記上部横梁部品、並びに、下部横梁部品が、4つの側面を含む開口部を有するフレームを提供する下部横梁部品と、
前記開口部の2つの側面上に位置付けられた第1及び第2保持部材と、
前記フレームによって支持され該フレームの上方に位置付けられ、嵌合コネクタの保持ラッチと係合するために構成されたフランジ面と、
を備える、ガイドフレーム。
【請求項2】
前記フランジ面がフランジの上にあり、該フランジが、前記フランジ面と前記フランジの底面との間に少なくとも部分的に延在する、少なくとも1つのノッチを含む、請求項1に記載のガイドフレーム。
【請求項3】
前記フランジ面が、該フランジ面と底面との間に延在する、少なくとも2つのノッチを含む、請求項1に記載のガイドフレーム。
【請求項4】
前記第1及び第2保持部材が、対向する蟻継ぎ形状を有する、請求項1に記載のガイドフレーム。
【請求項5】
前記上部横梁部品が第1上部横梁部品であり、前記下部横梁部品が第1下部横梁部品であり、前記ガイドフレームが、第2上部横梁部品及び第2下部横梁部品によって前記第1柱状部に結合された壁をさらに備え、該壁、前記第2上部及び下部横梁部品、並びに前記第1柱状部が第2開口部を画定する、請求項1に記載のガイドフレーム。
【請求項6】
前記フランジが、前記第1開口部と第2開口部の両方の前方へ延在する、請求項5に記載のガイドフレーム。
【請求項7】
前記フランジ面がフランジの上にあり、スロットが前記フランジと前記上部横梁部品との間に提供され、前記スロットが、嵌合プラグコネクタ上に提供されたキーを受け入れるために構成される、請求項1に記載のガイドフレーム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図9A】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−58497(P2013−58497A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−257288(P2012−257288)
【出願日】平成24年11月26日(2012.11.26)
【分割の表示】特願2011−526296(P2011−526296)の分割
【原出願日】平成21年9月9日(2009.9.9)
【出願人】(591043064)モレックス インコーポレイテド (441)
【氏名又は名称原語表記】MOLEX INCORPORATED
【Fターム(参考)】