説明

コネクタ

【課題】フェライトの変形を軽減してノイズ除去性能の低下を抑制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、複数のコネクタ嵌合部30が設けられたハウジング2と、各コネクタ嵌合部30内に突出するようにハウジング2に取り付けられる複数の端子6と、ノイズ除去手段と、を備えている。前記ノイズ除去手段は、各コネクタ嵌合部30毎に設けられた複数のフェライト8で構成されている。また、各フェライト8は、四角形の板状に形成されているとともにその中央に端子6が通される貫通穴80が設けられている。また、ハウジング2には、各フェライト8を保持する付勢アーム9が、各フェライト8に対して一対ずつ設けられている。これら一対の付勢アーム9は、互いの間に各フェライト8を挟む位置に配置されかつ当該フェライト8の四隅を付勢する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノイズ除去機能を有するコネクタに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、ノイズ除去機能を有するコネクタが知られている。このコネクタの一例として、特許文献1には、ハウジング内にフェライトプレートがインサート成形されたコネクタが開示されている。以下、図17,図18を用いて前記特許文献1に開示されたコネクタの構成を説明する。
【0003】
図17に示すように、上記コネクタ201は、複数の相手方コネクタとそれぞれ嵌合するための複数のコネクタ嵌合部230が設けられた合成樹脂製のハウジング202と、各コネクタ嵌合部230内に突出した複数の端子6とこれら複数の端子6を連結した連結部7とを有する導電部材5と、複数の端子6からノイズを除去するフェライトプレート208と、を備えている。
【0004】
上記フェライトプレート208は、図18に示すように、細長いプレート状に形成されており、2つの導電部材5の端子6がそれぞれ通される複数の貫通穴280が設けられている。
【0005】
また、導電部材5とフェライトプレート208とは、複数の端子6が貫通穴280に通された状態でハウジング202にインサート成形されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−61901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した従来のコネクタ201においては、フェライトプレート208をインサート成形した際のハウジング202の収縮応力によりフェライトプレート208に歪みが生じて、該フェライトプレート208におけるノイズ除去性能が低下してしまうという問題があった。
【0008】
したがって、本発明は、フェライトの変形を軽減してノイズ除去性能の低下を抑制することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、複数の相手方コネクタとそれぞれ嵌合するための複数のコネクタ嵌合部が設けられたハウジングと、前記各コネクタ嵌合部内に突出するように前記ハウジングに取り付けられた複数の端子と、前記複数の端子からノイズを除去するノイズ除去手段と、を備えたコネクタにおいて、前記ノイズ除去手段が、前記各コネクタ嵌合部毎に設けられかつ前記端子が通された貫通穴をそれぞれ有する複数のフェライトで構成され、前記ハウジングに、前記各フェライトを保持した付勢アームが複数設けられていることを特徴とするコネクタである。
【0010】
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記各フェライトが、四角形の板状に形成されているとともにその中央に前記貫通穴が設けられ、前記付勢アームが、前記各フェライトに対して一対ずつ設けられ、前記一対の付勢アームが、互いの間に前記各フェライトを挟む位置に配置されかつ当該フェライトの四隅を付勢していることを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記ハウジングが、前記複数のコネクタ嵌合部が設けられた第1のハウジングと、前記複数の付勢アームが設けられ、前記第1のハウジングに組み付けられた第2のハウジングと、で構成され、前記第2のハウジングに、前記各フェライトの前記貫通穴が開口した一方の面に当接した当接面が設けられ、前記第1のハウジングに、前記各フェライトの前記貫通穴が開口した他方の面にそれぞれ近接または当接して、前記各フェライトが前記第2のハウジングから脱落することを防止する複数の脱落防止部が設けられていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載された発明によれば、前記ノイズ除去手段が、前記各コネクタ嵌合部毎に設けられかつ前記端子が通された貫通穴をそれぞれ有する複数のフェライトで構成され、前記ハウジングに、前記各フェライトを保持した付勢アームが複数設けられているので、前記フェライトを前記ハウジングにインサート成形した場合と比較して、前記フェライトに加わる圧力を低くすることができ、前記フェライトの変形を軽減することができる。また、前記複数のフェライトを一体成形した場合と比較して、各々のフェライトに加わる圧力を低くすることができ、前記フェライトの変形を軽減することができる。よって、ノイズ除去性能の低下を抑制することができるコネクタを提供することができる。
【0013】
請求項2に記載された発明によれば、前記各フェライトが、四角形の板状に形成されているとともにその中央に前記貫通穴が設けられ、前記付勢アームが、前記各フェライトに対して一対ずつ設けられ、前記一対の付勢アームが、互いの間に前記各フェライトを挟む位置に配置されかつ当該フェライトの四隅を付勢しているので、当該フェライトの変形を最小限にすることができる。よって、ノイズ除去性能の低下を抑制することができるコネクタを提供することができる。
【0014】
請求項3に記載された発明によれば、前記ハウジングが、前記複数のコネクタ嵌合部が設けられた第1のハウジングと、前記複数の付勢アームが設けられ、前記第1のハウジングに組み付けられた第2のハウジングと、で構成され、前記第2のハウジングに、前記各フェライトの前記貫通穴が開口した一方の面に当接した当接面が設けられ、前記第1のハウジングに、前記各フェライトの前記貫通穴が開口した他方の面にそれぞれ近接または当接して、前記各フェライトが前記第2のハウジングから脱落することを防止する複数の脱落防止部が設けられているので、前記フェライトが前記第2のハウジングから脱落することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるコネクタを示す平面図である。
【図2】図1に示されたコネクタの分解図である。
【図3】図1中のA−A線に沿った断面図である。
【図4】図1中のB−B線に沿った断面図である。
【図5】図2に示された第2のハウジングの平面図である。
【図6】図5中のC部の拡大図である。
【図7】図5中のD−D線に沿った断面図である。
【図8】図2に示された第2のハウジングにフェライトが組み付けられる様子を示す斜視図である。
【図9】図8に示された一対の付勢アーム間にフェライトが嵌め込まれる様子を示す斜視図である。
【図10】図9に示された一対の付勢アーム間にフェライトが嵌め込まれた状態を示す平面図である。
【図11】図10に示された一対の付勢アームの作用を説明するための説明図である。
【図12】参考実施形態のコネクタを構成する第2のハウジングにフェライトが組み付けられた状態を示す斜視図である。
【図13】図12に示された第2のハウジング及びフェライトの平面図である。
【図14】図12に示された第2のハウジングの斜視図である。
【図15】図13中のF部の拡大図である。
【図16】図15中のG−G線に沿った断面図である。
【図17】従来のフェライトプレートを備えたコネクタを示す断面図である。
【図18】図17に示されたコネクタを構成するフェライトプレート及び導電部材を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の一実施の形態にかかるコネクタを図1〜図11を参照して説明する。また、本発明のコネクタ1は、多重通信用のジョイントコネクタである。
【0017】
図1及び図2に示すように、本発明のコネクタ1は、合成樹脂製の第1のハウジング3及び合成樹脂製の第2のハウジング4で構成されたハウジング2と、2つの導電部材5と、これら導電部材5に設けられた複数の端子6からノイズを除去するノイズ除去手段と、を備えている。また、前記ノイズ除去手段は、複数のフェライト8で構成されている。
【0018】
上記導電部材5は、金属板にプレス加工等が施されて得られるものであり、図2、図3に示すように、互いに間隔をあけて並列に並べられた複数の端子6と、これら複数の端子6を連結した帯状の連結部7と、を有している。
【0019】
上記フェライト8は、図11に示すように、上面81と下面82と4つの側面83,84,85,86とを有する長方形の板状に形成されているとともにその中央に端子6が通される2つの貫通穴80が設けられている。これら2つの貫通穴80は、フェライト8の上面81と下面82とに開口している。また、2つの貫通穴80は、フェライト8の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。
【0020】
上記第1のハウジング3には、図3に示すように、複数の相手方コネクタとそれぞれ嵌合するための複数のコネクタ嵌合部30と、2つの導電部材5及び複数のフェライト8を保持した第2のハウジング4が収容される収容部31と、が設けられている。
【0021】
上記複数のコネクタ嵌合部30は、角筒状に形成された外壁32と、外壁32の内部を当該外壁32の中心軸方向に沿って2つの空間に仕切った奥壁33と、前記2つの空間のうち図3中の左側に位置する一方の空間をさらに複数の空間に仕切った複数の隔壁34と、により構成されている。また、複数のコネクタ嵌合部30は、外壁32の中心軸と直交する方向に沿って一列に並べられている。また、上述したフェライト8は、コネクタ嵌合部30と同数設けられている。即ち、フェライト8は、各コネクタ嵌合部30毎に設けられている。
【0022】
上記収容部31は、図3に示すように、上記外壁32と、上記奥壁33と、奥壁33における各コネクタ嵌合部30の反対側からそれぞれ突出した複数の脱落防止部36と、により構成されている。即ち、脱落防止部36は、コネクタ嵌合部30と同数設けられている。これら複数の脱落防止部36は、第2のハウジング4に保持された複数のフェライト8各々の上面81に近接して、各フェライト8が第2のハウジング4から脱落することを防止する。また、奥壁33及び脱落防止部36には、端子6が通される貫通穴35が設けられている。また、本発明においては、脱落防止部36がフェライト8の上面81に当接する構成であっても良い。
【0023】
即ち、上記導電部材5は、複数の端子6がそれぞれ収容部31側から各貫通穴35を通されて各コネクタ嵌合部30内に突出するようにハウジング2に取り付けられる。また、各コネクタ嵌合部30内には、一方の導電部材5の1つの端子6と、他方の導電部材5の1つの端子6と、が配置される。
【0024】
上記第2のハウジング4には、図3〜図9に示すように、矩形状に形成された導電部材取付部40と、導電部材取付部40の両側面に設けられた一対のロック部49と、導電部材取付部40の上面41から導電部材取付部40の長手方向に沿って互いに間隔をあけて立設した複数の立設壁43と、複数の立設壁43の上面41から離れた端部同士を繋いだ一対の梁44と、一対の梁44から延設された複数の付勢アーム9と、が設けられている。
【0025】
上記導電部材取付部40には、2つの導電部材5が差し込まれて保持される2つの差込溝42が設けられている。これら2つの差込溝42は、導電部材取付部40の幅方向に沿って互いに間隔をあけて設けられているとともに、導電部材取付部40の上面41及び下面に開口している。また、2つの導電部材5は、図4に示すように、導電部材取付部40の下面側から各差込溝42内に差し込まれ、連結部7が差込溝42内に収容されるとともに複数の端子6が導電部材取付部40の上面41から突出する。
【0026】
上記一対のロック部49は、それぞれ、図3に示すように、第1のハウジング3の外壁32に設けられた一対のロック受け部37に係止する。即ち、第2のハウジング4は、一対のロック部49が一対のロック受け部37に係止することにより第1のハウジング3に組み付けられる。
【0027】
上記一対の梁44は、図5に示すように、導電部材取付部40の幅方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。また、一対の梁44と複数の立設壁43とは、複数の枠が導電部材取付部40の長手方向に沿って並んだ格好の格子を構成している。また、複数のフェライト8は、図8〜図10に示すように、前記複数の枠の内側にそれぞれ位置付けられるとともにその下面82が導電部材取付部40の上面41に当接する。前記導電部材取付部40の「上面41」は、特許請求の範囲に記載した「当接面」に相当する。
【0028】
上記付勢アーム9は、各フェライト8を保持するためのものであり、各フェライト8に対して一対ずつ設けられている。また、一対の付勢アーム9は、図9などに示すように、互いの間に各フェライト8を挟む位置に配置されている。また、一対の付勢アーム9は、図7に示すように、一対の梁44それぞれから互いに近付く方向に延びているとともに導電部材取付部40の上面41に向かって延びている。また、図4,図10などに示すように、各フェライト8は、その長手方向が、一対の付勢アーム9同士が相対する方向となる向きで、一対の付勢アーム9間に嵌め込まれる。即ち、一対の付勢アーム9は、各フェライト8の長手方向の両側面84,86と相対する。
【0029】
さらに、図6,図9に示すように、一対の付勢アーム9各々の中央部(一対の付勢アーム9同士が相対する方向と直交する方向の中央部)には、当該付勢アーム9の一部が削り取られた肉抜き部91が設けられている。この肉抜き部91は、一対の付勢アーム9が各フェライト8の側面84,86の中央部に弾性接触することを避けるために設けられている。即ち、中央に2つの貫通穴80が設けられた構造の本発明のフェライト8は、これら貫通穴80の近傍(即ち図11中に二点鎖線で示すE部)に、2つの貫通穴80の並び方向の圧力(即ち図11中に示す矢印J1,J2方向の圧力)が加えられた場合に変形が生じ易い。よって、本発明では、前述した肉抜き部91を設け、一対の付勢アーム9における肉抜き部91の両側の突出部92がフェライト8の四隅8a,8b,8c,8dに弾性接触する構成としている。
【0030】
このように、本発明では、各フェライト8を保持した付勢アーム9が複数設けられているので、各フェライト8をハウジングにインサート成形した場合と比較して、各フェライト8に加わる圧力を低くすることができ、該フェライト8の変形を軽減することができる。また、複数のフェライト8を一体成形した場合と比較して、各々のフェライト8に加わる圧力を低くすることができ、該フェライト8の変形を軽減することができる。さらに、本発明では、一対の付勢アーム9の突出部92が各フェライト8の四隅8a,8b,8c,8dを付勢することから、該フェライト8の変形を最小限にすることができる。よって、各フェライト8におけるノイズ除去性能の低下を抑制することができる。
【0031】
また、本発明では、一対の付勢アーム9間に各フェライト8を嵌め込む際に一対の梁44が変形することを防止するために、これら一対の梁44と複数の立設壁43とを連結させている。
【0032】
続いて、上述したコネクタ1の組み立て手順を説明する。まず、第1のハウジング3と第2のハウジング4とを分離させた状態で、2つの導電部材5を第2のハウジング4の差込溝42に差し込む。次に、導電部材取付部40の上面41から突出した端子6をフェライト8の貫通穴80に通すとともに該フェライト8を一対の付勢アーム9間に嵌め込む。そして、2つの導電部材5及び複数のフェライト8を保持した第2のハウジング4を第1のハウジング3の収容部31内に挿入し、一対のロック部49を一対のロック受け部37に係止させて、第2のハウジング4を第1のハウジング3に組み付ける。こうして、コネクタ1の組み立てが完了する。
【0033】
次に、本発明の実施形態ではないが、参考となる参考実施形態のコネクタを図12〜図16を参照して説明する。また、図12〜図16において、本発明のコネクタ1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】
上記参考実施形態のコネクタは、第1のハウジング(図示は省略するが、本発明のコネクタ1の第1のハウジング3と同一構成である。)及び合成樹脂製の第2のハウジング104で構成されたハウジングと、2つの導電部材5と、これら導電部材5に設けられた複数の端子6からノイズを除去する複数のフェライト8と、で構成されている。
【0035】
上記第2のハウジング104には、図12〜図14に示すように、矩形状に形成された導電部材取付部40と、導電部材取付部40の両側面に設けられた一対のロック部49と、導電部材取付部40の上面41から角筒状に立設した枠部143と、複数のフェライト8を保持する複数の圧入部109と、が設けられている。
【0036】
上記複数の圧入部109は、導電部材取付部40の上面41から円柱状に立設している。また、圧入部109は、各フェライト8に対して4つずつ設けられている。これら4つの圧入部109は、その一部が各フェライト8の四隅8a,8b,8c,8dと重なる位置にそれぞれ配置されている。即ち、各フェライト8は、4つの圧入部109を外側に弾性変形させる格好で4つの圧入部109間に圧入される。また、各フェライト8の圧入巾(図15中のh1)及び圧入高さ(図16中のh2)については、フェライト8の機能劣化が発生しない範囲で設定されている。
【0037】
このように、参考実施形態のコネクタは、4つの圧入部109が各フェライト8の四隅8a,8b,8c,8dに弾性接触することで該フェライト8を保持することから、各フェライト8をハウジングにインサート成形した場合と比較して、各フェライト8に加わる圧力を低くすることができ、該フェライト8の変形を軽減することができる。また、複数のフェライト8を一体成形した場合と比較して、各々のフェライト8に加わる圧力を低くすることができ、該フェライト8の変形を軽減することができる。よって、各フェライト8におけるノイズ除去性能の低下を抑制することができる。
【0038】
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【符号の説明】
【0039】
1 コネクタ
2 ハウジング
6 端子
8 フェライト
9 付勢アーム
30 コネクタ嵌合部
80 貫通穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の相手方コネクタとそれぞれ嵌合するための複数のコネクタ嵌合部が設けられたハウジングと、前記各コネクタ嵌合部内に突出するように前記ハウジングに取り付けられた複数の端子と、前記複数の端子からノイズを除去するノイズ除去手段と、を備えたコネクタにおいて、
前記ノイズ除去手段が、前記各コネクタ嵌合部毎に設けられかつ前記端子が通された貫通穴をそれぞれ有する複数のフェライトで構成され、
前記ハウジングに、前記各フェライトを保持した付勢アームが複数設けられている
ことを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記各フェライトが、四角形の板状に形成されているとともにその中央に前記貫通穴が設けられ、
前記付勢アームが、前記各フェライトに対して一対ずつ設けられ、
前記一対の付勢アームが、互いの間に前記各フェライトを挟む位置に配置されかつ当該フェライトの四隅を付勢している
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングが、前記複数のコネクタ嵌合部が設けられた第1のハウジングと、前記複数の付勢アームが設けられ、前記第1のハウジングに組み付けられた第2のハウジングと、で構成され、
前記第2のハウジングに、前記各フェライトの前記貫通穴が開口した一方の面に当接した当接面が設けられ、
前記第1のハウジングに、前記各フェライトの前記貫通穴が開口した他方の面にそれぞれ近接または当接して、前記各フェライトが前記第2のハウジングから脱落することを防止する複数の脱落防止部が設けられている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2012−69270(P2012−69270A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−210775(P2010−210775)
【出願日】平成22年9月21日(2010.9.21)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】