説明

コピープロテクションのための方法

【課題】オーディオビジュアルまたはオーディオデータが複数の部分に分割されるコピープロテクションのための方法提供する。
【解決手段】複数の部分は少なくとも部分的にスクランブルされ、スクランブルされた順序でレコードキャリアに格納されるように準備される。これは、レコードキャリア上の物理的な位置が、例えば分割されたデータのそれぞれの部分が格納されるレコードキャリアのセクタが、スクランブルされた順序に依存するように行われる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
光レコードキャリアのコピープロテクションのための方法であって、
前記光レコードキャリアの第1の物理領域に格納される暗号化されたオーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツを決定することと、
前記光レコードキャリアの第2の物理領域に格納されるプログラム命令を決定することと
を含み、
前記プログラム命令の第1の部分は、プレイバック装置上で実行された場合に、前記プレイバック装置に前記第1の物理領域の中の所定の位置でバイト値を読み取らせ、前記バイト値は前記暗号化されたオーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツのそれぞれのバイトに対応し、さらにプレイバック装置に前記バイト値を含むデータエンティティをアセンブルさせ、
前記プログラム命令の第2の部分で、前記第2の部分が前記プレイバック装置で実行された場合に、前記データエンティティが、追加のプログラム命令としておよび/または前記第2の部分が実行されるときに処理される入力データとして解釈される方法。
【請求項2】
前記プログラム命令の前記第2の部分の制御フローが前記入力データの少なくとも一部に依存する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが複数の部分として前記光レコードキャリアに格納されるように提供され、前記部分は第1の順序を有し、
前記部分が前記第1の順序で再生された場合に前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツの正規のプレイバックシーケンスで再生され、
前記部分が前記第1の順序とは異なる第2の順序で前記光レコードキャリアに格納されるように提供され、
それぞれの部分が格納される前記レコードキャリア上の物理的な位置が前記第2の順序に依存し、
前記第1の順序はファイルとして前記光レコードキャリアに格納されるようには提供されず、
前記入力データが、前記プログラム命令の前記第2の部分により前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツのプレイバックのために使用される前記第1の順序を表す、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが複数の部分として前記光レコードキャリアに格納されるように提供され、前記部分は第1の順序を有し、
前記部分が前記第1の順序で再生された場合に前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツの正規のプレイバックシーケンスで再生され、
前記部分が前記第1の順序とは異なる第2の順序で前記光レコードキャリアに格納されるように提供され、
それぞれの部分が格納される前記レコードキャリア上の物理的な位置が前記第2の順序に依存し、
複数のさらなる第1の順序が前記光レコードキャリアに格納されるように提供され、
前記プログラム命令の前記第2の部分が、前記入力データおよび/または前記追加のプログラム命令に依存して前記第1の順序と前記さらなる第1の順序とを識別するための命令を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
プレイバックのために使用された場合に前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツの非正規の再生をもたらす非正規のプレイバック順序が前記光レコードキャリアに格納されるように提供され、
前記プログラム命令の前記第2の部分が、前記プレイバック装置に前記入力データが有効なプレイバック順序に対応するかどうかを認証させる命令を含み、
前記入力データが有効なプレイバック順序であると認証された場合に、前記命令は、前記プレイバック装置に前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツの再生のために前記有効なプレイバック順序を使用させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記光レコードキャリアが、第1のプレイバック順序をプレイバックのために使用した場合には再生され、第2のプレイバック順序を使用した場合には再生されない広告コンテンツを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
光データキャリアがブルーレイ・ディスクであり、前記データエンティティが前記所定の位置で前記バイト値にアクセスすることにより前記プレイバック装置のローカルメモリに読み込まれるJava(登録商標)クラスファイルとして解釈され、
前記プログラム命令の前記第2の部分が前記Java(登録商標)クラスファイルを直接実行する、請求項5または6に記載の方法。
【請求項8】
光データキャリアがブルーレイ・ディスクであり、前記データエンティティが前記所定の位置で前記バイト値にアクセスすることにより前記プレイバック装置のローカルメモリに読み込まれ、前記データエンティティは新しいファイルとして解釈され、
前記プログラム命令の前記第2の部分が、前記ブルーレイ・ディスクの論理ファイルシステムに存在するファイルを前記新しいファイルで置換するため、または前記新しいファイルを前記ブルーレイ・ディスクの前記論理ファイルシステムに追加するための更新コマンドを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記新しいファイルがJava(登録商標)クラスファイルに対応する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記新しいファイルがプレイリストファイルに対応する、請求項8または9に記載の方法。
【請求項11】
前記新しいファイルがAACS標準のUnit_Key_RO.infファイルに対応する、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記所定の位置を表すデータがサーバからダウンロードされる、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記光レコードキャリアがオリジナルであると識別された場合に、前記光レコードキャリアに格納されるコンテンツが正規の品質で再生されるように前記データエンティティをアセンブルすることを可能にするバイト値が所定の位置で読み取られるように、サーバが前記データを供給する、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
光レコードキャリアであって、
第1の物理領域に格納される暗号化されたオーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツと、
前記光レコードキャリアの第2の物理領域に格納されるプログラム命令と
を含み、
前記プログラム命令の第1の部分は、プレイバック装置上で実行された場合に、前記プレイバック装置に前記暗号化されたオーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツのそれぞれのバイトに対応するバイト値を前記第1の物理領域の中の所定の位置で読み取らせ、さらに前記プレイバック装置に前記バイト値を含むデータエンティティをアセンブルさせ、
前記プログラム命令の第2の部分で、前記第2の部分が前記プレイバック装置で実行された場合に、前記データエンティティが、追加のプログラム命令としておよび/または前記第2の部分で処理される入力データとして解釈される、光レコードキャリア。
【請求項15】
前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが複数の部分として前記光レコードキャリアに格納され、前記部分は第1の順序を有し、
前記部分が前記第1の順序で再生された場合に前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツの正規のプレイバックシーケンスで再生され、
前記部分が前記第1の順序とは異なる第2の順序で前記光レコードキャリアに格納され、
それぞれの部分が格納される前記レコードキャリア上の物理的な位置が前記第2の順序に依存し、
前記第1の順序がファイルとして前記光レコードキャリアに格納されず、
前記入力データが、前記プログラム命令の前記第2の部分により前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツのプレイバックのために使用される前記第1の順序を表す、請求項14に記載の光レコードキャリア。
【請求項16】
前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが複数の部分で前記光レコードキャリアに格納され、前記部分は第1の順序を有し、
前記部分が前記第1の順序で再生された場合に前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツが前記オーディオビジュアルまたはオーディオコンテンツの正規のプレイバックシーケンスで再生され、
前記部分が前記第1の順序とは異なる第2の順序で前記光レコードキャリアに格納され、
それぞれの部分が格納される前記レコードキャリア上の物理的な位置が前記第2の順序に依存し、
複数のさらなる第1の順序が前記光レコードキャリアに格納され、
前記プログラム命令の前記第2の部分が、前記入力データおよび/または前記追加のプログラム命令に依存して前記第1の順序と前記さらなる第1の順序とを識別するための命令を含む、請求項14または15に記載の光レコードキャリア。
【請求項17】
前記部分が、10秒〜20秒、10秒〜30秒、30秒〜1分、1分〜2分または3分、3分〜5分、および/あるいは5分〜10分の範囲の長さを有する、請求項15または16に記載の光レコードキャリア。
【請求項18】
前記プログラム命令の前記第1の部分が、サーバからの前記所定の位置のダウンロードをもたらすプログラム命令を含む、請求項14〜17のいずれか1項に記載の光レコードキャリア。
【請求項19】
光レコードキャリアのコピープロテクションのための方法であって、
前記光レコードキャリアに格納されるプログラム命令を決定することを含み、
前記プログラム命令は、プレイバック装置で実行された場合に、前記プレイバック装置に、前記光レコードキャリアがオリジナルであるかどうかをチェックさせ、前記光レコードキャリアがオリジナルである場合に限り、前記光レコードキャリアに格納されるオーディオまたはオーディオビジュアルコンテンツの正規の品質でのプレイバックを制御するために使用されるさらなるプログラム命令をサーバからダウンロードさせる方法。
【請求項20】
前記オーディオまたはオーディオビジュアルコンテンツがレコードキャリア上に第2の順序で配列される複数の部分として格納され、
前記さらなるプログラム命令が、前記プレイバック装置に、前記光レコードキャリアに格納される複数のプレイバックシーケンスから適切なプレイバックシーケンスを選択することにより前記部分を第1の順序で再生させる、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
光レコードキャリアであって、
プログラム命令を含み、前記プログラム命令は、プレイバック装置で実行された場合に、前記プレイバック装置に前記光レコードキャリアがオリジナルであるかどうかをチェックさせ、前記光レコードキャリアがオリジナルである場合に限り、前記光レコードキャリアに格納されるオーディオまたはオーディオビジュアルコンテンツの正規の品質でのプレイバックを制御するために使用されるさらなるプログラム命令をサーバからダウンロードさせる光レコードキャリア。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19A】
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【図19B】
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【図19C−1】
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【図19C−2】
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【図19D】
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【図19E】
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【図19F】
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【図19G】
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【図19H】
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【図19I】
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【図19J】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23A】
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【図23B】
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【図23C】
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【図24A】
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【図24B】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31A】
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【図31B】
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【図31C】
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【図32A】
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【図32B】
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【図33】
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【図34A】
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【図34B】
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【図35A】
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【図35B】
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【図36】
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【図37】
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【公開番号】特開2012−146386(P2012−146386A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−6119(P2012−6119)
【出願日】平成24年1月16日(2012.1.16)
【分割の表示】特願2012−511192(P2012−511192)の分割
【原出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【出願人】(595044111)ソニー デーアーデーツェー オーストリア アクチェンゲゼルシャフト (21)
【氏名又は名称原語表記】Sony DADC Austria AG
【Fターム(参考)】