説明

コルク栓抜き

【課題】コルク栓にスクリューを中央にまっすぐねじ込むことができ、小さな力で引き抜くことが出来るコルク栓抜きを提供する。
【解決手段】スクリュー式のコルク栓抜きのワイン瓶口12との装着部2をかぶせるようにして、その装着部の一部を取り除き、ワイン瓶口と一所に握ることでコルク栓抜きとワイン瓶口を一体化でき、スクリュー4をコルク栓7の中央にまっすぐねじ込むことが出来る。その、スクリューをねじ込んだコルク栓を引き抜くためには、はさみ金具10の片側をテコの原理を利用して数回に分け除々に引き抜くことで、大きな力を必要としないものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイン瓶口に圧入されたコルク栓を引き抜く時に使用するスクリュー式のコルク栓抜きに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ワイン瓶口に圧入されたコルク栓を引き抜くため、ラックとピニオンを用いた構造のものや、T型などいろいろなスクリュー式のコルク栓抜きが使用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のスクリュー式のコルク栓抜きは、コルク栓にスクリューをねじ込む時、中央からずれたり斜めにねじ込んだりして、コルク栓を引き抜きずらい時があったりうまくねじ込んでも引き抜く時は、かなりの力を必要で女性など力の弱い人などは苦労している人が多い。
本発明は、コルク栓にスクリューを中央にまっすぐねじ込むことができ、小さな力で引き抜くことが出来る構造である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、スクリューをコルク栓の中央にまっすぐねじ込むためには、ワイン瓶口に一部を取り除いた装着部をかぶせて一所に握ることで、さらに、コルク栓を引き抜くためには、はさみ金具とテコの原理を利用することで上記の課題を解決したものである。
【発明の効果】
【0005】
スクリューをコルク栓にねじ込む際、一部を取り除いた装着部とワイン瓶口を一所に握ることで一体化が保持することが出来、それにより誰でもスクリューをコルク栓の中央にまっすぐねじ込める効果がある。
【0006】
さらに、コルク栓を引き抜く際、コルク栓にねじ込むスクリューに円柱を付け、その円柱にはさみ金具を通しそのはさみ金具の片側をテコの原理を利用して押し上げることにより、女性などの力の弱い人でも楽に引き抜く事が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明のワイン瓶口に一体化するように装着部をかぶせた状態の正面図である。
【図2】 本発明のスクリューをコルク栓の中央にまっすぐねじ込んだ状態の縦断面図である。
【図3】 本発明のコルク栓抜きでコルク栓を全て引き抜いた状態の縦断面図である。
【図4】 木発明のワイン瓶口を装着部で挟み一体化させた状態の左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明はワイン瓶口に圧入されたコルク栓を引き抜くためのもので図面を参照して説明する。
【0009】
本発明の、一部を取り除いたかぶせる装着部2と、ワイン瓶口12を一所に握ることで一体化を維持した状態が図1である。
【0010】
上記の状態から、スクリュー4をグリップ6を回しコルク栓7の中央にまっすぐねじ込んだ状態が図2である。
【0011】
図3は、本体1に通した軸8で上下出来る様にしたハンドル3を下げると、その先に付けた横棒9で円柱5に通したはさみ金具10の片側をテコの原理を利用して上げると、はさみ金具10の穴は円柱5の太さよりやや大きくしているため傾き、穴の内側の角で円柱5をはさみコルク栓7にねじ込んだスクリュー4ごと引き上がる。ハンドル3を上げるとはさみ金具10だけスプリング11に押し下げられ元にもどる。
以上のように、ハンドル3を数回上げ下げして完全にコルク栓7を引き抜いた状態である。
【実施例】
請求項3に対応するもので、装着部2を二分割にしてその上部を板バネ13にしワイン瓶口12を挟んで一体化を維持した状態にしたのが図4である。
【符号の説明】
【0012】
1 本体
2 装着部
3 ハンドル
4 スクリュー
5 円柱
6 グリップ
7 コルク栓
8 軸
9 横棒
10 はさみ金具
11 スプリング
12 ワイン瓶口
13 板バネ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイン瓶口にかぶせる装着部を有するスクリュー式のコルク栓抜きにおいて、前記の装着部の一部を取り除きワイン瓶口と一所に握ることで、一体化の保持することを特徴とするコルク栓抜き。
【請求項2】
ワイン瓶口にかぶせる装着部を有するスクリュー式のコルク栓抜きにおいて、前記のコルク栓抜きの本体に円柱を通し、その円柱にスクリューとレバーを付けその円柱に通したはさみ金具の片側をテコの原理を利用して、コルク栓を引き抜くことを特徴とするコルク抜き。
【請求項3】
ワイン瓶口にかぶせる装着部を有するスクリュー式のコルク栓抜きにおいて、前記の装着部を二分割にして、その上部を板バネにすることでワイン瓶口を挟んで一体化を保持することを特徴とするコルク栓抜き。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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