説明

コンテンツオンデマンド方法およびそのためのネットワーク

複数のコンテンツオンデマンドサーバとパケット交換ネットワークとを備えるシステムにおいて、ユーザ端末にコンテンツオンデマンドサービスを提供する方法が提供される。この方法は、コンテンツオンデマンドサーバのうちの第1のコンテンツオンデマンドサーバが、ユーザ端末に対するサービス配信を可能にするために、パケット交換ネットワークリソースを予約することを要求するステップと、前記第1のサーバが、リソース予約が不十分であったというメッセージを送るステップと、コンテンツオンデマンドサーバのうちの別のコンテンツオンデマンドサーバが、ユーザ端末に対するサービス提供を可能にするために、パケット交換ネットワークリソースを予約することを要求するステップと、前記別のサーバが、リソース予約が十分であるというメッセージを送るステップと、前記別のサーバが、パケット交換ネットワークを経由して、ユーザ端末にコンテンツを提供するステップとを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気通信に関し、詳細には、ビデオなどのコンテンツの配信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
図1に示すように、インタラクティブインターネットプロトコルテレビIPTVなど、ビデオサービスを提供するための知られているネットワークでは、アプリケーションサーバASは、そのインターフェースを経由して、中央リソース受付制御サブシステム(Resource and Admission Control Subsystem)(RACS)サーバに接続される。このアプリケーションサーバは、それを経由して、当該アプリケーションサーバが、RACSサーバに接続されるリソース受付制御(RAC)インターフェースを含む。このアプリケーションサーバは、説明を簡単にするために、そのうちの1つだけが図1に示されるコンテンツオンデマンド(CoD)サーバにも接続される。
【0003】
使用の際、このアプリケーションサーバは、(テレビセットに接続されたセットトップボックスまたは画面表示を含むデジタル移動体ハンドセットなどのユーザ機器UEとして示される)ユーザ端末からコンテンツオンデマンド(CoD)サービス要求を受信する。この要求は、RACSサーバに渡され、RACSサーバは、次いで、インターネットプロトコルネットワークの適切なリソースを予約することを要求する。リソースが予約され得る場合、RACSサーバは、当該アプリケーションサーバにリソース予約肯定応答を送り、次いで、当該アプリケーションサーバは、サービス要求の肯定応答および当該サービスを供給するために選択されたCoDサーバの識別アドレスの両方を転送する。この情報は、ユーザ端末が、次いで、コンテンツオンデマンドセッションを確立することを要求することを可能にする。したがって、RACSサーバは、リソース予約機能および受付制御機能の両方を処理することを理解されよう。
【0004】
知られている手法において、RACSサーバに対するインターフェースは、当該アプリケーションサーバ内にあってよく、またはその代わりに、CoDサーバ内にあってもよいが、いずれの場合も、中央RACSサーバと交信する。中央RACSサーバは、適切なIPネットワークリソースを予約する際に効果的であるように、ネットワークトポロジの詳細な知識を要求する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
添付の独立請求項を参照されたい。いくつかの好ましい特徴が従属請求項に提示される。
【0006】
本発明の例は、複数のコンテンツオンデマンドサーバとパケット交換ネットワークとを備えるシステムにおいて、ユーザ端末にコンテンツオンデマンドサービスを提供する方法である。この方法は、
コンテンツオンデマンドサーバのうちの第1のコンテンツオンデマンドサーバが、ユーザ端末に対するサービス配信を可能にするために、パケット交換ネットワークリソースを予約することを要求するステップと、
前記第1のサーバが、リソース予約が不十分であったというメッセージを送るステップと、
コンテンツオンデマンドサーバのうちの別のコンテンツオンデマンドサーバが、ユーザ端末に対するサービス提供を可能にするために、パケット交換ネットワークリソースを予約することを要求するステップと、
前記別のサーバが、リソース予約が十分であるというメッセージを送るステップと、
前記別のサーバが、パケット交換ネットワークを経由して、ユーザ端末に当該コンテンツを提供するステップとを備える。
【0007】
その好ましい実施形態では、CoDサーバは、リソース予約を行うように構成される。あるCoDサーバが予約を行うことができない場合、代わりに、別のCoDサーバが予約を行うことを要求される。このコンテンツは、ビデオであることが好ましい。
【0008】
サーバが予約を行うことを要求される順序は、優先リストに従ってよい。このリストは、サーバの動作履歴を考慮に入れるよう適応可能であり得る。
【0009】
その好ましい実施形態では、本発明は、ビデオコンテンツオンデマンド(CoD)サービスなど、インタラクティブインターネットプロトコルテレビ(IPTV)サービスに関するリソース予約のための、回復性および適応性のある機構を提供する。
【0010】
好ましい実施形態は、中央RACSサーバの使用を回避し、代わりに、リソース予約制御機能性を配信するため、発明者は、先行技術と比較して、好ましい実施形態は有利であろうことを理解した。これは、考えられる主な障害点を除去し、集中型サーバの要件、すなわち、ネットワークトポロジの正確な知識を有するかどうかを不要にした。
【0011】
次に、図面を参照して、本発明の実施形態が例として説明される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】インタラクティブIPTVサービス(先行技術)に関して知られているネットワークを例示する図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による、インタラクティブIPTVサービスに関するネットワークを例示する図である。
【図3】図2に示されるネットワークにおいて、要求されるサービスを提供するように、ネットワークリソースを予約することを例示するメッセージシーケンス図である。
【図4】図2に示されたネットワークにおいて、リソースがどのように予約されるかのさらなる詳細を示す、さらなるメッセージシーケンス図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による、インタラクティブIPTVサービスに関するネットワークを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
知られているシステムを考慮するとき、発明者は、中央RACSサーバを除去して、代わりに、関連する機能性を処理するために、コンテンツオンデマンドCoDサーバを適応することが有用であろうことを理解した。
【0014】
ネットワーク
図2に示すように、インタラクティブIPTVサービスに関するネットワーク2は、ユーザ端末UE6に接続可能なアプリケーションサーバAS4からなる。ユーザ端末は、リソース受付制御(RAC)インターフェース10を含む制御プロトコルリダイレクタ(Control Protocol Redirector)8にも接続可能である。このインターフェース10は、一連のコンテンツオンデマンドCoDサーバ、CoD1、...、CoDn12に接続される。この例では、それぞれのCoDサーバは、デジタルマルチメディアコンテンツ、例えば、ビデオコンテンツを提供し、ビデオコンテンツオンデマンドサーバまたはビデオオンデマンドサーバと呼ばれる場合もある。それぞれのCoDサーバ12は、リソース受付制御(RAC)コントローラ14を含む。それぞれの制御プロトコルリダイレクタ8は、CoDサーバのリストが格納されるリレーショナルデータベース管理システム(Relational DataBase Management System)(RDBMS)16にも接続される。ユーザ端末UE6は、インターネットプロトコルネットワーク18を経由してCoDサーバ12に接続される。
【0015】
動作
図3に示すように、ネットワーク2は、以下のように動作する。
【0016】
ユーザ端末6は、まず、アプリケーションサーバ4に、ビデオフィルム、スポーツイベントまたはその他のマルチメディアコンテンツの記録など、特定のビデオストリームに対する要求を送る(ステップa)。アプリケーションサーバ4は、移動体端末6にサービス要求許可を送ることによって応答し(ステップb)、次いで、移動体端末6は、選択されたコンテンツが当該ユーザによって所望されるものであるという確認をアプリケーションサーバ4に送り返す(ステップc)。
【0017】
アプリケーションサーバ4は、次いで、移動体端末6にサービス入口点(SEP)を送る(ステップd)。SEPは、制御プロトコルリダイレクタ8を識別し、次いで、移動体端末6は、サービスに対して許可された要求を制御プロトコルリダイクタ8に送る。それに応じて、移動体端末6は、その要求を送る(ステップe)。
【0018】
ユーザ端末を識別するその要求を受信すると、制御プロトコルリダイレクタ8は、当該ユーザ端末に当該サービスを提供するために、(メタデータ記憶装置とみなされ得る)RDBMS内の候補CoDサーバ12のリストをリアルタイムで調べて(ステップf)、明らかに最も適しているサーバを選択する。
【0019】
CoDサーバの選択
どのCoDサーバに、特定のサービス要求に対応することを要求するかを選択するために使用される簡単な手法は、2個以上のCoDサーバが、場合によっては、要求されたサービスをユーザ端末6に提供することが可能であるが、そのそれぞれのCoDサーバは、特定の地理的位置からの要求を処理するためのその望ましさに関して、関連する重みを有すると仮定する。例えば、サーバが、例えば、ユーザ端末の現在の位置に対するサーバの近接性に基づいて、好ましくは、ユーザ端末6にサービス提供し得る順序のリストが格納される。制御プロトコルリダイレクタ8は、要求されるサービスを提供するために利用可能なリソースを現在有するCoDサーバが識別されるまで、リストを処理していく。
【0020】
特に、リスト上の第1のサーバは、当該サービスを提供するために必要なネットワークリソースを予約することが要求される(ステップg)。この要求は、アドレス指定されたサーバ12内のリソース受付コントローラRAC14によって受信される。
【0021】
図4に示すように、RACコントローラ14は、それを経由して、当該コンテンツがユーザ端末6に送られるインターネットプロトコルネットワーク18の適切なリソースを予約するように、知られているリソースリザベーションプロトコル(Resource reSerVation Protocol)−トラヒックエンジニアリング(RSVP−TEプロトコル)を使用して、ラベル付けされた経路を作成することを要求する。この図に示すように、これは、選択されたCoDサーバ12が、RSVP−TE予約要求メッセージを、ユーザ端末6とサーバ12の間のホップ同士の間で対応するPATHメッセージおよびRESメッセージがセットアップされることが要求されるIPネットワーク18内に送ることによって行われる(ステップh)。成功裏のリソース予約が発生した場合、サーバ12内のRACコントローラ14に応えて予約肯定応答メッセージ(PATHメッセージ(ステップi)。
【0022】
再び図3を参照すると、例えばリスト上の第1のサーバに関して、予約は成功しなかったと想像されたい。したがって、制御プロトコルリダイレクタ8には、その特定のサーバがネットワークリソース予約を行うことができなかったことが通知される(ステップj)。それに応じて、制御プロトコルリダイレクタ8は、リスト内の次のCoDサーバに、必要なネットワークリソースを予約する要求を送る(ステップk)。
【0023】
このプロセスは、サーバがネットワークリソース予約を成功裏に達成するまで、サーバのリストを処理しながら繰り返される。成功裏のリソース予約が発生するのは、リスト上の第n番目のサーバであると想像されたい(この場合、nは、正の整数、例えば2である)。予約肯定応答メッセージ(PATHメッセージ)は、IPネットワーク18からサーバ12内のRACコントローラ14に送られる(ステップi)。この第n番目のサーバ12内のRACコントローラ14は、次いで、リソースが制御プロトコルリダイレクタ8に対して予約されたという肯定応答を送る(ステップl)。
【0024】
次いで、制御プロトコルリダイレクタ8は、リソースを成功裏に予約した特定のサーバ12からサービスを要求する命令をユーザ端末6に送る(ステップm)。すなわち、制御プロトコルリダイレクタ8は、当該コンテンツをユーザ端末8に配信することになるCoDサーバのアドレスを戻す。
【0025】
次いで、ユーザ端末12は、当該コンテンツを配信することになるCoDサーバに、サービスに対する要求を送る(ステップn)。そのCoDサーバは、選択された映画のデータストリームなど、要求されたビデオサービスを配信することによって、ユーザ端末12に応答する(ステップo)。
【0026】
別の例示的なシステム
その他の点では、上の図2から図4に関して説明されたものと類似する代替の実施形態では、サービス要求に関して考慮されることになるCoDサーバのリストは、それぞれのCoDサーバに関して、最後の障害からの時間と、その障害を修正するのにかかった時間とをさらに考慮に入れるために適応可能に再度順序付けられる。障害は、CoDサーバ自体の障害または当該CoDサーバとユーザ端末の間のネットワーク接続の障害である。例えば、障害を迅速に修正し、最近障害を経験していないCoDサーバは、その他のサーバより好ましい可能性がある。数学的に、
【数1】

とすると、ここで、wは第k番目のCoDサーバを選択するための選好(すなわち、確率)を示す重みであり、次のCoDサーバlは、例えば、以下の方程式に従って、選択される。
【数2】

ここで、wは、第k番目のCoDサーバを選択するための重みであり、ΔTは、障害を修正するための平均時間であり、Δtは、第k番目のCoDサーバ上で第n番目のリコードされた障害からの時間である。
【0027】
例えば、CoD1に関して0.5、CoD2に関して0.3、およびCoD3に関して0.2の関連する重みを有する3個のビデオサーバCoD1、CoD2、およびCoD3が現在利用可能であるとしよう。これは、その他の係数を無視して、リスト上のCoDサーバの中で、最高の選好はCoD1であり、最低の選好はCoD3であり、したがって、CoD1が十分なリソースを有する場合、CoD1が選択されることになることを意味する。しかし、これらの重みの考慮事項に加えて、CoDサーバ選択の一部として、間欠的ネットワーク障害の数が監視および考慮される。真の障害を修正するためには、平均してΔTがかかることが分かっている。しかし、すべてΔT未満に分解する、ネットワーク欠陥(network glitches)によるいくつかの間欠的な短期間障害が存在すると仮定しよう。例えば、ΔT=5時間であり、CoD1に関して、故障からの時間が1時間、2時間、および3時間である、3つの間欠的な短期間障害が報告されているとしよう。
【0028】
そこで、方程式を使用して、CoD1に関する初期の重みは:
【数3】

に従って解くと、CoD1に関する重みは、
【数4】

になる。
【0029】
これは、それらの間欠的障害が存在する場合、サーバCoD1は、もはや最高の重みを有さず、0.3の重みを有するサーバCoD2が代わりに選択されることになることを意味する。
【0030】
別の例示的なシステム
図5に示すように、その他の点では、図2に示されたものと類似する別の実施形態は、ユーザ端末と制御プロトコルリダイレクタ8’の間で接続された負荷分散装置(load balancer)段階30を含む。異なる位置の全体にわたって分散された、または代替の実施形態では、負荷分散装置30段階の近くに局在化された、制御プロトコルリダイレクタ8’の複数のインスタンス(instances)も存在する。リダイレクタ8’はそれぞれ、CoDサーバ12’内のRACコントローラ14’への接続のためのRACインターフェース10’を含む。これらのリダイレクタは、CoDサーバの位置の特定の知識を必要としない。CoDサーバ12’は、RDBMS記憶装置16’内のCoDリスト内に自動的かつ適応可能に登録または登録解除する。
【0031】
いくつかの別のオプション
いくつかのその他の実施形態では、RSVP−TEプロトコルの代わりにネットワーク内でリソースを予約するためのその他の技法、例えば、マルチプロトコルラベル交換MPLSが使用され得る。
【0032】
全般
上で詳述された例示的な実施形態は、(いわゆる、次世代ネットワークNGNなど)ネットワークの専用のIPTVサブシステムとみなされ得る。いくつかの代替の実施形態は、リソース予約および受付制御が、代わりに、呼出セットアップ制御機能によって行われる、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(MS)ベースのIPTVシステムである。ビデオは、例えば、フィルム、クリップ、写真、またはスライドショーであり得る。ビデオ以外のいくつかの実施形態のコンテンツでは、例えば、音声、またはその他のマルチメディアが提供され得る。
【0033】
本発明は、その趣旨または必須の特性から逸脱せずに、その他の特定の形態で実施されることが可能である。説明された実施形態は、すべての点で、限定ではなく、例示として、考慮されるべきである。したがって、本発明の範囲は、先の記述によってではなく、特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲の意味内でかつ特許請求の範囲の均等物の範囲内で生じるすべての変更は、その範囲内に包含されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のコンテンツオンデマンドサーバとパケット交換ネットワークとを備えたシステムにおいて、ユーザ端末にコンテンツオンデマンドサービスを提供する方法であって、
コンテンツオンデマンドサーバのうちの第1のコンテンツオンデマンドサーバが、ユーザ端末に対するサービス配信を可能にするために、パケット交換ネットワークリソースを予約することを要求するステップと、
前記第1のサーバが、リソース予約が不十分であったというメッセージを送るステップと、
コンテンツオンデマンドサーバのうちの別のコンテンツオンデマンドサーバが、ユーザ端末に対するサービス提供を可能にするために、パケット交換ネットワークリソースを予約することを要求するステップと、
前記別のサーバが、リソース予約が十分であるというメッセージを送るステップと、
前記別のサーバが、パケット交換ネットワークを経由して、ユーザ端末にコンテンツを提供するステップとを備える、方法。
【請求項2】
コンテンツがビデオを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
それぞれのサーバが、関連するカバレージエリアを有し、第1のサーバが、サービスを要求しているユーザ端末が現在存在するカバレージエリアに応じて選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
コントローラが、サーバがリソースを予約することを要求することを要求されることになるシーケンスを決定する目的で、候補コンテンツオンデマンドサーバのリストを使用し、コントローラが、次に、あるサーバが、リソース予約が十分であることを報告するまで、リソースを予約して、リソース予約が十分であったかどうかのメッセージを送るようサーバに要求する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
リストが、サービスを要求しているユーザ端末が現在存在するカバレージエリアに応じて選択される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
シーケンスが、リスト内で参照されたCoDサーバに関連するこれまでの障害に関する情報に依存する、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
シーケンスが、最後の故障からの時間に依存する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
コンテンツオンデマンドサービスのためのシステムであって、
複数のコンテンツオンデマンドサーバとパケット交換ネットワークとを備え、
コンテンツオンデマンドサーバのうちの少なくとも2つが、そのコンテンツに対するユーザ端末からの要求に応答して、ユーザ端末にアドレス指定されたコンテンツを提供する候補であり、
それぞれの候補コンテンツオンデマンドサーバが、そのコンテンツオンデマンドサーバによるコンテンツ配信を可能にするように、ネットワークのリソースを予約することを要求するために動作可能なリソース予約段階を含む、システム。
【請求項9】
コンテンツがビデオを備える、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
サーバがリソースを予約することを要求することを要求されるシーケンスを決定する目的で、候補コンテンツオンデマンドサーバのリストを検査するために動作可能なコントローラをさらに備え、使用中のコントローラが、次に、サーバのうちの1つが、リソース予約が十分であることを報告するまで、リソースを予約して、リソース予約が十分であったかどうかのメッセージを送るようにサーバに要求する、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
コントローラが、サービスを要求しているユーザ端末が現在存在するカバレージエリアに応じて、複数のリストの中から、リストを選択するためにも動作可能である、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
コントローラが、ユーザ端末が許可されたサービス要求を送る制御プロトコルリダイレクタである、請求項10に記載のシステム。
【請求項13】
リストが格納されたリレーションデータベース管理システムをさらに備える、請求項10に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2010−530679(P2010−530679A)
【公表日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−512551(P2010−512551)
【出願日】平成20年5月30日(2008.5.30)
【国際出願番号】PCT/EP2008/004393
【国際公開番号】WO2008/155014
【国際公開日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(391030332)アルカテル−ルーセント (1,149)
【Fターム(参考)】