説明

コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生システム

【課題】現在再生中のコンテンツと属性が共通するデータベース上にあるコンテンツの連続的な再生を実現する。
【解決手段】再生部111は、コンテンツを再生する。属性情報取得部112は、予め複数に分類された属性のいずれかの属性であって再生部111で再生されるコンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報を取得する。コンテンツ検索部115は、属性情報取得部112で取得された属性情報に基づいて、再生部111で再生中のコンテンツの内容に関連するコンテンツを外部のデータベースから検索する。提示部116は、コンテンツ検索部115が検索したコンテンツをユーザに提示し、指示部117は、現在再生しているコンテンツに続けて、提示部116により提示されたコンテンツを再生するよう、再生部111に指示する。再生部111は、当該指示に応じてコンテンツ検索部115で検索されたコンテンツを再生する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツを検索する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザの嗜好に合わせたコンテンツを検索して提供する技術がある。特許文献1は、コンテンツの複数の関連情報のうちユーザにより選択された関連情報(キーワード)を検索語として、このコンテンツに関係する関係コンテンツを検索して互いに関連づけるとともに、それらを利用可能にすることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−191940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに対し、本発明の目的は、現在再生中のコンテンツと属性が共通するデータベース上のコンテンツを、連続的に再生するための仕組みを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した目的を達成するために、本発明に係るコンテンツ再生装置は、コンテンツを再生する再生手段と、予め複数に分類された属性のいずれかの属性であって前記再生手段で現在再生されているコンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報取得手段が取得した属性情報が示す属性と共通する属性に対応付けられ、かつ、前記再生手段で再生可能なコンテンツをデータベースから検索するコンテンツ検索手段と、前記現在再生しているコンテンツに続けて、前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを再生するよう、前記再生手段に指示する指示手段と、を備え、前記再生手段は、前記指示手段によりコンテンツの再生が指示されると、その再生を開始することを特徴とする
【0006】
本発明の好ましい態様において、前記コンテンツ検索手段は、複数のコンテンツを前記データベースから検索し、現在再生しているコンテンツの属性と一致度が最も高いものから順次再生する。
本発明の別の好ましい態様において、前記属性情報取得手段が取得した属性情報に基づいて、前記再生手段で再生されるコンテンツに割り当てられたものと共通する属性に対応付けられた複数の検索画像を、データベースから取得する検索画像取得手段と、前記再生手段によってコンテンツが再生されているときに、当該コンテンツについて前記検索画像取得手段が取得した複数の検索画像を順次切り替えて表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える。
【0007】
本発明の別の好ましい態様において、前記再生手段は、コンテンツが記録された記録媒体に記録されたコンテンツを再生し、その後に、当該コンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報に基づいて前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを再生し、前記属性情報取得手段は、前記記録媒体に記録されたコンテンツについては、当該記録媒体に記録された情報により特定される前記属性情報を取得し、前記コンテンツ検索手段で検索されたコンテンツについては、外部のデータベースから前記属性情報を取得する。
【0008】
本発明のコンテンツ再生システムは、通信接続されたコンテンツ再生装置とサーバ装置と、を備え、前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生する再生手段と、予め複数に分類された属性のいずれかの属性であって前記再生手段で現在再生されているコンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報取得手段が取得した属性情報が示す属性と共通する属性に対応付けられ、かつ、前記再生手段で再生可能なコンテンツをデータベースから検索するコンテンツ検索手段と、前記現在再生しているコンテンツに続けて、前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを再生するよう、前記再生手段に指示する指示手段と、を有し、前記再生手段は、前記指示手段によりコンテンツの再生が指示されると、その再生を開始し、前記サーバ装置は、コンテンツと当該コンテンツの属性を示す属性情報とを対応付けて蓄積するデータベースを有し、前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを前記再生手段に提供することを特徴とする
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、現在再生中のコンテンツと属性が共通するデータベース上のコンテンツを、連続的に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】コンテンツ再生システムの概略構成を示す図
【図2】コンテンツ再生装置の構成を示すブロック図
【図3】コンテンツサーバの構成を示すブロック図
【図4】検索画像DBに格納されたデータの構造を説明する図
【図5】検索コンテンツDBに格納されたデータの構造を説明する図
【図6】コンテンツ再生装置の制御部が実現する機能的構成を示す機能ブロック図
【図7】再生リストの内容を説明する図
【図8】コンテンツ再生装置における処理の流れを示すフローチャート
【図9】コンテンツ再生装置の制御部が実現する機能構成を示す機能ブロック図
【発明を実施するための形態】
【0011】
[実施形態]
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は、コンテンツ再生システムの概略構成を示す図である。コンテンツ再生システムは、コンテンツ再生装置10とコンテンツサーバ20とを備える。コンテンツ再生装置10は、ここではオーディオプレーヤである。コンテンツ再生装置10は、通信ネットワーク90に接続してコンテンツサーバ20と通信する。コンテンツサーバ20は、コンテンツ及び後述する検索画像を蓄積するデータベースを有するサーバ装置であり、コンテンツ再生装置10からの要求に応じて、通信ネットワーク90経由でコンテンツ再生装置10に各種データを提供する。コンテンツサーバ20が蓄積するコンテンツは、ここでは楽曲に関するものである。
なお、本実施形態では、コンテンツ再生装置10及びコンテンツサーバ20をそれぞれ1つずつとして説明するが、それぞれ複数存在してもよい。
【0012】
図2は、コンテンツ再生装置10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、コンテンツ再生装置10は、制御部11と、ディスクドライブ12と、ネットワーク通信部13と、操作部14と、表示部15と、スピーカ16と、を備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を含む演算装置やメモリを備える制御手段である。演算装置は、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより、コンテンツ再生装置10の動作を制御する。ディスクドライブ12は、本発明の記録媒体の一例であるCD(Compact Disk)(以下、「ディスク」という。)に記録された各種情報を読み出し、読み出した情報を制御部11に出力する。ディスクドライブ12は、記録媒体を格納する記録媒体格納部としてのトレイを有し、トレイに格納されたディスクから情報を読み出す。ディスクに記録される情報は、コンテンツと制御情報とに大別される。コンテンツは、時間軸に沿って内容が変化するものであり、ここでは楽曲に相当するものである。制御情報は、ここではTOC(Table of Contents)のビット列情報(以下、「TOC情報」という。)である。TOC情報は、ディスクに記録された楽曲数や各楽曲の演奏時間、各楽曲の開始位置を示す情報を含むものである。
なお、以下の説明では、ディスクに記録されたコンテンツを「ディスクコンテンツ」と称することがある。
【0013】
ネットワーク通信部13は、通信ネットワーク90に接続するためのインタフェースである。操作部14は、ユーザの操作を受け付ける操作スイッチを備え、受け付けた操作に応じて操作信号を制御部11に出力する。操作部14は、コンテンツ再生装置10の遠隔操作が可能なリモコンを含んでいてもよい。表示部15は、コンテンツ再生装置10の前面に表示領域を有する表示手段であり、例えば液晶ディスプレイである。表示部15は、TOC情報に基づいて特定される情報として、再生中のコンテンツのタイトル(曲名)や演奏時間などの情報を表示する。スピーカ16は、L,Rのスピーカからなるステレオのスピーカであり、制御部11により再生された楽音信号に応じて放音する放音手段である。
【0014】
図3は、コンテンツサーバ20の構成を示すブロック図である。図3に示すように、コンテンツサーバ20は、制御部21と、ネットワーク通信部22と、記憶部23と、を備える。
制御部21は、CPUを含む演算装置やメモリを備える制御手段である。演算装置は、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより、コンテンツサーバ20の動作を制御する。ネットワーク通信部22は、通信ネットワーク90に接続するためのインタフェースである。記憶部23は、例えばハードディスク装置を備え、制御部21が動作するためのプログラムを記憶するとともに、検索コンテンツDB(Data Base)231及び検索画像DB232を有している。
【0015】
検索コンテンツDB231は、コンテンツ再生装置10により検索される対象となるコンテンツ(以下、「検索コンテンツ」という。)を蓄積するデータベースである。検索コンテンツDB231では、図4に示すように、検索コンテンツに、その検索コンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報が対応付けられている。属性情報は、例えば、検索コンテンツのジャンルや、歌手名、コンテンツの販売開始時期など、検索コンテンツの属性を示す様々な情報が記述された情報である。これらの属性は、予め複数に分類された属性のいずれかであり、互いに異なる複数のコンテンツで共通することのあるものである。検索コンテンツDB231では、このように少なくともいずれかの属性が共通する複数のコンテンツを蓄積する。例えば、検索コンテンツDB231は、ジャンルがロックであるコンテンツを複数蓄積し、ジャンル(分野)がジャズであるコンテンツを複数蓄積する。また、検索コンテンツDB231は、例えば音楽アルバムという形式で、歌手名が共通する複数のコンテンツ(楽曲)を蓄積する。これ以外にも、属性情報には、検索コンテンツの名称(楽曲名)、再生時間やトラック番号などのコンテンツ毎に異なる属性が記述されている。
【0016】
検索画像DB232は、コンテンツ再生装置10により検索される対象となる画像(以下、「検索画像」という。)を蓄積するデータベースである。検索画像DB232では、図5に示すように、検索画像に、その検索画像に割り当てられた属性を示す属性情報が対応付けられている。検索画像には、コンテンツ再生装置10で再生されうるコンテンツに割り当てられた属性と共通する属性が割り当てられている。検索画像は、例えばコンテンツサーバ20の管理者によって入力され、風景や幾何学模様などの静止画像が用いられる。検索画像DB232と検索コンテンツDB231とで用いられる属性情報が示す属性には、互いに共通するものが含まれている。例えば、検索画像DB232は、属性としてロックやジャズなどのジャンルを示す属性情報が対応付けられた検索画像を蓄積している。例えば、検索画像DB232は、ロックのイメージに適した内容の検索画像やジャズのイメージに適した内容の検索画像を、その検索画像の属性を示す属性情報と対応付けて蓄積する。
以上のような属性情報は、コンテンツ再生装置10で再生中のコンテンツと共通する属性の検索コンテンツを特定したり、コンテンツ再生装置10で再生中のコンテンツと共通する属性の検索画像を特定したりする際に用いられる。コンテンツ再生システムにおける属性情報の利用について詳しくは後述する。
ところで、コンテンツ再生装置10は「通常モード」と「連続再生モード」という動作モードを有し、これらのいずれかに従って動作する。コンテンツ再生装置10は連続再生モードで動作する場合、ユーザにより指定されたコンテンツのみならず、自発的にコンテンツサーバ20から検索した複数のコンテンツを連続再生する。この連続再生とは、複数のコンテンツを1つずつ続けて再生することをいう。一方、コンテンツ再生装置10は通常モードで動作する場合、このような連続再生を行わないで、ユーザにより指定されたコンテンツ(例えば、ディスクコンテンツのみ)を再生する。
【0017】
図6は、コンテンツ再生装置10の制御部11が連続再生モードで動作する場合に実現する機能的構成を示す機能ブロック図である。制御部11は、プログラムを実行することにより、再生部111と、属性情報取得部112と、検索画像取得部113と、表示制御部114と、コンテンツ検索部115、提示部116と、指示部117とに相当する機能を実現する。
再生部111は、本発明の再生手段に相当し、コンテンツを再生する。再生部111は、コンテンツを再生して楽音信号を生成し、生成した楽音信号をスピーカ16に出力する。再生部111が再生するコンテンツは、ディスクドライブ12にセットされたディスクから読み出されたディスクコンテンツ、又はコンテンツサーバ20からネットワーク通信部13を介して取得された検索コンテンツである。
【0018】
属性情報取得部112は、本発明の属性情報取得手段に相当し、予め複数に分類された属性のいずれかの属性であって再生部111で現在再生されているコンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報を取得する。ここでの属性情報は、上述したように、コンテンツが属するジャンル(ロックやジャズ等)を示すものを含む。属性情報取得部112は、ディスクコンテンツが再生部111で再生される場合には、そのディスクに記録されたTOC情報に基づいて、ネットワーク通信部13により外部のデータベースから属性情報を取得する。この場合の属性情報の取得について、属性情報取得部112は、TOC情報を用いて楽曲名等の曲情報を外部から取得するための周知の方法を用いればよい。属性情報取得部112は、検索コンテンツが再生部111で再生される場合には、コンテンツサーバ20の検索コンテンツDB231からネットワーク通信部13を介して属性情報を取得する。
【0019】
検索画像取得部113は、本発明の検索画像取得手段の一例であり、属性情報取得部112が取得した属性情報に基づいて、再生部111で再生されるコンテンツに割り当てられたものと共通する属性に対応付けられた複数の検索画像を、ネットワーク通信部13によってコンテンツサーバ20から取得する。ここでは、検索画像取得部113は、再生部111で再生中のコンテンツとジャンルが共通する複数の検索画像を、コンテンツサーバ20の検索画像DB232から取得する。
【0020】
表示制御部114は、本発明の表示制御手段の一例であり、再生部111によりコンテンツが再生されているときに、検索画像取得部113が取得した複数の検索画像を順次切り替えて表示部15に表示させる。例えば、表示制御部114は、コンテンツの再生中に、このコンテンツと属性が共通している検索画像を一定期間毎に切り替えながら1つずつ表示させる。
なお、複数のコンテンツの属性が共通していれば、再生部111におけるそれらのコンテンツの再生時に、表示制御部114が同一の検索画像を表示させることがあるものである。すなわち、検索画像は、コンテンツ毎に独立したものでなく、コンテンツの属性によって複数のコンテンツで共用されることがあるものである。
【0021】
コンテンツ検索部115は、本発明のコンテンツ検索手段の一例であり、属性情報取得部112が取得した属性情報が示す属性と共通する属性に対応付けられ、かつ、再生部111で再生可能なコンテンツを、コンテンツサーバ20の検索コンテンツDB231から検索する。属性情報取得部112は再生部111で現在再生されているコンテンツの属性情報を取得するから、コンテンツ検索部115は、このコンテンツに続けて再生される対象となるコンテンツを検索するものである。例えば、コンテンツ検索部115は、再生部111で再生されるコンテンツの属性との一致度がより高い属性に対応付けられた検索コンテンツを検索し、その一致度が高い順次から複数取得する。一致度は、例えば、両コンテンツで一致する属性の数を、すべての属性の数で除して百分率で表した値であるが、属性の一致の程度の指標となる値であればよい。
なお、再生部111が再生可能な形式のコンテンツは、例えば、再生部111で再生することのできるファイル形式のデータで表されるコンテンツである。
【0022】
提示部116は、現在再生しているコンテンツに続けて再生すべきものとして、コンテンツ検索部115が検索した検索コンテンツをユーザに提示する提示手段である。ここでは、提示部116は、コンテンツ検索部115が検索した複数の検索コンテンツに基づいて再生リストを取得し、その内容を表示部15に表示させることで、ユーザに検索結果を提示する。再生リストは、コンテンツ再生装置10で連続再生する複数のコンテンツを再生順に列挙しリスト化したものである。再生リストは、例えば図7に示されるデータ構造を有する。図7において、「1」や「2」のように各行の冒頭の数字が再生順を示し、それに後続する「con1001」や「con1341」が再生対象であるコンテンツを識別するコンテンツ識別子である。提示部116が再生リストの内容を表示する際には、コンテンツのタイトルや歌手名などの情報が用いられる。
【0023】
指示部117は、本発明の指示手段の一例であり、コンテンツ検索部115により再生部111に再生させるものとして検索された検索コンテンツを再生するよう、再生部111に指示する。コンテンツ検索部115は、複数のコンテンツを検索コンテンツDB231から検索する。指示部117は、現在再生しているコンテンツの属性と一致度が最も高いものから順次再生するよう、再生部111に指示する。再生部111は、指示部117により検索コンテンツの再生が指示されると、その再生を開始する。
コンテンツ再生システムの構成の説明は以上である。
【0024】
図8は、コンテンツ再生装置10における処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは、コンテンツ再生装置10が連続再生モードである場合に開始される処理の手順を示したものである。つまり、下記の動作に先立って、コンテンツ再生装置10はユーザにより予め連続再生モードに設定されているものとする。
まず、コンテンツ再生装置10のユーザはディスクドライブ12のトレイにディスクを格納する。コンテンツ再生装置10の制御部11は、ディスクドライブ12のトレイに格納されたディスクから、ディスクコンテンツ及びTOC情報を読み出す。そして、制御部11は、ディスクコンテンツを再生して楽音信号を生成し、生成した楽音信号をスピーカ16に出力することで、ディスクコンテンツの再生を開始する(ステップS1)。そして、制御部11は、ディスクから読み出したTOC情報を用いて、再生中のディスクコンテンツの属性を示す属性情報を取得する(ステップS2)。制御部11は、取得したTOC情報に基づいてコンテンツの演奏時間やトラック番号を表示部15に表示させる一方、そのTOC情報により定まる属性情報を取得し、再生中のコンテンツの名称やジャンル等の情報を表示部15に表示させる。
なお、ここでは、制御部11はディスクドライブ12のトレイに格納されたディスク媒体に記録されたコンテンツを再生しているが、後述するように、コンテンツサーバ20内のコンテンツを取得して再生することもある。
【0025】
次に、制御部11は、ステップS2の処理で取得した属性情報に基づいて、現在再生しているコンテンツに割り当てられたものと共通する属性である複数の検索画像を、ネットワーク通信部13によってコンテンツサーバ20から取得する(ステップS3)。ここで、制御部11は、属性情報を用いてコンテンツのジャンルを特定し、特定したジャンルを示すジャンル情報を含む検索画像の送信要求を、ネットワーク通信部13によってコンテンツサーバ20に送信する。コンテンツサーバ20の制御部21は、ネットワーク通信部22によりコンテンツ再生装置10から受信した送信要求に基づいて、コンテンツ再生装置10で再生中のコンテンツとジャンルが共通する検索画像を、検索画像DB232から複数検索する。ここでは、制御部21は、所定数の検索画像を検索するものとし、この数よりも多数の検索画像が検索画像DB232に蓄積されていれば、例えばランダムに検索画像を選択する。そして、制御部21は、検索画像をネットワーク通信部22によりコンテンツ再生装置10に送信する。制御部11は、ネットワーク通信部13により受信した検索画像を取得する。
【0026】
次に、制御部11は、ディスクコンテンツを再生しているときに、ステップS3の処理で取得した複数の検索画像を順次切り替えて表示部15に表示させる(ステップS4)。ここでは、制御部11は一定期間が経過するたびに検索画像を切り替えて検索画像を1つずつ表示部15に表示させる。これにより、ユーザは、スピーカ16から放音されるコンテンツを鑑賞しつつ、そのコンテンツの内容に関連する検索画像を鑑賞することができる。例えば、制御部11は、再生中のコンテンツのジャンルがロックであればロックのイメージに適した検索画像を順次表示させるし、再生中のコンテンツのジャンルがジャズであればジャズのイメージに適した検索画像を順次表示させる。
【0027】
次に、制御部11は、ステップS2の処理で取得した属性情報に基づいて、現在再生中のディスクコンテンツと共通する属性に対応付けられ、かつ、自身で再生可能な検索コンテンツを、コンテンツサーバ20から検索する(ステップS5)。ここでは、制御部11は、ステップS1の処理で開始したディスクコンテンツの再生中に、検索コンテンツを検索する。具体的には、制御部11は、属性情報が示す属性からジャンルを特定し、特定したジャンルを示すジャンル情報を含むコンテンツの送信要求を、ネットワーク通信部13によってコンテンツサーバ20に送信する。コンテンツサーバ20の制御部21は、ネットワーク通信部22によりコンテンツ再生装置10から受信した送信要求に基づいて、コンテンツ再生装置10で再生中のコンテンツとの属性の一致度がより高いコンテンツを、検索コンテンツDB231から複数検索する。ここでは、制御部21は、所定数のコンテンツを検索するものとし、この数よりも多数のコンテンツが検索コンテンツDB231に蓄積されていれば、例えばランダムにコンテンツを選択する。そして、制御部21は、検索したコンテンツに対応した再生リストをネットワーク通信部22によりコンテンツ再生装置10に送信する。制御部11は、ネットワーク通信部13により受信したリスト情報を取得することで、ステップS5の処理における検索が完了する。
【0028】
次に、制御部11は、再生リストを取得して、その内容を表示部15に表示させることで、検索コンテンツの一覧をユーザに提示する(ステップS6)。そして、制御部11は、再生リストで規定された再生順に従って検索コンテンツを再生するよう指示する(ステップS7)。例えば、制御部11は、ステップS1の処理で開始したディスクコンテンツの再生が終了すると、未再生のコンテンツのうち、再生リストで規定される最上位のコンテンツ(図7の例では、コンテンツ識別子「con1001」のコンテンツ)の再生を指示する。制御部11は、再生指示に従っての検索コンテンツの再生中には、その検索コンテンツが何であるかをユーザが把握できるように、例えばタイトルや歌手名などの情報(例えば、検索コンテンツの属性の内容)を提示するとよい。このようなステップS7の処理においては、コンテンツサーバ20の制御部21は、例えばストリーミング形式でコンテンツを送信することで、制御部11(コンテンツ検索手段)により検索されたコンテンツを、制御部11(再生手段)に提供する。これにより、制御部11は、ディスクコンテンツの再生に続けて、再生中のディスクコンテンツの内容と属性が共通する検索コンテンツ(ここでは、属性の一致度が相対的に高い検索コンテンツ)を再生することとなる。
【0029】
次に、制御部11は、再生リストにおける最終コンテンツの再生中であるか否かを判定する(ステップS8)。最終コンテンツは、再生リストで規定される再生順が最後である検索コンテンツであり、図7の例では、コンテンツ識別子「con2134」のコンテンツである。ここで、制御部11は、最終コンテンツの再生中でないと判定すると(ステップS8:NO)、ステップS7の処理に戻って、上記手順で再生指示を行う。ステップS7の処理では、制御部11は、コンテンツ識別子「con1001」のコンテンツの再生が終了すると、コンテンツ識別子「con1341」のコンテンツの再生を指示するなど、再生リストに従って再生指示を繰り返す。
【0030】
制御部11は、最終コンテンツの再生中であると判定すると(ステップS8:YES)、連続再生モードであるか否かを判定する(ステップS9)。制御部11は、連続再生モードでないと判定すると(ステップS9;NO)、全処理を終了する。例えば、制御部11は、ステップS1〜S8の処理の実行中に、ユーザによって操作部14を介して連続再生モードから通常モードに切り替える操作を受け付けて動作モードを変更した場合には、ステップS1〜S8の処理を実行した後に、ステップS9の処理で「NO」と判定することとなる。
【0031】
一方、制御部11は、連続再生モードであると判定すると(ステップS9;YES)
ステップS10の処理に進む。そして、制御部11は、最終コンテンツの属性情報を取得する(ステップS10)。制御部11は、制御部11は、コンテンツサーバ20の検索コンテンツDB231から、この最終コンテンツに対応付けられた属性情報を取得する。
【0032】
次に、制御部11は、ステップS3の処理に戻って、ステップS10の処理で取得した属性情報に基づいて、再生中の検索コンテンツに関連する複数の検索画像を検索する(ステップS3)。ここで、制御部11は、上記ステップS3の処理と同じ手順で検索画像を取得して、以下の処理ステップS4〜S10を繰り返し実行する。ただし、ステップS3の処理では、ステップS10の処理で取得した検索コンテンツの属性情報に基づいて検索画像を取得し、ステップS5の処理では、ステップS10の処理で取得した検索コンテンツの属性情報に基づいて別の検索コンテンツを検索する。
【0033】
以上説明した実施形態のコンテンツ再生装置10によれば、主に以下の2点の効果を奏する。第1に、コンテンツ再生装置10は再生中のコンテンツと属性が共通している検索コンテンツを、コンテンツサーバ20から検索して再生する。このように、ユーザ自らが格納したディスクに記録されたコンテンツを起点として、例えばユーザの嗜好に適したコンテンツをコンテンツ再生装置10が自発的に検索して再生する。これにより、ユーザは或るディスクをコンテンツ再生装置10に格納するだけで、コンテンツ再生装置10により推奨されたコンテンツの連続的な再生を実現することができる。第2に、コンテンツ再生装置10はコンテンツの再生中に、そのコンテンツに割り当てられた属性と共通するものに対応付けられた複数の検索画像を取得し、これらを順次切り替えて表示する。これにより、ユーザは、コンテンツ再生装置10で再生されるコンテンツを鑑賞しつつ、そのコンテンツの内容に関連した検索画像を鑑賞することができる。これにより、コンテンツ再生装置10がコンテンツの連続再生の最中であっても、コンテンツ再生装置10は、各コンテンツの属性と共通する属性の検索画像をコンテンツ毎に切り替えて表示部15に表示することができる。
【0034】
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態では、コンテンツ再生装置10は検索コンテンツや検索画像を、コンテンツの属性としてジャンルに基づいて取得していたが、以下のような属性を用いて検索画像と検索コンテンツを取得してもよい。例えば、コンテンツ再生装置10は、現在再生しているコンテンツ(又は、そのコンテンツが記録されたディスク)が販売開始時期に流行した他のコンテンツや検索画像を取得してもよいし、或る歌手のコンテンツばかりを検索して連続的に再生してもよい。また、コンテンツ再生装置10は、いわゆるアルバムアートや肖像写真のように、属性として歌手毎に異なる検索画像を表示してもよい。このように、予め複数に分類された属性のいずれかの属性であって再生部111で再生されるコンテンツに割り当てられた属性に基づいて、コンテンツ再生装置10は、検索画像や検索コンテンツを取得すればよく、それら属性は適宜選択可能としてもよい。また、コンテンツ再生装置10が再生中のコンテンツと検索画像との属性が互いに共通するように、検索画像を取得して表示する構成である限り、本発明においてどのような属性に着目してもよい。
【0035】
(変形例2)
上述した実施形態では、コンテンツ再生装置10は、複数の検索画像を一定時間が経過するたびに順次切り替えて表示していたが、コンテンツの内容と連動した切り替えを行ってもよい。つまり、本発明において、時間軸上でのコンテンツの再生位置と検索画像の表示を開始する時刻との関係が一意に決まっていてよい。
例えば、ジャズなどのように演奏する楽器をユーザが知りたい場合がある。そこで、コンテンツ再生装置10は、コンテンツの再生中において、演奏楽器をユーザが把握できる内容の検索画像(例えば、楽器を模した画像)を表示してもよい。
この場合、コンテンツサーバ20においては、検索画像DB232は、コンテンツの再生時刻を表す時間軸上での時刻と、その時刻から演奏を開始する楽器を把握できる検索画像(例えば、楽器を模した画像)とを対応付けて蓄積する。コンテンツサーバ20は、コンテンツ再生装置10に検索画像を提供する際には、検索画像とその検索画像に対応付けられた時刻とのデータセットをコンテンツ再生装置10に送信する。表示制御部114は、受信した情報に基づいて、検索画像取得部113が取得した検索画像に対応付けられた時刻が到来したときに、その時刻に対応付けられた検索画像を選択して、表示部15に表示させる。
【0036】
(変形例3)
上述した実施形態では、コンテンツサーバ20が検索コンテンツDB231及び検索画像DB232の双方を有していたが、これらのうちの一方のデータベースを有し、他の装置が他方のデータベースを有していてもよい。この構成であっても、上述した実施形態と同等の作用効果を奏する。
【0037】
(変形例4)
上述した実施形態において、コンテンツ再生装置10は、再生中のコンテンツの属性と共通する属性の検索コンテンツを取得していたが、以下の構成であってもよい。
コンテンツ再生装置10がラジオチューナ(いわゆる、インターネットラジオを含む。)としての機能を有し、再生中のコンテンツの属性と共通するコンテンツ(検索コンテンツ)を再生しているチャネルに、自動でチューニング、更にはプリセットしてもよい。いわゆるRDS(Radio Data System)を利用すれば、コンテンツ再生装置10は、各チャネルで現在再生中のコンテンツのジャンルなどを特定することができる。これを利用し、コンテンツ再生装置10は、再生中のコンテンツと各チャネルで再生中のコンテンツとの属性の共通性からチューニングを行って、検索コンテンツを取得する。
【0038】
(変形例5)
コンテンツ再生装置10は、再生中のコンテンツの属性を示す属性情報に基づいて、自装置の動作に関する動作設定を自動で行うようにしてもよい。例えば、コンテンツ再生装置10は、自装置の音場モードをコンテンツの属性(例えば、ジャンル)に基づいて自動設定し、コンテンツの再生時には、自動設定した音場モードに応じた楽音信号を生成してもよい。このとき、コンテンツ再生装置10は、例えば、取得した属性情報に基づいて特定したジャンルに適した音場モードになるように、音場モードを設定する。
【0039】
(変形例6)
上述した実施形態のコンテンツは、楽曲に関するものであったが、本発明のコンテンツの内容は特定のものに限定されない。例えば、本発明のコンテンツは、映像を表すものであってもよいし、音声及び映像の双方を含むものであってもよい。この場合、コンテンツ再生装置10は、コンテンツサーバ20から取得したコンテンツから映像信号を生成し、これを外部の表示装置に出力することでコンテンツを再生する過程を含む。要するに、本発明のコンテンツは、時間軸に沿って内容が変化するものであればよい。
図9は、この変形例のコンテンツ再生装置10の制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。ここでは、実施形態と同じ機能については同一の符号を付して各機能を表し、その説明を省略する。ここでは、再生部111の音声再生部111aは、コンテンツの再生時には音声信号を生成して、生成した音声信号をスピーカ16に出力する。再生部111の映像再生部111bは、コンテンツの再生時には映像を示す映像信号を生成して、その映像信号を外部の表示装置30(例えば、液晶テレビ)に出力して、映像を表示させる。つまり、ここでは、映像再生部111bは、再生したコンテンツに含まれる映像を表示装置30に表示させ、表示制御部114は、検索画像取得部113が検索した表示部15に表示させることになる。このとき、表示制御部114は、外部の無線通信端末などの、無線/有線接続された外部の表示装置に検索画像を表示させるようにしてもよい。
また、コンテンツサーバ20がストリーミング形式でコンテンツを送信する構成に限らず、コンテンツ再生装置10がプログレッシブダウンロードのようにデータをダウンロードしながら再生する形式でもよい。要するに、コンテンツ再生装置10がコンテンツを取得しつつ、既に取得したコンテンツを再生する構成であればよい。
【0040】
(変形例7)
本発明のコンテンツ再生装置は、オーディオプレーヤ以外であってもよく、例えばパーソナルコンピュータ、スピーカ、ステレオ、テレビなどのコンテンツの再生装置であってもよい。また、コンテンツ再生装置が、検索画像DB232に相当するデータベースを有し、自装置内のデータベースから検索画像を取得してもよい。また、検索画像DB232に格納される検索画像は、コンテンツサーバ20を管理する管理者側で入力されてもよいし、コンテンツ再生装置10のユーザにより入力されたものでもよい。
【0041】
また、本発明のコンテンツ再生装置は、ディスクで再生したコンテンツの内容に関連する検索画像を検索しない構成であってもよい。この場合、制御部11は検索画像取得部113及び表示制御部114に相当する機能を実現しなくてよい。制御部11が提示部116に相当する機能を実現しないで、コンテンツ検索部115により検索された検索コンテンツを連続再生し、最後に再生するものを最終コンテンツとして、上述した実施形態のような処理を行ってもよい。
また、コンテンツ検索部115は、属性の一致度が最も高いコンテンツを1つだけ検索してもよいし、この一致度が閾値以上であるいずれか1つのコンテンツを検索してもよい。また、指示部117は、提示部116により提示された再生リストの内容に基づいて、複数の検索コンテンツのうちのいずれかのコンテンツを、操作部14を介してユーザに指定させ、ステップS7の処理では指定された検索コンテンツのみの再生を指示してもよい。この場合、この指定された検索コンテンツが最終コンテンツに相当する。
【0042】
本発明の記録媒体は、CDのほかにDVD(Digital Versatile Disk)等のディスク媒体であってもよいし、SDカードやフラッシュメモリなどの記録媒体であってもよい。要するに、本発明の記録媒体は、コンテンツを記録したものであれば、その形式については特に問われない。また、属性情報取得部112は、ディスクコンテンツについては、そのディスクコンテンツを記録する記録媒体に記録された情報に基づいて属性情報を取得する。この記録媒体に記録された情報は、上述したTOC情報のほか、属性情報そのものであってもよいし、コンテンツであってもよい。例えば、本発明のコンテンツ再生装置は、いわゆるCD−TEXTを利用し、CD自体に属性情報が書き込まれ、属性情報取得部112がコンテンツの再生時にそれを読み出すことで取得してもよい。また、本発明のコンテンツ再生装置は、コンテンツを解析し、その解析結果に基づいてコンテンツの内容が属するジャンル等の属性を示す属性情報を取得してもよい。
【0043】
(変形例8)
上述した実施形態におけるコンテンツ再生装置10の制御部11によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD)など)、光記録媒体(光ディスク(CD、DVD)など)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。また、制御部11によって実現される機能は、1又は複数のソフトウェアにより実現されてもよいし、1又は複数のハードウェアにより実現されてもよい。
【符号の説明】
【0044】
10…コンテンツ再生装置、11…制御部、111…再生部、111a…音声再生部、111b…映像再生部、112…属性情報取得部、113…検索画像取得部、114…表示制御部、115…コンテンツ検索部、116…提示部、117…指示部、12…ディスクドライブ、13…ネットワーク通信部、14…操作部、15…表示部、16…スピーカ、20…コンテンツサーバ、21…制御部、22…ネットワーク通信部、23…記憶部、231…検索コンテンツDB、232…検索画像DB、30…表示装置、90…通信ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを再生する再生手段と、
予め複数に分類された属性のいずれかの属性であって前記再生手段で現在再生されているコンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
前記属性情報取得手段が取得した属性情報が示す属性と共通する属性に対応付けられ、かつ、前記再生手段で再生可能なコンテンツをデータベースから検索するコンテンツ検索手段と、
前記現在再生しているコンテンツに続けて、前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを再生するよう、前記再生手段に指示する指示手段と
を備え、
前記再生手段は、前記指示手段によりコンテンツの再生が指示されると、その再生を開始する
ことを特徴とするコンテンツ再生装置。
【請求項2】
前記コンテンツ検索手段は、複数のコンテンツを前記データベースから検索し、
前記指示手段は、現在再生しているコンテンツの属性と一致度が最も高いものから順次再生するよう前記再生手段に指示する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項3】
前記属性情報取得手段が取得した属性情報に基づいて、前記再生手段で再生されるコンテンツに割り当てられたものと共通する属性に対応付けられた複数の検索画像を、データベースから取得する検索画像取得手段と、
前記再生手段によってコンテンツが再生されているときに、当該コンテンツについて前記検索画像取得手段が取得した複数の検索画像を順次切り替えて表示手段に表示させる表示制御手段と
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項4】
前記再生手段は、コンテンツが記録された記録媒体に記録されたコンテンツを再生し、その後に、当該コンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報に基づいて前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを再生し、
前記属性情報取得手段は、前記記録媒体に記録されたコンテンツについては、当該記録媒体に記録された情報により特定される前記属性情報を取得し、前記コンテンツ検索手段で検索されたコンテンツについては、外部のデータベースから前記属性情報を取得する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
【請求項5】
通信接続されたコンテンツ再生装置とサーバ装置とを備え、
前記コンテンツ再生装置は、
コンテンツを再生する再生手段と、
予め複数に分類された属性のいずれかの属性であって前記再生手段で現在再生されているコンテンツに割り当てられた属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
前記属性情報取得手段が取得した属性情報が示す属性と共通する属性に対応付けられ、かつ、前記再生手段で再生可能なコンテンツをデータベースから検索するコンテンツ検索手段と、
前記現在再生しているコンテンツに続けて、前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを再生するよう、前記再生手段に指示する指示手段と
を有し、
前記再生手段は、前記指示手段によりコンテンツの再生が指示されると、その再生を開始し、
前記サーバ装置は、
コンテンツと当該コンテンツの属性を示す属性情報とを対応付けて蓄積するデータベースを有し、
前記コンテンツ検索手段により検索されたコンテンツを前記再生手段に提供する
ことを特徴とするコンテンツ再生システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−113554(P2012−113554A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−262714(P2010−262714)
【出願日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【出願人】(000004075)ヤマハ株式会社 (5,930)
【Fターム(参考)】