説明

コンテンツ編集システム、コンテンツ編集方法、コンテンツ編集プログラム

【課題】サーバ装置内のコンテンツをクライアント装置側から迅速に編集する。
【解決手段】クライアント装置200A〜200Nから受信した編集要求の内容に対応する区分のコンテンツデータを読み出し、このコンテンツデータに対応する編集用データを生成し、この編集用コンテンツデータをクライアント装置に送信する編集サーバ100と、編集サーバ100から送られた編集用データをプレビュー表示すると共にこのプレビュー表示に対する編集操作を行い、この編集操作の内容を編集指示情報として編集サーバ100に送信するクライアント装置200A〜200Nを備え、更に、編集サーバ100は、編集指示情報を受信した場合に、編集サーバが編集指示情報に基づき自己の保持するコンテンツの編集を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置に格納されたコンテンツデータを、サーバ装置に接続したクライアント装置で編集するコンテンツ編集システムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンテンツサーバに対して公衆回線などの通信ネットワークを介してアクセス可能な、遠隔地にあるワークステーション、パソコン、スマートフォンなどのクライアント装置で、コンテンツサーバのハードディスク内に格納されたディジタル動画コンテンツ(以下、「動画」という)を編集するシステムが利用されている。
【0003】
これに対する関連技術として、サーバ装置がクライアント装置から送り込まれた一連の編集指示を受信し、その編集指示に基づいてサーバ装置内の動画を編集し、編集結果をクライアント装置に返信し、クライアント装置のユーザが、返信された編集結果に基づく新たな編集指示をサーバ装置に送信することとサーバ装置からの編集結果を受信することとを繰り返しながらコンテンツの編集を行う動画編集システムが開示されている(特許文献1)。
【0004】
また、この関連技術として、動画編集の開始時に編集対象の動画データ全体がサーバ装置からクライアント装置に送信され、クライアント装置側でこの動画データに対して行った編集操作に対応する指示情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置が、自己の記憶手段に格納された動画に対してこの指示情報に基づく編集操作を行うことにより、動画編集を行うシステムが開示されている(特許文献2,3)。
【0005】
更に、この関連技術として、動画編集開始時に編集で用いるコンテンツの必要なシーン区間のデータだけがサーバ装置からクライアント装置に送信され、クライアント装置は、動画に対して行ったシーンのカット、入れ替え、各種エフェクトなどの編集操作に対応する指示情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置が自己の記憶手段に格納した動画をクライアント装置から送信された指示情報に基づき編集操作を行うシステムが開示されている(非特許文献1)。
【0006】
映像データを編集用フォーマットに変換することにより、ノンリニア編集用映像データを生成する構成と、プレビュー再生操作アイコンの操作に応じて映像を再生表示するプレビュー映像表示領域を設けたシステムが開示されている(特許文献4)。
【0007】
また、この関連技術として、通信ネットワークを介してクライアント装置にコンテンツをダウンロードし、クライアント装置でコンテンツを編集し、編集済みのコンテンツをサーバにアップロードする編集形態が開示されている(特許文献5)。
【0008】
更に、この関連技術として、ユーザから指定された領域の論理タイムラインを生成する動画像編集装置が開示されている(特許文献6)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2002−369130号公報
【特許文献2】特開平4−270468号公報
【特許文献3】特開2006−157363号公報
【特許文献4】特開2004−310889号公報
【特許文献5】特開2006−166289号公報
【特許文献6】特開2007−088915号公報
【非特許文献】
【0010】
【非特許文献1】J.M. Paluska, H.Pham 「Interactive streaming of structured data」 Proceeding of IEEE International Conference on Pervasive Computing and Communications 2011 (PerCom 2010), 2010年4月, pp. 11-19
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、上記特許文献1に開示された関連技術では、利用者が次回の編集指示を出せるように、サーバ装置で編集された動画をクライアント装置へ送信する必要があり、同一の動画に対して編集を繰り返した場合、サーバ装置からクライアント装置へ大量のデータが送信され、これにより、利用者に対して余計な待ち時間が生じてしまうという不都合がある。また、多数の利用者(クライアント装置)から同時に編集の要求を受け付けると、サーバ装置で処理待ちが発生し、各利用者が編集結果を得るまでに時間が掛かってしまうといった不都合がある。
【0012】
また、上記特許文献2,3,非特許文献1に開示された関連技術では、編集で用いる動画データを全てダウンロードするため通信量が大きくなるため、サーバ装置からクライアント装置に対して編集で用いる動画を転送するため、多大な通信時間を要するという不都合がある。更に、非特許文献2では、編集で用いるシーン区間のコンテンツデータのみをダウンロードする構成を有するが、編集用データをフレーム間圧縮データ(MPEG−4など)として保持することができないため、編集用データの圧縮率が低く、通信量が大きくなってしまうという不都合がある。
【0013】
また、上記特許文献4,5,および6に開示された関連技術の内容を組み合わせた場合でも、クライアント装置がサーバ装置から送られた動画の編集を行い編集後の動画をサーバ装置に転送する必要があり、特に、通信ネットワークにおける上り回線の通信速度が下り回線の通信速度に比べて低い通信ネットワークではクライアント装置からサーバ装置へ編集後の動画転送には多大な時間を要するという不都合がある。
【0014】
[発明の目的]
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、クライアント端末におけるサーバ装置内のコンテンツ処理待ち時間を有効に軽減し得るコンテンツ編集システム、コンテンツ編集方法、コンテンツ編集プログラムを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記目的を達成するために、本発明に係るコンテンツ編集システムは、編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置から送り込まれたコンテンツの編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムであって、前記サーバ装置は、前記クライアント装置からコンテンツの編集要求を受信した場合に前記編集要求で指定された区分のコンテンツデータを読み出すと共に当該コンテンツデータに対応する編集用データを生成する編集用データ生成手段と、前記編集用データを前記クライアント装置に送信する編集用データ送信手段と、前記編集用データに対する編集内容を示す編集指示情報を受信した場合に前記編集指示情報に基づき前記コンテンツに対する編集を行う格納コンテンツ編集手段とを備え、前記クライアント装置は、前記サーバ装置から送り込まれた前記編集用データをプレビュー表示として出力するプレビュー表示手段と、前記プレビュー表示に対する編集操作を行う編集操作手段と、前記編集操作の内容を前記編集指示情報として記録すると共に前記サーバ装置に送信する編集指示情報送信手段とを備えたことを特徴としている。
【0016】
また、本発明にかかるフィルタ処理管理方法は、編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置から送り込まれたコンテンツの編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムにあって、前記サーバ装置内のコンテンツの編集を行うコンテンツ編集方法であって、前記クライアント装置からコンテンツの編集要求を受信した場合に、前記編集要求の内容に対応するコンテンツを読み出し、当該コンテンツに対応する編集用コンテンツデータを生成し、前記編集用コンテンツデータを前記クライアント装置に送信する、各動作手順を前記サーバ装置が実行し、前記サーバ装置からの前記編集用データをプレビュー表示として出力し、前記プレビュー表示に対する編集操作を行い、前記編集操作の内容を前記編集指示情報として記録すると共に前記サーバ装置に送信する、各動作手順を前記クライアント装置が行い、次いで、前記コンテンツに対する編集内容を示す編集指示情報を受信した場合に、前記サーバ装置が前記編集指示情報に基づき前記コンテンツに対する編集を行うことを特徴としている。
【0017】
又、本発明にかかるフィルタ処理管理プログラムは、編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記コンテンツから抽出された編集用データに対する編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムにあって、前記サーバ装置内のコンテンツを編集するためのコンテンツ編集プログラムであって、前記クライアント装置から前記コンテンツの編集要求を受信した場合に前記編集要求の内容に対応する区分データを特定すると共に当該区分データに対応した前記編集用コンテンツデータを生成する編集用データ生成機能と、前記編集用コンテンツデータを前記クライアント装置に送信する処理を行う編集用データ送信処理機能と、前記編集用データが出力表示されたプレビュー表示に対して前記クライアント装置が編集操作を行い、当該編集操作の内容が前記編集指示情報として前記クライアント装置から送り込まれた場合に、前記編集指示情報に記載された前記コンテンツに対する編集内容に基づき前記コンテンツに対する編集を行う格納コンテンツ編集機能と、を前記サーバ装置のコンピュータが実現することを特徴としている。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、クライアント装置がコンテンツ内の特定区分のデータを圧縮した編集用データをサーバ装置から取得し、この編集用データをプレビュー表示すると共に、このプレビュー表示に対する編集操作内容を編集指示情報として編集サーバ100に送信し、サーバ装置が編集指示情報に基づき自己の保持するコンテンツの編集を行う構成としたことにより、サーバ装置内のコンテンツをクライアント装置側から迅速に編集し得るコンテンツ編集システム、コンテンツ編集方法、およびコンテンツ編集プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本実施形態に係るコンテンツ編集システムの一実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】図1に開示したコンテンツ編集システムにおけるキャッシュ設定ファイルの一例を示す説明図である。
【図3】図1に開示したコンテンツ編集システムにおける編集サーバの内部構成の一例を示す概略ブロック図である。
【図4】図1に開示したコンテンツ編集システムにおけるクライアント装置の内部構成の一例を示す概略ブロック図である。
【図5】図1に開示したコンテンツ編集システムにおける編集履歴情報の一例を示す説明図である。
【図6】図1に開示したコンテンツ編集システムにおける編集サーバからクライアント装置に対して提供される編集用データの概念モデルを示す説明図である。
【図7】図1に開示したコンテンツ編集システムにおけるクライアント装置が編集操作を行うときに用いるデータモデル概念を示す説明図である。
【図8】図1に開示したコンテンツ編集システムにおける編集処理の動作処理ステップを示すシーケンスチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
[実施形態]
次に、本発明の実施形態について、その基本的構成内容を説明する。
【0021】
本発明に係る実施形態としてのコンテンツ編集システム1は、図1に示すように、編集対象である動画コンテンツ(以下「コンテンツ」という)を保持する編集サーバ100と、通信ネットワーク300を介して編集サーバ100に接続され、編集サーバ100から送り込まれたコンテンツの編集処理を行うコンテンツクライアント200(200A,200B,・・・,200N)を備えた構成を有する。
以下、特にクライアント装置を区別しない場合は、クライアント200という。また、図1ではクライアント装置が3台示されているが、台数は何台でもよい。
【0022】
ここで、コンテンツ編集システム1で編集されるコンテンツとしては特にフォーマットを限定しないが、本実施形態では、MPEG(Motion Picture Experts Group)−4フォーマット(ISO/IEC 14496-2)の動画像データを例にとって説明する。
【0023】
ここで、MPEG−4フォーマットの動画像データは、図2に示すように、符号化方法により、1画面分のデータを、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャに分類する。
【0024】
Iピクチャは、単独で符号化される。また、Pピクチャでは、時間軸上で直前のIピクチャまたはPピクチャから予測された画像とそれ自身の画像との残差が符号化される。更に、Bピクチャは、時間軸上で直前のピクチャと直後のピクチャとから予測された画像とそれ自身との残差が符号化される。
ここで、時間軸(過去側〜未来側)上で、Iピクチャから次のIピクチャの直前のピクチャまでをGOP(Group Of Picture)とする。GOPは、符号化の単位である。
また、通信ネットワーク300は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルに基づく公衆回線の通信ネットワークであるものとする。
【0025】
編集サーバ100は、クライアント装置200から、コンテンツ編集の要求を受け付け、要求されたコンテンツの編集で用いるシーン区間の圧縮データを要求元のクライアント200に送信する。
そして、このクライアント200からコンテンツになされた編集操作の指示を受信し、編集サーバ100に格納しているコンテンツに対して編集操作を反映する。
【0026】
ここで、編集サーバ100の内部構成について説明する。
編集サーバ100は、図3に示すように、通信ネットワーク300を介してクライアント装置200と相互に動画編集に係る情報の送受信を行う通信制御部(編集用データ送信手段)150と、記憶部120に予め記憶されたコンテンツから、編集要求で指定された区分のデータを読み出し、このデータに対応する編集用データを生成する制御部(編集用データ生成手段)110を備えている。
また、制御部110は、編集用データに対するクライアント装置200による編集内容を示す編集指示情報に基づき、記憶部120に記憶された対応するコンテンツの編集を行う(格納コンテンツ編集手段)。
【0027】
更に、編集サーバ100は、オペレータが入力装置13を利用して入力した入力情報を受付け、その入力内容を制御部110に伝達する入力制御部130と、制御部110による処理実行内容をプログラム制御に基づきディスプレイ装置などの出力装置14に出力する出力制御部140を備えた構成を有する。
【0028】
制御部110は、例えば、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)やワークエリアとなる記憶装置(RAM:Random Access Memory)を有し、記憶部120に格納されている動作プログラムに基づいて実行処理を行うことにより、各部を制御しつつ、編集サーバ100側における編集用データ生成処理や編集処理を実現する。
【0029】
記憶部120は、ハードディスク装置などの記憶装置から構成され、制御部110が実行する種々の動作プログラムやコンテンツ編集システム1の編集対象となっているコンテンツなどを記憶している。
【0030】
記憶部120に格納された動作プログラムには、編集サーバ100の基本動作を司る任意のOS(Operating System)の他に、OSと協働して編集サーバ100側の編集処理を実現するための、編集サーバプログラムなどが含まれる。
【0031】
入力制御部130には、例えば、キーボードやポインティング・デバイスなどの入力装置13が接続されており、入力装置13から入力された制御部110への指示などを受け付けて制御部110に伝達する。
【0032】
出力制御部140には、例えば、ディスプレイ装置やプリンタなどの出力装置14が接続されており、制御部110の処理結果などを必要に応じて出力装置14に出力する。
通信制御部150は、例えば、NIC(Network Interface Card)やルータなどの通信装置から構成され、通信ネットワーク300を介して行われるクライアント装置200との通信を制御する。
【0033】
クライアント装置200A、200B、・・・、200Nはそれぞれ編集サーバ100から編集用データを受信し、受信したデータに対してノンリニアな映像編集操作を行うと共に、行った編集操作の履歴を示す情報を編集サーバ100に送信する。
【0034】
クライアント200A、200B、・・・、200Nはそれぞれ同様の内部構成を有する。このため、以下、代表してクライアント200Aの内部構成について説明する。
【0035】
クライアント装置200Aは、図4に示すように、通信ネットワーク300を介して編集サーバ100と相互に動画編集に係る情報の送受信を行う通信制御部(編集指示情報送信手段)250と、編集サーバ100から送り込まれた編集用データを予め設置された出力装置(ディスプレイ装置など)14に対してプレビュー表示として出力する出力制御部(プレビュー表示手段)240と、出力装置14におけるプレビュー表示に対して編集操作を行い、この編集操作の内容を編集指示情報として記録する制御部(編集操作手段)210を備えている。
【0036】
また、クライアント装置200Aは、編集者(クライアント装置200Aの利用者)から入力されたプレビュー表示に対する編集指示を制御部210に伝達する入力制御部230と、制御部210における動作処理を実現するためのアプリケーションプログラム等を記憶保持する記憶部220を備えている。
また、制御部210は、入力制御部230から通知された編集指示に基づき上記編集操作を実行するものとする。
【0037】
尚、制御部210は、例えば、CPUやワークエリアとなる記憶装置を備え、記憶部220に格納されている動作プログラムに基づいて、各部を制御しつつ後述するクライアント装置200側の編集操作などの実行を行う。
【0038】
記憶部220は、例えば、RAM、ハードディスク、SSD等の記憶装置から構成され、制御部210の動作プログラム(本実施形態特有の編集クライアントプログラムを含む)、編集中のコンテンツ、コンテンツに対する編集操作手順を記録した編集履歴情報などを記憶している。
【0039】
クライアント装置200は、動作プログラムの一つである、編集クライアントプログラムを実行することにより、コンテンツに対してシーンの削除、入れ換え、特殊効果(例えば、スーパーインポーズ、フェードアウトなど)などの映像編集として行われる各種編集操作を行う。
【0040】
尚、編集クライアントプログラム実行時における、これらの各種編集操作はGOP単位で行われるものとする。これにより、例えば、MPEG−4フォーマットで作成されている編集用データに対して展開や再圧縮などの処理を施すことなく、編集用データの編集作業を行うことが可能となる。
【0041】
編集履歴情報は、図5に示すように、「再生順序番号」、「コンテンツ識別子」、「開始時間」、「終了時間」、および「編集内容特定情報」それぞれを示すカラムからなるテーブル情報である。
ここで、「再生順序番号」は各動画におる再生を行う順序を示し、「コンテンツ識別子」は各動画コンテンツに割り当てられた固有の数値(コンテンツ特定情報)を示す。
また、「開始時間」及び「終了時間」は、動画コンテンツ中における一定範囲の開始点と終了点を示す、つまり、動画コンテンツ中のどの部分かを特定するための情報である。
【0042】
「編集内容特定情報」は、コンテンツの「開始時間」から「終了時間」までの部分、またはコンテンツの「開始時間」で指定された位置に対してなされた編集操作の内容を示す情報である。
【0043】
また、クライアント装置200の入力制御部230には、図4に示すように、例えば、キーボードやポインティング・デバイス(マウス)などの入力装置23が接続されているものとする。
また、入力制御部230は、入力装置23から入力された制御部210への指示コマンドなどを受け付けて制御部210に伝達する。
【0044】
出力制御部240には、例えば、ディスプレイ装置やプリンタなどの出力装置24が接続されているものとする。出力制御部240は、制御部210の処理結果などを必要に応じて出力装置24に出力する。
【0045】
通信制御部250は、通信値ネットワーク300に通信可能に接続されたネットワークカード等を有し、編集サーバ100から送り込まれた、クライアント装置200内で編集されるコンテンツを受信する。
また、通信制御部250は受信したコンテンツに対してクライアント装置200が行った編集操作の内容を示す編集履歴情報を編集サーバ100に対して送信する。
【0046】
ここで、編集サーバ100により生成されクライアント装置200に送信される編集用データのデータモデル概念図を図6に示す。
ここでは、クライアント装置200が、ローカルで再生、プレビュー再生、早送り、巻き戻しを擬似的に実行するために、Backboneというデータが用意される(図6)。
尚、個々のBackboneは、対応する動画シーンをGOP単位で指し示す。
【0047】
動画シーンのデータは、元画像である高品質映像データ(Lane#0)に他に、クライアント装置200がダウンロードする圧縮データである、プレビュー再生用データ(Lane#1)、早送り用の圧縮データ(2倍速:Lane#2、4倍速:Lane#3、8倍速:Lane#4)、プレビュー逆再生用データ(Lane#5)、巻き戻し(早巻き戻し)用の圧縮データ(2倍速:Lane#6、4倍速:Lane#7、8倍速:Lane#8)が含まれる。
【0048】
これにより、必要なシーン区間のみを圧縮データとしてクライアント装置200に送信することができ、また、クライアント装置200では、Backboneデータを用いて、各種プレビュー再生が可能となる。
【0049】
ここで、クライアント装置200が編集操作時に用いるデータモデルの概念を、図7に示す。
図7では、クライアント装置200は編集情報としてBackboneを指し示すプレビュー用データ(プレイリスト)を保持している。
これにより、編集者(クライアント装置の操作者)は随時プレビュー再生を行いながら編集操作を進めて行くことができる。
【0050】
また、GOP単位で編集用データを取り扱う場合の動画圧縮率について説明する。例えば、解像度が1920×1080の画像データにより構成される動画像を生成する場合、その伝送速度は約1000Mbit/secとなる。
【0051】
これに対して、解像度が1920×1080の各画像データをJPEGで圧縮して動画像を生成する場合、約200Mbit/secとなり、また、解像度が1920×1080の動画像をMPEG−2で圧縮した場合、約10Mbit/secとなる。
【0052】
したがって、仮にプレビュー用データを含めて8個のデータ(図6:Lane#1〜Lane#8)を生成したとしても合計で80Mbit/secであり、依然として他の手法よりも編集用データのサイズを小さく抑制することができる。
【0053】
以上のように、本実施形態によれば、サーバ装置から編集用データが送り込まれるまでのクライアント装置における編集処理時の待ち時間、編集処理の待ち時間、および通信遅延等を有効に低減することができるため、クライアント装置において少ない処理待ち時間でサーバ装置内のコンテンツの編集を行うことが可能となる。
【0054】
[実施形態の動作説明]
次に、上記実施形態であるコンテンツ編集システム1における動作処理内容について説明する。
【0055】
まず、クライアント装置200からコンテンツの編集要求を受信した場合に、編集サーバ100は、この編集要求の内容に対応する区分のコンテンツデータを読み出し、このコンテンツデータに対応する編集用データを生成し(編集用データ生成工程)、この編集用データを編集要求の送信元であるクライアント装置200に送信する(編集用データ送信処理工程)。
【0056】
クライアント装置200は、編集サーバ100から送り込まれた編集用データをプレビュー表示として出力し、このプレビュー表示に対する編集操作を行う(格納コンテンツ編集工程)。
次いで、クライアント装置200は、編集操作の内容を編集指示情報として記録し、この編集指示情報を編集サーバ100に送信する。
【0057】
最後に編集サーバ100は、自己が保持するコンテンツに対する編集内容を示す編集指示情報を受信した場合に、この編集指示情報に基づきコンテンツに対する編集を行う。
【0058】
ここで、上記編集用データ生成工程、編集用データ送信処理工程、および格納コンテンツ編集工程については、その実行内容をプログラム化し、編集サーバ100のコンピュータに実行させるように構成してもよい。
また、本プログラムは、非一時的な記憶媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリなどに記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
【0059】
[編集処理機能の動作説明]
次に、本実施形態のコンテンツ編集システム1における編集処理について、図8のフローチャートに基づき具体的に説明する。
【0060】
まず、クライアント装置200が編集対象のコンテンツを指定するコンテンツ指定情報、編集対象のコンテンツ毎に対応した必要シーン区間、およびコンテンツ編集の要求を示す編集要求メッセージを含むコンテンツ編集要求を、編集サーバ100に送信する(ステップS201)。
ここで、コンテンツ指定情報により指定されたコンテンツは、1つであっても複数であってもよいものとする。
【0061】
次に、コンテンツ編集要求を受けた編集サーバ100は、コンテンツ指定情報により指定されたコンテンツ、およびコンテンツ毎の必要シーン区間のデータをGOP単位で抽出し、(疑似的な)編集用データを生成する(ステップS101)。そして、通信制御部150がこの編集用データをコンテンツ編集要求の送信元であるクライアント200に通信ネットワーク300を介して送信する(ステップS102)。
【0062】
クライアント装置200は編集用データを受信した場合に(ステップS202)、制御部210が編集クライアントプログラムを起動し、出力装置24に編集画面を出力表示する。
これにより、クライアント装置200は、編集入力の受付状態に設定されたことになる。
【0063】
ここで、編集者がクライアント200の入力装置23(例えば、マウス)を操作することにより、編集画面上に配置されたボタン等対する入力操作を行うことで、コンテンツに対する編集指示を入力する。制御部210は入力された編集指示を受け付ける(ステップS203)。
【0064】
制御部210は、編集画面上のクリックされた位置を特定し、特定した画面上の位置に応じて、どの編集操作が指示されたか、またはコンテンツのどの部分が編集操作の対象であるかを特定する(編集指示内容の特定)。そして、受け付けた編集操作の指示が編集終了の指示であるか否かを判別する(ステップS204)。
【0065】
ここで、受け付けた編集操作の指示が編集終了の指示でない場合(NO:ステップS204)、制御部210は、オペレータにより入力指示された編集操作の内容を示す編集操作指示、および編集操作対象のコンテンツの部分に基づいて1回分の編集履歴情報を生成し、記憶部220に追加格納する(ステップS205)。ここで、制御部210は新たな編集指示の要求を受け付けるため待機状態に入る。
【0066】
動作処理ステップはステップS204以前に戻り、 編集者がコンテンツの編集作業として、コンテンツの範囲指定やコンテンツ編集操作の指示入力を、入力操作をクライアント装置200に対して繰り返し行った後、クライアント装置200にコンテンツの編集終了を指示する(図8、ステップS204:YES)。
ここで、制御部210は、記憶部220に蓄積された編集履歴情報を通信制御部250から、通信ネットワーク300を介して、編集サーバ100に送信する(ステップS206)。
【0067】
編集サーバ100の通信制御部150がクライアント装置200から送られた編集履歴情報を受信すると(ステップS106)、制御部110は、受信した編集履歴情報に含まれる指示順に、記憶部120に格納されているコンテンツを素材とした編集操作を行う。
これにより、上記コンテンツに対する編集を行うことにより新たなコンテンツを生成し、記憶部120に格納して編集処理を終了する(ステップS107)。
【0068】
以上のように、本実施形態にかかるコンテンツ編集システム1では、編集サーバ100は編集用データを生成すると共にクライアント装置200に対して送信し、クライアント装置200は受信した編集用データを用いて各種編集操作を行う。
次いで、クライアント200は、コンテンツに対して行った編集操作を表すデータ(指示情報)を編集サーバ100に送信する。
【0069】
編集サーバ100は記憶部120に格納しているコンテンツを素材として、受信した編集操作を表すデータに示される編集操作に従ってコンテンツを編集・生成する。
【0070】
このため、編集サーバ100からクライアント200に送信される情報量は、必要シーン区間のみのデータを圧縮して送るため、編集に用いるコンテンツの全データを送る場合に比べて大幅に軽減される。
【0071】
また、クライアント200から編集サーバ100に送信される情報量は、編集されたコンテンツデータそのものを編集サーバ100に返す場合よりも削減される。
【0072】
これにより、本実施形態では、編集サーバ100はクライアント装置200から、コンテンツ編集の要求を受け取った場合に、要求されたコンテンツの必要シーン区間のデータを圧縮して要求元のクライアント装置200に送信し、クライアント装置200側では、編集者がコンテンツに対する編集指示をクライアント装置200に入力し、クライアント装置200は、この編集指示に基づき編集コンテンツのプレビューを表示する。
【0073】
ここで、クライアント装置200は、編集指示を記憶部に蓄積しておき、編集作業の終了時にまとめて編集サーバ100に対して編集指示を送信する。編集指示を受信した編集サーバは、クライアントで行われた編集操作をなぞりコンテンツを編集するため、クライアント装置200で実行された編集操作と同等の編集操作を編集サーバ100内で実行することができる。
【0074】
また、本実施形態では、編集用データを用いてローカルで編集操作とプレビュー表示を行い、最終的な操作指示情報をサーバ側に送ることで編集操作を終えるため、編集操作中に、サーバ装置からクライアント装置へのデータ送信が生じず、更には、編集操作中は、サーバ装置で処理が行われることがないため、編集操作する度に処理待ちが発生するようなことがないため、編集操作を行うクライアント装置利用者に対しての操作待ち時間を有効に軽減することが可能となる。
【0075】
また、サーバ側から、編集で用いるシーン区間のコンテンツデータのみを、フレーム間圧縮データで、解像度・再生ビットレートを低く圧縮した上で、クライアント装置に送るため、通信量を低減することができ、このため、サーバ装置からクライアント装置へ編集で用いる動画データの転送に要する通信時間を、有効に低減、短縮化することが可能となる。
【0076】
更に、編集操作後クライアント装置からサーバ装置に対して編集操作履歴情報を送信することで編集作業が完了するため、クライアント装置からサーバ装置に対して編集後の動画コンテンツそのものを転送する必要がなくなり、これにより、クライアント装置からサーバ装置への通信データ量を有効に抑制することができる。
【0077】
上述の実施形態については、その新規な技術的内容の要点をまとめると、以下のようになる。
尚、上記実施形態の一部または全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
【0078】
(付記1)
編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置から送り込まれたコンテンツの編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムであって、
前記サーバ装置は、
前記クライアント装置からコンテンツの編集要求を受信した場合に前記編集要求で指定された区分のコンテンツデータを読み出すと共に当該コンテンツデータに対応する編集用データを生成する編集用データ生成手段と、
前記編集用データを前記クライアント装置に送信する編集用データ送信手段と、
前記編集用データに対する編集内容を示す編集指示情報を受信した場合に前記編集指示情報に基づき前記コンテンツに対する編集を行う格納コンテンツ編集手段とを備え、
前記クライアント装置は、
前記サーバ装置から送り込まれた前記編集用データをプレビュー表示として出力するプレビュー表示手段と、
前記プレビュー表示に対する編集操作を行う編集操作手段と、
前記編集操作の内容を前記編集指示情報として記録すると共に前記サーバ装置に送信する編集指示情報送信手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ編集システム。
【0079】
(付記2)
付記1に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
前記編集用データ生成手段は、
前記編集要求で指定された区分のコンテンツデータを予め設定されたグループに対応付けて抽出するコンテンツ区間抽出手段と、
前記コンテンツデータに対応する前記編集用データとして異なる再生スピードに対応した再生用データを生成する再生用データ生成機能とを備えたことを特徴とするコンテンツ編集システム。
【0080】
(付記3)
付記2に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
編集用データ送信手段は、前記編集用データの解像度・再生ビットレートを低減するデータ圧縮機能を備えたことを特徴とするコンテンツ編集システム。
【0081】
(付記4)
付記2に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
前記再生用データ生成機能は、前記編集用データとして、倍速再生、逆再生、および逆倍速再生用の再生用データを生成することを特徴とするコンテンツ編集システム。
【0082】
(付記5)
編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置から送り込まれたコンテンツの編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムにあって、前記サーバ装置内のコンテンツの編集を行うコンテンツ編集方法であって、
前記クライアント装置からコンテンツの編集要求を受信した場合に、前記編集要求の内容に対応するコンテンツを読み出し、当該コンテンツに対応する編集用コンテンツデータを生成し、前記編集用コンテンツデータを前記クライアント装置に送信する、動作手順を前記サーバ装置が実行し、
前記サーバ装置からの前記編集用データをプレビュー表示として出力し、前記プレビュー表示に対する編集操作を行い、前記編集操作の内容を前記編集指示情報として記録すると共に前記サーバ装置に送信する、動作手順を前記クライアント装置が実行し、
次いで、前記コンテンツに対する編集内容を示す編集指示情報を受信した場合に、前記サーバ装置が前記編集指示情報に基づき前記コンテンツに対する編集を行うことを特徴としたコンテンツ編集方法。
【0083】
(付記6)
編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記コンテンツから抽出された編集用データに対する編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムにあって、前記サーバ装置内のコンテンツを編集するためのコンテンツ編集プログラムであって、
前記クライアント装置から前記コンテンツの編集要求を受信した場合に前記編集要求の内容に対応する区分データを特定すると共に当該区分データに対応した前記編集用コンテンツデータを生成する編集用データ生成機能と、
前記編集用コンテンツデータを前記クライアント装置に送信する処理を行う編集用データ送信処理機能と、
前記編集用データが出力表示されたプレビュー表示に対して前記クライアント装置が編集操作を行い、当該編集操作の内容が前記編集指示情報として前記クライアント装置から送り込まれた場合に、前記編集指示情報に記載された前記コンテンツに対する編集内容に基づき前記コンテンツに対する編集を行う格納コンテンツ編集機能と、
を前記サーバ装置のコンピュータが実現することを特徴としたコンテンツ編集プログラム。
【産業上の利用可能性】
【0084】
本発明は、本発明によれば、公衆回線や通信ネットワークを使用してアクセス可能なコンテンツサーバのハードディスク上に格納されたディジタル動画コンテンツを、遠隔地に置かれたパソコンやワークステーションからディジタル編集するためのサーバ−クライアントシステムに対して有効に適用できる。
【符号の説明】
【0085】
100 編集サーバ
200 クライアント装置
300 通信ネットワーク
110 制御部
120 記憶部
130 入力制御部
140 出力制御部
150 通信制御部
210 制御部
220 記憶部
230 入力制御部
240 出力制御部
250 通信制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置から送り込まれたコンテンツの編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムであって、
前記サーバ装置は、
前記クライアント装置からコンテンツの編集要求を受信した場合に前記編集要求で指定された区分のコンテンツデータを読み出すと共に当該コンテンツデータに対応する編集用データを生成する編集用データ生成手段と、
前記編集用データを前記クライアント装置に送信する編集用データ送信手段と、
前記編集用データに対する編集内容を示す編集指示情報を受信した場合に前記編集指示情報に基づき前記コンテンツに対する編集を行う格納コンテンツ編集手段とを備え、
前記クライアント装置は、
前記サーバ装置から送り込まれた前記編集用データをプレビュー表示として出力するプレビュー表示手段と、
前記プレビュー表示に対する編集操作を行う編集操作手段と、
前記編集操作の内容を前記編集指示情報として記録すると共に前記サーバ装置に送信する編集指示情報送信手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ編集システム。
【請求項2】
請求項1に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
前記編集用データ生成手段は、
前記編集要求で指定された区分のコンテンツデータを予め設定されたグループに対応付けて抽出するコンテンツ区間抽出手段と、
前記コンテンツデータに対応する前記編集用データとして異なる再生スピードに対応した再生用データを生成する再生用データ生成機能とを備えたことを特徴とするコンテンツ編集システム。
【請求項3】
請求項2に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
編集用データ送信手段は、前記編集用データの解像度・再生ビットレートを低減するデータ圧縮機能を備えたことを特徴とするコンテンツ編集システム。
【請求項4】
請求項2に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
前記再生用データ生成機能は、前記編集用データとして、倍速再生、逆再生、および逆倍速再生用の再生用データを生成することを特徴とするコンテンツ編集システム。
【請求項5】
編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置から送り込まれたコンテンツの編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムにあって、前記サーバ装置内のコンテンツの編集を行うコンテンツ編集方法であって、
前記クライアント装置からコンテンツの編集要求を受信した場合に、前記編集要求の内容に対応するコンテンツを読み出し、当該コンテンツに対応する編集用コンテンツデータを生成し、前記編集用コンテンツデータを前記クライアント装置に送信する、動作手順を前記サーバ装置が行い、
前記サーバ装置からの前記編集用データをプレビュー表示として出力し、前記プレビュー表示に対する編集操作を行い、前記編集操作の内容を前記編集指示情報として記録すると共に前記サーバ装置に送信する、動作手順を前記クライアント装置が実行し、
次いで、前記コンテンツに対する編集内容を示す編集指示情報を受信した場合に、前記サーバ装置が前記編集指示情報に基づき前記コンテンツに対する編集を行うことを特徴としたコンテンツ編集方法。
【請求項6】
編集対象のコンテンツを記憶するサーバ装置と、前記コンテンツから抽出された編集用データに対する編集を行うクライアント装置とを備えたコンテンツ編集システムにあって、前記サーバ装置内のコンテンツを編集するためのコンテンツ編集プログラムであって、
前記クライアント装置から前記コンテンツの編集要求を受信した場合に前記編集要求の内容に対応する区分データを特定すると共に当該区分データに対応した前記編集用コンテンツデータを生成する編集用データ生成機能と、
前記編集用コンテンツデータを前記クライアント装置に送信する処理を行う編集用データ送信処理機能と、
前記編集用データが出力表示されたプレビュー表示に対して前記クライアント装置が編集操作を行い、当該編集操作の内容が前記編集指示情報として前記クライアント装置から送り込まれた場合に、前記編集指示情報に記載された前記コンテンツに対する編集内容に基づき前記コンテンツに対する編集を行う格納コンテンツ編集機能と、
を前記サーバ装置のコンピュータが実現することを特徴としたコンテンツ編集プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−248955(P2012−248955A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−117234(P2011−117234)
【出願日】平成23年5月25日(2011.5.25)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】