説明

コンテンツ関連情報通知装置

【課題】ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報をユーザーに負担をかけることなく特定のサーバーに通知することができるコンテンツ関連情報通知装置を提供する。
【解決手段】制御部6は、光ディスク再生情報取得部6A、放送番組視聴情報取得部6B、放送番組録画情報取得部6C、及び予約録画情報取得部6Eそれぞれが情報を取得する度に、その取得された情報をLANモジュール10を介して所定のサーバーに通知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報を特定のサーバーに通知するコンテンツ関連情報通知装置に関する。
【背景技術】
【0002】
デジタル放送による多チャンネル化や再生専用光ディスクで提供されるコンテンツの充実化等により、ユーザーがテレビ受像機、光ディスク再生装置、光ディスク記録再生装置等を使用する際に選択可能なコンテンツ数は増加傾向にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−223749号公報(要約、段落0004)
【特許文献2】特開2009−181262号公報(要約、段落0020)
【特許文献3】特表2009−514075号公報(要約、段落0014)
【特許文献4】特開2007−150764号公報(要約、段落0010)
【特許文献5】国際公開第2005/027512号(要約、請求項1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このため、ユーザーは、テレビ受像機、光ディスク再生装置、光ディスク記録再生装置等を使用する際に、コンテンツの選択に迷う場合があり、このような場合に何らかの参考情報を入手することができれば便利である。
【0005】
なお、特許文献1で提案されている情報処理装置は、ブログ等の文章群を評価対象としているため、テレビ受像機、光ディスク再生装置、光ディスク記録再生装置等で取り扱われるコンテンツ、いわゆるAVコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報の通知に応用できるものではない。
【0006】
また、特許文献2で提案されているコンテンツ評価装置は、ユーザー自身がコンテンツの評価を行う必要があり、ユーザーに負担がかかってしまうという問題を有している。
【0007】
また、特許文献3で提案されている選択されたコンテンツアイテムをユーザーに提供する方法は、パーソナル化されたコンテンツをユーザーに配信するサービスを提供するサービスプロバイダーによって提供できる方法であって、配信サービス以外の手法でユーザーに提供されるコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報の通知に応用できるものではない。
【0008】
また、特許文献4で提供されているマルチメディア視聴システムは、インターネット等の通信網を通じてのコンテンツ配信における視聴システムあって、インターネット等の通信網を通じてのコンテンツ配信以外の手法でユーザーに提供されるコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報の通知に応用できるものではない。
【0009】
また、特許文献5で提供されているコンテンツ選択方法は、ユーザーがコンテンツに対する評価を入力する必要があり、ユーザーに負担がかかってしまうという問題を有している。
【0010】
本発明は、上記の状況に鑑み、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報をユーザーに負担をかけることなく特定のサーバーに通知することができるコンテンツ関連情報通知装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために本発明に係るコンテンツ関連情報通知装置は、コンテンツを記録媒体に記録するコンテンツ記録部、コンテンツを記録媒体から再生するコンテンツ再生部、及びコンテンツの一種である放送番組を受信する放送受信チューナの少なくとも一つを備え、前記コンテンツ再生部がコンテンツの再生を開始する度に、どのコンテンツが再生されたかを特定することができる情報である再生情報を取得する再生情報取得部、前記放送受信チューナで受信した放送番組が変更される度に、視聴対象の放送番組を特定することができる情報である放送番組視聴情報を取得する放送番組視聴情報取得部、前記放送受信チューナで受信した放送番組の録画(予約録画を除く)が開始される度に、どの放送番組の録画が開始されたかを特定することができる情報である放送番組録画情報を取得する放送番組録画情報取得部、及び予約録画が登録される度に、どの放送番組の予約録画が登録されたかを特定することができる情報である予約録画情報を取得する予約録画情報取得部の少なくとも一つを備え、インターネット接続可能なLANモジュールと、前記再生情報取得部、前記放送番組視聴情報取得部、前記放送番組録画情報取得部、及び前記予約録画情報取得部それぞれが情報を取得する度に、その取得された情報を前記LANモジュールを介して所定のサーバーに通知する制御部とを備える構成とする。
【0012】
このような構成によると、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報にそれぞれ該当している再生情報、放送番組視聴情報、放送番組録画情報、及び予約録画情報の少なくとも一つが自動的に所定のサーバーに通知されるので、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報をユーザーに負担をかけることなく特定のサーバーに通知することができる。
【0013】
また、前記コンテンツ記録部、前記コンテンツ再生部、及び前記放送受信チューナを全て備え、前記再生情報取得部、前記放送番組視聴情報取得部、前記放送番組録画情報取得部、及び前記予約録画情報取得部を全て備える構成が望ましい。このような構成によると、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を充実させることができる。
【0014】
また、前記所定のサーバーの例としてSNS(Social Network Service)サーバーを挙げることができる。またに、前記SNSサーバーの例として例えばTwitter(登録商標)サーバーを挙げることができる。
【0015】
また、コンテンツに関するユーザー評価が前記コンテンツ関連情報通知装置に入力される度に、その入力情報であるユーザー評価情報を取得するユーザー評価情報取得部を備え、前記制御部が、ユーザー評価情報取得部によって取得されたユーザー評価情報を前記LANモジュールを介して所定のサーバーに通知するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係るコンテンツ関連情報通知装置によると、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報にそれぞれ該当している再生情報、放送番組視聴情報、放送番組録画情報、及び予約録画情報の少なくとも一つが自動的に所定のサーバーに通知されるので、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を生成するために必要なコンテンツ関連情報をユーザーに負担をかけることなく特定のサーバーに通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施形態に係るBD−ray Disc(登録商標。以下「BD」という)レコーダーの概略構成例を示す図である。
【図2】Twitterサーバーが公開する集計結果の例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るBDレコーダーの変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係るコンテンツ関連情報通知装置の一例として、ここでは、BDレコーダーを用いて説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施形態に係るBDレコーダーの概略構成例を示す図である。図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーは、チューナ1と、映像音声処理部2と、OSD(On Screen Display)部3と、出力部4と、光ディスク記録再生部5と、制御部6と、フラッシュROM(Read Only Memory)7と、RAM(Random Access Memory)8と、受光部9と、LAN(Local Area Network)モジュール10とを備えている。なお、制御部6には例えばCPU(Central Processing Unit)を用いるとよい。
【0020】
チューナ1は、アンテナ11から受け取ったテレビ放送信号の選局及び復調(例えばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調)を行う。映像音声処理部2は、チューナ1から受け取った映像音声信号又は光ディスク記録再生部5で再生された映像音声信号を出力部4に送ったり、チューナ1から受け取った映像音声信号を光ディスク記録再生部5に送ったりする。OSD部3は、制御部6からの指示に基づいて生成したOSD画像データを出力部4に送る。出力部4は、映像音声処理部2から受け取った映像信号とOSD部3から受け取ったOSD画像データとを合成した合成映像信号を外部に出力したり、上記合成処理を行わず映像音声処理部2から受け取った映像信号をそのまま外部に出力したり、上記合成処理を行わずOSD部3から受け取ったOSD画像データをそのまま外部に出力したり、映像音声処理部2から受け取った音声信号を外部に出力したりする。出力部4の出力信号は、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーに接続されるテレビ受像機(不図示)に送出される。図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーに接続されるテレビ受像機は、出力部4の出力信号に基づく映像表示および音声出力を行う。
【0021】
光ディスク記録再生部5は、映像音声処理部2から受け取った映像音声信号を光ディスクに記録したり、光ディスクに記録されている映像音声信号を再生したりする。なお、光ディスクは、光ディスク記録再生部5に対して着脱自在に装着される。また、光ディスク記録再生部5は、少なくともBD、DVDに対応しており、光ディスクが装着されると光ディスクの種類の判別を行い、判別結果に応じた再生あるいは記録を行う。
【0022】
受光部9は、リモコン送信機(不図示)から送信されたリモコン赤外線信号を受光して電気信号に変換し、さらにその電気信号から操作コードを抽出して制御部6に出力する。制御部6は、フラッシュROM7に格納されている制御プログラム及び各種設定(例えば、各操作コードと各機能との対応関係を示すデータテーブル等)と、受光部9から受け取った操作コードと、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーの本体に設けられている操作キー群(不図示)から出力される信号によって定まる操作コードとに応じて、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーの各部を制御する。なお、RAM8は、制御部6が制御動作を実行するために必要なプログラムやデータなどを一時的に記憶する作業メモリとして機能する。
【0023】
LANモジュール10は、ネットワークに接続されたモデム(不図示)を介して容易にインターネットに接続することができる。
【0024】
また、制御部6は、フラッシュROM7に予め格納されている制御プログラムを読み出して実行することにより、光ディスク再生情報取得部6A、放送番組視聴情報取得部6B、放送番組録画情報取得部6C、予約録画登録部6D、予約録画情報取得部6E等の機能部として機能している。
【0025】
光ディスク再生情報取得部6Aは、光ディスクに格納されているコンテンツの再生がユーザー操作等によって開始される度に、どのコンテンツが再生されたかを特定することができる情報(光ディスク再生情報)を取得する。
【0026】
そして、光ディスク再生情報取得部6Aが光ディスク再生情報を取得すると、制御部6は直ちに光ディスク再生情報の通知を行う。より具体的には、制御部6は、フラッシュROM7に予め格納されているTwitterクライアントアプリケーションプログラムを用いて、どのコンテンツが再生されたかを特定することができる情報(光ディスク再生情報)を、LANモジュール10及びモデム(不図示)を介してインターネット経由でTwitterサーバーに通知する。
【0027】
放送番組視聴情報取得部6Bは、出力部4の出力信号の元になるチューナ1で受信した放送番組がユーザーの選局操作等によって変更される度に、視聴対象のコンテンツ(放送番組)を特定することができる情報(放送番組視聴情報)を取得する。この放送番組視聴情報を取得する際に、放送番組視聴情報取得部6Bは、フラッシュROM7に格納されているEPG(Electronic Program Guide)データベース7Aを利用する。なお、制御部6は、チューナ1から定期的にEPG情報を取得し、フラッシュROM7に格納されているEPGデータベース7Aを更新している。
【0028】
そして、放送番組視聴情報取得部6Bが放送番組視聴情報を取得すると、制御部6は直ちに放送番組視聴情報の通知を行う。より具体的には、制御部6は、フラッシュROM7に予め格納されているTwitterクライアントアプリケーションプログラムを用いて、視聴対象のコンテンツ(放送番組)を特定することができる情報(放送番組視聴情報)を、LANモジュール10及びモデム(不図示)を介してインターネット経由でTwitterサーバーに通知する。
【0029】
放送番組録画情報取得部6Cは、チューナ1で受信した放送番組の録画(予約録画を除く)がユーザーの録画操作によって開始される度に、どのコンテンツ(放送番組)の録画が開始されたかを特定することができる情報(放送番組録画情報)を取得する。この放送番組録画情報を取得する際に、放送番組録画情報取得部6Cは、フラッシュROM7に格納されているEPGデータベース7Aを利用する。
【0030】
そして、放送番組録画情報取得部6Cが放送番組録画情報を取得すると、制御部6は直ちに放送番組録画情報の通知を行う。より具体的には、制御部6は、フラッシュROM7に予め格納されているTwitterクライアントアプリケーションプログラムを用いて、どのコンテンツ(放送番組)の録画が開始されたかを特定することができる情報(放送番組録画情報)を、LANモジュール10及びモデム(不図示)を介してインターネット経由でTwitterサーバーに通知する。
【0031】
予約録画登録部6Dは、チューナ1で後に受信する放送番組の予約録画を、ユーザーの予約録画操作に従って登録する。より具体的には、予約録画登録部6Dは、ユーザーの予約録画操作に従って、フラッシュROM7に格納されているEPGデータベース7Aを参照して、フラッシュROM7に格納されている予約録画データベース7Bを更新する。なお、予約録画データベース7Bは、予約録画対象のコンテンツ(放送番組)のデータベースである。
【0032】
予約録画情報取得部6Eは、予約録画登録部6Dによって予約録画が登録される度に、どのコンテンツ(放送番組)の予約録画が登録されたかを特定することができる情報(予約録画情報)を取得する。この予約録画情報を取得する際に、予約録画情報取得部6Eは、フラッシュROM7に格納されている予約録画データベース7Bを利用する。
【0033】
そして、予約録画情報取得部6Eが予約録画情報を取得すると、制御部6は直ちに予約録画情報の通知を行う。より具体的には、制御部6は、フラッシュROM7に予め格納されているTwitterクライアントアプリケーションプログラムを用いて、どのコンテンツ(放送番組)の予約録画が登録されたかを特定することができる情報(予約録画情報)を、LANモジュール10及びモデム(不図示)を介してインターネット経由でTwitterサーバーに通知する。
【0034】
上記の各通知の利用方法としては、例えば、或る企業が、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダー等の本発明に係るコンテンツ関連情報通知装置各々からのTwitterサーバーへの通知を集計した結果を例えば図2に示すような形式でコンテンツ毎にTwitter上で公開することが考えられる。このような集計結果には、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダー等の本発明に係るコンテンツ関連情報通知装置からアクセスすることができるが、Twitterクライアントアプリケーションプログラムを搭載した他の電気機器(例えばTwitterクライアントアプリケーションプログラムを搭載した携帯電話等)からもアクセスすることができる。なお、ユーザーは、Twitter上の検索機能を利用すれば、所望のコンテンツに関する集計結果に容易にアクセスすることができる。
【0035】
上記の集計結果は、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報として利用することができる。例えば、一般的に、予約録画の人数が多いコンテンツは多数の人から事前に注目されているコンテンツであり、視聴する価値が有る可能性が高いと言える。また、録画の人数が多いコンテンツは事前には余り注目されていなかったが、視聴した多数の人に録画する価値が有ると判断されているので、面白いコンテンツである可能性が高いと言える。
【0036】
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実行することができる。
【0037】
例えば、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーの制御部6が、図3に示すように、ユーザー評価情報取得部6Fとしても機能するようにしてもよい。
【0038】
図3に示す構成の場合、ユーザー評価情報取得部6Fは、ユーザーがリモコン送信機を用いて或るコンテンツに関するユーザー評価を入力する度に、その入力情報すなわちユーザー評価情報を取得する。そして、ユーザー評価情報取得部6Fがユーザー評価情報を取得すると、制御部6は直ちにユーザー評価情報の通知を行う。より具体的には、制御部6は、フラッシュROM7に予め格納されているTwitterクライアントアプリケーションプログラムを用いて、ユーザー評価情報を、LANモジュール10及びモデム(不図示)を介してインターネット経由でTwitterサーバーに通知する。
【0039】
また、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーが、上述した光ディスク再生情報の通知、放送番組視聴情報の通知、放送番組録画情報の通知、及び予約録画情報の通知の少なくとも一つにおいて、ユーザーの属性(例えば性別や年齢など)をともに通知するようにしてもよい。これにより、ユーザーの属性別に情報を集計することが可能となり、ユーザーの属性別に、ユーザーがコンテンツを選択する際に参考となる参考情報を提供することが可能となる。同様に、図3に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーが、上述した光ディスク再生情報の通知、放送番組視聴情報の通知、放送番組録画情報の通知、予約録画情報、及びユーザー評価情報の通知の少なくとも一つにおいて、ユーザーの属性(例えば性別や年齢など)をともに通知するようにしてもよい。
【0040】
なお、ユーザーの属性を通知することができる構成にした場合、ユーザーの属性をどの程度まで通知するかを設定できること(例えば、性別の通知のみを許可する設定、性別及び年齢の通知のみを許可する設定、性別、年齢、及び職種の通知を許可する設定等の選択)が望ましい。
【0041】
また、図1に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーや図3に示す本発明の一実施形態に係るBDレコーダーでは、光ディスク再生情報の通知、放送番組視聴情報の通知、放送番組録画情報の通知、及び予約録画情報の通知が可能であるが、本発明はこれらに限定されることはなく、光ディスク再生情報の通知、放送番組視聴情報の通知、放送番組録画情報の通知、及び予約録画情報の通知の少なくとも一つを行う構成であればよい。したがって、本発明は、ネットワーク対応のテレビ受像機、ネットワーク対応の光ディスク再生専用装置、ネットワーク対応のSTB(Set Top Box)等にも適用可能である。
【0042】
また、上述した実施形態では、Twitterクライアントアプリケーションプログラムを用いて情報の通知を行ったが、本発明はこれに限定されることはなく、Twitterサーバー以外のSNS(Social Network Service)サーバーに情報を通知するようにしてもよく、また、所定の公開Webサイトに情報を通知するようにしてもよい。
【0043】
また、上述した実施形態では、コンテンツを記録する記録媒体がBDであったが、本発明はこれに限定されることはなく、DVD、SDカード、ハードディスク等他の記録媒体であっても構わない。
【符号の説明】
【0044】
1 チューナ
2 映像音声処理部
3 OSD部
4 出力部
5 光ディスク記録再生部
6 制御部
6A 光ディスク再生情報取得部
6B 放送番組視聴情報取得部
6C 放送番組録画情報取得部
6D 予約録画登録部
6E 予約録画情報取得部
6F ユーザー評価情報取得部
7 フラッシュROM
7A EPGデータベース
7B 予約録画データベース
7C Twitterクライアントアプリケーションプログラム
8 RAM
9 受光部
10 LANモジュール
11 アンテナ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを記録媒体に記録するコンテンツ記録部、コンテンツを記録媒体から再生するコンテンツ再生部、及びコンテンツの一種である放送番組を受信する放送受信チューナの少なくとも一つを備え、
前記コンテンツ再生部がコンテンツの再生を開始する度に、どのコンテンツが再生されたかを特定することができる情報である再生情報を取得する再生情報取得部、前記放送受信チューナで受信した放送番組が変更される度に、視聴対象の放送番組を特定することができる情報である放送番組視聴情報を取得する放送番組視聴情報取得部、前記放送受信チューナで受信した放送番組の録画(予約録画を除く)が開始される度に、どの放送番組の録画が開始されたかを特定することができる情報である放送番組録画情報を取得する放送番組録画情報取得部、及び予約録画が登録される度に、どの放送番組の予約録画が登録されたかを特定することができる情報である予約録画情報を取得する予約録画情報取得部の少なくとも一つを備え、
インターネット接続可能なLANモジュールと、
前記再生情報取得部、前記放送番組視聴情報取得部、前記放送番組録画情報取得部、及び前記予約録画情報取得部それぞれが情報を取得する度に、その取得された情報を前記LANモジュールを介して所定のサーバーに通知する制御部とを備えることを特徴とするコンテンツ関連情報通知装置。
【請求項2】
前記コンテンツ記録部、前記コンテンツ再生部、及び前記放送受信チューナを全て備え、
前記再生情報取得部、前記放送番組視聴情報取得部、前記放送番組録画情報取得部、及び前記予約録画情報取得部を全て備える請求項1に記載のコンテンツ関連情報通知装置。
【請求項3】
前記所定のサーバーがSNS(Social Network Service)サーバーである請求項1または請求項2に記載のコンテンツ関連情報通知装置。
【請求項4】
前記SNSサーバーがTwitter(登録商標)サーバーである請求項3に記載のコンテンツ関連情報通知装置。
【請求項5】
コンテンツに関するユーザー評価が前記コンテンツ関連情報通知装置に入力される度に、その入力情報であるユーザー評価情報を取得するユーザー評価情報取得部を備え、
前記制御部が、ユーザー評価情報取得部によって取得されたユーザー評価情報を前記LANモジュールを介して所定のサーバーに通知する請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンテンツ関連情報通知装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−39561(P2012−39561A)
【公開日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−180373(P2010−180373)
【出願日】平成22年8月11日(2010.8.11)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】