説明

コード収納装置

【課題】コード収納装置により、コードをスムーズに引出し・巻き取りを行うコード収納装置を供する。
【解決手段】枠体1と、この枠体内に設けられ回転軸を有する回転盤4と、前記回転軸を対称軸として階段状の裾広がりの形状を有するとともにその一端側に回転盤4が設けられ前記階段の折り畳みによって前記軸方向に伸縮可能でコードを収納する巻胴3と、前記巻胴3の回転盤配置と反対側に一体的に設けられたスライド円盤22と、前記回転軸と同軸で、かつ前記巻胴を覆うように前記回転盤と一体的に回転し、内周面に前記スライド円盤22の外周部が係合される螺旋溝が形成された円筒部材20とを具備し、前記コードの引出し・巻取りによって回転する回転盤と一体的に回転する円筒部材20の回転により前記スライド円盤22が軸方向に移動し、前記スライド円盤の移動量に応じて前記巻胴が伸縮しながら前記コード7を前記階段部分に収納または引出しを行うようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気掃除機などの電気機器で使用されるコード収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電気機器で使用されている電源コードのコード収納装置として、図16よび図17に示すような形態が一般的である。このようなコード収納装置は、電源コード50が、回転盤51の回転により貫通孔52を通して軸中心に固定された巻胴53に巻取られる構造である。
【0003】
また、特許部文献1に、電源コード収納部のスペースの有効利用を図り電源コードの出し入れの小さいトルクで収納が可能なコード収納部を備えた電気掃除機が開示されている。
【特許文献1】特開平9−327422号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら図16および図17に示した装置では、巻胴に無規則に電源コードを巻付いていくため、巻胴の軸方向長さが電源コード径の所定以上より長い場合には、巻胴に先に巻付けられた電源コードと後から巻付けられた電源コードとが絡み付いてしまう、といった問題があった。また、特許文献1に開示されているコード収納部は、電源コードが巻取られる張力の変動等により円錐状内ドラム9に必ずしも整然としてトグロ状に巻きとられるとは限られないという問題点がある。
【0005】
本発明では、従来のかかる問題点を解決するために、電源コードを巻付ける巻胴の軸方向長さを大きくしても巻付け始めの段階等で絡みつくことなく、電願コードのスムーズな巻き取り・引き出しが可能なコード収納装置を供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
枠体と、この枠体内に設けられ回転軸を有する回転盤と、前記回転軸を対称軸として階段状の裾広がりの形状を有するとともにその一端側に前記回転盤が設けられ前記階段の折り畳みによって前記軸方向に伸縮可能でコードを収納する巻胴と、前記巻胴の回転盤配置と反対側に一体的に設けられたスライド円盤と、前記回転軸と同軸で、かつ前記巻胴を覆うように前記回転盤と一体的に回転し、内周面に前記スライド円盤の外周部が係合される螺旋溝が形成された円筒部材とを具備し、前記コードの引出し・巻取りによって回転する回転盤と一体的に回転する円筒部材の回転により前記スライド円盤が軸方向に移動し、前記スライド円盤の移動量に応じて前記巻胴が伸縮しながら前記コードを前記階段部分に収納または引出しを行うこととした。
【発明の効果】
【0007】
本発明のコード収納装置により、コードをスムーズに引き出し・巻き取りを行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態として、電気掃除機に本発明のコード収納装置を適用した場合について図1乃至10を用いて説明する。図1において、電気掃除機の枠体1に内蔵されているファンモータ2の外周部を覆うように電源コード7(以下「コード7」とよぶ。)を巻取る軸方向に伸縮可能な巻胴3がファンモータ2と同軸上に固定されている。また、巻胴3のファンモータ2の後方側に回転盤4が巻胴3と同軸上に回転可能に取り付けられている。またこの回転盤4の外周部は、図3に示すように枠体1の一部にスプリング71を介して弾性的に複数の円筒コロ72で支持されている。
【0010】
コード7は、胴巻3の近傍に設けられた固定金具17にその一部が固定され、回転盤4の外周部付近に設けられた貫通孔5から枠体1に設けられているコード導入孔(図示しない。)を経由して外部に引き出されるようになっている。またコード7は、この回転盤4の回転により巻胴3の外周に巻き取られるようになっている。また、コード7の一端に取り付けられているコンセント6が収納されているコンセント収納部6aから外部に引き出されると、回転盤4が回転し回転盤4に設けられている貫通孔5から巻胴3に収納されている電源コード7が引き出されるようになっている。
【0011】
また、本実施の形態では、コード7を所定の回転駆動力によって巻取られるように図2に示すように、回転盤4の内部に設けられたゼンマイばね収納室10にゼンマイばね8が取り付けられている。ゼンマイばね8の一端が回転盤4の回転軸9を支持する固定部に固定され、他端はゼンマイばね収納室10の内周壁の一部に固定されている。ゼンマイばね8は、コード7が外部へ引出されるときに回転盤4の回転量に対応して伸張しバネ力がチャージされる。コード7が所定の長さで引出しが停止されたときに図4に示すようなブレーキ手段によりチャージされたばね力を保持した状態で回転盤4の回転(コード7が巻き戻される方向の回転)が制動されるようになっている。このような状態でブレーキ手段のボタン11を押し下げることによりブレーキ13が解放側に移動し、回転盤4の規制が解除され、ゼンマイばね8に蓄積されたバネ力により回転盤4が回転し、コード7が引き込まれて巻胴3に収納されるようになっている。
【0012】
次にコード7が巻胴3に巻き取られてコード収納部に収納される機構について説明する。
【0013】
巻胴3を覆うように巻胴3と同軸となるように円筒部材20が回転盤4と一体的に回転可能に配置されている。その円筒部材20の内周面には、所定のピッチで螺旋溝21が形成されている。また、巻胴3の先端部に巻胴3と同軸で一体的にスライド円盤22が設けられ、その外周部が螺旋溝21に係合されている。円筒部材20がコード7の引き出し・引き込みにより回転盤4と一体的に回転することにより、スライド円盤22が螺旋溝21の回転方向に伴って軸方向に往復移動するようになっている。また、巻胴3は回転盤4の方向に向かって裾広がりの階段状の円錐台形状をなし軸方向に階段の折り畳みにより伸縮可能に形成されている。図5にコード収納部の一部を切り欠いた具体的構成を示す。コード7は、枠体1の回転盤4の軸方向に設けられているコード導入孔(図示しない。)から導入され、回転盤4の外周付近に設けられている貫通孔5を経由して巻胴3の先端部付近にそのコード7に一部が固定されている。また、巻胴3の先端部にはスライド円盤22が巻胴3と一体的に設けられている。
【0014】
巻胴3を構成する各階段23は、図6に示すように互いにフック状に接続され、折り畳みたが容易な構造となっている。円筒部材20の回転に従ってスライド円盤22が螺旋溝のピッチに従って移動し、巻胴3は軸方向に伸縮する。例えば、スライド円盤22が回転盤4の方向に移動する場合は(コード7が引出される場合。)、フック形状の階段23が折り畳されて巻胴3が収縮する方向に移動するようになっている。また、コード7が巻胴3に引き込まれる場合は、フック状に接続された階段23が引き延ばされてコード7が回転盤4に近い方の引き伸ばされた階段から巻取られるようになっている。この巻胴3の材料として、例えば、PP(ポリプロピレン)のような柔軟で耐久性に優れている材料が用いられる。また、各階段は、コード7が収まるようにコード7の径よりやや大き目に幅を有している。また、その高さは、各階段ごとにコードの所定の巻数に収まるように設定されている。例えば、各段に1巻きの場合はコード径より高くすることによりコードが巻き取られたときに安定して各階段23に納めることができる。また2巻きする場合は、コード径の2倍より高くすることにより同様な効果を得ることができる。
【0015】
具体的には、各階段23にコード7を1巻きごとに納める場合は、図7に示すように円筒部材20の螺旋溝21が階段23に巻き取られるごとに階段23が軸方向に伸縮しながら移動する量に対応するピッチで形成されている。また、各階段23にコード7を2巻きずつ巻き取る場合は、図8および図9に示すように螺旋溝21が2溝ごと近接して形成され、各階段23へ2巻きごとに移動する量に対応して形成されている。このように2巻きごとに次の階段23に移動するためにスムーズに巻き取られることができる。さらに図10において巻胴3の各階段23の構成をコード7の径より高くすることにより各階段の巻取り位置から脱落しがたくなるので安定して巻き取ることができる。階段の高さとしてコード7の径の約1.5倍程度以上であることが好ましい。
【0016】
このような構成によるコード巻取り装置において、コード7が引き出される場合は、回転盤4の側の階段からコード7が引き出された階段のフックが回転盤4の方向に押し込まれて収縮し、コード7が引き込まれる場合は、回転盤4の側から引き延ばされてその階段23に巻き取られる。このように常に回転盤4の側からコード7が安定して巻き取り・引き出しが行われる。
【0017】
なお、上記実施の形態において、コード7が巻取られる場合の駆動は、コード7を引出す際の回転盤4に設けられたゼンマイばね8にチャージされたバネ力で行わる場合について例示したが、その他の方法として、例えば、回転盤4をモータにより駆動させてもよい。
【0018】
[第2の実施の形態]
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。以下、上記第1の実施の形態において説明したのと同様な箇所は省略し、相違する部位についてのみ説明する。
【0019】
電気掃除機に本発明の第2のコード収納装置を電気掃除機に適用した場合について図11および図12に示す。電気掃除機の枠体1に内蔵されているファンモータ2の外周部を覆うようにコード7を巻取る巻胴30がファンモータ2と同軸上に固定されている。また、巻胴30のファンモータ2の後方側に回転盤4が巻胴30と同軸上に回転可能に取り付けられている。またこの回転盤4の外周部は、上記した図4に示すように枠体1に取り付けられたスプリングを介して弾性的に複数の円筒コロ72で支持されている。また、回転円盤4には第1の実施の形態と同様にゼンマイばね8が取り付けられておりコード7が引き出された際にゼンマイばね8にチャージされたばね力によりコード7が巻き戻されるようになっている。巻胴30は、回転円盤4の方向に円錐台形状をしているために巻き取られたコード7は後から巻き取られたコード7に押されながら当該円錐台の先端部(径の小さい部位)方向に巻き取られるのでスムーズな巻き取りが可能である。このように簡単な構造でコード7の確実な巻き取り・引き出しができるコード収納装置を供することができる。
【0020】
[第3の実施の形態]
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。以下、上記の実施の形態において説明したのと同様な箇所は省略し、相違する部位についてのみ説明する。
【0021】
本発明の第3のコード収納装置を電気掃除機に適用した場合について図13および図14に示す。電気掃除機の枠体1に内蔵されているファンモータ2の外周部を覆うようにコード7を巻取る巻胴31がファンモータ2と同軸上に固定されている。また、巻胴31のファンモータ2の後方側に回転盤4が巻胴31と同軸上に回転可能に取り付けられている。またこの回転円盤4は、図3に示すように電気掃除機の枠体1に取り付けられたスプリングを介して弾性的の円筒コロ72で支持されている。また、回転円盤4には第1の実施の形態と同様にゼンマイばね8が取り付けられておりコード7が引き出された際にゼンマイばね8にチャージされたばね力によりコード7が巻き戻されるようになっている。また上記の実施の形態と同様にコード7が引き出された際にゼンマイばね8にチャージされたばね力を保持し、コード7を巻き戻す際に駆動するブレーキ機構が同様に設けられている。コード7の引き出し・巻き取りの際には、コード7が枠体1のコード導入孔(図示しない。)と回転円盤4との間に回転円盤4と同軸となるような位置にコード7を挟持する一対のピンチローラ41よび42が設けられている。この一対のローラ41、42の円周と歯車39および歯車40のピッチ円の長さを等しくし、一対のローラの一方である41と歯車39をシャフト43とで連結し、歯車40を介して回転盤4の外周に設けられた歯車と連結する構成になっている。このような構成により回転盤4の回転によるコード7の巻き取り・引き出し量と一対のピンチローラ41,42の巻き取り・引き出し量を同一にすることができる。
【0022】
このようなコード収納機構によりコード7が引き出されたが場合、コード7を挟持した一対のローラ41、422が回転し、歯車を介して回転盤4に取り付けられたゼンマイばね35にチャージを行いながら、回転盤4も回転する。この際、コード7が引き出されるときに生じるテンションはコード7を挟持した一対のローラ41,42までは生じるが、一対のローラ41、42より回転盤4側ではテンションが生じない。このためコード7はゆとりを持って巻胴31に巻き取られることができ、さらに回転盤4によりほぐしながら引き出されるため、絡みつくことなくスムーズな引き出しが可能である。
【0023】
また、コード7を巻き取るには、ゼンマイばね8のブレーキを解除することで行う。ブレーキを解除するには電気掃除機本体上部に設けられた巻き取りボタン11(図4参照)を押すことで、回転盤4を制動しているブレーキ13が離れ、ゼンマイばね8のチャージが開放されることで巻き取りが行われる。ゼンマイばね8のチャージが開放されることで、回転円盤4がコード7を巻き取る方向に回転し、また歯車により連結された一対のローラ41、42も回転する。回転円盤4がコード7を巻き付ける量と一対のローラ41、42が電源コードを送り込む量は同一となっているため、回転円盤4は一対のローラ41、42によりコード7を巻胴31に巻き付ける作業のみを行う。一対のローラ41,42より回転円盤4側のコード7にはテンションが発生しないため、ゆとりを持って巻胴313に巻き取られていく。後から送り込まれたコード7のこしにより、先に巻き取られているコード7が巻胴31のコード7固定箇所17のある端側に押し込まれて、コード7は固定箇所17の端側から回転盤側に整列して巻き取られる。このようにコード7を巻胴31にスムーズに巻き取ることが可能である。
【0024】
なお、これまでの実施の形態では、コード7の巻き取りをゼンマイばね8により行ってきたが、その他の方法として、例えば、モータによって行うこともできる。図15にモータ91とバッテリ92を組み込んだ実施例を示す。モータ91とバッテリ92を備えることで、ユーザはボタン操作のみでコード7の巻き取り/引き出しを行うことができる。この場合にはゼンマイばね8を搭載している場合に比べ均一速度での巻き取り/引き出しが可能となるため、より安定した動作が可能になるばかりではなく、ユーザの負担となっている電源コード引き出しの負荷をなくすこともできる。また、巻胴3の裾広がり側である底部に回転盤を設けた場合で説明したが、裾広がり側にスライド円盤を設け、位置関係を逆転させても良い。実施の形態では電気掃除機を例にしたが、これに限らず電気蚊取器やアイロンなどの各種電気機器に応用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の全体の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置のコードの巻取り機構を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の回転円盤の支持機構を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の回転円盤のブレーキ機構を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の内部の構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の巻胴の構造を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の円筒部材の一部の断面の構造を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の円筒部材の一部の断面の構造を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の巻胴に収納されたコードの断面の示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態のコード収納装置の巻胴に収納された他のコードの断面の示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態のコード収納装置の全体の構成を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態のコード収納装置の巻胴の構造を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態のコード収納装置の全体の構成を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態のコード収納装置の側面から見た構成を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態のコード収納装置のコード巻取り機構の他の構成を示す図である。
【図16】従来のコード巻き取り機構の断面構造を示す図である。
【図17】従来のコード巻き取り装置の斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
1 枠体
2 ファンモータ
3 巻胴(第1の実施の形態)
4 回転盤
5 貫通孔
7 電源コード
8 ゼンマイばね
20 円筒部材
21 螺旋溝
22 スライド円盤
30 巻胴(第2の実施の形態)
31 巻胴(第3の実施の形態)
41,42 一対のローラ
44 電気掃除機の走行車輪

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠体と、この枠体内に設けられ回転軸を有する回転盤と、
前記回転軸を対称軸として階段状の裾広がりの形状を有するとともにその一端側に前記回転盤が設けられ前記階段の折り畳みによって前記軸方向に伸縮可能でコードを収納する巻胴と、
前記巻胴の回転盤配置と反対側頂部に一体的に設けられたスライド円盤と、
前記回転軸と同軸で、かつ前記巻胴を覆うように前記回転盤と一体的に回転し、内周面に前記スライド円盤の外周部が係合される螺旋溝が形成された円筒部材とを具備し、
前記コードの引出し・巻取りによって回転する回転盤と一体的に回転する円筒部材の回転により前記スライド円盤が軸方向に移動し、
前記スライド円盤の移動量に応じて前記巻胴が伸縮しながら前記コードを前記階段部分に収納または引出しを行うことを特徴とするコード収納装置。
【請求項2】
前記円筒部材の螺旋溝のピッチにより前記各階段に巻取る巻数を設定することを特徴とする請求項1記載のコード収納装置。
【請求項3】
前記階段の段差は、前記電源コードの径よりも高くしたことを特徴する請求項1または請求項2記載のコード収納装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2007−99442(P2007−99442A)
【公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−291113(P2005−291113)
【出願日】平成17年10月4日(2005.10.4)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】