説明

ゴム留め金具

【課題】 いままでのゴム留め金具はただ単に丸くゴムを締めつけるだけの形状でしっかりと支持する力がなく強く引っ張ると抜けてしまう欠点があった。また、それを避けるために強く締めつけるとゴムが切れてしまう可能性があった。 その上、ツメ付きのものはそのツメがゴムを傷つけゴムを切ってしまう可能性があった。
【解決手段】 そのような欠点を取り除くためにこの発明は金具の四方に凹みを作りゴムを十分に変形させ金具に食い込みそれでゴムをしっかりと支持し抜けにくい作りになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【001】
本発明はゴムの先端などに取り付けるゴムの抜け防止の金具である。
【技術背景】
【002】
従来のこれらの金具はただ単に丸くなった金具で留めるだけのものがあった。 また、ツメを出して留めるものもあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【003】
しかしながらこれらの金具はただ単に丸くゴムを締めつけるだけの形状でしっかりと支持する力がなく強く引っ張ると抜けてしまう欠点があった。また、それを避けるために強く締めつけるとゴムが切れてしまう可能性があった。 その上、ツメ付きのものはそのツメがゴムを傷つけゴムを切ってしまう可能性があった。
【課題を解決するための手段】
【004】
そのような欠点を取り除くためにこの発明は金具の四方に凹みを作りゴムを十分に変形させそれでゴムをしっかりと支持する作りになっている。
【発明の効果】
【005】
留め金具の四方に凹みがあるためにそれがゴムを程よく圧縮しゴムが十分に四角く変形し金具にしっかりと食い込み留まる。 また、強く締めつける必要がないのでゴムが切れるという心配がない。
【発明を実施するための最良の形態】
【006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
金具のゴム留める金具(1)の上下左右に凹み(2)を付ける。 その状態の金具にゴム(3)を入れて留めるとゴムが金具の形状にそって変形する。 そのために強く留めなくても金具がゴムにしっかりと食い込み強く引っ張っても抜けることはない。 この凹みは別に四方に4個である必要はなく2個でも3個でもそれ以上でも必要に応じた個数で良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 留める前の状態
【図2】 ゴムに留めた状態
【符号の説明】
1.ゴム留め金具。
2.凹み。
3.ゴム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴム留め金具の周りに凹みをつけその凹みでゴムを十分に変形させ食い込むことによってゴムをしっかりと支持し抜けないようにしたゴム留め金具。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−145022(P2006−145022A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−370189(P2004−370189)
【出願日】平成16年11月24日(2004.11.24)
【出願人】(391000221)有限会社伊藤製作所 (13)
【Fターム(参考)】