サイトカインレセプターZALPHA11
【課題】新規ポリペプチドの提供。
【解決手段】新奇なポリペプチド、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、および関連する組成物と方法を、新奇なサイトカイン受容体であるにザルファル1について開示する。このポリペプチドは、インビトロおよびインビボの造血細胞、リンパ系細胞、および骨髄細胞の増殖および/または成長を刺激する配位子の検出方法において用いられる。配位子と結合する受容体ポリペプチドはまた、インビトロおよびインビボの配位子の活性を阻止するために用いることができる。ザルファル1をコードするポリペプチドは16番染色体に位置し、ヒトの病気の状態と関係しているゲノム領域を同定するために用いることができる。
【解決手段】新奇なポリペプチド、ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、および関連する組成物と方法を、新奇なサイトカイン受容体であるにザルファル1について開示する。このポリペプチドは、インビトロおよびインビボの造血細胞、リンパ系細胞、および骨髄細胞の増殖および/または成長を刺激する配位子の検出方法において用いられる。配位子と結合する受容体ポリペプチドはまた、インビトロおよびインビボの配位子の活性を阻止するために用いることができる。ザルファル1をコードするポリペプチドは16番染色体に位置し、ヒトの病気の状態と関係しているゲノム領域を同定するために用いることができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸残基の配列を含むzalpha11ポリペプチドをコードする単離されたポリヌクレオチドであって、前記アミノ酸の同一性のパーセントがFASTAプログラムを用い、ktup=1、ギャップオープニングペナルティ=10、ギャップエクステンションペナルティ=1、置換マトリックス=BLOSUM62とし、他のパラメーターをデフォルトとして設定して決められる、単離されたポリヌクレオチド。
【請求項2】
(a)SEQ ID NO:4に示される1番ヌクレオチドから1614番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(b)SEQ ID NO:1に示される126番ヌクレオチドから779番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(c)SEQ ID NO:1に示される126番ヌクレオチドから833番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(d)SEQ ID NO:1に示される834番ヌクレオチドから1682番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(e)SEQ ID NO:1に示される126番ヌクレオチドから1682番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、および
(f)SEQ ID NO:1に示される69番ヌクレオチドから1682番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
からなる群から選択されるポリヌクレオチドの配列を含む単離されたポリヌクレオチド。
【請求項3】
zalpha11ポリペプチドが、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列を含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項4】
zalpha11ポリペプチドが、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)から255番アミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列からなる、請求項3に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項5】
ポリペプチドがさらにWSWSXドメインを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項6】
ポリペプチドがさらにトランスメンブレンドメインを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項7】
トランスメンブレンドメインがSEQ ID NO:2の238番(Leu)から255番(Leu)の残基からなる、請求項6に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項8】
ポリペプチドがさらに細胞内ドメインを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項9】
細胞内ドメインがSEQ ID NO:2の256番(Lys)から538番(Ser)の残基からなる、請求項8に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項10】
細胞内ドメインがさらにBoxIおよびBoxII部位を含む、請求項9に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項11】
ポリペプチドがさらにアフィニティータグを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項12】
作用可能式に結合した下記の要素:
転写プロモーターと、
SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列を有するzalpha11ポリペプチドをコードするDNAセグメントと、
転写ターミネーターとを含む発現ベクターであって、前記プロモーターがDNAセグメントと作用可能式に結合し、前記DNAセグメントが転写ターミネーターと作用可能式に結合している、発現ベクター。
【請求項13】
さらにDNAセグメントと作用可能式に結合した分泌シグナル配列を含む、請求項12に記載の発現ベクター。
【請求項14】
請求項12に記載の発現ベクターを含む培養細胞であって、前記細胞が前記DNAセグメントによりコードされるポリペプチドを発現する、培養細胞。
【請求項15】
転写プロモーターと、
SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列を有するzalpha11ポリペプチドをコードするDNAセグメントと、
転写ターミネーターとを含む発現ベクターであって、前記プロモーターとDNAセグメントとターミネーターが作用可能式に結合している、発現ベクター。
【請求項16】
さらにDNAセグメントと作用可能式に結合した分泌シグナル配列を含む、請求項15に記載の発現ベクター。
【請求項17】
ポリペプチドがさらにDNAセグメントと作用可能式に結合したトランスメンブレンドメインを含む、請求項15に記載の発現ベクター。
【請求項18】
トランスメンブレンドメインがSEQ ID NO:2の238番(Leu)から255番(Leu)の残基を含む、請求項17に記載の発現ベクター。
【請求項19】
ポリペプチドがさらにDNAセグメントと作用可能式に結合した細胞内ドメインを含む、請求項15に記載の発現ベクター。
【請求項20】
細胞内ドメインがSEQ ID NO:2の256番(Lys)から538番(Ser)の残基からなる、請求項19に記載の発現ベクター。
【請求項21】
請求項15に記載の発現ベクターの導入された培養細胞であって、前記細胞がDNAセグメントによりコードされる可溶性の受容体ポリペプチドを発現する、培養細胞。
【請求項22】
細胞が増殖のために外因的に供給された造血増殖因子に依存している、請求項21に記載の細胞。
【請求項23】
融合タンパク質をコードするDNA構築体であって、前記DNA構築体が、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号19(Gly)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸238(Leu)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号238(Leu)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列
(f)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(g)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列を有するポリペプチドをコードする第一DNAセグメントと、
追加のポリペプチドをコードする少なくとも1個の別のDNAセグメントとを含む構築体であって、
前記第一DNAセグメントおよび別のDNAセグメントがイン・フレームで結合し、かつ前記第一DNAセグメントおよび別のDNAセグメントが融合タンパク質をコードする、DNA構築体。
【請求項24】
作用可能式に結合した下記の要素:
転写プロモーターと、
請求項23に記載の融合タンパク質をコードするDNA構築体と、
転写ターミネーターとを含む発現ベクターであって、前記プロモーターがDNA構築物と作用可能式に結合し、前記DNAセ構築体が転写ターミネーターと作用可能式に結合している、発現ベクター。
【請求項25】
請求項24に記載の発現ベクターを含む培養細胞であって、前記細胞がDNA構築体によりコードされるポリペプチドを発現する、培養細胞。
【請求項26】
請求項25に記載の細胞を培養することと、前記細胞により生成したポリペプチドを単離することを含む融合タンパク質の製造方法。
【請求項27】
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)から255番アミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸残基の配列を含む単離されたポリペプチドであって、前記アミノ酸の同一性のパーセントがFASTAプログラムを用い、ktup=1、ギャップオープニングペナルティ=10、ギャップエクステンションペナルティ=1、置換マトリックス=BLOSUM62とし、他のパラメーターをデフォルトとして設定して決められる、単離されたポリペプチド。
【請求項28】
請求項27に記載の単離されたポリペプチドであって、前記ポリペプチドが、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列を含む、単離されたポリペプチド。
【請求項29】
請求項27に記載の単離されたポリペプチドであって、アミノ酸残基の配列が、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列からなる、単離されたポリペプチド。
【請求項30】
ポリペプチドがさらにWSWSXモチーフを含む、請求項27に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項31】
ポリペプチドがさらにトランスメンブレンドメインを含む、請求項27に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項32】
トランスメンブレンドメインがSEQ ID NO:2の238番(Leu)から255番(Leu)の残基からなる、請求項31に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項33】
ポリペプチドがさらに細胞内ドメインを含む、請求項27に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項34】
細胞内ドメインがSEQ ID NO:2の256番(Lys)から538番(Ser)の残基を含む、請求項33に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項35】
細胞内ドメインがさらにBoxIおよびBoxII部位を含む、請求項34に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項36】
請求項15に記載の細胞を培養すること、および前記細胞により生成したzalpha11ポリペプチドを単離することを含むzalpha11ポリペプチドの製造方法。
【請求項37】
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸配列を含む単離されたポリペプチドであって、前記ポリペプチドが造血受容体と通常結合しているトランスメンブレンドメインおよび細胞内ドメインを実質上含まない、単離されたポリペプチド。
【請求項38】
さらにアフィニティータグを含む、請求項37に記載のポリペプチド。
【請求項39】
請求項21に記載の細胞を培養すること、および前記細胞により生成したzalpha11ポリペプチドを単離することを含むzalpha11ポリペプチドの製造方法。
【請求項40】
zalpha11ポリペプチドに対する抗体の製造方法であって、
(a)9から519個のアミノ酸からなるポリペプチドであって、前記ポリペプチドがSEQ ID NO:2中のアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸の連続配列からなるポリペプチド、
(b)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(c)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号101(Leu)からアミノ酸番号122(Gly)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(d)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号141(Asn)からアミノ酸番号174(Ala)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(e)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号193(Cys)からアミノ酸番号261(Val)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(f)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号51(Trp)からアミノ酸番号61(Glu)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(g)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号136(Ile)からアミノ酸番号143(Glu)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(h)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号187(Pro)からアミノ酸番号195(Ser)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(i)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号223(Phe)からアミノ酸番号232(Glu)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、および
(j)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号360(Glu)からアミノ酸番号368(Asp)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
からなる群から選択されたポリペプチドであって、動物中の免疫応答を誘発して抗体を生成させるポリペプチドを動物に接種すること、および
前記動物から抗体を単離することを含む、方法。
【請求項41】
zalpha11ポリペプチドと特異的に結合する請求項40の方法により製造された抗体。
【請求項42】
抗体がモノクローナル抗体である、請求項41に記載の抗体。
【請求項43】
請求項27に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体。
【請求項44】
請求項15に記載の発現ベクターの導入された細胞の培養であって、前記細胞が試験試料の存在および不在下でDNAセグメントによりコードされるzalpha11タンパク質を発現させる培養を行なうことと、
試験試料の存在および不在下で生物学的または生化学的検定によりzalpha11の活性レベルを比較することと、
前記比較から試験試料中のzalpha11の活性の活性調節因子の存在を決定することを含む、試験試料中でzalpha11タンパク質活性の活性調節因子の存在を検出する方法。
【請求項45】
試験試料と、SEQ ID NO:2に示されたアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列を含むポリペプチドとを接触させること、および
ポリペプチドと試料中のリガンドとの結合を検出することを含む、試験試料内のzalpha11受容体のリガンドの検出方法。
【請求項46】
ポリペプチドがさらにトランスメンブレンドメインおよび細胞内ドメインを含む、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
ポリペプチドが培養した細胞内で結合された膜であり、かつ検出のステップが培養した細胞中の生物学的応答の測定を含む、請求項45に記載の方法。
【請求項48】
生物学的応答が細胞の増殖またはリポーター遺伝子の転写の活性化である、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
ポリペプチドを固体の担体上で固定化する、請求項45に記載の方法。
【請求項1】
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸残基の配列を含むzalpha11ポリペプチドをコードする単離されたポリヌクレオチドであって、前記アミノ酸の同一性のパーセントがFASTAプログラムを用い、ktup=1、ギャップオープニングペナルティ=10、ギャップエクステンションペナルティ=1、置換マトリックス=BLOSUM62とし、他のパラメーターをデフォルトとして設定して決められる、単離されたポリヌクレオチド。
【請求項2】
(a)SEQ ID NO:4に示される1番ヌクレオチドから1614番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(b)SEQ ID NO:1に示される126番ヌクレオチドから779番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(c)SEQ ID NO:1に示される126番ヌクレオチドから833番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(d)SEQ ID NO:1に示される834番ヌクレオチドから1682番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
(e)SEQ ID NO:1に示される126番ヌクレオチドから1682番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、および
(f)SEQ ID NO:1に示される69番ヌクレオチドから1682番ヌクレオチドまでのポリヌクレオチド配列、
からなる群から選択されるポリヌクレオチドの配列を含む単離されたポリヌクレオチド。
【請求項3】
zalpha11ポリペプチドが、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列を含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項4】
zalpha11ポリペプチドが、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)から255番アミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列からなる、請求項3に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項5】
ポリペプチドがさらにWSWSXドメインを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項6】
ポリペプチドがさらにトランスメンブレンドメインを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項7】
トランスメンブレンドメインがSEQ ID NO:2の238番(Leu)から255番(Leu)の残基からなる、請求項6に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項8】
ポリペプチドがさらに細胞内ドメインを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項9】
細胞内ドメインがSEQ ID NO:2の256番(Lys)から538番(Ser)の残基からなる、請求項8に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項10】
細胞内ドメインがさらにBoxIおよびBoxII部位を含む、請求項9に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項11】
ポリペプチドがさらにアフィニティータグを含む、請求項1に記載の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項12】
作用可能式に結合した下記の要素:
転写プロモーターと、
SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列を有するzalpha11ポリペプチドをコードするDNAセグメントと、
転写ターミネーターとを含む発現ベクターであって、前記プロモーターがDNAセグメントと作用可能式に結合し、前記DNAセグメントが転写ターミネーターと作用可能式に結合している、発現ベクター。
【請求項13】
さらにDNAセグメントと作用可能式に結合した分泌シグナル配列を含む、請求項12に記載の発現ベクター。
【請求項14】
請求項12に記載の発現ベクターを含む培養細胞であって、前記細胞が前記DNAセグメントによりコードされるポリペプチドを発現する、培養細胞。
【請求項15】
転写プロモーターと、
SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列を有するzalpha11ポリペプチドをコードするDNAセグメントと、
転写ターミネーターとを含む発現ベクターであって、前記プロモーターとDNAセグメントとターミネーターが作用可能式に結合している、発現ベクター。
【請求項16】
さらにDNAセグメントと作用可能式に結合した分泌シグナル配列を含む、請求項15に記載の発現ベクター。
【請求項17】
ポリペプチドがさらにDNAセグメントと作用可能式に結合したトランスメンブレンドメインを含む、請求項15に記載の発現ベクター。
【請求項18】
トランスメンブレンドメインがSEQ ID NO:2の238番(Leu)から255番(Leu)の残基を含む、請求項17に記載の発現ベクター。
【請求項19】
ポリペプチドがさらにDNAセグメントと作用可能式に結合した細胞内ドメインを含む、請求項15に記載の発現ベクター。
【請求項20】
細胞内ドメインがSEQ ID NO:2の256番(Lys)から538番(Ser)の残基からなる、請求項19に記載の発現ベクター。
【請求項21】
請求項15に記載の発現ベクターの導入された培養細胞であって、前記細胞がDNAセグメントによりコードされる可溶性の受容体ポリペプチドを発現する、培養細胞。
【請求項22】
細胞が増殖のために外因的に供給された造血増殖因子に依存している、請求項21に記載の細胞。
【請求項23】
融合タンパク質をコードするDNA構築体であって、前記DNA構築体が、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号19(Gly)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸238(Leu)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号238(Leu)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列
(f)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(g)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列を有するポリペプチドをコードする第一DNAセグメントと、
追加のポリペプチドをコードする少なくとも1個の別のDNAセグメントとを含む構築体であって、
前記第一DNAセグメントおよび別のDNAセグメントがイン・フレームで結合し、かつ前記第一DNAセグメントおよび別のDNAセグメントが融合タンパク質をコードする、DNA構築体。
【請求項24】
作用可能式に結合した下記の要素:
転写プロモーターと、
請求項23に記載の融合タンパク質をコードするDNA構築体と、
転写ターミネーターとを含む発現ベクターであって、前記プロモーターがDNA構築物と作用可能式に結合し、前記DNAセ構築体が転写ターミネーターと作用可能式に結合している、発現ベクター。
【請求項25】
請求項24に記載の発現ベクターを含む培養細胞であって、前記細胞がDNA構築体によりコードされるポリペプチドを発現する、培養細胞。
【請求項26】
請求項25に記載の細胞を培養することと、前記細胞により生成したポリペプチドを単離することを含む融合タンパク質の製造方法。
【請求項27】
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)から255番アミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸残基の配列を含む単離されたポリペプチドであって、前記アミノ酸の同一性のパーセントがFASTAプログラムを用い、ktup=1、ギャップオープニングペナルティ=10、ギャップエクステンションペナルティ=1、置換マトリックス=BLOSUM62とし、他のパラメーターをデフォルトとして設定して決められる、単離されたポリペプチド。
【請求項28】
請求項27に記載の単離されたポリペプチドであって、前記ポリペプチドが、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列を含む、単離されたポリペプチド。
【請求項29】
請求項27に記載の単離されたポリペプチドであって、アミノ酸残基の配列が、
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
(b)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号255(Leu)のアミノ酸配列、
(c)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号256(Lys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
(d)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、および
(e)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号1(Met)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸残基の配列からなる、単離されたポリペプチド。
【請求項30】
ポリペプチドがさらにWSWSXモチーフを含む、請求項27に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項31】
ポリペプチドがさらにトランスメンブレンドメインを含む、請求項27に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項32】
トランスメンブレンドメインがSEQ ID NO:2の238番(Leu)から255番(Leu)の残基からなる、請求項31に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項33】
ポリペプチドがさらに細胞内ドメインを含む、請求項27に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項34】
細胞内ドメインがSEQ ID NO:2の256番(Lys)から538番(Ser)の残基を含む、請求項33に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項35】
細胞内ドメインがさらにBoxIおよびBoxII部位を含む、請求項34に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項36】
請求項15に記載の細胞を培養すること、および前記細胞により生成したzalpha11ポリペプチドを単離することを含むzalpha11ポリペプチドの製造方法。
【請求項37】
(a)SEQ ID NO:2に示されるアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列、
からなる群から選択されたアミノ酸配列を含む単離されたポリペプチドであって、前記ポリペプチドが造血受容体と通常結合しているトランスメンブレンドメインおよび細胞内ドメインを実質上含まない、単離されたポリペプチド。
【請求項38】
さらにアフィニティータグを含む、請求項37に記載のポリペプチド。
【請求項39】
請求項21に記載の細胞を培養すること、および前記細胞により生成したzalpha11ポリペプチドを単離することを含むzalpha11ポリペプチドの製造方法。
【請求項40】
zalpha11ポリペプチドに対する抗体の製造方法であって、
(a)9から519個のアミノ酸からなるポリペプチドであって、前記ポリペプチドがSEQ ID NO:2中のアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号538(Ser)のアミノ酸の連続配列からなるポリペプチド、
(b)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(c)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号101(Leu)からアミノ酸番号122(Gly)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(d)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号141(Asn)からアミノ酸番号174(Ala)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(e)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号193(Cys)からアミノ酸番号261(Val)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(f)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号51(Trp)からアミノ酸番号61(Glu)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(g)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号136(Ile)からアミノ酸番号143(Glu)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(h)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号187(Pro)からアミノ酸番号195(Ser)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(i)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号223(Phe)からアミノ酸番号232(Glu)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、および
(j)SEQ ID NO:2のアミノ酸番号360(Glu)からアミノ酸番号368(Asp)のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
からなる群から選択されたポリペプチドであって、動物中の免疫応答を誘発して抗体を生成させるポリペプチドを動物に接種すること、および
前記動物から抗体を単離することを含む、方法。
【請求項41】
zalpha11ポリペプチドと特異的に結合する請求項40の方法により製造された抗体。
【請求項42】
抗体がモノクローナル抗体である、請求項41に記載の抗体。
【請求項43】
請求項27に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体。
【請求項44】
請求項15に記載の発現ベクターの導入された細胞の培養であって、前記細胞が試験試料の存在および不在下でDNAセグメントによりコードされるzalpha11タンパク質を発現させる培養を行なうことと、
試験試料の存在および不在下で生物学的または生化学的検定によりzalpha11の活性レベルを比較することと、
前記比較から試験試料中のzalpha11の活性の活性調節因子の存在を決定することを含む、試験試料中でzalpha11タンパク質活性の活性調節因子の存在を検出する方法。
【請求項45】
試験試料と、SEQ ID NO:2に示されたアミノ酸番号20(Cys)からアミノ酸番号237(His)のアミノ酸配列を含むポリペプチドとを接触させること、および
ポリペプチドと試料中のリガンドとの結合を検出することを含む、試験試料内のzalpha11受容体のリガンドの検出方法。
【請求項46】
ポリペプチドがさらにトランスメンブレンドメインおよび細胞内ドメインを含む、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
ポリペプチドが培養した細胞内で結合された膜であり、かつ検出のステップが培養した細胞中の生物学的応答の測定を含む、請求項45に記載の方法。
【請求項48】
生物学的応答が細胞の増殖またはリポーター遺伝子の転写の活性化である、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
ポリペプチドを固体の担体上で固定化する、請求項45に記載の方法。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【図1L】
【図2A】
【図2B】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【図1L】
【図2A】
【図2B】
【公開番号】特開2011−15700(P2011−15700A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−232534(P2010−232534)
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【分割の表示】特願2000−574143(P2000−574143)の分割
【原出願日】平成11年9月23日(1999.9.23)
【出願人】(505222646)ザイモジェネティクス, インコーポレイテッド (72)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【分割の表示】特願2000−574143(P2000−574143)の分割
【原出願日】平成11年9月23日(1999.9.23)
【出願人】(505222646)ザイモジェネティクス, インコーポレイテッド (72)
【Fターム(参考)】
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