説明

シェービング剤

【課題】髭や皮膚を充分に柔軟化させることができ、かつ良好な皮膚洗浄機能をも併せ持つシェービング助剤組成物を容器に収納し、泡状に吐出するようにしたシェービング剤を提供する。
【解決手段】(A)アニオン界面活性剤3〜20質量%、(B)両性界面活性剤1〜15質量%、(C)水溶性多糖類0.005〜0.1質量%及び(D)水65〜90質量%を含有するシェービング助剤組成物とし、これをそのまま泡吐出容器に収納するか、噴射剤とともにエアゾール容器に収納してシェービング剤とし、シェービング助剤組成物が泡状に吐出するようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、髭やむだ毛等の体毛を剃刀で剃る際に使用するシェービング助剤組成物を特定の容器に収納したシェービング剤に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、男女を問わず、若年層を中心とした身だしなみ意識の向上により、髭や体毛を剃る機会が多くなっている。剃刀で髭や体毛を剃る際には、シェービング助剤が用いられる。シェービング助剤には、脂肪酸石鹸を主基剤としたものが多くあり、例えば、固形又は粉末状のシェービングソープのほか、シェービングクリーム、エアゾール型シェービングフォーム、後発泡ゲル等、泡立てて用いる剤型で実用化されている(非特許文献1)。
【0003】
一方、シェービング助剤として非石鹸系の界面活性剤であるリン酸エステル系アニオン性界面活性剤を用いることが提案されている(特許文献1、特許文献2)。
【0004】
また、界面活性剤を主基剤としない非発泡性シェービング助剤として、ゲル状シェービング剤組成物も提案されている(特許文献3、特許文献4)。
【0005】
シェービングソープは、主に業務用に用いられているが、粉末等の固形物なので、使用時に水を加えて泡立てる必要がある。また、吸湿性が強いため、保存中に固化しやすいという問題もある。一方、石鹸による泡は、泡の持続性及び保形性が十分ではなく、シェービングの途中で泡が消失するか又は垂れ落ちてしまい、剃刀が肌に直接あたり剃刀負けを起こしやすい。
【0006】
エアゾール型シェービングフォームは、主にパルミチン酸やステアリン酸等の長鎖脂肪酸の中和塩(ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩等)を用い、噴射剤の気化による発泡で物理的に泡を立てることで、持続性、保形性の良い泡が形成される。従って、髭を剃っている間も、泡は皮膚上から消えにくい。一方、このフォーム剤を洗浄料として用いるには、泡が硬過ぎるため使用感及びすすぎ性に難がある。
【0007】
エアゾール型後発泡ゲルは、シェービング助剤であるゲルベースに沸点が体温付近にある液化ガスを混合して容器に充填したものである。ゲルベースが容器から皮膚上に吐出されると、液化ガスが気化して泡立つ。しかし、ゲル状で粘度が高く、洗浄料として使用するには使用感及びすすぎ性に難がある。
【0008】
ところでこれらのシェービング行為と連動して皮膚洗浄行為が行われることがあり、その皮膚洗浄時には、シェービング助剤とは別に、洗顔料や全身洗浄料が用いられる。ここで、シェービング助剤機能と洗浄機能とを併せ持つ製剤が提供できれば、シェービングと皮膚洗浄を一つの製剤で済ませることができ、便利であり経済的である。
【0009】
しかしながら、上述のように、既存のシェービング助剤では、シェービング助剤機能と洗浄機能とを両立できる泡を得ることが難しく、かかる目的に適したシェービング剤が望まれていた。
【0010】
【特許文献1】特開平7−316031号公報
【特許文献2】特開平7−316547号公報
【特許文献3】特開平9−132516号公報
【特許文献4】特開平10−87454号公報
【非特許文献1】光井武夫編「新化粧品学、第2版」南山堂、2001年1月18日、p.392-396
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、水分が豊富で髭や皮膚を充分に柔軟化させることができ、かつ、良好な皮膚洗浄機能をも併せ持つシェービング助剤組成物を容器に収納し、泡状に吐出するようにしたシェービング剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明者らは、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、水溶性多糖類、および水をそれぞれ特定量併用することにより、上記課題が達成されることを見出した。
【0013】
即ち本発明は、次の成分(A)〜(D)を含有するシェービング助剤組成物を容器に収納してなり、当該シェービング助剤組成物が泡状に吐出されるものであるシェービング剤を提供するものである。
(A)アニオン界面活性剤、3〜20質量%
(B)両性界面活性剤、1〜15質量%
(C)水溶性多糖類、0.005〜0.1質量%
(D)水、65〜90質量%
【発明の効果】
【0014】
本発明で用いられるシェービング助剤組成物は、水分が豊富で髭等の体毛や皮膚に充分な量の水分を供給するため、髭等の体毛と皮膚を充分に柔らかくすることができる。さらに、本発明のシェービング剤でシェービングを行うと、剃刀の滑り性も良好である。従って、剃り味が非常に良好であり、剃刀負けを生じにくい。
【0015】
また、本発明で用いられるシェービング助剤組成物は、良好な皮膚洗浄機能を有しているため、これ単独でシェービングと皮膚洗浄を行うことができ、簡便かつ経済的である。
【0016】
さらに、本発明で用いられるシェービング助剤組成物は、容器からの吐出性も良好で、特に低温使用時での吐出性に優れている。そして、吐出又は噴射させた泡は、適度の泡粘度を示すため、皮膚上での泡の保持性に優れ、使用後のすすぎ性も良好である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明に用いるアニオン界面活性剤(A)としては、疎水基が直鎖もしくは分岐のアルキル基で鎖長がアルキル基又はアシル基の炭素数として10〜16のものが好ましい。かかるアニオン界面活性剤としては、脂肪酸石鹸、アルキルエーテルカルボン酸塩;アシル化β−アラニン、アシルグルタメート、アシルアラニネート、アシルタウレート及びN−アルキルイミノジカルボン酸塩に代表されるアミノ酸系アニオン界面活性剤;アルキルナフタレンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸塩;アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩等が挙げられる。特に、アルキルリン酸及びアルキルエーテルリン酸並びにアシル化β−アラニンのカリウム塩又はトリエタノールアミン塩やアシルグルタメートのナトリウム塩が、刺激やつっぱり感等の皮膚に対する影響が少なく、泡質に優れる点で好ましい。
【0018】
成分(A)の含有量はシェービング助剤組成物中3〜20質量%、好ましくは5〜15質量%である。上記の範囲において、容器からの吐出性に優れ、かつ十分な洗浄力が得られる。
【0019】
本発明に用いる両性界面活性剤(B)としては、疎水基が直鎖もしくは分岐のアルキル基で鎖長がアルキル基又はアシル基の炭素数として10〜16のものが好ましい。かかる両性界面活性剤(B)としては、デシルベタイン、セチルベタイン、ヤシ油アルキルベタイン等のアルキルベタイン;ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドメチルベタイン、ミリスチン酸アミドメチルベタイン、パルミチン酸アミドメチルベタイン等の脂肪酸アミドベタイン;ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミノメチルスルホプロピルベタイン、ミリスチルアミノメチルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルアミノメチル−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−スルホプロピルベタイン等のスルホベタイン;
【0020】
一般式(1)で表わされるヒドロキシスルホベタイン
【化2】

【0021】
(式中、Rは炭素数8〜18の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、R及びRはそれぞれ独立にメチル基又はエチル基を示す。);
【0022】
N−ラウロイル−N’−(2−ヒドロキシエチル)−N’−カルボキシメチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−(2−ヒドロキシエチル)−N’,N’−ビス(カルボキシエチル)エチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−カルボキシメトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエチル−N’−カルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、2−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウムベタインが挙げられる。特に、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドメチルベタイン、ミリスチン酸アミドメチルベタイン、パルミチン酸アミドメチルベタイン等の脂肪酸アミドベタイン、及び一般式(1)で表わされるヒドロキシスルホベタインが、低温での吐出性と泡質に優れる点で好ましい。
【0023】
成分(B)の含有量はシェービング助剤組成物中1〜15質量%、好ましくは1〜10質量%である。上記の範囲において、容器からの吐出性に優れ、かつ十分な洗浄力が得られる。
【0024】
更に、成分(A)アニオン界面活性剤と成分(B)両性界面活性剤の合計量を4〜16質量%、かつ質量比(A)/(B)を1〜10とするとより好適な粘度のシェービング助剤組成物とすることができ、シェービング剤としたときの泡質が良好で泡の粘度が適切となり、洗浄力も良好ですすぎ性も良好となる。特に、成分(A)アニオン界面活性剤がリン酸エステル系界面活性剤、成分(B)両性界面活性剤が前記ヒドロキシスルホベタインであり、その質量比(A)/(B)が1〜5である組成物が、泡のクリーミーさ、泡の持続性等の泡性能に優れる点で好ましい。
【0025】
本発明に用いる水溶性多糖類(C)としては、例えば、グアーガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、キサンタンガム、プルラン、カラギーナン等の天然多糖類;カルボキシメチルキチン、ヒドロキシプロピルキトサン等のキチン誘導体;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン誘導体;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、カチオン化セルロース等のセルロース系高分子化合物;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子等を挙げることができる。特に、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化セルロース等のセルロース系高分子化合物が、泡質の点で好ましい。
【0026】
成分(C)の含有量はシェービング助剤組成物中0.005〜0.1質量%、好ましくは0.01〜0.05質量%である。上記の範囲において、組成物の粘度が容器からの吐出に適したもの(25℃で40mPa・s以下)となり、かつシェービング時及びシェービング後の使用感に優れる。
【0027】
成分(A)アニオン界面活性剤と成分(B)両性界面活性剤の合計量と(C)水溶性多糖類との質量比((A)+(B))/(C)を100〜2000、特に150〜1500とすると、組成物の粘度と、容器から吐出された泡の泡質、及び洗浄性能の点で特に好ましい。
【0028】
水分量は、シェービング助剤組成物中65〜90質量%であり、好ましくは75〜90質量%である。水は肌や髭を柔軟にしてシェービングを容易にするために必須であり、上記の範囲において柔軟化能力と泡立ちが十分に得られ、快適な使用感がもたらされる。
【0029】
本発明のシェービング助剤組成物は、空気と混合して発泡状態で吐出するタイプの泡吐出容器又は噴射剤を用いるエアゾール容器に収納し、泡として吐出するシェービング剤とする。かかるシェービング剤とすることにより、ブラシ等の道具を用いて泡立てる操作が不要となる。
【0030】
前記泡吐出容器としては、例えば、軟質容器の胴部を押圧して吐出するスクイズフォーマー型や、押圧ポンプより吐出するポンプフォーマー型等を用いることができる。中でも、発泡機構に多孔質膜体を備えたものが好ましく、シェービング助剤組成物が通過する厚さが0.1〜2mm程度のスポンジ状、焼結体、網状等の多孔質膜体を単層又は複数層で、又は複数箇所に備えることができる。多孔質膜体のメッシュサイズは、50〜500メッシュ、特に150〜400メッシュが好ましい。また、このような多孔質膜体の材質として、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン等のプラスティック材料が好ましい。
【0031】
一方、前記エアゾール容器を用いる場合に用いられる噴射剤としては、液化石油ガス、プロパン、ブタン、イソペンタン、ジメチルエーテル、ジメトキシメタン、ハロゲン化短鎖炭化水素などの液化ガス、あるいは窒素ガス、炭酸ガス、酸素ガスなどの圧縮ガスの一種以上を使用することができる。
【0032】
本発明で用いられるシェービング助剤組成物には、本発明の効果を妨げない範囲で、種々の添加剤、例えば、非イオン界面活性剤、油剤、エタノール;グリセリン、ソルビトール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール;尿素、アミノ酸、湿潤剤、防腐剤、殺菌剤、消炎剤、収斂剤、止血剤、鎮痛剤、ビタミン及びその誘導体、キレート剤、無機又は有機塩、粘度調整剤、増泡剤、清涼剤、冷感剤、動植物エキス、色素、香料等を配合することもできる。
【実施例】
【0033】
実施例1〜9、比較例1〜7
表1に示す組成物をそれぞれエアゾール容器及びポンプフォーマー容器に充填し、低温での吐出性、シェービング性能、及び洗顔性能を評価し、結果を表1に併せて示した。
【0034】
【表1】

【0035】
(製法)
各成分を混合してシェービング助剤組成物を調製した。エアゾールの場合は、原液95重量部をLPG(0.44MPa)5重量部とともにエアゾール容器に充填した。また、ポンプフォーマーの場合は、組成物をナイロン製二重メッシュ(200メッシュ及び305メッシュ)を有するポンプフォーマー容器に充填した。
【0036】
実施例及び比較例における評価方法及び評価ランクを以下に示す。
【0037】
(評価方法)
(1)低温での吐出性
容器に充填したシェービング助剤組成物を5℃の環境下で冷却して、10名の成人男性パネルが容器から泡を吐出させ、吐出状態を目視評価した。
【0038】
(2)シェービング性能
10名の成人男性パネルが、20℃、65%RHの条件下で顔を軽く流水で濡らし、各シェービング助剤組成物を容器から吐出させた泡を手で髭部分に適用して、2枚刃の安全剃刀を用いて髭剃りを行い、剃刀の滑りと剃刀負けの有無を官能評価した。
【0039】
(3)洗顔性能
10名の成人男性パネルが、20℃、65%RHの条件下で顔を軽く流水で濡らし、各シェービング助剤組成物を容器から吐出させた泡を手で顔全体に広げて洗顔し、流水で充分にすすいだ後、タオルで水気をふき取り、10分間安静にした。洗顔時の使用感と洗顔後の肌感触について官能評価した。
【0040】
(4)泡のクリーミーさ
容器に充填したシェービング助剤組成物を、室温にて10名の成人男性パネルが容器から泡を吐出させ、泡のクリーミーさを目視評価した。
【0041】
(5)泡の持続性
容器に充填したシェービング助剤組成物を、室温にて10名の成人男性パネルが容器から泡を吐出させ、60秒後における泡の持続性を目視評価した。
【0042】
(評価ランク)
(1)低温での吐出性
○: 良好な泡が吐出されると評価したパネルの人数が7名以上。
△: 良好な泡が吐出されると評価したパネルの人数が4〜6名。
×: 良好な泡が吐出されると評価したパネルの人数が3名以下。
【0043】
(2)シェービング性能
○: 良好なシェービングが行えると評価したパネルの人数が7名以上。
△: 良好なシェービングが行えると評価したパネルの人数が4〜6名。
×: 良好なシェービングが行えると評価したパネルの人数が3名以下。
−: 吐出できず、評価できなかった。
【0044】
(3)洗顔評価
○: 良好な洗顔が行えると評価したパネルの人数が7名以上。
△: 良好な洗顔が行えると評価したパネルの人数が4〜6名。
×: 良好な洗顔が行えると評価したパネルの人数が3名以下。
−: 吐出できず、評価できなかった。
【0045】
(4)泡のクリーミーさ
○: クリーミーな泡が吐出されると評価したパネルの人数が7名以上。
△: クリーミー泡が吐出されると評価したパネルの人数が4〜6名。
×: クリーミー泡が吐出されると評価したパネルの人数が3名以下。
【0046】
(5)泡の持続性
○: 泡が持続すると評価したパネルの人数が7名以上。
△: 泡が持続すると評価したパネルの人数が4〜6名。
×: 泡が持続すると評価したパネルの人数が3名以下。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
次の成分(A)〜(D)を含有するシェービング助剤組成物を容器に収納してなり、当該シェービング助剤組成物が泡状に吐出されるものであるシェービング剤。
(A)アニオン界面活性剤、3〜20質量%
(B)両性界面活性剤、1〜15質量%
(C)水溶性多糖類、0.005〜0.1質量%
(D)水、65〜90質量%
【請求項2】
容器が泡吐出容器である請求項1記載のシェービング剤。
【請求項3】
容器がエアゾール容器であって、当該エアゾール容器中にさらに(E)噴射剤が収納されたものである請求項1記載のシェービング剤。
【請求項4】
成分(A)アニオン界面活性剤と成分(B)両性界面活性剤の合計量が4〜16質量%であり、かつその質量比(A)/(B)が1〜10である請求項1〜3いずれか記載のシェービング剤。
【請求項5】
成分(A)アニオン界面活性剤がリン酸エステル系界面活性剤である請求項1〜4いずれか記載のシェービング剤。
【請求項6】
成分(B)両性界面活性剤が一般式(1)で表わされるヒドロキシスルホベタインである請求項1〜5いずれか記載のシェービング剤。
【化1】


【公開番号】特開2006−96754(P2006−96754A)
【公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−256280(P2005−256280)
【出願日】平成17年9月5日(2005.9.5)
【出願人】(000000918)花王株式会社 (8,290)
【Fターム(参考)】