説明

シンクキャビネットの収納部材

【課題】シンクキャビネットにおける本体内のシンク前方に備えられる収納部材において、収納物の出入容易性と収納物の安定保持とを実現する。
【解決手段】収納ポケット40の本体41に、後面部41dと、収納物X,Xの下端を受ける受け面部41′と、前方開口41″とを設ける。そして、収納ポケット本体41の後面部41dとの間に収納物X,Xの上部を保持する一対の押えバー80,80を備える。その場合、押えバー80,80を後面部41d方向に付勢する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キッチンのシンクキャビネットに備えられる収納部材に関し、キッチン家具の技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
従来、キッチンに設置されるシンクが備え付けられたキャビネットにおいて、本体内のシンク前方の狭い空間を収納空間として有効利用することが考えられている。例えば特許文献1及び特許文献2には、シンク前方に下端部を支点に前方に回転する蓋状部材を設けて、シンク前方に収納空間を形成する技術が開示されている。
【0003】
また、特許文献3には、図8に示すように、シンクキャビネットAにおける本体A′内のシンクB前方かつ扉Cの後方に、収納空間Sを有し、本体A′に支持されて左右両側の支軸D′(一方のみ図示)を支点に矢印x方向に回転する収納部材Dを取り付ける構造が開示されている。
【0004】
そして、特許文献4には、図9に示すように、シンクキャビネットEにおける本体E′内のシンクF前方に、収納空間Sを有し、本体E′に支持されて下端部左右両側の支軸G′(一方のみ図示)を支点に上端部が矢印x方向に回転する箱状の収納部材Gを取り付ける構造が開示されている。
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3070747号公報
【特許文献2】特開2004−229699号公報
【特許文献3】実開昭56−73337号公報
【特許文献4】実開平6−34071号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記シンクキャビネットA,Eでは、収納物の出し入れに際しては、いずれも収納部材D,Gを回転により本体A′,E′に対して傾斜させる構成であるので、広い開口を確保するのが容易ではなく、収納物の出し入れに不便である。一方、広い開口を確保するためには大きく回転させねばならず、その場合には収納物がいたずらに移動し、収納部材D,Gから脱落したり、収納部材D,Gの回転を阻害したりするという問題がある。特に、収納物が、ゴミ袋、レジ袋、三角コーナ、鍋つかみ、鍋敷き、ふきん等の柔軟で形状あるいは姿勢の安定し難いものである場合に問題は顕著となる。
【0007】
そこで、本発明は、シンクキャビネットにおける本体内のシンク前方に備えられる収納部材において、収納物の出入容易性と収納物の安定保持とを実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0009】
まず、請求項1に記載の発明は、シンクキャビネットにおける本体内のシンク前方に備えられ、左右に延びて収納物を収納する収納部材であって、少なくとも収納物を支持する受け面と背面とを有し、前記受け面上方が前方に開口する形状とされており、かつ、前記背面との間に収納物の上部を保持する保持部材が備えられていることを特徴とする。
【0010】
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のシンクキャビネットの収納部材において、前記保持部材は、前記背面に対して可動であると共に背面方向に付勢されていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載のシンクキャビネットの収納部材において、前記保持部材は、左右に複数並設されていることを特徴とする。
【0012】
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれかに記載のシンクキャビネットの収納部材において、前記キャビネット本体に固定されていることを特徴とする。この場合の収納部材は、キャビネット本体に固定した状態で使用されるもので、取り外し可能に備えられる構成のものも含まれる。
【0013】
そして、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4のいずれかに記載のシンクキャビネットの収納部材において、前記本体内には、引き出しが引出自在に備えられており、該引き出しが前記本体内に押し込まれた状態で、前記収納部材の開口は、該引き出しの前板で覆われることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
まず、請求項1に記載の発明によれば、ポケット状の収納部材に保持部材を備えたので、収納部材の受け面を浅くして前方開口を広く設定しても収納物を保持することができる。すなわち、収納物の出入容易性と収納物の安定保持とを実現することができる。特に、ゴミ袋、レジ袋、三角コーナ、鍋つかみ、鍋敷き、ふきん等の柔軟で形状あるいは姿勢の安定し難い収納物の場合に好適である。
【0015】
次に、請求項2に記載の発明によれば、保持部材は背面に対して可動であるので、収納物の形状に応じて好ましく保持可能となり、また、移動させることにより収納物の出し入れは一層容易になる。しかも、保持部材は背面方向に付勢されているので、収納物の保持は一層安定する。
【0016】
また、請求項3に記載の発明によれば、保持部材を左右に複数並設しているので、例えば収納物を分類して保持することができ、利便性が増すようになる。
【0017】
また、請求項4に記載の発明によれば、収納部材はキャビネット本体に固定されて用いられるので、従来のように出し入れ時に回転されることはない。したがって、収納物の移動は抑制され、収納物の安定保持は一層助長される。
【0018】
そして、請求項5に記載の発明によれば、引き出しを引き出すと本体前面は広く開放されるので、収納部材における収納物の出し入れは一層容易になる。一方、引き出しを本体内に押し込んだ状態で収納部材の開口は引き出しの前板で覆われるので、収納部材や収納物の露出を極力抑えることができ、見栄えがよく、外観的に一体感を備えたシンクキャビネットが実現される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るシンクキャビネット1は、上面及び前面が開放された本体2を有し、この本体2の上面をワークトップ3で覆うようになっている。そして、ワークトップ3にはシンク3′が設けられており、このシンク3′には、図示しない排水管が接続されている。
【0021】
キャビネット本体2は、左右一対の側板11,11と、その間で右側側板11寄りに配置された中仕切板12と、左右側板11,11の後端部間に架設された背板13と、同じく下端部間に架設された前後一対の底桟14,14と、同じく下部後方の切欠部11′,11′(一方のみ図示)近傍間に架設された後桟15とを有している。そして、本体2内の中仕切板12を境にして左右に、上段及び下段引き出し16,17,18,19がレール機構20…20を介して矢印a方向に引出自在に収納されている。
【0022】
左側の引き出し16,17について説明すると、まず、上段引き出し16は、引き出し側レール部材を兼ねる左右一対の側壁21,21(一方のみ図示)と、側壁21,21の下端部間に架設された底板22と、同じく前端部間に架設された前板23と、同じく後端部間に架設された背板24とを有し、前板23と背板24との間に左右一対の棒状部材25,25(一方のみ図示)が架設されている。そして、前板23の上部に取っ手26が取り付けられている。
【0023】
また、下段引き出し17は、引き出し側レール部材を兼ねる左右一対の側壁31,31(一方のみ図示)と、側壁31,31の下端部間に架設された底板32と、同じく前端部間に上下に分割して架設された前板33a,33bと、同じく後端部間に架設された背板34とを有し、上側前板33aと背板34との間に左右一対の棒状部材35,35(一方のみ図示)が架設されている。その場合、下側前板33bは蹴込み部に位置し、上側前板33aに対して若干後退して設けられている。
【0024】
なお、右側の上段及び下段引き出し18,19は、幅寸法を除いて前述した左側の上段及び下段引き出し16,17と略同様の構成であるので、説明を省略する。
【0025】
そして、キャビネット本体2における中仕切板12より左側部分に、収納物を収納する幅広の収納ポケット40が、本体2のシンク3′前方の左右両内面つまり左側側板11及び中仕切板12の対向面に固定された一対の支持具50,50に支持されて取り付けられている。
【0026】
図3に示すように、収納ポケット40の本体41は、長尺の押出樹脂成形品を所定長さに切断したものであり、下方の底部41aと、上方の頭部41bと、底部41aから起立する前方の前面部41cと、底部41aと頭部41bとを後方で連結する後面部41dとを有している。そして、底部41aと前面部41cと後面部41d下部とによる収納物の下端部を受ける受け面部41′と、この受け面部41′上方の前方開口41″と、収納物を収納する収納空間Sとが形成されている。この場合、収納空間Sに、例えばゴミ袋、レジ袋、三角コーナ、鍋つかみ、鍋敷き、ふきん等、比較的薄手の収納物を収納することができる。
【0027】
さらに、頭部41bには、凹部41b′が、また、底部41a及び頭部41bには、左右に貫通する符号を省略した空洞が設けられている。そして、取付状態において、頭部41b上端は、ワークトップ3で覆われるキャビネット本体2上面に略面一とされ、頭部41b前面及び前面部41cは、キャビネット本体2前面に略面一とされている。
【0028】
また、後面部41dの左右両端部の比較的下部には、それぞれ金属製のフック部材42,42(一方のみ図示)がネジ43…43で固定されている。このフック部材42は、後方になるほど斜め上方に延びる上下のフック部42a,42bを有しており、上側フック部42aには、貫通孔42a′が設けられている。
【0029】
また、収納ポケット本体41の前方開口41″は、上側引き出し16の上下に延びて収納ポケット本体41の頭部41b下部に達する前板23で覆われるように構成されている。さらに、収納ポケット本体41の頭部41b下部やキャビネット本体2の側板11の前方端面等の箇所に、樹脂製の防虫パッキン44,44が両面粘着テープ等の適宜の手段により貼付されている。
【0030】
一方、一対の支持具50,50は金属製であり、左側側板11内面の上部箇所に固定された支持具50は、側板11に固定するための取付部材51と、前記収納ポケット40に対面する本体52とを有している。また、取付部材51は、ネジ53,53で側板11に固定され、取付部材51と本体52とは、別なるネジ54で一体化されている。なお、中仕切板12に固定された支持具50についても事情は同様であるので、説明を省略する。
【0031】
支持具本体52は、上部に前記フック部材42の上側フック部42aを挿入可能に、後方になるほど斜め上方に延びる溝部52aと、下端部に同じく下側フック部42bに上方から係合可能に、後方になるほど斜め上方に傾斜する係合面部52bとを有している。
【0032】
また、支持具本体52は、下端部を支点に矢印b,b′方向に揺動する概ね上下に延びるレバー部52cを内装しており、このレバー部52cの略中間部には、前記上側フック部42aの貫通孔42a′に出没可能なロック部52c′が突設されている。その場合、レバー部52c上部は、支持具本体52内に備えられた図示しない板バネにより常時矢印b′方向に付勢されている。
【0033】
したがって、レバー部52cを板バネの付勢力に抗して矢印b方向に操作すれば、拡大断面図にて二点鎖線で示すようにロック部52c′を上側フック部42aの貫通孔42a′から退避させ、収納ポケット40と支持具50とのロック状態を解除することができ、一方、レバー部52cを板バネの付勢力にしたがって矢印b′方向に戻せば、同じく拡大断面図にて実線で示すようにロック部52c′を上側フック部42aの貫通孔42a′に進出させ、収納ポケット40と支持具50とをロック状態にすることができる。
【0034】
また、左側側板11内面の上部箇所に、いずれも円柱状の上方の第1係合部材61と下方の第2係合部材62とが突設されている。第1係合部材61は、取付状態の収納ポケット40における凹部41b′に嵌り込む位置関係で、一方、第2係合部材62は、同じく収納ポケット40における後面部41dの上部に背後から当接する位置関係で設けられている。なお、中仕切板12にも第1係合部材61と第2係合部材62とが突設されているが、事情は同様であるので、説明を省略する。
【0035】
そして、図1及び図3に示すように、収納ポケット40の頭部41b直下の左右両端部及び中間部に、それぞれ箱状に組み付けられた固定具70…70が固定されており、隣接する一対の固定具70,70間に、それぞれ押えバー80が取り付けられている。
【0036】
図4及び図5に示すように、固定具70は、内側の第1固定部材71と外側の第2固定部材72とを有している。第1固定部材71は、ネジ73で収納ポケット40における本体41の後面部41dに固定されており、また、第1固定部材71と第2固定部材72とは、別なるネジ74,74で一体化されている。
【0037】
押えバー80は、金属製丸棒を図例の形状に折曲したもので、左右に延びる押え部80aと、押え部80aの両端部から上方に延びる連結部80b,80bと、連結部80b,80bから幅方向に延びる取付部80c,80cとを有し、取付部80c,80cの先端部は、前記固定具70,70内に側方から矢印c,c′で示すように回転可能に挿入されている。
【0038】
固定具70内に挿入された取付部80cには、バネ81が外装されており、バネ81の長く延びた一方の端部81aは、固定具70の第2固定部材72の前面部に常時当接し、他方の端部81bは、押えバー80の取付部80c端部に設けられた割り溝80c′に差し込んで係止されている。また、押えバー80の取付部80cにおけるバネ81の端部81bより先端側の周面に溝が設けられており、この溝に前記取付部80cからのバネ81の抜け落ちを防止するEリング82が嵌め込まれている。
【0039】
これにより、押えバー80の押え部80aは、バネ81により収納ポケット本体41の後面部41d方向つまり矢印c方向に常時付勢されて、収納物Xを後面部41dとの間に挟み付けることができる。一方、バネ81による付勢力に抗して、押えバー80の押え部80aを矢印c′方向に取付部80cを支点に回転させて二点鎖線で示す状態にすれば、収納物Xを解放することができ、また、収納物Xの出し入れが容易になる。
【0040】
さらに、収納ポケット本体41の後面部41d方向に付勢された状態の押えバー80における押え部80aの幅方向中央に対応する位置関係で、後面部41dに樹脂製のクッション部材83が突設されている。これにより、金属製の押えバー80の押え部80aが樹脂製の収納ポケット本体41の後面部41dに直接当接する場合に比較して衝撃が吸収される。したがって、収納ポケット本体41の耐久性が維持され、また、騒音の発生が抑制される。
【0041】
以上のように構成したことにより、図3及び図6に示すように、収納ポケット40に押えバー80,80を備えたので、収納ポケット本体41の受け面部41′を浅くして前方開口41″を広く設定しても、収納物X,Xを保持することができる。すなわち、収納物X,Xの出入容易性と収納物X,Xの安定保持とが実現される。特に、ゴミ袋、レジ袋、三角コーナ、鍋つかみ、鍋敷き、ふきん等の柔軟で形状あるいは姿勢の安定し難い収納物Xの場合に好適である。
【0042】
また、図5〜図7に示すように、固定具70に支持された押えバー80の押え部80aは収納ポケット40における本体41の後面部41dに対して矢印c,c′方向に可動であるので、収納物Xの形状に応じて好ましく保持可能となり、また、二点鎖線(図5参照)で示すように移動させることにより収納物Xの出し入れは一層容易になる。しかも、押えバー80はバネ81により後面部41d方向つまり矢印c方向に付勢されているので、収納物Xの保持は一層安定する。
【0043】
また、図6に示すように、キャビネット本体2における左側側板11及び中仕切板12間に押えバー80,80を左右に2つ並設しているので、例えば収納物X,Xを分類して保持することができ、利便性が増すようになる。
【0044】
また、図3に示したように、収納ポケット40は支持具50,50を介してキャビネット本体2に固定されて用いられるので、従来のように出し入れ時に回転されることはない。したがって、収納物Xの移動は抑制され、収納物X,Xの安定保持は一層助長される。
【0045】
さらに、図3から明らかなように、上側引き出し16を引き出すとキャビネット本体2前面つまり収納ポケット40前方は広く開放されるので、収納ポケット40における収納物Xの出し入れは一層容易になる。一方、図3に示したように、上側引き出し16をキャビネット本体2内に押し込んだ状態で収納ポケット40の開口41″は上側引き出し16の前板23で覆われるので、収納ポケット40や収納物Xの露出を極力抑えることができ、見栄えがよく、外観的に一体感を備えたシンクキャビネット1が実現される。
【0046】
なお、本発明は、具体的に詳述した前記実施の形態に限定されることはなく、本発明の趣旨に沿うものであればよい。
【0047】
例えば、前記実施の形態では、押えバー80,80を2つ備えたが、収納ポケット40の幅寸法や収納物Xに応じて、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
【0048】
また、前記実施の形態では、押えバー80の衝撃吸収のため、収納ポケット本体41の後面部41dにクッション部材83を設けたが、これに代えて、押えバー80の少なくとも押え部80aに樹脂製のクッション部材を被覆してもよく、この場合にも前記クッション部材83を設けたのと同様の作用効果が得られる。
【0049】
そして、前記実施の形態では、バネ81の付勢力を利用して押えバー80を可動式に設けたが、収納ポケット本体41の後面部41dに対して固定的に設けてもよい。その場合には、構成の簡素化が図られる。
【産業上の利用可能性】
【0050】
以上説明したように、本発明によれば、シンクキャビネットにおける本体内のシンク前方に備えられる収納部材において、収納物の出入容易性を担保しつつ収納物の安定保持を実現することができる。すなわち、本発明は、キッチン家具の技術分野に広く好適である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の実施の形態に係るシンクキャビネットの一部を破断した正面図である。
【図2】図1のII−II線による拡大断面図である。
【図3】収納ポケットの取付構造を示す断面図である。
【図4】押えバーの構造を示す正面図である。
【図5】図4のIII−III線による拡大断面図である。
【図6】押えバーによる収納物の保持状態を示す正面図である。
【図7】図6のIV−IV線による拡大断面図である。
【図8】従来の収納部材の取付構造を示す断面図である。
【図9】従来の別なる収納部材の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
【0052】
1 シンクキャビネット
2 キャビネット本体(本体)
3′ シンク
16 上側引き出し(引き出し)
23 前板
40 収納ポケット(収納部材)
41′ 受け面部(受け面)
41″ 前方開口
41d 後面部(背面)
80 押えバー(保持部材)
X 収納物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シンクキャビネットにおける本体内のシンク前方に備えられ、左右に延びて収納物を収納する収納部材であって、
少なくとも収納物を支持する受け面と背面とを有し、前記受け面上方が前方に開口する形状とされており、かつ、
前記背面との間に収納物の上部を保持する保持部材が備えられていることを特徴とするシンクキャビネットの収納部材。
【請求項2】
前記請求項1に記載のシンクキャビネットの収納部材において、
前記保持部材は、前記背面に対して可動であると共に背面方向に付勢されていることを特徴とするシンクキャビネットの収納部材。
【請求項3】
前記請求項1または請求項2に記載のシンクキャビネットの収納部材において、
前記保持部材は、左右に複数並設されていることを特徴とするシンクキャビネットの収納部材。
【請求項4】
前記請求項1から請求項3のいずれかに記載のシンクキャビネットの収納部材において、
前記キャビネット本体に固定されていることを特徴とするシンクキャビネットの収納部材。
【請求項5】
前記請求項1から請求項4のいずれかに記載のシンクキャビネットの収納部材において、
前記本体内には、引き出しが引出自在に備えられており、
該引き出しが前記本体内に押し込まれた状態で、前記収納部材の開口は、該引き出しの前板で覆われることを特徴とするシンクキャビネットの収納部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−49005(P2008−49005A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−230030(P2006−230030)
【出願日】平成18年8月28日(2006.8.28)
【出願人】(000000413)永大産業株式会社 (243)
【Fターム(参考)】