説明

シールドコネクタ

【課題】コネクタハウジングを覆う一対のシールドシェルを、確実に接触させることができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタハウジングHを覆って互いに組み付けられる一対のシールドシェル30,40を有し、前記一対のシールドシェル30,40には、ボルト締めにより電気的に接続される締付け接続部51が設けられ、かつ前記コネクタハウジングHを隔てて前記締付け接続部51と対向する位置には、側面が接触する側面接触部52が設けられ、前記側面接触部52は、前記一対のシールドシェル30,40のうち一方のシールドシェル30から前記一対のシールドシェル30,40の組み付け方向に立ち上がる壁部36と、他方のシールドシェル40から前記組み付け方向に対して斜め外方に突出して前記壁部36の内側に配される接触部47とを有し、前記壁部36の内側面に前記接触部47が接触するものとされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタハウジングをシールドシェルによって覆うことで、ノイズの漏洩を防止するようにしたシールドコネクタが知られている。例えば下記特許文献1に記載のシールドコネクタは、嵌合可能な一対のコネクタのうち一方に備えられたシールドシェルと、他方に備えられたシールドシェルとが、一か所でボルト締めされるものである。一対のシールドシェルは、コネクタの嵌合方向に当接する当接面を有し、この当接面により電気的に接続され、シールド性能を発揮する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−86459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなシールドコネクタにおいては、安定したシールド性能を得るために、一対のシールドシェルを確実に接触させる必要がある。しかしながら、このシールドコネクタにおいては、一対のシールドシェルのうちボルト締めされた側とは反対側が、相手側から離れるように浮いてしまったり、コネクタの嵌合方向の公差によって、当接面が離れてしまう虞があり、シールドシェルを確実に接触させることが難しかった。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタハウジングを覆う一対のシールドシェルを、確実に接触させることができるシールドコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のシールドコネクタは、コネクタハウジングを覆って互いに組み付けられる一対のシールドシェルを有し、前記一対のシールドシェルには、ボルト締めにより電気的に接続される締付け接続部が設けられ、かつ前記コネクタハウジングを隔てて前記締付け接続部と対向する位置には、側面が接触する側面接触部が設けられ、前記側面接触部は、前記一対のシールドシェルのうち一方のシールドシェルから前記一対のシールドシェルの組み付け方向に立ち上がる壁部と、他方のシールドシェルから前記組み付け方向に対して斜め外方に突出して前記壁部の内側に配される接触部とを有し、前記壁部の内側面に前記接触部が接触するものとされている。
【0007】
このような構成によれば、一対のシールドシェルのうち締付け接続部51の反対側が浮き上がるのを防ぐことができ、かつ、側面接触部は、一対のシールドシェルを組み付け方向に突き当てることなく、接触させることができる。したがって、コネクタハウジングを覆う一対のシールドシェルを、確実に接触させることができる。
【0008】
また、前記一対のシールドシェルのうち前記壁部よりも内側には、前記コネクタハウジングを取り囲むように遮蔽部が設けられ、前記接触部は、前記遮蔽部と前記壁部との間に配されるものとしてもよい。このような構成によれば、遮蔽部によりコネクタハウジングの全周を覆うことができる。
【0009】
また、前記他方のシールドシェルは、前記コネクタハウジングを取り囲んで嵌合方向に開口する筒状部を有し、前記筒状部の一部分が前記接触部とされているものとしてもよい。このような構成によれば、例えば、別途、接触部を設ける場合に比べて、シールドシェルの構造を簡素化することができる。
また、前記側面接触部には、相手側に突出して接触する突起が設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、側面接触部をより確実に接触させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コネクタハウジングを覆う一対のシールドシェルを、確実に接触させることができるシールドコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態におけるシールドコネクタを表す断面図
【図2】嵌合前の雄側コネクタと雌側コネクタとを表す斜視図
【図3】雄側コネクタの正面図
【図4】雌側コネクタの正面図
【図5】他の実施形態(1)におけるシールドコネクタの断面図であって、側面接触部を表す一部拡大断面図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態におけるシールドコネクタCは、互いに嵌合可能な雄側コネクタ10と雌側コネクタ20とを有し、両コネクタ10,20を嵌合した状態では、それぞれに備えられた一対のシールドシェル(雄側シールドシェル30および雌側シールドシェル40)が、コネクタハウジングH(雄側ハウジング11および雌側ハウジング21)を覆って互いに組み付けられる。このシールドコネクタCは、図示しない機器(例えば、電気自動車やハイブリッド車等に搭載されたモータ等)に電力を供給するものであり、雄側コネクタ10は、機器側に接続される機器側コネクタであり、雌側コネクタ20は、電線Wの端末部に接続される電線側コネクタである。以下、各構成部材において、両コネクタ10,20における嵌合面側を前方とし、また、図1の左側を上方、右側を下方として説明する。なお、機器は、シールド機能を有する金属製のケース60内に収容されており、シールドコネクタCは、ケース60に貫通形成された取付孔61に取り付けられる。
【0013】
雄側コネクタ10は、複数本(本実施形態では3本)の端子金具(雄側端子金具12)を保持する雄側ハウジング11と、雄側ハウジング11に装着された雄側シールドシェル30とを備えている。
【0014】
雄側ハウジング11の前側には、雌側コネクタ20が嵌合可能なフード部13が設けられ、フード部13の前端部は、後述する雌側シールドシェル40の中間筒状部42内に嵌合する嵌合部15とされている。嵌合部15の外周面には、雌側シールドシェル40との間をシールする外側シールリング14が装着されている。
【0015】
雄側ハウジング11には、ケース60の外側面に沿って配されるフランジ部16が設けられている。フランジ部16は、雄側ハウジング11の前後方向略中間位置において、その全周から外側に張り出す板状とされている。
【0016】
フランジ部16の後面(ケース60の外側面と対向する面)には、フランジ部16の外周縁から若干内側の位置に突壁17が突設され、フランジ部16の外周縁と突壁17との間には、パッキン18が装着されている。パッキン18は、雄側コネクタ10がケース60に取り付けられると、ケース60の外側面に押し付けられて密着する。
【0017】
雄側ハウジング11に保持された雄側端子金具12は、前後方向に細長い形状をなし、その一端は、機器側の端子金具62に電気的に接続される機器側接続部12Aとされ、他端は、雌側コネクタ20に電気的に接続される電線側接続部12Bとされている。なお、雄側端子金具12の中間部分は、インサート成形により雄側ハウジング11内に埋め込まれている。
【0018】
機器側接続部12Aには、円形状の貫通孔19が形成され、貫通孔19にはカシメナット19Aが圧入されている。機器側接続部12Aと機器側の端子金具62とは、ボルト63によって強固に接続される。
電線側接続部12Bは、丸ピン形状をなし、フード部13の奥壁から一列に並んで突出している。
【0019】
雄側シールドシェル30は、アルミダイキャスト製であって、フランジ部16の全体を覆うとともにケース60に固定される固定部31と、フード部13の一部分を取り囲んで覆う遮蔽部32とを有している。
【0020】
固定部31には、ケース60の固定孔(図示せず)と整合する位置に配される挿通孔33が形成されている(図3参照)。雄側シールドシェル30は、各挿通孔33に挿通した、図示しない金属製のボルトをケース60の固定孔に締め付けることで、ケース60に導通可能に固定される。挿通孔33は、固定部31のうち雄側ハウジング11を挟んで対向する一対の角部に設けられている。
【0021】
遮蔽部32は、筒状をなして固定部31から前側へ突出し、雄側ハウジング11のうち嵌合部15よりも後側の部分を覆っている。遮蔽部32の前後方向の寸法(固定部31からの突出寸法)は、全周にわたり略一定とされている。
【0022】
雌側コネクタ20は、電線Wの端末部に接続された複数本(本実施形態では3本)の端子金具(雌側端子金具22)を保持する雌側ハウジング21と、雌側ハウジング21に装着された雌側シールドシェル40とを備えている。
【0023】
雌側端子金具22は、雌側ハウジング21の内部に形成されたキャビティ23に挿入され、ランス29により抜け止めされている。また、電線Wに取り付けられたゴム栓24により、キャビティ23内への水の浸入が防止されている。
【0024】
雌側ハウジング21には、その側面から側方に突出する鍔部25が設けられている。鍔部25は、雌側ハウジング21の前後方向略中央の位置に形成されている。鍔部25は、雄側コネクタ10の前端に近接して対向する。
【0025】
雌側ハウジング21のうち鍔部25よりも前側の部分は、雄側ハウジング11のフード部13の内側に嵌合する内嵌部26とされている。内嵌部26の外周面には、フード部13との間をシールする内側シールリング27が装着されている。
【0026】
雌側シールドシェル40は、アルミダイキャスト製であって、全体として前後方向に開口する略長円形の筒状をなしている。雌側シールドシェル40は、雄側シールドシェル30の遮蔽部32の外側を覆う前筒状部(筒状部)41と、雄側ハウジング11の嵌合部15の外側を覆う中間筒状部42と、雌側ハウジング21の後端部を覆う後筒状部43と、を有し、前筒状部41、中間筒状部42、後筒状部43の順番で、幅寸法(開口寸法)が段階的に小さくされている。なお、雌側シールドシェル40は、雌側ハウジング21の後端に設けられた係止爪28により、雌コネクタ20に装着状態に保持される。
【0027】
雌側シールドシェル40の中間筒状部42は、雌側ハウジング21のうち鍔部25を含む部分を覆っている。この中間筒状部42と雌側ハウジング21との間に、雄側ハウジング11の嵌合部15が嵌合し、中間筒状部42の内周面に外側シールリング14が密着する。
【0028】
雌側シールドシェル40の後筒状部43は、雌側ハウジング21のうち鍔部25よりも後側の部分を覆っている。後筒状部43は、雌側ハウジング21の側面に沿う形状をなし、中間筒状部42と後筒状部43との間には、段差部44が形成されている。段差部44が雌側ハウジング21の鍔部25に当接することにより、雌側ハウジング21の後方への離脱が規制される。
【0029】
雌側シールドシェル40の前筒状部41は、雌側ハウジング21を取り囲んで前方(嵌合方向)に開口し、雌側ハウジング21と雌側シールドシェル40との間には、雄側ハウジング11のフード部13と、雄側シールドシェル30の遮蔽部32とが、嵌合可能とされている。前筒状部41の前端縁は、雄側シールドシェル30の固定部31の手前側に、若干離れて位置し、雌側ハウジング21は、前筒状部41よりも前方に突出している。
【0030】
一対のシールドシェル30,40には、ボルト締めにより電気的に接続される締付け接続部51が設けられている。締付け接続部51は、シールドコネクタCの幅方向における中央部に設けられ、上側に突出して形成されている。
【0031】
締付け接続部51のうち雄側シールドシェル30に設けられた雄側締付け接続部34は、雄側シールドシェル30の固定部31および遮蔽部32の側面(上面)から上方へ突出している。雄側締付け接続部34の前後方向の寸法は、雄側シールドシェル30の前後方向の寸法と同等とされ、雄側締付け接続部34の前端面は、遮蔽部32の前端面と段差なく連なっている。雄側締付け接続部34には、ボルト挿入孔35が設けられ、その内周面はネジ切りされている。
【0032】
締付け接続部51のうち雌側シールドシェル40に設けられた雌側締付け接続部45は、前筒状部41と中間筒状部42との間に形成された段差面であり、前筒状部41は、雄側締付け接続部34の外側に被さる大きさに形成されている。雌側締付け接続部45には、1本のボルト46が取り付けられ、雌側締付け接続部45は、雄側締付け接続部34の前端面に沿って配される。
【0033】
雄側コネクタ10と雌側コネクタ20とは、ボルト46とボルト挿入孔35との螺合により嵌合状態に保持され、かつこの部位において一対のシールドシェル30,40が電気的に接続される。
【0034】
そして、一対のシールドシェル30,40には、コネクタハウジングHを隔てて締付け接続部51と対向する位置に、側面同士が接触する側面接触部52が設けられている(図1参照)。側面接触部52は、雄側シールドシェル(一方のシールドシェル)30から前方(一対のシールドシェル30,40の組み付け方向)に立ち上がる壁部36と、雌側シールドシェル(他方のシールドシェル)40から斜め前方の外側に突出する形状をなして、壁部36の内側に配される接触部47とを有し、壁部36の内側面に接触部47が接触するものである。
【0035】
壁部36は、図3に示すように、雄側シールドシェル30の幅方向の略中央に設けられ、遮蔽部32のうちその長手方向に直線状をなす中央部分と対向している。壁部36は、固定部31から前方に立ち上がり、遮蔽部32と同等の立ち上がり寸法を有している(図1参照)。壁部36は、遮蔽部32と同等か若干小さい壁厚寸法を有するとともに、根元側(固定部31側)に向かって壁厚がわずかに増すものとされている。壁部36の内側面は、嵌合方向に対して傾斜している。壁部36と遮蔽部32との間には、左右両側および前側に開放された差し込み空間Sが形成されている。差し込み空間Sは、固定部31側に向かって、上下方向の間隔が狭まるものとされている。なお、壁部36は、フランジ部16の外縁よりも内側に位置している。
【0036】
一方、雌側シールドシェル40の前筒状部41の一部は、接触部47とされている。接触部47は、前筒状部41のうち下側の直線部分の略中央部であり、両コネクタ10,20が嵌合すると、遮蔽部32と壁部36との間の差し込み空間Sに差し入れられる。前筒状部41のうち少なくとも接触部47は、前方に向かってわずかに斜め外側に広がる形状をなしている。
【0037】
そして、雄側コネクタ10と雌側コネクタ20とを嵌め合わせると、雌側シールドシェル40の前筒状部41が遮蔽部32に被さると同時に、その一部分である接触部47が、遮蔽部32と壁部36との間の差し込み空間Sに差し入れられ、接触部47の前端が固定部31に突き当たる前に、接触部47の外側面が壁部36の内側面に接触した状態になって留まる。その後、ボルト46をボルト挿通孔35に挿通して締め付けると、側面接触部52が接触した状態で、両コネクタ10,20が嵌合状態に保持される。
【0038】
上記のように構成された本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のシールドコネクタCは、コネクタハウジングHを覆って互いに組み付けられる一対のシールドシェル30,40を有し、一対のシールドシェル30,40には、ボルト締めにより電気的に接続される締付け接続部51が設けられ、かつコネクタハウジングHを隔てて締付け接続部51と対向する位置には、側面同士が接触する側面接触部52が設けられ、側面接触部52は、一対のシールドシェル30,40のうち雄側シールドシェル30から前方に立ち上がる壁部36と、雌側シールドシェル40から前方に対して斜め外方に突出して壁部36の内側に配される接触部47とを有し、壁部36の内側面に接触部47が接触するものとされている。
【0039】
これにより、一対のシールドシェル30,40のうち締付け接続部51の反対側が浮き上がるのを防ぐことができ、かつ、一対のシールドシェル30,40を組み付け方向に突き当てることなく、側面接触部52を接触させることができる。したがって、コネクタハウジングHを覆う一対のシールドシェル30,40を、確実に接触させることができる。
【0040】
また、壁部36よりも内側には、コネクタハウジングHを取り囲むように遮蔽部32が設けられ、接触部47は、遮蔽部32と壁部36との間に配されるものである。この遮蔽部32により、コネクタハウジングHの全周を覆うことができる。
【0041】
また、雌側シールドシェル40は、コネクタハウジングHを取り囲んで嵌合方向に開口する前筒状部41を有し、前筒状部41の一部分が接触部47とされている。したがって、例えば、前筒状部41とは別に接触部を設ける場合に比べて、シールドシェル30,40の構造を簡素化することができる。
【0042】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0043】
(1)上記実施形態では、接触部47は、組み付け方向に対して斜め外方に突出して壁部36の内側面に接触するものとされているが、これに加えて、例えば図5に示すように、接触部47に、外側に突出して壁部36の内側面に接触する突起70を設ける等してもよい。これにより、側面接触部52をより確実に接触させることができる。なお、突起を、壁部側に設けてもよい。
(2)上記実施形態において、さらに、側面接触部52には、一対のシールドシェル30,40の嵌合動作に伴って、接触部47を壁部36の内側に誘導するテーパ部を設けるものとしてもよい。このような構成によれば、一対のシールドシェル30,40をよりスムーズに嵌合することができる。
(3)上記実施形態では、壁部36が、雄側シールドシェル30に設けられ、接触部47が、雌側シールドシェル40に設けられているが、これとは逆に、壁部を、雌側シールドシェルに設け、接触部を、雄側シールドシェルに設けてもよい。
【符号の説明】
【0044】
C…シールドコネクタ
H…コネクタハウジング
30…雄側シールドシェル(一方のシールドシェル)
32…遮蔽部
36…壁部
40…雌側シールドシェル(他方のシールドシェル)
41…前筒状部(筒状部)
47…接触部
51…締付け接続部
52…側面接触部
70…突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コネクタハウジングを覆って互いに組み付けられる一対のシールドシェルを有し、
前記一対のシールドシェルには、ボルト締めにより電気的に接続される締付け接続部が設けられ、かつ前記コネクタハウジングを隔てて前記締付け接続部と対向する位置には、側面が接触する側面接触部が設けられ、
前記側面接触部は、前記一対のシールドシェルのうち一方のシールドシェルから前記一対のシールドシェルの組み付け方向に立ち上がる壁部と、他方のシールドシェルから前記組み付け方向に対して斜め外方に突出して前記壁部の内側に配される接触部とを有し、前記壁部の内側面に前記接触部が接触するものとされているシールドコネクタ。
【請求項2】
前記一対のシールドシェルのうち前記壁部よりも内側には、前記コネクタハウジングを取り囲むように遮蔽部が設けられ、前記接触部は、前記遮蔽部と前記壁部との間に配される請求項1に記載のシールドコネクタ。
【請求項3】
前記他方のシールドシェルは、前記コネクタハウジングを取り囲んで嵌合方向に開口する筒状部を有し、前記筒状部の一部分が前記接触部とされている請求項1または請求項2に記載のシールドコネクタ。
【請求項4】
前記側面接触部には、相手側に突出して接触する突起が設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のシールドコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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