説明

スイッチングレギュレータ

【課題】負荷が急変した場合の応答を劣化させることなく、ノイズによる誤動作を防止するヒステリティック制御のスイッチングレギュレータを提供する。
【解決手段】スイッチ素子(1)をスイッチング制御して入力電圧を降圧して出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、与えられた基準電圧にスイッチ素子(1)がターンオフするごとに所定の時間変化をする電圧を重畳した目標電圧を発生させる疑似リップル発生器(6)と、出力電圧に含まれる高周波成分をカットしてフィードバック電圧を生成するフィードバック回路(7)と、目標電圧とフィードバック電圧とを比較する比較器(8)と、比較器(8)の出力が所定の論理変化をしたとき、出力を一定時間アクティブにする一定時間トリガ回路(9)とを備え、スイッチ素子(1)は、一定時間トリガ回路(9)の出力に従ってスイッチング動作を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は各種電子機器に直流電圧を供給する電源回路に関し、特に降圧型のスイッチングレギュレータに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、スイッチングレギュレータは、効率よく電力を変換することができるため多くの電子機器の電源回路として用いられる。特にバッテリーを入力電圧源とする携帯機器では、長時間の使用を可能とするため使用状況に応じて電子回路に供給する電力を適時変更するなどの制御が行われる。したがって、使用状況の変化に高速に応答するスイッチングレギュレータが求められている。
【0003】
高速応答可能なスイッチングレギュレータとして、図13のようなリップルレギュレータがある。図14は、当該レギュレータの動作波形を示す。スイッチ素子1がオンのとき、入力端に入力電圧Vinが印加されたインダクタ3を介して流れる出力キャパシタ4の充電電流が増加し、出力キャパシタ4の等価直列抵抗での電圧降下によって出力電圧Voutは上昇する。出力電圧Voutがヒステリシス比較器8に設定されている上限閾値に至ると、ヒステリシス比較器8の出力が反転し、スイッチ素子1はオフ、スイッチ素子2がオンする。スイッチ素子2がオンのとき、入力端を接地されたインダクタ3を介して流れる出力キャパシタ4の充電電流が減少し、出力キャパシタ4の等価直列抵抗での電圧降下によって出力電圧Voutは低下する。出力電圧Voutがヒステリシス比較器8に設定されている下限閾値に至ると、ヒステリシス比較器8の出力が反転し、スイッチ素子2はオフ、スイッチ素子1がオンする。以上の動作を繰り返すことにより、ヒステリシス比較器8を用いて出力電圧Voutが所定の範囲内を増減するようにスイッチ素子1,2を制御する。したがって、帰還系に誤差増幅器を用いた場合の位相補償を必要とせず、帰還系の応答速度はヒステリシス比較器8の応答速度で決まり、スイッチングレギュレータとしての応答性能は、帰還系ではなくインダクタ3や出力キャパシタ8で律束されるようになる。
【0004】
このように帰還系にヒステリシス比較器を用いた制御方式は、ヒステリシス制御やヒステリティック制御と呼ばれ、動作原理上、高速に応答することができる。反面、スイッチングノイズのようなサージ電圧にヒステリシス比較器が応答してしまうことによる誤動作を防止するためには、ヒステリシス比較器のヒステリシス幅、すなわち出力電圧Voutの増減幅を大きくしなくてはならず、出力リップル電圧が増大するという問題がある。
【0005】
そこで、図15に示したように、基準電圧Vrefに出力リップルと逆波形の電圧を重畳した疑似リップル電圧Vref1と出力電圧Voutとを比較器8で比較して、出力電圧Voutが疑似リップル電圧Vref1を下回るとスイッチ素子1を一定時間オン制御する方法が考案されている。当該スイッチングレギュレータは、擬似リップル電圧Vref1に十分な振幅を持たせることにより、実際の出力リップル電圧を増大することなく、安定な制御特性を達成している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許第7202642号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の従来の構成のスイッチングレギュレータでは、擬似リップル発生器6の擬似リップル波形電圧の振幅を出力電圧Voutのノイズよりも大きくすれば、比較器8がノイズに応答することによる誤動作を防止できる。しかしながら、擬似リップル波形電圧の振幅を大きくすると、負荷5が急激に変動した場合、出力電圧Voutがランプ電圧の振幅より大きく変動しないと応答しないので、応答が遅れるという問題点がある。当該問題に鑑み、本発明は、負荷が急変した場合の応答を劣化させることなく、ノイズによる誤動作を防止するヒステリティック制御のスイッチングレギュレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明によって次のような手段を講じた。すなわち、スイッチ素子をスイッチング制御して入力電圧を降圧して出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、与えられた基準電圧に前記スイッチ素子がターンオフするごとに所定の時間変化をする電圧を重畳した目標電圧を発生させる疑似リップル発生器と、前記出力電圧に含まれる高周波成分をカットしてフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、前記目標電圧と前記フィードバック電圧とを比較する比較器と、前記比較器の出力が所定の論理変化をしたとき、出力を一定時間アクティブにする一定時間トリガ回路とを備え、前記スイッチ素子は、前記一定時間トリガ回路の出力に従ってスイッチング動作を行うものとする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、負荷が急変した場合の応答を劣化させることなく、出力電圧のノイズによる誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、第1の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成図である。
【図2】図2は、図1のレギュレータの動作波形図である。
【図3】図3は、第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成図である。
【図4】図4は、図3のフィードバック回路のゲイン周波数特性を示すグラフである。
【図5】図5は、補償回路付きスイッチングレギュレータの回路構成図である。
【図6】図6は、図5のフィードバック回路のゲイン周波数特性を示すグラフである。
【図7】図7は、第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成図である。
【図8】図8は、図7のフィードバック回路のゲイン周波数特性を示すグラフである。
【図9】図9は、第4の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成図である。
【図10】図10は、図9のフィードバック回路のゲイン周波数特性を示すグラフである。
【図11】図11は、第5の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成図である。
【図12】図12は、図11のフィードバック回路のゲイン周波数特性を示すグラフである。
【図13】図13は、従来のリップルレギュレータの回路構成図である。
【図14】図14は、図13のレギュレータの動作波形図である。
【図15】図15は、疑似リップル電圧を用いた従来のスイッチングレギュレータの回路構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成を示す。スイッチ素子1,2とインダクタ3でパワー段が構成される。スイッチ素子1,2には互いに逆論理の駆動信号に従って交互にスイッチングする。スイッチ素子1,2が交互にスイッチングすることにより、インダクタ3の入力端には入力直流電圧Vinを波高値とするパルス波形が印加される。パワー段の出力であるインダクタ3の出力端には出力キャパシタ4が接続され、インダクタ3に印加されたパルス波形が平均化されて、負荷5に直流の出力電圧Voutが供給される。
【0012】
フィードバック回路7は、出力電圧Voutの検出およびノイズ成分の除去を行う。ここで、フィードバック回路7のフィルタ特性は、少なくともスイッチング周波数の成分を減衰したり位相を回したりしない1次LPF以上である必要がある。スイッチング周波数の成分の減衰や位相回りがあると、出力電圧Voutのリップルを正しく検出することができず、安定な制御特性を得ることができないからである。
【0013】
フィードバック回路7の出力は、フィードバック電圧Vfbとして比較器8の負入力端子に印加される。比較器8の正入力端子には、目標電圧Vref1が印加される。疑似リップル発生器6は、基準電圧Vrefにスイッチ素子1がターンオフするごとに所定の時間変化をする電圧(擬似リップル波形電圧)を重畳して目標電圧Vref1を発生させる。比較器8の出力は一定時間トリガ回路9のトリガ信号となる。一定時間トリガ回路9は、比較器8の出力がHレベルになったとき、出力を一定時間アクティブ(Hレベル)にする。一定時間トリガ回路9の出力はスイッチ素子1,2の駆動信号となる。
【0014】
図2は、本実施形態に係るスイッチングレギュレータの動作波形を示す。スイッチ素子1がオンでスイッチ素子2がオフのとき、目標電圧Vref1は負の傾斜を有し、スイッチ素子1がオフでスイッチ素子2がオンのとき、目標電圧Vref1は正の傾斜を有する。フィードバック電圧Vfbが目標電圧Vref1よりも低くなると、比較器8は一定時間トリガ回路9へトリガ信号を出力する。一定時間トリガ回路9はスイッチ素子1を固定オン時間Tonだけオン状態とする駆動信号を出力する。
【0015】
以上のような構成と動作によって本実施形態に係るスイッチングレギュレータはフィードバック回路7で、出力電圧Voutのノイズを除去することにより、出力電圧Voutのノイズによる誤動作を防止することができる。
【0016】
なお、図13のリップルレギュレータについてもフィードバック回路7を設けることで上記と同様の効果が奏される。また、同期整流が不要の場合には、スイッチ素子2に代えてダイオードを用いてもよい。
【0017】
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成を示す。本実施形態に係るスイッチングレギュレータの概略構成は第1の実施形態と同様である。フィードバック回路7は、出力電圧Voutとグランドとの間に直列接続された抵抗素子71,72、およびこれら抵抗素子の接続点とグランドとの間に接続されたコンデンサ77を備えている。フィードバック回路7は、抵抗素子71,72の抵抗分割により出力電圧Voutを検出するとともに、抵抗素子71,72およびコンデンサ77による1次LPFで出力電圧Voutの高周波ノイズを除去する。図4は、フィードバック回路7のゲイン周波数特性を示す。フィードバック回路7でスイッチング周波数の成分には影響しないように出力電圧Voutの高周波のノイズを除去して比較器8にフィードバックすることにより、当該スイッチングレギュレータの出力電圧Voutを安定制御し、かつ、出力電圧Voutの高周波ノイズによる誤動作を防止することができる。
【0018】
(第3の実施形態)
第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成において、コンデンサ77を省略しても、実際には、フィードバック電圧Vfbと並列にある寄生コンデンサと抵抗素子71,72で寄生LPFが構成されている。さらに最近の低消費電力化要求のために抵抗素子71,72は高抵抗値に設定される傾向にある。このため寄生LPFのカットオフ周波数がスイッチング周波数より低くなると、出力電圧Voutのリップルを正しく検出することができず、安定な制御特性を得ることができなくなる。そこで、図5のように抵抗素子71に並列にコンデンサ75を接続することによって、スイッチング周波数領域のゲインを補償し、出力電圧Voutを安定制御することができる。なお、図中のコンデンサ77’は寄生コンデンサである。図6は、フィードバック回路7のゲイン周波数特性である。寄生コンデンサ77’によるカットオフ周波数よりも低周波領域にコンデンサ75によるゼロ点が設定され、スイッチング周波数でのゲインを稼ぐことができる。
【0019】
しかしながらこのような補償回路は、高周波ゲインを全体に増大してしまうので、高周波ノイズによる誤動作を誘発するという問題もある。第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータはそのような問題を解消するためのものである。
【0020】
図7は、第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成を示す。本実施形態に係るスイッチングレギュレータの概略構成は第1の実施形態と同様である。フィードバック回路7は、出力電圧Voutとグランドとの間に直列接続された抵抗素子71,72,73、および抵抗素子72に並列接続されたコンデンサ75を備えている。コンデンサ75は、抵抗素子71に並列接続されていてもよい。フィードバック回路7は、抵抗素子71,72,73の抵抗分割により出力電圧Voutを検出する。抵抗素子72,73の接続点の電圧がフィードバック電圧Vfbとなる。フィードバック回路7のフィルタ特性は、寄生コンデンサ77’を考慮に入れると、図8に示すような2つの極と1つのゼロ点をもつ特性となる。すなわち、本実施形態によると、図6のフィルタ特性に極を1つ追加して2つの極と1つのゼロ点をもつフィルタ特性とすることで、前述したような補償回路が高周波ゲインを増大してしまう問題を解消し、高周波ノイズによる誤動作を防止することができる。
【0021】
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成を示す。本実施形態に係るスイッチングレギュレータの概略構成は第1の実施形態と同様である。フィードバック回路7は、出力電圧Voutとグランドとの間に直列接続された抵抗素子71,72,73,74、抵抗素子72に並列接続されたコンデンサ75、および抵抗素子73に並列接続されたコンデンサ76を備えている。コンデンサ75は、抵抗素子71に並列接続されていてもよい。また、コンデンサ76は、抵抗素子74に並列接続されていてもよい。フィードバック回路7は、抵抗素子71,72,73,74の抵抗分割により出力電圧Voutを検出する。抵抗素子72,73の接続点の電圧がフィードバック電圧Vfbとなる。ここで、抵抗素子71,72とコンデンサ75でできる1つの極と1つのゼロ点が、抵抗素子73,74とコンデンサ76でできる1つの極と1つのゼロ点で相殺されるように、各抵抗素子および各コンデンサの特性値を調整している。
【0022】
図10は、フィードバック回路7のゲイン周波数特性を示す。抵抗素子71,72,73,74に流れる電流を小さくするためにこれら抵抗素子の抵抗値を大きくする場合、もしコンデンサ75,76がなければフィードバック回路7のインピーダンスが大きくなり、寄生コンデンサ77’とで構成される寄生LPFのカットオフ周波数がスイッチング周波数よりも低くなってスイッチングレギュレータの動作が不安定になるおそれがある。一方、コンデンサ75,76を設けることでフィードバック回路7のインピーダンスを十分が低くなり、寄生LPFのカットオフ周波数を高くすることができる。寄生LPFの特性をスイッチング周波数の成分に影響を及ぼさない程度に調整することで、出力電圧Voutを安定制御し、かつ、出力電圧Voutの高周波ノイズによる誤動作を防止することができる。
【0023】
(第5の実施形態)
図11は、第5の実施形態に係るスイッチングレギュレータの回路構成を示す。本実施形態に係るスイッチングレギュレータの概略構成は第1の実施形態と同様である。本実施形態に係るスイッチングレギュレータのフィードバック回路7は、第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータのフィードバック回路7において出力電圧Voutと抵抗素子71との間にツインT型ノッチフィルタ78を追加したものである。ツインT型ノッチフィルタ78はBEFとして機能する。ここで、BEFのリジェクト中心周波数をスイッチングノイズの周波数近傍に調整している。なお、コンデンサ77を省略してもよい。
【0024】
図12は、フィードバック回路7のゲイン周波数特性を示す。ツインT型ノッチフィルタ78によってスイッチングノイズが効果的に除去される。これにより、出力電圧Voutを安定制御し、かつ、出力電圧Voutの高周波ノイズによる誤動作を効果的に防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明に係るスイッチングレギュレータは、負荷が急変した場合の応答を劣化させることなく、出力電圧のノイズによる誤動作を防止することができるため、高速応答が要求され、各種電子機器に直流電圧を供給する降圧型の電源回路等に有用である。
【符号の説明】
【0026】
1 スイッチ素子
2 スイッチ素子
6 疑似リップル発生器
7 フィードバック回路
71 抵抗素子(第1の抵抗素子)
72 抵抗素子(第2の抵抗素子)
73 抵抗素子(第3の抵抗素子)
74 抵抗素子(第4の抵抗素子)
75 コンデンサ
76 コンデンサ
77 コンデンサ
78 ツインT型ノッチフィルタ
8 比較器
9 一定時間トリガ回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スイッチ素子をスイッチング制御して入力電圧を降圧して出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
与えられた基準電圧に前記スイッチ素子がターンオフするごとに所定の時間変化をする電圧を重畳した目標電圧を発生させる疑似リップル発生器と、
前記出力電圧に含まれる高周波成分をカットしてフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、
前記目標電圧と前記フィードバック電圧とを比較する比較器と、
前記比較器の出力が所定の論理変化をしたとき、出力を一定時間アクティブにする一定時間トリガ回路とを備え、
前記スイッチ素子は、前記一定時間トリガ回路の出力に従ってスイッチング動作を行う
ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
【請求項2】
請求項1のスイッチングレギュレータにおいて、
前記フィードバック回路は、
前記出力電圧とグランドとの間に直列接続された第1および第2の抵抗素子と、
前記第1および第2の抵抗素子の接続点とグランドとの間に接続されたコンデンサとを有し、
前記第1および第2の抵抗素子の接続点から前記フィードバック電圧を出力する
ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
【請求項3】
請求項1のスイッチングレギュレータにおいて、
前記フィードバック回路は、
前記出力電圧が入力されるツインT型ノッチフィルタと、
前記ツインT型ノッチフィルタの出力とグランドとの間に直列接続された第1および第2の抵抗素子とを有し、
前記第1および第2の抵抗素子の接続点から前記フィードバック電圧を出力する
ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
【請求項4】
請求項1のスイッチングレギュレータにおいて、
前記フィードバック回路は、
前記出力電圧とグランドとの間に直列接続された第1、第2および第3の抵抗素子と、
前記第1および第2の抵抗素子のいずれか一方に並列接続されたコンデンサとを有し、
前記第2および第3の抵抗素子の接続点から前記フィードバック電圧を出力する
ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
【請求項5】
請求項4のスイッチングレギュレータにおいて、
前記フィードバック回路は、
前記第3の抵抗素子とグランドとの間に接続された第4の抵抗素子と、
前記第3および第4の抵抗素子のいずれか一方に並列接続されたコンデンサとを有する
ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate


【公開番号】特開2011−199973(P2011−199973A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−62226(P2010−62226)
【出願日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】