スポーツドリンク
【課題】 大量発汗による脱水症や熱中症を防止するために飲用するスポーツドリンクに、特に日本人に適した味覚を与え、飲用して旨味を感じ、無理なく飲用することができるスポーツドリンクを提供する。
【解決手段】 各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクにおいて、醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とする。
【解決手段】 各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクにおいて、醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
炎天下におけるスポーツの練習や競技、建設現場での重作業、製鉄・冶金業等の高温下における工場労働等において、大量発汗による脱水症や熱中症を防止するためにスポーツドリンクが飲用されている。このスポーツドリンクの成分は、水分補給とともに、大量発汗で失われるナトリウムイオン、カリウムイオンの電解質、マグネシウム、カルシウムのミネラル分等を含み、クエン酸、ブドウ糖、アミノ酸、各種ビタミン類等を添加し、疲労回復を助け、飲み易さを工夫するなど様々なものが市販されている。
【０００３】
一方、スポーツドリンクといえども飲料であり、味覚が重要な要素である。例えば、人工甘味料を添加しないことを特徴とした特表平８−５０１４４９号公報（特許文献１）、カテキン類を添加することを特徴とした特開２００８−１７８４０１号公報（特許文献２）等のスポーツドリンクも提案されているが、いずれにしても従来のスポーツドリンクは、機能性飲料としての効用が重要視され、味覚については重きを置かれていなかった。そのため、脱水症や熱中症の予防を目的として飲用はするが、旨味は全く感じられないものであった。
【特許文献１】特表平８−５０１４４９号公報
【特許文献２】特開２００８−１７８４０１号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
この発明は、大量発汗による脱水症や熱中症を防止するために飲用するスポーツドリンクに、特に日本人に適した味覚を与え、飲用して旨味を感じ、無理なく飲用することができるスポーツドリンクを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
こうした目的を達成するため、この発明は、各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクにおいて、醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００６】
この発明のスポーツドリンクは、醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とし、醤油及び味噌は、旨味の元である大豆由来のアミノ酸を多量に含むとともに、日本人の食生活で欠かせない調味料として食されてきたもので、醤油又は味噌で味付けされたスポーツドリンクは、その味覚を感じることで全く無理なく飲用することができる。
【０００７】
また、醤油及び味噌は当然に塩分を含むものであるから、塩分補給のためのスポーツドリンクとして適すとともに、大豆由来の蛋白質、各種ビタミン等の栄養素、有効成分を含むものであり、その添加自体が有益である。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下に、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
この発明のスポーツドリンクの成分に関しては、従来と同じく、水分補給とともに、大量発汗で失われるナトリウムイオン、カリウムイオンの電解質、マグネシウム、カルシウムのミネラル分等、その他必要に応じて調整する。この発明のスポーツドリンクは、これに醤油又は味噌を添加してその味覚を与えることを特徴とし、少なくても飲用時に、醤油又は味噌の味覚を感じることができるように添加量を調整する。
【０００９】
図１は、この発明のスポーツドリンクを、最も一般的な５００ｍｌのペットボトル入りの商品としたものである。その他の商品形態としては、粉末ラミネートパック入りとし、規定量の水で希釈して飲用する商品として提供することもできる。
【００１０】
なお、この発明のスポーツドリンクは、必ずしもスポーツドリンクという商品名に限定されるものではなく、大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等の補給を目的とした機能性飲料である。その範囲は、家庭で風呂上がり等に飲用するミネラルウォータ等に近いものから、炎天下における建設現場での重作業に伴う脱水症や熱中症の防止を目的としたものまでを含み、その用途に応じて成分を調整するものである。また、この発明で醤油又は味噌を添加するとは、現実に市販の醤油又は味噌をそのまま加えることに限られず、醤油又は味噌と同等の成分を添加してその味覚を与えることを意味するものである。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】この発明のスポーツドリンクを５００ｍｌのペットボトル入りとした斜視図。
【符号の説明】
【００１２】
１ ５００ｍｌのペットボトル
【技術分野】
【０００１】
この発明は、各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
炎天下におけるスポーツの練習や競技、建設現場での重作業、製鉄・冶金業等の高温下における工場労働等において、大量発汗による脱水症や熱中症を防止するためにスポーツドリンクが飲用されている。このスポーツドリンクの成分は、水分補給とともに、大量発汗で失われるナトリウムイオン、カリウムイオンの電解質、マグネシウム、カルシウムのミネラル分等を含み、クエン酸、ブドウ糖、アミノ酸、各種ビタミン類等を添加し、疲労回復を助け、飲み易さを工夫するなど様々なものが市販されている。
【０００３】
一方、スポーツドリンクといえども飲料であり、味覚が重要な要素である。例えば、人工甘味料を添加しないことを特徴とした特表平８−５０１４４９号公報（特許文献１）、カテキン類を添加することを特徴とした特開２００８−１７８４０１号公報（特許文献２）等のスポーツドリンクも提案されているが、いずれにしても従来のスポーツドリンクは、機能性飲料としての効用が重要視され、味覚については重きを置かれていなかった。そのため、脱水症や熱中症の予防を目的として飲用はするが、旨味は全く感じられないものであった。
【特許文献１】特表平８−５０１４４９号公報
【特許文献２】特開２００８−１７８４０１号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
この発明は、大量発汗による脱水症や熱中症を防止するために飲用するスポーツドリンクに、特に日本人に適した味覚を与え、飲用して旨味を感じ、無理なく飲用することができるスポーツドリンクを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
こうした目的を達成するため、この発明は、各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクにおいて、醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００６】
この発明のスポーツドリンクは、醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とし、醤油及び味噌は、旨味の元である大豆由来のアミノ酸を多量に含むとともに、日本人の食生活で欠かせない調味料として食されてきたもので、醤油又は味噌で味付けされたスポーツドリンクは、その味覚を感じることで全く無理なく飲用することができる。
【０００７】
また、醤油及び味噌は当然に塩分を含むものであるから、塩分補給のためのスポーツドリンクとして適すとともに、大豆由来の蛋白質、各種ビタミン等の栄養素、有効成分を含むものであり、その添加自体が有益である。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下に、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
この発明のスポーツドリンクの成分に関しては、従来と同じく、水分補給とともに、大量発汗で失われるナトリウムイオン、カリウムイオンの電解質、マグネシウム、カルシウムのミネラル分等、その他必要に応じて調整する。この発明のスポーツドリンクは、これに醤油又は味噌を添加してその味覚を与えることを特徴とし、少なくても飲用時に、醤油又は味噌の味覚を感じることができるように添加量を調整する。
【０００９】
図１は、この発明のスポーツドリンクを、最も一般的な５００ｍｌのペットボトル入りの商品としたものである。その他の商品形態としては、粉末ラミネートパック入りとし、規定量の水で希釈して飲用する商品として提供することもできる。
【００１０】
なお、この発明のスポーツドリンクは、必ずしもスポーツドリンクという商品名に限定されるものではなく、大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等の補給を目的とした機能性飲料である。その範囲は、家庭で風呂上がり等に飲用するミネラルウォータ等に近いものから、炎天下における建設現場での重作業に伴う脱水症や熱中症の防止を目的としたものまでを含み、その用途に応じて成分を調整するものである。また、この発明で醤油又は味噌を添加するとは、現実に市販の醤油又は味噌をそのまま加えることに限られず、醤油又は味噌と同等の成分を添加してその味覚を与えることを意味するものである。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】この発明のスポーツドリンクを５００ｍｌのペットボトル入りとした斜視図。
【符号の説明】
【００１２】
１ ５００ｍｌのペットボトル
【特許請求の範囲】
【請求項１】
各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクにおいて、
醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とするスポーツドリンク。
【請求項１】
各種のスポーツ競技、屋外や工場での重労働による大量発汗で失われる水分、塩分、ミネラル分等を補給するための機能性飲料であるスポーツドリンクにおいて、
醤油又は味噌を添加してその味覚を与えたことを特徴とするスポーツドリンク。
【図１】
【公開番号】特開２０１０−５７４０８（Ｐ２０１０−５７４０８Ａ）
【公開日】平成２２年３月１８日（２０１０．３．１８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−２２６０３８（Ｐ２００８−２２６０３８）
【出願日】平成２０年９月３日（２００８．９．３）
【出願人】（５０８２６６９５９）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年３月１８日（２０１０．３．１８）
【国際特許分類】
【出願日】平成２０年９月３日（２００８．９．３）
【出願人】（５０８２６６９５９）
【Ｆターム（参考）】
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