説明

センシング装置

【課題】環境センシングに使用されるセンシング装置において、通信の省エネ化を目的とする。
【解決手段】本体ケース1に設けた空気状態を測定する複数の測定手段によって測定した測定値を複数の空気調和機へ通信する通信手段である送信部5と受信部6と、本体ケース1の移動を感知する移動感知手段である転倒センサ12と、通信手段と空気調和機13との通信のタイミングを制御する制御手段14とから形成し、制御手段14は、通信手段が複数の空気調和機13と通信を行い、通信できる空気調和機13がない場合には、移動感知手段が本体ケース1の移動を感知するまでは通信を行わないことにより、無駄な消費電力を抑えることが出来るようにしたセンシング装置を得られる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、任意の場所における環境センシングに使用されるセンシング装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のセンシング装置は、空気清浄機などと連動し、それらの運転を制御するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
以下、そのセンシング装置について図5を参照しながら説明する。
【0004】
図5に示すように、空気清浄機は本体101と本体と分離した遠隔制御装置102からなり、遠隔制御装置102はガスセンサを備えることによりいち早くタバコの煙を検知し、その情報を本体101に送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平2−191521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような従来のセンシング装置においては、空気調和機本体との通信が届かない場所に置かれた場合であっても、センサがタバコの煙を検知した場合には通信を行おうと情報を送信してしまうため、無駄に電力を使ってしまうという課題を有していた。
【0007】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、省エネ性を実現したセンシング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そして、この目的を達成するために、本発明は、本体ケースと、この本体ケースに設けた空気状態を測定する複数の測定手段と、前記測定手段によって測定した測定値を複数の空気調和機へ通信する通信手段と、前記本体ケースの移動を感知する移動感知手段と、前記通信手段と前記空気調和機との通信のタイミングを制御する制御手段とから形成し、前記制御手段は、前記通信手段が複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がない場合には、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知するまでは通信を行わないことを特徴とするセンシング装置であり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、本体ケースと、この本体ケースに設けた空気状態を測定する複数の測定手段と、前記測定手段によって測定した測定値を複数の空気調和機へ通信する通信手段と、前記本体ケースの移動を感知する移動感知手段と、前記通信手段と前記空気調和機との通信のタイミングを制御する制御手段とから形成し、前記制御手段は、前記通信手段が複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がない場合には、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知するまでは通信を行わないことを特徴とするセンシング装置という構成にしたことにより、センシング装置が移動したかしていないかを検出可能となるので、センシング装置と空気調和機が通信可能であるかどうかを一度の通信のみで判断でき、無駄な通信を抑えられるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の形態1のセンシング装置を示す外観斜視図
【図2】同構成図
【図3】同センシング装置の制御フローチャート
【図4】同センシング装置と空気調和機の通信の様子を示す概略図
【図5】従来の空気調和機の遠隔制御部との通信の様子を示す外観斜視図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の請求項1記載のセンシング装置は、本体ケースと、この本体ケースに設けた空気状態を測定する複数の測定手段と、前記測定手段によって測定した測定値を複数の空気調和機へ通信する通信手段と、前記本体ケースの移動を感知する移動感知手段と、前記通信手段と前記空気調和機との通信のタイミングを制御する制御手段とから形成し、前記制御手段は、前記通信手段が複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がない場合には、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知するまでは通信を行わないことを特徴とするセンシング装置という構成を有する。これにより、空気調和機のセンサが感知できない場所での空気状態の測定を行い、その情報を空気調和機へ通信し、本体ケースの移動を感知し、通信のタイミングを制御することとなるので、より効果的に空気調和機の自動運転を行うことが出来、また、通信できる空気調和機がない場合には通信を行わないように制御することにより、無駄な消費電力を抑えることが出来るという効果を奏する。
【0012】
また、前記制御手段は、前記通信手段が、複数の空気調和機と通信を行い、通信できる空気調和機がある場合には、前記通信手段は、所定時間間隔で前記測定手段によって測定した測定値を前記空気調和機へ通信することを特徴とする。これにより、所定時間間隔で空気調和機との通信を続けることとなり、空気調和機周辺の空気の状態が、局所的なものなのか、全体的なものなのかを把握することとなるので、より正確に空気の状態を把握することにより、適切な自動運転を行えるようになり、省エネにつながるという効果を奏する。
【0013】
また、前記制御手段は、前記通信手段が、複数の空気調和機と通信を行い、通信できる空気調和機がある場合には、前記測定手段によって測定した測定値に所定の基準値以上、測定値に変化が起これば前記通信手段が、前記空気調和機へ通信することを特徴とする。これにより、空気調和機のセンサでは感知するまでに時差が生じるような場所で空気の変化があったとしても、センシング装置が感知して先に空気調和機に情報を送ることとなるので、すばやく空気の変化に対応し、空間を快適に保つという効果を奏する。
【0014】
また、前記制御手段は、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知し、前記通信手段が、複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がある場合には、前記測定手段によって測定した測定値を前記通信手段が前記空気調和機へ通信することを特徴とする。これにより、移動を感知する手段がセンシング装置の移動を感知すると、センシングする場所が変わったと判断し、新たな場所での空気状況をセンシングするので、センシングする場所が変わったということをすばやく感知し、移動先での空気の情報を調べ、空気調和機へ送信することで、通信回数は抑えつつも必要な通信は行うことができるという効果を奏する。
【0015】
また、前記制御手段は、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知し、前記通信手段が、複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がある場合には、前記通信手段は、所定時間後に前記測定手段によって測定した測定値を複数の前記空気調和機へ通信することを特徴とするという構成にしてもよい。これにより、移動を感知する手段がセンシング装置の移動を感知すると、センシングする場所が変わったと判断し、新たな場所での空気状況をセンシングし、空気状況が安定しない場合には安定してから通信を行うこととなり、空気状況が安定してから通信を行うため、無駄な通信や無駄な運転を抑えることができるという効果を奏する。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明を実施するためのセンシング装置を部屋に設置し、空気調和機13との通信の様子を示す概略図である。図2は本発明を実施するためのセンシング装置の外観の斜視図であり、図3は構成図である。
【0018】
図1から図3に示すように、センシング装置の本体ケース1は、上部に丸みを帯びている球面部を備えた円錐形である。そして、本体ケース1の内部には、空気状態を測定する複数の測定手段と、本体ケース1内の一方側下部には電力源としての二次電池7を備える。
【0019】
二次電池7には、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素電池などを用いる。
【0020】
測定手段は、空気中のホコリを検知するためのホコリセンサ8と、空気中の臭いを検知するためのニオイセンサ11と、空気の温度を検知するための温度センサ9と、空気の湿度を検知するための湿度センサ10である。
【0021】
ホコリセンサ8は、本体ケース1の右側面の下部に位置し、単独で区切られたスペースに配置される。このホコリセンサ8の上部には、温度センサ9と、湿度センサ10、その上部にはニオイセンサ11を設けている。
【0022】
本体ケース1の右側面下部には本体ケース1内に設置されたホコリセンサ8へ空気を取り込むための複数の縦長長方形の開口部2を設けている。その上部には本体ケース1内に設置された温度センサ9、湿度センサ10、その上部に設置されているニオイセンサ11へ空気を取り込むための複数の縦長長方形の開口部3を設ける。開口部3には粗塵フィルタを設置する。これら開口部2および開口部3は、円錐形である本体ケース1の傾斜面に位置するものである。すなわち、壁の近くに置かれた場合にも、壁によって開口部2および開口部3が塞がれることを防止できるものである。
【0023】
本体ケース1の中ほどには空気の状態を表示する表示部4を設ける。表示部4では図1に示すように、空気の状態として、温度、湿度、ホコリの多さ、ニオイの強さを表示する。
【0024】
具体的には、温度、湿度をデジタル表示し、その下にホコリとニオイの強度を、それぞれ横に3つ並んだLEDを用いて表示するものとする。ホコリとニオイの表示法としては、ホコリ及びニオイの検知が一番強いランクの時には3つのLEDすべてを赤で点灯し、その次のランクでは真ん中のLEDのみを赤く点灯する。次のランクでは真ん中のLEDのみ青く点灯し、ホコリ及びニオイの検知が一番弱いランクの時には3つのLEDをすべて青く点灯するものとする。
【0025】
本体ケースには、測定手段によって測定した測定値を複数の空気調和機13へ通信する通信手段を備えている。この通信手段は、空気の情報を空気調和機13に送信する送信部5、および空気調和機13から信号を受け取る受信部6とから形成している。
【0026】
送信部5は、本体ケース1の上部に位置している。このような構成にすることで、広い角度へ送信を行うことができ、信号を飛ばしやすくする。
【0027】
受信部6も、送信部5と同じく本体ケース1の上部に位置し、広い角度で信号を拾えるようにする。
【0028】
本体ケース1上部の丸みを帯びている球面部内部には、送信用の赤外線LEDと、受信用の受信モジュールが入っている。本体ケース1上部の丸みを帯びている球面部には、赤外線を通過させ、可視光をカットする素材を用いる。具体的には、特定の波長以下の光をカットするアクリルガラスである。
【0029】
センシング装置は通常、定められた間隔で空気調和機13との通信を行い、空気の状態に変化が生じたら定められた間隔に関係なく通信を行うものとする。空気の状態の変化としては、以下のような場合が挙げられる。ホコリセンサ8が基準値以上のホコリを検知していた場合において基準値未満のホコリの検知になった場合、また反対にホコリセンサ8が基準値未満のホコリを検知していた場合において基準値以上のホコリの検知になった場合。ニオイセンサ11が基準値以上のニオイを検知していた場合において基準値未満のニオイ検知となった場合、また反対にニオイセンサ11が基準値未満のニオイを検知していた場合において基準値以上のニオイ検知になった場合。温度センサ9が上限基準値以上、または下限基準値以下の温度を検知していた場合において、下限基準値と上限基準値の間の検知になった場合、また反対に温度センサ9が下限基準値と上限基準値の間の検知になっていた場合において、上限基準値以上、または下限基準値以下の検知となった場合。湿度センサ10が上限基準値以上、または下限基準値以下の湿度を検知していた場合において、下限基準値と上限基準値の間の検知になった場合、また反対に湿度センサ10が下限基準値と上限基準値の間の検知になっていた場合において、上限基準値以上、または下限基準値以下の検知となった場合。これらの場合に、センシング装置は定められた間隔に関係なく空気調和機13との通信を行うものとする。
【0030】
本実施形態における特徴は、本体ケースの移動を感知する移動感知手段と、通信手段と空気調和機13との通信のタイミングを制御する制御手段14とから形成し、制御手段14は、通信手段が複数の空気調和機13と通信を行い、通信できる前記空気調和機13がない場合には、移動感知手段が本体ケースの移動を感知するまでは通信を行わない点である。
【0031】
すなわち、制御部では、図4に示すように、移動感知手段である転倒センサ12の反応があると、空気調和機13との通信を試みて、通信が可能かどうかによりその後の通信を制御するものである。具体的には、まず、センシング装置の転倒センサ12が反応すると、センシング装置は空気調和機13との最初の通信を試みる。そこで通信が出来ないと判断した場合は、次に転倒センサ12が反応するまでは空気の清浄度を表示するセンシング装置として使用し、通信は行わないものとする。
【0032】
これにより、空気調和機13のセンサが感知できない場所での空気状態の測定を行い、その情報を空気調和機13へ通信し、本体ケースの移動を感知し、通信のタイミングを制御することとなるので、より効果的に空気調和機13の自動運転を行うことが出来、また、通信できる空気調和機13がない場合には通信を行わないように制御することにより、無駄な消費電力を抑えることが出来るという効果を奏するものである。
【0033】
また、移動感知手段は、本体ケース1の動きを感知するための転倒センサ12である。この転倒センサ12の一例としては、フタの付いたお椀型のケースの内部に球形の小さな磁石を入れ、本体ケースが傾くと磁石が移動することで転倒を感知する構造である。
【0034】
この転倒センサ12は、本体ケース1の上部の一方側に設けている。すなわち、本体ケース1を持ち上げ、移動させる場合に、本体ケース1のゆれ幅が最も大きくなる本体ケース1上部に転倒センサ12を設けることで、本体の動きを感知しやすくしている。
【0035】
また、本体ケース1は円錐形であり、本体ケース1内の一方側下部には最も重い部品である二次電池7を設けているので、本体ケース1を持ち上げ移動させる場合に、本体ケース1は傾き易いものである。
【0036】
なお、実施の形態において、動きを感知するセンサとして転倒センサ12を設けたが、加速度センサや振動センサとしても良い。
【0037】
また、制御手段14は、通信手段が、複数の空気調和機13と通信を行い、通信できる空気調和機13がある場合には、通信手段は、所定時間間隔で測定手段によって測定した測定値を空気調和機13へ通信することを特徴とするものである。具体的には、最初の通信で空気調和機13との通信が可能であると判断されると、センシング装置の置かれた位置での空気の清浄度を空気調和機13に送信する。そして、定められた間隔で通信を行うものとし、通信の間隔は最初の通信から3分間は1分間隔、3分を超えてから15分間までは3分間隔、それ以降は10分間隔とする。
【0038】
これにより、所定時間間隔で空気調和機13との通信を続けることとなり、空気調和機13周辺の空気の状態が、局所的なものなのか、全体的なものなのかを把握することとなるので、より正確に空気の状態を把握することにより、適切な自動運転を行えるようになり、省エネにつながるという効果を奏する。
【0039】
また、制御手段14は、通信手段が、複数の空気調和機13と通信を行い、通信できる空気調和機13がある場合には、測定手段によって測定した測定値に所定の基準値以上、測定値に変化が起これば前記通信手段が、空気調和機13へ通信することを特徴とするものである。具体的には、定められた間隔で通信を行っている間であっても、急激な空気の状態の変化があった場合はその都度通信を行うものとする。つまり、所定の基準変化幅値を設け、所定の時間内に、この基準変化幅値を超える変化が起った場合には、その都度通信を行うものである。
【0040】
これにより、空気調和機13のセンサでは感知するまでに時差が生じるような場所で空気の変化があったとしても、センシング装置が感知して先に空気調和機13に情報を送ることとなるので、すばやく空気の変化に対応し、空間を快適に保つという効果を奏する。結果として、常にセンシング装置の置かれた位置での空気の状況を把握しつつ、必要に応じて空気調和機13を自動で動かすことができ、かつ無駄な通信は行わないので、センシング装置の省エネを実現することができる。
【0041】
また、制御手段14は、移動感知手段が本体ケースの移動を感知し、通信手段が、複数の空気調和機13と通信を行い、通信できる空気調和機13がある場合には、測定手段によって測定した測定値を通信手段が空気調和機13へ通信するものである。
【0042】
これにより、移動を感知する手段がセンシング装置の移動を感知すると、センシングする場所が変わったと判断し、新たな場所での空気状況をセンシングするので、センシングする場所が変わったということをすばやく感知し、移動先での空気の情報を調べ、空気調和機13へ送信することで、通信回数は抑えつつも必要な通信は行うことができるという効果を奏する。
【0043】
また、制御手段14は、移動感知手段が本体ケースの移動を感知し、通信手段が、複数の空気調和機13と通信を行い、通信できる前記空気調和機13がある場合には、通信手段は、所定時間後に測定手段によって測定した測定値を複数の空気調和機13へ通信するもという構成にしてもよい。
【0044】
これにより、移動を感知する手段がセンシング装置の移動を感知すると、センシングする場所が変わったと判断し、新たな場所での空気状況をセンシングし、空気状況が安定しない場合には安定してから通信を行うこととなり、空気状況が安定してから通信を行うため、無駄な通信や無駄な運転を抑えることができるという効果を奏する。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明にかかるセンシング装置は、持ち運び可能で空気調和機13との通信を行う際の省エネを可能とするものであるので、任意の場所における環境センシングに使用されるセンシング装置等で有用である。
【符号の説明】
【0046】
1 本体ケース
2 開口部
3 開口部
4 表示部
5 送信部
6 受信部
7 二次電池
8 ホコリセンサ
9 温度センサ
10 湿度センサ
11 ニオイセンサ
12 転倒センサ
13 空気調和機
14 制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体ケースと、この本体ケースに設けた空気状態を測定する複数の測定手段と、前記測定手段によって測定した測定値を複数の空気調和機へ通信する通信手段と、前記本体ケースの移動を感知する移動感知手段と、前記通信手段と前記空気調和機との通信のタイミングを制御する制御手段とから形成し、前記制御手段は、前記通信手段が複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がない場合には、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知するまでは通信を行わないことを特徴とするセンシング装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記通信手段が、複数の空気調和機と通信を行い、通信できる空気調和機がある場合には、前記通信手段は、所定時間間隔で前記測定手段によって測定した測定値を前記空気調和機へ通信することを特徴とする請求項1に記載のセンシング装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記通信手段が、複数の空気調和機と通信を行い、通信できる空気調和機がある場合には、前記測定手段によって測定した測定値に所定の基準値以上、測定値に変化が起これば前記通信手段が、前記空気調和機へ通信することを特徴とする請求項1に記載のセンシング装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知し、前記通信手段が、複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がある場合には、前記測定手段によって測定した測定値を前記通信手段が前記空気調和機へ通信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のセンシング装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記移動感知手段が前記本体ケースの移動を感知し、前記通信手段が、複数の前記空気調和機と通信を行い、通信できる前記空気調和機がある場合には、前記通信手段は、所定時間後に前記測定手段によって測定した測定値を複数の前記空気調和機へ通信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のセンシング装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−220097(P2012−220097A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−86045(P2011−86045)
【出願日】平成23年4月8日(2011.4.8)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】