説明

タッチコントロールキーモジュール

【課題】本発明は、操作メッセージを提示する機能を有する、独立操作が可能なタッチコントロールキーモジュールを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のタッチコントロールキーモジュール2は、タッチコントロール入力パネル20及び少なくとも一つの提示ユニットを備える。タッチコントロール入力パネル20は、複数の入力ユニット21を有し、入力ユニット21のうちの少なくとも一つが入力信号を発すると、提示ユニットは確認メッセージを発する。好適な実施例においては、入力ユニットのうちの少なくとも一つが位置決め入力ユニットとされ、この位置決め入力ユニットが入力信号を発生させると、提示ユニットが確認メッセージを発生させるように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子製品等のための入力装置に関し、特にタッチコントロールキーモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、様々な種類のタッチコントロール式の入力装置が電子製品に広く応用されている。例えば、携帯電話やタブレットパソコンには、タッチスクリーンが入力装置として採用されている。タッチスクリーンの場合は、直接手でタッチスクリーンの表面に触れて指令が出せるのと、若しくはタッチスクリーンの表面において、指を動かしてカーソルを操作したり、手書きの文字を入力できる。また、タッチスクリーンは、スクリーンの上にバーチャルキーを表示して使用者にクリックさせたり、使用者がこれらのバーチャルキーを介して対応する文字を入力することも可能である。
【0003】
図1に示したように、従来のタッチスクリーン1は、表示装置11、タッチコントロール入力パネル12及びハウジング13を備える。表示装置11及びタッチコントロール入力パネル12は、ハウジング13中に設置される。タッチコントロール入力パネル12は、表示装置11の表示面111の上に設置される。タッチコントロール入力パネル12は、一般には、抵抗膜方式、静電容量方式、超音波方式及び赤外線方式等に分かれる。このうち、抵抗膜方式のタッチコントロール入力パネル製品が最も多く、このタイプのパネル設計は、さらに、主に、4線式、5線式、6線式、8線式等に分けられる。このうち4線式のタッチコントロール入力パネルは、コスト及び技術面で比較的成熟しており、現在すでに広く生産、応用されている。
【0004】
タッチコントロール入力パネル12は、主に導電ガラス基板121及び導電薄膜122を備える。導電ガラス基板121は、ガラス基板1211及びガラス基板1211の上に設置される導電層1212を備え、導電薄膜122は、薄膜層1221及び薄膜層1221に設置される他の導電層1222を備える。この二つの導電層1212、1222は互いに向き合い、その材質は通常、酸化インジウム・スズ(Indium Tin Oxide,ITO)が使用される。導電ガラス基板121と導電薄膜122は、スペーサ123によって仕切られて、使用者が触れない時の導電ガラス基板121と導電薄膜122の導電層1212、1222の相互接触による導通を回避して、接触により入力されてしまった場合の判断ミスの発生を回避することができる。
【0005】
また、従来のタッチコントロール入力パネル12の多くは、表示装置11を組み合わせて作動させる。例えば、表示装置11の上に物件を表示して、使用者がタッチコントロール入力パネル12の上の対応する領域においてタッチクリックしたり、表示装置11の上にカーソルを表示して、使用者がタッチコントロール入力パネル12の上で移動させる。タッチスクリーン1をキーボードとして使用する場合は、表示装置11の上に完全な、または、大部分のキーボードのキーを表示して、使用者がタッチコントロール入力パネル12の上において、キーの領域に対応させてタッチクリックしてキー入力する必要がある。この方式は、タッチスクリーン1の上にバーチャルキーボードを発生させるものであり、タッチコントロール入力パネル12の内部において実態のキーを形成するものではない。
【0006】
従来のタッチコントロール入力パネル12は、表示装置11を組み合わせることではじめて、使用者が判別できるキー領域を表示し、表示装置11が表示するバーチャルキーを使用者がはっきりと正確に目にして、タッチコントロール入力パネル12の上でキーに対応する領域に触れて、キー信号を発生させる必要がある。つまり、従来のタッチコントロール入力パネル12は、独立したキーボード機能を具備しないため、単独でキー入力装置とすることができない。
【0007】
また、従来のタッチコントロール入力パネル12は、入力機能のみを提供し、提示機能によって使用者のタッチコントロール入力パネル12への操作入力を補助する機能を具備しない。このため、暗い所ではバーチャルキーを押し間違えやすい。さらに、凹凸の起伏や定位点のないタッチコントロール入力パネル12は、目の不自由な人が、正確な、または、予想するバーチャルキーに触れているかどうかをはっきりと知ることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、本発明は、タッチコントロール入力パネル自体が独立したキーボード機能を有すると共に、使用者の入力操作の確認メッセージを提示する機能を有するタッチコントロールキーモジュールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は、独立操作が可能で、操作確認メッセージを提示する機能を有するタッチコントロールキーモジュールを提供することを目的とする。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明のタッチコントロールキーモジュールは、タッチコントロール入力パネル及び少なくとも一つの提示ユニットを備える。タッチコントロール入力パネルは、複数の入力ユニットを有する。入力ユニットのうちの少なくとも一つが入力信号を発生させると、提示ユニットは確認メッセージを発生させる。一実施例において、入力ユニットのうちの少なくとも一つは位置決め入力ユニットとなり、位置決め入力ユニットが入力信号を発生させると、提示ユニットは確認メッセージを発生させる。
【0011】
一実施例において、位置決め入力ユニット以外の入力ユニットが入力信号を発生させた時、提示ユニットは確認メッセージを発生させないか、または、他の確認メッセージを発生させる。
【0012】
一実施例において、確認メッセージが音声メッセージである場合、提示ユニットは音声発生素子を備える。
【0013】
一実施例において、確認メッセージが光メッセージである場合、提示ユニットは受動発光素子を備える。例えば、受動発光素子は、発光ダイオードである。
また、一実施例において、確認メッセージを、振動メッセージまたは匂い(におい)メッセージとすることも可能である。
【0014】
一実施例において、入力ユニットのうちの少なくとも二つが位置決め入力ユニットであり、提示ユニットは、前記位置決め入力ユニットに対応して、それぞれ異なる確認メッセージを発生させる。
【0015】
一実施例において、タッチコントロール入力パネルは、さらに、互いに交差配列して設置される複数の行導線と複数の列導線を備える。このうち、各入力ユニットは、行導線と列導線の少なくとも一つの交差点をカバーする。
【0016】
一実施例において、タッチコントロール入力パネルは、抵抗膜方式タッチパネルまたは静電容量方式タッチパネルである。
【0017】
一実施例において、タッチコントロールキーモジュールは、さらに、付着部材を備え、それはタッチコントロール入力パネルに取り付けられ、タッチコントロールキーモジュールを他の物品の表面に着脱可能に付着させることができる。ここで、他の物品の表面は、例えば、非水平表面である。
【0018】
一実施例において、入力ユニット間にはスペーサを有する。例えば、一部の行導線と列導線の交差点は、いかなる入力ユニットの内にもカバーされず、スペーサの内にカバーされる。
【0019】
一実施例において、タッチコントロールキーモジュールは、さらに、ハウジング及び付着部材を備える。タッチコントロール入力パネルは、ハウジングに設置され、付着部材は、ハウジングに設置されて、着脱可能に表面に付着する。
【0020】
一実施例において、タッチコントロールキーモジュールは、さらに、コントロールユニットを備える。コントロールユニットは、入力ユニットに電気的に接続されて、入力信号を処理して、キーボード信号を発生させる。また、タッチコントロールキーモジュールは、無線伝送ユニットを備え、コントロールユニットに電気的に接続されて、キーボード信号を伝送する。
【0021】
一実施例において、タッチコントロールキーモジュールは、さらにアンテナを備え、タッチコントロール入力パネルまたはコントロールユニットの上に設置される。
【0022】
一実施例において、タッチコントロール入力パネルは、可撓性のタッチコントロール入力パネルである。
【発明の効果】
【0023】
このように、本発明のタッチコントロールキーモジュールは、複数の入力ユニットがタッチコントロール入力パネル中に設置されて、互いに独立したキー領域となり、各入力ユニットは、それぞれが対応して機能するキーを有する。したがって、本発明のタッチコントロールキーモジュールは、表示装置を組み合わせなくても、独立してキー入力装置となることが可能である。さらに、提示ユニットが発生させた確認メッセージは、使用者が入力したステータスを適切に提示する。例えば、使用者が正確に入力ユニットを押して、入力信号を発生させると、提示ユニットは人が感じることができるメッセージを発する。例えば、音声メッセージ、光メッセージ、振動メッセージまたは匂いメッセージ等を発生する。これにより、使用者はタッチコントロールキーモジュールが入力信号を発生させたどうかを容易に確認することができる。また、少なくとも一つの入力ユニットは、タッチ位置を特定する作用を有する。つまり、特定の位置にある入力ユニットが入力信号を発した時、提示ユニットは人が感じる特定のメッセージを発して、正確に、または、予想位置をタッチしたものであるかどうかを使用者が容易に確認でき、さらに確認メッセージに基づき、タッチコントロール入力パネルの操作可能範囲または入力ユニットの範囲の大きさも知ることができる。したがって、本発明のタッチコントロールキーモジュールは、タッチコントロール入力パネルの操作による入力を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】従来のタッチスクリーンを示した図である。
【図2A】本発明の好適な実施例1を示し、その提示ユニットが音声メッセージを発生する等の構成を有するタッチコントロールキーモジュールを示した図である。
【図2B】本発明の好適な実施例2を示し、音声メッセージを発生する提示ユニットを入力ユニット内に統合して設ける等の構成を有するタッチコントロールキーモジュールを示した図である。
【図3A】本発明の好適な実施例3を示し、その提示ユニットが光メッセージを発生する等の構成を有するタッチコントロールキーモジュールを示した図である。
【図3B】本発明の好適な実施例4を示し、光メッセージを発生する提示ユニットを入力ユニット内に統合して設ける等の構成を有するタッチコントロールキーモジュールを示した図である。
【図4】本発明の好適な実施例におけるタッチコントロールキーモジュールのタッチコントロール入力パネルにおいて、その行導線と列導線の配置構造を上から見た平面図である。
【図5A】本発明の好適な実施例5におけるタッチコントロールキーモジュールのタッチコントロール入力パネルの各部材の積層構造を示した図である。
【図5B】本発明の好適な実施例6におけるタッチコントロールキーモジュールのタッチコントロール入力パネルの各部材の積層構造において、パターンの配置位置を変えた状態を示した図である。
【図5C】本発明の好適な実施例7におけるタッチコントロールキーモジュールのタッチコントロール入力パネルの各部材の積層構造において、パターンの配置位置を更に変えた状態を示した図である。
【図5D】本発明の好適な実施例8におけるタッチコントロールキーモジュールのタッチコントロール入力パネルの各部材の積層構造において、パターンの配置位置を更に変えた状態を示した図である。
【図6A】本発明の好適な実施例9におけるタッチコントロールキーモジュールの各構成要素の関係を示すブロック図である。
【図6B】本発明の好適な実施例10におけるタッチコントロールキーモジュールの構成要素のもう一つの例を示すブロック図である。
【図7】本発明の好適な実施例11におけるタッチコントロールキーモジュールに付着部材を設け、他の物品に着脱可能とした例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図を参照しながら、本発明の好適な実施例におけるタッチコントロールキーモジュールについて説明し、このうち同じ部材は同じ符号を付して説明する。
【実施例1】
【0026】
図2Aに示すように、本発明の好適な実施例1におけるタッチコントロールキーモジュール2は、複数の入力ユニット21を有するタッチコントロール入力パネル20を備える。一つの入力ユニット21は一つのキー領域と見なされ、少なくとも一つの対応するキーを実現する。各入力ユニット21は、使用者が触れ入力することに基づいて入力信号を発生する。
【0027】
タッチコントロールキーモジュール2は、従来のような表示装置11(図1)によって多くのキー領域を表示するのではなく、直接タッチコントロール入力パネル20において複数のそれぞれ独立して入力される入力ユニット21を備える。各入力ユニット21は、それぞれ対応して機能するキーを実現する。例えば、入力ユニット21の領域の内に、キーに対応する文字や符号の図形が設置されて、使用者が識別しやすいようにする。設置の方式は、例えば、印刷や刻印等、あるいは、入力ユニット21の内にカラーの蛍光体や染料を設置して、蛍光体または染料が対応する文字や符合の図形に配列されて形成される。
【0028】
例えば、タッチコントロールキーモジュール2は、標準キーボードの仕様に配列させることが可能である。タッチコントロール入力パネル20は、複数の入力ユニット21を有し、入力ユニット21は、AからZ、F1〜F12、Alt、Ctrl、スペースキー(Space)、入力キー(Enter)、バックスペースキー(Backspace)、ホームキー(Home)、エンドキー(End)、Page Upキー、Page Downキー等のような、標準キーボードのキーを実現する。各入力ユニット21は、その表示されるキーが標準キーボードにある位置に対応してタッチコントロール入力パネル20に設置される。
【0029】
また、タッチコントロールキーモジュール2は、提示ユニット22a〜22cを備える。前記入力ユニット21の少なくとも一つが入力信号を発生させると、提示ユニット22a〜22cは確認メッセージを発生させる。確認メッセージは、使用者が入力したステータスを提示し、それは、例えば、音声メッセージ、光メッセージ、振動メッセージまたは匂いメッセージ等、人間が感知可能なメッセージである。
【0030】
タッチコントロール入力パネル20と提示ユニット22a〜22cは、タッチコントロールキーモジュール2のハウジング23に設置される。本実施例において、入力ユニット21の少なくとも一つは、位置決め入力ユニット21aとなり、位置決め入力ユニット21aが入力信号を発生させると、提示ユニット22a〜22cは確認メッセージを発生させる。
【0031】
また、位置決め入力ユニット21a以外の前記入力ユニット21が前記入力信号を発生させた場合、前記提示ユニット22a〜22cは、前記確認メッセージを発生させないか、または、他の確認メッセージを発生させる。つまり、位置決め入力ユニットではない入力ユニット21が入力信号を発生させると、提示ユニット22a〜22cは、確認メッセージを発生させなくてもよいということである。他方で、位置決め入力ユニット21aと非位置決め入力ユニット21が、それぞれ入力信号を発生させた時、提示ユニット22a〜22cは、それぞれ異なる確認メッセージを発生させることが可能であり、使用者は、確実に押して入力したかどうかを確実に知ることができると同時に、正確な位置を押したかどうかも知ることができる。
【0032】
本実施例において、入力ユニット21のうち、二つの入力ユニット21が位置決め入力ユニット21a〜21bとなり、提示ユニット22a、22b、22cは、位置決め入力ユニット21a〜21bに対応して、音声メッセージを発生させる。位置決め入力ユニット21aは、標準キーボードの「1」に対応し、位置決め入力ユニット21bは、標準キーボードの「M」に対応する。使用者は、聴覚によってタッチコントロールキーモジュール2の上の対応キー(位置決め入力ユニット21a、21b)の大体の位置を確認することができる。そして、その他のキー(入力ユニット21)の対応する位置も察知できる。また、位置決め入力ユニット21a〜21bは、前述の対応方式とは限らない。標準キーボードの「F」及び「J」に対応することも可能である。
【0033】
本実施例における提示ユニット22a、22b、22c は、それぞれ音声発生素子を備え、音声発生素子は、例えば、スピーカーやブザーのような拡声器である。提示ユニット22a、22b、22c は、同一の音を発して、使用者が識別しやすいようにする。また、提示ユニット22a、22b、22cは、異なる位置の位置決め入力ユニット21a、21bに対して異なる音を発する。例えば、周波数が異なる音、または、波形が異なる音を発する。また、提示ユニット22a、22b、22cは、位置決め入力ユニット以外の入力ユニット21に対して音を発することも可能である。しかしながら、これらの入力ユニット21に対して発せられる音は、位置決め入力ユニット21a、21bに対して発せられる音と異なり、入力ユニット21a、21bに対して発せられる音は入力ユニット21に対して発せられる音よりさらに相異なる特徴を有するようにすることで、使用者が一般の入力ユニットと位置決め入力ユニットを区別しやすいようにする。
【0034】
提示ユニット22a、22b、22cは、それぞれハウジング23の異なる側辺の上に設置される。また、提示ユニット22a、22b、22cは、ハウジング23の上部表面に設置されることも可能である。
【実施例2】
【0035】
図2Bに示すように、図2Bは、本発明の好適な実施例2におけるタッチコントロールキーモジュール2aである。この例のように、提示ユニットは、入力ユニット21の内に統合されることも可能である。例えば、位置決め入力ユニット21a、21bの内に統合されると、提示ユニットは同一の音を発して、使用者が識別しやすいようにする。また、異なる位置にある提示ユニットは異なる音を発するようにすることも可能である。例えば、周波数が異なるか、または、波形が異なる音を発する。また、位置決め入力ユニット以外の入力ユニットの内に提示ユニットを設置することも可能であるが、これらの入力ユニット21と位置決め入力ユニット21a、21bの提示ユニットは、異なる音を発し、且つ、位置決め入力ユニット21a、21bの内の提示ユニットが発した音は入力ユニット21が発した音よりさらに相異なる特徴を有することにより、一般の入力ユニットと位置決め入力ユニットを使用者が区別しやすいようにする。
【実施例3】
【0036】
図3Aに示すように、図3Aは、本発明の好適な実施例3におけるタッチコントロールキーモジュール2bであり、入力ユニット21のうち、多くの入力ユニット21が位置決め入力ユニット21c〜21hとなり、提示ユニット22d〜22gは、位置決め入力ユニット21c〜21hに対して光メッセージを発生する。位置決め入力ユニット21c〜21hは、標準キーボード「Q」、「]」、「Z」、「/」、「G」及び「H」に対応する。使用者は、視覚的にタッチコントロールキーモジュール2の上の対応キー(位置決め入力ユニット21c〜21h)の大まかな位置を確認することができる上、その他のキー(入力ユニット21)の相対位置を察知することもできる。
【0037】
提示ユニット22d〜22gは、それぞれ発光素子を備える。発光素子は、例えば受動発光素子である。受動発光素子は、発光ダイオードである。
【0038】
提示ユニット22d〜22gは、同一の光線を発することで、使用者が識別しやすいようにする。また、異なる位置にある提示ユニット22d〜22gは、異なる光線を発するようにすることも可能である。例えば、色が異なるか、または、強度が異なる光線である。提示ユニット22d〜22gは、異なる位置の位置決め入力ユニット21c〜21hに対して、異なる光線を発する。また、提示ユニット22d〜22gは、位置決め入力ユニット以外の入力ユニット21に対しても光線を発するが、これらの位置決め入力ユニット21に対する光線と位置決め入力ユニット21a、21bの光線は異なる。位置決め入力ユニット21a、21bに対して発する光線は、入力ユニット21に対して発する光線よりさらに相異なる特徴を有することで、使用者が一般の入力ユニットと位置決め入力ユニットを区別しやすいようにする。
【実施例4】
【0039】
図3Bに示すように、図3Bは、本発明の好適な実施例4におけるタッチコントロールキーモジュール2cで、入力ユニット21のうち、多くの入力ユニット21は位置決め入力ユニット21c〜21hとなり、位置決め入力ユニット21c〜21hの内に提示ユニット(図示しない)が統合されて、光メッセージを発生させる。位置決め入力ユニット21c〜21hは、標準キーボードの「Q」、「]」、「Z」、「/」、「G」及び「H」に対応する。使用者は視覚によって、タッチコントロールキーモジュール2の上で対応キー(位置決め入力ユニット21c〜21h)の大まかな位置を確認できると同時に、その他のキー(入力ユニット21)の相対位置も察知できる。
【0040】
位置決め入力ユニット21c〜21hの内の提示ユニットは、発光素子である。発光素子は、例えば、受動発光素子である。受動発光素子は、発光ダイオードである。
【0041】
位置決め入力ユニット21c〜21hは同一の光線であるため、使用者は識別しやすい。また、異なる位置にある位置決め入力ユニット21c〜21hは、異なる光線を発することもできる。例えば、色が異なるか、または、強度が異なる光線である。また、位置決め入力ユニット以外の入力ユニット21も光線を発することが可能であるが、これらの入力ユニット21の光線と位置決め入力ユニット21c〜21hの光線は異なり、且つ、位置決め入力ユニット21c〜21hが発する光線は入力ユニット21が発する光線よりさらに相異なる特徴を有することにより、一般の入力ユニットと位置決め入力ユニットを使用者が区別しやすいようにする。
【0042】
図4に示すように、図4は、本発明の好適な実施例におけるタッチコントロールキーモジュールのタッチコントロール入力パネルの部分構造を上から見た平面図である。
【0043】
タッチコントロール入力パネル20は、さらに、互いに交差配列して設置される複数の行(Row)導線201と複数の列(Column)導線202を備える。このうち、各入力ユニット21は、行導線201と列導線202の少なくとも一つの交差点をカバーする。
【0044】
例えば、図4中、各入力ユニット21は12個の交差点をカバーするが、隣り合う同一行の入力ユニット21のユニット間には、3個の交差点が入力ユニット21にカバーされていない。つまり、入力ユニット21の間にスペーサを有し、一部の行導線201と列導線202の交差点は、いかなる入力ユニット21の内にもカバーされず、スペーサの内にカバーされる。
【0045】
タッチコントロール入力パネル20は、デジタルマトリックス抵抗式(DMR)タッチパネルであり、使用者が押さえると、行導線201と列導線202が交差点において導通されて、入力信号を発生する。入力信号は、交差点と互いに接する行導線201と列導線202を介して、コントロールユニットに伝送される。また、タッチコントロール入力パネル20は、重力が異なることを利用して触れ誤りを回避する。
【0046】
行導線201と列導線202の材質は、透明導電材料であり、例えば、酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide,ITO)である。また、行導線201と列導線202の材質は、金属のような不透明導電材料でも可能である。例えば、全ての入力ユニット21の内に、色を有する図形を設置し、図形の材質は、蛍光体または染料が選択される。タッチコントロールキーモジュール2の外部表面の上において、入力ユニット21以外の領域は、不透明材質が設置される。このように、使用者は外部からタッチコントロールキーモジュール2の内部回路を見ることができないため、行導線201と列導線202の材質が不透明導電材料を使用しても、使用者には見えないから、タッチコントロールキーモジュール2の外見が洗練されるように見える。
【0047】
図5A〜5Dは、それぞれ本発明の好適なタッチコントロールキーモジュールのタッチコントロール入力パネルの構造の実施例を実施例5〜8として示した図である。図5A〜5Dに示したように、タッチコントロール入力パネル20a〜20dは、抵抗膜式タッチパネルまたは静電容量方式タッチパネルで、タッチコントロール入力パネル20a〜20dは、主に第一板材203と第二板材204を備える。第一板材203と第二板材204は、スペーサ205によって仕切られる。二つの板材203、204の内側には、導電層206、207が設置される。導電層206、207は、パターン化された後、複数の行導線と列導線を分け出せる。第一板材203は、例えば、ガラス基板で、第二板材204は、例えば、膜材である。使用者は、第二板材204を触れ押して入力する。また、第一板材203と第二板材204は、いずれも膜材である。
各入力ユニット21のパターン211は、印刷等の方式によって第一板材203または第二板材204の上に形成される。パターンの材質は、蛍光体または染料で、蛍光体または染料は、対応する文字または符合の図形に配列形成される。
パターン211は、図5A〜5Bによれば、第一板材203又は第二板材204の外部表面に設置される。
【実施例5】
【0048】
即ち、図5Aに示した実施例5の場合、パターン211は、第一板材203の外部表面に設置される。
【実施例6】
【0049】
また、図5Bに示した実施例6の場合、パターン211は第二板材204の外部表面に設置される。
【0050】
また、パターン211は、第一板材203または第二板材204の内部表面に設置されることも可能である。導電層は、続いてパターン211の上に形成される。
【実施例7】
【0051】
即ち、図5Cに示した実施例7の場合、パターン211は、第二板材204の内部表面に設置され、続いて導電層207がパターン211の上に形成される。
【実施例8】
【0052】
また、図5Dに示した実施例8の場合、パターン211は、第一板材203の内部表面に設置され、続いて導電層206がパターン211の上に形成される。
【0053】
また、発光ダイオードは、前述の図5Aから図5D(実施例5から8)中の第一板材203の側辺に設置される。導光板は、前述の図5Aから図5D中の第一板材203の外側に設置される。発光ダイオードが発した光線は、第一板材203の側辺から第一板材203の内に進入し、導光板は、入射された光線を導引して、第一板材203の内側に向かって射出する。光線は、パターン211を経て第二板材204の外側に達することで、使用者はパターン211の内容を見ることができる。
【実施例9】
【0054】
図6Aの実施例9に示すように、タッチコントロールキーモジュール2dはさらに、コントロールユニットCUを備える。コントロールユニットCUは、前記入力ユニット21及び提示ユニット22に電気的に接続される。コントロールユニットCUは、タッチコントロール入力パネル20が発生させた入力信号SIを処理して、入力信号SIが有効な入力かどうかを判断する。例えば、入力信号SIは、タッチコントロール入力パネル20の内の行導線と列導線の交差点で導通するかどうかを示す。コントロールユニットCUは、入力信号SIが表す交差点の所在位置に基づき、対応する入力ユニット21を判断してから入力ユニット21が実現するキーを探し出して、対応するキーボード信号SOを出力すると同時に、コントロールユニットCUが提示ユニット22をコントロールして確認メッセージSMを発生させる。
【0055】
もし、入力信号が、入力ユニット21にカバーされない交差点が発生させたものであれば、コントロールユニットCUは対応するキーを探し出すことができないため、キーボード信号を出力しない。この時、コントロールユニットCUは、提示ユニット22をコントロールして、確認メッセージを発生させないか、または、コントロールユニットCUは提示ユニット22をコントロールして、他の確認メッセージを発生させて、使用者に間違った領域をタッチしたことを通知する。
【0056】
上述のキーボード信号SOの出力は、有線方式によって達成する。例えば、タッチコントロールキーモジュール2dは、有線方式によって、キーボード信号SOを伝送すると同時に、電源の供給を取得することもできる。例えば、USB接続ケーブルを介してキーボード信号SO等のデータを伝送する以外、タッチコントロールキーモジュール2dはUSB接続ケーブルを介して電源の供給を得ることも可能である。
【実施例10】
【0057】
図6Bの実施例10に示すように、タッチコントロールキーモジュール2eはさらに、無線伝送ユニット24を備え、前記無線伝送ユニットは、コントロールユニットCUに電気的に接続される。コントロールユニットCUが発生させたキーボード信号は、無線伝送ユニット24を介して、無線伝送方式で出力する。無線伝送ユニット24は、アンテナ及び無線周波数回路等の素子を備える。無線伝送ユニット24は、タッチコントロールキーモジュール2とその他の電子機器の通信に用いられ、タッチコントロール入力パネル20が発生させた入力信号を、その他の電子機器に伝送する。タッチコントロールキーモジュール2は、その他の電子機器の無線入力装置とすることもできる。
【0058】
上述の無線伝送ユニット24を利用して信号を出力する実施例において、タッチコントロールキーモジュール2eはさらに、電源ユニットを備えることで、必要とする電力を供給できる。電源ユニットは、少なくとも一つの電池を備え、タッチコントロールキーモジュール2eの内の回路の作動に必要な電力を提供する。
【実施例11】
【0059】
図7に示すように、図7は、本発明の好適な実施例11におけるタッチコントロールキーモジュール2fで、さらに、付着部材25を備える。付着部材25は、ハウジング23に設置され、着脱可能に一表面に付着させることが可能である。例えば、非水平表面である。
【0060】
例えば、付着部材25は、タッチコントロールキーモジュール2fの背面に位置する。付着部材25の外部表面は、吸着性を有し、その他の表面上に付着することも可能である。付着部材25は、例えば、マジックテープ(登録商標)等の面ファスナー、粘着性を有する樹脂体、マグネット等で、その表面張力、粘着性または磁性を利用して、その他の表面上に付着させる。使用者は、タッチコントロールキーモジュール2fを壁、電子機器の外ケース等の表面上に自由に設置することができる。電子機器は、例えば、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、クーラー等である。
【0061】
タッチコントロールキーモジュール2fは、無線入力装置または無線リモコン装置とすることも可能である。付着部材25によって、タッチコントロールキーモジュール2fは、自由に移動、固定、着脱が可能な入力装置となる。さらに、タッチコントロールキーモジュール2fは、無線通信ユニットを有することで無線でデータを伝送することができるため、実体回路の距離制限の影響を受けない。
【0062】
また、タッチコントロールキーモジュール2fは、スイッチとすることも可能である。例えば、壁または内装表面上のスイッチに設置する。
【0063】
本実施例において、例えば、タッチコントロールキーモジュール2fは、テンキーの様式に配列することも可能である。タッチコントロール入力パネル20は、複数の入力ユニット21を有し、入力ユニット21は、0から9、+、−、×、÷、エンターキー等のテンキーのキーを実現する。各入力ユニット21は、その実現するキーがテンキーにある位置に対応してタッチコントロール入力パネル20に設置される。
【0064】
以上の実施例において、タッチコントロール入力パネル20は、可撓性のパネルであり、図7の応用について言えば、可撓性のタッチコントロール入力パネル20は、さらに各種表面への応用が可能である。タッチコントロール入力パネル20と付着部材25は、曲度を有する表面に応じて適度に湾曲させることが可能であるため、好適な付着効果を達成することができる。
【0065】
また、以上の実施例において、タッチコントロールキーモジュールは、例を挙げて説明したにすぎず、標準キーボードまたはテンキーの様式を制限するものではない。タッチコントロールキーモジュールは、応用する分野に応じて、適切な様式に配列設置されることが可能である。
【0066】
以上の実施例において、タッチコントロールキーモジュールは、確認メッセージの機能を有するため、暗い環境においても使用者がキーを押し間違えるのを回避することができる。目が不自由な使用者にとっても、正確、または、予想のキーを確実にタッチしているかどうかをはっきりと知ることができる。
【0067】
以上の実施例において、タッチコントロールキーモジュール、または、入力ユニットは、バイブレーション機能を有する設計が可能である。例えば、タッチコントロールキーモジュールの内にバイブレータを設置する方式で、バイブレータは、例えば、振動モータである。タッチコントロール入力パネルは、タッチ入力面を有し、タッチ入力面には入力ユニットが設置されて、タッチ入力面が押下されるとバイブレータが振動する。一つの場合を例に挙げる。ユーザーが入力ユニット以外のタッチ入力面に触れると、バイブレータが振動してユーザーに誤触を知らせ、ユーザーが入力ユニットに触れると、バイブレータは振動しない。さらに、もう一つの場合を例に挙げる。ユーザーが入力ユニット以外のタッチ入力面に触れるとバイブレータは振動せず、ユーザーが入力ユニットに触れるとバイブレータが振動して、実際にキーを押下する感覚をシミュレーションする。さらにまた別の場合では、バイブレータは、異なる状況下で異なる振動を発生させる。例えば、ユーザーが入力ユニットに触れると、バイブレータが小さな振動を発生させて、実際にキーを押下する感触をシミュレーションする。ユーザーが入力ユニット以外のタッチコントロール入力面に触れると、バイブレータが大きな振動を発生させてユーザーに誤触を知らせる。また、バイブレータは、入力ユニットの内にマイクロバイブレータ構造を形成させる設計にすることも可能である。マイクロバイブレータ構造は、例えば、スクリーン印刷工程によって形成させるコイルである。
【0068】
また、上記の実施例において、板材上の素子、例えば、導線及び電極の導電層、入力ユニットのパターン及びアンテナはスクリーン印刷工程によって形成させることが可能である。アンテナと導電層は、それぞれ異なる層にスクリーン印刷を施すことによって形成させ、そして両者の材料も異なったものとすることが可能である。また、アンテナとタッチセンサーに用いる導電層が同一材料を使用する場合、両者を、同一層にスクリーン印刷する工程によって形成させることも可能である。
【0069】
したがって、本発明のタッチコントロールキーモジュールは、複数の入力ユニットがタッチコントロール入力パネル中に設置されて、互いに独立したキー領域となり、各入力ユニットは、それぞれが対応して機能するキーを有する。したがって、タッチコントロールキーモジュールは、表示装置を組み合わせなくても、独立してキー入力装置となることが可能である。さらに、提示ユニットが発生させた確認メッセージは、使用者が入力したステータスを適切に提示する。例えば、使用者が正確に入力ユニットを押して、入力信号を発生させると、提示ユニットは人が感じることができるメッセージを発する。例えば、音声メッセージ、光メッセージ、振動メッセージまたは匂いメッセージ等を発生する。これにより、使用者はタッチコントロールキーモジュールが入力信号を発生させたどうかを容易に確認することができる。また、少なくとも一つの入力ユニットは、位置決めの作用を有する。つまり、特定の位置にある入力ユニットが入力信号を発した時、提示ユニットは人が感じる特定のメッセージを発して、正確に、または、予想位置をタッチしたものであるかどうかを使用者が容易に確認でき、さらに確認メッセージに基づき、タッチコントロール入力パネルの操作可能範囲または入力ユニットの範囲の大きさも知ることができる。したがって、タッチコントロール入力パネルの操作による入力を容易にする。
【0070】
以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、別紙の本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0071】
本発明は以上の如く構成したので、独立操作が可能で、操作メッセージを提示する機能を有するタッチコントロールキーモジュールを提供し得るものである。
【符号の説明】
【0072】
1 タッチスクリーン
11 表示装置
12 タッチコントロール入力パネル
111 表示面
121 導電ガラス基板
122 導電薄膜
1211 ガラス基板
1212、1222、206、207 導電層
1221 薄膜層
123 スペーサ
13、23 ハウジング
2、2a〜2f タッチコントロールキーモジュール
20、20a〜20d タッチコントロール入力パネル
201 行導線
202 列導線
203 第一板材
204 第二板材
205 スペーサ
21 入力ユニット
211 パターン
21a〜21h 位置決め入力ユニット
22、22a〜22g 提示ユニット
24 無線伝送ユニット
25 付着部材
CU コントロールユニット
SI 入力信号
SM 確認メッセージ
SO キーボード信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の入力ユニットを有するタッチコントロール入力パネルと、
前記入力ユニットのうちの少なくとも一つが入力信号を発生させると、確認メッセージを発生させる少なくとも一つの提示ユニットとを備えることを特徴とするタッチコントロールキーモジュール。
【請求項2】
前記入力ユニットのうちの少なくとも一つは位置決め入力ユニットとなり、前記位置決め入力ユニットが前記入力信号を発生させると、前記提示ユニットは前記確認メッセージを発生させることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項3】
位置決め入力ユニット以外の前記入力ユニットが前記入力信号を発生させた時、前記提示ユニットは前記確認メッセージを発生させないか、または、他の確認メッセージを発生させることを特徴とする請求項2に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項4】
前記確認メッセージが音声メッセージである場合、前記提示ユニットは音声発生素子を備えることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項5】
前記確認メッセージが光メッセージである場合、前記提示ユニットは受動発光素子を備えることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項6】
前記受動発光素子は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項5に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項7】
前記確認メッセージは、振動メッセージまたは匂いメッセージであることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項8】
前記入力ユニットのうちの少なくとも二つが位置決め入力ユニットとなり、前記提示ユニットは、前記位置決め入力ユニットに対応して、それぞれ異なる確認メッセージを発生させることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項9】
前記各入力ユニット間にスペーサを有することを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項10】
前記タッチコントロール入力パネルは、さらに、
互いに交差配列して設置される複数の行導線と複数の列導線を備えて、
このうち、各前記入力ユニットは、前記行導線と前記列導線の少なくとも一つの交差点をカバーすることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項11】
前記タッチコントロール入力パネルは、抵抗膜方式タッチパネルまたは静電容量方式タッチパネルであることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項12】
さらに、
前記タッチコントロール入力パネルが設置されるハウジングと、
前記ハウジングに設置されて、着脱可能に一表面に付着する付着部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項13】
さらに、
前記入力ユニットに電気的に接続され、前記入力信号を処理して、キーボード信号を発生させるコントロールユニットと、
前記コントロールユニットに電気的に接続されて、前記キーボード信号を伝送する無線伝送ユニットとを備えることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。
【請求項14】
前記タッチコントロール入力パネルは、可撓性のタッチコントロール入力パネルであることを特徴とする請求項1に記載のタッチコントロールキーモジュール。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−89244(P2013−89244A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−226911(P2012−226911)
【出願日】平成24年10月12日(2012.10.12)
【出願人】(512148171)宇辰光電股▲ふん▼有限公司 (6)
【Fターム(参考)】