説明

テトラヒドロフロ[3,2−B]ピロール−3−オン中間体

本発明は、式(Ia)、(Ib)、(Ic)、若しくは(Id)の化合物、又はその医薬として許容される塩、水和物、溶媒和物、複合体、若しくはプロドラッグを作製するためのプロセスに関し、該プロセスは、(A)(i)式(IVa)の化合物であって、ここで、R48がアルキル又はトシルである化合物を、酸化剤で処理して、式(Va)の化合物を形成する工程と;(ii)該式(Va)の化合物を、式(Ia)若しくは(Ic)の化合物へ変換する工程と、を含むか、又は、(B)(i)式(IVb)の化合物であって、ここで、R48がアルキル又はトシルである化合物を、酸化剤で処理して、式(Vb)の化合物を形成する工程と;(ii)該式(Vb)の化合物を、式(Ib)若しくは(Id)の化合物へ変換する工程と、を含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Ia、Ib、Ic、若しくはIdの化合物、又はその医薬として許容される塩、水和物、溶媒和物、複合体、若しくはプロドラッグを作製するためのプロセスであって、
【化1】

式中:
1は、H、N3、NH2、NHR3、NR45、OH、OR6、OTs、OMs、Me、Et、CF3、F、Cl、Br、SH、SR7、SOR7、SO27、NH−PG2、O−PG3、及びS−PG4から選択され、ここで、PG2、PG3、及びPG4は、各々独立して、保護基であり、Ts及びMsは、各々、トシル基及びメシル基であり;
2は、H、又は保護基PG1、又は式U−(V)m−(W)n−(X)o−Y−の基、又は式(U)p−(X2s−(Y1k−Y2−の基であり;
3-7は、各々独立して、アルキル、若しくはシクロアルキル、若しくはアリールであるか;又は、R4及びR5は結合して、それらに結合する窒素と共に環状基を形成し;Yは、CR89−CO−であり、ここで、R8、R9は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、Ar−アルキル、シクロアルキル(アルキル)、ヘテロアリール、若しくはヘテロアリール(アルキル)から選択され、これらの各々は、任意に、R49によって置換されていてもよく、又は、R8及びR9は、隣接するバックボーン炭素原子と結合してスピロ−C5−C6シクロアルキル基を形成し;
(X)o基において、Xは、CR1011であり、ここで、R10及びR11は、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、oは、0、1、2、又は3であり;
(W)n基において、Wは、O、S、C(O)、S(O)、若しくはS(O)2、又はNR12であり、ここで、R12は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、nは、0又は1であり;
(V)m基において、Vは、C(O)、C(S)、S(O)、S(O)2、S(O)2NH、OC(O)、NHC(O)、NHS(O)、NHS(O)2、OC(O)NH、C(O)NH、又はCR1314であり、ここで、R13及びR14は、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、mは、0、1、2、又は3であり;mが1より大きい場合、(V)mは、最大1個のカルボニル又はスルホニル基を含み;
2は、OC(O)−、SC(O)−又は
【化2】

であるか;又は、(U)p、(X2s、及び(Y1kが存在しない場合、Y2は、R47OC(O)−、R47SC(O)−、又はR1545NC(O)−であり、ここで、R47は、アルキル又はアリールであり、R15及びR45は、各々独立して、H及びアルキルから選択されるか、又は、R15及びR45は、それらに結合する窒素と共に環状基を形成し;
(Y1k基において、Y1は、各々独立して、
【化3】

であり、kは、0、1、2、又は3であるか;又は、
kが1の場合、Y1は、さらに、
【化4】

から選択することができ、ここで、Y3は、メチレンか、又は存在せず;
18は、
【化5】

から選択され;
jは、1、2、3、又は4であり、ここで、jが2、3、又は4の場合、1個のR18は、さらに、O、S、SO2、NR23、及び−N(R23)C(O)−から選択することができ;又は、
kが1、2、又は3であり、(U)p及び(X2sが存在しない場合、末端のY1基は、CR161743、及び、
【化6】

から選択され、
26は、
【化7】

から選択され;
27は、
【化8】

から選択され;
ただし、R26がOの場合、R27は、
【化9】

から選択され;
28は、
【化10】

から選択され;
(X2s基において、X2は、各々独立して、
【化11】

であり;sは、0、1、又は2であり、ただし、(Y1kが存在しない場合、(X2sは、CR3839か、又は存在せず、さらに、ただし、sが2の場合、(X2sは、少なくとも1個の
【化12】

を含み、(U)pが存在せず、sが1又は2の場合、末端のX2基は、CR383944であり;
Uは、各々独立して、5員環〜7員環の単環式環、又は8員環〜11員環の二環式環であり、飽和又は不飽和であり、以下に示すように最大4個までのヘテロ原子を含み:
【化13】

【化14】

ここで、R41は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、OH、O−アルキル、O−シクロアルキル、O−Ar−アルキル、OAr、SH、S−アルキル、S−シクロアルキル、S−Ar−アルキル、SAr、SO−アルキル、SO−シクロアルキル、SO−Ar−アルキル、SO−Ar、SO2H、SO2−アルキル、SO2−シクロアルキル、SO2−Ar−アルキル、SO2Ar、NH−アルキル、NH2、NH−シクロアルキル、NH−Ar−アルキル、NHAr、NHCO−アルキル、NHCO−シクロアルキル、NHCO−Ar−アルキル、NHCOAr、N(アルキル)2、N(シクロアルキル)、又はN(Ar−アルキル)2若しくはNAr2であり、又は、CHR41基若しくはCR41基の一部の場合、R41は、ハロゲンであってよく;
Aは:
【化15】

から選択され、ここで、R41は、上記で定める通りであり;R42は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され;
B、D、及びGは、各々独立して:
【化16】

(ここで、R41は上記で定める通りであり)、N及び
【化17】

から選択され;
Eは:
【化18】

から選択され、ここで、R41及びR42は、上記で定める通りであり;
Kは:
【化19】

から選択され、ここで、R42は、上記で定める通りであり;
J、L、M、R、T、T2、T3、及びT4は、独立して:CR41(ここで、R41は上記で定める通りであり)、N及び
【化20】

から選択され;
5は、CH及びNから選択され;
6は:
【化21】

から選択され;
7は:
【化22】

から選択され;
qは、1、2、又は3であり;
pは、0又は1であり;
16-17、R19-22、R24-25、R29-30、R32-33、R35-36、R38-39、及びR43-44は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、及びハロゲンから選択され;
23、R31、R34、R37、R40、及びR46は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、及びArから選択され;
49は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、OH、O−アルキル、O−シクロアルキル、O−Ar−アルキル、OAr、SH、S−アルキル、S−シクロアルキル、S−Ar−アルキル、SAr、SO−アルキル、SO−シクロアルキル、SO−Ar−アルキル、SO−Ar、SO2H、SO2−アルキル、SO2−シクロアルキル、SO2−Ar−アルキル、SO2Ar、NH−アルキル、NH2、NH−シクロアルキル、NH−Ar−アルキル、NHAr、NHCO−アルキル、NHCO−シクロアルキル、NHCO−Ar−アルキル、NHCOAr、N(アルキル)2、N(シクロアルキル)、又はN(Ar−アルキル)2若しくはNAr2、又はハロゲンであり;
前記プロセスは:
【化23】

(A)
(i)式IVaの化合物であって、ここで、R48がアルキル、又はトシル、又はメシルである化合物を、酸化剤で処理して式Vaの化合物を形成する工程と;
(ii)該式Vaの化合物を、R48がアルキルである場合は、式Ia若しくはIcの化合物へ変換するか、又はR48がトシル若しくはメシルである場合は、式Ia、Ib、Ic、若しくはIdの化合物へ変換する工程と;
を含むか、又は、
(B)
(i)式IVbの化合物であって、ここで、R48がアルキル、又はトシル、又はメシルである化合物を、酸化剤で処理して式Vbの化合物を形成する工程と;
(ii)該式Vbの化合物を、R48がアルキルである場合は、式Ib若しくはIdの化合物へ変換するか、又はR48がトシル若しくはメシルである場合は、式Ia、Ib、Ic、若しくはIdの化合物へ変換する工程と;
を含む、プロセス。
【請求項2】
前記酸化剤が、過酸化水素/アルキルニトリル混合物である、請求項1に記載のプロセス。
【請求項3】
前記酸化剤が、ジオキシランである、請求項1に記載のプロセス。
【請求項4】
前記ジオキシランが、KHSO5のケトンとの反応により、in situで作製される、請求項3に記載のプロセス。
【請求項5】
前記ケトンが、式XVII:
【化24】

(式中、
a及びRbが、各々独立して、アルキル、アリール、ハロアルキル又はハロアリールである)
で表されるケトンである、請求項4に記載のプロセス。
【請求項6】
a及びRbが、各々独立して、アルキル又はハロアルキルである、請求項5に記載のプロセス。
【請求項7】
a及びRbが、各々独立して、メチル又はトリフルオロメチルである、請求項5又は6に記載のプロセス。
【請求項8】
前記ケトンが、アセトン及び1,1,1,−トリフルオロアルキルケトンから選択される、請求項4〜7のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項9】
前記トリフルオロアルキルケトンが、1,1,1,−トリフルオロアセトン又は1,1,1,−トリフルオロ−2−ブタノンである、請求項8に記載のプロセス。
【請求項10】
2が、保護基PG1である、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項11】
保護基PG1が、ウレタン保護基である、請求項10に記載のプロセス。
【請求項12】
前記ウレタン保護基が、ベンジルオキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、フルオレン−9−イルメトキシカルボニル、1−(ビフェニル−4−イル)−1−メチルエトキシカルボニル、α,α−ジメチル−3,5−ジメトキシベンジルオキシ−カルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシ−カルボニル、アリルオキシカルボニル、及びトリクロロエトキシカルボニルから選択される、請求項11に記載のプロセス。
【請求項13】
前記ウレタン保護基が、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、tert−ブトキシカルボニル(Boc)、又はフルオレン−9−イルメトキシカルボニル(Fmoc)である、請求項12に記載のプロセス。
【請求項14】
48が、メチル、tert−ブチル、又はトシルである、請求項1〜13のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項15】
1が、H、N3、NH2、NH−Boc、OBu、OMe、又はOTsである、請求項1〜14のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項16】
前記の式IVaの化合物が、式IIIaの化合物から作製される、請求項1〜15のいずれか1項に記載のプロセス。
【化25】

【請求項17】
前記の式IVbの化合物が、式IIIbの化合物から作製される、請求項1〜15のいずれか1項に記載のプロセス。
【化26】

【請求項18】
48が、Meである、請求項16又は17に記載のプロセス。
【請求項19】
式IIIa又はIIIbの化合物を、酸化銀(I)触媒の存在下、MeIで処理する工程を含む、請求項18に記載のプロセス。
【請求項20】
式IIIa又はIIIbの化合物を、ジクロロメタン中、トリメチルオキソニウムフルオロボレート、プロトンスポンジ[1,8−ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン]、及びモレキュラーシーブで処理する工程を含む、請求項18に記載のプロセス。
【請求項21】
48が、Buである、請求項16又は17に記載のプロセス。
【請求項22】
式IIIa又はIIIbの化合物を、ジクロロメタン中、濃H2SO4の存在下にて、気体の2−メチルプロペンで処理する工程を含む、請求項21に記載のプロセス。
【請求項23】
48が、トシルである、請求項16又は17に記載のプロセス。
【請求項24】
式IIIa又はIIIbの化合物を、ピリジン中、塩化トシルで処理する工程を含む、請求項23に記載のプロセス。
【請求項25】
前記の式IIIaの化合物が:
【化27】

(a)X3がハロゲン又はOTsである式IIaの化合物を、アンモニア水溶液及びアルコール、又は水酸化アンモニウム水溶液と反応させる工程と;
(b)工程(a)で形成された生成物を、式IIIaの化合物に変換する工程と;
によって作製される、請求項16、又は請求項18〜24のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項26】
前記の式IIIbの化合物が:
【化28】

(a)X3がハロゲン又はOTsである式IIbの化合物を、アンモニア水溶液及びアルコール、又は水酸化アンモニウム水溶液と反応させる工程と;
(b)工程(a)で形成された生成物を、式IIIbの化合物に変換する工程と;
によって作製される、請求項17〜24のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項27】
ワンポットプロセス(one−pot process)である、請求項25又は請求項26に記載のプロセス。
【請求項28】
2が、ベンジルオキシカルボニルであり、工程(b)が、工程(a)で形成された混合物を塩化ベンジルオキシカルボニルで処理する工程を含む、請求項25〜27のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項29】
3が、I、Br、又はOTsである、請求項25〜28のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項30】
前記のアルコールが、イソプロピルアルコール又はエタノールである、請求項25〜29のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項31】
前記の式IIaの化合物が、式XVIIIaの化合物から作製される、請求項25、又は27〜30のいずれか1項に記載のプロセス。
【化29】

【請求項32】
前記の式IIaの化合物が、化合物(13)であり、化合物(13)が、化合物(38)から作製される、請求項31に記載のプロセス。
【化30】

【請求項33】
化合物(38)が、化合物(39)から作製される、請求項32に記載のプロセス。
【化31】

【請求項34】
化合物(39)が、化合物(40)から作製される、請求項33に記載のプロセス。
【化32】

【請求項35】
前記の式IIbの化合物が、式XVIIIbの化合物から作製される、請求項26〜30のいずれか1項に記載のプロセス。
【化33】

【請求項36】
前記の式IIbの化合物が、化合物(14)であり、化合物(14)が、化合物(41)から作製される、請求項35に記載のプロセス。
【化34】

【請求項37】
化合物(41)が、化合物(42)から作製される、請求項36に記載のプロセス。
【化35】

【請求項38】
化合物(42)が、化合物(43)から作製される、請求項37に記載のプロセス。
【化36】

【請求項39】
工程A(ii)が、式Vaの化合物を式VIaの化合物へ変換し、及び、該式VIaの化合物を、R48がアルキルである場合は、式Ia若しくはIcの化合物へ変換するか、又はR48がトシル若しくはメシルである場合は、式Ia、Ib、Ic、若しくはIdの化合物へ変換する工程を含み;並びに、
工程B(ii)が、式Vbの化合物を式VIbの化合物へ変換し、及び、該式VIbの化合物を、R48がアルキルである場合は、式Ib若しくはIdの化合物へ変換するか、又はR48がトシル若しくはメシルである場合は、式Ia、Ib、Ic、若しくはIdの化合物へ変換する工程を含む、請求項1〜38のいずれか1項に記載のプロセス。
【化37】

【請求項40】
式Va又はVbの化合物を水素化ナトリウムで処理する工程を含む、請求項39に記載のプロセス。
【請求項41】
THF中で実施される、請求項40に記載のプロセス。
【請求項42】
2が保護基PG1であり、分子内環化が該保護基PG1を除去することによって誘発される、請求項39に記載のプロセス。
【請求項43】
2が、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)であり、前記プロセスが、パラジウム触媒の存在下、式Va又はVbの化合物を水素化する工程を含む、請求項42に記載のプロセス。
【請求項44】
工程A(ii)が、さらに、式VIaの化合物を式VIIaの化合物へ変換し、及び、任意に、該式VIIaの化合物を、式Icの化合物へ変換する工程を含み;並びに、
工程B(ii)が、さらに、式VIbの化合物を式VIIbの化合物へ変換し、及び、任意に、該式VIIbの化合物を、式Idの化合物へ変換する工程を含む、請求項39〜43のいずれか1項に記載のプロセス。
【化38】

【請求項45】
式VIa又はVIbの化合物をデス−マーチンペルヨージナンで処理する工程を含む、請求項44に記載のプロセス。
【請求項46】
ジクロロメタンを溶媒として用いて実施される、請求項45に記載のプロセス。
【請求項47】
2が、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)であり、ここで:
工程(A)(ii)が:
式VIIIaの化合物を、式IXaの化合物へ変換する工程と;
任意に、該式IXaの化合物を、式Xaの化合物へ変換する工程と;
任意に、該式Xaの化合物を、R48がアルキルである場合は、式Icの化合物へ、又はR48がトシル若しくはメシルである場合は、式Ic若しくはIdの化合物へ変換する工程と、
を含み;
工程(B)(ii)が:
式VIIIbの化合物を、式IXbの化合物へ変換する工程と;
任意に、該式IXbの化合物を、式Xbの化合物へ変換する工程と;
任意に、該式Xbの化合物を、R48がアルキルである場合は、式Idの化合物へ、又はR48がトシル若しくはメシルである場合は、式Ic若しくはIdの化合物へ変換する工程と、
を含む、請求項1〜46のいずれか1項に記載のプロセス。
【化39】

【請求項48】
パラジウム触媒の存在下、VIIIa又はVIIIbの化合物を水素化する工程と、このようにして生成した中間体をFmoc−Clと反応させる工程と、を含む、請求項47に記載のプロセス。
【請求項49】
48がトシルである、請求項1〜48のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項50】
工程(A)(ii)が、式XIaの化合物を、XIIaの化合物へ変換する工程を含み;及び、
工程(B)(ii)が、式XIbの化合物を、XIIbの化合物へ変換する工程を含む、請求項49に記載のプロセス。
【化40】

【請求項51】
式XIa又はXIbの化合物を、DMF中にてナトリウムアジドで処理する工程を含む、請求項50に記載のプロセス。
【請求項52】
工程(A)(ii)が、式XIIaの化合物を、式XIIIaの化合物へ変換する工程を含み;及び、
工程(B)(ii)が、式XIIbの化合物を、式XIIIbの化合物へ変換する工程を含む、請求項50又は請求項51に記載のプロセス。
【化41】

【請求項53】
式XIIa又はXIIbの化合物を、(a)トリフェニルホスフィンで処理する工程と;(b)工程(a)で形成された中間体を保護基、PG2、で保護する工程と、を含む請求項52に記載のプロセス。
【請求項54】
PG2が、tert−ブトキシカルボニル(Boc)であり、前記プロセスが、工程(a)で形成された生成物を、ジオキサン/水混合物中にて、tert−ブチルカーボネート及びNa2CO3と反応させる工程を含む、請求項53に記載のプロセス。
【請求項55】
工程(A)(ii)が、式XIIIaの化合物を、式XIVaの化合物へ変換するさらなる工程を含み;及び、
工程(B)(ii)が、式XIIIbの化合物を、式XIVbの化合物へ変換するさらなる工程を含む、請求項52〜54のいずれか1項に記載のプロセス。
【化42】

【請求項56】
2が、フルオレン−9−イルメトキシカルボニル(Fmoc)である、請求項55に記載のプロセス。
【請求項57】
PG2が、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)である、請求項55又は請求項56に記載のプロセス。
【請求項58】
式XIIIa又はXIIIbの化合物を、ジクロロメタン中にて、デス−マーチンペルヨージナンで処理する工程を含む、請求項55〜57のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項59】
工程(A)(ii)が、式XIaの化合物を、式XVの化合物へ変換する工程を含み;及び、
工程(B)(ii)が、式XIbの化合物を、式XVの化合物へ変換する工程を含む、請求項49に記載のプロセス。
【化43】

【請求項60】
式XIa又は式XIbの化合物をリチウムトリエチルボロヒドリドで処理する工程を含む、請求項59に記載のプロセス。
【請求項61】
式XIbの化合物をリチウムトリエチルボロヒドリドで処理する工程を含む、請求項60に記載のプロセス。
【請求項62】
2が、PG1又は水素から選択される、請求項60又は請求項61に記載のプロセス。
【請求項63】
式XIa又はXIbの化合物を水素化リチウムアルミニウムで処理する工程を含み、ここで、R2が水素である、請求項59に記載のプロセス。
【請求項64】
式XVの化合物を式XVIの化合物へ変換する工程を含む、請求項59〜63のいずれか1項に記載のプロセス。
【化44】

【請求項65】
2が、フルオレン−9−イルメトキシカルボニル(Fmoc)である、請求項59〜62又は64のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項66】
式XVの化合物を、ジクロロメタン中にて、デス−マーチンペルヨージナンで処理する工程を含む、請求項65に記載のプロセス。
【請求項67】
式IIIa又はIIIbの化合物を作製するためのプロセスであって、
【化45】

ここで:
2は、H、又は保護基PG1、又は式U−(V)m−(W)n−(X)o−Y−の基、又は式(U)p−(X2s−(Y1k−Y2−の基であり;
Yは、CR89−CO−であり、ここで、R8、R9は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、Ar−アルキル、シクロアルキル(アルキル)、ヘテロアリール、若しくはヘテロアリール(アルキル)から選択され、これらの各々は、任意に、R49によって置換されていてもよく、又は、R8及びR9は、隣接するバックボーン炭素原子と結合してスピロ−C5−C6シクロアルキル基を形成し;
(X)o基において、Xは、CR1011であり、ここで、R10及びR11は、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、oは、0、1、2、又は3であり;
(W)n基において、Wは、O、S、C(O)、S(O)、若しくはS(O)2、又はNR12であり、ここで、R12は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、nは、0又は1であり;
(V)m基において、Vは、C(O)、C(S)、S(O)、S(O)2、S(O)2NH、OC(O)、NHC(O)、NHS(O)、NHS(O)2、OC(O)NH、C(O)NH、又はCR1314であり、ここで、R13及びR14は、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、mは、0、1、2、又は3であり;mが1より大きい場合、(V)mは、最大1個のカルボニル又はスルホニル基を含み;
2は、OC(O)−、SC(O)−又は
【化46】

であるか;又は、(U)p、(X2s、及び(Y1kが存在しない場合、Y2は、R47OC(O)−、R47SC(O)−、又はR1545NC(O)−であり、ここで、R47は、アルキル又はアリールであり、R15及びR45は、各々独立して、H及びアルキルから選択されるか、又は、R15及びR45は、それらに結合する窒素と共に環状基を形成し;
(Y1k基において、Y1は、各々独立して、
【化47】

であり、kは、0、1、2、又は3であるか;又は、
kが1の場合、Y1は、さらに、
【化48】

から選択することができ、
ここで、Y3は、メチレンか、又は存在せず;
18は、
【化49】

から選択され;
jは、1、2、3、又は4であり、ここで、jが2、3、又は4の場合、1個のR18は、さらに、O、S、SO2、NR23、及び−N(R23)C(O)−から選択することができ;又は、
kが1、2、又は3であり、(U)p及び(X2sが存在しない場合、末端のY1基は、CR161743、及び、
【化50】

から選択され、
26は、
【化51】

から選択され;
27は、
【化52】

から選択され;
ただし、R26がOの場合、R27は、
【化53】

から選択され;
28は、
【化54】

から選択され;
(X2s基において、X2は、各々独立して、
【化55】

であり;
sは、0、1、又は2であり、ただし、(Y1kが存在しない場合、(X2sは、CR3839か、又は存在せず、さらに、ただし、sが2の場合、(X2sは、少なくとも1個の
【化56】

を含み、(U)pが存在せず、sが1又は2の場合、末端のX2基は、CR383944であり;
Uは、各々独立して、5員環〜7員環の単環式環、又は8員環〜11員環の二環式環であり、飽和又は不飽和であり、以下に示すように最大4個までのヘテロ原子を含み:
【化57】

【化58】

ここで、
41は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、OH、O−アルキル、O−シクロアルキル、O−Ar−アルキル、OAr、SH、S−アルキル、S−シクロアルキル、S−Ar−アルキル、SAr、SO−アルキル、SO−シクロアルキル、SO−Ar−アルキル、SO−Ar、SO2H、SO2−アルキル、SO2−シクロアルキル、SO2−Ar−アルキル、SO2Ar、NH−アルキル、NH2、NH−シクロアルキル、NH−Ar−アルキル、NHAr、NHCO−アルキル、NHCO−シクロアルキル、NHCO−Ar−アルキル、NHCOAr、N(アルキル)2、N(シクロアルキル)、又はN(Ar−アルキル)2若しくはNAr2であり、又は、CHR41基若しくはCR41基の一部の場合、R41は、ハロゲンであってよく;
Aは:
【化59】

から選択され、ここで、R41は、上記で定める通りであり;R42は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され;
B、D、及びGは、各々独立して:
【化60】

(ここで、R41は上記で定める通りであり)、N及び
【化61】

から選択され;
Eは:
【化62】

から選択され、ここで、R41及びR42は、上記で定める通りであり;
Kは:
【化63】

から選択され、ここで、R42は、上記で定める通りであり;
J、L、M、R、T、T2、T3、及びT4は、独立して:CR41(ここで、R41は上記で定める通りであり)、N及び
【化64】

から選択され;
5は:
CH及びNから選択され;
6は:
【化65】

から選択され;
7は:
【化66】

から選択され;
qは、1、2、又は3であり;
pは、0又は1であり;
16-17、R19-22、R24-25、R29-30、R32-33、R35-36、R38-39、及びR43-44は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、及びハロゲンから選択され;
23、R31、R34、R37、R40、及びR46は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、及びArから選択され;
49は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、OH、O−アルキル、O−シクロアルキル、O−Ar−アルキル、OAr、SH、S−アルキル、S−シクロアルキル、S−Ar−アルキル、SAr、SO−アルキル、SO−シクロアルキル、SO−Ar−アルキル、SO−Ar、SO2H、SO2−アルキル、SO2−シクロアルキル、SO2−Ar−アルキル、SO2Ar、NH−アルキル、NH2、NH−シクロアルキル、NH−Ar−アルキル、NHAr、NHCO−アルキル、NHCO−シクロアルキル、NHCO−Ar−アルキル、NHCOAr、N(アルキル)2、N(シクロアルキル)、又はN(Ar−アルキル)2若しくはNAr2、又はハロゲンであり;
前記プロセスは:
【化67】

(A’)
(i)X3がハロゲン、OTs、若しくはOMsである式IIaの化合物を、アンモニア水溶液及びアルコールと、又は水酸化アンモニウム水溶液と反応させる工程と;
(ii)工程(i)で形成された生成物を、式IIIaの化合物へ変換する工程と;
を含むか、又は、
(B’)
(i)X3がハロゲン、OTs、若しくはOMsである式IIbの化合物を、アンモニア水溶液及びアルコールと、又は水酸化アンモニウム水溶液と反応させる工程と;
(ii)工程(i)で形成された生成物を、式IIIbの化合物へ変換する工程と;
を含むプロセス。
【請求項68】
ワンポットプロセスである、請求項67に記載のプロセス。
【請求項69】
2がウレタン保護基である、請求項67又は請求項68に記載のプロセス。
【請求項70】
前記保護基、PG1、が、ベンジルオキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、フルオレン−9−イルメトキシカルボニル、1−(ビフェニル−4−イル)−1−メチルエトキシカルボニル、α,α−ジメチル−3,5−ジメトキシベンジルオキシ−カルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシ−カルボニル、アリルオキシカルボニル、及びトリクロロエトキシカルボニルから選択される、請求項69に記載のプロセス。
【請求項71】
保護基PG1が、ベンジルオキシカルボニルであり、工程(ii)が、工程(i)で形成された混合物を塩化ベンジルオキシカルボニルで処理する工程を含む、請求項70に記載のプロセス。
【請求項72】
Xが、I又はBrである、請求項67〜71のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項73】
前記アルコールが、イソプロピルアルコール又はエタノールである、請求項67〜72のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項74】
請求項67〜73のいずれか1項に記載のプロセスを用いることを含む、請求項1に定める式Ia、Ib、Ic、若しくはIdの化合物、又はその医薬として許容される塩、水和物、溶媒和物、複合体、若しくはプロドラッグを作製するためのプロセス。
【請求項75】
(a)式IIIaの化合物を式IVaの化合物へ変換する工程;又は、
(b)式IIIbの化合物を式IVbの化合物へ変換する工程、
を含み:
【化68】

ここで、R48がアルキル又はトシルである、請求項74に記載のプロセス。
【請求項76】
48がメチルであり、前記の式IIIa又はIIIbの化合物を、ジクロロメタン中にて、トリメチルオキソニウムフルオロボレート、プロトンスポンジ(1,8−ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン)、及びモレキュラーシーブで処理する工程を含む、請求項75に記載のプロセス。
【請求項77】
さらに:
【化69】

(A)
(i)前記の式IVaの化合物を、酸化剤で処理して式Vaの化合物を形成する工程と;
(ii)前記の式Vaの化合物を、式Ia又は式Icの化合物へ変換する工程と;
を含むか、又は、
(B)
(i)前記の式IVbの化合物を、酸化剤で処理して式Vbの化合物を形成する工程と;
(ii)前記の式Vbの化合物を、式Ib又は式Idの化合物へ変換する工程と;
を含む、請求項75又は請求項76に記載のプロセス。
【請求項78】
前記の式IIaの化合物が、化合物(13)であり、化合物(13)が、化合物(46)から作製される、請求項25又は請求項67に記載のプロセス。
【化70】

【請求項79】
化合物(46)が、化合物(39)から作製される、請求項78に記載のプロセス。
【化71】

【請求項80】
化合物(46)が、化合物(50)から作製される、請求項78に記載のプロセス。
【化72】

【請求項81】
前記の式IIbの化合物が、化合物(14)であり、化合物(14)が、化合物(47)から作製される、請求項26又は請求項67に記載のプロセス。
【化73】

【請求項82】
化合物(47)が、化合物(42)から作製される、請求項81に記載のプロセス。
【化74】

【請求項83】
化合物(46)又は化合物(47)を、有機/水性混合物中にて亜鉛ダストで処理する工程を含む、請求項78又は請求項81に記載のプロセス。
【請求項84】
前記有機/水性混合物が、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、水、及び塩化アンモニウムの混合物である、請求項83に記載のプロセス。
【請求項85】
化合物(39)又は化合物(42)を、臭化リチウムで処理する工程を含む、請求項79又は82に記載のプロセス。
【請求項86】
式IVa、IVb、Va、若しくはVbの化合物であって、
【化75】

ここで:
48は、アルキル、トシル、又はメシルであり;
2は、H、又は保護基PG1、又は式U−(V)m−(W)n−(X)o−Y−の基、又は式(U)p−(X2s−(Y1k−Y2−の基であり;
Yは、CR89−CO−であり、ここで、R8、R9は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、Ar−アルキル、シクロアルキル(アルキル)、ヘテロアリール、若しくはヘテロアリール(アルキル)から選択され、これらの各々は、任意に、R49によって置換されていてもよく、又は、R8及びR9は、隣接するバックボーン炭素原子と結合してスピロ−C5−C6シクロアルキル基を形成し;
(X)o基において、Xは、CR1011であり、ここで、R10及びR11は、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、oは、0、1、2、又は3であり;
(W)n基において、Wは、O、S、C(O)、S(O)、若しくはS(O)2、又はNR12であり、ここで、R12は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、nは、0又は1であり;
(V)m基において、Vは、C(O)、C(S)、S(O)、S(O)2、S(O)2NH、OC(O)、NHC(O)、NHS(O)、NHS(O)2、OC(O)NH、C(O)NH、又はCR1314であり、ここで、R13及びR14は、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され、mは、0、1、2、又は3であり;mが1より大きい場合、(V)mは、最大1個のカルボニル又はスルホニル基を含み;
2は、OC(O)−、SC(O)−又は
【化76】

であるか;又は、(U)p、(X2s、及び(Y1kが存在しない場合、Y2は、R47OC(O)−、R47SC(O)−、又はR1545NC(O)−であり、ここで、R47は、アルキル又はアリールであり、R15及びR45は、各々独立して、H及びアルキルから選択されるか、又は、R15及びR45は、それらに結合する窒素と共に環状基を形成し;
(Y1k基において、Y1は、各々独立して、
【化77】

であり、kは、0、1、2、又は3であるか;又は、
kが1の場合、Y1は、さらに、
【化78】

から選択することができ、
ここで、Y3は、メチレンか、又は存在せず;
18は、
【化79】

から選択され;
jは、1、2、3、又は4であり、ここで、jが2、3、又は4の場合、1個のR18は、さらに、O、S、SO2、NR23、及び−N(R23)C(O)−から選択することができ;又は、
kが1、2、又は3であり、(U)p及び(X2sが存在しない場合、末端のY1基は、CR161743、及び、
【化80】

から選択され、
26は、
【化81】

から選択され;
27は、
【化82】

から選択され;
ただし、R26がOの場合、R27は、
【化83】

から選択され;
28は、
【化84】

から選択され;
(X2s基において、X2は、各々独立して、
【化85】

であり;
sは、0、1、又は2であり、ただし、(Y1kが存在しない場合、(X2sは、CR3839か、又は存在せず、さらに、ただし、sが2の場合、(X2sは、少なくとも1個の
【化86】

を含み、(U)pが存在せず、sが1又は2の場合、末端のX2基は、CR383944であり;
Uは、各々独立して、5員環〜7員環の単環式環、又は8員環〜11員環の二環式環であり、飽和又は不飽和であり、以下に示すように最大4個までのヘテロ原子を含み:
【化87】

ここで、R41は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、OH、O−アルキル、O−シクロアルキル、O−Ar−アルキル、OAr、SH、S−アルキル、S−シクロアルキル、S−Ar−アルキル、SAr、SO−アルキル、SO−シクロアルキル、SO−Ar−アルキル、SO−Ar、SO2H、SO2−アルキル、SO2−シクロアルキル、SO2−Ar−アルキル、SO2Ar、NH−アルキル、NH2、NH−シクロアルキル、NH−Ar−アルキル、NHAr、NHCO−アルキル、NHCO−シクロアルキル、NHCO−Ar−アルキル、NHCOAr、N(アルキル)2、N(シクロアルキル)、又はN(Ar−アルキル)2若しくはNAr2であり、又は、CHR41基若しくはCR41基の一部の場合、R41は、ハロゲンであってよく;
Aは:
【化88】

から選択され、ここで、R41は、上記で定める通りであり;R42は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar、及びAr−アルキルから選択され;
B、D、及びGは、各々独立して:
【化89】

(ここで、R41は上記で定める通りであり)、N及び
【化90】

から選択され;
Eは:
【化91】

から選択され、ここで、R41及びR42は、上記で定める通りであり;
Kは:
【化92】

から選択され、ここで、R42は、上記で定める通りであり;
J、L、M、R、T、T2、T3、及びT4は、独立して:CR41(ここで、R41は上記で定める通りであり)、N及び
【化93】

から選択され;
5は:
CH及びNから選択され;
6は:
【化94】

から選択され;
7は:
【化95】

から選択され;
qは、1、2、又は3であり;
pは、0又は1であり;
16-17、R19-22、R24-25、R29-30、R32-33、R35-36、R38-39、及びR43-44は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、及びハロゲンから選択され;
23、R31、R34、R37、R40、及びR46は、各々独立して、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、及びArから選択され;
49は、H、アルキル、シクロアルキル、Ar−アルキル、Ar、OH、O−アルキル、O−シクロアルキル、O−Ar−アルキル、OAr、SH、S−アルキル、S−シクロアルキル、S−Ar−アルキル、SAr、SO−アルキル、SO−シクロアルキル、SO−Ar−アルキル、SO−Ar、SO2H、SO2−アルキル、SO2−シクロアルキル、SO2−Ar−アルキル、SO2Ar、NH−アルキル、NH2、NH−シクロアルキル、NH−Ar−アルキル、NHAr、NHCO−アルキル、NHCO−シクロアルキル、NHCO−Ar−アルキル、NHCOAr、N(アルキル)2、N(シクロアルキル)、又はN(Ar−アルキル)2若しくはNAr2、又はハロゲンである;
化合物、又はその医薬として許容される塩、水和物、溶媒和物、複合体、若しくはプロドラッグ。
【請求項87】
2が、保護基PG1である、請求項86に記載の化合物。
【請求項88】
2が、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)である、請求項86又は請求項87に記載の化合物。
【請求項89】
48が、メチル、tert−ブチル、又はトシルである、請求項86〜88のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項90】
システイニルプロテイナーゼ阻害剤の作製における中間体としての、請求項86〜89のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項91】
請求項1〜85のいずれか1項に記載のプロセスを含む、システイニルプロテイナーゼ阻害剤を作製する方法。
【請求項92】
前記システイニルプロテイナーゼ阻害剤が、CAC1阻害剤である、請求項91に記載の方法。
【請求項93】
前記CAC1阻害剤が、カテプシンK、カテプシンS、カテプシンF、カテプシンB、カテプシンL、カテプシンV、カテプシンC、ファルシパイン(falcipain)、及びクルジパイン(cruzipain)から選択される、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
式(47)の化合物から式(14)の化合物を作製するプロセスであって、
【化96】

前記プロセスが、式(47)の化合物を、有機/水性混合物中、室温にて亜鉛ダストで処理する工程を含む、プロセス。
【請求項95】
式(46)の化合物から式(13)の化合物を作製するプロセスであって、
【化97】

前記プロセスが、式(46)の化合物を、有機/水性混合物中、室温にて亜鉛ダストで処理する工程を含む、プロセス。
【請求項96】
前記有機/水性混合物が、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、水、及び塩化アンモニウムの混合物である、請求項94又は請求項95に記載のプロセス。

【公表番号】特表2009−543772(P2009−543772A)
【公表日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−518971(P2009−518971)
【出願日】平成19年7月13日(2007.7.13)
【国際出願番号】PCT/GB2007/002669
【国際公開番号】WO2008/007132
【国際公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願人】(509013231)アミュラ セラピューティクス リミティド (1)
【Fターム(参考)】