説明

ディスクイメージ獲得方法及びディスク駆動装置

【課題】ディスクの磁石の位置と移送ユニットの磁石の位置との間の差を最小化することによって、ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得するディスクイメージ獲得方法及びその方法を行うディスク駆動装置を提供する。
【解決手段】ディスクのテスト結果物のためのイメージを獲得する方法において、前記ディスクに装着された第1の磁石と移送ユニットに装着された第2の磁石との間の整列をもたらす磁力を用いて前記ディスクの位置を固定し、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間の整列差を減少させ、前記ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得することを含んでディスクイメージ獲得方法を構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスクイメージ獲得に関するもので、特に、それぞれ磁石を有するディスク及び移送ユニッを含むディスク駆動装置によってディスクの分析又はテスト結果イメージを獲得する方法、及びその方法を行うディスク駆動装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
磁石を有するディスクは、例えば、バイオディスクである。バイオディスクは、バイオディスクに注入されたサンプルに対する各種の診断分析装置、核酸混成分析装置又は免疫学的検証装置の一つを含むラボオンチップ(Lab on a chip)が配置されたデジタルバイオディスクである。
【0003】
このようなバイオディスク(以下、ディスクという。)は、分析結果又はテスト結果を表す反応紙などの分析結果物又はテスト結果物を有する。ディスクと移送ユニットにそれぞれ含まれた磁石は、前記分析結果物又はテスト結果物のイメージが獲得されるとき、イメージセンサ又はカメラユニットなどのイメージ獲得部が前記分析結果物又はテスト結果物を認識可能なディスクの位置を固定するために使用される。
【0004】
しかしながら、ディスクと移送ユニットにそれぞれ含まれた各磁石の位置間に差が発生しうる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、ディスクの磁石の位置と移送ユニットの磁石の位置との間の差を最小化することによって、ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得するディスクイメージ獲得方法及びその方法を行うディスク駆動装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を達成するための本発明の一実施例に係るディスクイメージ獲得方法は、ディスクのテスト結果物のためのイメージを獲得する方法において、前記ディスクに装着された第1の磁石と移送ユニットに装着された第2の磁石との間の整列をもたらす磁力を用いて前記ディスクの位置を固定し、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間の整列差を減少させ、前記ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得することを含むディスクイメージ獲得方法を提供する。
【0007】
前記差を最小化するとき、前記各位置間の差は、前記移送ユニットを前記ディスクの外周から内周方向に少なくとも1回移動させることによって最小化されることを特徴とする。前記差を最小化するのは、前記移送ユニットを前記ディスクの内周から外周方向に少なくとも1回さらに移動させることを含むことを特徴とする。
【0008】
また、前記差を最小化するとき、前記各位置間の差は、前記移送ユニットの前記ディスクの外周から内周方向への移動と、前記ディスクの内周から外周方向への移動とを複数回行うことによって最小化されることを特徴とする。
【0009】
前記移送ユニットの移動速度は、前記第1の磁石が前記第2の磁石の磁力によって影響を受け、前記ディスクが回転する速度であることを特徴とする。
【0010】
前記差は、放射状整列差を含み、前記放射状整列差は最小化されることを特徴とする。
【0011】
前記課題を達成するための本発明の一実施例に係るディスク駆動装置は、第1の磁石を有するディスクが載置されたターンテーブルと、ターンテーブルを回転させる回転モータと、第2の磁石を有する移送ユニットと、前記移送ユニットを移送する移送モータと、前記ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得するイメージ獲得部と、前記ディスクによるサンプルに対する分析又はテストが行われた後、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間の磁力を用いて前記ディスクの位置を固定するとき、前記第1の磁石と第2の磁石との位置間の差を減少させるために前記移送モータを制御する制御部とを含み、前記サンプルは、前記ディスクに注入されたサンプルであることを特徴とする。
【0012】
前記制御部は、前記移送ユニットを前記ディスクの外周から内周方向に少なくとも1回移動させるように前記移送モータを制御することによって前記差を最小化することを特徴とする。
【0013】
前記制御部は、前記移送ユニットを前記ディスクの内周から外周方向に少なくとも1回さらに移動させるように前記移送モータを制御することによって前記差を最小化することを特徴とする。
【0014】
前記制御部は、前記移送ユニットの前記ディスクの外周から内周方向への移動と、前記ディスクの内周から外周方向への移動とを複数回行うことによって前記差を最小化するように前記移送モータを制御することを特徴とする。
【0015】
前記制御部は、前記第1の磁石が前記第2の磁石の磁力によって影響を受け、前記ディスクを回転させる速度で前記移送ユニットが移動するように前記移送モータを制御することを特徴とする。
【0016】
前記課題を達成するための本発明の一実施例に係るディスクイメージ獲得方法は、ディスク上の第2の磁石の位置を第1の磁石の位置と一致させるバイオディスクに対する方向に前記第1磁石を移動させ、前記ディスクを整列し、前記ディスク上のテスト結果のイメージをキャプチャすることを特徴とする。
【0017】
前記方向は半径方向で、前記整列は放射状整列であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係るディスクイメージ獲得方法及びディスク駆動方法によれば、ディスクの磁石の位置と移送ユニットの磁石の位置との間の差を最小化することによって、ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】ディスクの分析結果物又はテスト結果物が獲得されるとき、ターンテーブルに装着されたディスクの磁石、移送ユニットの磁石及びイメージ獲得部の間の関係を説明するための図である。
【図2A】ディスクの上面から見たとき、ディスクの磁石と移送ユニットの磁石との位置間の差を説明するための概念図である。
【図2B】ディスクの上面から見たとき、ディスクの磁石と移送ユニットの磁石との位置間の差を説明するための概念図である。
【図2C】ディスクの上面から見たとき、ディスクの磁石と移送ユニットの磁石との位置間の差を説明するための概念図である。
【図3】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の機能ブロック図である。
【図4A】移送ユニットの移動方向とディスクの移動方向との間の関係を説明するための図である。
【図4B】移送ユニットの移動方向とディスクの移動方向との間の関係を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例に係るディスクイメージ獲得方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明及びその動作上の利点、並びに本発明の実施によって達成される目的を充分に理解するためには、本発明の実施例を例示する添付の図面及び図面に記載された内容を参照しなければならない。
【0021】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明する。
【0022】
図1は、ディスク100の分析又はテスト結果物(以下、分析結果物と略する。)のイメージが獲得されるとき、ターンテーブル121に装着されたディスク100の磁石101、移送ユニット110の磁石111及びイメージ獲得部112の間の関係を説明するための図である。図1を参照すれば、回転モータ120のターンテーブル121に装着されたディスク100の分析又はテストが完了した後、ディスク100に装着された分析結果物102のイメージが獲得されるとき、ディスク100の下部に装着された磁石101と移送ユニット110に装着された磁石111との間の磁力によってディスク100の位置が固定される。このとき、ディスク100の位置は、イメージ獲得部112が分析結果物102を認識できる位置である。したがって、磁石101、111は、互いに異なる極性を有する。移送モータ125は、ディスク100の半径方向に沿って移動するように移送ユニット110を制御する。
【0023】
図2Aに示すように、ディスク100の磁石101の位置と移送ユニット110の磁石111の位置とが互いに一致すれば、イメージ獲得部112によって獲得される分析結果物102のイメージは、傾き又は整列偏差を有さない。
【0024】
しかしながら、回転モータ120の特性と磁石101、111の間の磁力とが常に一定でないので、図2B又は図2Cに示すように、磁石101の位置と磁石111の位置とが互いに一致しないことがある。
【0025】
磁石101の位置と磁石111の位置とが互いに一致しない場合、イメージ獲得部112によって獲得される分析結果物102のイメージは傾き偏差を有するようになる。すなわち、磁石101の位置が磁石111の位置と異なるとき、イメージ獲得部112によって獲得される分析結果物102のイメージは傾き偏差を有するようになる。このように、イメージ獲得部112によって獲得されたイメージが傾き偏差を有するとき、分析結果物102の正確なイメージを獲得することが難しい。
【0026】
図2A〜図2Cは、ディスク100の上面から見たとき、ディスク100の磁石101と移送ユニット110の磁石111との位置間の差を説明するための概念図で、図2Aは、磁石101と磁石111との位置間に差が存在しない場合を示し、図2B及び図2Cは、磁石101と磁石111との間に整列差が存在する場合を示している。
【0027】
図3は、本発明の一実施例に係るディスク駆動装置300の機能ブロック図である。図3を参照すれば、ディスク駆動装置300は、回転モータ301、回転軸302、ターンテーブル303、磁石304が装着された移送ユニット305、移送モータ306、イメージ獲得部307及び制御部308を含む。
【0028】
ディスク310には、分析又はテスト結果物(以下、分析結果物と略する。)312が装着される。磁石311は永久磁石である。分析結果物312は、反応紙又は分析サイトである。分析結果物312は、ディスク310の分析又はテスト結果を表す。ディスク310は、非光学バイオディスク又は光学バイオディスクである。ディスク310は、ディスク310に注入されたサンプルの分析又はテストを行う。
【0029】
ディスク310が、回転軸302に装着されたターンテーブル303に載置されれば、制御部308は、回転モータ301を制御し、ディスク310が分析又はテストを行うようにディスク310を回転させる。回転モータ302はスピンドルモータである。
【0030】
ディスク310による分析又はテストが行われた後、制御部308は、ディスク310の回転が停止するように回転モータ301を制御する。このとき、制御部308は、分析又はテストが行われた後、ディスク310に装着された分析結果物312のイメージを獲得するために、ディスク310の位置を固定する。ディスク310の位置を固定するために、制御部308は、移送モータ306を制御し、移送ユニット305の磁石304の位置とディスク310の磁石311の位置とが互いに一致するように移送ユニット305を移動させる。
【0031】
移送モータ306は、ディスク310の半径方向に沿って移動するように移送ユニット305を制御する。移送ユニット305は、スライダ又はスレッドである。移送ユニット305は、バイオ光ピックアップモジュールを含むので、バイオ光ピックアップユニットである。磁石304は、磁石304と向かい合う磁石311と異なる極性を有し、磁石311との磁力によって、ディスク310に装着された分析結果物312がイメージ獲得部307によって認識される位置に配置される。磁石304は永久磁石である。
【0032】
制御部308は、移送ユニット305を駆動するように移送モータ306を制御する。移送モータ306は、スライダモータ又はスレッドモータである。
【0033】
イメージ獲得部307は、イメージセンサ、カメラユニット又はカメラモジュールを含み、ディスク310の分析結果物312のイメージを獲得する。したがって、イメージ獲得部307は、移送ユニット305に装着されるが、その代わりに、移送ユニット305と独立的な位置に固定されることもある。イメージ獲得部307がディスク310の分析結果物312のイメージを獲得するように、ディスク駆動装置300は、LED(Light Emitting Diode)などの素子を用いた照明ユニット(図示せず)を含むことができる。照明ユニットは、イメージ獲得部307に隣接して配置される。例えば、LEDがイメージ獲得部307に隣接して配置されたり、照明ユニットがディスク310の上部と向き合うディスク駆動装置300のケース面に配置される。
【0034】
イメージ獲得部307がイメージセンサを含むとき、イメージ獲得部307は、ピクセル単位で光量をセンシングするラインイメージセンサである。
【0035】
ディスク310の位置を固定した後、イメージ獲得部307が分析結果物312のイメージを獲得する前に、制御部308は、磁石304、311の位置間の放射状整列差を最小化するように移送モータ306を制御することができる。
【0036】
すなわち、前記差を最小化するために、制御部308は、移送ユニット305をディスク310の外周から内周方向に少なくとも1回移動させるように前記移送モータ306を制御することができる。また、制御部308は、移送ユニット305をディスク310の外周から内周方向に1回移動させた後、前記移送ユニット305をディスク310の内周から外周方向に少なくとも1回さらに移動させるように移送モータ306を制御することができる。また、制御部308は、移送ユニット305をディスク310の内周から外周方向に1回移動させた後、ディスク310の外周から内周方向に1回さらに移動させるように移送モータ306を制御することができる。
【0037】
また、制御部308は、移送ユニット305のディスク310の外周から内周方向への移動と、ディスク310の内周から外周方向への移動とを複数回行うように前記移送モータ306を制御することができる。
【0038】
上述したように、ディスクの分析又はテスト結果物を獲得するとき、ディスクの磁石と移送ユニットの磁石との位置間の差が最小化され、獲得されたイメージの傾き偏差が最小化される。したがって、イメージ分析結果のための高い信頼性を有するディスク駆動装置が提供される。
【0039】
図4A及び図4Bは、移送ユニット305の移動方向とディスク310の移動方向との間の関係を説明するための図である。図4Aは、移送ユニット305がディスク310の外周から内周方向に移動するとき、ディスク310の磁石311が移送ユニット305の磁石304の磁力によって影響を受け、ディスク310が反時計方向に回転する場合を示している。また、図4Bは、移送ユニット305がディスク310の内周から外周方向に移動するとき、磁石311が磁石304の磁力によって影響を受け、ディスク310が時計方向に回転する場合を示している。制御部308は、このような移送ユニット305の移動方向及びディスク310の回転方向に基づいて磁石311、304の位置間の差を最小化するように移送モータ306を制御する。このとき、制御部308は、ディスク310の磁石311が移送ユニット305の磁石304の磁力によって影響を受け、ディスク310を回転させる速度で移送ユニット305を移動させるように移送モータ306を制御する。
【0040】
磁石311、304の位置間の差を最小化した後、制御部308は、イメージ獲得部307を制御し、ディスク310の分析結果物312のイメージを獲得する。獲得されたイメージは、図3のディスク駆動装置300に連結された出力ユニット(図示せず)を通して出力される。出力ユニットは、獲得されたイメージを伝送又は表示し、インターネットインターフェースユニット、コンピュータシステム又はディスプレイユニットである。ディスク310の分析結果は、出力ユニット(図示せず)を通して出力されるイメージに基づいて決定される。
【0041】
上述したように、ディスク310の分析結果物312のイメージを獲得するとき、磁石311、304の位置間の差を最小化することによって、分析結果物312のイメージの傾き偏差が最小化される。したがって、イメージ分析結果に対する高い信頼性を有するディスク駆動装置300が提供される。
【0042】
図5は、本発明の一実施例に係るディスクのイメージ獲得方法を示すフローチャートである。前記ディスクのイメージは、ディスクの分析又はテスト結果イメージであって、ディスクに装着された分析又はテスト結果物に基づいて獲得される。以下、図3及び図5を参照して前記方法を説明する。
【0043】
図5を参照すれば、動作501で、ディスク310によるサンプルに対する分析又はテストが完了したかどうかが決定される。前記サンプルは、ディスク310に注入されたサンプルである。ディスク310による分析又はテストが完了した場合、制御部308は、動作502で、第1の磁石及び第2の磁石を用いてディスク310の位置を固定する。ここで、第1の磁石はディスク310の磁石311で、第2の磁石は移送ユニット305の磁石304である。ディスク310の位置は、ディスク310に装着された分析結果物312をイメージ獲得部307が認識できる位置である。
【0044】
次に、動作503で、制御部308は、磁石311、304の位置間の差を最小化する。前記差を最小化するために、制御部308は、移送ユニット305をディスク310の外周から内周方向に少なくとも1回移動させるように移送モータ306を制御することができる。また、制御部308は、移送ユニット305をディスク310の外周から内周方向に1回移動させた後、ディスク310の内周から外周方向に少なくとも1回移動させるように移送モータ306を制御することができる。また、制御部308は、移送ユニット305のディスク310の外周から内周方向への移動と、ディスク310の内周から外周方向への移動とを複数回行うように移送モータ306を制御することができる。このとき、制御部308は、磁石311が磁石304の磁力によって影響を受け、図4A及び図4Bに示すように、ディスク310を回転させる速度で移送ユニット305を移動させるように移送モータ306を制御する。
【0045】
磁石311と磁石304との位置間の差を最小化した後、動作504で、制御部308は、イメージ獲得部307を制御し、ディスク310の分析結果物312のイメージを獲得する。分析結果物312のイメージは、ディスク310に注入された前記サンプルに対する分析結果である。
【0046】
本発明に係るディスクイメージ獲得方法において、動作502〜504は、前記サンプルに対する分析又はテストが完了したディスク310に対するユーザのイメージ獲得要求によって行われる。
【0047】
本発明は、方法、装置及びシステムなどとして実行される。本発明がソフトウェアで実行されるとき、本発明の構成要素は、必要な動作を実行するコードセグメントである。プログラム又はコードセグメントは、プロセッサ可読媒体に格納される。プロセッサ可読媒体は、データを格納又は伝送できるいずれかの媒体である。プロセッサ可読媒体の例としては、電子回路、半導体メモリ素子、ROM、フラッシュメモリ、EROM(Erasable ROM)、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、ハードディスク、光繊維、無線周波数(RF)網などがある。
【0048】
以上、いくつかの実施例が図面を参照して説明されたが、これは、本発明の属する技術分野で熟練した者であれば、本発明の思想及び概念から逸脱しない範囲で変更可能であることを理解できるので、本発明の範囲は、特許請求の範囲及びそれと等価な範囲内で定義される。
【符号の説明】
【0049】
301 回転モータ
305 移送ユニット
306 移送モータ
308 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクのテスト結果物のためのイメージを獲得する方法において、
前記ディスクに装着された第1の磁石と移送ユニットに装着された第2の磁石との間の整列をもたらす磁力を用いて前記ディスクの位置を固定し、
前記第1の磁石と前記第2の磁石との間の整列差を減少させ、
前記ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得することを含むディスクイメージ獲得方法。
【請求項2】
前記差を最小化するとき、前記各位置間の差は、前記移送ユニットを前記ディスクの外周から内周方向に少なくとも1回移動させることによって最小化されることを特徴とする、請求項1に記載のディスクイメージ獲得方法。
【請求項3】
前記差を最小化するのは、前記移送ユニットを前記ディスクの内周から外周方向に少なくとも1回さらに移動させることを含むことを特徴とする、請求項2に記載のディスクイメージ獲得方法。
【請求項4】
前記差を最小化するとき、前記各位置間の差は、前記移送ユニットの前記ディスクの外周から内周方向への移動と、前記ディスクの内周から外周方向への移動とを複数回行うことによって最小化されることを特徴とする、請求項1に記載のディスクイメージ獲得方法。
【請求項5】
前記移送ユニットの移動速度は、前記第1の磁石が前記第2の磁石の磁力によって影響を受け、前記ディスクが回転する速度であることを特徴とする、請求項2に記載のディスクイメージ獲得方法。
【請求項6】
前記差は、放射状整列差を含み、前記放射状整列差は最小化されることを特徴とする、請求項1に記載のディスクイメージ獲得方法。
【請求項7】
第1の磁石を有するディスクが載置されたターンテーブルと、
ターンテーブルを回転させる回転モータと、
第2の磁石を有する移送ユニットと、
前記移送ユニットを移送する移送モータと、
前記ディスクの分析又はテスト結果物のイメージを獲得するイメージ獲得部と、
前記ディスクによるサンプルに対する分析又はテストが行われた後、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間の磁力を用いて前記ディスクの位置を固定するとき、前記第1の磁石と第2の磁石との位置間の差を減少させるために前記移送モータを制御する制御部と、を含み、前記サンプルは、前記ディスクに注入されたサンプルであることを特徴とするディスク駆動装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記移送ユニットを前記ディスクの外周から内周方向に少なくとも1回移動させるように前記移送モータを制御することによって前記差を最小化することを特徴とする、請求項7に記載のディスク駆動装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記移送ユニットを前記ディスクの内周から外周方向に少なくとも1回さらに移動させるように前記移送モータを制御することによって前記差を最小化することを特徴とする、請求項8に記載のディスク駆動装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記移送ユニットの前記ディスクの外周から内周方向への移動と、前記ディスクの内周から外周方向への移動とを複数回行うことによって前記差を最小化するように前記移送モータを制御することを特徴とする、請求項7に記載のディスク駆動装置。
【請求項11】
前記制御部は、前記第1の磁石が前記第2の磁石の磁力によって影響を受け、前記ディスクを回転させる速度で前記移送ユニットが移動するように前記移送モータを制御することを特徴とする、請求項8に記載のディスク駆動装置。
【請求項12】
ディスク上の第2の磁石の位置を第1の磁石の位置と一致させるバイオディスクに対する方向に前記第1磁石を移動させ、前記ディスクを整列し、
前記ディスク上のテスト結果のイメージをキャプチャすることを特徴とするディスクイメージ獲得方法。
【請求項13】
前記方向は半径方向で、前記整列は放射状整列であることを特徴とする、請求項12に記載のディスクイメージ獲得方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−243488(P2010−243488A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−75447(P2010−75447)
【出願日】平成22年3月29日(2010.3.29)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do 442−742(KR)
【Fターム(参考)】