説明

ディスククランプ機構及びディスク駆動装置

【課題】部品点数を増やさずクランプ盤の振動を確実に防止できるディスククランプ機構の提供。
【解決手段】ターンテーブル42と協同してディスクDを回転自在に挟持するクランプ盤51と、クランプ盤51を回転自在に支持する揺動可能なクランプベース52と、クランプベース52の揺動によりクランプ盤51がディスクDから離間されたときクランプベース52から張り出しているクランプ盤51の第1周縁部E1と接触して該クランプ盤51の第1周縁部E1にターンテーブル側への押圧力Fとクランプベース側への押圧力Fとを与える第1支持手段と、を有する。クランプベース52には、前記第1支持手段によりクランプ盤51の第1周縁部E1が押圧されたとき該クランプ盤51における第1周縁部E1とは反対側の第2周縁部E2を固定支持する第2支持手段が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスクに所望の楽曲情報などを記録したり、その記録情報を再生したりするのに用いられるディスク駆動装置に係わり、特にディスクをクランプするための機構と同機構を備えたディスク駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、CDプレーヤやDVDレコーダといったディスク駆動装置は、ディスクを支持して回転させるターンテーブル、ディスクの盤面に沿ってその半径方向に移動する光ピックアップ、並びにターンテーブル上のディスクがターンテーブルに同調して回転するよう該ディスクをクランプするディスククランプ機構などを具備して構成される。
【0003】
このうち、ディスククランプ機構は、筐体内に揺動可能にして設けられるクランプベースと、このクランプベースで回転自在に支持されるクランプ盤とを有してなるものが一般的である。そして、その種のディスククランプ機構では、クランプベースの揺動によりターンテーブルに対するクランプ盤の開閉動作が行われ、クランプ盤がターンテーブルに接近する閉じ方向に移動されたとき該クランプ盤とターンテーブルとによりディスクがその中心部を回転自在に挟持されるようになっている。
【0004】
しかし、クランプ盤はその軸線方向と径方向とに遊びをもって支持されるため、これがディスクから離間された状態では、当該クランプ盤が外部振動を受けてがたつき、大きな騒音を発するという問題があった。
【0005】
そこで、クランプ盤(クランパ)の上方にバネを設け、クランプ盤がターンテーブルから離間されたとき、上記バネによりクランプ盤がその端部を上方から押圧されて弾性保持されるようにした構造が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0006】
又、クランプ盤(押圧部材)を磁性体から成る支持部材により回転自在に支持すると共に、クランプ盤にマグネットを内蔵して、クランプ盤がターンテーブルから離間された状態(非クランプ状態)において該クランプ盤が支持部材に吸着するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2)。
【0007】
更に、プラスチックマグネットから成るクランプ盤(クランパプレート)を揺動自在なクランプベース(クランパアーム)で支持した構成のクランプ機構にして、クランプ盤をターンテーブルから離間させたときにクランプ盤がそれ自体の磁力によりシャーシに吸着するようにしたものが知られる(例えば、特許文献3)。
【0008】
【特許文献1】特開平10−92099号公報(段落0022、図1〜図3)
【0009】
【特許文献2】特開昭60−214455号公報(第6頁右上欄〜左下欄、第3図)
【特許文献3】特開平10−283740号公報(請求の範囲、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、特許文献1では、クランプ盤の振動を防止するための専用のバネを必要とするので部品点数が増えてコスト高になる上、当該バネを組み付ける工数が増すため生産性が悪化し、しかもバネの変形量を考慮してシャーシ上に空隙を確保しなければならないので装置の薄型化に悪影響を及ぼし、更にはバネの共振による二次被害の心配もある。
【0011】
又、特許文献2でも、支持部材の振動によるクランプ盤と筐体(ハウジング)との直接的な衝突を避けるべくクランプ盤の上面に緩衝部材が設けられることから部品点数、組立工数が増し、これに加えて支持部材に作用するクランプ盤の磁力の影響で該クランプ盤の回転性能が損なわれるという問題もある。
【0012】
一方、特許文献3では、クランプ盤の一端周縁部のみがシャーシに対して吸着することから、車載式などの振動系内で使用されるディスク駆動装置の場合、クランプ盤がシャーシに対する吸着部分を支点に振動して騒音を発すという欠点がある。
【0013】
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は部品点数を増やさずクランプ盤の振動を確実に防止できるようにすることにある。又、ディスク駆動装置においては騒音の発生を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は上記目的を達成するため、
筐体1内で回転駆動されるターンテーブル42と協同してディスクDを回転自在に挟持するクランプ盤51と、
ターンテーブル42に対向する位置でクランプ盤51を回転自在に支持し、前記ターンテーブル42に対して離接するように揺動可能なクランプベース52と、
クランプベース52の揺動によりクランプ盤51がディスクDから離間されたときにクランプベース52から張り出しているクランプ盤51の第1周縁部E1と接触して該クランプ盤51の第1周縁部E1にターンテーブル側への押圧力Fとクランプベース側への押圧力Fとを与える第1支持手段と、を有すると共に、
クランプベース52には、前記第1支持手段によりクランプ盤51の第1周縁部E1が押圧されたとき該クランプ盤51における第1周縁部E1とは反対側の第2周縁部E2を固定支持する第2支持手段が設けられることを特徴とする。
【0015】
特に、第1支持手段は、クランプ盤51の第1周縁部E1にターンテーブル42側への押圧力Fとクランプベース側への押圧力Fとを与える斜面部21cを筐体1に形成するか、又は斜面部21cを形成した部材21を筐体1に固設して成ることを特徴とする。
【0016】
又、本発明は、上記のように構成されるディスククランプ機構を備えたディスク駆動装置を提供するものである。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、クランプ盤がターンテーブルから離間されたときに、その相対する周縁部が第1支持手段と第2支持手段とにより支持されて拘束されるようにしていることから、クランプ盤の振動を確実に防止してこれによる騒音の発生を無くすことができる。
【0018】
又、第1支持手段や第2支持手段は、バネやマグネットを用いず既設の部品に形成することができるので、部品点数を増やさずにクランプ盤の振動防止を達成可能となる。
【0019】
特に、第1支持手段として、斜面部を筐体に形成する場合には筐体の成形と同時に係る斜面部を容易に形成することができ、その斜面部を筐体とは別の部品に形成する場合でも該部品に既設部品を利用してこれに斜面部を容易に形成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、図面に基づき本発明を詳しく説明する。図1は本発明に係るディスククランプ機構を備えたディスク駆動装置の内部構造を示す側面概略図、図2は同ディスク駆動装置の内部構造を示す平面概略図である。
【0021】
図1において、1は装置の外装を成す筐体であり、この筐体1は金属板をプレス加工して成るベースシャーシ11と、その上部を覆う天板12とにより構成され、当該筐体1の前面にはディスクDを出し入れするための開口部13が形成される。
【0022】
2は筐体1の開口部13側に設けられるディスク搬送機構であり、このディスク搬送機構2は、天板12の内側面に固設される樹脂製のディスク摺接板21、該ディスク摺接板21の両側(図1の手前側と奥側)に形成されるブラケット21aにて上下方向に揺動自在に支持されるフラップ板22、及び該フラップ板22の内側縁に沿って回転自在に設けられる送りローラ23などから構成される。尚、送りローラ23は、ディスクDから離間した状態で待機するが、実際の待機位置は図1の実線で示される位置よりも稍上方とされる。
【0023】
そして、係るディスク搬送機構2によれば、ディスクDの搬送に際して送りローラ23が回転されつつ待機位置から上方に移動(旋回)されてディスク摺接板21との間にディスクDを挟み込み、その状態でディスクDの搬送が行われるようになっている。
【0024】
ここに、ディスク摺接板21には、ディスクDの搬送方向に直交して2つの凸条21bが形成されるが、それら凸条21bはディスクDの周縁にのみ摺接するよう両端から中央に向けて突出量が漸次小さく設定される。又、図2で明らかなように、送りローラ23もその両端から中央に向けて直径が漸次小さくなる形態であり、これにより凸条21bおよび送りローラ23がディスクDの周縁のみに接触してディスクDの信号記録エリアの摩損を防止できるようになっている。
【0025】
尚、図2において、3はベースシャーシ11の片側内壁面に設けたスライド板、24は送りローラ23を正逆に回転駆動させるためのモータであり、そのモータ24の駆動力が図示せぬ伝動機構を介してスライド板3にも伝達され、これによりスライド板3が送りローラ23によるディスクの搬送方向と同方向に移動する構成とされている。
【0026】
一方、図1において、4はトラメカと俗称されるドライブユニットで、これは座板41にターンテーブル42や図示せぬ光ピックアップなどを一体に組み付けて構成される。ターンテーブル42は、ディスクDを支持して回転させる円形の回転部材であり、これは座板41に固定されるスピンドルモータ43のロータ軸に直結されて回転駆動されるようになっている。又、図示せぬ光ピックアップは、ターンテーブル42により支持されたディスクの半径方向に移動しながらディスクの記録情報を読み出したり、情報の書き込みを行ったりするための電子部品ユニットで、これはディスクの盤面に照射すべき光を発生するレーザダイオードなどの発光素子や、ディスクからの反射光を受け取る受光素子などを具備して構成される。
【0027】
尚、ドライブユニット4を構成する座板41は、図示せぬ防振ダンパを介してベースシャーシ11に支持されており、これによりディスク駆動時における再生音の音飛びなどが防止されるようになっている。
【0028】
又、図1および図2において、51はターンテーブル42と協同してディスクを回転自在に挟持するクランプ盤、52はターンテーブル42に対向する位置でクランプ盤51を回転自在に支持するクランプベースであり、それらは本発明に係るディスククランプ機構5を構成する。
【0029】
図2のように、クランプ盤51は、ディスクの中心部に圧着される大径部51aとそれより小さな小径部51bとを合成樹脂にて一体成形した2段構造の円形部材で、その大径部51aと小径部51bとの間がクランプベース52の部位に嵌め込まれて軸線方向と径方向とに遊び有した状態で支持されている。
【0030】
又、クランプベース52は、金属板をプレス加工して成る板状部材であり、これはドライブユニット4の座板41に片持ち状態に結合され、その結合ピンPを中心として上下方向に揺動可能とされる。
【0031】
特に、クランプベース52は、図1のように座板41との間に掛け渡されるバネ53によってクランプ盤51がターンテーブル42に接近する方向に付勢されている。又、クランプベース52の片側には位置決めピン54が突設されており、その位置決めピン54がバネ53の付勢力により、スライド板3に形成される傾斜状のカム輪郭面3aに押し付けられるようにしてある。
【0032】
しかして、筐体1内にディスクDが搬入される前には、位置決めピン54がカム輪郭面3aの頂部にあってクランプ盤51がターンテーブル42から離間された状態にあり、この状態でディスクDの搬入が開始されると、これに伴ってスライド板3が図1の左方に移動されることにより位置決めピン54がカム輪郭面3aを徐々に滑り落ち、最終的には搬入されたディスクDの中心部がターンテーブル42とクランプ盤51とにより挟持(クランプ)されることとなる。尚、ディスクDのクランプ時には送りローラ23が待機位置に復帰してディスクDから離間する。
【0033】
図3はディスクDがクランプされた状態であり、この状態ではスピンドルモータ43の駆動により、ターンテーブル42、ディスクD、及びクランプ盤51が一体となって回転する。尚、図3において、42aはターンテーブル42に貼着したリング状の摩擦板で、これはディスクDのスリップを防止する役割を担う。
【0034】
一方、ディスクDを筐体1内から搬出する場合は、上記とは逆にスライド板3が図1の右方に移動してそのカム輪郭面3aで位置決めピン54を押し上げることにより、クランプ盤51がバネ53の付勢力に抗してディスクDから離間される一方、送りローラ23が待機位置から上方移動してターンテーブル42上のディスクDを持ち上げ、これをディスク摺接板21との間に挟み込むこととなる。
【0035】
尚、図1のように、ディスク摺接板21には、クランプ盤51がディスクDから離間されたときクランプベース52から張り出すクランプ盤51の周縁部(第1周縁部)を押圧する斜面部21c(クランプ盤51を拘束するための第1支持手段)が形成されるが、これについては後述する。
【0036】
次に、図2、図3から明らかなように、クランプベース52は、位置決めピン54などを設けた主板55と、該主板55に取り付けた薄板状の受け座56から成り、その受け座56がクランプ盤51の支持を担うようになっている。特に、主板55には、クランプ盤51を拘束する第2支持手段として、ディスクのクランプ時におけるクランプ盤51の小径部51bの周縁部(上記第1周縁部とは反対側の第2周縁部)に対向する小片部55aと、その小片部55aの両側に位置する左右一対の鍔部55bとが形成される。
【0037】
図3、図4で明らかなように、小片部55aは主板55の部位を下向きに屈曲したJ字形で、一対の鍔部55bには小片部55a寄りの端縁を上方に塑性変形せしめてその底面側に一段高い底上げ部55cが形成されている。そして、クランプ盤51がディスクDから離間されたとき、その小径部51bの周縁部(第2周縁部)が小片部55aに乗り上げ、且つその両側が鍔部55bの領域に属する底上げ部55cに密着(図5参照)して固定支持されるようになっている。
【0038】
又、図6から明らかなように、受け座56には切欠孔56aが形成され、その切欠孔56aにクランプ盤51の扁平胴板51c(大径部51aと小径部5bとの連結部分)が遊嵌されている。尚、図6(b)から明らかなように、受け座56にはこれを幅方向に折り曲げることによる段差部56bが形成され、その段差部56bを跨いで切欠孔56aが形成されていることにより、段差部56bの位置でクランプ盤51のくびれ部分(扁平胴板51c)を切欠孔56aに導入できるようになっており、しかも切欠孔56aの両側に形成される板バネ部56cにより切欠孔56aからのクランプ盤51の離脱が防止されるようになっている。
【0039】
ここで、ディスククランプ機構5の作用を説明する。図7はクランプ盤51がディスクから離間するときの動作を上から順に示した説明図で、図8には図7における要部を拡大して示す。
【0040】
これらの図で明らかなように、クランプ盤51が図示せぬディスクから離間すべく天板12側に上昇移動すると、先ずクランプベース52から張り出しているクランプ盤51の第1周縁部E1がディスク摺接板21に形成した斜面部21cに接触する。尚、斜面部21cはディスク摺接板21の突端21d(図2参照)の部分に形成される。
【0041】
特に、斜面部21cはクランプ盤51側に向けられた傾斜面であるから、これにクランプ盤51の第1周縁部E1が接触すると、斜面部21cから第1周縁部E1に対し、斜面部21cに直角な方向の力Fの分力として、ターンテーブル側への押圧力Fと、クランプベース52側への押圧力Fが作用する。しかして、クランプ盤51は、斜面部21cにより第1周縁部E1側が押し下げられつつクランプベース52側に移動され、第1周縁部E1が斜面部21cによる押圧力F,Fを受けた状態のまま、該第1周縁部E1とは反対側の第2周縁部E2が小片部55aと鍔部55bとの間に挟まって固定支持される。即ち、クランプ盤51は軸線方向と径方向との両方向において確実に固定支持される。
【0042】
このため、クランプ盤51は、第1支持手段としての斜面部21cと、第2支持手段としての小片部55aおよび鍔部55bとにより完全に拘束され、外部振動が伝播してもがたつかず、その結果として騒音の発生が防止される。
【0043】
以上、本発明について説明したが、斜面部21cはディスク摺接板21に限らず、筐体1を構成する天板12に形成してもよい。尚、ディスク摺接板21は天板12に固定される部品であって天板12の一部と見なすこともできるので、ディスク摺接板21に斜面部21cを形成した場合でも当該斜面部21cは筐体1に形成したものと言える。
【0044】
又、斜面部21cはそれ自体の表面が全くの平面とされることに限らず、曲面とされていてもよい。特に、斜面部21cはその形成部分がディスク摺接板21の突端21d(図2参照)のように直線状であっても、あるいはクランプ盤51の周縁に沿う円弧状であってもよい。
【0045】
一方、第2支持手段は、小片部55aと鍔部55bで構成されることが望ましいが、図8(D)のようにクランプ盤51が拘束された状態において、小片部55aの下端がクランプ盤51の大径部51aの上面に接触するなどして第2周縁部E2側の上昇移動が抑制されるため、鍔部55bを省略することもできる。但し、第2支持手段を小片部55aのみとする場合でも、これをクランプベース52に形成するのでなく、これに類する小部品をクランプベース52に固着するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明に係るクランプ機構を備えたディスク駆動装置の内部構造を示す側面図
【図2】同装置の内部構造を示す平面概略図
【図3】ディスクのクランプされた状態を示す説明図
【図4】クランプベースの部分拡大断面図
【図5】クランプベースの部分拡大平面図
【図6】クランプ盤の支持形態を示す説明図
【図7】クランプ盤が拘束される状態を示す説明図
【図8】図7の部分拡大図
【符号の説明】
【0047】
1 筐体
11 ベースシャーシ
12 天板
2 ディスク搬送機構
21 ディスク摺接板
21c 斜面部(第1支持手段)
4 ドライブユニット
42 ターンテーブル
5 ディスククランプ機構
51 クランプ盤
E1 クランプ盤の第1周縁部
E2 クランプ盤の第2周縁部
52 クランプベース
55 主板
55a 小片部(第2支持手段)
55b 鍔部(第2支持手段)
56 受け座

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体内で回転駆動されるターンテーブルと協同してディスクを回転自在に挟持するクランプ盤と、
前記ターンテーブルに対向する位置で前記クランプ盤を回転自在に支持し、前記ターンテーブルに対して離接するように揺動可能なクランプベースと、
前記クランプベースの揺動により前記クランプ盤がディスクから離間されたときにクランプベースから張り出しているクランプ盤の第1周縁部と接触して該クランプ盤の第1周縁部にターンテーブル側への押圧力とクランプベース側への押圧力とを与える第1支持手段と、を有すると共に、
前記クランプベースには、前記第1支持手段によりクランプ盤の第1周縁部が押圧されたとき該クランプ盤における前記第1周縁部とは反対側の第2周縁部を固定支持する第2支持手段が設けられることを特徴とするディスククランプ機構。
【請求項2】
第1支持手段は、クランプ盤の第1周縁部にターンテーブル側への押圧力とクランプベース側への押圧力とを与える斜面部を筐体に形成するか、又は前記斜面部を形成した部材を前記筐体に固設して成ることを特徴とする請求項1記載のディスククランプ機構。
【請求項3】
請求項1、又は2記載のディスククランプ機構を備えることを特徴とするディスク駆動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−52788(P2008−52788A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−226287(P2006−226287)
【出願日】平成18年8月23日(2006.8.23)
【出願人】(000004329)日本ビクター株式会社 (3,896)
【Fターム(参考)】