説明

ディスク装置

【課題】回転中にディスクが破損した場合であっても、破損したディスクの破片がディスクの挿入口からディスク装置の外部に飛散することのないスロットイン方式のディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスク20の挿入口を開閉するように設けられたドア11と、ドア11を開閉するドア開閉部と、を備えたスロットイン方式のディスク装置1であって、ディスク20の収容動作時及び排出動作時にはドア11は開いており、ディスク20の回転時にはドア11は閉じている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスク装置に関し、特にスロットイン方式のディスク装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スロットイン方式のディスク装置では、ディスク装置にディスクが収容されている状態において他のディスクの挿入を防止するため、ディスクが収容されている場合には、ディスクの挿入口の一部にストッパを突出させる技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、スロットイン方式のディスク装置において、防塵のために、ディスクが収容されていない場合には、ディスクの挿入口を閉じるドアを設けたディスク装置も開発されている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2003−168254号公報(第1頁、第1図等)
【特許文献2】特開平11−162066号公報(第1頁、第1図等)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ディスク装置において、データの読み出しや書き込みを高速に行うことが要求されてきており、それに伴って、ディスクの回転速度が高速化してきている。そのようなディスクの高速回転時には、ディスク装置内部において、ディスクが割れることもある。スロットイン方式のディスク装置において、高速回転時のディスクの破損が発生した場合には、遠心力によってディスクの挿入口から破損したディスクの破片が飛散することになり、危険であるという問題がある。特に、ディスクの低価格化に伴って粗悪なディスクが流通するようになってきており、そのようなディスクは高速回転時に破損する可能性が高いという問題もある。
【0005】
上記特許文献1では、ディスクが収容されている状態において、ディスクの挿入口の一部にストッパが突出する構成が開示されているが、ディスクの挿入口の一部に突出したストッパによっては、破損したディスクの破片の飛散を防止することはできない。
【0006】
また、上記特許文献2では、防塵のためにディスクの挿入口にドアが設けられているが、ディスクの収容時にはそのドアが開いている構成となっており、回転中に破損したディスクの破片の飛散を防止することはできない。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、スロットイン方式のディスク装置において、回転中にディスクが破損した場合であっても、破損したディスクの破片がディスクの挿入口から飛散することのないディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明によるディスク装置は、ディスクをスロットイン方式により収容するディスク装置であって、前記ディスクの挿入口を開閉するように設けられたドアと、前記ドアを開閉するドア開閉部と、を備え、前記ディスクの収容動作時及び排出動作時には前記ドアは開いており、前記ディスクの回転時には前記ドアは閉じているものである。
【0009】
このような構成により、スロットイン方式のディスク装置において、回転中にディスクが破損した場合であっても、破損したディスクの破片がディスクの挿入口から飛散する事態を回避することができる。その結果、ディスクの破片によって、ユーザが怪我をする事態を防止できる。
【0010】
また、本発明によるディスク装置では、前記ドアが、前記挿入口の内側に設けられていてもよい。
このような構成により、ディスクの挿入口の外側に、その挿入口を開閉するドアを設けなくてよいため、挿入口の外側をすっきりとさせることができ、ホコリやごみなどが溜まりにくいようにすることができる。その結果、ディスク装置の内部に、ディスクの収容とともにホコリ等が引き込まれる事態を防止できうる。
【0011】
また、本発明によるディスク装置では、前記ディスクが収容されていない場合に、前記ドアは開いていてもよい。
このような構成により、例えば、ディスクが収容された状態においてドアが閉じる構成となっている場合には、ディスクが収容されていないことを、ドアが開いていることによって確認することができ、ディスクが収容されているかどうかを、容易に知ることができる。
【0012】
また、本発明によるディスク装置では、前記ディスクが収容されていない場合に、前記ドアは閉じていてもよい。
このような構成により、ディスクが収容されていない状態において、ホコリ等がディスク装置の内部に入ることを防止することができる。
【0013】
また、本発明によるディスク装置では、前記ドアが、当該ドアが閉じられた状態において、前記挿入口を遮断してもよい。
このような構成により、ドアが閉じられた状態において、破損したディスクがディスク装置の内部から、挿入口を介してディスク装置の外部に飛散することを防止できる。
【0014】
また、本発明によるディスク装置では、前記ドアが、前記板状部材と、一端に前記板状部材が設けられ、回動可能に軸支されている回動部と、前記回動部の前記板状部材と対向する一端に設けられた、前記ディスクの収容動作時及び排出動作時に前記ディスクを移送可能に支持するローラと、を備え、前記ドア開閉部が、前記回動部を回動することにより前記ドアを開閉し、前記ドアが開いている場合には、前記ローラが前記ディスクを支持可能な状態となり、前記ドアが閉じている場合には、前記ローラが前記ディスクを支持していなくてもよい。
【0015】
このような構成により、少ない構成部品によってディスク装置を構成することができる。その結果、ディスク装置のコストを低減させることができ、ディスク装置を作成する作業性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によるディスク装置によれば、回転中にディスクが破損したとしても、破損したディスクの断片のディスクの挿入口からの飛散を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1によるディスク装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、ディスクを収容していない状態におけるディスク装置の概略縦断面図である。図2は、ディスクの収容動作中におけるディスク装置のディスクの挿入口付近の概略縦断面図である。図3は、ディスクを収容した状態におけるディスク装置の概略縦断面図である。図4は、ディスクを収容していない状態におけるディスク装置の概略横断面図である。図1では、収容動作時のディスクの位置を破線で示しており、図4では、収容されたディスクの位置を破線で示している。
【0018】
本実施の形態によるディスク装置1は、ディスク装置1の前面板4に設けられたディスク20の挿入口5から挿入されたディスク20をスロットイン方式により収容する。すなわち、挿入口5からディスク20のみが挿入、あるいは排出される。このディスク20は、一般にCD−ROMや、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAMなどの光ディスクであるが、ディスク状のデータ記録媒体であれば、その種類を問わない。また、ディスク装置1は、ディスク20からデータを読み出すものであってもよく、ディスク20にデータを記録するものであってもよく、その両者を行うものであってもよい。
【0019】
ディスク装置1は、ディスクの挿入口5を開閉するように設けられたドア11を備える。ドア11は、挿入口5の内側に設けられており、ドア11が閉じた状態において挿入口5を遮断する略矩形の板状部材12と、回転軸14によってディスク装置1の筐体に対して回動可能に軸支されている回動部13と、ディスクの収容動作時及び排出動作時に、ディスクを移送可能に支持するローラ15とを有する。板状部材12は、回動部13の一端に設けられ、ローラ15は、回動部13の他端(すなわち、板状部材12と対向する一端)に設けられており、例えば、ゴムや弾性樹脂等の材料で形成される。
【0020】
ディスク20の収容動作時及び排出動作時(すなわち、ディスク20のローディング時及びイジェクト時)には、ドア11は開いており、ディスク装置1にディスク20が収容された状態では、ドア11は閉じている。また、ディスク20が収容されていない場合には、ドア11は開いている。したがって、ディスク装置1を操作するユーザは、ドア11が開いているかどうかを確認することにより、ディスク20がディスク装置1に収容された状態であるかどうかを容易に知ることができる。ドア11は、ドア開閉部によって開閉される。このドア開閉部によるドア11の開閉動作の詳細については、後述する。
【0021】
ドア11のローラ15は、ドア11が開いた状態において、スプリング等の弾性部材によって、上面板3の下方に設けられたディスクガイド16に向かって付勢されており、ディスク20を支持可能な状態となっている。ディスク20の収容動作時には、図2で示されるように、ディスク20は、ローラ15とディスクガイド下面17とによって挟まれるようにして支持され、ディスク装置1の内部に移動されていく。このディスク20の移動は、ローラ15が図示しない回転手段によって回転させられることによって行われる。
【0022】
ディスク20がディスク装置1内に収容されると、後述するドア開閉部によって、板状部材12が底面板2から離れる方向にドア11が回動され、ドア11が閉じられる。ドア11が閉じられると、ローラ15は、図3で示されるようにディスク20を支持しないようになる。また、ドア11が閉じられると、挿入口5は、板状部材12によって遮断される。ここで、挿入口5が遮断されるとは、挿入口5の全体がふさがれていることである。すなわち、挿入口5が遮断された状態において、ディスク装置1の内部から外部に対する、破損したディスク20の断片の挿入口5を介した飛散を防止できる。なお、ディスク20がディスク装置1の内部に収容されると、図示しないクランパ等の機構が作動することによって、ディスク20は、ターンテーブル19上に圧接される。この後、スピンドルモータ18によってディスク20が回転され、図示しない光ピックアップ等のデータの読み出し機構及び/または記録機構によってデータの読み出し及び/または記録が行われる。
【0023】
次に、ドア11が開閉される動作について説明する。図5、図6は、ディスク装置1の側面に設けられたドア11の開閉機構(ドア開閉部)について説明するための説明図である。ディスク20がディスク装置1に収容されると、スピンドルモータ18とは別途設けられたモータ(図示せず)によって、スライドカム21が図5の右方向(ディスク装置1の前面板4に向かう方向)にスライドされる。すると、スライドカム21のミゾ24に係合するローラカム22のピン25がガイドされ、ローラカム22が回転軸27を中心として時計回りに回転される。すると、ドア11に設けられ、ローラカム22の角孔28と係合するピン26がローラカム22の回転に伴って回転軸14を中心に回転される。その結果、図5において、ドア11も、スプリング23による付勢力に抗して回転軸14を中心に反時計回りに回転し、挿入口5が板状部材12によって遮断されることになる(図6)。このように、本実施の形態では、ドア開閉部は、スライドカム21、ローラカム22、スライドカム21をスライドさせる機構(例えば、モータやギヤなど)によって構成される。なお、ディスクの排出時にドア11を開ける動作は、上述したドアを閉じる動作の逆であり、その説明を省略する。
【0024】
図7は、ドアが開いた状態のディスク装置1の正面図であり、図8は、ドアが閉じた状態のディスク装置1の正面図である。図7、図8は、挿入口5を破線で示す以外、前面板4を透視した図である。
【0025】
図7で示すように、ドア11が開いた状態では、挿入口5からディスク20を挿入することができるようになっている。また、図8で示すように、ドアが閉じた状態では、挿入口5が完全に遮断されており、たとえディスク装置1の内部において、ディスク20の高速回転時(例えば、24倍速以上など)にディスク20が破損したとしても、その破損したディスク20の破片が挿入口5を介してディスク装置1の外部に飛散することはない。したがって、破損したディスク20の破片が飛散し、ユーザが怪我をする事態を回避することができる。
【0026】
また、本実施の形態によるディスク装置1では、ドア11をローラ15と一体的に構成したことによって、少ない構成部品によってディスク装置1を構成することができる。その結果、ディスク装置1のコスト(原材料費、製造コスト等)を低減させることができ、ディスク装置1の製造に関する作業性を向上させることができる。
【0027】
なお、本実施の形態では、スライドカム21、ローラカム22などを介してドア11が開閉される場合について説明したが、ドア11の開閉は、例えば、回転軸14を中心にドア11を回転させるモータとギヤによってなされてもよい。その場合には、ドア11を回転させる機構(すなわち、モータとギヤ)がドア開閉部となる。このように、ドア開閉部の構成は、本実施の形態の構成に限定されるものではない。
【0028】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2によるディスク装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態によるディスク装置は、ドアの開閉の機構が実施の形態1と異なっている以外、実施の形態1と同様である。
【0029】
図9は、本実施の形態によるディスク装置のディスクの挿入口付近の概略縦断面図である。本実施の形態によるドア30は、ドア30が閉じた状態において挿入口5を遮断する略矩形の板状部材31と、板状部材31に設けられたラックギヤ32とを備える。ドア30は、図9において上下方向に移動可能に設けられており、モータ35と、モータ35によって回動されるギヤ34と、ギヤ34の回転をラックギヤ32に伝えるギヤ33とを備えるドア開閉部によって開閉される。モータ35が回転することによってドア30が図9における下方に移動することにより、ドア30は開けられる。一方、モータ35が回転することによってドア30が図9における上方に移動することにより、ドア30は閉じられる。
【0030】
本実施の形態においても、ディスクの収容動作時及び排出動作時にはドア30が開いており、ディスクが収容された状態で、ドア30が閉じている点については、実施の形態1と同様である。ディスクの収容動作や排出動作などについては、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
【0031】
このように、実施の形態1とは異なる機構によっても、実施の形態1と同様に、ディスクの回転時にはドア30を閉じることにより、高速回転時においてディスクが破損したとしても、破損したディスクの破片が挿入口5からディスク装置の外部に飛散する事態を回避することができる。
【0032】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3によるディスク装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態によるディスク装置は、ドアの開閉の機構が実施の形態1と異なっている以外、実施の形態1と同様である。
【0033】
図10は、本実施の形態によるディスク装置のディスクの挿入口付近の概略縦断面図である。本実施の形態によるドア40は、ドア40が閉じた状態において挿入口5を遮断する略矩形の板状部材41と、その板状部材41の一端に設けられ、板状部材41を回動可能に支持する回転軸42とを備える。このドア40は、図10の実線で示される位置と、図10の破線で示される位置との間をドア開閉部によって回動させられることによって開閉される。そのドア開閉部は、例えば、モータとギヤなどによって構成されるが、回転軸42を中心としてドア40を回転させることができるものであれば、その構成を問わない。
【0034】
本実施の形態においても、ディスクの収容動作時及び排出動作時にはドア40が開いており、ディスクが収容された状態で、ドア40が閉じている点については、実施の形態1と同様である。ディスクの収容動作や排出動作などについては、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
【0035】
このように、実施の形態1とは異なる機構によっても、実施の形態1と同様に、ディスクの回転時にはドア40を閉じることにより、高速回転時においてディスクが破損したとしても、破損したディスクの破片が挿入口5からディスク装置の外部に飛散する事態を回避することができる。
【0036】
なお、上記各実施の形態において、ディスクがディスク装置に収容されていない場合に、ドアが開いている場合について説明したが、ディスクがディスク装置に収容されていない場合に、ドアは開いていてもよく、閉じていてもよい。
【0037】
また、上記各実施の形態において、ディスクの収容動作が終了した時点でドアが閉じる場合について説明したが、ドアは、ディスクが回転するときに閉じていればよく、ディスクの収容動作が終了した時点では、ドアが開いていてもよい。また、「ディスクが回転するときに閉じている」とは、ディスクが高速回転(ディスクが破損する可能性のある程度の回転数)しているときに閉じていることであり、ディスクが低速回転(ディスクが破損する可能性がない程度の回転数)しているときには閉じていてもよく、開いていてもよい。
【0038】
また、上記各実施の形態において、ドアを構成する板状部材は、略矩形であればよく、厳密な意味での矩形でなくてもよい。例えば、挿入口の形状等に合わせて、矩形の長辺の中央付近の幅が一番広く、長辺の両端に向けて幅が狭くなる形状でもよい。
【0039】
また、上記各実施の形態では、ディスクの回転時に、ドアを構成する板状部材によって挿入口が遮断される場合について説明したが、ディスクの回転時に挿入口を遮断する部材は、板状のものでなくてもよく、例えば、円柱状や立方体状などの形状であってもよく、その形状は問わない。
【0040】
また、上記各実施の形態では、モータ等の動力によってドアが開閉される場合について説明したが、ドアの開閉は、例えば、ユーザが所定のボタンやレバーを操作することによってなされてもよい。そのような場合には、ユーザによって操作されたボタンやレバーの動きを伝達することにより、ドアを開け閉めする機構がドア開閉部となる。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0041】
以上のように、本発明によるディスク装置は、ディスクの回転中にディスクの挿入口を遮断するドアを備えたものであり、スロットイン方式のディスク装置として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施の形態1によるディスク装置の概略縦断面図
【図2】同実施の形態によるディスク装置のディスクの挿入口付近の概略縦断面図
【図3】同実施の形態によるディスク装置の概略縦断面図
【図4】同実施の形態によるディスク装置の概略横断面図
【図5】同実施の形態によるディスク装置の側面に設けられたドアの開閉機構について説明するための説明図
【図6】同実施の形態によるディスク装置の側面に設けられたドアの開閉機構について説明するための説明図
【図7】同実施の形態によるディスク装置の正面図
【図8】同実施の形態によるディスク装置の正面図
【図9】本発明の実施の形態2によるディスク装置のディスクの挿入口付近の概略縦断面図
【図10】本発明の実施の形態3によるディスク装置のディスクの挿入口付近の概略縦断面図
【符号の説明】
【0043】
1 ディスク装置
2 底面版
3 上面板
4 前面板
5 挿入口
11、30、40 ドア
12、31、41 板状部材
13 回動部
14、42 回転軸
15 ローラ
16 ディスクガイド
17 ディスクガイド下面
18 スピンドルモータ
19 ターンテーブル
20 ディスク
21 スライドカム
22 ローラカム
23 スプリング
32 ラックギヤ
33、34 ギヤ
35 モータ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクをスロットイン方式により収容するディスク装置であって、
前記ディスクの挿入口を開閉するように設けられたドアと、
前記ドアを開閉するドア開閉部と、を備え、
前記ディスクの収容動作時及び排出動作時には前記ドアは開いており、
前記ディスクの回転時には前記ドアは閉じている、ディスク装置。
【請求項2】
前記ドアは、前記挿入口の内側に設けられている、請求項1記載のディスク装置。
【請求項3】
前記ディスクが収容されていない場合に、前記ドアは開いている、請求項1または2記載のディスク装置。
【請求項4】
前記ディスクが収容されていない場合に、前記ドアは閉じている、請求項1または2記載のディスク装置。
【請求項5】
前記ドアは、当該ドアが閉じられた状態において、前記挿入口を遮断する、請求項1から4のいずれか記載のディスク装置。
【請求項6】
前記ドアは、略矩形の板状部材を有し、
前記板状部材は、前記ドアが閉じられた状態において、前記挿入口を遮断する、請求項5記載のディスク装置。
【請求項7】
前記ドアは、
前記板状部材と、
一端に前記板状部材が設けられ、回動可能に軸支されている回動部と、
前記回動部の前記板状部材と対向する一端に設けられた、前記ディスクの収容動作時及び排出動作時に前記ディスクを移送可能に支持するローラと、を備え、
前記ドア開閉部は、前記回動部を回動することにより前記ドアを開閉し、
前記ドアが開いている場合には、前記ローラが前記ディスクを支持可能な状態となり、前記ドアが閉じている場合には、前記ローラが前記ディスクを支持していない、請求項6記載のディスク装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−99873(P2006−99873A)
【公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−284963(P2004−284963)
【出願日】平成16年9月29日(2004.9.29)
【出願人】(504365869)アクセルテクノロジー株式会社 (1)
【Fターム(参考)】