ディスク装置
【課題】駆動手段とディスクとの係合を適切に行うことができ、当該係合の解除を容易に行うことができるディスク装置を提供すること。
【解決手段】筐体と、筐体内に収納されたディスクを回転させる駆動手段41、並びに、ディスクに対する情報の読取および記録のうち少なくともいずれかを行う情報読取/記録手段を有する光学装置4とを備えたディスク装置であって、駆動手段41には、ディスクに当接する当接部411が設けられ、筐体内には、駆動手段41をディスクに近接する第1方向およびディスクから離間させる第2方向に移動させて、当接部411をディスクに対して当接および離間させる移動手段56を備え、移動手段56は、当接部411をディスクに係合させる際には、当接部411をディスクに対して略垂直に係合させ、当接部411をディスクから離間させる際には、当接部411をディスクに対して傾斜して離間させる。
【解決手段】筐体と、筐体内に収納されたディスクを回転させる駆動手段41、並びに、ディスクに対する情報の読取および記録のうち少なくともいずれかを行う情報読取/記録手段を有する光学装置4とを備えたディスク装置であって、駆動手段41には、ディスクに当接する当接部411が設けられ、筐体内には、駆動手段41をディスクに近接する第1方向およびディスクから離間させる第2方向に移動させて、当接部411をディスクに対して当接および離間させる移動手段56を備え、移動手段56は、当接部411をディスクに係合させる際には、当接部411をディスクに対して略垂直に係合させ、当接部411をディスクから離間させる際には、当接部411をディスクに対して傾斜して離間させる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクが収納される筐体と、前記筐体内に収納されたディスクを回転させる駆動手段、並びに、回転する前記ディスクに対する情報の読取および記録のうち少なくともいずれかを行う情報読取/記録手段を有する光学装置とを備えたディスク装置であって、
前記駆動手段には、
前記ディスクに当接して、当該ディスクを回転させる当接部が設けられ、
前記筐体内には、
前記駆動手段を前記ディスクに対して近接する第1方向、および、当該ディスクから離間させる第2方向に移動させて、前記当接部を前記ディスクに対して当接および離間させる移動手段を備え、
前記移動手段は、
前記当接部を前記ディスクに係合させる際には、当該当接部を前記ディスクに対して略垂直に係合させ、
前記当接部を前記ディスクから離間させる際には、当該当接部を前記ディスクに対して傾斜して離間させることを特徴とするディスク装置。
【請求項2】
請求項1に記載のディスク装置において、
前記光学装置を支持するホルダを備え、
前記ホルダの両端部には、互いに離間する方向に突出した突起部が設けられ、
前記筐体には、
前記ホルダのスライドを規制し、当該ホルダの前記第1方向および前記第2方向への移動を許容する移動規制部が設けられ、
前記移動手段は、
前記ホルダを挟むように配置され、互いに反対方向にスライド移動する第1カム部材および第2カム部材を備え、
前記第1カム部材には、
前記突起部が挿入され、前記ホルダの前記第1カム部材に近接する側の端部を、前記第1カム部材のスライド方向のうちの一方向である第3方向への前記第1カム部材のスライド移動により前記第1方向に移動させ、前記第3方向とは反対方向である第4方向への前記第1カム部材のスライド移動により前記第2方向に移動させる溝部が形成され、
前記第2カム部材には、
前記突起部が挿入され、前記ホルダの前記第2カム部材に近接する側の端部を、当該第2カム部材の前記第4方向へのスライド移動により、前記ホルダの前記第1カム部材に近接する側の端部と略同時に前記第1方向に移動させる第1溝部と、
前記突起部が挿入され、前記ホルダの前記第2カム部材に近接する側の端部を、当該第2カム部材の前記第3方向へのスライド移動により、前記ホルダの前記第1カム部材に近接する側の端部に対して時間差をもって前記第2方向に移動させる第2溝部とが形成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項3】
請求項2に記載のディスク装置において、
前記動作規制部は、
前記筐体における前記ホルダが載置される面から、前記ホルダを囲むように当該ホルダの外縁に沿って起立する起立部と、
前記起立部に前記第1方向および前記第2方向に沿って形成され、前記突起部が挿通する切欠とから構成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載のディスク装置において、
前記溝部、前記第1溝部および前記第2溝部は、それぞれ磁化曲線様に形成され、
前記溝部および前記第1溝部は、前記第3方向に沿う方向の略中央を中心として略対称に形成され、
前記第1溝部と前記第2溝部とは、互いに重ならないように形成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項5】
請求項2から請求項4のいずれかに記載のディスク装置において、
前記第1カム部材および前記第2カム部材は、それぞれ、前記ホルダに沿って互いに反対方向にスライドすることを特徴とするディスク装置。
【請求項6】
請求項2から請求項5のいずれかに記載のディスク装置において、
前記移動手段は、
前記第1カム部材および前記第2カム部材を連結し、一方のカム部材のスライド方向に対する反対方向に他方のカム部材を移動させるリンクを備えることを特徴とするディスク装置。
【請求項7】
請求項2から請求項6のいずれかに記載のディスク装置において、
前記突起部は、前記ホルダにおける前記第1カム部材に近接する端部側および前記第2カム部材に近接する端部側に、それぞれ複数設けられ、
前記溝部は、前記ホルダにおける前記第1カム部材に近接する側に設けられた前記突起部の数に応じて複数形成され、
前記第1溝部および前記第2溝部は、前記ホルダにおける前記第2カム部材に近接する側に設けられた前記突起部の数に応じて、それぞれ複数形成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれかに記載のディスク装置において、
前記駆動手段の前記ディスクを挟んで反対側には、前記当接部と係合して、当該当接部とともに、前記ディスクを挟持する挟持手段を備えることを特徴とするディスク装置。
【請求項1】
ディスクが収納される筐体と、前記筐体内に収納されたディスクを回転させる駆動手段、並びに、回転する前記ディスクに対する情報の読取および記録のうち少なくともいずれかを行う情報読取/記録手段を有する光学装置とを備えたディスク装置であって、
前記駆動手段には、
前記ディスクに当接して、当該ディスクを回転させる当接部が設けられ、
前記筐体内には、
前記駆動手段を前記ディスクに対して近接する第1方向、および、当該ディスクから離間させる第2方向に移動させて、前記当接部を前記ディスクに対して当接および離間させる移動手段を備え、
前記移動手段は、
前記当接部を前記ディスクに係合させる際には、当該当接部を前記ディスクに対して略垂直に係合させ、
前記当接部を前記ディスクから離間させる際には、当該当接部を前記ディスクに対して傾斜して離間させることを特徴とするディスク装置。
【請求項2】
請求項1に記載のディスク装置において、
前記光学装置を支持するホルダを備え、
前記ホルダの両端部には、互いに離間する方向に突出した突起部が設けられ、
前記筐体には、
前記ホルダのスライドを規制し、当該ホルダの前記第1方向および前記第2方向への移動を許容する移動規制部が設けられ、
前記移動手段は、
前記ホルダを挟むように配置され、互いに反対方向にスライド移動する第1カム部材および第2カム部材を備え、
前記第1カム部材には、
前記突起部が挿入され、前記ホルダの前記第1カム部材に近接する側の端部を、前記第1カム部材のスライド方向のうちの一方向である第3方向への前記第1カム部材のスライド移動により前記第1方向に移動させ、前記第3方向とは反対方向である第4方向への前記第1カム部材のスライド移動により前記第2方向に移動させる溝部が形成され、
前記第2カム部材には、
前記突起部が挿入され、前記ホルダの前記第2カム部材に近接する側の端部を、当該第2カム部材の前記第4方向へのスライド移動により、前記ホルダの前記第1カム部材に近接する側の端部と略同時に前記第1方向に移動させる第1溝部と、
前記突起部が挿入され、前記ホルダの前記第2カム部材に近接する側の端部を、当該第2カム部材の前記第3方向へのスライド移動により、前記ホルダの前記第1カム部材に近接する側の端部に対して時間差をもって前記第2方向に移動させる第2溝部とが形成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項3】
請求項2に記載のディスク装置において、
前記動作規制部は、
前記筐体における前記ホルダが載置される面から、前記ホルダを囲むように当該ホルダの外縁に沿って起立する起立部と、
前記起立部に前記第1方向および前記第2方向に沿って形成され、前記突起部が挿通する切欠とから構成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載のディスク装置において、
前記溝部、前記第1溝部および前記第2溝部は、それぞれ磁化曲線様に形成され、
前記溝部および前記第1溝部は、前記第3方向に沿う方向の略中央を中心として略対称に形成され、
前記第1溝部と前記第2溝部とは、互いに重ならないように形成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項5】
請求項2から請求項4のいずれかに記載のディスク装置において、
前記第1カム部材および前記第2カム部材は、それぞれ、前記ホルダに沿って互いに反対方向にスライドすることを特徴とするディスク装置。
【請求項6】
請求項2から請求項5のいずれかに記載のディスク装置において、
前記移動手段は、
前記第1カム部材および前記第2カム部材を連結し、一方のカム部材のスライド方向に対する反対方向に他方のカム部材を移動させるリンクを備えることを特徴とするディスク装置。
【請求項7】
請求項2から請求項6のいずれかに記載のディスク装置において、
前記突起部は、前記ホルダにおける前記第1カム部材に近接する端部側および前記第2カム部材に近接する端部側に、それぞれ複数設けられ、
前記溝部は、前記ホルダにおける前記第1カム部材に近接する側に設けられた前記突起部の数に応じて複数形成され、
前記第1溝部および前記第2溝部は、前記ホルダにおける前記第2カム部材に近接する側に設けられた前記突起部の数に応じて、それぞれ複数形成されていることを特徴とするディスク装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれかに記載のディスク装置において、
前記駆動手段の前記ディスクを挟んで反対側には、前記当接部と係合して、当該当接部とともに、前記ディスクを挟持する挟持手段を備えることを特徴とするディスク装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【公開番号】特開2007−310932(P2007−310932A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−137111(P2006−137111)
【出願日】平成18年5月16日(2006.5.16)
【出願人】(395015319)株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (871)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年5月16日(2006.5.16)
【出願人】(395015319)株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (871)
【Fターム(参考)】
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