説明

デジタルカメラ

【課題】 リバースエンジニアリングにより処理内容が解析されるのを確実に防ぐ。
【解決手段】 シャッターボタン押下により撮影が指示されると、光学レンズ12、絞り14、及びシャッタ16を通過した被写体像を示す入射光がCCD18により受光され、被写体像を示すアナログ画像信号としてアナログ信号処理部20に出力される。アナログ信号処理部20は、CCD18から入力されたアナログ画像信号に対して所定のアナログ信号処理を施す。アナログ画像信号はA/D変換器22によりデジタル画像信号に変換され、デジタル信号処理回路34に出力される。デジタル信号処理回路34の各処理回路には鍵記憶部70が接続されており、これらの処理回路は、鍵記憶部70に記憶された鍵情報を用いて、前段の処理回路から出力された画像データを復号化して所定の処理を施し、処理が施された画像データを暗号化して後段の処理回路に出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルカメラに係り、特に、撮影画像の画像データを暗号化することが可能なデジタルカメラに関する。
【背景技術】
【0002】
近年では、撮影画像の記録手段として従来の銀塩カメラからデジタルカメラへと移行しつつある。デジタルカメラで撮影された画像はデジタル情報であるため、その編集・加工が容易であると共に、デジタルカメラやパーソナルコンピュータ等を用いて容易に再生が可能である。また、撮影画像を他人に見せたくない場合もある。このため、他人による撮影画像の改ざんや再生を防ぐために従来より様々な提案が成されている。
【0003】
特許文献1には、撮影画像のセキュリティを向上させるため、撮影画像を暗号化するデジタルカメラが記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、他人の使用を防ぐためにデジタルカメラ及びデジタルカメラで撮影された画像を再生するためのパソコンにハードウェア鍵を設けた技術が記載されている。
【0005】
また、特許文献3には、他人の不正使用を防ぐために、デジタルカメラのシャッターボタンに指紋を検出する検出手段を設け、検出された指紋情報と登録された指紋情報とを照合することにより使用者を特定する技術が記載されている。
【0006】
また、特許文献4には、撮影者の識別記号を画像データと共にメモリに記憶し、撮影者を特定する技術が記載されている。
【0007】
また、特許文献5には、電子透かし加工用アプレット及び暗号化アプレットをインターネット等を介してデジタルカメラに取り込み、画像情報に電子透かし加工及び暗号化加工を施す技術が記載されている。
【特許文献1】特開2000−299847号公報
【特許文献2】特開2001−320668号公報
【特許文献3】特開2002−57928号公報
【特許文献4】特開平8−315106号公報
【特許文献5】特開2004−7521号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、デジタルカメラ等の電気製品は、所謂リバースエンジニアリングによってある程度どのような処理を行っているのかを解析することが可能である。例えばデジタルカメラの場合、CCD等の撮像素子からのアナログ信号をデジタル信号にA/D変換し、このデジタル信号に基づいてデジタル信号処理するのが通常であるが、デジタル信号処理回路からの出力データを取り込んで解析することにより内部の処理をある程度把握することができる。このようにリバースエンジニアリングを容易に行うことができる状態にしておくことは技術の秘匿性の面から好ましくない。
【0009】
しかしながら、上記従来技術では、他人によるデジタルカメラの不正使用や撮影画像の参照を防ぐことはできるものの、リバースエンジニアリングを確実に防ぐことはできない。
【0010】
本発明は上記事実を考慮して成されたものであり、リバースエンジニアリングを確実に防ぐことができるデジタルカメラを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する変換手段と、前記変換手段から出力された前記デジタル画像信号に対して、各々異なる画像処理を施す複数の画像処理部を含むデジタル信号処理手段と、を備えたデジタルカメラであって、前記画像処理部は、前段の画像処理部から出力された暗号化されたデジタル画像信号を復号化する復号化手段と、前記復号化手段により復号化されたデジタル画像信号に対して所定の画像処理を施す処理手段と、前記所定の画像処理が施されたデジタル画像信号を暗号化して後段の画像処理部へ出力する暗号化手段と、を含むことを特徴とする。
【0012】
この発明に係るデジタルカメラは、被写体を撮像する撮像手段を備え、この撮像手段から出力されたアナログ画像信号は変換手段によりデジタル画像信号に変換される。デジタル信号処理手段は、変換手段から出力されたデジタル画像信号に対して、各々異なる画像処理を施す複数の画像処理部を含んで構成される。
【0013】
このようなデジタルカメラにおいて、画像処理部は、復号化手段、処理手段、及び暗号化手段を含んで構成される。復号化手段は、前段の画像処理部から出力された暗号化されたデジタル画像信号を復号化する。処理手段は、復号化手段により復号化されたデジタル画像信号に対して所定の画像処理を施す。暗号化手段は、所定の画像処理が施されたデジタル画像信号を暗号化して後段の画像処理部へ出力する。
【0014】
このように、デジタル信号処理手段に含まれる複数の画像処理部間において授受されるデジタル画像信号が暗号化されるため、画像処理部内部の処理をリバースエンジニアリングにより解析されるのを確実に防ぐことができる。
【0015】
なお、暗号化及び復号化の手法としては、共通鍵暗号方式や公開鍵暗号方式等を用いることができる。この場合、請求項2に記載したように、前記復号化手段による復号化に用いられる復号鍵及び前記暗号化手段による暗号化に用いられる暗号鍵を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された復号鍵及び暗号鍵を書き換える書換手段と、をさらに備えた構成としてもよい。これにより、ユーザーにより作成された鍵を用いて暗号化及び復号化することができ、利便性を向上させることができる。
【0016】
また、請求項3に記載したように、前記画像処理部毎に、暗号化及び復号化の方式を選択する選択手段をさらに備えた構成としてもよい。これにより、各画像処理部の暗号化及び復号化の手法を異ならせることができ、より秘匿性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、リバースエンジニアリングを確実に防ぐことができる、という効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0019】
まず、図1を参照して、本実施形態に係るデジタルカメラ10の構成を説明する。同図に示されるように、第1実施形態に係るデジタルカメラ10には、光学レンズ12と、光学レンズ12を通過する光量を調整する絞り14と、光の通過時間を調整するシャッタ16と、光学レンズ12、絞り14及びシャッタ16を通過した被写体像を示す入射光に基づき、被写体を撮像して被写体像を示すR(赤)、G(緑)、B(青)3色のカラーアナログ画像信号を出力するCCD18と、が設けられている。
【0020】
CCD18には、CCD18により入力された3色のアナログ画像信号に対して所定のアナログ信号処理を施すアナログ信号処理部20と、アナログ信号処理部20から入力されたアナログ画像信号をそれぞれデジタル画像信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。)22と、が順に接続されている。
【0021】
また、光学レンズ12を駆動するための駆動部24と、絞り14を駆動するための駆動部26と、シャッタ16を駆動するための駆動部28と、CCD18に対する撮影時のタイミング制御を行うCCD制御部30と、ストロボ60の発光の制御を行うストロボ制御部58と、シャッタスイッチ等のカメラ操作部62と、が設けられている。
【0022】
A/D変換器22から出力されたデジタル画像信号(R、G、B信号のデジタル値)は、制御回路50に入力されると共に、デジタル信号処理回路34に入力される。デジタル信号処理回路34は、Knee処理回路38と、ホワイトバランス(WB)調整処理回路40と、ガンマ処理回路42と、メモリ44と、を含んで構成されている。
【0023】
Knee処理回路38は、必要に応じて高輝度側の入出力特性を変更する。WB調整処理回路40は、R、G、B信号のデジタル値の各々にゲインを乗算して増減するための3つの乗算器(図示省略)を含んで構成されており、R、G、B信号は、各乗算器にそれぞれ入力される。更に、乗算器には、ホワイトバランスを制御するためのゲイン値Rg、Gg、Bgが制御回路50より入力され、乗算器の各々はこれら2入力を乗算する。この乗算によりホワイトバランスが調整されたR’、G’、B’信号はガンマ処理回路42に入力される。
【0024】
ガンマ処理回路42は、ホワイトバランスが調整されたR’、G’、B’信号が予め設定された所定のガンマ特性となるように入出力特性を変更し、また、10ビットの信号が8ビットの信号となるように変更してメモリ44に格納する。
【0025】
デジタル信号処理回路34のメモリ44から出力されたRGB信号はスマートメディアやメモリスティック等の図示しない着脱可能な記録メディアに図示しない記録部によって記録されると共に、図示しない液晶ディスプレイ等に図示しない表示部によって画像(被写体像)として表示される。
【0026】
なお、詳細は後述するが、Knee処理回路38、WB調整処理回路40、及びガンマ処理回路42には鍵記憶部70が接続されており、これらの処理回路は、鍵記憶部70に記憶された鍵情報を用いて、画像データの暗号化及び復号化を行う。
【0027】
上記構成に加え、デジタルカメラ10は、CPU(中央演算処理装置)52と、ROM54と、RAM56と、を備えたマイクロ・コンピュータで構成された制御回路50を備えている。
【0028】
制御回路50は、デジタルカメラ10全体の動作を制御する。なお、ROM54には、デジタルカメラ10全体の動作に関する各種処理ルーチンのプログラムが予め記憶されている。
【0029】
更に、デジタルカメラ10は、被写体までの距離を検出する測距センサ32を備えている。測距センサ32で検出された被写体までの距離を示す信号は、制御回路50に入力される。シャッタスイッチが半押しされると、制御回路50により、測距センサ32で得られた被写体までの距離に基づいてAF(Auto Focus:自動合焦)機能が働いて合焦制御されると共に、AE(Automatic Exposure:自動露出)機能が働いてシャッタースピードや絞り値が適正値に設定される。
【0030】
図2には、デジタル信号処理回路34の概略ブロック図を示した。図2に示すように、Knee処理回路38は、処理部38S及び暗号化部38Aを含んで構成され、単一のチップで構成されている。すなわち、処理部38Sと暗号化部38Aとを接続する配線から処理部38Sが出力する画像データをモニタすることは不可能な構成となっている。処理部38Sは、A/D変換器22から出力されたデジタル画像データに対して前述した処理を施して暗号化部38Aへ出力する。暗号化部38Aは、処理部38Sで処理された画像データを鍵記憶部70に記憶された所定の暗号鍵で暗号化して後段のWB調整処理回路40へ出力する。
【0031】
WB調整処理回路40は、復号化部40F、処理部40S、及び暗号化部40Aを含んで構成されている。WB調整処理回路40もKnee処理回路38と同様に単一のチップで構成されている。復号化部40Fは、Knee処理回路38から出力された暗号化された画像データを鍵記憶部70に記憶された所定の復号鍵で復号化して処理部40Sへ出力する。処理部40Sは、復号化部40Fで復号化された画像データに対して前述した処理を施して暗号化部40Aへ出力する。暗号化部40Aでは、処理部40Sで処理された画像データを鍵記憶部70に記憶された所定の暗号鍵で暗号化して後段のガンマ処理回路42へ出力する。
【0032】
ガンマ処理回路42は、復号化部42F、処理部42S、及び暗号化部42Aを含んで構成されている。ガンマ処理回路42もKnee処理回路38及びWB調整処理回路40と同様に単一のチップで構成されている。復号化部42Fは、WB調整処理回路40から出力された暗号化された画像データを鍵記憶部70に記憶された所定の復号鍵で復号化して処理部42Fへ出力する。処理部42Sは、復号化部42Fで復号化された画像データに対して前述した処理を施して暗号化部42Aへ出力する。暗号化部42Aでは、処理部42Sで処理された画像データを鍵記憶部70に記憶された所定の暗号鍵で暗号化してメモリ44へ出力する。
【0033】
すなわち、デジタル信号処理回路34に含まれる各処理回路は、前段の処理回路から出力された暗号化された画像データに対して復号化処理を行って所定の画像処理を行い、画像処理後の画像データを暗号化して後段の処理回路へ出力する。
【0034】
このように、各処理回路間で授受される画像データは暗号化されているため、各処理回路間を接続する配線をモニタして画像データを取得したとしても、この画像データから内部の処理を解析することはできない。従って、各処理回路の処理内容をリバースエンジニアリングにより解析されるのを確実に防ぐことができる。
【0035】
暗号化及び復号化の手法については、例えば公知の共通鍵暗号方式や公開鍵暗号方式を用いることができる。共通鍵暗号方式としては、例えばDES(Data Encryption Standard)がある。また、公開鍵暗号方式としては、RSA(R.Rivest、A.Shamir、L.Adelman)等の公開鍵暗号方式を用いることができる。
【0036】
DESは、暗号化対象のデータを64ビット長のブロックに分割し、各ブロックを56ビット長の暗号鍵で暗号化し、暗号化されたデータは暗号鍵と共通の復号鍵で復号化する方式である。
【0037】
RSAは、暗号化対象のデータを例えば公開鍵で暗号化し、暗号化されたデータは公開鍵と異なる秘密鍵で復号化する方式であり、素数同士をかけた数が十分大きい場合に素因数分解することが難しいという性質を利用した方式である。
【0038】
共通鍵暗号方式を用いる場合には、共通鍵を鍵記憶部70に予め記憶しておき、公開鍵暗号方式を用いる場合には、公開鍵及び秘密鍵を鍵記憶部70予め記憶しておく。
【0039】
なお、各処理回路で用いる暗号化及び復号化の方式を異ならせても良い。例えばWB調整処理回路40では共通鍵暗号方式を、ガンマ処理回路42では公開鍵暗号方式を用いるようにしてもよい。また、鍵記憶部70を書き換え可能なメモリで構成し、例えばメモリーカード等の外部記録媒体から鍵情報を読み込み、制御回路50によって書き換えることができるように構成してもよい。これにより、ユーザーにより作成された鍵を用いて各処理回路で暗号化及び復号化することができる。さらに、処理回路毎に暗号化及び復号化の方式をユーザーからの指示に応じて制御回路50からの指示により選択できるようにしてもよい。
【0040】
また、本実施形態で示したデジタル信号処理回路34に含まれる処理回路の種類や数は一例であり、これらに限られない。さらに、デジタル信号処理回路34は、LSIで構成されていてもよい。LSIで構成された場合においても各処理回路からの信号線等がLSIの出力端子として割り当てられる場合もあり、このような場合にも各処理回路間で授受される画像データを暗号化することにより、各処理回路の処理内容をリバースエンジニアリングにより解析されるのを防ぐことができる。
【0041】
以上のように構成されたデジタルカメラ10においてシャッターボタンの押下により撮影が指示されると、光学レンズ12、絞り14、及びシャッタ16を通過した被写体像を示す入射光はCCD18により受光され、被写体像を示すアナログ画像信号としてアナログ信号処理部20に出力される。
【0042】
アナログ信号処理部20は、CCD18から入力されたアナログ画像信号に対して所定のアナログ信号処理を施す。このアナログ画像信号は、A/D変換器22により各々デジタル画像信号に変換される。A/D変換器22から出力されたデジタル画像信号は、デジタル信号処理回路34に入力される。
【0043】
デジタル信号処理回路34の各処理回路では、図3に示すような処理ルーチンが実行される。
【0044】
すなわち、ステップ100において画像データが前段の処理回路から入力されたか否かを判断し、前段の処理回路から画像データが入力された場合には、ステップ102において、鍵記憶部70から対応する復号鍵を読み出し、読み出した鍵を用いて前段の処理回路から入力された画像データを復号化する。なお、この処理は、デジタル信号処理回路34の先頭の処理回路では省略される。
【0045】
そして、ステップ104において、復号化された画像データに対して所定の画像処理を施す。次のステップ106では、鍵記憶部70から対応する暗号鍵を読み出し、読み出した暗号鍵で画像処理された画像データを暗号化し、ステップ108において、暗号化された画像データを後段の処理回路に出力する。
【0046】
デジタル信号処理回路34の各処理回路で画像処理され且つ暗号化されたデータは、メモリ44に記憶される。メモリ44に記憶された画像データは、図示しない表示部によって復号化されて図示しない液晶ディスプレイに表示される。また、スマートメディアやメモリスティック等の取り外し可能な外部記録媒体に図示しない記録部によってそのまま記録される。
【0047】
なお、外部記録媒体に記録された暗号化された画像データを読み出して再生する場合には、鍵記憶部70に記憶された復号鍵を読み出して復号化して図示しない液晶ディスプレイに表示するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】デジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
【図2】デジタル信号処理回路の概略構成を示すブロック図である。
【図3】デジタル信号処理回路の各処理回路で実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
【0049】
10 デジタルカメラ
12 光学レンズ
14 絞り
16 シャッタ
18 CCD(撮像手段)
20 アナログ信号処理部
22 A/D変換器(変換手段)
34 デジタル信号処理回路(デジタル信号処理手段)
38A、40A、42A 暗号化部(暗号化手段)
38S、40S、42S 処理部(処理手段)
40F、42F 復号化部(復号化手段)
44 メモリ
50 制御回路(書換手段、選択手段)
70 鍵記憶部(記憶手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する変換手段と、前記変換手段から出力された前記デジタル画像信号に対して、各々異なる画像処理を施す複数の画像処理部を含むデジタル信号処理手段と、を備えたデジタルカメラであって、
前記画像処理部は、
前段の画像処理部から出力された暗号化されたデジタル画像信号を復号化する復号化手段と、
前記復号化手段により復号化されたデジタル画像信号に対して所定の画像処理を施す処理手段と、
前記所定の画像処理が施されたデジタル画像信号を暗号化して後段の画像処理部へ出力する暗号化手段と、
を含むことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項2】
前記復号化手段による復号化に用いられる復号鍵及び前記暗号化手段による暗号化に用いられる暗号鍵を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された復号鍵及び暗号鍵を書き換える書換手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
【請求項3】
前記画像処理部毎に、暗号化及び復号化の方式を選択する選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジタルカメラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−86796(P2006−86796A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−269356(P2004−269356)
【出願日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(000005201)富士写真フイルム株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】