説明

データを組織・再生する方法および装置

【課題】複数のソースから提供されたコンテンツ用のメディア・インターフェースおよびナビゲーション・ツールを提供する。
【解決手段】メディア・コンテンツ109のソースにかかわらずユーザーに対して単一のサイトを維持してユーザーに統一的インターフェースを提供する。同じサイトにユーザーが留まるので、階層化した会員権を追跡してユーザーが視聴を許可されている唯一のコンテンツを提示されるようにすることが可能である。メタデータ言語を用いてコンテンツを特徴付け、ビューアーのタイプ、会員権のレベルその他の情報が維持され快適な視聴経験が得られる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データを組織・再生する方法および装置に関するものである。
【0002】
本明細書の開示のある部分は著作権による保護を受ける事項を含む。著作権者は、何人も本明細書または開示を特許庁の包帯または記録内に現れるままの形でファクシミリにより複製することに異議を唱えないが、それ以外についてはすべての権利を留保する。
【背景技術】
【0003】
パーソナル・コンピュータは伝統的なデータ処理機能だけでなく今や娯楽源となっている。多くの場合、パーソナル・コンピュータはオーディオ娯楽源として家庭用ステレオシステムに取って代わっている。多くのユーザーが書籍および雑誌のハードコピーを、コンピュータを介して閲覧する読み物といわれることが多い電子的コピーに置き替えている。コンピュータの他の一般的な用途はメディア情報と娯楽の提示である。
【0004】
メディア娯楽、例えばオーディオまたはビデオ娯楽の提供はインターネットのようなネットワークを介してなされることが多い。あるウェブサイトは、コンピュータのユーザーが観たり、聞いたり、そしておそらくは購入したりすることができ、映画およびテレビ番組のビデオ・クリップやオーディオ番組のファイルが入手できることで知られている。ある場合には、テレビまたはビデオのネットワークは一意的な、複数または単独のショーを対象とした専用のウェブサイトを提供している。何度も、ウェブサイトは「増強された」経験をテレビ番組の放送中にリアルタイムで提供するように設計されている。そのような増強された特徴としては、スポーツの催し物の場合の包括的な統計、娯楽番組の場合のコマーシャルの抱き合わせおよび購入機会、視聴者参加クイズ、あるいはゲーム・ショーの間の競争でさえもが挙げられる。
【0005】
ある場合には、さもないと番組が現れないときに、番組の放送の合間に興味、忠誠および視聴機会を増進する追加のメディア・コンテンツがインターネット・ユーザーに利用可能である。インターネットを介してそのようなコンテンツを取得する溜の現行のシステムの多くは以下に述べるように多くの欠点を抱えている。
【0006】
多数のウェブサイトが広範なメディアがネットワークを介してパーソナル・コンピュータ上でユーザー経験することができる中心的な位置を提供することを意図している。これらのサイトの多くが抱える欠点は異なるソースからのコンテンツに対する統一的なインターフェースを提供することができていないという点にある。もう一つの欠点はユーザーに対して実際にそのユーザーが再生し得るコンテンツのみを提供することができていない問雨天である。ユーザーは希望しないまたは必要のないプレイヤー(再生機)能力を誤って購入するように仕向けられることが多い。
【0007】
あるウェブサイトは、種々のネットワークおよびインターネットメディア・ソースを始めとする広範なソースからのメディア・データおよびコンテンツにアクセスするための形態または中心的な位置を提供することを意図している。そのようなサイトについてのユーザーに対する問題は異なるコンテンツに対して提示されたインターフェースが不統一であることである。典型的な状況では、ユーザーは、放送ネットワークの1つからの番組からコンテンツ・クリップを観ることを選択することができる。クリップを選択すると、ユーザーは実際にそのネットワークの一意的なウェブサイトに転送される。
【0008】
ユーザーが点素されると、クリップを観るための全インターフェースがソース・サイトによりサポートされたインターフェースに変えられることが多い。これによりユーザーにとって観る経験が減少し、コンテンツを観るためのサイトを効果的に使用するためにはユーザーに対してナビゲーションとアクチベーション・コントロールが配置されている場所へ余分の注意を払うことが要求される。
【0009】
ユーザーがポータル・サイト上で階層化会員権を有する会員または定期購読会員の一人である場合はもう一つの問題が生じる。低価格会員権にはコンテンツの入手に制限が設けられていることがある。入口がコンテンツ・ソース・サイトに切り替わると、ユーザーはすべての可能なコンテンツの提供を受けることが可能であるにもかかわらず、現実にはそのユーザーはリストされているコンテンツの一部だけしか観ることができない。これにより、ユーザーは限定された経験しか気がつかないので、ユーザーの経験が減少する。
【0010】
最後に、ユーザーは、現在実装されているコンテンツプレイヤー上で再生できないデータをも参照することが可能である。ユーザーはどのプレイヤーがそのコンテンツを再生するのに使用されるか、あるいは必要であるかについて示さない利用可能コンテンツのリストを提供されることがある。ユーザーが現在所有してないプレイヤーを必要とするクリップまたはコンテンツを選択すると、ユーザーは新しいプレイヤーを得ることができるサイトに案内されることがある。これらのサイトは紛らわしいものである場合が多い。無料のプレイヤーが利用可能である場合が多いが、ユーザーは、再生しようとするクリップには実際には不要である「専門家向き」または「すべての特徴を備えた」プレイヤーのバージョンを購入することを強要される。ユーザーは単に無料のプレイヤーを受け取る代わりに「購入用」プレイヤーを誤って購入してしまうことが多い。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は前述および他の需要を解決する。ある実施形態では、ネットワーク上のウェブサイトにおいてインターフェースを生成するための方法およびシステムであって、ウェブサイトで使用する複数のメディア・ファイルを蒐集、メタデータ属性を前記メディア・ファイルのそれぞれに関連づけて前記メタデータ属性を前記インターフェース上のロケーションを用いてマッピングすることにより、統一的な特徴およびナビゲーション能力を備えた方法およびシステムを提供する。
【0012】
他の実施形態では、再生リストが、コンテンツの1つ以上のピースを識別する1つ以上の連続的に配置される識別子を含むデータ・ファイルをコンパイルし、かつユーザーに順不同にアクセスすることを可能にすることにより作成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
ネットワーク上でコンテンツを提示し、再生する方法および装置を説明する。以下の説明において、本発明の実施形態のより完全な説明を提供するために多数の詳細が開示されている。しかし、当業者には明かであるように、本実施形態はこれらの特定の詳細事項なしに実施することが可能である。他の場合には、周知の特徴は不必要に本発明を分かりにくくしないように詳細に説明することはしなかった。
【0014】
本発明の一実施形態により、すべてのソースからのメディア・クリップのための統一的なインターフェースおよびユーザー・ナビゲーション・システムが提供される。以下の説明において、視聴可能なコンテンツ、例えばビデオ・コンテンツを組織し、再生する例を説明する。本発明はオーディオ・メディア・コンテンツにも等しく適用されることが了解される。図1は本発明のインターフェースの一実施形態を図示する。本実施形態はナビゲーションのある態様に対して深く掘り下げるアプローチをとることを意図しており、図1はナビゲーションのトップまたはホーム・レベルを図示している。このディスプレイは2つのディスプレイ領域101および102を備える。領域101は「編集」領域と呼ばれ、ショー・タイトルとロゴ、ナビゲーション・ツールその他の情報を含むことが可能である。領域102はプロモーションのために予約された領域であり、静的プロモーションまたは広告あるいは他の形態で提供されたもの、例えばマクロメディア社のフラッシュ・ツール等を含むことが可能である。
【0015】
領域103は、ユーザーが特定のジャンルまたはタイプに入る視聴選択肢を提示されるべく選択することができる多数のカテゴリーまたは「チャンネル」へのリンクを含む。図1は、“本日の特集”104、ニュース105、スポーツ106、娯楽107、および近日上演108を含む多数のチャンネルを例示的に図示している。これらのカテゴリーの1つを選択することにより、ユーザーはそのジャンルに関連した選択肢を提供する他のインターフェースにアクセス可能である。本日の特集104はニュースの中断にあるいは現在のフィルムにまたは同日もしくは差し迫った日の放送イベントに関連していてもよいスポンサー付きクリップにさえも適しているチャンネルである。選択は予め記録されたメディアまたはライブ放送メディアを表すものであってもよい。
【0016】
選択されたショー、ニュースおよびスポーツの選択肢の提供は領域117に示されている。ショー・タイトル、ロゴまたはブランドが領域111および112に示されている。各ロゴ・バーの下にはそれぞれ情報領域115および116があり、ユーザーに対する番組情報を提供している。この情報はエピソード・タイトルおよびエピソードの簡単な説明を含む。この情報はまた領域113および114の利用可能なショーまたはクリップのサムネイル・イメージを含む。
【0017】
領域109もユーザーに対して設けられており、この領域は利用可能なコンテンツの一覧を示している。コンテンツは色々な方法で記憶することが可能である。図1の例では、コンテンツは、「一番人気」としてリストされている。これは日、週または時間をも含む任意の期間に基づいていてもよい。また、図1の例では、リストされている最も人気の高いクリップはサムネイル110を含みユーザーに利用可能なクリップの追加情報を提供する。「一番人気」のリストはすべてのコンテンツに関して、チャンネル、カテゴリー、その他任意の適当なまたは所望のメディア・クリップを母集団としたものであってよい。本発明の別の実施形態では、ディスプレイの画素サイズはイメージ毎に変えることが可能である。例えば、図1に示す例では、領域102の宣伝は画素サイズが300×250ドット/インチ(dpi)であるが、サムネイルの画素サイズは88×66dpiである。
【0018】
図2は本発明の一実施形態によるインターフェースの、ユーザーがチャンネルを選択した後の状態を示す。ユーザーは領域103の特定のチャンネルをクリックすることによりチャンネルを選択することができる。図示した例では、ユーザーは娯楽107を選択している。この選択によりこのユーザーに対してわずかに変化したインターフェースが提示される。すなわち、記事セクション101の上端部にチャンネル・インジケータ201が表示される。加えて、領域117はいまやユーザーの選択に対応する選択肢のみを示す。
【0019】
図3は本発明の一実施形態によるディスプレイの、ユーザーが特定のショーを選択した状態を図示している。ユーザーは領域117のショー題名をクリックすることでショーを選択することができる。ショーが選択されると、記事領域101が2つの領域301Aと301Bに分割される。領域301Aは題名、ロゴその他の選択されたショーのインジケーターとショーの文字による解説を表示する。領域301Bは視聴することを選択されたショーに利用可能なエピソードのサムネイル302を表示する。さらに、チャンネル・インジケーター201も選択されたショーの名称を示す。本発明の一実施形態では、視聴用に入手可能な多数の他のクリップが領域301Bの下に表示され、同様の体裁を用いてサムネイル・イメージおよび文字解説を始めとする表示データを表示する。この特定の実施形態では、チャンネル選択104〜108は可視的であり、領域103において利用可能であり、同様に「一番人気」は領域109において利用可能である。
【0020】
図4はユーザーが領域301Bのエピソードをクリックすることでショーのエピソードを選択した場合の実施形態を表示する。エピソードが選択されると、記事セクション301Bは複数の選択されたエピソードの文字またはクリップ選択肢、例えば選択肢401、402および403を表示する。ユーザーは本発明の一実施形態の領域102において視聴のためにそれらの選択肢の1つを選択することができる。
【0021】
この特定の実施形態では、スクリーンの底部の領域301Bにクリップ選択肢が3つだけ表示されている。もっと多くのクリップが利用可能であれば、利用可能なクリップの数をリストしたバー412を表示して追加のクリップ選択肢が利用可能であることを警告するようにすることが可能である。ユーザーがバー412をクリックすると、追加のクリップが領域301Bに表示される。
【0022】
本発明の一実施形態の望ましい特徴は、ユーザーはそのユーザーが会員である講読契約レベルで実際に視聴可能であるデータのみを提示されることである。この特徴により、本発明のこの実施形態は、そのユーザーが講読契約レベルでは利用可能でないデータ、またはプレイヤー(プレイヤー)もしくは接続速度では利用可能ではないデータですらユーザーに提示されることがある従来技術の仕組みとは区別される。この区別を可能にする本発明の一実施形態では、データは本発明のウェブサイト上のデータベースに存在する。外部データ・ソースにリンクする従来の仕組みとは異なり、本発明のこの実施形態ではデータはローカルに維持される。
【0023】
この実施形態では、ローカル・データ・ストレージに使用されるデータベースの構造のおかげでコンテンツの提示をカスタマイズすることが可能である一実施形態では、データは一意的なXMLテンプレートを用いて記憶される。これにより、データを記憶しユーザーに提示することを容易にするメタデータを含めることが可能にし、インターフェースと経験を統一的にすることが可能になる。一実施形態では、XMLデータはローカルに記憶されるが若干のまたはすべてのコンテンツがリモートに記憶され、ローカル・サイトにリンクされる。当然のことながら、実際のコンテンツまたはウェブサイト上で表示される任意のイメージ(例えば、サムネイル・イメージ)はウェブサイトのローカル・ストレージにローカルに記憶される必要がない。むしろ、コンテンツまたは任意のイメージは外部のプロバイダから直接来て本発明のインターフェースの任意のものに表示されることが可能である。これにより、広範囲のコンテンツがローカル・ストレージの能力に過度の負荷をかけることなく表示されるという追加の利点が得られる。
【0024】
下記のテンプレートはXMLデータ記憶テンプレートの一実施形態の例である。このテンプレートは視聴するクリップに関連した“FEEDITEM”(表示アイテム)用である。XML文書は多数のFEEDITEMを持つことが可能である。もちろん、アイテムはリストされたすべての要素を有している必要はなく、各要素の値は単なる例示である。同様に、異なる情報を提供する追加の要素を使用することも可能である。
【0025】
【表1】

【0026】
XML要素記述
ここに説明するXML要素は単なる例示に過ぎない。本発明の範囲から逸れずに追加の要素またはより少数の要素を含んでいてもよい。
【0027】
CMSFEEDは本発明の一実施形態によるXMLコンテンツ入力(feeds)用のコンテナであり、多数の他のXML要素を含む。
【0028】
CONTACTxml仕様
CONTACT要素はコンテンツ供給を担当するコンテンツ発行者に連絡をする際の名称を含む(例:“Joe Smith”)
【0029】
〇 EMAIL:ショーを発表している者の電子メールアドレス。(例:“joesmith@yahoo−inc.com”)。
【0030】
〇 TELEPHONE:ショーを発表している者の電話番号。(例:“800−555−1212”)。
【0031】
FEEDITEMxml仕様
FEEDITEM要素はカテゴリーまたはクリップのいずれかのデータを保持する。
【0032】
〇 TYPE:これは解説されているノードのタイプである。許容された値に対して、“category(カテゴリー)”はクリップのコンテナである。本発明において再生されるメディアの時間に応じて、これはTVショーのエピソードと等しいこともあり得るか、または他のタイプのクリップ・コンテナを表すのに使用することもできよう。
【0033】
〇 MEDIA: 解説されているメディアのタイプ。これはクリップについてのみ使用される。
“Video(ビデオ)”はビデオ・ファイルを参照する。“Audio(オーディオ)”はオーディオ専用ファイルを参照する。
【0034】
〇 ID:ショーのパス名。(例:“/epidose1”(/エピソード1)または“/epidose3/clip1”(/エピソード3/クリップ1)。
このフィールドの最大長さは50文字(characters)である。このフィールドの有効値:
一実施形態では、IDは文字および数字のみ[すなわち、A−Z|a−z|0−9]からなり、シンボル[すなわち、#、@等]はIDにおいてはいずれも認められない。
【0035】
SORTORDER:このフィールドに対する有効値は100〜10000の任意の数を含む。クリップまたはカテゴリーの一実施形態では、最も数の大きいアイテムが最初に表示され、次いで2番目に大きい数のアイテムが表示され、以下同様である。この実施形態では、各アイテム間のSORTORDERにおける差は10の倍数である。ソーティングは逆順でもよく、アイテム間で任意の適切な差を使用することが可能である。
【0036】
TITLExml仕様
TITLE要素はメディアのピースの題名用である。図2をざっと参照すると、題名データがカテゴリー情報であるときは、題名データがロケーション201に表示され、題名データがショーまたはクリップ題名であるときは、図3のロケーション320に表示される。一実施形態では、このフィールドは解説されているFEEDITEMのTYPEによって決まる。
【0037】
〇 メディアの“category”ピースについて、題名の長さは、例えば25文字以下である。
【0038】
〇 メディアの“clip”ピースについて、題名の長さは、例えば50文字以下である。
【0039】
DESCRIPTIONxml仕様
DESCRITION要素はクリップの解説である。これはメタデータ・ペインとウェブサイトで、例えば図3のロケーション301Aに表示される。このフィールドの長さは解説されているFEEDITEMのTYPEによって決まる。
【0040】
メディアの“category”ピースについては、長さは、例えば75文字以下にすることができる。
【0041】
メディアの“clip”ピースについては、長さは、例えば260文字以下にすることができる。
【0042】
DURATIONxml仕様
DURATION要素は、hh:mm:ssの形式のクリップの長さである。
【0043】
VALIDTIMExml仕様
VALIDTIME要素はコンテンツが本発明のサイトに表示され始めた日時であり、講読契約者に利用可能になる。ある実施形態では、このフィールドは不要である。要素に対する形式はmm/dd/yyyyhh:mmAM/PMである。
【0044】
〇 TZ:発表の開始および終了時間の時間帯。有効値:“CST”|“CDT”|“EST”|“MST”|“MDT”|“PST”|“PDT”
【0045】
EXPIRATIONTIMExml仕様
EXPIRATIONTIME要素はコンテンツが自動的に本発明のサイトから除去され講読契約者にそれ以上利用できなくなる日時である。このフィールドはすべての実施形態において必要とされる訳ではない。形式はmm/dd/yyyyhh:mmAM/PMである。
【0046】
〇 TZ: 発表開始および終了時間の時間帯。有効値:“CST”|“CDT”|“EST”|“MST”|“MDT”|“PST”|“PDT”
【0047】
BLACKOUTxml仕様
BLACKOUT要素は、ユーザーのアカウント情報が特定のDMA(Designated Market Area(指定市場地域))にあるときにそのユーザーからコンテンツのピースを“black out(末梢)”することを可能にする。これは、例えば、特定の地域において再放送することができないスポーツ・イベントについて使用することができるであろう。このフィールドの有効値はREGION設定によって決まる。DMAについては、有効値の例は“SAN FRANSCISCO−OAK−SAN JOSE(サンフランシスコ−オークランド−サンノゼ)”であり、ZIP(ジップ・コード(郵便番号))については、有効値の例は“94089”である。この要素は任意的である。
【0048】
〇 REGION: 地理的領域を選択システムを末梢に設定する。有効値:“DMA”|“ZIP”。
【0049】
STREAMxml仕様
本発明の一実施形態は複数のSTREAM要素を持つことが可能である。しかしながら、各FEEDITEMについて、これらの要素により表されるストリームは同じコンテンツを持っていなければならない。唯一の差は速度およびメディア・タイプである。一実施形態では、デフォルト値は各FEEDITEMクリップは6つのストリーム(56kウィンドウズ(登録商標)・メディア、100kウィンドウズ(登録商標)・メディア、300kウィンドウズ(登録商標)・メディア、56kリアル(real)、100kリアル、300kリアル)
【0050】
〇 FORMAT:ストリーム形式。有効値=“wm”|“asf”|“wmv”|“wma”|“rnv”|“rm”|“rna”|“ra”
【0051】
・“vm”または“asf”=ウィンドウズ(登録商標)・メディア・ファイル
【0052】
・“wmv”=ウィンドウウズ・メディア・ビデオ・ファイル
【0053】
・“wma”=ウィンドウズ(登録商標)・メディア・オーディオ専用ファイル
【0054】
・“rnv”または“rm”=実ネットワーク・ビデオ・ファイル
【0055】
・“rna”または“ra”=実ネットワーク・オーディオ専用ファイル
【0056】
〇 BITRATE:ストリーム速度。有効値=“56”|“100”|“300”
【0057】
AIRTIMExml仕様
AIRTIME要素はクリップが(実際に放送されたならば)最初に放送された日時である。形式はmm/dd/yyyyhh:mmAM/PM。
【0058】
〇 TZ:発表開始および終了時間の時間帯。有効値:“CST”|“CDT”|“EST”|“MST”|“MDT”|“PST”|“PDT”
【0059】
IMAGExml仕様
IMAGE要素はFEEDITEM用のイメージである。このイメージのサイズは、例えば120×90であり、一実施形態では、GIF、JPEGその他の適切な形式である。IMAGEは例えば領域206、207、302、401、402または403で表示することが可能である。
【0060】
〇 USE:これはコンテンツがどのように使用されるべきかを解説する。メディアの各ピースは、例えばそれに関連づけられた“largethumb(大サムネイル)”および“smallhumb(小サムネイル)”を持つことが可能である。これらのイメージはメディアのピースからのイメージであるべきである。有効値:“SMALLTHUMB”|“LARGETHUMB”
【0061】
・SMALLTHUMB:このイメージのサイズは、例えば88×66にすることが可能であり、JPEG、GIFその他の適切な形式であってもよい。
【0062】
・LARGETHUMB:このイメージのサイズは、例えば120×90にすることが可能であり、JPEG、GIFその他の適切な形式であってもよい。
【0063】
本発明の一実施形態のサイトと交信することを希望するコンテンツ・プロバイダはプロバイダ名とパスワードを持つContent Mamagement System(CMS)(コンテンツ管理システム)を割り当てている。このプロバイダはFTP(file transfer protocol(ファイル転送プロトコル))でメディア・ファイル、イメージおよび上述のテンプレートを用いたXML供給ドキュメントをファイル転送することが可能である。XMLテンプレートに従って関連づけられたメタデータとともに転送されたメディア・ファイルは、次にページ生成ツールに提供され、ウィンドウおよび付随するチャンネル・モジュールに組み込まれる。このプロセスは自動化してコンテンツが(その利用可能日が現在であるならば)ほとんど瞬間的に発表されるようにすることが可能である。
【0064】
データベースはコンテンツ・プロバイダとそのパートナーによりパスワードを介してアクセス可能であり、コンテンツをリモート編集および更新することが可能である。例えば、クリップの除去は、有効期限の記入を、既に徒過した日付に変更することにより容易に行える。データ・コンテンツはカテゴリーおよび関連したショーからメタデータ属性を継承することも可能である。例えば、外部サイト・リンクをクリップにより(例えば、ショーの公式サイトに)継承させることが可能である。加えて、著作権情報をショーまたはカテゴリーレベルで継承させることも可能である。クリップはショーに関連づけられ、ショーはカテゴリーに関連づけられる。
【0065】
図5はメディア・プレイヤー上のインターフェースを示す代替的実施形態である。メディア再生ウィンドウ501がプレイヤー面の左上位置に設けられている。視聴ウィンドウ501は視聴ウィンドウの真下にプレイヤー制御、例えば再生、一時停止、停止、再生バー、ボリューム等を持つコントロール・バー509を備えている。コンテンツと関連づけられたXMLメタデータはプレイヤー・カテゴリーの領域にマッピングすることが可能である。さらに、一実施形態では、ビデオがバッファリングされている間、または任意のオーディオ・コンテンツが再生されている間に種々の文字イメージを視聴ウィンドウ内に置くことが可能である。例えば、ニュースのクリップをバッファリングしている間、ビデオを流す用意が調うまでニュース提供者についての情報を表示することが可能である。
【0066】
領域502はコンテンツ・プロバイダのロゴ用に用意された情報領域である。これはネットワーク、ショー、シリーズ等であってもよい。領域503はショー・ロゴ・グラフィック用に用意された他の情報領域である。領域504は利用可能な、または選択されたクリップのサムネイル用に用意されている。領域505および506はクリップ題名メタデータおよび放送日メタデータをそれぞれ表示する。クリップのメタデータ解説文字は領域507に表示される。領域508は追加の利用可能なクリップ用に用意され、領域510、511および512に、例えば関連づけられた題名および/または解説メタデータとともにサムネイルを表示する。追加のテキストおよびハイパーリンクを領域508に表示することも可能である。例えば、ユーザーに提供されている追加の資料にリンクすることを可能にする広告情報がある。
【0067】
図6は、ユーザーがサインインした後のプレイヤーのインターフェースを示す。ディスプレイ面のボタン部分は本図では変更されてチャンネル選択肢602〜607が領域601に追加されている。さらに、領域620は利用可能なクリップの多数のサムネイル、例えばサムネイル621〜624を表示する。一実施形態では、この領域は水平にスクロールすることが可能であり、利用可能なクリップの追加のサムネイルを表示することが可能である。他の実施形態では、インターフェース全体にわたって追加のメタデータおよび/またはハイパーテキスト・リンクを挿入して追加の特徴および機能を備えることが可能である。例えば、外部コンテンツ・プロバイダ・サイトへの情報またはハイパーテキスト・リンクをインターフェースに追加することが可能であろう。
【0068】
図7は、領域601のチャンネルの内の1つが選択されたときのプレイヤーのインターフェースを示す。この例では、娯楽チャンネル604が選択されているこれにより、プルダウン・メニュー701が領域601に隣接する領域に表示され、この選択されたチャンネルに利用可能なコンテンツを表示する。この例は本発明の一実施形態の利点の1つを示す。選択肢の1つ、すなわちNCAAトーナメント2003はそれに続く星印(*)702を含む。これはプレミアム・コンテンツを示し、ユーザーはこのコンテンツはそのユーザーがプレミアム・アカウントを持たない限り利用できないことを知る。これが可能になるのは、本発明の一実施形態のコンテンツをローカルに記憶することと、XMLメタデータを用いてある種のコンテンツに必要とされるアクセス・レベルを記憶することのおかげである。他の実施形態では、そのユーザのレベルで利用可能であり許可されたコンテンツのみが示され、プレミアムまたは他の利用不能なコンテンツは除去される。これにより、視聴経験が本発明の一実施形態を用いてより望ましくなる。一実施形態では、上記表示はマークされていない。ユーザーが、そのユーザーがアクセス権を持たないコンテンツを再生しようと試みると、ユーザーはそのサービスを講読する能力を提供するプレゼンテーションにリダイレクトされる。
【0069】
ある実施形態では、プレイヤーは「スキンニングした(skinned)」り、その他の変更を行って所望の統一的なインターフェースを提供するサード・パーティーのプレイヤーであってもよい。他の実施形態では、プレイヤーは目的別プレイヤーである。
【0070】
図8は、領域701でショーが選択されたときのインターフェースを示す。ショーの題名は領域801に表示され、利用可能なエピソードのサムネイルが領域802〜803に示される。一実施形態では、領域801はスクロール可能であり、すべてのエピソードがその領域でアクセス可能である。将来のエピソードの解説をリストする追加の領域804も表示することが可能である。一実施形態では、ユーザーは将来のエピソードの解説を個人カレンダーに追加してそのエピソードが利用可能になったときに気付かされるようにする選択肢を与えられる。
【0071】
この実施形態はコンテンツ・プロバイダにより提供されるメタデータに加えて、ローカル・データベースに追加情報を含む。この情報もXMLメタデータであることが可能であり、あるいはこの情報は任意の適切な形態の、データベースの関連づけられた属性であることが可能である。このデータはactive/inactive(講読/非講読)、のような講読情報および講読レベル(例えば、レギュラー、プレミアム、パッケージ等)を含む。
【0072】
図9はこの実施形態の操作を示すフロー図である。工程901において、ユーザーが選択を行うと、システムは多数の判定ブロック902〜904を経て提供すべき適切な表示更新を判定する。工程902において、ユーザーがチャンネルを選択したか否かが判定される。選択していれば、工程905において表示が更新され、図2および図7に示すような表示が提供される。
【0073】
工程903において、ユーザーがショーを選択したか否かが判定される。選択していれば、工程906において表示が更新され、図3にしめすようなサイトまたは図8にしめすようなプレイヤーの表示が提供される。工程4において、ユーザーがエピソードを選択したか否かが判定される。選択していれば、表示が図4に示すように更新され、プレイヤーは図8に示すように更新される。
【0074】
図10は、チャンネルが選択されたときの、本発明の一実施形態の操作のいくつかを示す。工程1001において、ユーザーはチャンネルを選択している。工程1002において、システムが選択されたチャンネルの名称をサイト用に領域201に置くことで表示を更新する。プレイヤーについては、表示はプルダウン・メニュー701を追加する。工程1003において、「一番人気」表示領域208がサイトに提供される。プレイヤーについては、データベースが検査され、リストのプレミアム・ショーがマーカー、例えば「星印(*)」702により同定することができる。
【0075】
本発明の他の実施形態では、本発明の一実施形態では、ユーザーの好みに関連した再生リストを作成することが可能である。これらのリストはコンテンツ・プロバイダの関係に基づいて自動的に生成するか、あるいは編集により生成することが可能である。これらの再生リストは図16および17を参照して以下に詳細に説明する。
【0076】
コンテンツ呼び出し
図12は、本発明の一実施形態におけるコンテンツ呼び出しの操作、すなわちユーザーがコンテンツの特定のピースを選択した後に行われる工程を示す。図12の工程1201において、ユーザーはブラウザからのクリップ・リンクをクリックし、他のウェブサイトからリダイレクトされたブックマーク付きURLを活性化し、プレイヤー・グループからリンクにアクセスするか、または当技術において周知の広範な他のすべての手段により、コンテンツ・ユニフォーム・リソース・ロケーター(URL)を呼び出す。いったんコンテンツURLが呼び出されると、リンク(工程1202)に対応する要求されたクリップIDナンバーに対応するクリップが存在するか否かが判定される。該当するクリップIDに対応する既存のクリップが存在しないと判定されると、ブラウザはユーザーをエラー・メッセージにリダイレクトし、エラー・メッセージがユーザーに要求されたIDナンバーに該当する既存のクリップはないことを通知するようにすることが可能である。他のエラー・メッセージとしては、ユーザーにコンテンツの受信にエラーがあったことを通知する追加のテキストを含めることが可能である。これらのメッセージはさらにクリップについての詳細およびクリップが表示できないことの考え得る理由を含むことが可能であり、このエラーの考え得る解決法にユーザーをリダイレクトすることが可能である。さもなければ、要求されたIDがリッ用可能なクリップを持つと判定された場合は、次に、ユーザーがサンプル・マーケッティング・コンテンツを視聴することを要求したか否かが判定される(工程1203)。サンプル・マーケティング・コンテンツは、そのユーザーが非サンプル・コンテンツを視聴する講読契約をしているか否か、またはそのユーザーが追加のクリップを視聴する権利を購入しているか否かにかかわらず、どのユーザーも視聴することができるコンテンツを含む。当然、どのユーザーにもサンプル・マーケティング・コンテンツが利用可能であるという利点はユーザーが実際に特定のサービスを定期講読または購入する前にシステムをテストすることが可能になるということである。
【0077】
ユーザーがサンプル・マーケティング・コンテンツを視聴することを選択したことが判定されると、プロセスは工程1204に進み、工程1204において、ユーザーのコンピュータのオペレーティング・ソフトウェア(OS)およびブラウザ・プラットフォームが要求されたコンテンツを再生する条件を満たす。例えば、条件を満たしたOSはウィンドウズ(登録商標)であってもよく、条件を満たしたブラウザ・プラットフォームはインターネット・エクスプローラ5.0以降のバージョンであってもよい。プラットフォームが条件を満たしていないことが判定されると、ブラウザ・ページはユーザーをエラー・メッセージにリダイレクトし、エラー・メッセージはそのユーザーの使用するコンピュータ状のプラットフォームがウェブサイトのプラットフォームに適合していないことを通知することが可能である。そうでない場合は、プラットフォームは条件を満たしていることが判定される。システムは、工程1205において、ユーザーがそのクリップにアクセスする適切な講読権を持つか否かを判定する。これについては以下に詳細に説明する。
【0078】
しかしながら、工程1203において、ユーザーがサンプル・マーケティング・コンテンツを視聴することを選択せず、むしろウェブサイトにサインインしたユーザーだけに利用可能なコンテンツを視聴することを希望していることが判定されると、次にユーザーがウェブサイトにサインインしているか否かが判定される(工程1205)。ユーザーがサインインしていないと判定されると、ブラウザ・ページはユーザーをサインイン・ページにリダイレクトしてユーザーがそのウェブサイトにサインインすることができるようにする。いったんユーザーがサインインすると、またはユーザーが既にサインインしていると判定されると、次にそのウェブ・ページの識別番号(ID)がまだ新しいか否かが判定される。当然、IDがまだ新しいか否かチェックすると、システムはユーザーが最近そのウェブサイトにサインインしたか否かまたはサインインが割り当てられた過去の期間に行われたかを判定することが可能になる。これにより、不正ユーザーが後に古いサインインを使用してシステムにアクセスすることが防止される。サインインが新しいとされる期間はシステム・オペレーターまたはユーザーにより判定されてもよく、例えば、2〜3分ないし数日の範囲にすることが可能である。IDが新しくないと判定されると、ブラウザ・ページはユーザーをサインイン・ページにリダイレクトし、サインイン・ページはユーザーにセッションが徒過したことを通知し、ユーザーに再びサインインすることを要求する。
【0079】
ユーザーが再びサインインすると、またはIDがまだ新しいと判定されると、次にユーザーのコンピュータがクッキーを受け付けるように構成されているか否かが判定される(工程1207)。ユーザーのコンピュータがクッキーを受け付けることができないと判定されると、ブラウザはユーザーをエラー・メッセージにリダイレクトし、エラー・メッセージはユーザーがコンピュータを、クッキーを受け付けるように構成することを要求することが可能である。ユーザーのコンピュータがクッキーを受け付けることが可能であると判定されると、システムの制御は工程1204に進み、上述したようにユーザーのコンピュータのオペレーティング・ソフトウェアとブラウザ・プラットフォームが条件を満たしているか否かが判定される。プラットフォームが条件を満たしていないと判定されると、ブラウザ・ページはユーザーをエラー・メッセージにリダイレクトし、エラー・メッセージはユーザーに、ユーザーのコンピュータで動作しているプラットフォームがウェブサイトのプラットフォームと適合していないことを通知する。そうでない場合は、プラットフォームは条件を満たしていると判定され、システムは次にユーザーが要求されたクリップにアクセスすることが可能である講読権を有するか否かが判定される(工程1208)。当然、システムは多数の異なるレベルの講読権を設定し、異なるユーザーに異なるアクセス・レベルの制御をすることが可能である。これらの異なるレベルは種々の要因(例えば、講読価格)により判定することができる。ユーザーがクリップにアクセスする適切な講読権を持たない場合は、ブラウザはユーザーをエラー・メッセージにリダイレクトし、エラー・メッセージはユーザーにそのユーザーの講読権レベルではこのクリップにアクセスすることができないことを通知する。さらに、エラー・メッセージはユーザーに現在の講読権を更新してクリップにアクセスすることができるようにする仕方についての情報を提供する、またはより上位のレベルの講読権を得ると他の利点が得られること関する詳細を提供することが可能である。
【0080】
工程1208に配置された上述のロジック・ゲートで、ユーザーがクリップにアクセスしたことが判定されると、プレイヤーが呼び出されコンテンツを再生し始める(工程1209)。当然、呼び出されたプレイヤーは当技術において広く知られたメディア・プレイヤー(例えばウィンドウズ(登録商標)・メディア・プレイヤー(Windows(登録商標) Media Player)、リアル・プレイヤー(Real Player))の内の任意のものであってもよく、あるいは上述したような目的別プレイヤーであってもよい。
【0081】
一実施形態では、追加の工程が行われてからコンテンツの再生が行われるので、コンテンツの要求が有効であることが保証され、システムが不正アクセスから保護される。
【0082】
コンテンツの呼び出しに成功すると、本実施形態ではロジック・シーケンスが実行されてメディア再生能力を確認する。一つの可能な論理工程が図13に示されている。コンテンツが呼び出されると(工程1301)、論理ゲートにおいて(工程1302)、ユーザーのコンピュータが必要なクリップ・メディア・プレイヤーを利用可能であるか否かが判定される。この判定はユーザーのコンピュータがコンテンツを再生する正しいソフトウェア(例えばリアルまたはWinMP(ウィンドウズ(登録商標)・メディア・プレイヤー))を持っているか否かが判定することにより行われる。必要なソフトウェアがユーザーのコンピュータにインストールされていないと判定されると、ブラウザはユーザーをエラー・メッセージにリダイレクトし、エラー・メッセージはユーザーにそのコンテンツを視聴するためには特定のソフトウェアをコンピュータにインストールする必要があることを通知することが可能である。層でない場合は、必要なソフトウェアがユーザーのコンピュータにインストールされていると判断された場合は、プロセスの制御は工程1303に進み、工程1303で、先に図8を参照して前述したようにオーディオ/ビデオ・コンテンツが再生される。
【0083】
WebPage Site Map(ウェブ・ページ・サイト・マップ)
本発明の一実施形態はウェブ・ページの階層サイト・マップにより表すことが可能である。図14は1つの可能なサイト・マップ階層をコンテンツ呼び出し構造について示す。
【0084】
図14はユーザーがナビゲーションしてオーディオ/ビデオ・クリップ・コンテンツを呼び出すウェブ・ページのパスを示す。ページ1401はウェブ・サイトのホーム・ページを表し、このホーム・ページはユーザーが多数のさまざまな選択を行うことを可能にする。ホーム・ページ上で、ユーザーは選択すべき種々の選択肢を提供される。レベル1402のページはユーザーが選択可能な種々の選択肢を示す。本実施形態において提示された選択肢のあるものは、特定のジャンル用の利用可能なショーのリストを含む“genre channel(ジャンル・チャンネル)”(ページ1403)、現在システム上で利用できないが将来利用可能な特定のショーのリストを含む“coming soon channel(近日公開チャンネル)”(ページ1403)、以前ユーザーが選択したショーのリストを含む“my show channel(マイ・ショー・チャンネル)”(工程1405)、講読権レベルまたは個人情報のような任意のアカウントの詳細をユーザーが管理したり、ユーザーの持つ特定の視聴の好みを変更したりすることが可能である“Optins page(選択肢ページ)”(ページ1406)、およびユーザーにウェブサイトの操作の仕方のデモンストレーションを提供する“demo tour(デモ・ツアー)”である。さらに、ユーザーは、種々の理由でコンテンツが表示できない場合に一連のエラー・メッセージの内の1つを受信することが可能である。そのようなエラー・メッセージの例としては、ユーザーが適切にサインインしない場合のサインイン・エラー、コンテンツがシステム内にない場合、またはシステムがコンテンツを突き止められない場合の利用不能コンテンツ・エラー、または要求されたコンテンツに対する視聴アクセスをするための適切なサービスに対する講読権をユーザーが持たない場合の講読権エラー・メッセージが挙げられる。エラー・メッセージの表示に加えて、システムはまたユーザーを、誤りを訂正することができる他のページ(例えばサインイン・ページ、講読契約ページ)にリダイレクトする。
【0085】
ユーザーがページ1403でジャンルの1つのタイプを選択すると、ウェブサイトはユーザーをサイト・マップ上の下位のレベルに転送する(ページ1409)。ページ1409において、ユーザーは選択すべき利用可能なショーのリストを提示され、そのリストはその特定のショーのエピソードのリストまたはコレクションを含む。ユーザーが視聴するショーを選択すると、ウェブサイトはユーザーをサイト・マップの下位のレベルに転送し(ページ1410)、このレベルはその特定のショー用の利用可能なエピソードをリストし、その特定のエピソードに利用可能なクリップを含む。ユーザーがページ1410のリストからエピソードを選ぶと、プロセスの制御は工程1411に進み、工程1411でプレイヤーが呼び出されて動作する。当然、コンテンツは多数のウェブ・ページにアクセスしなければ実際にコンテンツを呼び出せないのとは異なって、種々のウェブ・ページから直接呼び出すことが可能である。この特定の実施形態では、コンテンツを直接呼び出すことが可能なウェブ・ページはアステリスクで示すことが可能である。また、当然、種々の実施形態において、普及している情報をリストする他のウェブ・ページが存在していてもよい。例えば、1つのウェブ・ページはユーザーがアクセス可能なヘルプ・トッピクスまたは個人情報のような法律情報をリストするものであってもよいであろう。これらの情報ウェブ・ページは上述のウェブ・ページのいずれからもアクセスできることが好ましい。
【0086】
コンピュータ実行環境の実施形態
本発明の一実施形態は、図11に示す環境1100のようなデスクトップ汎用コンピューティング環境において実行されるコンピュータ読み取り可能なコードの形で、あるいはそのような環境において動作するバイトコード・クラス・ファイルの形で、キーボード1110およびマウス1111は双方向システム・バス1118に接続されている。キーボードとマウスはコンピュータ1101にユーザーの入力を導入し、そのユーザー入力をプロセッサ1113に通信するためのものである。
【0087】
コンテンツ1101は、また、バス1118に接続された通信インターフェース1120を備える。通信インターフェース1120はネットワーク・リンク1121を介してローカル・ネットワーク1122に対して二方向データ通信接続を提供する。たとえば、通信インターフェース1120がモデムである場合は、通信インターフェース1120はネットワーク・リンク1121の一部を構成する対応するタイプの電話線にデータ通信接続を提供する。通信インターフェース1120がローカル・エリア・ネットワーク(LAN)カード出ある場合は、通信インターフェース1120はネットワーク・リンク1121をかいして敵具するLANにデータ通信接続を提供する。ワイヤレス・リンクも可能である。任意のそのような実装において、通信インターフェース1120は、種々のタイプの情報を表すデジタル・データ・ストリームを搬送する電気的、電子的または光学的信号を送受信する。
【0088】
ネットワーク・リンク1121は典型的には1つ以上のネットワークを通して他のデータ装置にデータ通信を提供する。例えば、ネットワーク・リンク1121はローカル・ネットワーク1122を通してローカル・サーバー・コンピュータ1123に、またはISP1124により操作されるデータ装置に接続を提供する。ISP1124は、今度は、一般に“Internet(インターネット)”1125と呼ばれる全世界のパケット・データ通信ネットワークを通したデータ通信サービスを提供する。ローカル・ネットワーク1122およびインターネット1125はともに電気的、電磁気的または光学的信号を使用し、これら信号はデジタル・データ・ストリームを搬送する。コンピュータに対して送受信するデジタル・データを搬送する、種々のネットワークを通した信号およびネットワーク・リンク1121上の信号および通信インターフェース1120を通した信号は上記情報を輸送するための搬送波の例示的形態である。
【0089】
プロセッサ1113は全体的のクライアント・コンピュータ上に、または全体的にサーバー1026にあってもよく、あるいはプロセッサ1113はそのコンピューティング能力をコンピュータ1001とサーバー1126の間で分散させてもよい。プロセッサ1113が全体的にサーバー1126上に存在する場合は、プロセッサ1113により行われた計算の結果はインターネット1125、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)1124、ローカル・ネットワーク1122および通信インターフェース1120を介してコンピュータ1101に送信される。このようにして、コンピュータ1101は計算の結果を出力の形でユーザーに表示することが可能である。他の適切な入力装置を、マウス1111とキーボード1110に追加してまたはそれらの代わりに用いることが可能である。二方向システム・バス1118に接続されたI/O(入力/出力)ユニット1119はそのようなI/O要素をプリンター、A/V(オーディオ/ビデオ)I/O
等として表す。
【0090】
コンピュータ1101はビデオ・メモリ1114、メイン・メモリ1115およびマス・ストレージ1112を備え、これらはすべて二方向システム・バス1118にキーボード1110、マウス1111およびプロセッサ1113とともに接続されている。
【0091】
プロセッサ1113と同様に、種々のコンピューティング環境において、メイン・メモリ1115およびマス・ストレージ1112は全体的にサーバー1126またはコンピュータ1101上に存在していても良く、あるいは両者の間で分散されていてもよい。プロセッサ1113、メイン・メモリ1115およびマス・ストレージ1112がコンピュータ1101とサーバー1126の間で分散されているシステムの例としては、サン・マイクロシステムズ社により開発された薄型クライアント・コンピューティング・アーキテクチュア、パーム・パイロット・コンピューティング装置、インターネット対応セル式電話その他のインターネット・コンピューティング装置が挙げられる。
【0092】
マス・ストレージ1112は固定メディアおよびリムーバブル・メディア、例えば磁気、光学または磁気的光学的記憶システムまたは任意の他の利用可能なマス・ストレージ技術を含む。バス1118は、ビデオ・メモリ1114またはメイン・メモリ1115にアドレスするための、例えば32本のアドレス線を含むことが可能である。システム・バス1118は、また、データをコンポーネント、例えばプロセッサ1113、メイン・メモリ1115、ビデオ・メモリ1114およびマス・ストレージ1112の間で転送するための32ビット・データ・バスを含むことが可能である。あるいはまた、多重データ/アドレス線を個別のデータ線およびアドレス線の代わりに用いてもよい。
【0093】
一実施形態では、プロセッサ1113はモトローラ社により製造された、680×0プロセッサのようなマイクロプロセッサ、またはインテル社により製造された80×86またはペンチアム(Pentium(登録商標))プロセッサのような、あるいはまたサン・マイクロシステムズ社によるスパーク(SPARC)マイクロプロセッサである。しかしながら、任意の他の適切なマイクロプロセッサまたはマイクロコンピュータを使用することが可能である。メイン・メモリ1115はダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)を備える。ビデオ・メモリ1114はデュアル−ポート・ビデオ・ランダム・アクセス・メモリである。ビデオ・メモリ1114の一方のポートはビデオ・アンプ1116に接続されている。ビデオ・アンプ1116は陰極線管(CRT)ラスター・モニタ1117を駆動するのに用いられる。ビデオ・アンプ1116は当技術において周知であり適切な装置により実装することが可能である。この回路はビデオ・メモリ1114に記憶された画素データをモニタ1117により使用するのに適したラスター信号に変換する。モニタ1117はグラフィック・イメージを表示するのに適切なモニタのタイプである。
【0094】
コンピュータ1101はメッセージを送信し、プログラム・コードを始めとするデータをネットワーク、ネットワーク・リンク1121および通信インターフェース1120を通して受信する。インターネットの例では、リモート・サーバー・コンピュータ1126はインターネット1125、ISP1124、ローカル・ネットワーク1122および通信インターフェース1120を通してアプリケーション・プログラム用の要求されたコードを送信する。受信されたコードはプロセッサ1113に受信され次第実行され、および/またはマス・ストレージ1112もしくは非揮発性ストレージに記憶され、後に実行される。このようにして、コンピュータ1100は搬送波の形でアプリケーション・コードを取得することが可能である。あるいはまた、リモート・サーバー・コンピュータ1126がプロセッサ1113を用いてアプリケーションを実行し、マス・ストレージ1112および/またはビデオ・メモリ1115を利用することが可能である。サーバー1126における実行結果は、次いでインターネットISP1124、ローカル・ネットワーク1122および通信インターフェース1120を通して送信される。この例では、コンピュータ1101は入力および出力機能のみを実行する。
【0095】
アプリケーション・コードは任意の形態のコンピュータ・プログラム産物に具現化することが可能である。コンピュータ・プログラム産物はコンピュータ読取可能なコードを記憶または輸送するように構成された媒体を備えるか、またはコンピュータ読取可能なコードを組み込み可能である。コンピュータ・プログラム産物のいくつかの例としては、CD−ROMディスク、ROMカード、フロッピー(登録商標)・ディスク、磁気テープ、コンピュータ・ハード・ドライブ、ネットワーク上のサーバーおよび搬送波が挙げられる。
【0096】
上述のコンピュータ・システムは例示に過ぎない。本発明の一実施形態は任意のタイプのコンピュータ・システムまたはプログラミングもしくは処理環境に実装可能である。
【0097】
従って、コンテンツの表示のための環境を説明した。
【0098】
前述のように、本発明の一実施形態では、種々の基準に基づいて再生リストを作成することが可能である。これらの作成リストは自動的に生成されるか、または手動で作成することが可能である。例えば、再生リストは最近視聴された一番人気クリップ、またはある日付でシステム上にアップロードされたクリップ、あるいは任意の他の情報またはそれに関連づけられたメタデータに基づいてグループ分けされているクリップに基づいて自動的に生成させることが可能である。他の場合、再生リストはある関係(例えば、イラク戦争)に基づいて作成し、手動でまとめることが可能である、さらに、ユーザーは自身でコンテンツのどのピースを再生リストに置くかを選択することができる。コンテンツの個々のピースと同様に、再生リスト中のコンテンツおよび/または再生リスト自体が上述の種々のウェブ・ページ・インターフェースからユーザーによりアクセス可能である。あるいはまた、あるカテゴリーからのコンテンツを自動的にグループ化して再生リストとし、カテゴリーが選択されると、再生リストを再生するようにすることが可能である。当然、本実施形態を参照して再生リストの使用を説明したが、そのような実施形態は例示的であり、個々に開示した再生リストの特徴は他のシステムにおいても実装することが可能である。
【0099】
再生リストはコンテンツの複数のピースまたはアイテム用の複数の一意的な識別子(例えば、URL)を含むデータ・ファイルであるのが好ましい。データ・ファイルは再生リストにどのコンテンツが含められるべきかを選択し、次いでコンテンツの各ピースに対するURLをファイル内に置くことにより作成される。従って、データ・ファイルが再生されると、コンテンツは再生リストに置かれた順番で視聴される。コンテンツを組織化するのに再生リストを利用する利点は、再生リストの使用により追加のポインタがコンテンツの各ピースに作成され、ユーザーが種々のロケーションからコンテンツの各ピースにアクセスすることが可能になり、従って、コンテンツがより容易にアクセスできるようになる点にあることが了解される。
【0100】
次に、再生リストに関して使用される1つのインターフェースを、図15を参照して説明する。先の実施形態と同様に、表示はメディア再生ウィンドウ1501をプレイヤーの左上の位置に備える。この視聴ウィンドウ501は視聴ウィンドウの真下にプレイヤー制御、例えば再生、一時停止、停止、再生バー、ボリューム等を持つコントロール・バー1509を備える。コンテンツと関連づけられたXMLメタデータはプレイヤー・カテゴリーの領域にマッピングすることが可能である。領域1502はコンテンツ・プロバイダのロゴ用に用意された情報領域である。これは、これはネットワーク、ショー、シリーズまたはコンテンツ・プロバイダが供給しようと望む任意のメタデータであってもよい。領域1503はショー・ロゴ・グラフィック用に用意された他の情報領域である。領域1504は利用可能な、または選択されたクリップのサムネイル用に用意されている。領域1505および1506はクリップ題名メタデータおよび放送日メタデータをそれぞれ表示する。クリップのメタデータ解説文字は領域1507に表示される。領域1508は再生リストにおいて利用可能なクリップを表示し、これらのクリップは利用可能なクリップのサムネイル・イメージを含み、クリップ1510にアクセスするハイパーテキスト・リンクでもある。領域1508はまた視聴用に利用可能なすべての再生リスト1511のドロップ・ダウン・リストを含む。このドロップ・ダウン・リストは動的に生成された再生リストまたは手動で作成された再生リストのいずれであってもよい。ユーザーがドロップ・ダウン・リストをクリックすると、図7を参照して説明したリスト701に類似したリストが表示される。
【0101】
この特定の実施形態では、5つ以下のクリップだけがスクリーンの底部の再生リストにリストされている。より多くのクリップが利用可能である場合は、利用可能なクリップの数をリストするバー1512を表示して、ユーザーに再生リストが追加のクリップを含むことを警告することが可能である。ユーザーがバー1512をクリックすると、追加のクリップが領域1508に表示される。
【0102】
一実施形態では、ユーザーはクリップが再生リストに記憶された特定の順序でクリップを再生するか否か選択することが可能である。ユーザーが順番にクリップを再生することを選択した場合は、“autoplay(自動再生)”機能が係合される(例えば、“on(オン)”にされる。ユーザーがクリップが再生される順序を変更することを除く場合は、“autoplay(自動再生)”機能の係合を解く。例えば、Playlist1(プレイリスト1)がクリップA、BおよびCに対するポインタを含む場合は、ユーザーは“autoplay(自動再生)”機能を係合し、クリップを順番に(すなわちクリップAを最初に、次にクリップB、そしてクリップCを再生する。あるいはまた、ユーザーは“autoplay(自動再生)”機能の係合を解き、クリップを選定された順序、例えばクリップBを最初に、次に他のクリップをユーザーの望む任意の順序で再生することが可能である。
【0103】
“autoplay(自動再生)”機能を係合するプロセスを、図16を参照して詳細に説明する。最初に、ユーザーが再生または聴取を希望する再生リストを選択すると、システムは“autoplay(自動再生)”機能が係合しているか否かをチェックする(工程1601)。“autoplay(自動再生)”機能が係合している場合は、システムは再生リストから選択されたクリップの再生を始める(工程1602)。クリップの再生が終わると、システムは自動的にシーケンス中の次のクリップを検索する(工程1603)。再生リストのシーケンス中に他のクリップがあると、システムはそのクリップの再生を始める(句低1604)。そのクリップが再生され、再生リスト中にクリップが残っていない場合は、システムは再生リストが完了した旨のメッセージを送る(工程1505)。このプロセスは再生リスト中のすべてのクリップが再生されるまで継続される。
【0104】
“autoplay(自動再生)”機能が係合されていない(例えば“off(オフ)”の場合は、システムはユーザーがクリップを選択するのを待機する(工程1606)。あるいはまた、システムは所定のクリップの再生を開始することも可能である(工程1607)。クリップが選択されると、システムはそのクリップの再生を開始する(工程1608)。制定されたクリップの再生が終了すると、システムは“autoplay(自動再生)”機能の係合が解かれたことを突き止め、再生リスト中のコンテンツを順番に再生せず、ユーザーが他のクリップの再生を選択するまで待機する(工程1606)。ユーザーはクリップに関連づけられたハイパーテキスト・リンクをクリックすることでそのクリップを選択することができる。他のクリップが選択されると、システムはその選択されたクリップを再生する(工程1608)。このプロセスはユーザーがそれ以上クリップの再生を望まなくなるまで継続する。当然、この実施形態の追加の利点は、ユーザーに、どんなコンテンツを視聴することを望むかについて、およびどの順序でそれを視聴することを望むのかについて追加的に制御し得るようにすることである。従って、ユーザーは視聴しているコンテンツをより編集的に管理する能力を与えられると同時に、より容易にアクセス可能であり、かつ機能が改善されている再生リストの利点を得られる。
【0105】
一実施形態では、“autoplay(自動再生)”機能が係合(例えば“オン”)されているときに、やはりアクティブなハイパーテキスト・リンクであるディスプレイ・ボタン1513がウェブ・ページ上に表示され、この機能が係合されているか否かを示す。図16に示す本実施形態では、“autoplay(自動再生)”はすでに係合されている。ユーザーが“autoplay(自動再生)”機能を係合し、または係合を解くことを望む場合、ユーザーは単にそのディスプレイ・ボタンをクリックするだけで、この機能がそれぞれ活性化されるか、または不活性化される。“autoplay(自動再生)”機能が係合されているという追加の表示を利用することも可能である。例えば、図15において、矢印1514は“autoplay(自動再生)”機能が生きていることを示す。矢印の不存在はユーザーに“autoplay(自動再生)”機能が係合されていることを示し、クリップが非連続的順序で再生可能であることを示す。
【0106】
当業者には認識されるように、本発明の方法およびシステムは多くの用途があり、多くの方法で実装することが可能であり、そのようなものとして上述の例示的実施形態および実例に限定されない。この点でここに記載された種々の実施形態の多くの特徴は単一の実施形態に組み合わせることが可能であり、すべての特徴よりも少ない特徴を有する別の実施形態が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0107】
【図1】本発明の一実施形態によるウェブサイトの初期状態を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態によるウェブサイトの、ユーザー・メニューを選択した後の状態を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態によるウェブサイトの、ショーを選択した後の状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態によるウェブサイトの、エピソードを選択した後の状態を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態によるプレイヤーの、初期状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態によるプレイヤーの、ユーザー・メニューを選択した後の状態を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態によるプレイヤーの、ショーを選択した後の状態を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態によるプレイヤーの、エピソードを選択した後の状態を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態による操作を示すフロー図である。
【図10】本発明の一実施形態による操作を示すフロー図である。
【図11】コンピュータ読取可能なコードの形でコンピュータ・ソフトウェアに実装された本発明の一実施形態を示すフロー図である。
【図12】本発明の一実施形態によるコンテンツ呼び出しフローを示すフロー図である。
【図13】本発明の一実施形態によるメディア再生の確認を示すフロー図である。
【図14】本発明の一実施形態によるサイト・マップ階層を示すフロー図である。
【図15】本発明の一実施形態によるプレイヤーを示す図である。
【図16】本発明の一実施形態を示すフロー図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークにおいてメディア・コンテンツを提供する方法であって、
前記ネットワーク上のサイトにおいて、コンピューティング装置により支援されたインターフェースを生成する工程と、
前記インターフェース内の特定のロケーションにおいて表示されるべきメディア・ファイルに関する一組のメタデータ属性を定義する工程と、
前記インターフェースで使用する複数のメディア・ファイルをコンパイルする工程と、
前記一組のメタデータ属性からのメタデータ属性を前記複数のメディア・ファイルのそれぞれに関連づける工程と、
前記メタデータ属性を前記インターフェース内の前記特定のロケーションにマッピングする工程と、
前記インターフェースをユーザーに表示する工程
を備えた方法。
【請求項2】
さらに、
前記メタデータ属性の前記あるものを、メディアプレイヤーインターフェースを有するメディアプレイヤーにマッピングする工程
を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数のメディア・ファイルは1つより多くのソースからコンパイルされることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの題名を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの解説を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項6】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの持続期間を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの有効期間を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項8】
ネットワークにおいてメディア・コンテンツを提供する方法であって、
前記ネットワーク上のサイトにおいて、コンピューティング装置により支援されたインターフェースを生成する工程と、
前記インターフェース内の特定のロケーションにおいて表示されるべきメディア・ファイルに関する一組のメタデータ属性を定義する工程と、
前記インターフェースで使用する複数のメディア・ファイルであって、1つより多いソースからコンパイルされたメディア・ファイルをコンパイルする工程と、
前記一組のメタデータ属性からのメタデータ属性であって、各メディア・ファイルの題名を含むメタデータ属性を前記複数のメディア・ファイルのそれぞれに関連づける工程と、
前記メタデータ属性を前記インターフェース内の前記特定のロケーションにマッピングする工程と、
前記インターフェースをユーザーに表示する工程
を備えた方法。
【請求項9】
1つ以上のサーバーを備えるネットワークにおいてメディア・コンテンツを提供するシステムであって、
前記ネットワーク上のサイトにインターフェースを生成し、
前記インターフェースで使用する複数のメディア・ファイルに関連する一組のメタデータ属性を定義し、
複数のメディア・ファイルを前記インターフェースとコンパイルし、
前記一組のメタデータ属性からのメタデータ属性を前記複数のメディア・ファイルのそれぞれに関連づけ、
前記メタデータ属性を前記インターフェース内の前記特定のロケーションにマッピングし、かつ
前記インターフェースをユーザーに表示するように構成された
ことを特徴とするシステム。
【請求項10】
1つ以上のサーバーが、前記メディア・コンテンツを経験するためのメディア・プレイヤー・インターフェースを生成するようにさらに構成されていることを特徴とする請求項請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記複数のメディア・ファイルは1つより多いソースからコンパイルされることを特徴とする請求項9または10に記載のシステム。
【請求項12】
前記メタデータ属性はメディア・ファイルの題名を含むことを特徴とする請求項9または10に記載のシステム。
【請求項13】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの解説を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
【請求項14】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの持続期間を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方法
【請求項15】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの有効期間を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
【請求項16】
ネットワークにおいてメディア・コンテンツを提供する方法であって、
所定の組のメタデータ属性の範囲内からのメタデータ属性を複数のメディア・ファイルと関連づける工程と、
前記メタデータ属性を用いて前記複数のメディア・ファイルをインターフェースにマッピングして前記メタデータ属性が前記複数のメディア・ファイルのそれぞれに対して同じロケーションで出現するようにする工程
を含むことを特徴とする方法。
【請求項17】
前記メタデータ属性はローカル・データベースに記憶されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記複数のメディア・ファイルはリモートに記憶されることを特徴とする請求項16または17に記載の方法。
【請求項19】
前記複数のメディア・ファイルは1つより多くのソースからコンパイルされることを特徴とする請求項16、17または18に記載の方法。
【請求項20】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの題名を含むことを特徴とする請求項16、17または18に記載の方法。
【請求項21】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの解説を含むことを特徴とする請求項16、17または18に記載の方法。
【請求項22】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの持続期間を含むことを特徴とする請求項16、17または18に記載の方法。
【請求項23】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの有効期間を含むことを特徴とする請求項16、17または18に記載の方法。
【請求項24】
ネットワークにおいてメディア・コンテンツを提供するシステムであって、
1つ以上のサーバーを備え、前記1つ以上のサーバーは
所定の組のメタデータ属性の範囲内からのメタデータ属性を複数のメディア・ファイルと関連づけ、かつ、
前記メタデータ属性を用いて前記複数のメディア・ファイルをインターフェースにマッピングして前記メタデータ属性が前記複数のメディア・ファイルのそれぞれに対して同じロケーションで出現するようにするように構成されている
ことを特徴とするシステム。
【請求項25】
前記メタデータ属性を記憶するためのローカル・データベースをさらに備える
ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
【請求項26】
前記複数のメディア・ファイルは1つより多いソースから提供される
ことを特徴とする請求項25または26に記載のシステム。
【請求項27】
ネットワークにおいてメディア・コンテンツを提供する方法であって、
前記ネットワーク上のサイトにおいて、コンピューティング装置により支援されたインターフェースを生成する工程と、
あるメディア・ファイルにアクセスするユーザーの権限を認証する工程と、
前記インターフェース内の特定のロケーションにおいて表示されるべきメディア・ファイルに関する一組のメタデータ属性を定義する工程と、
前記インターフェース内の特定のロケーションにおいて表示されるべきメディア・ファイルに関する一組のメタデータ属性を定義する工程と、
前記ユーザーの認証されたメディア・ファイルのみを含む、使用する複数のメディア・ファイルを、前記インターフェースとコンパイルする工程と、
各メディア・ファイルの題名を含むメタデータ属性を前記複数のメディア・ファイルのそれぞれと関連づける工程と、
前記メタデータ属性の組からの前記メタデータ属性を前記インターフェース内の前記特定のロケーションにマッピングする工程と、
前記インターフェースをユーザーに表示する工程
を備えたことを特徴とする方法。
【請求項28】
ネットワーク越しにメディア・コンテンツを提供する方法であって、
前記ネットワーク上のサイトにおいて、ユーザーのコンピュータ上に表示するためのユーザー・インターフェースであって、所定のグラフィック特性とナビゲーション能力を前記ユーザー・インターフェースの所定のロケーションに備えたインターフェースを生成する工程と、
複数のネットワーク・ソースから、使用するメタデータ属性タイプを前記インターフェースと関連づけた複数のメディア・ファイルであって、前記複数のメディア・ファイルのそれぞれが少なくとも1つのメタデータ属性タイプを、前記複数のメディア・ファイルの他のメディア・ファイルと共通して有するものを同定する工程と、
前記メタデータ属性タイプのあるものを前記ユーザー・インターフェース内の前記所定のロケーションに、前記複数のメディア・ファイルの各メディア・ファイルの任意のものが前記ユーザー・インターフェースを介して表示される際に、前記交通のメタデータ属性タイプが前記メディア・ファイルの前記ネットワーク・ソースと無関係に前記ユーザー・インターフェースの同じ所定のロケーションに表示されるように、マッピングする工程
を備えたことを特徴とする方法。
【請求項29】
前記メタデータ属性タイプのあるものをメディア・プレイヤー・インターフェースを有するメディア・プレイヤーにマッピングする工程
を備えたことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記メタデータ属性タイプは前記メディア・ファイルの題名を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項31】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの解説を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法
【請求項32】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの持続期間を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項33】
前記メタデータ属性は前記メディア・ファイルの有効期間を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項34】
ネットワーク越しに複数のユーザーにメディア・コンテンツを提供する方法であって、
1つ以上のメディア・ファイルを識別する、1つ以上の連続的に配置された一意的な識別子を含むデータ・ファイルをコンパイルする工程と、
前記複数のユーザーに1つ以上ンファイルを順不同にアクセスすることを許容する工程
を備えたことを特徴とする方法。
【請求項35】
前記データ・ファイルはある基準に基づいて自動的にコンパイルされることを特徴とする請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記データ・ファイルは前記複数のユーザーにより選択された基準に基づいて自動的にコンパイルされることを特徴とする請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記データ・ファイルは手動でコンパイルされることを特徴とする請求項34に記載の方法。
【請求項38】
前記1つ以上のメディア・ファイルは1つより多いソースにより提供されることを特徴とする請求項34、35、36または37に記載の方法。
【請求項39】
メディア・コンテンツを複数のユーザーに提供するシステムであって、
1つ以上のサーバーを備え、前記サーバーは、
1つ以上のメディア・ファイルを識別する、1つ以上の連続的に配置された一意的な識別子を含むデータ・ファイルをコンパイルし、かつ
前記複数のユーザーに1つ以上ンファイルを順不同にアクセスすることを許容するように構成されている
ことを特徴とするシステム。
【請求項40】
前記データ・ファイルは自動的にコンパイルされることを特徴とする請求項39に記載のシステム。
【請求項41】
前記データ・ファイルは前記複数のユーザーにより選択された基準に基づいて自動的にコンパイルされることを特徴とする請求項404に記載のシステム。
【請求項42】
前記データ・ファイルは手動でコンパイルされることを特徴とする請求項393に記載のシステム。
【請求項43】
前記1つ以上のメディア・ファイルは1つより多いソースにより提供されることを特徴とする請求項39、40、41または42に記載のシステム。
【請求項44】
コンテンツをネットワーク越しにユーザーに提供するためのコンピュータ・コードを含むコンピュータ読取可能な媒体であって、前記コンピュータ・コードは1つ以上のプロセッサを
1つ以上のメディア・ファイルを識別する、1つ以上の連続的に配置された一意的な識別子を含むデータ・ファイルをコンパイルし、かつ
前記複数のユーザーに1つ以上のファイルを順不同にアクセスすることを許容するように構成されている
ことを特徴とするシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2007−517422(P2007−517422A)
【公表日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−533755(P2006−533755)
【出願日】平成16年6月11日(2004.6.11)
【国際出願番号】PCT/US2004/018714
【国際公開番号】WO2004/111882
【国際公開日】平成16年12月23日(2004.12.23)
【出願人】(501438485)ヤフー! インコーポレイテッド (200)
【Fターム(参考)】